JP2003003291A - 複数工程からなる金属析出方法 - Google Patents

複数工程からなる金属析出方法

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JP2003003291A JP2002083832A JP2002083832A JP2003003291A JP 2003003291 A JP2003003291 A JP 2003003291A JP 2002083832 A JP2002083832 A JP 2002083832A JP 2002083832 A JP2002083832 A JP 2002083832A JP 2003003291 A JP2003003291 A JP 2003003291A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 基板上に金属層を析出する方法に関し、特に
集積回路に金属被覆構造を形成させるときに、望まれる
添加剤の減少の問題や監視の問題なく、基板の表面上の
金属層を析出させる改良方法を提供する事である。 【解決手段】 基板表面上に金属を含む金属層を析出さ
せる方法であって、前記基板を、復極剤を含み、かつ、
実質的に前記金属イオンが存在しない第一溶液に浸す工
程と、その後に、前記基板とアノード間に電流を流しな
がら、前記基板を、前記金属のイオンを含有する第二溶
液に浸す工程を備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、基板上に金属層
を析出する方法に関する。特に、この方法は集積回路に
金属被覆構造を形成させるときに好ましい。
【0002】
【従来の技術】銅は抵抗率が低く、耐エレクトロマイグ
レーション性が優れているため、最近、アルミニウムに
代わって超大規模集積回路の金属鍍金の手法において導
入されている。銅伝導経路として使う場合、銅のパター
ンの配線に選ばれる析出方法として、電解析出(鍍金)
があった。金属の電解析出、たとえば、銅による配線に
おける場合の銅の析出は、次のようにして行われる。ウ
ェーハの片面のなどの表面を、析出される金属イオンを
含む溶液に接触させ、これらのイオンに対し電子を供給
し還元反応によって表面に金属原子を析出させる。イオ
ンを還元するため必要な電子が、溶液中に存在する還元
剤から供給されるとき、電解析出のプロセスは無電解鍍
金と呼ばれる。析出の過程において基板を外部電源に電
気的に接続することにより電子が供給されれば、これは
電解鍍金と呼ばれる。金属イオンが金属原子に還元され
るように電気的に接続された基板はカソードと呼ばれて
いる。アノードとして知られているもう一方の電気的活
性の表面が電解液の中に存在しており、電子回路を完成
させる。アノードではカソードでの電流の流れにバラン
スをするだけの酸化反応が起きており、このようにして
溶液中での電気的中性を保っている。銅鍍金の場合、ウ
ェーハカソードで電解液から失われた第二銅イオンは、
銅を含んだ固体アノードからの溶解によって補われる。
金属の析出には機械的な研磨を組み合わせて、析出した
物質の蓄積を避けてもよい。
【0003】集積回路技術において、溝、ビア、ホール
のような超高アスペクト比でサブミクロンの開口部に銅
を析出させる試み、しかも、鍍金した金属に欠陥を作ら
ずに、鍍金した金属が、たとえば粒状物の大きさ、不純
物の含有量、ひずみ、電気抵抗率、荒さ、硬さ、延性な
どに関する適切な物質特性を有するように析出させる試
みがなされている。鍍金によってサブミクロンのパター
ン構造を、望み通り欠陥なく充填できるか否か(スーパ
ーフィリング;superfillingやボトムアップフィル;bo
ttom-up fillとしても知られている)は、添加剤(本来
は有機物もしくは無機物、又はそれらの組み合わせ)に
大きく影響され、それらは析出する金属イオン(たとえ
ば銅イオン)を含む鍍金電解槽に加えられる。最新の商
業的な添加剤系(たとえば配線に用いるための添加剤)
は、一般的に、硫黄、窒素、および/または酸素の官能
基を含む特許された添加剤の混合物を含んでいる。その
添加剤は、この分野の中で知られているように、光沢剤
(brightener)、平坦化剤(leveler)、もしくは電荷担
体を含んでいても良い。良い析出物を得るためにハロゲ
ン化物イオン(典型的には塩化物または臭化物)を添加
することが好ましいという事が一般的に知られている。
【0004】「光沢のある析出物」とは強く反射する光
沢面を持つ析出物である。光沢剤(brightener)とは、例
えば銅鍍金の溶液に加えられた時、析出物の光沢を増す
添加剤である。光沢化は、一般的に、可視光の波長より
短く、かつ、粒子構造を方向付けられた微結晶から構成
される良質の析出物を作り出すという鍍金溶液の能力と
して定義される。光沢剤として使用しうる添加剤は、こ
の分野では良く知られている。
【0005】「平坦化された析出物」という言葉は、基
板の表面より滑らかになった表面を持つ析出物を表現し
ている。このように、「平坦化する」とは、凹部に比較
的厚く、また凸部には比較的薄い析出物を作り出す鍍金
電解槽の能力を示す。その結果、表面の不規則さを減ら
すことができる(プラナリゼーション)。パターン配線
の技術において、超高アスペクト比でサブミクロンの形
状を充填もしくは平坦化する特性は「スーパーフィリン
グ;superfilling」や「スーパーコンフォーマルプレイ
ティング;super conformal plating」や「ボトムアッ
