JP2003001430A - X―x型電動ガン - Google Patents

X―x型電動ガン

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JP2003001430A
JP2003001430A JP2001179505A JP2001179505A JP2003001430A JP 2003001430 A JP2003001430 A JP 2003001430A JP 2001179505 A JP2001179505 A JP 2001179505A JP 2001179505 A JP2001179505 A JP 2001179505A JP 2003001430 A JP2003001430 A JP 2003001430A
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gun
arm
electrode
electrodes
type electric
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JP2001179505A
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Yoshio Sato
良夫 佐藤
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Obara Corp
Original Assignee
Obara Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 揺動ア―ムの揺動の駆動源として電動機を用
い、構成が簡略されタクトタイムのロスの少ない、単一
Xガンとして選択的に簡単に使用できる、コストと溶接
スピ―ドに優れたX―X型電動ガンを提供する。 【解決手段】 電動機11によって揺動されるア―ム6
を備えた溶接ガンにおいて、ガンブラケット1に取付け
た固定ア―ム2,3の先端部にそれぞれ逆向きに2つの
電極4,5を配置し、かつ電動機の回転により前記ガン
ブラケットに対して揺動可能な1本の揺動ア―ム6に配
置した2つの電極9,10を固定ア―ム側の前記電極と
それぞれ対向させ、該揺動ア―ムの電極の一方の電極が
固定ア―ムの電極と当接時には他方の電極が開放してい
るX―X型電動ガン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機によって揺
動されるア―ムを備えた溶接ガン、特にX―X型複合の
電動ガンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、X―X型複合の溶接ガンとして、
ガンブラケットに取付けた固定ア―ムの先端の両側にそ
れぞれ背中合わせに電極を配置し、かつエアシリンダ内
に設けた2つのピストンにそれぞれ接続された揺動ア―
ムの各先端にそれぞれ配置した電極を固定ア―ム側の前
記電極と対向させたエアガンが、例えば特公昭47ー4
5263号公報に示すように公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記公知の
技術では、駆動源がエアであるため、各揺動ア―ムを揺
動させるのにそれぞれ独立したエアシリンダを用いるか
或は上述の如くエアシリンダ内に2つのピストンを設け
て各ピストンにそれぞれ揺動ア―ムを接続する必要があ
り、その構成が複雑となると共に、ピストンによる揺動
ア―ムの揺動ストロ―クの調整がむずかしく、現実では
最大ストロ―クによって揺動ア―ムを揺動させているこ
とから、タクトタイムのロスが大きくなってしまい、更
には一方の揺動ア―ムのみを作動させるには他方の揺動
ア―ムをストッパ結合させておかねばならず、コストと
溶接スピ―ドに問題を有するものである。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、揺動ア―ムの揺動の駆動源として電動機を用
い、構成が簡略されタクトタイムのロスの少ない、単一
Xガンとして選択的に簡単に使用できる、コストと溶接
スピ―ドに優れたX―X型電動ガンを提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるX―X型電動ガンは、ガンブラケッ
トに取付けた固定ア―ムの先端部にそれぞれ逆向きに2
つの電極を配置し、かつ電動機の回転により前記ガンブ
ラケットに対して揺動可能な1本の揺動ア―ムに配置し
た2つの電極を固定ア―ム側の前記電極とそれぞれ対向
させ、該揺動ア―ムの電極の一方の電極が固定ア―ムの
