JPH08323040A - 模擬ステアリング装置 - Google Patents

模擬ステアリング装置

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JPH08323040A
JPH08323040A JP7133802A JP13380295A JPH08323040A JP H08323040 A JPH08323040 A JP H08323040A JP 7133802 A JP7133802 A JP 7133802A JP 13380295 A JP13380295 A JP 13380295A JP H08323040 A JPH08323040 A JP H08323040A
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JP
Japan
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reaction force
steering
operation reaction
wheel
center position
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JP7133802A
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English (en)
Inventor
Akira Kurihara
章 栗原
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Taito Corp
Original Assignee
Taito Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステアリング操作を実車感覚で行うことを可
能にする。 【構成】 一対の操作反力付与手段は、ステアリングホ
イール1、シャフト2の左右方向の操作に対して、独立
して交互に操作反力を付与し、その操作反力によってス
テアリングホイール1、シャフト2を中立位置に戻し、
シャフト2の操作に従って左右方向に回転するプレッシ
ャホイール7と、 プレッシャホイール7にそれぞれ独
立して係合し、回転する左右のプレッシャコントロール
プレート9、10と、プレッシャコントロールプレート
9、10に連結され、付勢する第1及び第2のシリンダ
ロッド11R,11Lとから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドライビングシュミレ
ータ等のステアリング操作を実車感覚で行うことができ
る模擬ステアリング装置に関するものである。
【0002】図10は、従来の模擬ステアリング装置の
一例を示す斜視図である。ステアリングホイール101
は、ステアリングシャフト102の一端に設けられてお
り、ステアリングシャフト102は、ユニットフレーム
111に回転自在に取り付けられている。ポテンショメ
ータ112は、ステアリングシャフト102の他端に設
けられたドライブギヤ113により回転させられ、ステ
アリングの回転角度を検出している。ストッパプレート
107は、ステアリングシャフト102に取り付けられ
ており、ユニットフレーム111に設けられたストッパ
ブロック108、108に当ることにより、ステアリン
グの回転端を制限している。
【0003】操作反力付与装置は、ステアリングホイー
ル101に操作反力を与えるためのものであり、ステア
リングシャフト102に設けられたハートカム106
と、ハートカム106に従動するカムフォロア109
と、カムフォロア109を回転自在に支持し、ユニット
フレーム111に揺動自在に取り付けられたレバープレ
ート110と、レバープレート110の上端にベース部
104aが可動自在に設けられ、ユニットフレーム11
1の球面自在軸受により自由自在に支持されたスプリン
グロッド104と、スプリングロッド104に挿入さ
れ、カムフォロア109をハートカム106に押し付け
るように付勢するコイルスプリング105と、スプリン
グロッド104のベース部104aの他端に当接するよ
うに、ユニットフレーム111に設けられたオイルダン
パ103等から構成されている。
【0004】ステアリングホイール101は、左右いず
れかに切っていったときに、ハートカム106は、カム
フォロア109を回転させながら、レバープレート11
0を揺動することにより、スプリングロッド104にセ
ットされた圧縮コイルスプリング105を圧縮させてい
く。そして、ステアリングシャフト102に設けたスト
ッパプレート107が、ストッパブロック108に当る
と、ステアリングの回転端となる。