プフィル;bottom-up fill」と呼ばれている。
【0006】光沢剤や平坦化剤は、硫黄および/または
窒素を含有している分子を含んでいても良い。硫黄を含
む化合物は、典型的には、たとえば、4,5−ジチアオ
クタン−1,8−ジスルホン酸や3−メルカプトプロピ
ルスルホン酸やそれらの塩などのような、スルホン化や
ホスホン化した有機硫化物を含有していてもよい。これ
らの化合物は銅イオンの放出に関する復極を引き起こ
す。そのため、それらは復極剤とも呼ばれる。光沢剤、
もしくは、平坦化剤は復極の効果も持ちうる。復極剤の
他の典型例はチオ尿素やその誘導体であり、それらは濃
度に依存しながら銅イオン放電における分極の効果もし
くは復極の効果を持つ。復極の効果を持つ窒素含有の分
子は、例えば、フタロシアニン化合物(例えば、アルシ
ャンブルー;Alcian Blue)もしくは、フェナジンアゾ色
素(例えば、ジェーナスグリーンB;Janus Green B)な
どを含む。そのような添加剤のいくつかは光沢剤として
も平坦化剤としても同時に作用しうることがわかった。
【0007】光沢剤もしくは平坦化剤は、「抑制剤」と
も呼ばれる電荷担体とあわせてよく使われる。抑制剤
は、典型的に、ポリエチレングリーコールやポリプロピ
レングリコールやそれらのブロック共重合体やポリエー
テル界面活性剤やアルキル芳香アルコールなどのポリエ
ーテル成分を含有するポリマーである。また、塩化物や
臭化物などのハロゲン化物イオンも典型的に鍍金電解槽
に加えられる。電荷担体は、典型的には、特に塩化物イ
オンや臭化物イオンと協同して、電解液の銅析出を抑制
する。また、塩化物イオンや臭化物イオンは電荷担体と
光沢剤もしくは平坦化剤の吸着作用に影響を及ぼす。
【0008】添加剤間の協同的な作用によって、局所的
な変化が生じ、銅析出の加速と抑制の均衡がもたらされ
る。また、添加剤間の協同的な作用は、超高アスペクト
比の形状を、望み通りのプロファイルで充填するために
主要な役割を果たす。添加剤は、また、析出物の物質特
性に影響を与える。
【0009】最新の鍍金技術において、銅鍍金電解槽の
中の添加剤が時間と共に枯渇するという問題は、銅鍍金
プロセスを著しく面倒にする。特に問題であるのは、典
型的な商業用電解鍍金電解槽における光沢剤もしくは平
坦化剤の分解である。金属の銅と接触している溶液であ
って、銅イオンを含有する溶液中では、これらの化合物
は特に高い割合で分解が起こりやすい。このように、電
気鍍金溶液が使用されているときだけでなく、銅含有の
アノードと接触している場合でさえも、添加剤の分解は
続く。それゆえ、望み通りの充填と析出物の物質特性を
保つためにも、鍍金溶液の成分を正確にまた迅速にフィ
ードバック制御できる、適切な電解液管理システムが必
要である。そのような管理システムには、たとえば、環
状ボルトアンペアストリッピング(cyclic voltammetri
c stripping)などによる、オンラインでリアルタイム
の鍍金電解液分析のアプリケーションや、添加剤を投与
したり加えたりすることによる電解液混合の継続的なフ
ィードバック制御が必要となる。このような方法によれ
ば、添加剤の濃度を制御することはできる。しかしなが
ら、鍍金電解槽の中で分解生成物や不純物が連続的に蓄
積し、それらは析出物の充填や物質特性に影響を及ぼ
す。
【0010】最新の鍍金において発生する他の問題は凹
部の上に析出した物質がバンプを形成することである。
これは、金属イオンの放電に関して復極の効果を持つ化
合物(復極剤)が蓄積するためだと考えられる。
【0011】この問題を解決するか、少なくともこの問
題を減らすためにいくつかの方法が使われる。ある一つ
の方法では、凹部を充填した後、溶解を行い、表面上の
吸着種を再分配する。溶解させた後、層の残りの部分に
析出させる。もう一つの方法は凹部を充填した後、熱に
よる焼き鈍しを行い、表面から添加剤を脱着させること
である。この熱による焼き鈍しの後、残りの部分に析出
させる。バンプの形成を減らす他の方法は、析出と同時
に機械的な研磨を行う方法である。
【0012】米国特許6,319,831号では、集積回
路上にある高アスペクト比の、コンタクト/ビアホール
に銅を析出させる方法について述べられている。銅は光
沢剤および平坦化剤を含む銅鍍金電解液から析出する。
最初の銅の層は低い電流密度で鍍金される。光沢剤の濃
度は、開口部の底面領域で減少していくので、電流がと
められている間、これらの領域において光沢剤は補給さ
れる。第二の工程における銅析出の間は、高電流が用い
られる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】発明の目的は、望まれ
る添加剤の減少の問題や監視の問題なく、基板の表面上
の金属層を析出させる改良方法を提供することである。
超大規模集積回路の金属鍍金におけるバンプの形成と、
欠陥の形成の問題を減らす方法も望まれる。
【0014】
【課題を解決するための手段】本件の第一の発明は、基
板表面上に金属を含む金属層を析出させる方法であっ
て、前記基板を、復極剤を含み、かつ、実質的に前記金
属のイオンが存在しない第一溶液に浸す工程と、その後
に、前記基板とアノード間に電流を流しながら、前記基
板を、前記金属のイオンを含有する第二溶液に浸す工程
を備えることを特徴とする。
【0015】この発明のある実施形態では、上記第一の
発明において、前記金属が銅、金、銀、アルミニウム、
プラチナ、ニッケル、クロム、亜鉛、それらの合金、お
よび、それらの混合物からなる群から選択されることを
