JP2003000217A - 粉粒体処理装置 - Google Patents

粉粒体処理装置

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JP2003000217A JP2001188528A JP2001188528A JP2003000217A JP 2003000217 A JP2003000217 A JP 2003000217A JP 2001188528 A JP2001188528 A JP 2001188528A JP 2001188528 A JP2001188528 A JP 2001188528A JP 2003000217 A JP2003000217 A JP 2003000217A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転ドラムの通気用多孔部における粉末添加
物などの粉状物の漏れや目詰まりを防止でき、通気効率
および乾燥効率の高い、しかも回転ドラム内の被処理物
を効果的に混合・攪拌することができる粉粒体処理装置
を提供する。 【解決手段】 回転ドラム1の内部の通気用多孔部1a
1を覆う位置に複数の数位上げ板20が配設される。す
くい上げ板20はその前縁部20a1に一体に延設され
た屈曲部20bを備えている。すくい上げ板20の後縁
部20a2での通気用開口部22の高さ寸法h2は、前
縁部20a1での通気用開口部21の高さ寸法h1より
も大きい。すくい上げ板20には回転ドラム1の内部側
に突出するバッフル23,24cが配設されている。バ
ッフル23,24cは、すくい上げ板20において、回
転ドラム1の回転方向Rに対して一方(他方)に傾斜し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬品,農薬,食
品などの錠剤,ソフトカプセル,ペレット,顆粒などを
製造する際に用いられる粉粒体処理装置に関し、詳しく
は、回転ドラム内で粉粒体原料の造粒,コーティング,
乾燥などの処理を行う粉粒体処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、錠剤,顆粒などの粉粒体粒子に
フィルムコーティングや糖衣コーティングなどを施すた
めに、回転ドラムを備えた粉粒体処理装置が使用されて
いる。一般に、回転ドラムは多角筒状または円筒状の胴
体部を有し、水平な軸線を中心として回転可能に配置さ
れる。胴体部の全周または周囲複数箇所には通気用多孔
部が設けられ、各通気用多孔部の外側を通気ジャケット
がそれぞれ覆って通気チャンネルが構成される。各通気
チャンネルは、回転ドラムの回転に伴って所定位置に来
た時に給気ダクトまたは排気ダクトと連通し、これによ
り所定温度に温度制御された気体、例えば乾燥空気が給
気ダクトから通気チャンネルおよび通気用多孔部を介し
て回転ドラム内に給気され、また、回転ドラム内の乾燥
空気が通気用多孔部および通気チャンネルを介して排気
ダクトに排気される。
【0003】回転ドラムが所定方向に回転すると、回転
ドラム内に粉粒体粒子の転動床が形成される。そして、
粉粒体粒子の転動床に向けてスプレーノズルからコーテ
ィング液などのスプレー液がスプレーされる。これによ
り、回転ドラム内の粉粒体粒子が湿潤を受けて凝集し、
あるいは、粉粒体粒子の表面にスプレー液中の基材成分
が付着して被覆層が形成される。
【0004】ところで、この種の粉粒体処理装置では、
スプレー液により粉粒体粒子の表面を適当な湿潤状態に
し、粉末を散布添加して粒子表面の被覆を行う、いわゆ
る粉末添加方式が採られることがある。この場合、粉末
添加物の一部が通気用多孔部の通気孔から漏れ、通気チ
ャンネルおよび排気ダクトを介して系外に排出されてし
まい、製品品質の不均一化や粉末原料の損失につながる
可能性がある。また、粉末添加物が通気用多孔部の通気
孔に付着して目詰まりを起こし、処理操作の不安定化、
熱効率の低下、それによる乾燥効率の低下につながる可
能性がある。
【0005】そこで、こうした不都合を解消するため、
