JP2003003783A - 分岐掘進可能なシールド掘進機及び分岐シールド掘進方法 - Google Patents

分岐掘進可能なシールド掘進機及び分岐シールド掘進方法

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JP2003003783A JP2001189414A JP2001189414A JP2003003783A JP 2003003783 A JP2003003783 A JP 2003003783A JP 2001189414 A JP2001189414 A JP 2001189414A JP 2001189414 A JP2001189414 A JP 2001189414A JP 2003003783 A JP2003003783 A JP 2003003783A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールド掘進機の構造を簡単にすると共に、
分岐掘進開始時の本線トンネルの掘削土量を最小限にし
てトンネルの施工期間を短縮することが可能なシールド
掘進技術を提供すること。 【解決手段】 シールド掘進機1の胴部材10は、外胴
部材20と、この外胴部材20にスライド可能に内嵌さ
れ且つ固定解除可能に固定された内胴部材21とを備
え、内胴部材21は、発進口36と、エントランスリン
グ37とを備え、内胴部材21に複数のシールドジャッ
キ13を設けたので、複数のシールドジャッキ13によ
り内胴部材21と掘進機本体構造17とを外胴部材20
に対して最大限前進させて発進口36を分岐地点に到達
させて開放できるので、発進口36が分岐地点に到達し
た後にシールド掘進機1で本線トンネル3を掘進する必
要がなく、分岐掘進開始時の本線トンネル3の掘削土量
を最小限に抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、分岐掘進可能な
シールド掘進機及び分岐シールド掘進方法に関し、特
に、簡単な構造で且つ分岐掘進の際に本線トンネルの掘
削土量を最小限に抑えることが可能なものに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、トンネルをシールド工法により
施工する際に、本線トンネルから分岐する分岐トンネル
を掘進する場合には、シールド掘進機で本線トンネルを
掘進していき、分岐地点においてシールド掘進機から分
岐トンネル掘進用の分岐シールド掘進機を発進させる分
岐掘進可能なシールド掘進機が用いられている。
【0003】例えば、本願出願人等は、以下のような分
岐掘進可能なシールド掘進機を提案している(特開平8
−165884号公報参照)。即ち、このシールド掘進
機の胴部材は夫々中折れ式に連結された前胴部材、中胴
部材、後胴部材で構成され、中胴部材には内胴部材がス
ライド可能に内嵌され且つ固定解除可能に固定されてい
る。この内胴部材の内部には分岐トンネルを掘進する分
岐シールド掘進機の先端側部分が装備され、内胴部材の
側壁部には分岐シールド掘進機の分岐発進用の発進口が
設けられている。さらに、発進口を開放するために前胴
部材と中胴部材とを前進させたときに、シールド掘進機
内に作業スペースを確保すると共に、胴部材の全長を短
くするために、内胴部材の内側には内側胴部材がスライ
ド可能に内嵌され、胴部材は長さ方向中央部において、
中胴部材、内胴部材、内側胴部材の3重に構成されてい
る。
【0004】このシールド掘進機を用いて本線トンネル
を掘進する際には、内胴部材は中胴部材に固定されてお
り、中胴部材は内胴部材に対してスライドしないので、
発進口は中胴部材により閉塞されている。分岐地点にお
いて、分岐シールド掘進機を分岐発進させる場合には、
発進口を分岐地点に到達させ、内胴部材と中胴部材との
固定を解除した後、内胴部材の掘進方向への移動を拘束
した状態で、さらにシールド掘進機を掘進させて前胴部
材と中胴部材及び前胴部材と中胴部材に装備された本体
構造とを本線トンネルの掘進方向へ前進させて中胴部材
を内胴部材に対してスライドさせ、分岐シールド掘進機