電極と当接時には他方の電極が開放していることを特徴
とするものである。
【0006】また、電動機による回転を減速する減速機
を前記ガンブラケットに取付け、該減速機の出力側に配
置した揺動レバ―を前記揺動ア―ムに接続したことを特
徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して本発明の実施
例について説明する。図1は本発明に係るX―X型電動
ガンの平面図、図2は図1のA―A断面図である。
【0008】図1および図2において、1はガンブラケ
ットであり、該ガンブラケット1の両側面には固定ア―
ム2,3がそれぞれ取付けられており、この各固定ア―
ム2,3の先端部にはそれぞれ逆向きに2つの電極4,
5が配置されている。
【0009】なお、前記固定ア―ム2,3は、これを一
体に形成してガンブラケット1の一側面に取付けるよう
にしてもよく、また、固定ア―ムをガンブラケットに取
付ける際に該固定ア―ムとガンブラケット間に緩衝材
(例えば皿バネ等)を介在させておくと、溶接のための
電極加圧時におけるア―ムの受ける衝撃を緩和すること
ができる。
【0010】6は前記ガンブラケット1に設けられた軸
7に軸受8を介して揺動可能に軸支された1本の揺動ア
―ムであり、該揺動ア―ム6の先端両側には、固定ア―
ム2,3の前記電極4,5とそれぞれ対向するように電
極9,10が取付けられている。
【0011】11は前記揺動ア―ム6を駆動するための
電動機であり、該電動機11の出力軸12に設けられた
プ―リ13と減速機14の入力軸15に設けられたプ―
リ16との間にはベルト17が張設されており、該ベル
ト17によって電動機11からの動力を減速機14に伝
達するようになされている。
【0012】前記減速機14はその内部に減速機構18
を備え、その出力軸19には揺動レバ―20が取付けら
れており、該揺動レバ―20の他端は前記揺動ア―ム6
に設けられた軸21に接続されている。なお、22は前
記ガンブラケット1に取付けられた溶接機用トランスで
ある。
【0013】したがって、固定ア―ム2と揺動ア―ム6
とで1つのX型電動ガンを、また固定ア―ム3と前記揺
動ア―ム6とで1つのX型電動ガンを構成し、全体とし
てX―X型電動ガンを構成するものである。
【0014】そして、前記揺動ア―ム6の先端両側の電
極9,10は、一方の電極9と固定ア―ム2の電極4の
当接時には他方の電極10は開放位置にある。また、他
方の電極10と固定ア―ム3の電極5の当接時には一方
の電極9は開放位置にある。
【0015】上記のような構成からなるX―X型電動ガ
ンにおいて、図1に示すようにワ―ク(仮想線で示す)
30に固定ア―ム2の電極4を当接した状態で、電動機
11を駆動すると、電動機11からの回転力は減速機1
4で減速されて揺動レバ―20及び揺動ア―ム6を図1
で反時計方向に回動させ、電極9を電極4側のワ―ク3
0に当接させてワ―ク30を溶接する。
【0016】上記の溶接が終了すると電動機11の回転
方向を逆転させて揺動ア―ム6を時計方向に回動させて
電極9を所望に位置(任意に位置を選定することができ
る)まで開放させると共にガンを移動させて次の溶接作
業を行う。
【0017】また、ガンの移動なしで、或は移動させ
て、固定ア―ム3を用いて溶接を行う場合には、ワ―ク
に固定ア―ム3の電極5を当接した状態で、電動機11
を駆動して揺動ア―ム6を図1で時計方向に回動させ、
電極10を電極5側のワ―クに当接させてワ―クを溶接
する。この場合も、1回の溶接が終了すると電動機11
の回転方向を逆転させて揺動ア―ム6を反時計方向に回
動させて電極10を所望に位置まで開放させると共にガ
ンを移動させて次の溶接作業を行うこともできる。
【0018】このように、該X―X型電動ガンにおいて
は、電動機11によって揺動されるア―ム6を備えた溶
接ガンにおいて、ガンブラケット1に取付けた固定ア―
ム2,3の先端部にそれぞれ逆向きに2つの電極4,5
を配置し、かつ電動機11の回転により前記ガンブラケ
ット1に対して揺動可能な1本の揺動ア―ム6に配置し
た2つの電極9,10を固定ア―ム側の前記電極4,5
とそれぞれ対向させ、該揺動ア―ム6の電極の一方の電
極9が固定ア―ム2の電極4と当接時には他方の電極1
0が開放しているようにしたので、固定ア―ム2と揺動
ア―ム6とで1つのX型電動ガンとして、また固定ア―
ム3と前記揺動ア―ム6とで他の1つのX型電動ガンと
して使用できると共に、何れのX型電動ガンを適用する
場合でも、揺動ア―ム6の揺動ストロ―クを自由に選定
