JP2003003748A - 密閉式上下動ドアの開閉装置 - Google Patents

密閉式上下動ドアの開閉装置

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JP2003003748A JP2001190328A JP2001190328A JP2003003748A JP 2003003748 A JP2003003748 A JP 2003003748A JP 2001190328 A JP2001190328 A JP 2001190328A JP 2001190328 A JP2001190328 A JP 2001190328A JP 2003003748 A JP2003003748 A JP 2003003748A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、窓枠に確実に密着して閉じる
ようにした密閉式上下動ドアの開閉装置を提供するこ
と。 【解決手段】 密閉式上下動ドアの開閉装置において、
上下動ドア10と、この上下動ドア10の側縁部に略平
行なガイド枠14と、これらを回転自在に連結する2本
のアーム15とによってリンク機構の4辺形を揺動自在
に構成し、ガイド枠14を、ガイドレール21に沿って
上下動可能に嵌合し、このガイド枠14の移動線上であ
って、上下動ドア10の閉鎖位置に臨ませてストッパ2
9を設け、このストッパ29にて前記ガイド枠14の移
動を制限して上下動ドア10を揺動することにより、上
下動ドア10を窓開口部12の密閉材13に密閉せしめ
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下方向にスライ
ドして開閉するドアであって、閉鎖時に窓枠に密着して
閉じるようにした密閉式上下動ドアの開閉装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ドアには、水平方向にスライドして開閉
するドア、水平方向にスイングして開閉するドア、上下
方向にスライドして開閉するドア、上下方向にスイング
して開閉するドアなどがある。
【0003】これらのドアのうち、動力で駆動する自動
開閉ドアであって、水平方向にスライド又はスイングし
て開閉するドアにおいて、閉鎖時に窓枠に密着して閉じ
るようにしたものは存在する。しかし、特に、上下方向
にスライドして開閉するドアにおいて、自動開閉するた
めの駆動源を利用して閉鎖時に窓枠に密着して閉じるよ
うにしたものは存在せず、通常は、ドアを閉じた後で、
手で締め付けて密着させる方法がとられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】手で締め付けて密着す
る方法では、密着させるときに大きな力を必要として確
実な閉鎖ができない。また、水平方向にスイングして開
閉するドアでは、水平なレールに、戸車で全重量を支え
つつ開閉移動するので、ドアと窓枠との隙間を一定に保
ちつつ開閉し、閉鎖直前に窓枠に密着させればよいか
ら、密着させるための構成も比較的簡単であるが、上下
動するドアは、通常、バランスウエイトでドアの重量を
支えつつ開閉するので、開閉時の抵抗がドア自体に付加
されないような余裕を持った構成としなければならず、
自動開閉による密着時の構造が面倒になる。
【0005】本発明は、上下方向にスライドする自動開
閉ドアにおいて、簡単な構成で、窓枠に確実に密着して
閉じるようにした密閉式上下動ドアの開閉装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、モータ23で
上下動する駆動索22に、上下動ドア10を吊り下げて
窓開口部12を開閉する密閉式上下動ドアの開閉装置に
おいて、前記上下動ドア10と、この上下動ドア10の
側縁部に略平行なガイド枠14と、これら上下動ドア1
0の側縁部とガイド枠14とを回転自在に連結する2本
のアーム15とによってリンク機構の4辺形を揺動自在
に構成し、前記ガイド枠14を、ガイドレール21に沿
って上下動可能に嵌合し、このガイド枠14の移動線上