特徴とする。
【0016】この発明の別の実施形態では、上記第一の
発明において、前記金属が銅であることを特徴とする。
【0017】この発明の別の実施形態では、上記第一の
発明において、前記金属が、銅、金、銀、アルミニウ
ム、プラチナ、ニッケル、クロム、亜鉛からなる群から
選択された2以上の合金化した金属を含む合金であるこ
と、および、前記金属のイオンが前記2以上の合金化し
た金属のイオンを含むことを特徴とする。
【0018】この発明の別の実施形態では、上記第一の
発明の先ほど述べた実施形態において、前記合金が銅を
含むことを特徴とする。
【0019】この発明の別の実施形態では、上記第一の
発明において、前記復極剤が光沢剤、もしくは、平坦化
剤であることを特徴とする。
【0020】この発明の別の実施形態では、上記第一の
発明において、前記復極剤が有機硫化物であることを特
徴とする。
【0021】前記復極剤は、A-R1-(S)n-R2-Q-O3-Dの化
学式(R1とR2はアルキレン基、Aは水素、スルホン酸
塩、ホスホン酸塩、アルカリ金属スルホン酸塩、アルカ
リ金属ホスホン酸塩、スルホン酸のアンモニウム塩、ホ
スホン酸のアンモニウム塩、スルホン酸、ホスホン酸、
アルカリ金属からなる群から選ばれる、nは1から3ま
での整数、Dは水素、I族の金属イオン、II族の金属イオ
ン、アンモニウムイオンからなる群から選ばれる、Qは
硫黄もしくはリン)を持つ。
【0022】この発明の別の実施形態では、前記復極剤
が、HO3P-(CH2)3-S-S-(CH2)3-PO3H、HO3S-(CH2)4-S-S-
(CH2)4-SO3H、NaO3S-(CH2)3-S-4S-(CH2)3-SO3Na、HO3S-
(CH2)2-S-S-(CH2)2-SO3H、CH3-S-S-CH2-SO3H、HS-(CH2)
3-SO3H、および、それらの混合物からなる群から選択さ
れた化合物を含むことを特徴とする。
【0023】この発明の別の実施形態では、上記第一の
発明において、前記基板を前記第一溶液に浸す工程の
間、基板とアノード間に電流を実質的に流さないことを
特徴とする。
【0024】この発明の別の実施形態では、上記第一の
発明において、前記基板を前記第一溶液に浸す工程の
間、基板とアノード間に電流を流すことを特徴とする。
【0025】この発明の別の実施形態では、上記第一の
発明において、前記第一溶液がハロゲン化物イオンを含
むことを特徴とする。
【0026】この発明の別の実施形態では、上記第一の
発明において、前記第一溶液がpH調整剤を含むことを
特徴とする。
【0027】この発明の別の実施形態では、上記第一の
発明において、前記第二溶液が実質的に復極剤を含まな
いことを特徴とする。
【0028】この発明の別の実施形態では、上記第一の
発明において、前記第二溶液が復極剤を含むことを特徴
とする。
【0029】この発明の別の実施形態では、上記第一の
発明において、前記第二溶液がハロゲン化物イオンを含
むことを特徴とする。
【0030】この発明の別の実施形態では、上記第一の
発明において、前記基板を第一溶液に浸す工程と前記基
板を第二溶液に浸す工程を繰り返すことを特徴とする。
【0031】この発明の別の実施形態では、上記第一の
発明において、前記の方法が前記基板を研磨する工程を
含むことを特徴とする。
【0032】本件第二の発明は、基板表面上の金属を含
む金属層を析出される方法であって絶縁層を表面に持つ
半導体基板を与える工程と、前記絶縁層に開口部を作る
工程と、前記開口部の側面と底面上にバリアー層を形成
する工程と、前記バリアー層上に銅微粒子層を形成する
工程と、そして、その後、前記基板を、復極剤を含み、
かつ、前記金属のイオンが実質的に存在しない第一溶液
に浸す工程と、その後、前記基板とアノード間に電流を
流しながら、前記基板を前記金属のイオンを含んでいる
前記第二溶液に浸す工程と、前記基板に第一溶液を浸す
工程と前記基板を第二溶液に浸す工程を、開口部が前記
金属で充填されるまで繰り返す工程と、を備える方法で
あることを特徴とする。
【0033】この発明のある実施形態では、上記第二の
発明において、前記金属が銅、金、銀、アルミニウム、
プラチナ、ニッケル、クロム、亜鉛、それらの合金、お
よび、それらの混合物からなる群から選択されることを
特徴とする。
【0034】この発明の別の実施形態では、上記第二の
発明において、前記金属が銅であることを特徴とする。
【0035】この発明の別の実施形態では、上記第二の
発明において、前記金属が、銅、金、銀、アルミニウ
ム、プラチナ、ニッケル、クロム、および、亜鉛からな
る群から選択された、2以上の合金化した金属を含む合
金であること、および、前記金属のイオンが前記2以上
の合金化した金属のイオンを含むことを特徴とする。
【0036】この発明の別の実施形態では、上記第二の
発明の先ほど述べた実施形態において、前記合金が銅を
含むことを特徴とする。
【0037】この発明の別の実施形態では、上記第二の
発明において、前記復極剤が光沢剤もしくは平坦化剤で
あることを特徴とする。
【0038】この発明の別の実施形態では、上記第二の
発明において、前記復極剤が有機硫化物であることを特
徴とする。
【0039】前記復極剤が、A-R1-(S)n-R2-Q-O3-Dの化
学式(R1とR2はアルキレン基、Aは水素、スルホン酸
塩、ホスホン酸塩、アルカリ金属スルホン酸塩、アルカ
リ金属ホスホン酸塩、スルホン酸のアンモニウム塩、ホ
スホン酸のアンモニウム塩、スルホン酸、ホスホン酸、
