JPS5847450Y2 - 操作力伝達機構 - Google Patents
操作力伝達機構Info
- Publication number
- JPS5847450Y2 JPS5847450Y2 JP785478U JP785478U JPS5847450Y2 JP S5847450 Y2 JPS5847450 Y2 JP S5847450Y2 JP 785478 U JP785478 U JP 785478U JP 785478 U JP785478 U JP 785478U JP S5847450 Y2 JPS5847450 Y2 JP S5847450Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operating
- transmission mechanism
- stroke
- lever
- cam link
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はレバー、ペダル等の操作部材の操作力をブレー
キ・クラッチ等の作動部材に伝達する操作力伝達機構に
関するものである。
キ・クラッチ等の作動部材に伝達する操作力伝達機構に
関するものである。
建設機械車両等の運転操作系統には、主クラッチを断続
操作してのエンジン動力の伝達制御、操向クラッチ・ブ
レーキを操作してのかじ取りあるいは走行停止制御が含
渣れている。
操作してのエンジン動力の伝達制御、操向クラッチ・ブ
レーキを操作してのかじ取りあるいは走行停止制御が含
渣れている。
これらの操作は、一般にレバーまたはペダルをマニアル
作動することにより機械的リンク手段を含む操作力伝達
機構をかいし、主クラッチや操向クラッチ・ブレーキに
つたえられる。
作動することにより機械的リンク手段を含む操作力伝達
機構をかいし、主クラッチや操向クラッチ・ブレーキに
つたえられる。
前述したレバーまたはペダルを作動しての操作力伝達機
構は一般にマニアル操作力を軽減するために適当に設計
されたレバー比でもって構成されていたり、機械的な倍
力装置あるいは油圧倍力装置を備えているのが通常であ
る。
構は一般にマニアル操作力を軽減するために適当に設計
されたレバー比でもって構成されていたり、機械的な倍
力装置あるいは油圧倍力装置を備えているのが通常であ
る。
前者の倍力装置を用いないで、レバー比によって操作力
を定めた操作伝達機構のものは、構成簡便、安価な利点
を有する反面つぎのような不具合がある。
を定めた操作伝達機構のものは、構成簡便、安価な利点
を有する反面つぎのような不具合がある。
たとえば、ブレーキペダルの場合を例にとると、ペダル
を踏み込んで回動してもレバー比が一定で変化がないか
ら、ブレーキライニングの摩耗によるブレーキがかかる
1での遊びストロークは大きくなっていき、ブレーキが
かかつても踏み難くなる。
を踏み込んで回動してもレバー比が一定で変化がないか
ら、ブレーキライニングの摩耗によるブレーキがかかる
1での遊びストロークは大きくなっていき、ブレーキが
かかつても踏み難くなる。
さらに、ペダル踏込ストロークに追随してレバー比が変
らないからブレーキ時の踏力も大きい。
らないからブレーキ時の踏力も大きい。
すなわち、ブレーキペダルのストロークとブレーキ作動
部材のストロークとが略一定の関係で変化するので、ブ
レーキ作動部材の遊びストロークに対応するだけの遊び
ストロークがブレーキペダルに必要となる。
部材のストロークとが略一定の関係で変化するので、ブ
レーキ作動部材の遊びストロークに対応するだけの遊び
ストロークがブレーキペダルに必要となる。
このために、ブレーキが制動する捷でにブレーキペダル
が大きくストロークし実際にブレーキが制動する時には
ブレーキペダルがオペレータシートから遠くへ行き踏み
難くなるのでブレーキを確実に制動できない。
が大きくストロークし実際にブレーキが制動する時には
ブレーキペダルがオペレータシートから遠くへ行き踏み
難くなるのでブレーキを確実に制動できない。
渣た、ブレーキ制動時もレバ比を増大する事が出来ない
ので大きな踏力が必要になる。
ので大きな踏力が必要になる。
また、ブレーキペダルのストロークに対して任意にブレ
ーキ作動部材のストロ・−り(レバー比)を変更するこ
とができないと共に、踏力を任意に変更したりする事が
