JP2003000442A - 炒め機 - Google Patents
炒め機Info
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- JP2003000442A JP2003000442A JP2001184392A JP2001184392A JP2003000442A JP 2003000442 A JP2003000442 A JP 2003000442A JP 2001184392 A JP2001184392 A JP 2001184392A JP 2001184392 A JP2001184392 A JP 2001184392A JP 2003000442 A JP2003000442 A JP 2003000442A
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- JP
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- heating
- feeder
- food
- ingredients
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- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 数種類の食材の混合品の製造に最適な炒め機
を提供する。 【解決手段】 調理用の食材を加熱するための加熱フィ
ーダーであって樋状の加熱容器2の外周に電磁誘導加熱
体5を取り付けるとともに加熱容器2内部に設けた攪拌
羽根16を旋回して食材を加熱容器2内で攪拌しながら
加熱するように構成した加熱フィーダー1を複数台配備
し、食材毎に別の加熱フィーダー1で加熱するととも
に、加熱後の各食材をミックスする混合機32を具備す
る。
を提供する。 【解決手段】 調理用の食材を加熱するための加熱フィ
ーダーであって樋状の加熱容器2の外周に電磁誘導加熱
体5を取り付けるとともに加熱容器2内部に設けた攪拌
羽根16を旋回して食材を加熱容器2内で攪拌しながら
加熱するように構成した加熱フィーダー1を複数台配備
し、食材毎に別の加熱フィーダー1で加熱するととも
に、加熱後の各食材をミックスする混合機32を具備す
る。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、野菜炒めやチャー
ハンなど数種類の食材の混合品の製造に最適な炒め機に
関するものである。 【0002】 【従来の技術】冷凍チャーハンは、米、野菜、肉など数
種類の食材の混合品(冷凍品)を食べる直前にフライパ
ン等で炒めて食するものである。従来、この冷凍チャー
ハンは、米と野菜、肉等の具など数種類の食材を加熱処
理してから混合し、これを包装、殺菌、冷凍して製造し
ていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、混合する各
食材を一緒に加熱処理した場合、一般に食材毎に最適な
加熱条件が異なるため、各食材を一様に加熱処理する
と、ある食材は加熱が不十分であったり、別の食材は加
熱が過度であったりする不都合が生じ、食感を損なう問
題がある。そこで、食材別に最適な加熱処理を行うこと
が好ましいが、従来食品製造分野ではポピュラーな蒸気
加熱法によりこれを行う場合、蒸気加熱装置を複数台配
備すると、蒸気配管があるため装置が大掛かりなものと
なってしまい、また温度管理も難しい。 【0004】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
もので、その目的とするところは、数種類の食材の混合
品の製造に最適な炒め機を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の炒め機は次のように構成している。すなわ
ち、請求項1に記載された炒め機は、調理用の食材を加
熱するための加熱フィーダーであって樋状の加熱容器の
外周に電磁誘導加熱体を取り付けるとともに前記加熱容
器内部に設けた攪拌羽根を旋回して食材を加熱容器内で
攪拌しながら加熱するように構成した加熱フィーダーを
複数台配備し、食材毎に別の加熱フィーダーで加熱する
とともに、加熱後の各食材をミックスする混合機を具備
してなる構成としている。 【0006】請求項1記載の発明によれば、加熱フィー
ダーを複数台配備し、食材別に最適な加熱を行うことが
出来る。しかも、加熱容器内の攪拌羽根を旋回して食材
を加熱容器内で攪拌しながら電磁誘導加熱により処理す
るため、食材をむらなく均一に加熱でき、量が多くても
効率よく処理できる上に、蒸気加熱の場合のような蒸気
配管が不要で構成を簡略化でき、温度管理も容易であ
る。 【0007】 【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の炒め機の全体構成
を示す図である。本発明の炒め機は、調理用の食材を加