アルカリ金属からなる群から選ばれる、nは1から3ま
での整数、Dは水素、I族の金属イオン、II族の金属イオ
ン、アンモニウムイオンからなる群から選ばれる、Qは
硫黄もしくはリン)を持つことを特徴とする。
【0040】この発明の別の実施形態では、前記復極剤
が、HO3P-(CH2)3-S-S-(CH2)3-PO3H、HO3S-(CH2)4-S-S-
(CH2)4-SO3H、NaO3S-(CH2)3-S-4S-(CH2)3-SO3Na、HO3S-
(CH2)2-S-S-(CH2)2-SO3H、CH3-S-S-CH2-SO3H、HS-(CH2)
3-SO3H、および、それらの混合物からなる群から選択さ
れた化合物を含むことを特徴とする。
【0041】この発明の別の実施形態では、上記第二の
発明において、前記基板を前記第一溶液に浸す工程の
間、基板とアノード間に電流を実質的に流さないことを
特徴とする。
【0042】この発明の別の実施形態では、上記第二の
発明において、前記基板を前記第一溶液に浸す工程の
間、基板とアノード間に電流を流すことを特徴とする。
【0043】この発明の別の実施形態では、上記第二の
発明において、前記第一溶液がハロゲン化物イオンを含
むことを特徴とする。
【0044】この発明の別の実施形態では、上記第二の
発明において、前記第一溶液がpH調整剤を含むことを
特徴とする。
【0045】この発明の別の実施形態では、上記第二の
発明において、前記第二溶液が実質的に復極剤を含まな
いことを特徴とする。
【0046】この発明の別の実施形態では、上記第二の
発明において、前記第二溶液が復極剤を含むことを特徴
とする。
【0047】この発明の別の実施形態では、上記第二の
発明において、前記第二溶液がハロゲン化物イオンを含
むことを特徴とする。
【0048】この発明の別の実施形態では、上記第二の
発明において、前記基板を第一溶液に浸す工程と前記基
板を第二溶液に浸す工程を繰り返すことを特徴とする。
【0049】この発明の別の実施形態では、上記第二の
発明において、前記の方法が前記基板を研磨する工程を
含むことを特徴とする。
【0050】
【発明の実施の形態】以下の記載や具体例は、この発明
の好ましい実施形態を詳細に説明している。その技術に
おける当業者であれば、非常に多くの変形や改良がこの
発明の範囲に含まれることがわかるだろう。好ましい実
施形態を述べるが、この具体例によってこの発明の範囲
は限定されることはない。
【0051】本発明は基板上に金属層を鍍金する分野と
関連するものである。この発明は集積回路上に金属層を
析出することに限らず、金属層が基板上に析出されるよ
うな応用にも適用されうる。
【0052】本件の第一発明において、少なくとも一つ
の基板表面上に金属層を析出させる過程があたえられ
る。その過程は、復極剤を含みかつ実質的に前記金属イ
オンが存在しない第一溶液に前記基板を浸す工程と、前
記基板とアノード間に電流を流しながら、前記金属イオ
ンを含む第二溶液に前記基板を浸す工程を含む。
【0053】第二溶液に前記基板を浸す前記工程が、第
一溶液に前記基板を浸す工程の後に行われることが好ま
しい。
【0054】この発明の目的を達成するために、「溶
液」という言葉は、これらに限られるものではないが、
蒸気、霧、流体、液体も含む。
【0055】前記基板は、半導体物質、ガラス、石英、
セラミック物質、ポリマー物質もしくは、それらの組み
合わせたもののような物質でも良い。前記基板は平坦な
基板でも良く、柔軟性を持つ基板でも良い。前記基板が
半導体物質から作られているならば、その基板は集積回
路の製作に適しており、特に、パターンプロセッシング
のような集積回路金属鍍金に適している。基板表面は絶
縁層を含み、絶縁層は溝、ビアホール、もしくは、コン
タクトホールなどの、超高アスペクト比でサブミクロン
の開口部を包含しうる。開口部は、これらの物質に限ら
れるわけではないが、TiNもしくはTaNを含むバリアー層
に覆われている。微粒子層と呼ばれる薄い金属層を開口
部もしくはバリアー層上に形成しても良い。
【0056】基板上に形成された金属層は、銅、金、
銀、アルミニウム、プラチナ、クロム、亜鉛、もしくは
ニッケルからなる群から選択された金属とすることがで
きる。好ましくは、前記金属は銅である。その金属は少
なくとも2つの金属からなる合金でも良い。合金の金属
は銅、金、銀、アルミニウム、プラチナ、クロム、亜
鉛、もしくはニッケルからなる群から選択できる。その
場合、前記第一溶液中のイオンは合金を形成する金属の
イオンである。
【0057】この過程によって、表面の形状を欠陥なく
充填することができる。その充填には、それに限られる
というわけではないがパターン配線も含まれる。このよ
うに析出を行うことによって、第二鍍金溶液を集中的に
観測する必要性や投与する必要性が劇的に減少する。
【0058】この方法は、第一発明の好ましい態様とし
て述べたように、少なくとも2つの工程を包含しうる。
【0059】第一工程では基板は復極剤を含む第一溶液
に浸される。復極剤は金属層の析出を加速させる化合物
である。復極剤には、それだけに限られるわけではない
が光沢剤もしくは平坦化剤が含まれる。復極剤は、光沢
剤と平坦化剤の両方の特性を持つ化合物であっても良
い。「光沢剤」や「平坦化剤」という言葉は、その技術
分野の当業者に知られた技術用語である。
【0060】復極剤は、少なくとも一つの硫黄含有の官
能基を持つ化学化合物を含んでも良い。前記復極剤は有
機硫化物でもありうる。
【0061】適当な復極剤は、それに限られるわけでは
