JP2001314973A - 電動揺動ア―ムガン - Google Patents
電動揺動ア―ムガンInfo
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Abstract
い、構成が簡略されタクトタイムのロスの少ない、コス
トと溶接スピ―ドに優れた電動揺動ア―ムガンを提供す
る。 【解決手段】 電動機10によって揺動されるア―ム5
を備えた溶接ガンにおいて、ガンブラケット4に固定さ
れた固定ア―ム1の先端の両側にそれぞれ逆向きに電極
2,3を配置し、かつ電動機の回転により前記ガンブラ
ケットに対して揺動可能な揺動ア―ムの両先端にそれぞ
れ配置した電極8,9を固定ア―ム側の前記電極と対向
させ、該揺動ア―ムの電極を、一方の電極と固定ア―ム
の電極の当接時に他方の電極が開放位している電動揺動
ア―ムガン。
Description
動されるア―ムを備えた電動揺動ア―ムガン、特に被溶
接物の断面形状が溝形をしたものの両面を溶接するのに
適した電動揺動ア―ムガンに関するものである。
ものの両面を溶接する溶接ガンとして、ガンブラケット
に固定された固定ア―ムの先端の両側にそれぞれ背中合
わせに電極を配置し、かつエアシリンダ内に設けた2つ
のピストンにそれぞれ接続された揺動ア―ムの各先端に
それぞれ配置した電極を固定ア―ム側の前記電極と対向
させた揺動ア―ム型エアガンが、例えば特公昭47ー4
5263号公報に示すように公知である。
技術では、駆動源がエアであるため、各揺動ア―ムを揺
動させるのにそれぞれ独立したエアシリンダを用いるか
或は上述の如くエアシリンダ内に2つのピストンを設け
て各ピストンにそれぞれ揺動ア―ムを接続する必要があ
り、その構成が複雑となると共に、ピストンによる揺動
ア―ムの揺動ストロ―クの調整がむずかしく、現実では
最大ストロ―クによって揺動ア―ムを揺動させているこ
とから、タクトタイムのロスが大きくなってしまい、コ
ストと溶接スピ―ドに問題を有するものである。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、揺動ア―ムの揺動の駆動源として電動機を用
い、構成が簡略されタクトタイムのロスの少ない、コス
トと溶接スピ―ドに優れた電動揺動ア―ムガンを提供し
ようとするものである。
に、本発明における電動揺動ア―ムガンは、ガンブラケ
ットに固定された固定ア―ムの先端の両側にそれぞれ逆
向きに電極を配置し、かつ電動機の回転により前記ガン
ブラケットに対して揺動可能な揺動ア―ムの両先端にそ
れぞれ配置した電極を固定ア―ム側の前記電極と対向さ
せ、該揺動ア―ムの電極を、一方の電極と固定ア―ムの
電極の当接時に他方の電極が開放していることを特徴と
するものである。
により加圧軸の往復動に変換する加圧軸駆動装置を前記
ガンブラケットに軸支すると共に加圧軸の先端に前記揺
動ア―ムを軸支したことを特徴とするものである。
を前記ガンブラケットに取付け、該減速機の出力側に配
置した揺動レバ―を前記揺動ア―ムに接続したことを特
徴とするものである。
構成し、両揺動ア―ムをリンクによって接続したことを
特徴とするものである。
例について説明する。図1は本発明に係る電動揺動ア―
ムガンの平面図、図2は図1のA―A断面説明図、図3
は本発明に係る電動揺動ア―ムガンの他の実施例の概略
構成図、図4は本発明に係る電動揺動ア―ムガンの更に
他の実施例の概略構成図を示すものである。
であり、該ア―ム1の先端側にはそれぞれ逆向きに電極
2,3が取付けられており、また該ア―ム1はその基部
がガンブラケット4に固定されている。
6に軸受7を介して揺動可能に軸支された揺動ア―ムで
あり、その両端先端には、前記固定ア―ム1側の電極
2,3とそれぞれ対向するように電極8,9が取付けら
れている。
電動機であり、該電動機10の出力軸11に設けられた
プ―リ12と減速機13の入力軸14設けられたプ―リ
15との間にはベルト16が張設されており、該ベルト
16によって電動機10からの動力を減速機13に伝達
するようになされている。
を備え、その出力軸18には揺動レバ―19が取付けら
れており、該揺動レバ―19の他端は前記揺動ア―ム5
に設けられた軸20に接続されている。なお、21は前
記ガンブラケット4に取付けられた溶接機用トランスで
ある。
8,9は、一方の電極8と固定ア―ムの電極2の当接時
