JP2003000609A - 内視鏡用クリップ装置 - Google Patents
内視鏡用クリップ装置Info
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Abstract
プをぐらつかせることなく、シースの先端から洗浄水を
噴出させることができる内視鏡用クリップ装置を提供す
ること。 【解決手段】クリップ2とそのクリップ2を強制的に閉
じた状態にするためのクリップ閉じリング6とがシース
1の先端に離脱可能に配置され、シース1の先端を出口
とする送水路10が、クリップ2とクリップ連結フック
4とクリップ閉じリング6とを仮止め固定する仮止め固
定剤9と干渉しないようにシース1内に配設されてい
る。
Description
挿通チャンネルに通して使用されて、体内の止血、結紮
或いはマーキング等を行うために用いられる内視鏡用ク
リップ装置に関する。
より開閉自在なクリップの基端に係脱自在に連結された
クリップ連結フックが、クリップを強制的に閉じた状態
にするためのクリップ閉じリング内に通されて、それら
がシースの先端から突没させることができるように配置
され、クリップにクリップ閉じリングを係合させてクリ
ップを強制的に閉じた状態にしてシースの先端から離脱
させることができるようになっている。
リップがクリップ連結フック及びクリップ閉じリングに
対してぐらついてしまうので、弱い粘着力のある仮止め
固定剤をクリップ閉じリング内に充填して、クリップと
クリップ連結フックとクリップ閉じリングとを一体的に
仮止め固定している。
を体内の止血に用いる際には、クリップで挟もうとする
相手が出血中の血管なので、内視鏡によってその位置を
正確に視認するのが困難な場合が少なくない。そこで、
シースの先端から前方に洗浄水を噴出させて血液を洗い
流すことができるようにしたものがある(実開平7−1
905号)。
クリップ閉じリングとが仮止め固定剤で仮止め固定され
ていると、洗浄水によって仮止め固定剤が流されて、ク
リップがクリップ連結フック及びクリップ閉じリングに
対してぐらついてしまい、患部血管に対してクリップを
正しく臨ませることができなくなってしまう場合があ
る。
定された状態のクリップをぐらつかせることなく、シー
スの先端から洗浄水を噴出させることができる内視鏡用
クリップ装置を提供することを目的とする。
め、本発明の内視鏡用クリップ装置は、外力により開閉
自在なクリップと、クリップの基端に係脱可能に連結さ
れたクリップ連結フックと、クリップを強制的に閉じた
状態にするためのクリップ閉じリングとが、クリップ閉
じリング内に充填された仮止め固定剤によって一体的に
仮止め固定されてシースの先端から突没させることがで
きるように配置され、クリップにクリップ閉じリングを
係合させてクリップを強制的に閉じた状態にしてシース
の先端から離脱させることができるように構成された内
視鏡用クリップ装置において、シースの先端を出口とす
る送水路を、仮止め固定剤と干渉しないようにシース内
に配設したものである。
側を通るように配設されていてもよく、或いは、クリッ
プ閉じリング内に仮止め固定剤が充填されていない通路
が貫通形成されていて、その通路が送水路になっていて
もよい。
説明する。図2は内視鏡用クリップ装置の全体構成を示
しており、例えば四フッ化エチレン樹脂チューブ等から
なる可撓性のシース1の先端部分にクリップ2が配置さ
れている。
部分がシース1の先端内に収容されていて、開いた状態
の一対の腕部2aとその各先端に内方に向かって突出形
成された爪状部2bとが見えている。
は、端部に指掛け23aが取り付けられた本体軸23に
スライダー22がスライド自在に取り付けられ、シース
1の基端筒状体21が本体軸23及びスライダー22に
対して独立してスライド自在に配置されて構成されてい
る。
5が突設されていて、そこに注射器等を接続してシース
1内に注水することができる。なお、基端筒状体21部
分は外部に対してシールされていて、注水口金25から
注入された水が基端筒状体21部分で外部に漏れ出さな
いようになっている。
ており、この図においては、外力が加わっていない時の
自然状態(即ち、一対の腕部2aが平行な状態)になっ
たクリップ2が、ほぼ完全にシース1内に引き込まれて
いる。
板等を曲げて一つながりに形成されていて、一対の腕部
2aの各先端部分から内方に向かって爪状部2bが折れ
曲がって突出形成されている。
の環状に形成された基端連結部2cにより連結された構
成になっており、基端連結部2cを変形させることによ
って腕部2aが開閉する。
ライダー22によって軸線方向に進退操作される操作ワ
イヤ3が軸線方向に進退自在にシース1の軸線位置に配
置されていて、その先端には、クリップ2に対して係脱
させることができるクリップ連結フック4がつなぎ部材
5を介して取り付けられている。
された先端部分がクリップ2の基端連結部2cの基端に
形成された連結孔2dに通されて抜け止め状態になるこ
とによりクリップ2と連結されている。
クリップ連結フック4の軸線方向に形成されたスリ割り
を狭めるように弾性変形させることによって、クリップ
連結フック4を連結孔2dから抜き出してクリップ2に
対する連結状態を解除することができる。
連結部2cを変形させるためのクリップ閉じリング6が
配置されている。クリップ閉じリング6は基端側の内径
が先端側より細く形成された短筒状に形成されていて、
クリップ2の基端連結部2cが、クリップ閉じリング6
内に引き込まれることにより変形する。
コン系粘着剤等のような粘着力の低い粘着剤等からなる
仮止め固定剤9が充填されており、それよってクリップ
2とクリップ連結フック4とクリップ閉じリング6とが
一体的に仮止め固定されている。
在に嵌め込まれたリング受け筒体8は、操作部20の本
