JP2003003509A - 人孔蓋受枠、マンホールの人孔蓋飛散防止構造 - Google Patents

人孔蓋受枠、マンホールの人孔蓋飛散防止構造

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明 下津浜
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下水道管路等の内部で発生した圧力を確実に
外部に逃がすことができ、しかもマンホール内からの悪
臭が外部に漏洩しない、人孔蓋受枠、そのマンホールの
人孔蓋飛散防止構造を提供することを目的とするもので
ある。 【解決手段】 人孔蓋3にマンホール10内の圧力を逃
がすための通気口8とそれに連なる通気溝15が人孔蓋
の周縁部に形成され、通気口8の面積を大きくしたとし
てもその通気口8からゴミが直接落下する構造ではな
く、しかも通気口8には、揺動板9による遮断機構が設
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中に埋設した下
水道管路施設等の管路内の圧力によって、マンホールの
人孔蓋が飛散しないようにするための人孔蓋受枠、その
マンホールの人孔蓋飛散防止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】下水道管路施設では、下水の排除方式に
よって、汚水と雨水とを同一の管路で排除する合流式下
水道と、汚水と雨水とを別々の管路で排除する分流式下
水道とに分類される。特に、前者の合流式下水道では、
集中豪雨に見舞われた場合、大量の雨水が下水本管に一
気に流入するため、管路内の空気圧力が局所的に急激に
上昇したり、あるいは雨水そのものが上昇して、管路内
の圧力によって、マンホールの上端部に設置されている
人孔蓋が飛散するおそれがある。
【0003】従来のマンホールについて、図2を参照し
て説明する。なお、図2(a)は、マンホールの人孔蓋
受枠部の平面図であり、図2(b)は、マンホールの開
口部を人孔蓋で塞いだ受枠の断面図である。図2のマン
ホールは、マンホール1のマンホール本体2の上端部、
又は上端部にブロック塊2a等に人孔蓋3を載置する受
枠4を載置して、マンホール本体2の上端部に立設した
緊結ボルトをブロック塊2に挿通し、かつ受枠4に設け
た取付孔7に挿通して固定されている。人孔蓋3には、
排圧孔3aが設けられている。因みに、5は人孔蓋3の
施錠部であり、6はマンホール内に設けた階段である。
【0004】このマンホールの人孔蓋には、排圧孔が設
けられているもののマンホール内の急激な圧力変動を吸
収できるものではなく、下水道管路内で発生した急激に
圧力上昇した場合は、人孔蓋が飛散するおそれがある。
そこで、下水道管路内で発生した急激な圧力上昇を外部
に逃がすことができるようにしたものとし、例えば、マ
ンホールの上端部の受枠に設置される蓋本体をグレーチ
ング構造としたものがあるが、下水道管路内の臭気が外
に漏出する問題があり、臭気を防止するために、通常は
中蓋が設けられているが、中蓋にゴミが堆積して、作業
環境を悪化させる要因となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図2に示した人孔蓋3
は、排圧孔3aが設けられているが、その開口総面積が
小さく、下水道管路内の急激な圧力変動が発生した場
合、下水道管路内の急激な圧力上昇を十分に逃がすこと
ができない。そこで、人孔蓋をグレーチング構造とし
て、かつ受枠に中蓋を設けて排圧孔を開けることによっ
て、この排圧孔から下水道管路内で発生した圧力を外部
に逃がすようにするものがあるが、排圧孔の開口面積を
大きくすれば、ゴミ等が落下し、人孔蓋の排圧孔の総面
積を大きくすれば、悪臭が外部に漏洩して、環境問題を
発生し兼ねない等の種々の問題がある。
【0006】また、排圧孔に防臭機構では、土砂が流れ
込んで、保守点検を頻繁に行わない限り、排圧孔が閉塞