できタクトタイムのロスが少なく安定した迅速な動作で
溶接作業が可能であるばかりでなく、在来のX―X型ガ
ンとしての機能も充分果たし得るものである。
【0019】図3は電動機11により揺動ア―ム6を揺
動させる駆動装置24が周知のねじとナット(いずれも
図示しない)からなり、該駆動装置24によって電動機
11からの回転力を加圧軸25の往復動に変換するもの
である。そして、該加圧軸25の往復動に応じて揺動ア
―ム6は軸受26を支点として揺動するものである。
【0020】また、X―X型ガンを構成する固定ア―ム
23は一体に形成されて、ボルト27によってガンブラ
ケット1に取付けられ、該固定ア―ム23から突出され
た突出部材28の先端部に前記駆動装置24は枢支され
ている。また、揺動ア―ム6から突出された突出部材2
9の先端部には前記加圧軸25が枢支されている。そし
て、その余の構成部材は先の実施例と実質的に同一であ
るので、同一符号を付してその説明を省略する。
【0021】この実施例の場合、電動機11により揺動
ア―ム6を揺動させる手段が先の実施例と相違するもの
であって、X―X型ガンとしての機能に両者は格別の差
異はない。
【0022】そして、先の実施例のように電動機11か
らの回転力を揺動ア―ム6の揺動に変換する手段とし
て、電動機11による回転を減速する減速機14をガン
ブラケット1に取付け、該減速機14の出力側に配置し
た揺動レバ―20を前記揺動ア―ム6に接続した場合に
は、電動機11からの動力が電極9,10に確実に伝達
される。
【0023】
【発明の効果】本発明に係るX―X型電動ガンは、上述
のように、ガンブラケットに取付けた固定ア―ムの先端
部にそれぞれ逆向きに2つの電極を配置し、かつ電動機
の回転により前記ガンブラケットに対して揺動可能な1
本の揺動ア―ムに配置した2つの電極を固定ア―ム側の
前記電極とそれぞれ対向させ、該揺動ア―ムの電極の一
方の電極が固定ア―ムの電極と当接時には他方の電極が
開放しているので、一方の固定ア―ムと揺動ア―ムとで
1つのX型電動ガンとして、また他方の固定ア―ムと前
記揺動ア―ムとで他の1つのX型電動ガンとして使用で
きると共に、何れのX型電動ガンを適用する場合でも、
揺動ア―ムの揺動ストロ―クを自由に選定できタクトタ
イムのロスが少なく安定した迅速な動作で溶接作業が可
能であるばかりでなく、在来のX―X型ガンとしての機
能も充分果たし得るものとなる。
【0024】そして、電動機による回転を減速する減速
機をガンブラケットに取付け、該減速機の出力側に配置
した揺動レバ―を揺動ア―ムに接続した場合には、電動
機からの動力が揺動ア―ム側の各電極に確実に伝達され
るX―X型電動ガンとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るX―X型電動ガンの平面図
である。
【図2】図2は図1のA―A断面図である。
【図3】図3は本発明に係るX―X型電動ガンの他の実
施例の平面図である。
【符号の説明】
1 ガンブラケット 2,3,23 固定ア―ム 4,5,9,10 電極 6 揺動ア―ム 11 電動機 14 減速機 20 揺動レバ―

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機によって揺動されるア―ムを備え
    た溶接ガンにおいて、ガンブラケットに取付けた固定ア
    ―ムの先端部にそれぞれ逆向きに2つの電極を配置し、
    かつ電動機の回転により前記ガンブラケットに対して揺
    動可能な1本の揺動ア―ムに配置した2つの電極を固定
    ア―ム側の前記電極とそれぞれ対向させ、該揺動ア―ム
    の電極の一方の電極が固定ア―ムの電極と当接時には他
    方の電極が開放していることを特徴とするX―X型電動
    ガン。
  2. 【請求項2】 電動機による回転を減速する減速機を前
    記ガンブラケットに取付け、該減速機の出力側に配置し
    た揺動レバ―を前記揺動ア―ムに接続したことを特徴と
    する請求項1記載のX―X型電動ガン。
JP2001179505A 2001-06-14 2001-06-14 X―x型電動ガン Pending JP2003001430A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106736123A (zh) * 2017-02-15 2017-05-31 苏州小男孩智能科技有限公司 一种基于轻量化模块本体的通用型机器人焊枪

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