【0005】その後に、ステアリングホイール101か
ら手を離すと、コイルスプリング105が圧縮された状
態から戻ろうとするので、カムフォロア109がハート
カム106を押し、そのカム作用によって、ステアリン
グホイール101は、センタ位置へ戻される。このとき
に、ステアリングに回転方向のイナーシャが働くので、
ダンパ103によりイナーシャを吸収しようとしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の模擬ス
テアリング装置は、カムフォロア109がハートカム1
06を押すことによるカムの作用によって、ステアリン
グシャフト102の回転方向に復元トルクを発生させて
いた。ステアリングホイール101は、左右に回転させ
るので、いずれの回転方向にも復元力を発生させるため
に、ハートカム106が採用されている。
【0007】しかし、ステアリングホイール101が中
立位置になるのは、ハートカム106の窪みの部分であ
るので、回転復元力が強すぎる場合には、中立位置を通
り過ぎるオーバランや、その状態からさらに逆の方向に
回転する逆戻り現象が発生するという問題があった。
【0008】この問題を解決するために、ダンパ103
を設けて、スプリングロッド104の衝撃を吸収して、
オーバラン等を防止しようとしていた。しかし、ハート
カム106を用いた構造では、スプリング105の復元
速度を減速してしまい、かつ、ハートカム106による
カムフォロア109の円弧運動を直線的にとらえて押し
つけることにより、シリンダタイプのダンパを作動して
いるために、ダンパ103が要求する速度、吸収エネル
ギーとマッチングがとりずらいという別の問題が発生す
る。
【0009】本発明の目的は、ステアリング操作を実車
感覚で行うことができる模擬ステアリング装置を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、第1又は第2の方向にステアリ
ング操作を行なうことができる回転操作部材と、前記回
転操作部材の前記第1又は第2の方向の操作に対して、
独立して交互に操作反力を付与し、その操作反力によっ
て前記回転操作部材を中立位置に戻す1対の操作反力付
与手段とを備えている。
【0011】請求項2の発明は、請求項1に記載の模擬
ステアリング装置において、前記操作反力付与手段の操
作反力を減衰させる減衰手段を備えたことを特徴とす
る。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の模擬ステアリング装置において、前記操作反力
付与手段の操作反力を調整する反力調整手段を備えたこ
とを特徴としている。
【0013】請求項4の発明は、請求項1〜請求項3の
いずれか1項に記載の模擬ステアリング装置において、
前記一対の操作反力付与手段は、前記回転操作部材の操
作に従って第1又は第2の方向に回転する連動部材と、
前記連動部材にそれぞれ独立して係合し、回転する第1
及び第2の反力伝達部材と、前記各反力伝達部材に連結
され、前記各反力伝達部材を付勢する第1及び第2の付
勢部材とを備えたことを特徴としている。
【0014】請求項5の発明は、請求項3又は請求項4
に記載の模擬ステアリング装置において、前記反力調整
手段は、前記第1及び第2の付勢部材の支持点の位置を
変更して操作反力を調整することを特徴としている。
【0015】
【作用】請求項1によれば、1対の操作反力付与手段
は、回転操作部材の第1又は第2の方向の操作に対し
て、独立して交互に操作反力を付与するので、その操作
反力によって操作部材を中立位置に戻すことができ、回
転操作部材のオーバーラン等がなくなった。
【0016】請求項2によれば、減衰手段は、操作反力
付与手段の操作反力を減衰させるので、回転操作部材を
迅速かつ正確に、中立位置へ収束させることができる。
【0017】請求項3によれば、反力調整手段によっ
て、操作反力付与手段の操作反力を調整することができ
るので、遊技内容に合わせた反力を設定できる。
【0018】請求項4によれば、回転操作部材の操作に
従って連動部材を第1又は第2の方向に回転すると、連
動部材が第1又は第2の反力伝達部材に係合して、第1
又は第2の付勢部材の付勢力を蓄積していき、回転操作
部材をフリーにすると、第1又は第2の付勢部材の付勢
力によって、第1又は第2の反力伝達部材が付勢され、
連動部材を介して、操作部材を中立位置まで復帰させ
る。このとき、第1又は第2の反力伝達部材と、第1又
は第2の付勢部材との連結点が円弧運動するので、良好
なトルク特性が得られる。
【0019】請求項5によれば、反力調整手段は、第1
及び第2の付勢部材の支持点の位置を変更できるので、
簡単かつ容易に操作反力を調整することができる。
【0020】
【実施例】
