JPH06189855A - 食品連続炒め器 - Google Patents
食品連続炒め器Info
- Publication number
- JPH06189855A JPH06189855A JP34784492A JP34784492A JPH06189855A JP H06189855 A JPH06189855 A JP H06189855A JP 34784492 A JP34784492 A JP 34784492A JP 34784492 A JP34784492 A JP 34784492A JP H06189855 A JPH06189855 A JP H06189855A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- discharge port
- fried
- port
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大量の炒め物を連続的に調理する。
【構成】 モーター５により回転し、ガスバーナー３に
よって熱せられたドラム１に、投入口９ａより炒め物の
材料を入れる。材料はドラム１の胴部８内で回転し、ピ
ン２に掛かってかき混ぜられ、ガスバーナー３によって
炒められる。そして、ドラム１は傾斜しているので、材
料は吐出口９ｂに送られる。このように、ほぐされ、か
き混ぜられ、炒められながら連続的に調理ができる。
よって熱せられたドラム１に、投入口９ａより炒め物の
材料を入れる。材料はドラム１の胴部８内で回転し、ピ
ン２に掛かってかき混ぜられ、ガスバーナー３によって
炒められる。そして、ドラム１は傾斜しているので、材
料は吐出口９ｂに送られる。このように、ほぐされ、か
き混ぜられ、炒められながら連続的に調理ができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は食品調理器に関するもの
である。
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、食品工場において焼きそばや焼き
飯等の炒め物を大量に作る時は、図３に示すようなバッ
チ式自動炒め器２２が使われていた。これは、予め熱し
て内部に油を塗ったバッチ式自動炒め器２２に、先ず麺
や御飯，野菜，肉などの材料を上部の開口部２３から入
れる。続いて、モーター２４でバッチ式自動炒め器２２
を回転させ、内部の攪拌用羽根２５で材料をよくかき混
ぜながら、その下に設置されたガスバーナー２６によっ
て充分炒める。次にソースや醤油，ケチャップなどの調
味料を入れて味を調え、調理していた。
飯等の炒め物を大量に作る時は、図３に示すようなバッ
チ式自動炒め器２２が使われていた。これは、予め熱し
て内部に油を塗ったバッチ式自動炒め器２２に、先ず麺
や御飯，野菜，肉などの材料を上部の開口部２３から入
れる。続いて、モーター２４でバッチ式自動炒め器２２
を回転させ、内部の攪拌用羽根２５で材料をよくかき混
ぜながら、その下に設置されたガスバーナー２６によっ
て充分炒める。次にソースや醤油，ケチャップなどの調
味料を入れて味を調え、調理していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のバッチ
式自動炒め器は、麺や調味料などの材料を入れるのも時
間を考えて入れなければならず、加熱調理している間は
できぐあいを見ながら待っていなければならず、取り出
すときも手間と時間がかかる。そのため大量の炒め調理
をする時は、続けて効率的にやっても大変な時間がかか
っていた。
式自動炒め器は、麺や調味料などの材料を入れるのも時
間を考えて入れなければならず、加熱調理している間は
できぐあいを見ながら待っていなければならず、取り出
すときも手間と時間がかかる。そのため大量の炒め調理
をする時は、続けて効率的にやっても大変な時間がかか
っていた。
【０００４】また、一度に大量の調理品ができるので、
小分けするのに時間がかかって冷めてしまい、冷めてさ
ばきにくくなった調理品を決められた分量に分けるのも
難しかった。
小分けするのに時間がかかって冷めてしまい、冷めてさ
ばきにくくなった調理品を決められた分量に分けるのも
難しかった。
【０００５】本発明は、上記の問題点にかんがみて提案
されたもので、大量の炒め物を連続的に調理することを
目的とするものである。
されたもので、大量の炒め物を連続的に調理することを
目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の食品連続炒め器においては、筒状に形成さ