には他方の電極9は開放位置にある。
ガンにおいて、図1に示すように被溶接物(仮想線で示
す)30の一方の内側面に電極2を当接した状態で、電
動機10を駆動すると、電動機10からの回転力は減速
機13で減速されて揺動レバ―19及び揺動ア―ム5を
図1で時計方向に回動させ、電極8を電極2側に当接さ
せて被溶接物30の一方の側面を溶接する。
かに移動させて電極3を被溶接物30の他方の内側面に
当接させると共に、電動機10の回転方向を逆転させ
る。この電動機10の回転の逆転により揺動レバ―19
及び揺動ア―ム5は図1で反時計方向に回動し、前記電
極8は溶接箇所から離間して開放状態になると共に電極
9を電極3側に近付け、遂に電極3側の被溶接物30の
他方の側面に当接させて該被溶接物30の他方の側面を
溶接する。
ては、電動機10によって揺動されるア―ム5を備えた
溶接ガンにおいて、ガンブラケット4に固定された固定
ア―ム1の先端の両側にそれぞれ逆向きに電極2,3を
配置し、かつ電動機10の回転により前記ガンブラケッ
ト4に対して揺動可能な揺動ア―ム5の両先端にそれぞ
れ配置した電極8,9を固定ア―ム1側の前記電極2,
3と対向させ、該揺動ア―ム5の電極8,9を、一方の
電極と固定ア―ムの電極の当接時における他方の電極の
開放位置を異ならしめたので、例えば被溶接物30の断
面形状が溝形をしたものの両面を溶接するような場合で
も、その溝内に固定ア―ム1側の電極2,3を容易に挿
入でき、また溝の奥まで溶接が可能でありながら、ア―
ム5が電動機10によって駆動されることから、揺動ア
―ム5は自在に中間停止させることができ、しかも1つ
の駆動源で2対の電極2と8,3と9を自在に加圧,開
放させることができる。
動ア―ム5の揺動に変換する手段として、電動機10に
よる回転を減速する減速機13をガンブラケット4に取
付け、該減速機13の出力側に配置した揺動レバ―19
を前記揺動ア―ム5に接続した場合には、電動機10か
らの動力が電極8,9に確実に伝達される。
る。なお、この場合、前の実施例と実質的に同一部材に
ついては同一符号を付してその説明を省略することがあ
る。
ナット(いずれも図示せず)からなり電動機10による
回転力を加圧軸23の往復動に変換させる周知の加圧軸
駆動装置であり、該加圧軸駆動装置は軸25によってガ
ンブラケット4に軸支され、また加圧軸23の先端部は
軸26によって揺動ア―ム5を軸支している。
ガンにおいて、図3に示すように電極2,8をワ―クに
当接・加圧させた状態で溶接を終了したならば、電動機
10を逆転させると、その回転力が加圧軸駆動装置24
内で加圧軸23の往復動に変換されて揺動ア―ム5を反
時計方向に回動させ、電極8は電極2から離間して開放
状態となると共に電極9は電極3に近付いて加圧動作に
入る。なお、電動機10の駆動を途中で停止した場合に
は両電極8,9を共に開放状態とすることができること
は勿論のことである。
動力が電極8,9に確実に伝達されるのである。
る。この実施例の場合、揺動ア―ムをそれぞれ分割体で
構成し、両揺動ア―ムをリンクによって接続したもので
あり、その他の構成はこれまで詳述した他の実施例と実
質的に同一であるので、同一部材については同一符号を
付してその説明を省略することがある。
れた揺動ア―ムであり、該揺動ア―ム51,52はそれ
ぞれ軸53,54によってガンブラケット4に軸支さ
れ、また揺動ア―ム51は軸20を備え、減速機13の
出力軸18と軸20とは揺動レバ―19で連結されてい
る。また、各揺動ア―ム51,52の後端部側はリンク
55で連結されている。
ガンにおいて、図4に示すように電極2,8をワ―クに
当接・加圧させた状態で溶接を終了したならば、電動機
を逆転させると、その回転力が減速機13で減速されて
揺動レバ―19及び揺動ア―ム51を反時計方向に回動
させて、電極8は電極2から離間して開放状態となると
共に、揺動ア―ム51の反時計方向の回動が前記リンク
55を介して揺動ア―ム52に伝達されて電極9は電極
3に近付いて加圧動作に入る。なお、電動機の駆動を途
中で停止した場合には両電極8,9を共に開放状態とす
ることができることは勿論のことである。
が電極8,9に確実に伝達されるのである。
述のように、ガンブラケットに固定された固定ア―ムの
先端の両側にそれぞれ逆向きに電極を配置し、かつ電動
機の回転により前記ガンブラケットに対して揺動可能な
揺動ア―ムの両先端にそれぞれ配置した電極を固定ア―