ないが、A-R1-(S)n-R2-Q-O3-Dの化学式を持つ化学化合
物を含みうる。上の化学式の中では、R1とR2は約1から
約10までの炭素原子を持つアルキレン基であるが、好
ましくは、1から6までの炭素原子を持つアルキレン基
である。Aは水素、スルホン酸、ホスホン酸、アルカリ
金属スルホン酸塩、アルカリ金属ホスホン酸塩、スルホ
ン酸のアンモニウム塩、ホスホン酸のアンモニウム塩、
スルホン酸、ホスホン酸、もしくは、塩基性物質からな
る群から選択される。nは1から3までの整数である。
つまり、1,2もしくは3である。Dは水素、I族の金属
イオン、II族の金属イオン、もしくは、アンモニウムイ
オンからなる群から選択される。また、Qは硫黄もしく
はリンから選択される。
【0062】特に復極剤は以下の群から選択された化合
物でも良い。HO3P-(CH2)3-S-S-(CH2)3-PO3H、HO3S-(C
H2)4-S-S-(CH2)4-SO3H、NaO3S-(CH2)3-S-4S-(CH2)3-SO3
Na、HO3S-(CH2)2-S-S-(CH2)2-SO3H、CH3-S-S-CH2-SO
3H、および、それらの混合物他の復極剤としてHS-(CH2)
3-SO3Hがある。
【0063】前記復極剤は、ホスホン酸誘導体同様、HS
-(CH2)3-SO3H、HO3S-(CH2)3-S-S-(CH2)3-SO3H、CH3-S-S
-CH2-SO3H、CH3-S-S-S-(CH2)4-SO3H、HO3S-CH2-S-S-S-S
-S-CH2-SO3H、(CH3)2CHCH2-S-S-CH2CH(CH3)2、(CH3)3C-
S-S-C(CH2)2 SO3H、HO3S-(CH 2)-S-S-(CH3)4-SO3Hから
なる群から選択されることが好ましい。
【0064】第一溶液には実質的に金属イオンが存在し
ない。もっと明確に言うと、基板上に金属層が析出する
ことの原因となる金属イオンが存在しない。充填や物質
特性に影響を及ぼすかもしれない鍍金電解槽の中の分解
生成物や不純物の蓄積を避けることができる。第一溶液
には金属イオンが実質的に存在しないので、金属層はこ
の溶液から基板上に析出しない。したがって、復極剤は
基板表面上に吸着することができる。もっと、明確に言
うと基板表面と液体間の界面で吸着することができる。
【0065】第二工程において、基板とアノード間に電
流を流しながら、基板は第二溶液に浸される。前記の第
二溶液は、金属層が基板上に析出されるように、少なく
とも金属イオンを含む。復極剤があっても良いが、しか
し、第二溶液中の復極剤の全体量は、溶液成分の分解が
析出層の特性に影響を与えない程度に十分に低くした方
が良い。第二溶液は最初は復極剤が実質的に存在しない
ことが好ましい。第二工程の間、吸着した復極剤は金属
析出が進行する表面に吸着されたまま、復極作用を維持
する。高アスペクト比の開口部が充填されるとき、開口
部の凹部のコーナーに吸着した復極種の表面濃度は、他
の形状部分と比べて増加する。したがて、復極効果のた
め、凹部のコーナー部で析出率が高くなる。凹部の界面
面積の減少によって引き起こされる吸着復極種の蓄積に
よって、開口部の充填が改善される。プロファイルの分
極した部分と復極した部分の間に、十分な割合の速度差
が存在するならば、この析出作用によって、充填が改善
される。分極種と復極種の吸着がそのようなものである
ので、界面面積の変化によって、より多く抑制された領
域と、ほとんど抑制されていない領域の間に大きな銅析
出率の速度差が生じ、スーパーフィリングが得られる。
【0066】少ない量の復極剤を第二溶液に存在させて
も良い。第一溶液に、H2SO4、HBF4、HBO3、HCl、HNO3
NH3、もしくは、シュウ酸などのpH調整剤を含ませても
良い。また、これまでに述べたように、第一溶液は、例
えば塩素や臭素などのハロゲン化物イオンを含んでいて
も良い。
【0067】別の実施形態では、第一溶液は例えばポリ
エチレン化合物やフサロシアン化合物やフェナザインア
ゾ色素などの銅鍍金電解槽の他の添加剤を含みうる。
【0068】その上その溶液は鍍金電解槽に典型的に存
在する化合物をさらに含んでいても良い。そうした化合
物は、それらが存在することによって、第一溶液中に存
在する化合物の分解を進めないような濃度で存在しても
良い。
【0069】第一溶液に析出する金属のイオンを含ませ
ても良い。第一溶液が、液体と、例えば銅を含むアノー
ドなどのような金属銅を同時に含むとき、第一溶液は、
銅イオンなどの金属イオンを含まない方が好ましい。
【0070】別の実施形態では、先ほどの実施形態の中
で述べたように、第一溶液は回路を開いた状態で用いら
れる。これは、電流や電圧が溶液に与えられないことを
意味する。
【0071】別の実施形態では、先ほどの実施形態の中
で述べた第一溶液において、電流もしくは電位を表面に
与えても良い。アノードには不活性電極を使うことが好
ましい。この明細書において、「不活性の」という言葉
は、電極が、析出する金属イオンを供給しないというこ
とを意味する。例えば銅析出の場合、鍍金プロセスの第
一工程では銅アノードは避けられる。また、両方の操作
モード(つまり回路を開いた状態と電流を流す場合)を
あわせたものを使用しても良い。
【0072】鍍金プロセスの間、第一溶液には析出する
金属が実質的に存在しないことが好ましい。
【0073】第二工程では、ウェーハは第二溶液に浸さ
れる。その第二溶液は少なくとも析出する金属イオンを
含む。前記金属イオンは、それだけに限られるわけでは
ないが、銅イオンを含みうる。
【0074】その第二溶液は、たとえばH2SO4のようなp