(第1実施例)以下、図面等を参照しながら、実施例を
あげて、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明によ
る模擬ステアリング装置の第1実施例を示す斜視図、図
2は、主要部を示す正面図、図3は、映像遊戯装置と組
み合わせた場合を示す外観斜視図である。
【0021】この実施例の模擬ステアリング装置は、図
3に示すように、装置本体31と、本体31に設けられ
たディスプレイ32と、遊技者が座る座席33と、アク
セル,ブレーキ等のフット操作手段34等を含む映像遊
戯装置に使用されて、ステアリングホイール1に操作反
力を与えている。ステアリングホイール1は、ステアリ
ング操作をおこなうためのものであり、ステアリングシ
ャフト2に設けられている。ステアリングシャフト2
は、軸受3により回転自在に支持されており、その先端
にプレッシャホイール7が設けられている。プレッシャ
ホイール7は、ステアリング操作角の小さいレーシング
カー仕様(図1(A)参照)の場合には、ステアリング
シャフト2に直接結合(直結式)されている。ステアリ
ングホイール1は、図1(B)に示すように、プレッシ
ャホイール7に取り付けられたポテンショメータドライ
ブギヤ13によって、ポテンショメータ8をギヤドライ
ブさせることによって、その回転位置が検出される。
【0022】プレッシャホイール(連動部材)7は、円
板状の部材であり、半径方向に突起状のプレッシャスト
ッパ部7−aが形成されている。このプレッシャホイー
ル7の前側には、左右のプレッシャコントロールプレー
ト(反力伝達部材)9、10がステアリングシャフト2
に回転自在に取り付けられている。プレッシャコントロ
ールプレート9、10は、圧縮反力ロッドシリンダ11
R,11Lを作動させるための部材である。圧縮反力ロ
ッドシリンダ11R,11Lは、ロッド側が左右のプレ
ッシャコントロールプレート9、10に軸支されてお
り、シリンダ側がユニットフレーム15に軸支されてい
る。
【0023】圧縮反力ロッドシリンダ(付勢部材)11
R,11Lは、操作反力の付勢力となる圧縮反力を発生
させるためのものであり、図2に示すように、シリンダ
11a内にコイルスプリング17が入れられており、ピ
ストンロッド11bがシリンダ11a内に押し込まれる
ときに、コイルスプリング17を圧縮させ、同時に、ス
テアリングホイール1をセンタ位置へ戻すための復元力
としている。なお、コイルスプリング17の他に、圧縮
ガスなど他の手段によって付勢するようにしてもよい。
【0024】ダンパ12は、ステアリングホイール1の
イナーシャの発生を押えるたのものであり、ロッド側が
プレッシャホイール7のプレッシャストッパ部7−aに
軸支されており、シリンダ側がユニットフレーム15に
軸支されている。
【0025】つぎに、第1実施例に係る模擬ステアリン
グ装置の動作を説明する。ステアリングホイール1を操
作者から見て左(又は右)に回転させると、プレッシャ
ホイール7に設けられたプレッシャストッパ部7−aが
プレッシャコントロールプレート10(又は9)を介し
て、圧縮反力ロッドシリンダ11L(又は11R)を押
し縮めて操作反力を発生させる(図2参照)。プレッシ
ャホイール7は、圧縮反力ロッドシリンダ11L(又は
11R)によって、常にセンタ位置へ戻ろうとする復元
トルクを持っているために、ステアリングホイール1
は、手を離した場合には、センタ位置方向へ回転し始め
る。このときに、ダンパ12がストロークすることによ
って減衰力が働くので、ステアリングホイール1のイナ
ーシャの発生を押えることができる。また、ステアリン
ホイール1は、センタ位置へ現実的な速度によって戻る
ので、センタ位置にすばやく正確に収束することができ
る。
【0026】なお、圧縮反力ロッドシリンダ11のユニ
ットフレーム15側の軸支位置(図2のA,B,C)を
選択することにより、分力を変化させ、ステアリングの
操作反力を変えることができる。
【0027】さらに、図1(C)に示すように、一般車
のステアリング回転角を再現する場合には、ステアリン
グシャフト2に減速装置4(ギヤ4a,4bなど)を設
けて(減速式)、操作反力のアシストとして、トルクコ
ントローラ5をセットすることも可能である。トルクコ
ントローラ5は、パウダブレーキ等を用いたものが使用
でき、取り付けステー6によって、ユニットフレーム1
5に取り付けられている。
【0028】図4は、第1実施例に係る模擬ステアリン
グ装置のプレッシャホイールの回転角とスプリングの圧
縮強さ及びトルクアーム長さの関係を示す線図、図5
は、第1実施例に係る模擬ステアリング装置のプレッシ
ャホイールの回転角とプレッシャホイールトルクの関係