れた胴部を持つ金属製のドラムを傾斜状に配設して、上
方開口部に投入口を下方開口部に吐出口を設け、胴部内
周面に突起部をらせん状に配して、前記ドラムを回転手
段によって回転させ、外周面から加熱手段によって加熱
するという手段を用いた。
に、本発明の食品連続炒め器においては、筒状に形成さ
れた胴部を持つ金属製のドラムを傾斜状に配設して、上
方開口部に投入口を下方開口部に吐出口を設け、胴部内
周面に突起部をらせん状に配して、前記ドラムを回転手
段によって回転させ、外周面から加熱手段によって加熱
するという手段を用いた。
【０００７】
【作用】予め、回転手段によって回転し加熱手段によっ
て全体が適温に熱せられたドラムに、先ず炒め物の材料
を入れ、続いて調味料を入れる。入れられた材料と調味
料は、回転するドラムの内壁にらせん状に配された突起
部によって掻き混ぜられ、加熱手段によって炒められ
る。その時、ドラムは傾斜しているので、ドラムの上が
った方の開放底部から入れられた材料は回転に従って、
ドラムのもう一方の下がった開放底部に送られる。送ら
れる速度はドラムの傾斜の角度と回転のスピードによっ
て決まるので、火力の強さや材料の火の通り加減を考
え、調節する。
て全体が適温に熱せられたドラムに、先ず炒め物の材料
を入れ、続いて調味料を入れる。入れられた材料と調味
料は、回転するドラムの内壁にらせん状に配された突起
部によって掻き混ぜられ、加熱手段によって炒められ
る。その時、ドラムは傾斜しているので、ドラムの上が
った方の開放底部から入れられた材料は回転に従って、
ドラムのもう一方の下がった開放底部に送られる。送ら
れる速度はドラムの傾斜の角度と回転のスピードによっ
て決まるので、火力の強さや材料の火の通り加減を考
え、調節する。
【０００８】
【実施例】以下に本発明を、実施例を示した図面に基づ
いて、詳細に説明する。図１は本発明の食品連続炒め器
の説明図である。図中、符号１はステンレス製のドラム
で、その胴部８の内周面には突起部としてのステンレス
製のピン２が、らせん状に同一ピッチで多数溶接されて
いる。
いて、詳細に説明する。図１は本発明の食品連続炒め器
の説明図である。図中、符号１はステンレス製のドラム
で、その胴部８の内周面には突起部としてのステンレス
製のピン２が、らせん状に同一ピッチで多数溶接されて
いる。
【０００９】ここで、ピン２は頭部の角を丸めた円柱
型、人差し指大のものである。また、ドラム１の外側端
部にはスプロケット６が設けられ、チェーン７を介して
モーター５によって回転させられている。
型、人差し指大のものである。また、ドラム１の外側端
部にはスプロケット６が設けられ、チェーン７を介して
モーター５によって回転させられている。
【００１０】加熱手段としてのガスバーナー３は、ドラ
ム１の胴部８の直下にドラム１の回転軸に平行に１列に
並んで配置されている。ここで、モーター５，スプロケ
ット６，チェーン７が回転手段に対応している。ドラム
１の下にはドラム１と同じ構造のドラム１１があり、そ
のドラム１１に付随するガスバーナー１３やモーター１
５などもドラム１に付随するものとほぼ同じものであ
る。
ム１の胴部８の直下にドラム１の回転軸に平行に１列に
並んで配置されている。ここで、モーター５，スプロケ
ット６，チェーン７が回転手段に対応している。ドラム
１の下にはドラム１と同じ構造のドラム１１があり、そ
のドラム１１に付随するガスバーナー１３やモーター１
５などもドラム１に付随するものとほぼ同じものであ
る。
【００１１】ここでは、焼きそばを作る場合について説
明する。先ず、調理の前に、ガスバーナー３によって、
ドラム１を充分に熱する。その間に生そばや肉，キャベ
ツ，いか，えび，ちくわなどの材料を確認しておく。ド
ラム１の温度が適当になったら、材料の焦げつきを防ぐ
ためノズル４より油をまく。内側に油が充分まわった
ら、投入口９ａより野菜，、続いて肉、そばの玉を入れ
る。材料の投入を何回か繰り返して必要量の焼きそばを
作る。
明する。先ず、調理の前に、ガスバーナー３によって、
ドラム１を充分に熱する。その間に生そばや肉，キャベ
ツ，いか，えび，ちくわなどの材料を確認しておく。ド
ラム１の温度が適当になったら、材料の焦げつきを防ぐ
ためノズル４より油をまく。内側に油が充分まわった
ら、投入口９ａより野菜，、続いて肉、そばの玉を入れ
る。材料の投入を何回か繰り返して必要量の焼きそばを
作る。
【００１２】なお、ドラム１は最初の段階から回転し続
けている。
けている。
【００１３】ドラム１が回転し、ピン２によって各材料
はよく掻き混ぜられ、炒められる。ドラム１は投入口９
ａから吐出口９ｂにかけて傾斜しているので、材料は炒