熱するための加熱フィーダー1を複数台配備するととも
に、加熱後の各食材をミックスするミックスフィーダー
32(混合機)を具備してなる。この加熱フィーダー1
は、後で詳述するが、樋状の加熱容器の外周に電磁誘導
加熱体を取り付けるとともに加熱容器内部に設けた攪拌
羽根を旋回して食材を加熱容器内で攪拌しながら加熱す
るように構成している。なお、図1では加熱フィーダー
1を2台配備した場合を一例として示しているが、これ
に限らず食材の種類に応じて3台以上配備することは勿
論可能である。 【0008】左右2台の加熱フィーダー1、1の投入口
9、9にそれぞれ別々の食材を投入して加熱する。投入
する食材は、例えば野菜、肉等の場合は予めカッティン
グマシーン30で適当な大きさにカットしてから加熱フ
ィーダー1に投入する。各加熱フィーダー1では、それ
ぞれの投入した食材に適応した条件で加熱処理する。こ
うして左右の加熱フィーダー1、1でそれぞれ加熱処理
した食材は、各加熱フィーダー1の排出口10より排出
され、コンベア31で搬送されて、ミックスフィーダー
32へ送られる。 【0009】上記ミックスフィーダー32は、投入口3
2aより投入された2種類の食材を攪拌しながら混合す
る。該ミックスフィーダー32の内部には、長手方向に
配設されモータ32bの駆動によって回転する駆動軸に
取り付けた複数の攪拌羽根(図示せず)を備え、該攪拌
羽根の旋回によって食材を攪拌する。 【0010】以上のようにして、左右2台の加熱フィー
ダー1、1によってそれぞれ加熱処理した2種類の食材
をミックスフィーダー32により混合する。その混合品
はミックスフィーダー32の排出口32cより排出さ
れ、次いで計量機33にて一定量を計量し、金属探知器
34で検査した後、包装機35によって包装する。包装
後の製品はラック36等に収納して、殺菌機37にて所
定の殺菌処理を施す。 【0011】ここで、上記加熱フィーダー1についてさ
らに説明する。図2は本発明に係わる加熱フィーダーの
側面図、図3はその平面図、図4はその側断面図、図5
は図4のA−A矢視図、図6はその正面図である。加熱
フィーダー1は、全体が樋状の加熱容器2と、該加熱容
器2の外周に取り付けた電磁誘導加熱体(以下「IH加
熱体」と称する)5と、該加熱容器2の内部に配設した
攪拌羽根16等から構成されている。 【0012】上記加熱容器2は金属等で出来ており、そ
の外周面に沿って長手方向に本実施形態では7箇所のI
H加熱体5が装備されている。この加熱容器2の上面全
体を覆う蓋板3は加熱容器2内部が確認できる透明のア
クリル板等で形成され、複数箇所のヒンジ4によって開
閉可能なように取り付けられている。蓋板3を閉じると
固定具21で固定される。また、蓋板3の一端側には食
材の投入口9が設けられ、これとは反対側の加熱容器2
の底部に食材の排出口10が設けられている。 【0013】また、上記加熱容器2の内部には長手方向
に回転シャフト8が配設され、該回転シャフト8の両端
は加熱容器2の前後面を塞ぐ前壁23と後壁24にそれ
ぞれ回転自在に軸支されている。該回転シャフト8に
は、多数の攪拌羽根16をボルト17で固定して取り付
けている。各攪拌羽根16の羽根の向きはすべて同一で
はなく、交互にその向きを変えている。そして、モータ
6の駆動力が無段変速機7を介して該回転シャフト8に
伝達され、攪拌羽根16が所定の速度で旋回する。 【0014】また、上記加熱容器2の外側には給水用の
配管15が設けられ、これと接続する給水ノズル19が
加熱容器2内部の上方の位置に来るようにして複数箇所
配設されている。食材によっては加熱処理中に適当な量
の水分補給が必要な場合があるが、給水口14から配管
15を通って各給水ノズル19より加熱容器2内部の食
材に水分が供給される。 【0015】ところで、加熱処理後の食材を前記排出口
10から排出しやすいように、上記加熱容器2を傾斜可
能に構成している。つまり、フィーダー設置台11に設
けた縦軸のハンドル12を所定方向に回すと、ベベルギ
ヤ20の噛合により横軸のギヤ18が回転する。該ギヤ
18は、加熱容器2の後方の底部に取り付けた曲線状の
アームギヤ13と噛合している。また、加熱容器2の前
方の底部は回動軸受22によってフィーダー設置台11
上に支持されている。ゆえに、上記ハンドル12を所定
方向に回すと、加熱容器2は、前方の軸受22を支点と
して後方が上に持ち上がり、加熱容器2前方の排出口1
0側に傾斜する。また、上記ハンドル12を逆方向に回
すと、加熱容器2は元の水平状態に復帰する。 【0016】以上のように構成された加熱フィーダー1
は、先ず投入口9より食材を投入する。投入された食材
は、攪拌羽根16の旋回によって加熱容器2内で攪拌さ
れながら、IH加熱体5により加熱処理される。本実施
例の加熱フィーダー1の電気容量は、たとえばIH3相
200V、最大30KWである。加熱終了後は、加熱フ
ィーダー1を前方に傾斜させて排出口10より処理済み