であって、上下動ドア10の閉鎖位置に臨ませてストッ
パ29を設け、このストッパ29にて前記ガイド枠14
の移動を制限して上下動ドア10を揺動することによ
り、上下動ドア10を窓開口部12の密閉材13に密閉
せしめてなることを特徴とする密閉式上下動ドアの開閉
装置である。
【0007】ドア吊本金具30の下降に伴い、ガイド枠
14もその自重により下降するが、このガイド枠14
は、ガイドレール21に沿って垂直に下降する。下降時
のガイド枠14は、4辺形の角度が保持されたままとな
る。上下動ドア10がガイドレール21に沿って垂直に
下降して、ガイド枠14の端部がストッパに当接する
と、ガイド枠14は、もうそれ以上下降できず、しか
も、ガイドレール21によって水平方向にも移動できな
い。ところが、上下動ドア10は、モータ23で駆動さ
れている駆動索22によりさらに下降させられるので、
上下動ドア10は、4辺形の角度が開くようにして前方
へ移動し、窓開口部12の密閉材13側へ押し付けて、
上下動ドア10が密閉状態で閉鎖する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明による密閉式上下動ドアの
開閉装置の第1実施例を図1ないし図4に基づき説明す
る。図1において、11は、建造物の外壁板で、この外
壁板11には、窓開口部12が開口し、この窓開口部1
2の内側全周囲には、ゴムからなる密閉材13が固定的
に取り付けられている。この密閉材13のさらに内側に
は、上下動ドア10が設けられている。
【0009】この上下動ドア10は、両側が駆動索22
に連結され、この駆動索22は、上部の従動プーリ26
と、下方のモータスプロケット24,ガイドプーリ25
とにて掛け渡され、前記上下動ドア10を上下開閉する
ようになっている。さらに詳しくは、図3に示すよう
に、上下動ドア10の上方に水平な従動プーリ軸33を
設け、この従動プーリ軸33の両端部であって、前記上
下動ドア10の幅よりやや広い間隔を持って、2個の従
動プーリ26が回転自在に設けられ、また、上下動ドア
10の下方には、図中左側に1個のガイドプーリ25が
回転自在に設けられ、図中右側にモータスプロケット2
4とガイドプーリ25が回転自在に設けられ、図中左側
では、上下の従動プーリ26とガイドプーリ25間に無
端帯のチェン又は歯付きベルトからなる駆動索22が掛
け渡され、図中右側では、上下の従動プーリ26とガイ
ドプーリ25、モータスプロケット24間に同様の駆動
索22が掛け渡され、このモータスプロケット24の回
転軸がギア付きのモータ23に連結されている。
【0010】前記上下動ドア10の両側面には、図2、
図3、図4に示すように、細板状のドア吊本金具30が
一体に固着され、このドア吊本金具30の後方には、略
同じ長さのガイド枠14が、上下の2本のアーム15と
ともに平行4辺形に配置され、それぞれの交差点が揺動
軸16と揺動軸17で回転自在に軸架され、リンク機構
が構成されている。また、前記ガイド枠14の上端部に
は、上向きにθ=約45度に傾斜した係止片20が一体
に設けられ、上下動ドア10を吊り下げたとき、ガイド
枠14が自重で下降すると、係止片20に上部のアーム
15が当接して約45度の平行4辺形が形成される。な
お、この平行4辺形は、必ずしも正確な平行4辺形でな
くても、略平行4辺形であればよい。
【0011】前記ガイド枠14には、上下2個所にガイ
ド溝19を形成したドアガイド部材18が固定的に取り
付けられている(なお、図2では、図面の作成上、ドア
ガイド部材18が1個所のみ記載されている)。このド
アガイド部材18のガイド溝19は、取付け枠36に固
定的に取り付けられた垂直なガイドレール21に上下摺
動自在に嵌合している。また、前記ドア吊本金具30に
は、駆動索取付け具31が取り付けられ、この駆動索取
付け具31にターンバックル32を介して前記駆動索2
2が連結されている。この駆動索22には、従動プーリ
26を介した上下動ドア10の吊り下げ位置と反対側
に、上下動ドア10やガイド枠14などの重量に対応し
たバランスウェート27が吊り下げられている。前記ガ
