JP2003003681A - 建築物 - Google Patents

建築物

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JP2003003681A
JP2003003681A JP2001195020A JP2001195020A JP2003003681A JP 2003003681 A JP2003003681 A JP 2003003681A JP 2001195020 A JP2001195020 A JP 2001195020A JP 2001195020 A JP2001195020 A JP 2001195020A JP 2003003681 A JP2003003681 A JP 2003003681A
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JP
Japan
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building
wheel
steel frame
rotating wheel
shaft portion
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Application number
JP2001195020A
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English (en)
Inventor
Saburo Yamada
三郎 山田
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Senyo Kogyo Co Ltd
Kyoraku Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Senyo Kogyo Co Ltd
Kyoraku Sangyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 支持脚を省略した低コストの観覧車付きの建
築物を提供する。 【解決手段】 観覧車付きの建築物に於て、観覧車1の
回転輪2の支持脚を省略する。建物3の鉄骨4自体に、
回転輪2の中心軸部2aを、枢支させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の観覧車付きの建築物は、観覧車の
回転輪の中心軸部を、観覧車の支持脚と連結することに
より、観覧車を支持していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、支持脚の高さ
は、建築物の1階分の高さよりも高かった。そして、多
数の支持脚を必要とするので、コスト高となっていた。
また、見映えも悪かった。さらに、下方が建物内部を通
過するような構造のものでは、観覧車の観覧かごが下方
の位置を通過する際、乗客は外の景色を見ることができ
ず、閉塞感を与えていた。
【0004】そこで、本発明は、支持脚を省略した低コ
ストの建築物を提供することを目的とする。また、構造
がシンプルで外観が良い建築物を提供することを他の目
的とする。また、観覧車の下方に於ても、乗客が外の景
色を見ることができる建築物を提供することを他の目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る建築物は、観覧車付きの建築物に於
て、観覧車の回転輪の支持脚を省略して、建物の鉄骨自
体に、上記回転輪の中心軸部を、支持させたものであ
る。また、観覧車付きの建築物に於て、建物内部に存在
する鉄骨をもって、観覧車の回転輪の中心軸部を、支持
したものである。
【0006】また、回転輪の中心軸部を支持する建物の
鉄骨が、梁と柱から成る正面視井桁形状である。また、
建物の正面に所定階から上方へ所定の狭い前後幅の切欠
凹部を形成し、この切欠凹部に鉛直状の回転輪を配設す
ると共に、該回転輪の中心軸部を、建物の屋上と上記切
欠凹部の上縁との角部に於て、鉄骨に片持梁状として、
支持したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
【0008】図1は、本発明の実施の一形態を示す。こ
の建築物は、観覧車1付きの建築物であって、観覧車1
の回転輪2の支持脚を省略して、建物3の鉄骨4自体
に、回転輪2の中心軸部2aを、支持させたものであ
る。観覧車1の回転輪2は、回転輪2の下部に設けられ
た駆動部9,9によって、回転駆動される。また、回転
輪2の構成骨(枠)材の断面形状は、円形や矩形やH字
形等である。
【0009】言換えると、建物3内部に存在する鉄骨4