回転ドラムの内部の通気部を覆う位置に平板または湾曲
板からなるすくい上げ板を配設した構成が特公昭60−
25181号公報で提案されている。同公報記載のすく
い上げ板は、回転ドラムの回転方向に対して前縁側が該
回転ドラムの内壁面にほぼ接し、後縁側および側縁側の
一方または両方が該回転ドラムの内壁面との間に通気用
開口部を形成するものである。回転ドラム内で転動する
粉粒体粒子(被処理物)はすくい上げ板の前縁部で該す
くい上げ板上にすくい上げられて転動し、さらに後縁側
および側縁側の一方または両方から通気用開口部を通過
中の乾燥空気中にシャワー状に落下(シャワリング)さ
れる。
【0006】また、この種の粉粒体処理装置では、回転
ドラム内における粉粒体粒子の混合・攪拌効果を高める
ため、バッフルと呼ばれる攪拌翼を設ける場合がある。
通常、バッフルは平板または湾曲板で構成され、主に回
転ドラムの胴体部の内壁に配設される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記公報記載のすくい
上げ板は、粉末添加物の漏れや通気部の目詰まり防止に
は有効であるものの、すくい上げ板の前縁側が回転ドラ
ムの内壁面に固定または近接配置し、回転ドラムに対す
る通気をすくい上げ板の後縁部および側縁部の一方また
は両方に設けられた通気用開口部によって行う構造であ
るため、通気効率の低下、それによる乾燥効率の低下に
つながる可能性があるこの傾向は、特に、同公報記載の
すくい上げ板を、胴体部の全周に通気用多孔部を設けて
通気効率を高めた構造の回転ドラムに適用した場合に顕
著である。すなわち、この種の回転ドラムでは、同公報
記載のすくい上げ板を配設することによって、胴体部の
通気用多孔部が全周にわたってすくい上げ板に覆われた
状態になるため、回転ドラム本来の良好な通気性が多分
に損なわれてしまう結果となる。
【0008】また、上記公報記載の構造では、すくい上
げ板の回転方向前方部分と回転ドラムの内壁との狭い奥
部に粉粒体粒子が押し込まれる現象により、粉粒体粒子
の詰まりが生じる可能性がある。
【0009】そこで、本発明は、粉末添加物などの粉状
物の漏れや目詰まりを防止でき、しかも、回転ドラムの
通気用多孔部における通気性をすくい上げ板によって阻
害することがなく、通気効率および乾燥効率の高い、ま
た回転ドラム内の被処理物を効果的に混合・攪拌するこ
とができる粉粒体処理装置を提供しようとするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、筒状の胴体部の全周に通気用多孔部を有
し、軸線回りに回転可能な回転ドラムを備えた粉粒体処
理装置において、前記回転ドラムの内部の前記通気用多
孔部を覆う位置に複数のすくい上げ板が配設され、前記
すくい上げ板は、前記回転ドラムの回転方向における前
縁部と前記回転ドラムの内壁との間、および、後縁部と
前記回転ドラムの内壁との間にそれぞれ回転ドラム内の
粉粒体粒子が通過することができる高さ寸法の通気用開
口部を形成し、かつ、前記後縁部での通気用開口部の高
さ方向寸法が、前記前縁部での通気用開口部の高さ方向
寸法よりも大きくなるように傾斜していることを特徴と
する構成を提供する。
【0011】この構成によれば、すくい上げ板を回転ド
ラムの内部の通気用多孔部を覆う位置に配設したので、
通気用多孔部における粉末添加物などの粉状物の漏れや
目詰まりが防止される。しかも、すくい上げ板の前縁部
および後縁部にそれぞれ通気用開口部を設けているの
で、上述したすくい上げ板の前縁部を回転ドラムの内壁
に固定あるいは略接して配設する従来構成に比べて、高
い通気効率および乾燥効率を得ることができる。また、
すくい上げ板の前縁部と回転ドラムの内壁との狭い空間
部分に粉粒体粒子が押し込まれて閉じ込められる現象を
なくすことができる。
【0012】なお、上記の通気用開口部に加え、すくい
上げ板の側縁部と回転ドラムの内壁との間に通気用開口
部を設けてもよい。また、ここでの回転ドラムには、多
角筒状、円筒状、その他の形状のものが含まれる。
【0013】以上の構成において、回転ドラムの回転方