イド枠14の上方部には、上部ストッパ28が設けら
れ、また、下方部には、下部ストッパ29が設けられて
いる。以上のように構成された上下動ドア10の正面部
を除いた両端部の機構は、前記外壁板11とその内側の
内壁板35で包囲されている。
【0012】以上のように構成された密閉式上下動ドア
の開閉装置の作用を説明する。図1において、ガイド枠
14は、ガイドレール21に沿って垂直方向に移動でき
るが、水平方向には移動が規制されている。従って、2
点鎖線のように上下動ドア10が上方位置で吊り下げら
れ、ガイド枠14が上部ストッパ28に当接されている
状態では、ドア吊本金具30が係止片20による角度を
維持したままでガイド枠14側に寄っている。このとき
の揺動軸16と揺動軸17の間隔をaとし、ドア吊本金
具30とガイド枠14の間隔をbとすると、θ=約45
度の場合、b=約0.7aとなり、上下動ドア10は、
ガイド枠14側に寄っている。
【0013】ここで、モータ23を駆動して、図1中左
回転すると、ドア吊本金具30が下降する。このドア吊
本金具30の下降に伴い、ガイド枠14もその自重によ
り下降するが、このガイド枠14は、ドアガイド部材1
8のガイド溝19にガイドレール21が嵌合しているた
め、このガイドレール21に沿って垂直に下降する。下
降時のガイド枠14は、係止片20にてドア吊本金具3
0との角度が保持されたままとなる。上下動ドア10が
ガイドレール21に沿って垂直に下降して、ガイド枠1
4の下端部が下部ストッパ29に当接すると、ガイド枠
14は、もうそれ以上下降できず、しかも、ガイドレー
ル21によって水平方向にも移動できない。ところが、
上下動ドア10は、モータ23で駆動されている駆動索
22によりさらに下降させられるので、2本のアーム1
5によって回転自在に連結されているドア吊本金具30
と上下動ドア10は、平行4辺形の角度が開くようにし
て前方へ移動し、窓開口部12の密閉材13側へ押し付
けて、上下動ドア10が密閉状態で閉鎖する。このと
き、ドア吊本金具30とガイド枠14の間隔cは、c=
略aとなる。
【0014】閉鎖している上下動ドア10を開放すると
きは、図1において駆動索22を右回りに移動させる
と、まず、上下動ドア10とドア吊本金具30が2本の
アーム15の揺動軸17を支点として平行4辺形の角度
が閉じるようにして持ち上がり、上下動ドア10が密閉
材13との間に隙間を形成するように内方へ移動しつつ
上方へ移動し、上部のアーム15が係止片20に係止す
ると、平行4辺形が固定されて上下動ドア10とドア吊
本金具30は、ガイド枠14と一体になってガイドレー
ル21に沿って上昇する。そして、ガイド枠14は、前
記同様に上部ストッパ28で停止する。
【0015】前記実施例では、上下動ドア10を駆動索
22で吊り下げつつ上下動するように構成したが、本発
明は、これに限られるものではなく、ガイド枠14を駆
動索22で吊り下げて上下動するようにしても良い。こ
の例を図5により説明する。図5において、上下動ドア
10と一体のドア吊本金具30とガイド枠14とは、2
本のアーム15を用い、揺動軸16,揺動軸17で平行
4辺形に形成され、ガイド枠14と一体のドアガイド部
材18のガイド溝19がガイドレール21に嵌合してい
る点では、前記実施例と同一である。しかし、この図5
に示す例では、係止片20をガイド枠14の下端部に設
け、また、上下動ドア10の下方部に臨ませて、下部ス
トッパ29と一体の傾斜面部34を設けたものである。
【0016】このような構成において、図中2点鎖線の
ように、ガイド枠14が上方で吊り下げられている状態
では、上下動ドア10が自重で下降し、下方のアーム1
5に係止片20が係止し、上下動ドア10と外壁板11
との間に隙間を持っている。ガイド枠14がガイドレー
ル21に嵌合しつつ下降して、上下動ドア10の下端が
傾斜面部34に当接すると、上下動ドア10が傾斜面部
34の上を摺動しながら上下動ドア10側に移動して密
閉材13に密着して密閉状態となる。
【0017】前記第1及び第2実施例では、上下動ドア
10が下降したときに閉じるような構成としたが、これ