の食材を排出させる。加熱フィーダー1によれば、加熱
容器2内の攪拌羽根16を旋回して食材を加熱容器2内
で攪拌しながらIHにより加熱処理するため、食材をむ
らなく均一に加熱でき、また量が多くても効率よく処理
することができる。 【0017】以上のように、本発明の炒め機は、加熱フ
ィーダー1を複数台配備し、食材毎に別々の加熱フィー
ダー1で最適な加熱を行った後、ミックスフィーダー3
2に送り各食材をミックスする。例えば、野菜の場合
は、250〜350℃で3〜5分、肉の場合は、250
〜350℃で3〜5分、米飯の場合は、250〜350
℃で3〜5分が適当であり、いずれの食材も範囲として
は同様であるが、実際には野菜や肉の具体的な種類によ
って異なる加熱条件を設定できる。したがって、野菜炒
めやチャーハンなど数種類の食材の混合品の製造に適し
ている。また、加熱フィーダー1はIH加熱により食材
を加熱処理するため、蒸気加熱の場合のような複雑な蒸
気配管が一切不要で、構成を簡略化でき、しかも温度管
理が容易にできる。 【0018】 【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の炒
め機によれば、加熱フィーダーを複数台配備するので、
食材別に最適な加熱を行った後、混合機に送り各食材を
ミックスし、野菜炒めやチャーハンなど数種類の食材の
混合品の製造に最適である。しかも、加熱の際、加熱容
器内の攪拌羽根を旋回して食材を加熱容器内で攪拌しな
がら電磁誘導加熱により処理するため、食材をむらなく
均一に加熱でき、量が多くても効率よく処理できる。さ
らに、蒸気加熱の場合のような蒸気配管が不要で構成を
簡略化でき、温度管理も容易にできる。
ハンなど数種類の食材の混合品の製造に最適な炒め機に
関するものである。 【0002】 【従来の技術】冷凍チャーハンは、米、野菜、肉など数
種類の食材の混合品(冷凍品)を食べる直前にフライパ
ン等で炒めて食するものである。従来、この冷凍チャー
ハンは、米と野菜、肉等の具など数種類の食材を加熱処
理してから混合し、これを包装、殺菌、冷凍して製造し
ていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、混合する各
食材を一緒に加熱処理した場合、一般に食材毎に最適な
加熱条件が異なるため、各食材を一様に加熱処理する
と、ある食材は加熱が不十分であったり、別の食材は加
熱が過度であったりする不都合が生じ、食感を損なう問
題がある。そこで、食材別に最適な加熱処理を行うこと
が好ましいが、従来食品製造分野ではポピュラーな蒸気
加熱法によりこれを行う場合、蒸気加熱装置を複数台配
備すると、蒸気配管があるため装置が大掛かりなものと
なってしまい、また温度管理も難しい。 【0004】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
もので、その目的とするところは、数種類の食材の混合
品の製造に最適な炒め機を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の炒め機は次のように構成している。すなわ
ち、請求項1に記載された炒め機は、調理用の食材を加
熱するための加熱フィーダーであって樋状の加熱容器の
外周に電磁誘導加熱体を取り付けるとともに前記加熱容
器内部に設けた攪拌羽根を旋回して食材を加熱容器内で
攪拌しながら加熱するように構成した加熱フィーダーを
複数台配備し、食材毎に別の加熱フィーダーで加熱する
とともに、加熱後の各食材をミックスする混合機を具備
してなる構成としている。 【0006】請求項1記載の発明によれば、加熱フィー
ダーを複数台配備し、食材別に最適な加熱を行うことが
出来る。しかも、加熱容器内の攪拌羽根を旋回して食材
を加熱容器内で攪拌しながら電磁誘導加熱により処理す
るため、食材をむらなく均一に加熱でき、量が多くても
効率よく処理できる上に、蒸気加熱の場合のような蒸気
配管が不要で構成を簡略化でき、温度管理も容易であ
る。 【0007】 【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の炒め機の全体構成
を示す図である。本発明の炒め機は、調理用の食材を加
熱するための加熱フィーダー1を複数台配備するととも
に、加熱後の各食材をミックスするミックスフィーダー
32(混合機)を具備してなる。この加熱フィーダー1
は、後で詳述するが、樋状の加熱容器の外周に電磁誘導
加熱体を取り付けるとともに加熱容器内部に設けた攪拌
羽根を旋回して食材を加熱容器内で攪拌しながら加熱す
るように構成している。なお、図1では加熱フィーダー
1を2台配備した場合を一例として示しているが、これ
に限らず食材の種類に応じて3台以上配備することは勿
論可能である。 【0008】左右2台の加熱フィーダー1、1の投入口
9、9にそれぞれ別々の食材を投入して加熱する。投入
する食材は、例えば野菜、肉等の場合は予めカッティン
グマシーン30で適当な大きさにカットしてから加熱フ
