JPH0337279Y2 - - Google Patents

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JPH0337279Y2
JPH0337279Y2 JP10016786U JP10016786U JPH0337279Y2 JP H0337279 Y2 JPH0337279 Y2 JP H0337279Y2 JP 10016786 U JP10016786 U JP 10016786U JP 10016786 U JP10016786 U JP 10016786U JP H0337279 Y2 JPH0337279 Y2 JP H0337279Y2
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arm
swinging
opening
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guide
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JP10016786U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、半導体搭載機器からの電磁波発生
状況等を試験するための電波暗室内で使用される
窓用開閉装置に関するものである。
〔従来技術およびこの考案が解決すべき問題点〕
従来この種の窓は、フエライトタイルやカーボ
ン含有の発泡スチロール又はウレタン等からなる
電波吸収体が設けられているので、窓本体の厚み
が厚く形成されている。そのため窓閉鎖時に窓本
体が窓枠内に納まらなければならないので、通常
片ヒンジまたは両ヒンジにて開閉する窓構造とな
つている。このことから窓開閉時のスペースが必
要となる等の問題点があつた。
この考案は前述した事情に鑑み創案されたもの
で、その目的は窓開閉用のスペースが少なくてす
み、容易でスムーズに開閉が行え、かつ気密も高
い状態で閉じることのできる窓の開閉装置を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案によれば開閉装置を、窓本体両側の上
下部へ揺動可能にピン着されており、揺動基端お
よび揺動先端部にガイドローラーが取付けられて
いる上下揺動アームと、この上下揺動アームの先
端部にピン着されている連結アームと、上下揺動
アームのガイドローラーが嵌合しているガイド溝
とを備えたものとする。
そして窓本体と連結アームおよび上揺動アーム
と下揺動アームは、それぞれ互いに平行な平行四
辺形の四節リンク機構に構成すると共に、ガイド
溝を、上揺動アームのガイドローラーおよび下揺
動アームのガイドローラーがそれぞれ別に嵌合
し、窓本体嵌合用開口部から上方へ傾斜している
上下2本の平行な横方向移動用溝と、上下揺動ア
ームのガイドローラーが嵌合し、前記嵌合用開口
部より上方へ延びる縦方向移動用溝とから構成し
たものである。
〔実施例〕
以下この考案を図示する実施例によつて説明す
る。
開閉装置1は、電波暗室2の窓本体嵌合用開口
部3に嵌合されている窓本体4と、この窓本体4
両側の上下部へ揺動可能にピン着されており、揺
動基端および揺動先端部にガイドローラー5が取
付けられている上下揺動アーム6,7と、この上
下揺動アーム6,7の先端部にピン着されている
連結アーム8と、上下揺動アーム6,7のガイド
ローラー5が嵌合しているガイド溝9とを備えて
なつている。(第1図〜第3図参照) そして窓本体4と連結アーム8および上揺動ア
ーム6と下揺動アーム7は、それぞれ互いに平行
な平行四辺形の4節リンク機構に構成されてい
る。
窓本体4は、電波暗室2の天井部2aに設けら
れているプーリー10に巻回されており、一端が
上揺動アーム6の連結アーム8とのピン着部にお
ける取付部6aに設けられていると共に、他端に
カウンタ・ウエイト11が設けられているリンク
チエーン12により吊着されている。
ガイド溝9は、上揺動アーム6のガイドローラ
ー5および下揺動アーム7のガイドローラー5が
それぞれ別に嵌合し、窓本体嵌合用開口部3から
上方へ傾斜している上下2本の平行な横方向移動
用溝9a,9aと、上下揺動アーム6,7のガイ
ドローラー5が嵌合し、嵌合用開口部3より上方
へ延びる縦方向移動用溝9bとから構成されてい
る。
プーリー10は、開閉用ハンドル15によつて
回転可能となつているウオーム軸13およびウオ
ーム減速機14によつて回転可能になつている。
このような構成からなる開閉装置1によつて窓
本体4の開閉を行うには、まず開閉用ハンドル1
5を回転させ、リンクチエーン12により連結ア
ーム8を上方へ引張る。(第4図参照) この時に上下揺動アーム6,7のガイドローラ
ー5がガイド溝9の横方向移動用溝9a,9a内
を摺動することで、窓本体4が斜め上方へ横移動
して開口部3から外れる。(第5図参照) 次にさらに連結アーム8を上方へ引張ると、上