できない4との不具合を有している。
ーキ作動部材のストロ・−り(レバー比)を変更するこ
とができないと共に、踏力を任意に変更したりする事が
できない4との不具合を有している。
後者の倍力装置を用いた操作力伝達機構のものは、操作
力の問題あるいは操作ストロークの問題を解消するが、
構成複雑・高価になる。
力の問題あるいは操作ストロークの問題を解消するが、
構成複雑・高価になる。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであり、その目
的は、倍力装置を用いないで構成簡便な操作力軽減手段
を有し、操作部材のストロークに追随してレバー比を変
化するようにし遊びのストロークを小さくするとともに
、レバー比の増大につれて操作力の軽減をはかることが
できるようにした操作力伝達機構を提供することである
。
的は、倍力装置を用いないで構成簡便な操作力軽減手段
を有し、操作部材のストロークに追随してレバー比を変
化するようにし遊びのストロークを小さくするとともに
、レバー比の増大につれて操作力の軽減をはかることが
できるようにした操作力伝達機構を提供することである
。
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
10は建設機械車両等のダツシュボードを示し、この内
側に枠組11を設け、本考案に係る操作力伝達機構12
を備えである。
側に枠組11を設け、本考案に係る操作力伝達機構12
を備えである。
操作力伝達機構12ば、操作部材13(実施例はペダル
を示すがレバーでもよい)を包含する第1伝達機構と、
カムリンク部材14を包含する第2伝達機構とから構成
される。
を示すがレバーでもよい)を包含する第1伝達機構と、
カムリンク部材14を包含する第2伝達機構とから構成
される。
前記操作部材13とカムリンク部材14は、前記枠組1
1に間隔を置いて設置した一対のブラケット15.16
によって支持される。
1に間隔を置いて設置した一対のブラケット15.16
によって支持される。
ブラケット15,16は、着脱自在な第1固定軸17に
より支軸する第1回動筒体18と、着脱自在な第2固定
軸19により支軸する第2回動筒体20とを有し、第1
回動筒体18は、前記操作部材13を揺動自在に支持す
るとともに、その揺動運動を伝達するため先端にコマ部
材21を備えたレバ一部材22を有する。
より支軸する第1回動筒体18と、着脱自在な第2固定
軸19により支軸する第2回動筒体20とを有し、第1
回動筒体18は、前記操作部材13を揺動自在に支持す
るとともに、その揺動運動を伝達するため先端にコマ部
材21を備えたレバ一部材22を有する。
第2回動筒体20は、前記カムリンク部材14を揺動自
在に支持するとともに、その揺動運動を受は継ぐレバ一
部材23を別に有する。
在に支持するとともに、その揺動運動を受は継ぐレバ一
部材23を別に有する。
レバ一部材23にはビン部材28を介してロッド24、
さらには揺動レバー25等のリンクを連接し作動制御を
行なうクラッチまたはブレーキへとつなげる。
さらには揺動レバー25等のリンクを連接し作動制御を
行なうクラッチまたはブレーキへとつなげる。
以上において、第1回動筒体18に支持した操作部材1
3を含む第1伝達機構と、第2回動筒体20に支持した
カムリンク部材14を含む第2伝達機構とは、カムリン
ク部材14を第1回動筒体18のレバ一部材22にたい
し、上方から係合してコマ部片21との接触をするよう
に関係組立しである。
3を含む第1伝達機構と、第2回動筒体20に支持した
カムリンク部材14を含む第2伝達機構とは、カムリン
ク部材14を第1回動筒体18のレバ一部材22にたい
し、上方から係合してコマ部片21との接触をするよう
に関係組立しである。
そして、接触を常時維持するため、さらには第1伝達機
構と第2伝達機構を非作動時の定位置に保持するために
、引張ばね26とストッパ27を備える。
構と第2伝達機構を非作動時の定位置に保持するために
、引張ばね26とストッパ27を備える。
引張ばね26は枠組11とカムリング部材14とに係着
されカムリング部材14を時計方向へ回動付勢してコマ
部片21との常時接触を維持し、ストッパ2Tはコマ部
片21をかいして加えられた操作部材13の定位置に訃