に限られるものではなく、上昇時に閉じるように構成す
ることもできる。この場合には、第1実施例では、図1
におけるドア吊本金具30がガイド枠14よりも下にあ
る平行4辺形で上下動し、ガイド枠14が上部ストッパ
に当接したときて密閉するようにすれば良い。また、第
2実施例では、図5におけるドア吊本金具30がガイド
枠14よりも上にある平行4辺形で上下動し、ドア吊本
金具30が上部ストッパに当接したとき密閉するように
すれば良い。
【0018】
【発明の効果18】請求項1記載の発明によれば、上下
動ドア10と、この上下動ドア10の側縁部に略平行な
ガイド枠14と、これら上下動ドア10の側縁部とガイ
ド枠14とを回転自在に連結する2本のアーム15とに
よってリンク機構の4辺形を揺動自在に構成し、前記ガ
イド枠14を、ガイドレール21に沿って上下動可能に
嵌合し、このガイド枠14の移動線上であって、上下動
ドア10の閉鎖位置に臨ませてストッパ29を設け、こ
のストッパ29にて前記ガイド枠14の移動を制限して
上下動ドア10を揺動することにより、上下動ドア10
を窓開口部12の密閉材13に密閉せしめるようにした
ので、簡単な構成で、窓枠に確実に密着して閉じるよう
にした密閉式上下動ドアの開閉装置を提供することがで
きる。
【0019】請求項2記載の発明によれば、ガイド枠1
4の上端部に、上下動ドア10の上下動時に上下動ドア
10と密閉材13との間に隙間を持たせるように上下動
ドア10とガイド枠14の相互の間隔を接近させて係合
保持する係止片20を設け、上下動ドア10が窓開口部
12に位置したときにガイド枠14を下部ストッパ29
に当接して上下動ドア10とガイド枠14との係合を解
き、上下動ドア10を揺動して密閉材13に密着するよ
うにしたので、上下動ドア10の上下動時には、密閉材
13に接触することなく円滑に開閉し、閉じるときのみ
密閉材13に確実に密着する。
【0020】請求項3記載の発明によれば、駆動索22
は、上下動ドア10が窓開口部12の密閉材13に接離
する方向の動きに追従できるチェン又はベルトで構成し
たので、上下動ドア10の密閉時と開放時の揺動が円滑
に行われる。
【0021】請求項4記載の発明によれば、上下動ドア
10の側縁部に縦方向のドア吊本金具30を一体に設
け、このドア吊本金具30と、このドア吊本金具30に
略平行なガイド枠14と、これらドア吊本金具30とガ
イド枠14とを回転自在に連結する2本のアーム15と
によってリンク機構の平行4辺形を揺動自在に構成し、
前記ドア吊本金具30に駆動索22を連結したので、上
下動ドア10の側縁部に、ドア吊本金具30と、ガイド
枠14と、2本のアーム15とによって構成されたリン
ク機構の平行4辺形を取り付けるだけで密閉可能な構成
とすることができる。
【0022】請求項5記載の発明によれば、上下動ドア
10の側縁部に縦方向のドア吊本金具30を一体に設
け、このドア吊本金具30と、このドア吊本金具30に
臨ませて設けられた略平行なガイド枠14と、これらド
ア吊本金具30とガイド枠14とを回転自在に連結する
2本のアーム15とによってリンク機構の4辺形を揺動
自在に構成し、前記ガイド枠14を、前記駆動索22に
吊り下げつつ、ガイドレール21に沿って上下動可能に
嵌合し、前記上下動ドア10の下方部に傾斜面部34と
下部ストッパ29を設け、この傾斜面部34により上下
動ドア10を揺動して窓開口部12の密閉材13に密閉
せしめたので、ドア吊本金具30側の上下動ではなく、
ガイド枠14側の上下動によっても目的を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による密閉式上下動ドアの開閉装置の第
1実施例を示す側面図である。
【図2】図1における要部の斜視図である。
【図3】本発明による密閉式上下動ドアの開閉装置の第
1実施例を示す正面図である。
【図4】本発明による密閉式上下動ドアの開閉装置の第
1実施例を示す平面図である。
【図5】本発明による密閉式上下動ドアの開閉装置の第
2実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