を従来技術と比較して示した線図である。ロッドシリン
ダ11の連結点A(A1〜A4)は、図2に示すよう
に、プレッシャーコントロールプレート9、10(プレ
ッシャーホイール7)の回転によって、O1 を中心とし
て円弧運動をする。この際に、ロッドシリンダ11の圧
縮荷重(強さ)Fのグラフは、変曲点を有して図4に示
すように変化し、トルクアーム長さLのグラフは、LB
のように45°前後を最大に変化する。プレッシャホィ
ール(ハンドル)回転角が0〜45°の範囲において
は、L1 <L2 <L3 の関係となり、ハンドル回転角4
5〜90°の範囲においては、L3 >L2 >L1の関係
に反転する(図2)。したがって、ハンドルのトルク特
性〔操作反力T(F×L)〕は、図5に示されるよう
に、比較的緩やかな曲線TB になる。即ち、ハンドル最
大回転角(ここでは90°)において、操作反力Tを小
さくすることができるので、ハンドルのもどり力は弱
い。このために、ハンドルのイナーシャを小さくでき、
ハンドルを中立位置に正確に復帰させることができる。
好ましくは、圧縮荷重Fは、ハンドル角45°〜90°
の範囲で図4に示す破線のように略直線的に上昇変化
し、操作反力Tは、図5に示す破線のように略一定にな
るように、圧縮荷重は調整される。例えば、異なるス
プリングを有する複数のスプリングの組合わせによりロ
ッドシリンダーの圧縮荷重を設定すること、非線形ス
プリングや不等長ピッチスプリングによりロッドシリン
ダーの圧縮荷重を設定すること、又は、ロッドシリン
ダーに代えて、油圧、ガス圧、空気圧シリンダーを用
い、圧縮荷重等を自動制御すること等があげられる。
【0029】(第2実施例)図6、図7は、本発明によ
る模擬ステアリング装置の第2実施例を示す正面図であ
る。なお、以下に説明する各実施例では、前述した第1
実施例と同様な機能を果たす部分には、同一の符号を付
して、重複する説明は適宜省略する。第2実施例は、第
1実施例に対して、操作反力を与えるために、圧縮反力
ロッドシリンダ10の変わりに、引っ張り反力ロッドシ
リンダ16R,16Lを使用している。すなわち、プレ
ッシャホイール7は、プレッシャストッパ部7−aが下
側に形成されており、左右のプレッシャコントロールプ
レート9、10が押し上げられるように回転する。圧縮
反力ロッドシリンダ16R,16Lは、操作反力の付勢
力となる引張反力を発生させるものが使用されており、
図7に示すように、引っ張り反力ロッドシリンダ16
R,16Lは、ピストンロッドが伸びるときに、コイル
スプリング17が圧縮される構造となっている。ダンパ
ー12の取り付けは、プレッシャストッパ部7−aが下
の位置になるために第1実施例とは上下逆にセットされ
る。この構造の場合には、スライダクランク機構におけ
るデッドポイント(死点)が第1実施例に比較して出に
くいために、ステアリングホイール1の切り角を大きく
することができると同時に、引張り反力ロッドシリンダ
ー16の下端取付位置を大きく変えて角度範囲を広く取
れるので、操作反力特性の選択範囲も大きくなる。その
他の構造については、第1実施例と同様である。
【0030】(第3実施例)図8、図9は、本発明によ
る模擬ステアリング装置の第3実施例を示す斜視図及び
正面図である。第1及び第2実施例では、操作反力の発
生手段として、圧縮コイルスプリングの例によって説明
したが、第3実施例では、ねじりコイルスプリング20
(図8(A)参照)を使用したものである。連結ロッド
18は、両端がフリージョイントになっており、一端が
プレッシャコントロールプレート9に取り付けられてお
り、他端がねじりコイルスプリング20の直線部の片側
に結合されている。ステアリングセンター位置出しは、
プレッシャーストッパ14を、図8(A)のように設け
ることよって、正確な位置出しも可能にしている。その
他の構造については、第1実施例と同様である。
【0031】なお、コイルスプリング20の代わりに、
図8(B−1)に示すように、レバー式のラバースプリ
ング22等を用いてもよい。このラバースプリング22
は、図8(B−2)に示すように、断面4角形のケース
22aの4隅に配置されたラバー22bを、断面4角形
の回転可能な駒22cによって押圧することにより付勢
力を得る構造のものである。また、ロッドシリンダー式
ダンパー12の代わりに、図8(C)に示すように、プ
レッシャーホイール7の回転軸に脱着可能に結合した回
転式ダンパー21を取り付けることも可能である。
【0032】以上のように前記各実施例によれば、操作
反力付与手段は、左右分離独立しているために、別々に
操作反力を設定することができる。また、回転操作した
ステアリングホイール1をセンタ位置へセンタを超えな
いように、適確に自動復帰させることができる。さら