ィーダー1に投入する。各加熱フィーダー1では、それ
ぞれの投入した食材に適応した条件で加熱処理する。こ
うして左右の加熱フィーダー1、1でそれぞれ加熱処理
した食材は、各加熱フィーダー1の排出口10より排出
され、コンベア31で搬送されて、ミックスフィーダー
32へ送られる。 【0009】上記ミックスフィーダー32は、投入口3
2aより投入された2種類の食材を攪拌しながら混合す
る。該ミックスフィーダー32の内部には、長手方向に
配設されモータ32bの駆動によって回転する駆動軸に
取り付けた複数の攪拌羽根(図示せず)を備え、該攪拌
羽根の旋回によって食材を攪拌する。 【0010】以上のようにして、左右2台の加熱フィー
ダー1、1によってそれぞれ加熱処理した2種類の食材
をミックスフィーダー32により混合する。その混合品
はミックスフィーダー32の排出口32cより排出さ
れ、次いで計量機33にて一定量を計量し、金属探知器
34で検査した後、包装機35によって包装する。包装
後の製品はラック36等に収納して、殺菌機37にて所
定の殺菌処理を施す。 【0011】ここで、上記加熱フィーダー1についてさ
らに説明する。図2は本発明に係わる加熱フィーダーの
側面図、図3はその平面図、図4はその側断面図、図5
は図4のA−A矢視図、図6はその正面図である。加熱
フィーダー1は、全体が樋状の加熱容器2と、該加熱容
器2の外周に取り付けた電磁誘導加熱体(以下「IH加
熱体」と称する)5と、該加熱容器2の内部に配設した
攪拌羽根16等から構成されている。 【0012】上記加熱容器2は金属等で出来ており、そ
の外周面に沿って長手方向に本実施形態では7箇所のI
H加熱体5が装備されている。この加熱容器2の上面全
体を覆う蓋板3は加熱容器2内部が確認できる透明のア
クリル板等で形成され、複数箇所のヒンジ4によって開
閉可能なように取り付けられている。蓋板3を閉じると
固定具21で固定される。また、蓋板3の一端側には食
材の投入口9が設けられ、これとは反対側の加熱容器2
の底部に食材の排出口10が設けられている。 【0013】また、上記加熱容器2の内部には長手方向
に回転シャフト8が配設され、該回転シャフト8の両端
は加熱容器2の前後面を塞ぐ前壁23と後壁24にそれ
ぞれ回転自在に軸支されている。該回転シャフト8に
は、多数の攪拌羽根16をボルト17で固定して取り付
けている。各攪拌羽根16の羽根の向きはすべて同一で
はなく、交互にその向きを変えている。そして、モータ
6の駆動力が無段変速機7を介して該回転シャフト8に
伝達され、攪拌羽根16が所定の速度で旋回する。 【0014】また、上記加熱容器2の外側には給水用の
配管15が設けられ、これと接続する給水ノズル19が
加熱容器2内部の上方の位置に来るようにして複数箇所
配設されている。食材によっては加熱処理中に適当な量
の水分補給が必要な場合があるが、給水口14から配管
15を通って各給水ノズル19より加熱容器2内部の食
材に水分が供給される。 【0015】ところで、加熱処理後の食材を前記排出口
10から排出しやすいように、上記加熱容器2を傾斜可
能に構成している。つまり、フィーダー設置台11に設
けた縦軸のハンドル12を所定方向に回すと、ベベルギ
ヤ20の噛合により横軸のギヤ18が回転する。該ギヤ
18は、加熱容器2の後方の底部に取り付けた曲線状の
アームギヤ13と噛合している。また、加熱容器2の前
方の底部は回動軸受22によってフィーダー設置台11
上に支持されている。ゆえに、上記ハンドル12を所定
方向に回すと、加熱容器2は、前方の軸受22を支点と
して後方が上に持ち上がり、加熱容器2前方の排出口1
0側に傾斜する。また、上記ハンドル12を逆方向に回
すと、加熱容器2は元の水平状態に復帰する。 【0016】以上のように構成された加熱フィーダー1
は、先ず投入口9より食材を投入する。投入された食材
は、攪拌羽根16の旋回によって加熱容器2内で攪拌さ
れながら、IH加熱体5により加熱処理される。本実施
例の加熱フィーダー1の電気容量は、たとえばIH3相
200V、最大30KWである。加熱終了後は、加熱フ
ィーダー1を前方に傾斜させて排出口10より処理済み
の食材を排出させる。加熱フィーダー1によれば、加熱
容器2内の攪拌羽根16を旋回して食材を加熱容器2内
で攪拌しながらIHにより加熱処理するため、食材をむ
らなく均一に加熱でき、また量が多くても効率よく処理
することができる。 【0017】以上のように、本発明の炒め機は、加熱フ
ィーダー1を複数台配備し、食材毎に別々の加熱フィー
ダー1で最適な加熱を行った後、ミックスフィーダー3
2に送り各食材をミックスする。例えば、野菜の場合
は、250〜350℃で3〜5分、肉の場合は、250
〜350℃で3〜5分、米飯の場合は、250〜350
℃で3〜5分が適当であり、いずれの食材も範囲として
は同様であるが、実際には野菜や肉の具体的な種類によ
って異なる加熱条件を設定できる。したがって、野菜炒