を発進口から分岐発進させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 前記のシールド掘進
機においては、胴部材が中胴部材の付近において3重に
構成されており、シールド掘進機の構造が複雑になる
し、製作コスト的に不利である。また、本線トンネルを
掘削終了地点まで掘進してから分岐シールド掘進機を分
岐発進させる場合には、発進口を分岐地点に到達させて
から、前胴部材と中胴部材を掘進方向へ移動させて内胴
部材の発進口を開放するために、さらに余計に本線トン
ネルを掘進する必要があり、掘削土量も多くなるし、ト
ンネルの施工期間が長くなる。本発明の目的は、シール
ド掘進機の構造を簡単にすること、分岐掘進に伴う本線
トンネルの掘削土量を最小限にすること、トンネルの施
工期間を短縮すること、等である。
【0006】
【課題を解決するための手段】 請求項1の分岐掘進可
能なシールド掘進機は、シールド掘進機で本線トンネル
を掘進していき、分岐地点においてシールド掘進機から
分岐シールド掘進機を分岐発進させる分岐掘進可能なシ
ールド掘進機において、前記シールド掘進機の胴部材
は、外胴部材と、この外胴部材にスライド可能に内嵌さ
れ且つ固定解除可能に固定された内胴部材とを備え、前
記内胴部材は、分岐シールド掘進機の分岐発進用の発進
口と、この発進口の周囲に設けられ分岐シールド掘進機
を発進させる為のエントランスリングとを備え、前記内
胴部材の後端部分の内面付近に複数のシールドジャッキ
を設けたことを特徴とするものである。
【0007】シールド掘進機から分岐シールド掘進機を
分岐発進させる際、予め分岐シールド掘進機の先端側部
分をエントランスリングに内嵌させて固定しておく。次
に、分岐地点の手前で外胴部材と内胴部材の固定を解除
すると同時に施工済みのセグメントを活用して外胴部材
が掘進方向に移動しないようにしておく。ここで、複数
のシールドジャッキは内胴部材に設けられているので、
前記の状態から複数のシールドジャッキにより内胴部材
を掘進方向へ前進させることにより内胴部材を外胴部材
に対してスライドさせ、発進口を開放することができ
る。その後、内胴部材の内部に分岐掘進時の反力を受け
る為のセグメント等の反力支持部材を取り付けた後に分
岐シールド掘進機とエントランスリングの固定を解除
し、エントランスリングによりガイドさせつつ発進口か
ら分岐シールド掘進機を分岐発進させる。
【0008】請求項2の分岐掘進可能なシールド掘進機
は、請求項1の発明において、分岐地点の手前の地点で
内胴部材と外胴部材の固定を解除し、前記複数のシール
ドジャッキにより内胴部材とこの内胴部材に取付けられ
た掘進機本体構造とを外胴部材に対して最大限前進させ
て前記発進口を分岐地点に到達させるように構成したこ
とを特徴とするものである。
【0009】従って、分岐シールド掘進機を分岐発進さ
せる際には、内胴部材と外胴部材の固定が解除され且つ
外胴部材の掘進方向への移動が拘束された状態で、複数
のシールドジャッキにより内胴部材とこの内胴部材に取
付けられた掘進機本体構造とを外胴部材に対して最大限
前進させ、発進口を分岐地点に到達させると共に発進口
を開放することができる。
【0010】請求項3の分岐掘進可能なシールド掘進機
は、請求項1又は2の発明において、前記分岐シールド
掘進機の少なくとも先端側部分を前記内胴部材の内部に
装備した状態で本線トンネルを掘進することを特徴とす
るものである。従って、シールド掘進機により本線シー
ルドを掘進していき、シールド掘進機が分岐地点に到達
したときには、分岐シールド掘進機の少なくとも先端側
部分も分岐地点に到達するので、本線トンネルの掘進後
における分岐シールド掘進機の搬入作業を省略すること
ができる。
【0011】請求項4の分岐掘進可能なシールド掘進機
は、請求項1〜3の何れかの発明において、前記外胴部
材と内胴部材との間にシール部材が装着されたことを特
徴とするものである。従って、シール部材により外胴部
材と内胴部材との間から掘削土や泥水が侵入するのを防
ぐことができる。
【0012】請求項5の分岐シールド掘進方法は、シー
ルド掘進機で本線トンネルを掘進していき、分岐地点に
おいてシールド掘進機から分岐シールド掘進機を分岐発
進させる分岐シールド掘進方法において、前記シールド