H調整剤をも含みうる。先ほど述べた実施形態に記載し
ているように、第二溶液はたとえば塩素や臭素などのハ
ロゲン化物イオンを含みうる。その上、第二溶液は復極
剤を含んでいても良い。溶液中の復極剤の量は、溶液の
安定性が保たれるような量でなければならない。
【0075】別の実施形態では、先程の実施形態に記載
している第二溶液は、銅鍍金電解槽用の他の添加剤(例
えば、ポリエチレン化合物、フタロシアン化合物、もし
くはフェナジンアゾ色素)を含んでも良い。
【0076】別の実施形態では、先程の実施形態に記載
している第二溶液は光沢剤、もしくは、平坦化剤を含み
うる。光沢剤、もしくは、平坦化剤の濃度は、鍍金電解
槽の安定性が実質的に減少しないように、決定しなけれ
ばならない。好ましくは、この溶液は、第一工程におい
て表面上に吸着されている光沢剤もしくは平坦化剤を含
む必要がない。
【0077】前記第一工程と前記第二工程が何回も繰り
返されうる。前記第一工程と第二工程の間に研磨の工程
を行っても良い。例えば、研磨剤、研磨パッドもしくは
スクラブを使った研磨のような研磨を行う。例えば、研
磨が行われている間、鍍金溶液を塗布しても良い。研磨
の工程の目的は、高い形状部(up-features)から吸着
種を取り除くことである。「高い形状部」という言葉
は、銅の析出層の中で、他の部分と比べて高くなった部
分を言っている。
【0078】この技術分野の当業者にとって、上記の工
程に加えて、もっと多くの工程を付け加え、充填や析出
の物質特性をさらに改良することができることは明らか
である。濯ぎの工程と乾燥の工程も付け加えても良い。
【0079】基板上に金属層を析出させる方法を説明す
る。前記基板は少なくとも一つの開口部を含む。前記基
板は半導体基板であることが好ましい。前記方法は以下
の工程を含む。基板に絶縁層を与え、前記絶縁層中に開
口部を作り、前記開口部の側面と底面にバリアー層を形
成し、そして、前記バリアー層に銅微粒子層を形成す
る。前記基板を、少なくとも復極剤を含み、かつ、実質
的に金属イオンが存在しない第一溶液に浸し、基板とア
ノード間の電流を流しながら、少なくとも銅イオンを含
む第二溶液に前記基板を浸す。そして、前記基板を第一
溶液に浸す工程と前記基板を第二溶液に浸す工程を開口
部が金属で充填されるまで何度も繰り返す。
【0080】この明細書の中で述べたように2つの工程
のプロセスを使うことによって、鍍金された析出物の中
に欠陥を生じさせることなく超高アスペクト比でサブミ
クロンの形状の中に、そのような析出に適さない溶液か
らでも金属層を析出させることが可能である。
【0081】第二溶液中には、復極剤が存在しないか、
もしくは、銅が析出する復極剤の量よりもっと低い量し
か存在しないので、これによって、鍍金電解槽中の不純
物や分解生成物の蓄積が全く起きないか、もしくはより
少ない蓄積しか起きない。これは、析出物の充填や析出
物の物質特性という観点からとても都合のいいことであ
る。
【0082】本件の第二の発明は、第一の発明で述べた
電解析出プロセスを実行するための装置であって、前記
装置は、電解析出もしくは電気化学的な機構に基づく析
出のためのものである。この装置には少なくとも一つの
チャンバーを備える。
【0083】ある実施形態では、本発明の装置は2つの
別々のチャンバーを持っている。第一溶液を含む第一の
チャンバーでは、ウェーハ表面などの加工物が第一溶液
に浸される。第二溶液を含む別の第二のチャンバーで
は、ウェーハ表面などの加工物が第二溶液に浸される。
【0084】別の実施形態では、前記装置は一つのチャ
ンバーを持っている。最初はウェーハ表面などの加工物
はそのチャンバーの第一溶液に浸される。そして、前記
チャンバーの第一溶液は第二溶液と取り替えられ、ウェ
ーハ表面などの加工物はそのチャンバーの第二溶液に浸
される。
【0085】別の実施形態では、ウェーハ表面などの加
工物をその溶液に浸す工程において、又は、どの工程に
おいても、加工物にパッドを接触させても良い。たとえ
ば、化学的および/または機械的研磨の技術分野におい
てよく知られたパッドが使われうる。好ましくは、その
パッドはポリウレタンなどの非伝導性の多孔性物質から
できているものである。加工物とパッドを接触する際、
パッドと加工物を相対的に動かしながら接触させても良
い。加工物をその溶液に浸す動作に、加工物を機械的に
研磨するという動作を含ませても良い。
【0086】さらに別の実施形態では、第一溶液が第二
溶液と同様のものである場合、析出はひとつのチャンバ
ーで行われる。
【0087】
【実施例】高アスペクト比でサブミクロンの形状の中で
パターン析出を行った。リソグラフやエッチングの工程
を用いて、シリコンウェーハの表面上に析出した絶縁体
の中にパターン構造を形成した。そのとき、物理的な気
相成長を使い、TaNバリアー層を析出し、その後に、銅
微粒子層の析出を行った。次の2つの例では、この発明
に従って、これらのパターン構造の中に銅を析出させる
ことについて記載されている。
【0088】(実施例1)NaO3S-(CH2)3-S-S-(CH2)3-SO
3Naのようなスルホン化した有機二硫化物のアルカリ金
属塩1mg/lを含む水溶液(溶液1)中にウェーハ表面を浸
し、その後ウェーハ表面を乾燥させた。浸漬はアノード
なしで開回路状態で行った。それに続いて、同じウェー
ハ表面がある溶液中に浸され、電解鍍金が行われる。こ
の溶液は70g/lのCuSO4・5H2O、175g/lのH2SO4、5
0mg/lのHCl、および、100mg/lのポリプロピレング