向の前方に位置するすくい上げ板の後縁部を、回転ドラ
ムの回転方向の後方に位置するすくい上げ板の前方部に
オーバラップさせることができる。ここで「オーバラッ
プ」とは、回転ドラムの半径方向に見て、上記後縁部が
上記前方部分に被さっている状態を意味する。回転方向
前方のすくい上げ板上を転動した粉粒体粒子は、該すく
い上げ板の後縁部から落下して、その後方に位置するす
くい上げ板の上に乗り移る。上記のオーバラップを設け
ることにより、粉粒体粒子は回転方向前方のすくい上げ
板から回転方向後方のすくい上げ板上に円滑に乗り移る
ことができる。
【0014】上記構成において、すくい上げ板の前縁部
に、回転ドラムの内部側に屈曲し、かつ、回転ドラムの
回転方向の前方に位置するすくい上げ板と回転ドラムの
内壁との間の空間部に入り込む屈曲部を延設することが
できる。上記の屈曲部により、すくい上げ板の前縁部と
回転ドラムの内壁との間に、所定寸法の通気用開口部が
形成される。
【0015】以上の構成において、回転ドラムの胴体部
を多角筒状とし、各すくい上げ板を、それぞれ胴体部の
各辺に対応して配設することができる。このような多角
筒状の回転ドラムによる混合・攪拌効果とすくい上げ板
による混合・攪拌効果とが相俟って、スプレー液による
粉粒体粒子表面の湿潤状態がより均一化され、また、粉
粒体粒子表面への粉末添加物の付着状態がより均一化さ
れ、製品品質および製品収率の向上が達成される。
【0016】以上の構成において、すくい上げ板の前縁
部側における通気用開口部の前方位置に、この通気用開
口部への粉粒体粒子の浸入を阻止する浸入阻止部材を突
設した構成としてもよい。このような浸入阻止部材を突
設することによって、回転方向前方側のすくい上げ板と
回転ドラムの内壁との間に浸入した粉粒体粒子が、回転
方向後方側のすくい上げ板の前縁部の通気用開口部から
浸入することが防止できる。これによって、一旦、すく
い上げ板と回転ドラムの内壁との間に浸入した粉粒体粒
子が、回転ドラムの回転中にすくい上げ板の上に戻され
ることなく、回転方向の後方側におけるすくい上げ板の
前縁部の通気用開口部から浸入し続けて、粉粒体粒子の
処理が不均一、かつ、不十分になるといった現象がなく
なり、粉粒体粒子全体に均一な加工処理が施せる。
【0017】なお、この浸入阻止部材の断面形状は、例
えば、回転方向の前面が傾斜面で後面が垂直面の直角三
角形状であってもよいし、その前面が凸円弧状面または
凹円弧状面であってもよい。
【0018】以上の構成において、すくい上げ板に回転
ドラムの内部側に突出するバッフルを配設した構成とし
てもよい。このようなバッフルを配設することによっ
て、粉粒体粒子の攪拌・混合効果が一層促進されて、粉
粒体粒子全体に均一な処理を短時間で施すことができ
る。
【0019】さらに、上記の粉粒体処理装置によれば、
理想的な混合・攪拌効果が得られるので、粉末添加方
式、糖衣コーティングおよびフィルムコーティングのい
ずれにも、単に回転ドラムの回転数を変更するのみで、
特に、すくい上げ板およびバッフルを交換することなく
使用でき、コーティングが可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0021】図1は、この実施形態の粉粒体処理装置の
全体構成を模式的に示す縦断正面図である。回転ドラム
1はケーシング2内に水平軸X回りに回転自在に配置さ
れ、ケーシング2内に収容された回転駆動装置3によっ
て所定方向または正逆方向に回転駆動される。回転駆動
装置3において、例えば駆動モータの回転動力は減速機
によって減速され、チェーン3a、スプロケット3bを
介して中空状の駆動軸4に伝達される。
【0022】図2は回転ドラム1の縦断側面図である。
図1および図2に示すように、この実施形態において、
回転ドラム1は多角筒状、例えば正9角筒状の胴体部1
aと、胴体部1aから前後方向(図1の左右方向)に延
びる多角錐状の前壁部1bおよび後壁部1cを有する。
前壁部1bの先端中心部には粉粒体製品の供給・排出用
の開口部1b1が設けられ、後壁部1cの先端中心部に