掘進機に、外胴部材と、この外胴部材にスライド可能に
内嵌され且つ固定解除可能に固定された内胴部材と、複
数のシールドジャッキとを予め設けると共に、前記内胴
部材に、分岐シールド掘進機が分岐発進する発進口と、
この発進口の周囲に設けられ分岐シールド掘進機を発進
させる為のエントランスリングとを予め設け、前記発進
口が分岐地点に到達する手前の地点において外胴部材と
内胴部材との固定を解除する第1工程と、前記外胴部材
の掘進方向への移動を拘束した状態で、複数のシールド
ジャッキにより内胴部材とこの内胴部材に装備された掘
進機本体構造とを掘進方向へ前進させて発進口を分岐地
点に到達させる第2工程と、前記発進口を開放して分岐
シールド掘進機を分岐発進させる第3工程とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0013】シールド掘進機から分岐シールド掘進機を
分岐発進させる場合には、第1工程前に予め分岐シール
ド掘進機の先端側部分をエントランスリングに内嵌させ
て固定しておく。そして、分岐地点の手前で外胴部材と
内胴部材の固定を解除し、さらに外胴部材の掘進方向の
移動を拘束しておく。この状態において、第2工程にお
いて、複数のシールドジャッキにより内胴部材と内胴部
材に装備された掘進機本体構造とを掘進方向へ前進さ
せ、内胴部材を外胴部材に対してスライドさせて発進口
を開放する。その後、第3工程において、内胴部材にセ
グメント等を取り付けた後に分岐シールド掘進機とエン
トランスリングの固定を解除し、エントランスリングに
よりガイドさせつつ発進口から分岐シールド掘進機を分
岐発進させる。
【0014】
【発明の実施の形態】 本発明の実施の形態について説
明する。本実施形態は、分岐掘進可能な泥水式シールド
掘進機に本発明を適用したものである。図6〜図9に示
すように、このシールド掘進機1は、本線トンネル3の
掘削終了地点まで掘進していき、この掘削終了地点から
分岐シールド掘進機2を分岐発進可能に構成したもので
ある。以下、シールド掘進機1及びこのシールド掘進機
1を用いた分岐シールド掘進方法について説明する。
【0015】図1に示すように、シールド掘進機1は、
円筒形の胴部材10と、この胴部材10の前端部に装備
されたカッターヘッド11と、カッターヘッド11の背
面に形成されたチャンバー12と、シールド掘進機1の
掘進推力を発生させる複数のシールドジャッキ13と、
本線トンネル3にセグメント45を取り付ける為のエレ
クター装置14と、チャンバー12内に泥水を供給する
と共に泥水を後方へ搬送する排泥設備15などを備えて
いる。
【0016】図1に示すように、胴部材10は、外胴部
材20と、この外胴部材20にスライド可能に内嵌され
た内胴部材21と、外胴部材20の後端に一体的に接続
された後胴部材22とを備えている。シールド掘進機1
の構成部材の内、胴部材10以外の主要なものである掘
進機本体構造17は、胴部材10の内胴部材21に取り
付けられている。胴部材10の内胴部材21の内部には
分岐シールド掘進機2の先端側部分が装備されており、
この状態でシールド掘進機1は本線トンネル3を掘進す
る。
【0017】内胴部材21の後端部には環状フレーム2
3が設けられ、この環状フレーム23に外胴部材20の
後端部が複数のブラケット24を介してボルトで固定さ
れ、外胴部材20と内胴部材21は固定解除可能に固定
されている。図4,図5に示すように、外胴部材20と
内胴部材21との間に掘削土や泥水等が侵入しないよう
に、外胴部材20と内胴部材21の前端部及び後端部の
間に環状のシール部材25,26が装着されている。内
胴部材21の内部には、隔壁30と、カッター駆動モー
タ31を保持する為の環状の板部材32などが設けられ
ている。内胴部材21の後端部には2本の支柱34が設
けられ、これら支柱34には作業用デッキ35が設けら
れている。
【0018】図1,図3に示すように、カッターヘッド
11は内胴部材21の前端側に装備され、カッターヘッ
ド11の後側には、カッターヘッドを回転駆動する複数
のカッター駆動モータ31と、カッター駆動モータ31
による駆動力をカッターヘッド11に伝達するリングギ