10…上下動ドア、11…外壁板、12…窓開口部、1
3…密閉材、14…ガイド枠、15…アーム、16…揺
動軸、17…揺動軸、18…ドアガイド部材、19…ガ
イド溝、20…係止片、21…ガイドレール、22…駆
動索、23…モータ、24…モータスプロケット、25
…ガイドプーリ、26…従動プーリ、27…バランスウ
ェート、28…上部ストッパ、29…下部ストッパ、3
0…ドア吊本金具、31…駆動索取付け具、32…ター
ンバックル、33…従動プーリ軸、34…傾斜面部、3
5…内壁板、36…取付け枠。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ23で上下動する駆動索22に、
    上下動ドア10を吊り下げて窓開口部12を開閉する密
    閉式上下動ドアの開閉装置において、前記上下動ドア1
    0と、この上下動ドア10の側縁部に略平行なガイド枠
    14と、これら上下動ドア10の側縁部とガイド枠14
    とを回転自在に連結する2本のアーム15とによってリ
    ンク機構の4辺形を揺動自在に構成し、前記ガイド枠1
    4を、ガイドレール21に沿って上下動可能に嵌合し、
    このガイド枠14の移動線上であって、上下動ドア10
    の閉鎖位置に臨ませてストッパ29を設け、このストッ
    パ29にて前記ガイド枠14の移動を制限して上下動ド
    ア10を揺動することにより、上下動ドア10を窓開口
    部12の密閉材13に密閉せしめてなることを特徴とす
    る密閉式上下動ドアの開閉装置。
  2. 【請求項2】 ガイド枠14の上端部に、上下動ドア1
    0の上下動時に上下動ドア10と密閉材13との間に隙
    間を持たせるように上下動ドア10とガイド枠14の相
    互の間隔を接近させて係合保持する係止片20を設け、
    上下動ドア10が窓開口部12に位置したときにガイド
    枠14を下部ストッパ29に当接して上下動ドア10と
    ガイド枠14との係合を解き、上下動ドア10を揺動し
    て密閉材13に密着するようにしたことを特徴とする請
    求項1記載の密閉式上下動ドアの開閉装置。
  3. 【請求項3】 駆動索22は、上下動ドア10が窓開口
    部12の密閉材13に接離する方向の動きに追従できる
    チェン又はベルトからなることを特徴とする請求項1又
    は2記載の密閉式上下動ドアの開閉装置。
  4. 【請求項4】 上下動ドア10の側縁部に縦方向のドア
    吊本金具30を一体に設け、このドア吊本金具30と、
    このドア吊本金具30に略平行なガイド枠14と、これ
    らドア吊本金具30とガイド枠14とを回転自在に連結
    する2本のアーム15とによってリンク機構の平行4辺
    形を揺動自在に構成し、前記ドア吊本金具30に駆動索
    22を連結してなることを特徴とする請求項1記載の密
    閉式上下動ドアの開閉装置。
  5. 【請求項5】 モータ23で上下動する駆動索22に、
    上下動ドア10を吊り下げて窓開口部12を開閉する密
    閉式上下動ドアの開閉装置において、前記上下動ドア1
    0の側縁部に縦方向のドア吊本金具30を一体に設け、
    このドア吊本金具30と、このドア吊本金具30に臨ま
    せて設けられた略平行なガイド枠14と、これらドア吊
    本金具30とガイド枠14とを回転自在に連結する2本
    のアーム15とによってリンク機構の4辺形を揺動自在
    に構成し、前記ガイド枠14を、前記駆動索22に吊り
    下げつつ、ガイドレール21に沿って上下動可能に嵌合
    し、前記上下動ドア10の下方部に傾斜面部34と下部
    ストッパ29を設け、この傾斜面部34により上下動ド
    ア10を揺動して窓開口部12の密閉材13に密閉せし
    めてなることを特徴とする密閉式上下動ドアの開閉装
    置。
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