に、減速装置4により、幅広いステアリング操作角度が
設定でき、操作反力付与手段は、広範囲に選択ができ
る。従って、レーシングカーから一般車を含め、広範囲
のドライビングシステムにおける模擬ステアリング装置
として適用できる。なお、一対の操作反力付与手段は、
相互に互い違いに作動するものでもよい。回転操作部材
は、円環状のハンドルに限らず、バイクのハンドルや、
レバー状のハンドルなどの2つの方向に回転部分を含む
ものであればよい。反力調整手段は、油圧、ガス圧、空
気圧シリンダによる自動制御などの手段であってもよ
い。
【0033】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、1対の操作反力付与手段は、第1及び第2の方向
に対して独立しているために、別々に操作反力を設定で
き、ステアリング角度に対して、回転操作部材を迅速か
つ正確に中立位置に復帰させることができる。従って、
オーバーランや逆戻り現象がなく、ステアリング操作を
実車感覚で行うことができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による模擬ステアリング装置の第1実施
例を示す斜視図である。
【図2】第1実施例の主要部を示す正面図である。
【図3】第1実施例の模擬ステアリング装置を映像遊戯
装置と組み合わせた場合を示す外観斜視図である。
【図4】第1実施例に係る模擬ステアリング装置のプレ
ッシャホイールの回転角とスプリングの圧縮強さ及びト
ルクアーム長さの関係を示す線図である。
【図5】第1実施例に係る模擬ステアリング装置のプレ
ッシャホイールの回転角とプレッシャホイールトルクの
関係を従来技術と比較して示した線図である。
【図6】本発明による模擬ステアリング装置の第2実施
例を示す正面図である。
【図7】本発明による模擬ステアリング装置の第2実施
例を示す正面図である。
【図8】本発明による模擬ステアリング装置の第3実施
例を示す斜視図である。
【図9】本発明による模擬ステアリング装置の第3実施
例を示す正面図である。
【図10】従来の模擬ステアリング装置の一例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 ステアリングホイール 2 ステアリングシャフト 3 軸受 7 プレッシャホイール 8 ポテンショメータ 9、10 プレッシャコントロールプレート 11R,11L 圧縮反力ロッドシリンダ 12 ダンパ 13 ポテンショメータドライブギヤ 15 ユニットフレーム 17 スプリング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1又は第2の方向にステアリング操作
    を行なうことができる回転操作部材と、 前記回転操作部材の前記第1又は第2の方向の操作に対
    して、独立して交互に操作反力を付与し、その操作反力
    によって前記回転操作部材を中立位置に戻す一対の操作
    反力付与手段とを備えた模擬ステアリング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の模擬ステアリング装置
    において、 前記操作反力付与手段の操作反力を減衰させる減衰手段
    を備えたことを特徴とする模擬ステアリング装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の模擬ステ
    アリング装置において、 前記操作反力付与手段の操作反力を調整する反力調整手
    段を備えたことを特徴とする模擬ステアリング装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記
    載の模擬ステアリング装置において、 前記一対の操作反力付与手段は、 前記回転操作部材の操作に従って第1又は第2の方向に
    回転する連動部材と、 前記連動部材にそれぞれ独立して係合し、回転する第1
    及び第2の反力伝達部材と、 前記各反力伝達部材に連結され、前記各反力伝達部材を
    付勢する第1及び第2の付勢部材とを備えたことを特徴
    とする模擬ステアリング装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4に記載の模擬ステ
    アリング装置において、 前記反力調整手段は、前記第1及び第2の付勢部材の支
    持点の位置を変更して操作反力を調整することを特徴と
    する模擬ステアリング装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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