ア33及びカッタードラム36が設けられている。カッ
ターヘッド11は、その前面部に設けられた多数のカッ
タービット11aと、隔壁30に回転自在に支持されカ
ッターヘッド11とカッタードラム36とを連結する4
つの支持部11bとを有する。カッターヘッド11の前
面には余掘りの為のコピーカッター11cも設けられて
いる。カッターヘッド11はリングギア33を介してカ
ッター駆動モータ31により正逆回転駆動される。
【0019】図1に示すように、カッターヘッド11と
隔壁30の間にはチャンバー12が形成され、カッター
ヘッド11で掘削された掘削土はチャンバー12内に貯
留される。チャンバー12に貯留された掘削土には排泥
設備15により泥水が供給され、これら掘削土と水は隔
壁30に設けられたアジテーター30aにより攪拌され
て高濃度の泥水となり、この高濃度泥水は排泥設備15
により後方へ搬送される。
【0020】図1,図2に示すように、複数本(例えば
24本)のシールドジャッキ13は、環状フレーム23
の周方向等間隔おきに取り外し可能に固定され、各シー
ルドジャッキ13の前端部には各シールドジャッキ13
で発生した掘進推力を内胴部材21に伝達する推力伝達
管43が連結されている。これらのシールドジャッキ1
3はスプレッダ44によりセグメント45の前端に反力
をとり掘進推力を発生させる。これらのシールドジャッ
キ13及び推力伝達管43の内、内胴部材21の左側の
側壁部に設けられた6組は内胴部材21に設けられたエ
ントランスリング37を貫通して配設されている。
【0021】エレクタ装置14は、エレクタドラム14
aと、このエレクタドラム14aの後面に装備されたエ
レクタ本体14bとを有する。セグメント45の取付け
施工時には、エレクタ本体14bにセグメント45が保
持され、エレクタ駆動モータ(図示略)によりエレクタ
ドラム14aが回転駆動されてセグメント45は周方向
に位置決めされた後、本線トンネル3の内面に取り付け
られる。
【0022】排泥設備15は、チャンバー12内に泥水
を供給する送水管40と、チャンバー12内の泥水を後
方に搬送するための泥水管41などを備えている。送水
管40は、シールド掘進機1の後方に配設された送水ポ
ンプ(図示略)と接続され、送水管40には夫々開閉用
のバルブ46が設けられ、送水管40によりチャンバー
12内に水が供給される。泥管41にも開閉用のバルブ
47が設けられ、泥管41によりチャンバー12内の泥
水は後方へ搬送される。これら送水管40と泥水管41
とはバイパス管48により接続されており、バイパス管
48には開閉用のバルブ49が設けられている。
【0023】次に、分岐シールド掘進機2を分岐発進さ
せる為の構造について説明する。内胴部材21の長さ方
向中央部において左側の側壁部には、分岐シールド掘進
機2の分岐発進用の発進口36が形成され、この発進口
36の周囲において、内胴部材21の内周面には分岐発
進時に分岐シールド掘進機2を発進させる為のエントラ
ンスリング37が設けられている。図2に示すように、
このエントランスリング37には、6本のシールドジャ
ッキ13及び6本の推力伝達管43が貫通する為の12
個の貫通孔37aが形成され、エントランスリング37
の内端側(右端側)部分の内周面には、分岐シールド掘
進機2の分岐発進時にエントランスリング37と分岐シ
ールド掘進機2との間をシールする環状のチューブシー
ル38が装着されている。
【0024】図1,図6に示すように、エントランスリ
ング37の内端側の外周側部分には、分岐シールド掘進
機2が土圧により後退するのを防ぐ為の複数(例えば8
つ)のブラケット部材37bが溶接で固定されている。
後述するように、分岐シールド掘進機2が分岐発進する
際に、分岐シールド掘進機2の先端部がエントランスリ
ング37に内嵌された後、ブラケット部材37bは分岐
シールド掘進機2の前胴部材53に設けられたブラケッ
ト部材53aとボルト結合され、分岐シールド掘進機2
はエントランスリング37に固定される。
【0025】分岐シールド掘進機2を分岐発進させる際
には、分岐地点の手前の地点で外胴部材20と内胴部材
21の固定を解除し、複数のシールドジャッキ13によ