して防臭効果を期待するのは無理があった。そこで、通
常は、図2に示した人孔蓋が使用されており、この人孔
蓋に設けた小さな排圧孔では、下水道管路内で発生した
圧力を十分に逃がすことができないのが現状である。
【0007】本発明は、上述の欠点に鑑みなされたもの
であって、下水道管路等の内部で発生した圧力を確実に
外部に逃がすことができ、しかもマンホール内からの悪
臭が外部に漏洩しない、人孔蓋受枠、そのマンホールの
人孔蓋飛散防止構造を提供することを目的とするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するためになされたものであり、請求項1の発明は、
マンホール本体の上端部に人孔蓋を載せる受枠が設けら
れ、該受枠内側壁の周縁部に通気溝が設けられ、かつ該
受枠内側壁に複数の通気口が設けられ、該通気口にマン
ホール内と外気とを遮断し、かつマンホール内の圧力の
変動によって、揺動する揺動板が設けられ、該マンホー
ル内への吸気と該マンホール外への排気とを該受枠内壁
に設けた通気口を通して行うようにし、人孔蓋の飛散を
防止したことを特徴とするマンホールの入孔蓋飛散防止
構造である。
【0009】請求項1の発明では、受枠内側壁に通気口
を設けて、通気口を揺動板が垂下しており、通常は通気
口が揺動板で塞がれており、下水道管路内の急激な圧力
変動が発生した場合、揺動板が風圧によって押されて、
下水道管路内の圧力を通気口から外部へと逃がすように
して、入孔蓋の飛散を防止するようにしたマンホールの
入孔蓋飛散防止用構造であり、通気口の面積は、従来の
人孔蓋(図2)の開口面積と比較して、圧力を逃がすた
めの排気口(通気口)の開口率を従来のものと比較した
場合、約40%以上向上させることで入孔蓋の飛散を防
止することができた。
【0010】また、請求項2の発明は、前記受枠が、該
受枠内側壁の周縁部に通気溝が設けられ、該通気溝底部
がマンホール内方向に僅かに傾斜し、かつ該受枠をマン
ホール本体上部に固定する取付孔が設けられ、該通気溝
の上部には、多数の貫通孔を設けた蓋が載置され、マン
ホール内の圧力によって、該通気口に設けた揺動板を揺
動するようにして、該通気溝が前記通気口を通してマン
ホール内と連通するようにしたことを特徴とする請求項
1に記載のマンホールの入孔蓋飛散防止構造である。
【0011】請求項2の発明では、受枠が受枠内壁に沿
った周縁部に通気溝が設けられ、かつ通気口が受枠内壁
に設けられ、通気溝とマンホール内とが通気口で連通し
ており、通気口の総開口面積を大きく設定することがで
き、下水道管路内の急激な圧力の上昇を逃がすのに十分
な面積を確保できるとともに、通気口が垂直方向に設け
られており、落下した土砂等で容易に通気口を閉塞され
るおそれがない。しかも、通気溝底部は、マンホール内
方向に僅かに傾斜しており、仮に土砂等が入り込んだと
しても、通気溝に流れ込んだ雨水がマンホール内へと流
し込められて、蓄積しないので通気溝を塞ぐおそれもな
く、受枠をマンホール本体に固定する取付孔が設けられ
ており、補修等が容易となる作用を有する。また、通気
溝の上部には、簀の子状の貫通孔が設けた蓋が載置さ
れ、靴のヒールが簡単に嵌入しないようになされてい
る。
【0012】また、請求項3の発明は、マンホール本体
の上端部に載置され、人孔蓋を載せる受枠であって、該
マンホール本体内の空気圧の変動に応じて、該受枠の内
壁に設けた通気口から外部に圧力を逃がすための通気溝
と該通気口の開閉機構とを設けて、入孔蓋の飛散防止す
ることを特徴とする人孔蓋受枠である。
【0013】請求項3の発明では、マンホール本体の上
端部に載置され、人孔蓋受枠に通気溝と通気口とが設け
られ、かつ通気口の開閉機構が設けられ、マンホール本
体内の空気圧が急激に上昇した場合は、開閉機構を開い
て、マンホール内の圧力上昇を外気に逃がして、人孔蓋
の飛散を防止し、通常は開閉機構が閉じられているの
で、マンホール内からの悪臭が戸外に漏洩することがな
い。