めやチャーハンなど数種類の食材の混合品の製造に適し
ている。また、加熱フィーダー1はIH加熱により食材
を加熱処理するため、蒸気加熱の場合のような複雑な蒸
気配管が一切不要で、構成を簡略化でき、しかも温度管
理が容易にできる。 【0018】 【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の炒
め機によれば、加熱フィーダーを複数台配備するので、
食材別に最適な加熱を行った後、混合機に送り各食材を
ミックスし、野菜炒めやチャーハンなど数種類の食材の
混合品の製造に最適である。しかも、加熱の際、加熱容
器内の攪拌羽根を旋回して食材を加熱容器内で攪拌しな
がら電磁誘導加熱により処理するため、食材をむらなく
均一に加熱でき、量が多くても効率よく処理できる。さ
らに、蒸気加熱の場合のような蒸気配管が不要で構成を
簡略化でき、温度管理も容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の炒め機の全体構成を示す図である。
【図2】本発明に係わる加熱フィーダーの側面図であ
る。 【図3】その平面図である。 【図4】その側断面図である。 【図5】図4のA−A矢視図である。 【図6】その正面図である。 【符号の説明】 1 加熱フィーダー 2 加熱容器 3 蓋板 5 IH加熱体 8 回転シャフト 9 食材投入口 10 食材排出口 15 配管 16 攪拌羽根 19 給水ノズル 32 ミックスフィーダー
る。 【図3】その平面図である。 【図4】その側断面図である。 【図5】図4のA−A矢視図である。 【図6】その正面図である。 【符号の説明】 1 加熱フィーダー 2 加熱容器 3 蓋板 5 IH加熱体 8 回転シャフト 9 食材投入口 10 食材排出口 15 配管 16 攪拌羽根 19 給水ノズル 32 ミックスフィーダー
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 調理用の食材を加熱するための加熱フィ
ーダーであって樋状の加熱容器の外周に電磁誘導加熱体
を取り付けるとともに前記加熱容器内部に設けた攪拌羽
根を旋回して食材を加熱容器内で攪拌しながら加熱する
ように構成した加熱フィーダーを複数台配備し、食材毎
に別の加熱フィーダーで加熱するとともに、加熱後の各
食材をミックスする混合機を具備してなることを特徴と
する炒め機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001184392A JP2003000442A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 炒め機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001184392A JP2003000442A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 炒め機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003000442A true JP2003000442A (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=19024157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001184392A Pending JP2003000442A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 炒め機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003000442A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103473954A (zh) * | 2013-09-16 | 2013-12-25 | 宏景电子(芜湖)有限公司 | 一种汽车安全防撞报警装置 |
JP2019150353A (ja) * | 2018-03-05 | 2019-09-12 | 株式会社大神 | 加熱撹拌調理システム |
-
2001
- 2001-06-19 JP JP2001184392A patent/JP2003000442A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103473954A (zh) * | 2013-09-16 | 2013-12-25 | 宏景电子(芜湖)有限公司 | 一种汽车安全防撞报警装置 |
JP2019150353A (ja) * | 2018-03-05 | 2019-09-12 | 株式会社大神 | 加熱撹拌調理システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040309 |