り内胴部材21と掘進機本体構造17とを外胴部材20
に対して最大限前進させ、発進口36を分岐地点に到達
させると共に発進口36を開放して分岐シールド掘進機
2を発進口36から分岐発進させる。
【0026】次に、分岐シールド掘進機2について説明
する。図1,図2,図6〜図9に示すように、分岐シー
ルド掘進機2は、内胴部材21に設けられた発進用の架
台50に固定解除可能に固定され、固定が解除された状
態では、架台50上において分岐シールド掘進機2は左
方に移動可能である。
【0027】分岐シールド掘進機2は、胴部材51と、
この胴部材51の先端部に装着されたカッターヘッド5
2などを備えている。胴部材51は、前胴部材53と後
胴部材54とを有し、前胴部材53とカッターヘッド5
2を含む分岐シールド掘進機2の先端側部分は、内胴部
材21の内部に配設されている。前胴部材53の内端部
外周側部分には、分岐シールド掘進機2をエントランス
リング37に固定する為の複数(例えば8つ)のブラケ
ット部材53aが溶接で固定されている。後述するよう
に、後胴部材54は分岐シールド掘進機2が分岐発進し
てから所定距離掘進した後、シールド掘進機1内に搬入
されて前胴部材53の後端に取付けられる。前胴部材5
3の内部には、シールド掘進機1と同様、シールドジャ
ッキ55等、分岐トンネル4の掘進の為の種々の装置が
設けられている。
【0028】次に、分岐地点においてシールド掘進機1
から分岐シールド掘進機2を分岐掘進させる分岐シール
ド掘進方法について説明する。図6〜図9に示すよう
に、この分岐シールド掘進方法は、発進口36が分岐地
点に到達する手前の地点において外胴部材20と内胴部
材21との固定を解除する第1工程と、外胴部材20の
掘進方向への移動を拘束した状態で、複数のシールドジ
ャッキ13により内胴部材21とこの内胴部材21に装
備された掘進機本体構造17とを掘進方向へ前進させて
発進口36を分岐地点に到達させる第2工程と、発進口
36を開放して分岐シールド掘進機2を分岐掘進させる
第3工程とを備えている。
【0029】第1工程の前に、分岐シールド掘進機2の
分岐発進の準備として、次のような作業を行う。即ち、
図6に示すように、分岐地点の手前の地点の付近におい
て、エントランスリング37を貫通する6組のシールド
ジャッキ13及び推力伝達管43を取り外した後、貫通
孔37aを閉止板60で閉塞しておく。次に、分岐シー
ルド掘進機2と架台50との固定を解除して分岐シール
ド掘進機2を左方(分岐掘進方向)へ移動させ、分岐シ
ールド掘進機2の先端部をエントランスリング37に内
嵌させ、ブラケット部材37b,53aをボルト結合し
て分岐シールド掘進機2をエントランスリング37に固
定する。
【0030】同時に、リング部材61を後胴部材22の
内周側部分に溶接により取付け、外胴部材20と後胴部
材22が掘進方向へ移動しないようにしておく。さら
に、チューブシール38により分岐シールド掘進機2と
エントランスリング37との間をシールした状態で、カ
ッターヘッド52の先端側の土砂に泥水を供給して泥水
状態にしておく。
【0031】第1工程において、前記の状態から、内胴
部材21の環状フレーム23に外胴部材20のブラケッ
ト24を固定しているボルトを取り外し、外胴部材20
と内胴部材21との固定を解除して、内胴部材21が外
胴部材20に対してスライド可能な状態にする。
【0032】図7に示すように、第2工程において、外
胴部材20はリング部材61により掘進方向の移動を拘
束されているので、内胴部材21に設けられたシールド
ジャッキ13により掘進推力を発生させると、内胴部材
21は外胴部材20に対して前方へスライドする。この
ようにして、内胴部材21とこの内胴部材21に装備さ
れた掘進機本体構造17を掘進方向に前進させ、発進口
36を分岐地点に到達させる。
【0033】図7,図8に示すように、第3工程におい
て、発進口36を分岐地点に到達させたときに、内胴部
材21は外胴部材20に対して最大限前進して、発進口
36は完全に開放される。この状態で、最も前方に位置
するセグメント45の前端に複数の鋼製の反力受け部材
62を取付け、内胴部材21の環状フレーム23が反力
受け部材62に反力をとり、シールド掘進機1がカッタ