められながら吐出口９ｂの方へ送られる。なお、炒める
時間、言い換えれば送られる速度は、ドラム１の回転ス
ピードと本体の傾斜角度によって調整する。
はよく掻き混ぜられ、炒められる。ドラム１は投入口９
ａから吐出口９ｂにかけて傾斜しているので、材料は炒
められながら吐出口９ｂの方へ送られる。なお、炒める
時間、言い換えれば送られる速度は、ドラム１の回転ス
ピードと本体の傾斜角度によって調整する。
【００１４】充分かきまぜられ炒められた材料は、吐出
口９ｂから出、シュート１０によって下のドラム１１の
投入口１９ａに入る。ドラム１１の胴部１８は、加熱手
段としてのガスバーナー１３によって予め熱せられてい
る。ドラム１１には、モーター１５の回転がチェーン１
６，スプロケット１７を介して伝えられており、ここに
入った材料は、ノズル１４から出るソースなどの調味料
を加えられて、ピン１２でよく掻き混ぜられて味付けさ
れる。この時間もドラム１１の回転スピードと本体の傾
斜角度によって調整する。
口９ｂから出、シュート１０によって下のドラム１１の
投入口１９ａに入る。ドラム１１の胴部１８は、加熱手
段としてのガスバーナー１３によって予め熱せられてい
る。ドラム１１には、モーター１５の回転がチェーン１
６，スプロケット１７を介して伝えられており、ここに
入った材料は、ノズル１４から出るソースなどの調味料
を加えられて、ピン１２でよく掻き混ぜられて味付けさ
れる。この時間もドラム１１の回転スピードと本体の傾
斜角度によって調整する。
【００１５】出来上がった焼きそばは、ドラム１１の吐
出口１９ｂから出て、調理が終わる。ここで、モーター
１５，スプロケット１６，チェーン１７が回転手段に対
応している。
出口１９ｂから出て、調理が終わる。ここで、モーター
１５，スプロケット１６，チェーン１７が回転手段に対
応している。
【００１６】本発明の食品連続炒め器は、図１のよう
に、上下に配置するのがスペースが小さくてすむので最
もよいが、図２のような縦一列型でもその効果は変わる
ものではない。この場合は上側のドラム２０から出る下
ごしらえされた材料は、下側のドラム２１の投入口に入
る。そのためシュートを必要としない利点がある。本実
施例では材料を掻き混ぜるのに、ドラムの内壁にらせん
状に配したピンを使ったが、これは平板状のものをピン
の代わりにらせん状に配して使っても同じ効果を得るこ
とができる。
に、上下に配置するのがスペースが小さくてすむので最
もよいが、図２のような縦一列型でもその効果は変わる
ものではない。この場合は上側のドラム２０から出る下
ごしらえされた材料は、下側のドラム２１の投入口に入
る。そのためシュートを必要としない利点がある。本実
施例では材料を掻き混ぜるのに、ドラムの内壁にらせん
状に配したピンを使ったが、これは平板状のものをピン
の代わりにらせん状に配して使っても同じ効果を得るこ
とができる。
【００１７】また、焼きそば以外の炒め物に本発明の食
品連続炒め器を利用する場合も、その加工の工程によっ
てドラムを一つだけ使ったり、三つ以上使ったりして調
理をする。
品連続炒め器を利用する場合も、その加工の工程によっ
てドラムを一つだけ使ったり、三つ以上使ったりして調
理をする。
【００１８】
【発明の効果】胴部内周面に突起部がらせん状に配され
たドラムが、加熱され、傾斜した状態で回転し、ドラム
の上方開口部の投入口から入れられた炒め物の材料と調
味料は、炒められながら回転に従って、下方開口部の吐
出口に送られ、出てくるので、大量の炒め物を連続的に
調理することができる。
たドラムが、加熱され、傾斜した状態で回転し、ドラム
の上方開口部の投入口から入れられた炒め物の材料と調
味料は、炒められながら回転に従って、下方開口部の吐
出口に送られ、出てくるので、大量の炒め物を連続的に
調理することができる。
【図１】本発明の食品連続炒め器の説明図である。
【図２】本発明の食品連続炒め器の説明図である。
【図３】従来のバッチ式自動炒め器の説明図である。
１，１１，２０，２１ ドラム ２，１２ ピン（突起部） ３，１３ ガスバーナー（加熱手段） ４，１４ ノズル ５，１５ モーター（回転手段） ６，１６ スプロケット（回転手段） ７，１７ チェーン（回転手段） ８，１８ 胴部 ９ａ，１９ａ 投入口 ９ｂ，１９ｂ 吐出口 １０ シュート
Claims (1)
- 【請求項１】筒状に形成された胴部を持つ金属製のドラ
ムを傾斜状に配設して、上方開口部に投入口を下方開口
部に吐出口を設け、胴部内周面に突起部をらせん状に配
して、前記ドラムを回転手段によって回転させ、外周面
から加熱手段によって加熱し、連続的に調理するように
