JP4098972B2 - 内視鏡用クリップ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、内視鏡の処置具挿通チャンネルを通して止血処置やマーキング等を行うために、先端に配置されたクリップ爪が強制的に閉じられた状態で体内に留置される内視鏡用クリップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
内視鏡用クリップ装置は、体内に留置されるクリップ爪ユニットが、内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱されるシース部の先端部分に取り付けて使用される構成になっており、粘膜面に食い付く状態になるクリップ爪ユニットは滅菌処理をしておく必要がある。
【0003】
ただし、使用準備作業の毎にクリップ爪ユニットを滅菌していたのでは非常に煩雑なことになるので、クリップ爪ユニットを単体で滅菌パック内に封入して、使用の際に滅菌パックから取り出して使用するようにしている(特開2000−335631)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、そのような従来の内視鏡用クリップ装置においては、クリップ爪ユニットがそのままの状態で単純に滅菌パック内に封入されているので、取り扱いの不注意等によって外力が加わると、クリップ爪が変形して使用できなくなってしまう場合がある。
【0005】
そこで本発明は、滅菌パックに入れられたクリップ爪ユニットが、シース部の先端部分に取り付けられるまでの間に不注意な取り扱いをされても変形せず、使用の必要が生じたときに確実に使用することができる内視鏡用クリップ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡用クリップ装置は、内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱されるシース部の先端部分に取り付けて使用されるクリップ爪ユニットを、使用前においては、ユニット単体の状態で保護部材内に収容して、開封可能な滅菌パック内に封入したものである。
【0007】
なお、保護部材が筒状の部材であってもよく、その場合に、筒状の保護部材がその内側に収容されたクリップ爪ユニットに対して軸線方向に移動自在であるとよい。
【0008】
また、シース部側の部材に係合される連結用ワイヤがクリップ爪ユニットに連結されていて、その連結用ワイヤが、筒状の保護部材に形成されたすり割りの間に挟持された状態で保護部材の外側に導出されていてもよい。
【0009】
なお、クリップ爪ユニットが、開閉自在な複数のクリップ爪と、複数のクリップ爪の基端寄り部分の間に配置されたクリップ芯金と、複数のクリップ爪の基端に連結された連結用ワイヤと、クリップを強制的に閉じた状態に保持するためのクリップ閉じリングとを含んでいてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図2はクリップ爪ユニット10を示しており、バネ用ステンレス鋼板材等によって形成された例えば三本のクリップ爪11が、放射状に開閉自在に均等の間隔(即ち略120°間隔)で配置されて、基端部11aにおいて一体的に連結されている。図2にはクリップ爪11が閉じた状態が図示されている。
【0011】
クリップ爪11の基端部11a寄りの部分には、三つのクリップ爪11の内側にクリップ芯金12が配置されている。クリップ芯金12は、後述する図6にも示されるように先側が径の細い段付きの円柱状に形成されていて、クリップ爪11部分に波状に形成された開閉駆動部11bの内側に配置されている。
【0012】
また、クリップ爪11の基端部11aには、クリップ爪11を後方に引っ張るための連結用ワイヤ13が連結されている。連結用ワイヤ13は端部どうしが結び合わされて環状に形成されている。
【0013】
クリップ爪11の基端部11aの外面にはクリップ閉じリング14が被嵌されていて、クリップ閉じリング14をクリップ爪11の前方に移動させて内部に開閉駆動部11bを引き込むと、クリップ芯金12との関係によって三つのクリップ爪11が開いた後閉じるように動作する。
【0014】
このように構成されたクリップ爪ユニット10は、ユーザーに対して出荷される際には、図1に示されるように、外縁部に沿って形成された封止部1aにおいて密閉された滅菌パック1内に封入されている。1bは、封止部1aの開封端である。
【0015】
ただし、クリップ爪ユニット10は滅菌パック1内にそのままの状態で配置されているのではなく、例えば四フッ化エチレン樹脂チューブ等のような合成樹脂製又は金属製の筒状部材からなる両端が開放された保護部材50内に収容されて、その保護部材50と共に滅菌された状態で滅菌パック1内に封入されている。