【0014】また、請求項4の発明は、前記通気溝が、
該受枠内側壁の周縁部に設けられ、該内側壁に設けた多
数の通気口が設けられ、該通気溝底部がマンホール内方
向に僅かに傾斜し、かつ該通気溝底部に該受枠をマンホ
ール本体上部に固定する取付孔が設けられ、該通気溝の
上部には多数の貫通孔を設けた通気蓋が載置され、該通
気口の開閉機構として、該通気口に垂下した揺動板を設
けたことを特徴とする請求項3に記載の人孔蓋受枠であ
る。
【0015】請求項4の発明では、通気溝底部にマンホ
ール内方向に僅かに傾斜しており通気溝に流れ込んだ雨
水がマンホール内に流し込み、通気溝に堆積した土砂等
が流されて蓄積しないので通気溝を塞ぐおそれもなく、
かつ受枠をマンホール本体上部に固定する取付孔が設け
られ、補修工事が容易となる。また、人孔蓋受枠の内側
壁には、多数の通気口が設けられ、通気溝の上部には、
簀の子状の貫通孔を多数設けた通気蓋が載置されおり、
かつ通気口に開閉機構を設けることで、マンホール内と
外気との圧力の差によって、開閉機構が作用してマンホ
ール内と外気とが連通するようにしている。この開閉機
構は、内側壁に設け通気口に揺動板を設けたもので、マ
ンホール内と外気との圧力差が発生すると、揺動板が振
り子状に揺動して通気口が開かれる。従って、マンホー
ル本体内の空気圧が急激に上昇した場合であっても、開
閉機構を開いて、マンホール内の圧力を外気に逃がすこ
とができる。なお、通常は開閉機構が閉じられているの
で、マンホール内からの悪臭が戸外に漏洩することがな
い。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る人孔蓋受枠、
マンホールの人孔蓋飛散防止構造の実施形態について、
図面を参照して説明する。なお、図1は、本発明の人孔
蓋受枠、マンホールの人孔蓋飛散防止構造を説明するた
めの図であり、同図(a)は人孔蓋を除いたマンホール
の正面図であり、同図(b)は人孔蓋を受枠に載置した
マンホールの要部側面図、同図(c)は人孔蓋受枠の要
部断面図である。
【0017】図1を参照して、本実施形態の人孔蓋飛散
防止マンホール構造について、説明する。本実施形態の
マンホール10は、図1に示したように、マンホール本
体11の上端部又はブロック塊12に人孔蓋3を載せる
人孔蓋受枠13が設けられ、人孔蓋受枠13の内側壁1
3aに多数の通気口8が設けて、マンホール10内への
吸気と、マンホール10外への排気とを行うようにした
ものである。
【0018】通気口8には、マンホール10内の圧力と
外気の圧力の差により揺動して通気口8を開閉する揺動
板9が設けられている。揺動板9は、マンホール10内
の圧力と外気の圧力の差が殆どない場合、通気口8を塞
いでマンホール10内と外気とを遮断して、マンホール
10内の臭気が戸外に漏洩するのを防止する。例えば、
集中豪雨に見舞われて、大量の雨水が下水本管に一気に
流入するような場合、管路内の空気圧力が局所的に急激
に上昇したり、あるいは雨水そのものが上昇したりする
と、管路内の圧力又は水圧によって、揺動板9は外側に
押されて通気口8が開口して圧力を逃がすようにして、
人孔蓋3の飛散を防止するようにした入孔蓋飛散防止用
マンホール構造である。
【0019】本実施形態の人孔蓋受枠13は、人孔蓋3
を載置する円形開口部を形成する内周壁13aと、その
周縁に設けた外周壁13bと、底部13cとによる通気
溝15が形成され、通気溝15の底部13cには、人孔
蓋受枠13を固定するための取付孔7が設けられ、取付
孔7に締結ボルト14を挿通してナットで緊縮して、マ
ンホール本体2の上端部、又は上端部にブロック塊2a
等に固定されている。内周壁13aと外周壁13bとの
間には支持板13dが設けられている。支持板13dは
通気溝15の上部に設け、その底部は開放してもよい。
内周壁13aには多数の四角形状の通気口8が設けら
れ、通気口8にはマンホール内の圧力によって、自在に
揺動する揺動板9が設けられている。図1では、通気口