下揺動アーム6,7のガイドローラー5がガイド
溝9の縦方向移動用溝9b内を摺動することで、
窓本体4が上方へ移動する。(第6図参照) このようにして窓本体4が手動操作により開け
られる。また閉じる時は、この操作の逆を行えば
よい。さらにこれらの操作は、カウンタ・ウエイ
ト11によつて少ない力でスムーズに行える。
なおこの考案の開閉装置は、前述した実施例の
ものに限らずに、「請求の範囲」で述べたような
構成の上下揺動アーム、連結アーム、ガイド溝を
備えてなるものならば、どのようなものでもよ
い。
〔考案の効果〕
窓本体と連結アームおよび上揺動アームと下揺
動アームは、それぞれ互いに平行な平行四辺形の
四節リンク機構に構成されているので、窓本体は
連結アームの動きと常に平行に動くこととなる。
そのため上下揺動アームの揺動基端および揺動
先端部に設けたガイドローラーと、窓本体嵌合用
開口部から上方へ傾斜している上下2本の平行な
横方向移動用溝および嵌合用開口部より上方へ延
びる縦方向移動用溝からなるガイド溝との作用に
よつて、連結アームをガイド溝に沿つて移動させ
るだけの容易な操作で、開口部と窓本体の嵌合部
に特別な部材を設けたり加工したりすることな
く、開口部に嵌合した窓本体を開口部から外し上
方へスムーズに移動させることができる。
このようにこの考案の開閉装置によれば電波吸
収体等が設けられ厚くなり、しかも確実に気密性
を確保するために開口部へ嵌合する電波暗室用窓
の開閉を、簡単な構造による容易な操作で行え、
開閉時のスペースを少なくすることができる。ま
たこれらのことは、開閉装置を安価なものとする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の開閉装置を備えた電波暗室
の部分断面図、第2図は第1図のA−A矢視図、
第3図は第1図のB−B線拡大断面図、第4図〜
第6図はこの考案の開閉装置による窓本体の開閉
状態を示す動作図である。 1……開閉装置、2……電波暗室、2a……天
井部、3……開口部、4……窓本体、5……ガイ
ドローラー、6……上揺動アーム、6a……取付
部、7……下揺動アーム、8……連結アーム、9
……ガイド溝、9a……横方向移動用溝、9b…
…縦方向移動用溝、10……プーリ、11……カ
ウンタ・ウエイト、12……リンクチエーン、1
3……ウオーム軸、14……ウオーム減速機、1
5……ハンドル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 窓本体と、この窓本体両側の上下部へ揺動可能
    にピン着されており、揺動基端および揺動先端部
    にガイドローラーが取付けられている上下揺動ア
    ームと、この上下揺動アームの先端部にピン着さ
    れている連結アームと、前記上下揺動アームのガ
    イドローラーが嵌合しているガイド溝とを備えて
    なり、 前記窓本体と連結アームおよび上揺動アームと
    下揺動アームは、それぞれ互いに平行な平行四辺
    形の四節リンク機構に構成されていると共に、前
    記ガイド溝は、前記上揺動アームのガイドローラ
    ーおよび下揺動アームのガイドローラーがそれぞ
    れ別に嵌合し、窓本体嵌合用開口部から上方へ傾
    斜している上下2本の平行な横方向移動用溝と、
    上下揺動アームのガイドローラーが嵌合し、前記
    嵌合用開口部より上方へ延びる縦方向移動用溝と
    から構成されていることを特徴とする電波暗室用
    窓の開閉装置。
JP10016786U 1986-06-30 1986-06-30 Expired JPH0337279Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10016786U JPH0337279Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

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JP10016786U JPH0337279Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS636796U JPS636796U (ja) 1988-01-18
JPH0337279Y2 true JPH0337279Y2 (ja) 1991-08-07

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ID=30969730

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JP10016786U Expired JPH0337279Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

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