をもって、観覧車1の回転輪2の中心軸部2aが、支持
される。
【0010】回転輪2の中心軸部2aを支持する建物3
の鉄骨4は、梁4a…と柱4b…から成る正面視井桁形
状である。
【0011】図2・図3に示すように、建物3の正面に
所定階Fから上方へ所定の狭い前後幅Eの切欠凹部5が
形成され、この切欠凹部5に鉛直状の回転輪2が配設さ
れる。回転輪2の中心軸部2aは、建物3の屋上Sと切
欠凹部5の上縁5aとの角部6近傍に於て、鉄骨4に片
持梁状として、支持される。例えば、中心軸部2aが回
転輪枠体に溶接やボルト結合等にて一体化されている構
成である場合には、上記支持は枢支に相当する。この枢
支部(支持部)7,7は、例えば2個の軸受部材(及び
必要に応じてその取付用部材)等から成り、図2のよう
に屋上Sの角部6近傍に設置される。
【0012】なお、図2に示すように、鉄骨4が回転輪
2の中心軸部2aを枢支(支持)する枢支部(支持部)
7の高さ寸法Kが、建物3の一階分の高さHの 1.5倍よ
りも低く設定されている場合には、本発明に於て、支持
脚を省略したと定義する。つまり、K< 1.5Hの場合に
は、本発明では支持脚を省略したと、する。その理由
は、軸受部材、及び、それを収容したケーシング、及
び、鉄骨4への接続金具や枠体等の取付用部材は、通常
必要であって、これ等は本発明では、支持脚と見なさな
いのが、技術上合理的だからである。
【0013】次に、図4と図5には他の実施の形態の具
体的構造例を示し、回転輪2の中心軸部2aは固定式で
あり、取付用枠体11を介して、建物3の屋上Sの角部6
近傍に、片持梁状に固着支持され、回転輪2の輪本体を
この中心軸部2aに(軸受を介して)回転自在に枢支さ
れている。
【0014】さらに詳しく説明すれば、屋上Sよりの高
さ寸法Kを、前述の建物3の一階分の高さHの 1.5倍─
── 1.5H───未満に設定した、丸パイプ材等から成
る横長の取付用枠体11が、切欠凹部5側へ水平に突出状
に、屋上Sに固着されている。中心軸部2aは、一対の
支持部11a, 11bにて水平に保持固定されている。図4
の右端に於て、回転輪本体が回転自在に枢着されてい
る。このようにすれば、片持梁状といえども、中心軸部
2aは十分な剛性と強度を具備できる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成されるので、
次に記載する効果を奏する。
【0016】(請求項1,2によれば)支持脚を省略し
た観覧車1付きの建築物を建てることができる。すなわ
ち、低コストで建築物を建てることができる。また、観
覧車1との一体感が高まり、構造がシンプルで、外観が
良好となる。(請求項3によれば)通常の建物3の鉄骨
4を利用することができる。(請求項4によれば)観覧
車1の下方に於ても、乗客が外の景色を見ることができ
る。すなわち、正面側の見はらしが良い。逆に、建築物
自体の正面視を特徴のある外観とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す正面図である。
【図2】側面図である。
【図3】平面図である。
【図4】要部の具体的な構造を示す一部断面側面図であ
る。
【図5】要部の具体的な構造を示す一部断面正面図であ
る。
【符号の説明】
1 観覧車 2 回転輪 2a 中心軸部 3 建物 4 鉄骨 4a 梁 4b 柱 5 切欠凹部 5a 上縁 6 角部 E 前後幅 F 所定階 S 屋上

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観覧車1付きの建築物に於て、観覧車1
    の回転輪2の支持脚を省略して、建物3の鉄骨4自体
    に、上記回転輪2の中心軸部2aを、支持させたことを
    特徴とする建築物。
  2. 【請求項2】 観覧車1付きの建築物に於て、建物3内
    部に存在する鉄骨4をもって、観覧車1の回転輪2の中
    心軸部2aを、支持したことを特徴とする建築物。
  3. 【請求項3】 回転輪2の中心軸部2aを支持する建物
    3の鉄骨4が、梁4a…と柱4b…から成る正面視井桁
    形状である請求項1又は2記載の建築物。
  4. 【請求項4】 建物3の正面に所定階Fから上方へ所定
    の狭い前後幅Eの切欠凹部5を形成し、この切欠凹部5
    に鉛直状の回転輪2を配設すると共に、該回転輪2の中
    心軸部2aを、建物3の屋上Sと上記切欠凹部5の上縁
    5aとの角部6近傍に於て、鉄骨4に片持梁状として、
    支持した請求項1,2又は3記載の建築物。
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