体軸23に連結された例えばステンレス鋼線材の密巻コ
イルからなるリング保持コイル7の先端に固着されてい
る。
全長にわたって緩く挿通配置されており、リング保持コ
イル7の外周面とシース1の内周面との間の隙間が、注
水口金25から注入された水が通過する送水路10にな
っている。
水は、クリップ閉じリング6の外側を通ってシース1の
先端から前方に噴出され、その際に仮止め固定剤9には
水圧がかからないので、クリップ2とクリップ連結フッ
ク4とクリップ閉じリング6との仮止め固定状態は崩さ
れない。
置においては、図示されていない内視鏡の処置具挿通チ
ャンネルにシース1を通し、クリップ2がシース1の先
端から前方に出た状態にして、クリップ閉じリング6を
操作部20側から押し出す(又は、操作ワイヤ3を操作
部20側から牽引する)。
ップ2の基端連結部2cがクリップ閉じリング6内に引
き込まれた状態になって変形することにより、一対の腕
部2aが開いた状態に変化し、クリップ閉じリング6内
から仮止め固定剤9がある程度押し出される。なお、図
3と図4では、シース1とリング保持コイル7等の図示
が省略されている。
置させるのであるが、目標とする患部が出血等によって
視認できない場合には、シース1の先端を目標方向に向
けた状態で注水口金25から洗浄水を注入してシース1
の先端から噴出させることにより、クリップ2がクリッ
プ連結フック4及びクリップ閉じリング6と仮止め固定
された状態を保って血液等を洗い流すことができる。
0側から押し出すと、図4に示されるように、基端連結
部2cがさらに変形すると同時にクリップ閉じリング6
の先端がクリップ2の一対の腕部2aを背側から押す。
仮止め固定剤9のほとんどが押し出され、一対の腕部2
aがクリップ閉じリング6によって強制的に平行に閉じ
られた状態になって、爪状部2bが患部100の粘膜に
突き刺さる状態になる。
ップ閉じリング6の基端側の細い内径部に嵌まり込んで
潰される状態に変形し、それによって、クリップ連結フ
ック4が潰されて連結孔2dから抜け出せる状態にな
る。
2から外して、シース1側の部分全体を手元側に引き去
ることにより、図5に示されるように、クリップ閉じリ
ング6と共にクリップ2が患部100の粘膜に食い付い
た状態に留置される。
のではなく、例えば図6に示される第2の実施例のよう
に、送水路10がシース1と一体に独立して形成された
いわゆるマルチルーメンチューブを用いてもよい。
に、リング保持コイル7のピッチを先端付近で粗にして
送水路10を形成したり、図8に示される第4の実施例
のようにクリップ閉じリング6とリング受け筒体8等の
側壁に送水路10となる孔を形成して、リング保持コイ
ル7内を通って送られてきた水がクリップ閉じリング6
の外側に出てシース1の先端から噴出するようにしても
よい。
に、クリップ閉じリング6内に仮止め固定剤9が充填さ
れていない通路を貫通形成して、その通路を送水路10
として利用してもよい。そのようにしても、仮止め固定
剤9が水圧によって崩れることなく、シース1の先端か
ら洗浄水を噴出させることができる。
する送水路が、クリップとクリップ連結フックとクリッ
プ閉じリングとを仮止め固定する仮止め固定剤と干渉し
ないようにシース内に配設されているので、仮止め固定
剤で仮止め固定された状態のクリップをぐらつかせるこ
となく、シースの先端から送水して出血の洗浄等を行
い、確実かつ容易にクリッピングを行うことができる。
の先端部分の側面断面図である。
の全体構成を示す外観図である。
のクリップの開閉動作における開状態を示す側面断面図
である。
のクリップの開閉動作における閉状態を示す側面断面図
である。
のクリップの留置状態を示す側面断面図である。
の先端部分の側面断面図である。
の先端部分の側面断面図である。
の先端部分の側面断面図である。
の先端部分の側面断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】外力により開閉自在なクリップと、上記ク
リップの基端に係脱可能に連結されたクリップ連結フッ
クと、上記クリップを強制的に閉じた状態にするための
クリップ閉じリングとが、上記クリップ閉じリング内に
充填された仮止め固定剤によって一体的に仮止め固定さ
れてシースの先端から突没させることができるように配
置され、上記クリップに上記クリップ閉じリングを係合
させて上記クリップを強制的に閉じた状態にして上記シ
ースの先端から離脱させることができるように構成され
た内視鏡用クリップ装置において、 上記シースの先端を出口とする送水路を、上記仮止め固
定剤と干渉しないように上記シース内に配設したことを
特徴とする内視鏡用クリップ装置。 - 【請求項2】上記送水路が、上記クリップ閉じリングの
外側を通るように配設されている請求項1記載の内視鏡
用クリップ装置。 - 【請求項3】上記クリップ閉じリング内に上記仮止め固
定剤が充填されていない通路が貫通形成されていて、そ
の通路が上記送水路になっている請求項1記載の内視鏡
用クリップ装置。
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WO2012121439A1 (ko) * | 2011-03-10 | 2012-09-13 | 주식회사 파인메딕스 | 개폐성(開閉性)을 가지는 개폐 클립과 이를 이용한 개폐 클립 처치구 |
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2001
- 2001-06-19 JP JP2001184360A patent/JP4080708B2/ja not_active Expired - Fee Related
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