リコールを含み、平均分子量は725であった(溶液
2)。銅を定電流電解鍍金によってウェーハ表面上に析
出させた(10mA/cm2)。図1は、溶液1に浸す第一工
程なしで、溶液2から銅微粒子層上に銅を電解鍍金した
場合の、0.3μmの溝のFIB−SEM断面図を示し
ている。この過程では、銅表面は、銅のパターン配線に
不適切で、溝の中に欠陥をもった、とても荒い表面にな
る。図2は、溶液2の中で電解鍍金を行う工程が溶液1
にウェーハを浸した後に行われた場合の、幅0.3μm
の溝のFIB−SEM断面図を示している。この図は、
光沢剤もしくは平坦化剤の添加剤を含む溶液1に浸す工
程によって、銅のパターン鍍金に必要な超充填特性と滑
らかな表面が得られることを示している。光沢剤もしく
は平坦化剤の添加剤を含む溶液1に浸す工程は、光沢剤
もしくは平坦化剤の添加剤を含まない溶液2の中での電
解鍍金の工程の前に行われた。
【0089】(実施例2)ウェーハ表面を、NaO3S-(C
H2)3-S-S-(CH2)3-SO3Naのようなスルホン化した有機二
硫化物、70g/lのCuSO4・5H2O、175g/lのH2SO4、5
0mg/lのHCl、および、100mg/lのポリプロピレング
リコールのアルカリ金属塩1mg/lを含む溶液であって、
平均分子量が725の溶液(溶液3)の中に最初に浸
し、それに続いて、ウェーハを乾燥させた。銅含有のア
ノードなしで回路を開いた状態で浸した。その後、ウェ
ーハ表面を70g/lのCuSO4・5H2O、175g/lのH2SO4
50mg/lのHCl、および、100mg/lのポリプロピレン
グリコールを含む溶液であって、平均分子量が725の
溶液(溶液2)に浸した。この溶液の中で、定電流電解鍍
金によって銅を析出させた(10mA/cm2)。図3は、銅を
充填した、幅0.3μmの溝のFIB−SEM断面図を
示している。この図は、回路を開いた状態で溶液3に浸
す工程によって、銅のパターン鍍金に必要な超充填特性
と滑らかな表面が得られることを示している。回路を開
いた状態で溶液3に浸す工程は、溶液2の中での電解鍍
金の工程の前に行われる。
【0090】上記の一連の工程による銅析出を行うこと
によって、析出工程の生産性は劇的に改善される。光沢
剤もしくは平坦化剤の化合物は電解鍍金が行われている
溶液2に存在しないので、溶液中のこの化合物を継続的
に監視し投与する必要はない。溶液1および溶液3は、
分解による分解生成物や不純物を生じにくく、もしく
は、かなり低い割合でしか分解されにくい。
【0091】まとめると、最新の鍍金では、析出プロセ
スは、望み通りの析出物特性を得るために必要とされる
すべての添加剤を含む単一の溶液中において実行されて
おり、その添加剤は適当な溶液管理が必要であった。そ
の析出プロセスを、徹底的に制御する必要がないか、も
しくは、ある程度制御すればよい連続的工程を使う多工
程析出プロセスに分ける。分けられた工程の中で析出を
実行することは、析出物の中の分解生成物や不純物の混
入を劇的に減らすことができる。
【0092】上記の記載は、この発明のいくつかの方法
や物質について開示している。この発明は、製造方法を
変えたり、装置を交換することと同様、方法や物質を改
良することも可能である。ここで開示された発明の詳細
もしくは慣習をよく考えれば、この技術分野の当業者に
とって、そのような改良発明が明らかになるだろう。し
たがって、この発明は、ここで開示された特別の実施形
態だけに限られるのではなく、添付した請求項に具体的
に述べた発明の本当の技術範囲と技術的思想の中から現
れる修正物や代替物を網羅するものである。ここで引用
されている、すべての特許出願や他の文献は、それらの
全体を文献として引用する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、例1に従って作成した、幅0.3μ
mの溝のFIB−SEM断面図であり、ここでは、第二
溶液2のみに浸すことによって、銅が銅微粒子層上に電
解鍍金される。
【図2】 図2は、例1に従って作成した、幅0.3μ
mの溝のFIB−SEM断面図であり、ここでは、第二
溶液2の中に浸すことによって、銅微粒子層上に銅が電
解鍍金され、この第一溶液1の中に浸す工程がこの工程
の先に行われた。
【図3】 図3は、例2に従って作成した、幅0.3μ
mの銅充填した溝のFIB−SEM断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イフォ・テールリンク ベルギー3001ルーヴァン、アーデーイェ ー・ハルボールトストラート22番 (72)発明者 ポール・メルテンス ベルギー2820ボンヘイデン、デイレウェッ ヒ30アー番 Fターム(参考) 4K024 AA02 AA03 AA05 AA09 AA10 AA11 AA12 AA14 AB01 BB12 CA02 DA05 DA10 4M104 BB02 BB04 BB05 BB06 BB08 BB09 BB13 BB30 BB32 DD21 DD52 DD75 FF18 FF22

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板表面上に金属を含む金属層を析出さ
    せる方法であって、前記基板を、復極剤を含み、かつ、
    実質的に前記金属のイオンが存在しない第一溶液に浸す
    工程と、その後、前記基板とアノード間に電流を流しな
    がら、前記基板を、前記金属のイオンを含有する第二溶
    液に浸す工程と、を備えることを特徴とする金属析出方