は第1ディスクプレート5aが固定される。
【0023】第1ディスクプレート5aの外周側には、
例えば9つの貫通穴が円周等配位置に貫通形成される。
また、胴体部1aの各辺にはそれぞれ多孔板からなる通
気用多孔部1a1が設けられ、各辺の通気用多孔部1a
1の外側をそれぞれ通気ジャケット1a3が覆って、例
えば9つの通気チャンネル1a2が構成される。各通気
チャンネル1a2の一端は、それぞれ第1ディスクプレ
ート5aの貫通穴と連通する。
【0024】ケーシング2の中壁9に、円筒状のハウジ
ング10がボルトなどにより固定される。駆動軸4はハ
ウジング10の内周面に挿入され、転がり軸受等でハウ
ジング10に対して回転自在に支持される。駆動軸4の
一端部は第1ディスクプレート5aのボス穴に嵌合さ
れ、ボルトなどによって結合される。
【0025】ハウジング10の外周面には、第2ディス
クプレート5bが前後方向にスライド自在に外挿され
る。第2ディスクプレート5bは、スライド駆動手段、
例えば一対のエアーシリンダ12によってスライド駆動
される。この第2ディスクプレート5b(回転ドラム1
の回転時にも回転しない。)は、回転ドラム1に設けら
れた第1ディスクプレート5a(回転ドラム1と一体に
回転する。)と協働して通気制御機構5を構成する。
【0026】すなわち、第2ディスクプレート5bは上
部通気用ダクト6と下部通気用ダクト7に連通する貫通
穴を有し、回転ドラム1の回転に伴って、通気チャンネ
ル1a2が第2ディスクプレート5bの貫通穴の形成位
置に来た時に、その通気チャンネル1a2が通気制御機
構5を介して上部通気用ダクト6または下部通気用ダク
ト7と連通する。
【0027】前記上部通気用ダクト6と連通する第2デ
ィスクプレート5bの貫通穴は、例えば、回転ドラム1
の上方に位置する3個の通気チャンネル1a2と連通す
るように形成し、下部通気用ダクト7と連通する第2デ
ィスクプレート5bの貫通穴は、例えば、回転ドラム1
の下方に位置する2個の通気チャンネル1a2と連通す
るように形成する。
【0028】そして、所定温度に温度制御された気体、
例えば乾燥空気が上部通気用ダクト6(または下部通気
用ダクト7)から通気チャンネル1a2に供給され、通
気チャンネル1a2から通気用多孔部1a1を通って回
転ドラム1内に給気される。また、回転ドラム1内の乾
燥空気が通気用多孔部1a1および通気チャンネル1a
2を介して下部通気用ダクト7(または上部通気用ダク
ト6)に排気される。
【0029】なお、洗浄後のバリデーション時に、エア
ーシリンダ12を作動させて、第2ディスクプレート5
bを後方位置、すなわち、図1における右方側の2点鎖
線位置にスライドさせると、通気制御機構5が第1ディ
スクプレート5aと第2ディスクプレート5bとの間で
分離されるので、通気制御機構5の内部、通気チャンネ
ル1a2の内部、上部通気用ダクト6および下部通気用
ダクト7の内部のバリデーションを容易かつ確実に行う
ことが可能となる。
【0030】また、回転ドラム1に対する給排気は、ダ
イレクト給気(上部通気用ダクト6から給気、下部通気
用ダクト7から排気)、リバース給気(下部通気用ダク
ト7から給気、上部通気用ダクト6から排気)の他、セ
ンター給気、すなわち、回転ドラム1の前部(マウスリ
ング2a)の中心部にセンター通気用ダクト8を配設
し、センター通気用ダクト8から給気、下部通気用ダク
ト7から排気を行う構成としてもよい。
【0031】図3は回転ドラム1の胴体部1aへのすく
い上げ板およびバッフルの配置を示す展開図である。図
2および図3に示すように、回転ドラム1の内部の通気
用多孔部1a1を覆う位置に複数のすくい上げ板20が
配設される。この実施形態では、正9角筒状の胴体部1
aの各辺にすくい上げ板20がそれぞれ配設されてい
る。
【0032】図2および図3に示すように、この実施形
態においては、すくい上げ板20は、すべて同一形状の
台形状であり、それぞれの前縁部20a1に一体に延設
された屈曲部20bを有する。この屈曲部20bは、そ
れぞれ回転ドラムの内部側に所定角度で屈曲している。