ム側の前記電極と対向させ、該揺動ア―ムの電極を、一
方の電極と固定ア―ムの電極の当接時に他方の電極が開
放しているので、例えば被溶接物の断面形状が溝形をし
たものの両面を溶接するような場合でも、その溝内に固
定ア―ム側の電極を容易に挿入でき、また溝の奥まで溶
接が可能でありながら、ガンア―ムが電動機によって駆
動されることから、揺動ア―ムは自在に中間停止させる
ことができて被溶接物のセットや取り出しが最小開放代
でできる、しかも1つの駆動源で2対の電極を自在に加
圧,開放させることができて構成が簡略化されタクトタ
イムのロスの少ない、コストと溶接スピ―ドに優れた電
動揺動ア―ムガンである。
トにより加圧軸の往復動に変換する加圧軸駆動装置をガ
ンブラケットに軸支すると共に加圧軸の先端に揺動ア―
ムを軸支した場合や、電動機による回転を減速する減速
機をガンブラケットに取付け、該減速機の出力側に配置
した揺動レバ―を揺動ア―ムに接続した場合や、前記揺
動ア―ムをそれぞれ分割体で構成し、両揺動ア―ムをリ
ンクによって接続した場合のいずれにおいても、電動機
からの動力が揺動ア―ム側の各電極に確実に伝達される
電動揺動ア―ムガンとなる。
図である。
実施例の概略構成図である。
他の実施例の概略構成図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 電動機によって揺動されるア―ムを備え
た溶接ガンにおいて、ガンブラケットに固定された固定
ア―ムの先端の両側にそれぞれ逆向きに電極を配置し、
かつ電動機の回転により前記ガンブラケットに対して揺
動可能な揺動ア―ムの両先端にそれぞれ配置した電極を
固定ア―ム側の前記電極と対向させ、該揺動ア―ムの電
極を、一方の電極と固定ア―ムの電極の当接時に他方の
電極が開放位していることを特徴とする電動揺動ア―ム
ガン。 - 【請求項2】 電動機による回転力をネジとナットによ
り加圧軸の往復動に変換する加圧軸駆動装置を前記ガン
ブラケットに軸支すると共に加圧軸の先端に前記揺動ア
―ムを軸支したことを特徴とする請求項1記載の電動揺
動ア―ムガン。 - 【請求項3】 電動機による回転を減速する減速機を前
記ガンブラケットに取付け、該減速機の出力側に配置し
た揺動レバ―を前記揺動ア―ムに接続したことを特徴と
する請求項1記載の電動揺動ア―ムガン。 - 【請求項4】 前記揺動ア―ムをそれぞれ分割体で構成
し、両揺動ア―ムをリンクによって接続したことを特徴
とする請求項1記載の電動揺動ア―ムガン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000134659A JP2001314973A (ja) | 2000-05-08 | 2000-05-08 | 電動揺動ア―ムガン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000134659A JP2001314973A (ja) | 2000-05-08 | 2000-05-08 | 電動揺動ア―ムガン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001314973A true JP2001314973A (ja) | 2001-11-13 |
Family
ID=18642900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000134659A Pending JP2001314973A (ja) | 2000-05-08 | 2000-05-08 | 電動揺動ア―ムガン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001314973A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2001162379A (ja) * | 1999-12-09 | 2001-06-19 | Dengensha Mfg Co Ltd | 複式打点溶接方法と装置 |
-
2000
- 2000-05-08 JP JP2000134659A patent/JP2001314973A/ja active Pending
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