ーヘッド11の前面の土圧により後退しないようにして
から、残りのシールドジャッキ13を取り外す。その
後、エレクタ本体14bを取外してから、内胴部材21
の右側の側壁部の内周側部分に鋼製の反力受け部材63
を溶接で取付け、この反力受け部材63にセグメント6
4を取り付けていく。シールドジャッキ55が反力をと
るのに十分なセグメント64を組み立てた後、ブラケッ
ト部材37b,53aを取り外して分岐シールド掘進機
2とエントランスリング37との固定を解除する。その
後、シールドジャッキ13により分岐シールド掘進機2
を分岐発進させて分岐トンネル4を掘進する。
【0034】さらに、図9に示すように、分岐シールド
掘進機2の後胴部材54をシールド掘進機1内に搬入し
て取付けるために以下の作業を行う。所定距離分岐シー
ルド掘進機2により分岐トンネル4を掘進した後、ブラ
ケット部材37b,53aを再度エントランスリング3
7及び前胴部材に取付けてブラケット部材37b,53
aをボルト結合し、分岐シールド掘進機2とエントラン
スリング37を固定する。次に、セグメント63を取り
外して搬入スペースを確保してから後胴部材54を内胴
部材21の内部に搬入し、後胴部材54を前胴部材53
の後端に取り付ける。次に、再びセグメント63を取付
けてからブラケット部材37b,53aを取り外し、分
岐シールド掘進機2による分岐トンネル4の掘進を再開
する。
【0035】以上の分岐掘進可能なシールド掘進機1及
び分岐シールド掘進方法によれば、外胴部材20と内胴
部材21との固定を解除して外胴部材20の掘進方向の
移動を拘束した状態で内胴部材21を外胴部材20に対
してスライドさせつつ前進させることで、発進口36が
分岐地点に到達したときに発進口36を開放することが
できるので、胴部材10を外胴部材20と内胴部材21
の2重に構成するだけでよく、構造を簡単にすることが
できる。また、発進口36が分岐地点に到達してからは
本線トンネル3を掘進する必要がないため、掘削土量を
最小限にすることができるし、トンネルの施工期間を短
くすることができる。
【0036】分岐シールド掘進機2の先端側部分を内胴
部材21の内部に装備した状態で本線トンネル3を掘進
するので、シールド掘進機1が分岐地点に到達したとき
には、分岐シールド掘進機2の先端側部分も分岐地点に
到達し、本線トンネル3の掘削後における分岐シールド
掘進機2の搬入作業を省略することができるため、トン
ネルの施工期間を短縮することができる。
【0037】外胴部材20と内胴部材21との間にはシ
ール部材25,26が装着されているので、これらシー
ル部材25,26により外胴部材20と内胴部材21と
の間に掘削土や泥水が侵入するのを防いで、内胴部材2
1を外胴部材20に対して円滑にスライドさせることが
できるし、シールド掘削機1の内部に掘削土や泥水が侵
入することがない。
【0038】分岐シールド掘進機2の分岐発進前に、ブ
ラケット部材37b,53aをボルト結合して分岐シー
ルド掘進機2をエントランスリング37に固定し、シー
ルドジャッキ55が反力をとるのに十分なセグメント6
4が組み立てられてから、ブラケット部材37b,53
aを取り外して分岐シールド掘進機2を分岐発進させる
ので、分岐発進前後に分岐シールド掘進機2が土圧によ
り後退することなく、安定して分岐トンネル4の掘進を
開始することができる。
【0039】次に、前記実施形態に種々の変更を加えた
変更形態について説明する。 1〕分岐シールド掘進機2の胴部材51は2分割された
ものに限るものではなく、3つ以上に分割されたもの、
あるいは分割していないものにも本発明を適用できる。
また、分岐シールド掘進機2の胴部材51の長さが内筒
部材21の内径に比べ十分短い場合には、本線トンネル
3の掘進前に、予め分岐シールド掘進機2の胴部材51
の全てを内筒部材21の内部に装備することもできる。
勿論、本線トンネル3の掘進時には分岐シールド掘進機
2をシールド掘進機1に装備せず、分岐地点の手前で分
岐シールド掘進機2を内筒部材21の内部に搬入してか
ら分岐発進させることも可能である。
【0040】2〕分岐シールド掘進機2を分岐発進させ
た後に、シールド掘進機1により本線トンネル3の掘進