【0033】各すくい上げ板20および屈曲部20bの
裏面には、図3および図4に示すように、それぞれ取り
付けボルト軸20cが溶接などの適宜の手段で固着され
ている。それによって、すくい上げ板20は、取り付け
ボルト軸20cとこれに螺合するナット(符号省略)に
より、胴体部1aの壁部に着脱自在に装着される。着脱
自在に装着する理由は、バリデーション時に、すくい上
げ板20を取り外して、すくい上げ板20および回転ド
ラム1内壁のバリデーションを容易、かつ、迅速、確実
にするためである。
【0034】すくい上げ板20の前縁部20a1と回転
ドラム1の内壁との間、および、後縁部20a2と回転
ドラム1の内壁との間には、それぞれ通気用開口部2
1,22が形成される。後縁部20a2での通気用開口
部22の高さ方向寸法h2は、前縁部20a1での通気
用開口部21の高さ方向寸法h1よりも大きく(h1<
h2)、すくい上げ板20はh1<h2の関係を満たす
ように、胴体部1aの各辺の内壁に対して傾斜状に配設
される。
【0035】なお、後縁部20a2での通気用開口部2
2の高さ方向寸法h2は、例えば回転ドラム1の直径
(回転ドラム1の軸心から胴体部1aの頂点までの距離
の2倍)の1/20以下に設定される。前縁部20a1
での通気用開口部21の高さ方向寸法h1は、h1<h
2の関係を満たす限り特に制限はないが、通気性向上の
点から、錠剤等の粉粒体粒子の粒子径よりも大きく設定
することができる。
【0036】上記の構成によると、ダイレクト給気時に
おいても、リバース給気時においても、各すくい上げ板
20の前縁部20a1での通気用開口部21から乾燥空
気が通り抜けできるので、従来のすくい上げ板の前縁部
が回転ドラムの内壁に密着ないし略接している粉粒体処
理装置に比較して、すくい上げ板20により通気用多孔
部1a1が閉塞されることがなくなり、乾燥空気などの
高い通気性が確保される。また、この前縁部の下方に粉
粒体粒子が押し込まれて閉じ込められるといった現象は
なくなる。それによって、粉粒体粒子全体に均一なコー
ティング、乾燥などの処理が行えるとともに、粉粒体粒
子による通気用多孔部1a1の目詰まりを防止できる。
【0037】図3において、矩形状の2点鎖線は、回転
ドラム1の正9角筒状の胴体部1aを示している。した
がって、前記台形状の各すくい上げ板20における胴体
部1aからはみ出す両側部分は、それぞれ回転ドラム1
における前壁部1bおよび後壁部1cに接触ないし近接
する部分である。
【0038】回転方向Rの前方のすくい上げ板20の後
縁部20a2は、回転方向Rの後方のすくい上げ板20
の前縁部20a1と、回転ドラム1の半径方向rに若干
オーバラップしている。
【0039】また、回転方向Rの後方のすくい上げ板2
0の屈曲部20bは、回転方向Rの前方のすくい上げ板
20の後縁部での通気用開口部22を貫通して、該すく
い上げ板20と回転ドラム1の内壁との間の空間部に入
り込んでいる。
【0040】回転ドラム1に対する給排気経路につい
て、リバース給気(下部通気用ダクト7から給気、上部
通気用ダクト6から排気)を行う場合を例にとって説明
すると、回転ドラム1の回転に伴って、通気チャンネル
1a2が所定位置に来ると、下部通気用ダクト7から通
気制御機構5を介して該通気チャンネル1a2に乾燥空
気が供給される。そして、その乾燥空気は該通気チャン
ネル1a2を通って通気用多孔部1a1に至り、通気用
多孔部1a1の通気孔から回転ドラム1の内部に給気さ
れる。
【0041】通気用多孔部1a1を通過した乾燥空気の
大部分は、すくい上げ板20の後縁部での通気用開口部
22を通って回転ドラム1の内部に流入する。また、通
気用多孔部1a1を通過した乾燥空気の一部は、すくい
上げ板20の屈曲部20bと回転ドラム1の内壁との間
の通気用開口部21を通って、回転ドラム1の内部に流
入する。一方、回転ドラム1の内部に流入した乾燥空気
は、錠剤などの粉粒体粒子の転動床を通過して、上記と
は逆の経路で上部通気用ダクト6に排気される。
【0042】上記のようにして回転ドラム1に対する給