構成したことを特徴とする食品連続炒め器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34784492A JPH06189855A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 食品連続炒め器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34784492A JPH06189855A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 食品連続炒め器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06189855A true JPH06189855A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=18392995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34784492A Pending JPH06189855A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 食品連続炒め器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06189855A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100796322B1 (ko) * | 2006-12-06 | 2008-01-21 | 이은관 | 튀김옷 도포장치 |
| JP2011045288A (ja) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Tablemark Co Ltd | 炒飯および冷凍炒飯の製造方法ならびにその装置 |
| WO2014199940A1 (ja) * | 2013-06-10 | 2014-12-18 | 株式会社ニチレイフーズ | 食品連続炒め装置、食品連続炒め方法及び炒め食品を製造する方法 |
| JP2016112315A (ja) * | 2014-12-17 | 2016-06-23 | 株式会社ニチレイフーズ | 食品炒め装置、食品炒め方法及び炒め食品を製造する方法 |
| JP2019150353A (ja) * | 2018-03-05 | 2019-09-12 | 株式会社大神 | 加熱撹拌調理システム |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP34784492A patent/JPH06189855A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100796322B1 (ko) * | 2006-12-06 | 2008-01-21 | 이은관 | 튀김옷 도포장치 |
| JP2011045288A (ja) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Tablemark Co Ltd | 炒飯および冷凍炒飯の製造方法ならびにその装置 |
| WO2014199940A1 (ja) * | 2013-06-10 | 2014-12-18 | 株式会社ニチレイフーズ | 食品連続炒め装置、食品連続炒め方法及び炒め食品を製造する方法 |
| JP5688539B1 (ja) * | 2013-06-10 | 2015-03-25 | 株式会社ニチレイフーズ | 食品連続炒め装置、食品連続炒め方法及び炒め食品を製造する方法 |
| US9668512B2 (en) | 2013-06-10 | 2017-06-06 | Nichirei Foods Inc. | Continuous food frying device, continuous food frying method, and method for producing fried food |
| JP2016112315A (ja) * | 2014-12-17 | 2016-06-23 | 株式会社ニチレイフーズ | 食品炒め装置、食品炒め方法及び炒め食品を製造する方法 |
| JP2019150353A (ja) * | 2018-03-05 | 2019-09-12 | 株式会社大神 | 加熱撹拌調理システム |
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