    法。
  2. 【請求項2】 前記金属が銅、金、銀、アルミニウム、
    プラチナ、ニッケル、クロム、亜鉛、それらの合金、お
    よび、それらの混合物からなる群から選択されることを
    特徴とする、請求項1に記載の金属析出方法。
  3. 【請求項3】 前記金属が銅であることを特徴とする、
    請求項1または請求項2に記載の金属析出方法。
  4. 【請求項4】 前記金属が、銅、金、銀、アルミニウ
    ム、プラチナ、ニッケル、クロム、亜鉛からなる群から
    選択された、2以上の合金化した金属を含む合金である
    こと、および、前記金属のイオンが前記2以上の合金化
    した金属のイオンを含むことを特徴とする、請求項1に
    記載の金属析出方法。
  5. 【請求項5】 前記合金が銅を含むことを特徴とする、
    請求項4に記載の金属析出方法。
  6. 【請求項6】 前記復極剤が光沢剤もしくは平坦化剤で
    あることを特徴をする、請求項1から請求項5のいずれ
    か一項に記載の金属析出方法。
  7. 【請求項7】 前記復極剤が有機硫化物であることを特
    徴とする、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載
    の金属析出方法。
  8. 【請求項8】 前記復極剤が、A-R1-(S)n-R2-Q-O3-Dの
    化学式(R1とR2はアルキレン基、Aは水素、スルホン酸
    塩、ホスホン酸塩、アルカリ金属スルホン酸塩、アルカ
    リ金属ホスホン酸塩、スルホン酸のアンモニウム塩、ホ
    スホン酸のアンモニウム塩、スルホン酸、ホスホン酸、
    アルカリ金属からなる群から選ばれる、nは1から3ま
    での整数、Dは水素、I族の金属イオン、II族の金属イオ
    ン、アンモニウムイオンからなる群から選ばれる、Qは
    硫黄もしくはリン)を持つことを特徴とする、請求項1
    から請求項7のいずれか一項に記載の金属析出方法。
  9. 【請求項9】 前記復極剤が、HO3P-(CH2)3-S-S-(CH2)3
    -PO3H、HO3S-(CH2)4-S-S-(CH2)4-SO3H、NaO3S-(CH2)3-S
    -4S-(CH2)3-SO3Na、HO3S-(CH2)2-S-S-(CH2)2-SO3H、CH3
    -S-S-CH2-SO3H、HS-(CH2)3-SO3H、および、それらの混
    合物からなる群から選択された化合物を含むことを特徴
    とする、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の
    金属析出方法。
  10. 【請求項10】 前記基板を前記第一溶液に浸す工程の
    間、基板とアノード間に電流を実質的に流さないことを
    特徴とする、請求項1から請求項9のいずれか一項に記
    載の金属析出方法。
  11. 【請求項11】 前記基板を前記第一溶液に浸す工程の
    間、基板とアノード間に電流を流すことを特徴とする、
    請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の金属析出
    方法。
  12. 【請求項12】 前記第一溶液がハロゲン化物イオンを
    含むことを特徴とする、請求項1から請求項11のいず
    れか一項に記載の金属析出方法。
  13. 【請求項13】 前記第一溶液がpH調整剤を含むこと
    を特徴とする、請求項1から請求項12のいずれか一項
    に記載の金属析出方法。
  14. 【請求項14】 前記第二溶液が実質的に復極剤を含ま
    ないことを特徴とする、請求項1から請求項13のいず
    れか一項に記載の金属析出方法。
  15. 【請求項15】 前記第二溶液が復極剤を含むことを特
    徴とする、請求項1から請求項13のいずれか一項に記
    載の金属析出方法。
  16. 【請求項16】 前記第二溶液がハロゲン化物イオンを
    含むことを特徴とする、請求項1から請求項15のいず
    れか一項に記載の金属析出方法。
  17. 【請求項17】 前記基板を第一溶液に浸す前記工程
    と、前記基板を第二溶液に浸す前記工程を繰り返すこと
    を特徴とする、請求項1から請求項16のいずれか一項
    に記載の金属析出方法。
  18. 【請求項18】 さらに、前記基板を研磨する工程を含
    むことを特徴とする、請求項1から請求項17のいずれ
    か一項に記載の金属析出方法。
  19. 【請求項19】 基板表面上に金属を含む金属層を析出
    させる方法であって、 絶縁層を表面に持つ半導体基板を与える工程と、 前記絶縁層の中に開口部を作る工程と、 前記開口部の側面と底面にバリアー層を形成する工程
    と、 前記バリアー層に銅微粒子層を形成する工程と、 その後、前記基板を、復極剤を含み、かつ、前記金属の
    イオンが実質的に存在しない第一溶液に浸す工程と、 その後前記基板とアノード間に電流を流しながら、前記
    基板を、前記金属のイオンを含んでいる第二溶液に浸す
    工程と、 前記基板を第一溶液に浸す工程と前記基板を第二溶液に
    浸す工程を、前記開口部が前記金属で充填されるまで繰
    り返す工程と、を備えることを特徴とする金属析出方
    法。
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