【0016】
したがって、滅菌パック1に収容された状態のクリップ爪ユニット10は、ある程度不注意な取り扱いをされても変形、損傷等が発生しない。連結用ワイヤ13は、保護部材50に形成されたすり割り51の間に挟持された状態で、滅菌パック1内において保護部材50の外側に導出されている。
【0017】
このように、滅菌パック1内に封入されたクリップ爪ユニット10を使用する際には、図3に示されるように、指先等で開封端1bを摘んで滅菌パック1を開封し、保護部材50内に収容された状態のクリップ爪ユニット10を滅菌パック1から取り出して、図4に示されるように、保護部材50のすり割り51から延出している連結用ワイヤ13をシース部20のワイヤ連結フック24に係合させる。
【0018】
図4に示されるように、シース部20は、例えば保護部材50と同程度の径に形成された可撓性チューブ21内に、軸線方向に進退自在にリング受けコイル22が挿通配置され、その軸線位置に進退自在に配置された操作ワイヤ23の先端にワイヤ連結フック24が取り付けられた構成になっている。リング受けコイル22の先端には、クリップ閉じリング14を受けるためのリング受け筒25が取り付けられている。
【0019】
次いで、図5に示されるように、シース部20の基端側に設けられている図示されていない操作部において操作ワイヤ23を牽引操作して連結用ワイヤ13をリング受けコイル22内に引き込み、それと同時に保護部材50をリング受けコイル22に被嵌して行く。
【0020】
そして、図6に示されるように、操作部側から可撓性チューブ21を前方へ移動させれば、保護部材50が可撓性チューブ21によって押し出されてクリップ爪11から外れ、使用準備状態になる。したがって、保護部材50は少なくとも後端部が開放されていればよい。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱されるシース部の先端部分に取り付けて使用されるクリップ爪ユニットを、ユニット単体の状態で保護部材内に収容して、開封可能な滅菌パック内に封入したことにより、滅菌パックに入れられたクリップ爪ユニットが、シース部の先端部分に取り付けられるまでの間に不注意な取り扱いをされても変形する恐れがなくなり、使用の必要が生じたときに確実に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のクリップ爪ユニットが滅菌パック内に収容された状態の平面断面図である。
【図2】本発明の実施例のクリップ爪ユニットの平面断面図である。
【図3】本発明の実施例の滅菌パックが開封されようとしている状態の平面図である。
【図4】本発明の実施例のクリップ爪ユニットがシース部側に連結される際の動作を示す平面断面図である。
【図5】本発明の実施例のクリップ爪ユニットがシース部側に連結される際の動作を示す平面断面図である。
【図6】本発明の実施例のクリップ爪ユニットがシース部側に連結される際の動作を示す平面断面図である。
【符号の説明】
1 滅菌パック
10 クリップ爪ユニット
11 クリップ爪
13 連結用ワイヤ
20 シース部
24 ワイヤ連結フック
50 保護部材
51 すり割り

Claims (5)

  1. 内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱されるシース部の先端部分に取り付けて使用されるクリップ爪ユニットが、開閉自在な複数のクリップ爪と、上記シース部側の部材に係合させるために上記複数のクリップ爪の基端に連結された連結用ワイヤと、上記クリップ爪を強制的に閉じた状態に保持するためのクリップ閉じリングとを含んでいて、上記クリップ爪ユニットを、使用前においては、ユニット単体の状態で保護部材内に収容して、開封可能な滅菌パック内に封入したことを特徴とする内視鏡用クリップ装置。
  2. 上記保護部材が筒状の部材である請求項1記載の内視鏡用クリップ装置。
  3. 上記筒状の保護部材がその内側に収容された上記クリップ爪ユニットに対して軸線方向に移動自在である請求項2記載の内視鏡用クリップ装置。
  4. 記連結用ワイヤが、上記筒状の保護部材に形成されたすり割りの間に挟持された状態で上記保護部材の外側に導出されている請求項2又は3記載の内視鏡用クリップ装置。
  5. 上記クリップ爪ユニットが、上記複数のクリップ爪の基端寄り部分の間に配置されたクリップ芯金を含んでいる請求項1、2、3又は4記載の内視鏡用クリップ装置。
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