排気を行いつつ、回転ドラム1内の粉粒体粒子(錠剤な
ど)の転動床に向けてスプレーノズルからコーティング
液をスプレーする。これにより、粉粒体粒子の表面にス
プレー液中の基材成分が付着乾燥して被複層が形成され
る(フィルムコーティング)。あるいは、スプレー液に
より粉粒体粒子の表面を適当な湿潤状態にし、シュガー
などの粉末を散布添加して粒子表面の被覆を行う(粉末
添加方式:糖衣コーティングなど)。
【0043】処理過程において、回転ドラム1内の粉粒
体粒子は、すくい上げ板20上を転動し、該すくい上げ
板20の後縁部20a2からシャワー状に落下して、そ
の後方のすくい上げ板20上に乗り移る。
【0044】図3に示すように、前記9枚のすくい上げ
板20の内、8枚のすくい上げ板20の回転ドラム1の
内部側には2種類のバッフル23,24のいずれかが配
設されている。前記第1のバッフル23は、図5(A)
(B)に示すように、略菱形状で、下端部の2箇所に取
り付けボルト軸23aが一体に溶接されている。
【0045】また、第2のバッフル24は、図5(C)
(D)に示すように、「く」の字形状に屈曲した恰もブ
ーメランのような形状を有し、その下端部の2個所に取
り付けボルト軸24aが一体に溶接されている。
【0046】前記バッフル23,24の内、バッフル2
3は、すくい上げ板20の面内で回転方向前方から回転
方向後方にかけて延び、かつ、回転ドラム1の回転方向
Rに対して右方側または左方側に角度α(例えば、30
°)だけ傾斜して、取り付けボルト軸23aとナット
(図示省略)によって着脱自在に固定されている。
【0047】バッフル24は、すくい上げ板20の外方
から側縁部20dを通ってすくい上げ板20上を回転方
向後方にかけて延び、かつ、回転ドラム1の回転方向R
に対して右方側または左方側に角度α(例えば、30
°)だけ傾斜して、取り付けボルト軸24aとナット
(図示省略)によって着脱自在に固定されている。
【0048】そして、前記第1のバッフル23は、すく
い上げ板20に、それぞれ2枚ずつ平行に配置して立設
されている。一方、前記第2のバッフル24は、すくい
上げ板20に、それぞれ1枚ずつ立設されている。
【0049】図3において、前記すくい上げ板20の側
縁部20dから一部がはみ出すバッフル24は、そのは
み出し部分が、矩形状の2点鎖線で示す前記回転ドラム
1の正9角筒状の胴体部1aからはみ出す前記すくい上
げ板20の両側部と同様に、それぞれ回転ドラム1にお
ける前壁部1bまたは後壁部1cに接触ないし近接する
部分である。
【0050】上記すくい上げ板20に配設されたバッフ
ル23,24は、図3に示すように、回転ドラム1の回
転方向前方側から、バッフル23(右)−24(左)−
24(右)−なし−23(左)−23(左)−24
(右)−24(左)−23(右)の順序で配設されてい
る。したがって、図3の配設構成から理解されるよう
に、回転ドラム1内に供給された粉粒体粒子は、すくい
上げ板20の上で回転ドラム1の回転方向Rと反対方向
に転動されながら、バッフル23,24により、強制的
に回転方向Rの左右方向に交互に転動させられて、胴体
部1aの軸方向中央側に押しやられるようにして混合・
攪拌されながら、コーティングや乾燥が行えるのであ
る。
【0051】上記の構成によると、通気用多孔部1a1
を覆う位置にすくい上げ板20を配設しているので、粉
末添加方式を採用する場合でも、粉末添加物が通気用多
孔部1a1の通気孔から漏れたり、あるいは、粉末添加
物が通気用多孔部の通気孔に付着して目詰まりを起こし
たりする心配がない。
【0052】したがって、この実施形態の粉粒体処理装
置は、回転ドラム1に対するすくい上げ板20およびバ
ッフル23,24を着脱することなく、単に回転ドラム
1の回転数を変更するのみで、粉末添加方式、糖衣コー
ティングおよびフィルムコーティングのいずれにも最適
な状態で使用することができる。
【0053】なお、錠剤などの粉粒体粒子にフィルムコ
ーティングを施す場合は、通気用多孔部1a1における
粉状物の漏れや目詰まりといった弊害は本来的に生じに