8が12箇所設けられており、それぞれの通気口8に揺
動板9が揺動自在に垂下している。
【0020】通気溝15の上部には、簀の子状の貫通孔
16aを設けた通気蓋16が載置されている。同図では
通気蓋16の四分一を図示した。簀の子状の貫通孔16
aは放射状に設けられ、貫通孔16aは、例えば約10
mmの幅で長さが約70mm程度である。通気溝底部1
3cはマンホール内方向に僅かに傾斜して、通気溝底部
13cに落下した土砂等が雨水とともに揺動板9を押し
開いて、マンホール10内に容易に流れ落ちるように構
成されている。また、通気溝15に落下した土砂やゴミ
は、底部に堆積した場合でも通気蓋16から雨水が流入
して通気溝15に堆積した土砂等のゴミを押し流して除
去することができる。
【0021】図1(c)に示したように、揺動板9は、
通気口8にマンホール10内と外気とを遮断し、かつマ
ンホール10内の圧力の変動によって、揺動するように
通気口8の上部から垂下されて構成されている。揺動板
9は、ゴムやプラスチック製が好ましく、異種材料を積
層した構造であってもよいし、マンホール内外圧差が所
定以上となると揺動するように、ある程度の重さを付与
されている。マンホール内と戸外との圧力差によって、
揺動板9が振り子状に揺動して通気口8が開口される。
揺動板9は、その可動部が可撓性を有する材質で構成さ
れ、下水等から発生する硫化水素等によって、可動部が
腐食しないようになされている。
【0022】次に、本発明の実施例と従来例との排気
口,吸気口の開口面積を比較して説明すると、図1の本
実施例の人孔蓋受枠、マンホールの人孔蓋飛散防止構造
は、通気口8の高さが約80mmで、幅が100mmで
あり、揺動板9は、高さが約92.5mmで、幅が10
0mmである。揺動板9の上部12.5mmが通気口8
の上部に固定されて、通気口8は揺動板9で塞がれてい
る。
【0023】続いて、本発明の人孔蓋受枠と従来の受枠
の排気孔と相違について、その排気口と吸気口との観点
から説明する。従来の人孔蓋(GLV600型)には排
気孔が設けられ、その排気孔は、排気口と吸気口側では
異なって面積であり、排気口の開口面積が0.0512
mmであり、吸気口の開口面積が0.0256mm
であった。
【0024】一方、本実施例の人孔蓋受枠に設けられた
排気口,吸気口の開口面積は、通気蓋16の簀の子状の
貫通孔16aが約10mmの幅で長さが約70mmであ
り、貫通孔16aが104個の設けられているので、そ
の総開口面積は、0.0728mmである。また、
通気口8は、12個が設けられており、その総開口面積
は、0.0960mmである。
【0025】従って、本実施例では、従来の排気口と比
較した場合、本実施例の開口率は、142%であり、従
来の吸気口と比較した場合、本実施例の開口率は、28
4%である。即ち、本実施例では、排気・吸気が同一通
気路を通過するので、約40%以上の開口率を改善され
ている。即ち、開口率を従来より40%以上向上させる
ことで、人孔蓋の飛散を防止することができる。人孔蓋
の飛散防止には、人孔蓋受枠に通気口を設けてマンホー
ル内の圧力を逃がすようにすることが有効であることを
確認した。
【0026】
【発明の効果】上記記載のように、本発明によれば、マ
ンホール本体の上端部に人孔蓋を載せる受枠が設けら
れ、この受枠内側壁の周縁部に通気溝が設けられ、かつ
該受枠内側壁に複数の通気口が設けられており、通気口
にマンホール内と外気とを遮断し、かつマンホール内の
圧力の変動によって、揺動する揺動板が設けられている
ので、マンホール内の圧力が急激に上昇したとしても、
揺動板を押し開いて、通気口から通気溝を通して、マン
ホール内と戸外とが連通して、マンホール内の圧力を逃
がすことができ、人孔蓋が飛散するのを防止することが
できる。
【0027】また、本発明によれば、マンホール内の圧
力が通気口を介して、外部に逃げるような構造となって
おり、マンホール内の圧力によって、人孔蓋が飛散する