ける反時計方向揺動を阻止する。
されカムリング部材14を時計方向へ回動付勢してコマ
部片21との常時接触を維持し、ストッパ2Tはコマ部
片21をかいして加えられた操作部材13の定位置に訃
ける反時計方向揺動を阻止する。
したがって、この状態にふ−いて第1伝達機構と第2伝
達機構は非動時の定置姿勢になる。
達機構は非動時の定置姿勢になる。
このようにしたから操作部材13を回動すると、カムリ
ンク部材14とコマ部片21との接点が変化しその変化
によってレバー比(b/、)が増大lたは減小作用をす
る。
ンク部材14とコマ部片21との接点が変化しその変化
によってレバー比(b/、)が増大lたは減小作用をす
る。
(第4図及び第5図参照)第5図にかいてイは本考案に
係るレバー比、口は従来例のレバー比を示す線である。
係るレバー比、口は従来例のレバー比を示す線である。
したがって、操作部材13の遊びを小さくしたいときは
、操作時のレバー比を下げることによって吸収でき、操
作ストロークが進むにつれてレバー比が増すから小さな
操作力で大きな作動力が得られることになる。
、操作時のレバー比を下げることによって吸収でき、操
作ストロークが進むにつれてレバー比が増すから小さな
操作力で大きな作動力が得られることになる。
また、第2固定軸19の位置を変えたり、カムリンク部
材14を変えることによってレバー比の調整をでき操作
力の加減が容易にできる。
材14を変えることによってレバー比の調整をでき操作
力の加減が容易にできる。
すなわち、操作部材13を操作するとコマ部片21は第
1回転筒体1Bの回転中心13aを中心とした円弧軌跡
Xに沿って揺動する。
1回転筒体1Bの回転中心13aを中心とした円弧軌跡
Xに沿って揺動する。
そしてコマ部片21によりカムリンク14が第2回転筒
体20を中心として揺動されるので、レバ比類りは回転
中心18aと回転中心20aとを結ぶ直線Y上にコマ部
片21が位置する状態が最も小さく(第5図e点)下方
に移動してもレバー比は大きくなっている。
体20を中心として揺動されるので、レバ比類りは回転
中心18aと回転中心20aとを結ぶ直線Y上にコマ部
片21が位置する状態が最も小さく(第5図e点)下方
に移動してもレバー比は大きくなっている。
したがって、レバー比は遊びストロークの時には第5図
のtlの範囲に位置し、ブレーキ制動等の有効ストロー
ク時には第5図のt2の範囲に位置(コマ部片21が第
4図の上方位置にくる)するようになり、第6図に示す
如く非操作時には操作部材13 (7”レーキペタル)
がオペレータシートAに近く踏力(操作力)を出し易く
踏み込み(操作し)易い。
のtlの範囲に位置し、ブレーキ制動等の有効ストロー
ク時には第5図のt2の範囲に位置(コマ部片21が第
4図の上方位置にくる)するようになり、第6図に示す
如く非操作時には操作部材13 (7”レーキペタル)
がオペレータシートAに近く踏力(操作力)を出し易く
踏み込み(操作し)易い。
そして操作部材13を踏み込むに従ってオペレータシー
トAより遠くなって踏力を出17難く踏み込み難くなる
が、レバ比が大きくなるので作動部材に伝達される操作
力は倍力されて大きくなると共に、作動部材のストロー
クも拡大されるため、小さな踏力で少ないストロークで
作動部材を確実に作動制御できる。
トAより遠くなって踏力を出17難く踏み込み難くなる
が、レバ比が大きくなるので作動部材に伝達される操作
力は倍力されて大きくなると共に、作動部材のストロー
クも拡大されるため、小さな踏力で少ないストロークで
作動部材を確実に作動制御できる。
本考案は以上の様になり、操作部材13を揺動してレバ
一部材22を揺動すると、コマ部片21によってカムリ
ンク部材14が揺動されて、レバ一部材22とリンク機
構とを介して作動部材が作動される。
一部材22を揺動すると、コマ部片21によってカムリ
ンク部材14が揺動されて、レバ一部材22とリンク機
構とを介して作動部材が作動される。
渣り、コマ部片21のカムリンク部材14への当接点は
、第2固定軸20より順次離れる方向に移動してレバ一
部材22とカムリンク部材14とのレバー比が順次大き
くなるので、操作部材13のストロークに追随してカム
リンク部材14のストロークが大きくかつ偶力も大きく
なる。
、第2固定軸20より順次離れる方向に移動してレバ一