くいので、すくい上げ板20を回転ドラム1から取り外
した状態で処理操作を行うこともできる。
【0054】図4において、回転ドラム1の内壁には、
各すくい上げ板20の前縁部20a1側での通気用開口
部21の前方位置に、所定間隔を開けて、粉粒体粒子の
浸入を阻止する浸入阻止部材25が突設されている。
【0055】この浸入阻止部材25は、回転方向前方側
が傾斜面で後方側が垂直面の直角三角形状の断面形状を
有し、かつ、その高さ寸法がすくい上げ板20の前縁部
20a1の高さ寸法と同等以上に設定されている。この
浸入阻止部材25の回転方向前方側の傾斜面によって、
回転方向後方側のすくい上げ板20の前縁部20a1で
の通気用開口部21から粉粒体粒子が浸入するのを阻止
する。
【0056】すなわち、もし、浸入阻止部材25がなけ
れば、すくい上げ板20の前縁部20a1での通気用開
口部21から粉粒体粒子が浸入した場合、すくい上げ板
20の後縁部20a2での通気用開口部22から出た粉
粒体粒子が、後方のすくい上げ板20の前縁部20a1
での通気用開口部21から、該すくい上げ板20と回転
ドラム1の内壁との間に浸入し、以下同様の動作によっ
て、一旦、すくい上げ板20の前縁部20a1での通気
用開口部21から浸入した粉粒体粒子が、すくい上げ板
20の上にすくい上げられないことがある。
【0057】しかしながら、上記のような浸入阻止部材
25を設けることによって、仮に、すくい上げ板20の
前縁部20a1での通気用開口部21から粉粒体粒子が
浸入しても、浸入阻止部材25の傾斜面によって、粉粒
体粒子が後方のすくい上げ板20上に跳ね上げられて、
後方のすくい上げ板20の前縁部20a1での通気用開
口部21から、該すき上げ板20と回転ドラム1の内壁
との間に浸入することが阻止される。
【0058】したがって、前述のような、一旦、すくい
上げ板20の前縁部20a1での通気用開口部21から
浸入した粉粒体粒子が、回転体1の回転動作中、次々
と、後方のすくい上げ板20の前縁部20a1での通気
用開口部21から浸入して、回転ドラム1の内壁面上を
転動し続けて、すくい上げ板20の上に戻されない状態
が発生することを防止して、粉粒体粒子全体に均一な処
理を施すことができる。
【0059】なお、浸入防止部材25の回転方向前方側
の面は、上記平面状の傾斜面の他に、凸円弧状面または
凹円弧状面などにしてもよい。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、筒状の胴体部の全周に
通気用多孔部を有し、軸線回りに回転可能な回転ドラム
を備えた粉粒体処理装置において、前記回転ドラムの内
部の前記通気用多孔部を覆う位置に複数のすくい上げ板
が配設され、前記すくい上げ板は、前記回転ドラムの回
転方向における前縁部と前記回転ドラムの内壁との間、
および、後縁部と前記回転ドラムの内壁との間にそれぞ
れ回転ドラム内の粉粒体粒子が通過することができる高
さ寸法の通気用開口部を形成し、かつ、前記後縁部での
通気用開口部の高さ方向寸法が、前記前縁部での通気用
開口部の高さ方向寸法よりも大きくなるように傾斜して
いることを特徴とするので、すくい上げ板で通気用多孔
部全体を被覆しており、粉末添加物が通気用多孔部の通
気孔から漏れたり、あるいは、粉末添加物が通気用多孔
部の通気孔に付着して目詰まりを起こしたりする心配が
ない。しかも、すくい上げ板の前縁部と回転ドラムの内
壁との間に通気用開口部を設けたので、従来のすくい上
げ板の前縁部が回転ドラムの内壁に固定または略接して
いる粉粒体処理装置に比較して通気性が高く、粉粒体粒
子の造粒、コーティング、乾燥などの処理を効果的に行
うことができる。さらに、粉粒体粒子が、すくい上げ板
の前縁部と回転ドラムの内壁との狭い部分に押し込まれ
て、詰まることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る粉粒体処理装置の全体
構成を模式的に示す縦断正面図である。
【図2】図1の回転ドラムの拡大横断面図である。
【図3】図1の回転ドラムの胴体部に配置されたすくい