を再開することもできる。ただし、分岐シールド掘進機
2の反力を受けるのに十分なセグメントが分岐トンネル
4に取り付けられた後に、内筒部材21に設けられた反
力受け部材63やセグメント64を取り外し、シールド
ジャッキ13等の本線トンネル3の掘進用の装置を再度
内部部材21に取り付けることになる。 3〕シールド掘進機1の後胴部材22を複数の後胴分割
体を連結して構成してもよいし、さらに、それら複数の
後胴分割体を中折れ式に連結してもよい。
【0041】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、本線トンネ
ルを掘削終了地点まで掘進した後、分岐シールド掘進機
を分岐発進させることができる。即ち、分岐地点の手前
の地点で外胴部材と内胴部材との固定を解除し、外胴部
材の掘進方向の移動を拘束した状態で内胴部材を外胴部
材に対してスライドさせつつ前進させることで、発進口
が分岐地点に到達したときに発進口を開放することがで
きるので、胴部材を外胴部材と内胴部材の2重に構成す
るだけでよく、シールド掘進機の構造を簡単にすること
ができ、製作コスト的にも有利である。また、発進口が
分岐地点に到達してからは本線トンネルを掘進する必要
がないため、分岐掘進に伴う本線トンネルの掘削土量を
最小限にすることができるし、トンネルの施工期間を短
縮することができる。
【0042】請求項2の発明によれば、分岐地点の手前
の地点で内胴部材と外胴部材の固定を解除し、複数のシ
ールドジャッキにより内胴部材とこの内胴部材に取付け
られた掘進機本体構造とを外胴部材に対して最大限前進
させて前記発進口を分岐地点に到達させるように構成し
たので、本線トンネルを掘削終了地点まで掘進した後、
分岐シールド掘進機を分岐発進させることができる。即
ち、外胴部材と内胴部材との固定を解除して外胴部材の
掘進方向の移動を拘束した状態で、複数のシールドジャ
ッキにより内胴部材を外胴部材に対してスライドさせつ
つ内胴部材と掘進機本体構造とを前進させ、発進口が分
岐地点に到達したときに発進口を開放することができ
る。従って、胴部材を外胴部材と内胴部材の2重に構成
するだけでよく、シールド掘進機の構造を簡単にするこ
とができるため、製作コスト的に有利である。また、発
進口が分岐地点に到達してからは本線トンネルを掘進す
る必要がなく、掘削土量を最小限にすることができる
し、トンネルの施工期間を短くすることができる。その
他、請求項1と同様の効果が得られる。
【0043】請求項3の発明によれば、分岐シールド掘
進機の少なくとも先端側部分を内胴部材の内部に装備し
た状態で本線トンネルを掘進するので、シールド掘進機
が分岐地点に到達したときには、分岐シールド掘進機の
少なくとも先端側部分も分岐地点に到達するので、本線
トンネル掘進後における分岐シールド掘進機の搬入作業
を省略することができ、トンネルの施工期間を短縮する
ことができる。その他、請求項1又は2と同様の効果が
得られる。
【0044】請求項4の発明によれば、前記外胴部材と
内胴部材との間にシール部材が装着されたので、シール
部材により外胴部材と内胴部材との間から掘削土や泥水
が侵入するのを防いで、内胴部材を外胴部材に対して円
滑にスライドさせることができるし、シールド掘削機の
内部に掘削土や泥水が侵入することがない。その他、請
求項1〜3の何れかと同様の効果が得られる。
【0045】請求項5の発明によれば、シールド掘進機
で本線トンネルを掘進していき、分岐地点においてシー
ルド掘進機から分岐シールド掘進機を分岐発進させる分
岐シールド掘進方法において、発進口が分岐地点に到達
する手前の地点において外胴部材と内胴部材との固定を
解除する第1工程と、外胴部材の掘進方向への移動を拘
束した状態で、複数のシールドジャッキにより内胴部材
とこの内胴部材に装備された掘進機本体構造とを掘進方
向へ前進させて発進口を分岐地点に到達させる第2工程
と、発進口を開放して分岐シールド掘進機を分岐発進さ
せる第3工程とを備えたので、以下の効果が得られる。
【0046】本線トンネルの終端から分岐シールド掘進
機を分岐発進させる場合に、外胴部材と内胴部材との固
定を解除して外胴部材の掘進方向の移動を拘束した状態