部材22とカムリンク部材14とのレバー比が順次大き
くなるので、操作部材13のストロークに追随してカム
リンク部材14のストロークが大きくかつ偶力も大きく
なる。
このために、作動部材に伝達される操作力は倍力されて
大きくなると共に、作動部材のストロークも拡大される
。
大きくなると共に、作動部材のストロークも拡大される
。
したがって、操作部材13を操作するに従って作動部材
に伝達される操作力は順次大きくなると共に、作動部材
のストロークも順次大きくなるから、作動部材の初期の
ストローク(つまり、遊びのストローク)を小さくでき
ると共に、作動部材の後期のストローク(つ1す、有効
ストローク)時の操作部材の操作力を軽減できる。
に伝達される操作力は順次大きくなると共に、作動部材
のストロークも順次大きくなるから、作動部材の初期の
ストローク(つまり、遊びのストローク)を小さくでき
ると共に、作動部材の後期のストローク(つ1す、有効
ストローク)時の操作部材の操作力を軽減できる。
また、カムリンク部材14の揺動を、レバ一部材22及
びリンク機構を介して作動部材に伝達するので、作動部
材を操作部材の操作ストロークに関係なく任意の方向に
変換できると共に、直線的に移動できる。
びリンク機構を介して作動部材に伝達するので、作動部
材を操作部材の操作ストロークに関係なく任意の方向に
変換できると共に、直線的に移動できる。
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図は平面図
、第3図は第2図のm−111線断面図、第4図は動作
原理説明図、第5図はストロークとレバー比との関係を
示す表図、第6図は具体的な動作説明図である。 13は操作部材、14はカムリンク部材、21はコマ部
片。
、第3図は第2図のm−111線断面図、第4図は動作
原理説明図、第5図はストロークとレバー比との関係を
示す表図、第6図は具体的な動作説明図である。 13は操作部材、14はカムリンク部材、21はコマ部
片。
Claims (1)
- 第1固定軸17の回りに揺動自在に支承した操作部材1
3に、先端にコマ部片21を備えたレバ一部材22を固
着し、前記第1固定軸17と対向して配設された第2固
定軸190回りにカムリンク部材14とレバ一部材22
とを固着すると共に、該カムリンク部材14を前記コマ
部片21に常時当接すべく付勢し、前記レバ一部材22
をリンク機構を介して作動部材に枢着連結したことを特
徴とする操作力伝達機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP785478U JPS5847450Y2 (ja) | 1978-01-27 | 1978-01-27 | 操作力伝達機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP785478U JPS5847450Y2 (ja) | 1978-01-27 | 1978-01-27 | 操作力伝達機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54112998U JPS54112998U (ja) | 1979-08-08 |
JPS5847450Y2 true JPS5847450Y2 (ja) | 1983-10-29 |
Family
ID=28816067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP785478U Expired JPS5847450Y2 (ja) | 1978-01-27 | 1978-01-27 | 操作力伝達機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5847450Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-01-27 JP JP785478U patent/JPS5847450Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54112998U (ja) | 1979-08-08 |
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