上げ板およびバッフルを回転ドラムの内部から見た展開
図である。
【図4】図2に示す回転ドラムの拡大横断面図のさらに
要部の拡大横断面図である。
【図5】(A)は第1のバッフルの拡大正面図、(B)
は(A)のバッフルの側面図、(C)は第2のバッフル
の拡大正面図、(D)は(C)のバッフルの側面図であ
る。
【符号の説明】
1 回転ドラム 1a 胴体部 1a1 通気用多孔部 20 すくい上げ板 20a1 前縁部 20a2 後縁部 20b 屈曲部 21 前縁部での通気用開口部 22 後縁部での通気用開口部 23,24 バッフル 25 浸入防止部材 R 回転ドラムの回転方向 h1 前縁部での通気用開口部の高さ方向寸法 h2 後縁部での通気用開口部の高さ方向寸法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松浦 八司 兵庫県伊丹市中野西1丁目153番9 Fターム(参考) 4B022 LJ02 LJ05 LR04 LT04 4B048 PE01 PE02 PE10 PN02 PN18 PS01 PS13 PS17 4G004 HA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の胴体部の全周に通気用多孔部を有
    し、軸線回りに回転可能な回転ドラムを備えた粉粒体処
    理装置において、 前記回転ドラムの内部の前記通気用多孔部を覆う位置に
    複数のすくい上げ板が配設され、 前記すくい上げ板は、前記回転ドラムの回転方向におけ
    る前縁部と前記回転ドラムの内壁との間、および、後縁
    部と前記回転ドラムの内壁との間にそれぞれ回転ドラム
    内の粉粒体粒子が通過することができる高さ寸法の通気
    用開口部を形成し、かつ、前記後縁部での通気用開口部
    の高さ方向寸法が、前記前縁部での通気用開口部の高さ
    方向寸法よりも大きくなるように傾斜していることを特
    徴とする粉粒体処理装置。
  2. 【請求項2】 前記回転ドラムの回転方向の前方に位置
    するすくい上げ板の後縁部が、前記回転ドラムの回転方
    向の後方に位置するすくい上げ板の前方部分にオーバラ
    ップしている請求項1に記載の粉粒体処理装置。
  3. 【請求項3】 前記すくい上げ板の前縁部に、前記回転
    ドラムの内部側に屈曲し、かつ、前記回転ドラムの回転
    方向の前方に位置するすくい上げ板と前記回転ドラムの
    内壁との間の空間部に入り込む屈曲部が延設されている
    請求項1または2に記載の粉粒体処理装置。
  4. 【請求項4】 前記回転ドラムが、多角筒状の胴体部を
    有し、前記各すくい上げ板が、それぞれ前記胴体部の各
    辺に対応して配設されている請求項1から4のいずれか
    に記載の粉粒体処理装置。
  5. 【請求項5】 前記すくい上げ板の前縁部側における通
    気用開口部の回転方向前方位置に、この通気用開口部へ
    の粉粒体粒子の浸入を阻止する浸入阻止部材を突設した
    請求項1から4のいずれかに記載の粉粒体処理装置。
  6. 【請求項6】 さらに前記すくい上げ板にバッフルが配
    設されている請求項1から5のいずれかに記載の粉粒体
    処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009528823A (ja) * 2006-03-03 2009-08-13 エフ エム シー コーポレーション カプセルの製造方法および装置
JP2014147923A (ja) * 2012-12-25 2014-08-21 Powrex Corp コーティング装置
CN110178951A (zh) * 2019-06-20 2019-08-30 南京信息职业技术学院 三叶滚筒式包衣机
CN112441843A (zh) * 2020-12-05 2021-03-05 任杰 一种基于有机泡沫浸渍法的附丝型多孔陶瓷制备工艺

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