で内胴部材を外胴部材に対してスライドさせつつ前進さ
せることで、発進口が分岐地点に到達したときに発進口
を開放することができるので、発進口が分岐地点に到達
してからは本線トンネルを掘進する必要がないため、掘
削土量を最小限にすることができるし、トンネルの施工
期間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシールド掘進機の縦断
面図である。
【図2】図1のII-II 線断面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】シール部材(前側装着用)の断面図である。
【図5】シール部材(後側装着用)の断面図である。
【図6】分岐シールド掘進方法(第1工程)の説明図で
ある。
【図7】分岐シールド掘進方法(第2工程)の説明図で
ある。
【図8】分岐シールド掘進方法(第3工程)の説明図で
ある。
【図9】分岐シールド掘進方法(後胴部材装着時)の説
明図である。
【符号の説明】
1 シールド掘進機 2 分岐シールド掘進機 3 本線トンネル 10 胴部材 13 シールドジャッキ 20 外胴部材 21 内胴部材 25,26 シール部材 36 発進口 37 エントランスリング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド掘進機で本線トンネルを掘進し
    ていき、分岐地点においてシールド掘進機から分岐シー
    ルド掘進機を分岐発進させる分岐掘進可能なシールド掘
    進機において、 前記シールド掘進機の胴部材は、外胴部材と、この外胴
    部材にスライド可能に内嵌され且つ固定解除可能に固定
    された内胴部材とを備え、 前記内胴部材は、分岐シールド掘進機の分岐発進用の発
    進口と、この発進口の周囲に設けられ分岐シールド掘進
    機をガイドするエントランスリングとを備え、 前記内胴部材の後端部分の内面付近に複数のシールドジ
    ャッキを設けた、 ことを特徴とする分岐掘進可能なシールド掘進機。
  2. 【請求項2】 分岐地点の手前の地点で内胴部材と外胴
    部材の固定を解除し、前記複数のシールドジャッキによ
    り内胴部材とこの内胴部材に取付けられた掘進機本体構
    造とを外胴部材に対して最大限前進させて前記発進口を
    分岐地点に到達させるように構成したことを特徴とする
    請求項1に記載の分岐掘進可能なシールド掘進機。
  3. 【請求項3】 前記分岐シールド掘進機の少なくとも先
    端側部分を前記内胴部材の内部に装備した状態で本線ト
    ンネルを掘進することを特徴とする請求項1又は2に記
    載の分岐掘進可能なシールド掘進機。
  4. 【請求項4】 前記外胴部材と内胴部材との間にシール
    部材が装着されたことを特徴とする請求項1〜3の何れ
    かに記載の分岐シールド掘進機。
  5. 【請求項5】 シールド掘進機で本線トンネルを掘進し
    ていき、分岐地点においてシールド掘進機から分岐シー
    ルド掘進機を分岐発進させる分岐シールド掘進方法にお
    いて、 前記シールド掘進機に、外胴部材と、この外胴部材にス
    ライド可能に内嵌され且つ固定解除可能に固定された内
    胴部材と、複数のシールドジャッキとを予め設けると共
    に、前記内胴部材に、分岐シールド掘進機が分岐発進す
    る発進口と、この発進口の周囲に設けられ分岐シールド
    掘進機を発進させる為のエントランスリングとを予め設
    け、 前記発進口が分岐地点に到達する手前の地点において外
    胴部材と内胴部材との固定を解除する第1工程と、 前記外胴部材の掘進方向への移動を拘束した状態で、複
    数のシールドジャッキにより内胴部材とこの内胴部材に
    装備された掘進機本体構造とを掘進方向へ前進させて発
    進口を分岐地点に到達させる第2工程と、 前記発進口を開放して分岐シールド掘進機を分岐発進さ
    せる第3工程と、 を備えたことを特徴とする分岐シールド掘進方法。
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