ことがないし、通気溝底部がマンホール内に傾斜してお
り、通気溝に土砂等が堆積しない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の人孔蓋受枠、マンホールの人孔蓋飛散
防止構造の一実施形態を示し、同図(a)は人孔蓋を除
いたマンホールの正面図、同図(b)は人孔蓋を受枠に
載置したマンホールの要部側面図、同図(c)は受枠の
要部断面図である。
【図2】同図(a)は、従来の人孔蓋を除いたマンホー
ルの要部正面図、同図(b)はその要部断面図である。
【符号の説明】
3 人孔蓋 8 通気口 9 揺動蓋 10 マンホール 11 マンホール本体 12 ブロック塊 13 人孔蓋受枠 13a 受枠内側壁 13b 受枠外側壁 13c 底部 13d 支持板 14 緊縮ボルト 15 通気溝 16 通気蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三井 貴志 東京都新宿区西新宿二丁目8番1号 東京 都下水道局内 (72)発明者 下津浜 明 東京都新宿区西新宿二丁目8番1号 東京 都下水道局内 (72)発明者 澤野 利政 東京都新宿区西新宿二丁目8番1号 東京 都下水道局内 (72)発明者 田之脇 博則 東京都新宿区西新宿二丁目8番1号 東京 都下水道局内 (72)発明者 瀬戸山 健二 東京都新宿区西新宿二丁目8番1号 東京 都下水道局内 (72)発明者 千葉 東吾 東京都新宿区西新宿二丁目8番1号 東京 都下水道局内 (72)発明者 星原 辰夫 東京都新宿区西新宿二丁目8番1号 東京 都下水道局内 Fターム(参考) 2D047 BB26 2D063 DA14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホール本体の上端部に人孔蓋を載せ
    る受枠が設けられ、該受枠内側壁の周縁部に通気溝が設
    けられ、かつ該受枠内側壁に複数の通気口が設けられ、
    該通気口にマンホール内と外気とを遮断し、かつマンホ
    ール内の圧力の変動によって、揺動する揺動板が設けら
    れ、該マンホール内への吸気と該マンホール外への排気
    とを該受枠内壁に設けた通気口を通して行うようにし、
    人孔蓋の飛散を防止したことを特徴とするマンホールの
    入孔蓋飛散防止構造。
  2. 【請求項2】 前記受枠が、該受枠内側壁の周縁部に通
    気溝が設けられ、該通気溝底部がマンホール内方向に僅
    かに傾斜し、かつ該受枠をマンホール本体上部に固定す
    る取付孔が設けられ、該通気溝の上部には、多数の貫通
    孔を設けた蓋が載置され、マンホール内の圧力によっ
    て、該通気口に設けた揺動板を揺動するようにして、該
    通気溝が前記通気口を通してマンホール内と連通するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載のマンホール
    の入孔蓋飛散防止構造。
  3. 【請求項3】 マンホール本体の上端部に載置され、人
    孔蓋を載せる受枠であって、該マンホール本体内の空気
    圧の変動に応じて、該受枠の内壁に設けた通気口から外
    部に圧力を逃がすための通気溝と該通気口の開閉機構と
    を設けて、入孔蓋の飛散防止することを特徴とする人孔
    蓋受枠。
  4. 【請求項4】 前記通気溝が、該受枠内側壁の周縁部に
    設けられ、該内側壁に設けた多数の通気口が設けられ、
    該通気溝底部がマンホール内方向に僅かに傾斜し、かつ
    該通気溝底部に該受枠をマンホール本体上部に固定する
    取付孔が設けられ、該通気溝の上部には多数の貫通孔を
    設けた通気蓋が載置され、該通気口の開閉機構として、
    該通気口に垂下した揺動板を設けたことを特徴とする請
    求項3に記載の人孔蓋受枠。
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