JP2002544740A - 帯域外前進誤り訂正 - Google Patents

帯域外前進誤り訂正

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JP2002544740A
JP2002544740A JP2000618833A JP2000618833A JP2002544740A JP 2002544740 A JP2002544740 A JP 2002544740A JP 2000618833 A JP2000618833 A JP 2000618833A JP 2000618833 A JP2000618833 A JP 2000618833A JP 2002544740 A JP2002544740 A JP 2002544740A
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ザーコム・インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】 例えば、時分割多元接続(TDMA)フォーマットなどの複数多元フォーマットで動作する前進誤り訂正(FEC)方法が提供される。FECトランスバンド(transband)中央局および複数のFECトランスバンド遠隔局は、時間フレームの間に、その間でデータおよび対応する誤り訂正データを伝送する。時間フレームは、その間に誤り訂正データが伝送されてよい時間スロットである。帯域外時間スロットに割り当てられるFECトランスバンド遠隔局(106)は、通信中に、効率的にかつ動的に調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の技術分野) 本発明は、さらに特定すると前進誤り訂正方式を含む、通信システム内での誤
り訂正の分野に関する。
【0002】 (発明の背景技術) デジタル通信システムは、トラフィックデータが通信または搬送される通信路
を活用する。これらのチャネルは典型的には帯域幅が制限され、有限のチャネル
容量を有する。多様な形式の雑音および干渉などのそれ以外のチャネルの特性と
ともにチャネル容量は、統計的な確実性をもってチャネル上で通信されるトラフ
ィックデータの誤り状態の注入を引き起こす、あるいはそれ以外の場合には結果
として生じさせるだろう。これらの誤り状態の影響は、特に、通常、遠隔局が中
央局と通信する予想不可能な無線による通信路を活用する無線通信システムで明
らかであってよい。
【0003】 これらの誤り状態の影響を排除する、あるいは少なくとも削減するための技法
が前進誤り訂正(FEC)である。一般的には、FEC技法の利用は、誤り検出
データおよび誤り訂正データをベアラデータとともに伝送することを伴う。該誤
り訂正データおよび誤り補正データは、典型的には、送信機だけではなく、受信
機、およびデジタル無線通信システムの場合には互いに通信中の遠隔局と中央局
にも既知である誤り検出アルゴリズムおよび誤り補正アルゴリズムを利用するこ
とによりそれ自体ベアラデータから引き出される。
【0004】 FEC技法は、時分割多元接続(TDMA)無線通信システムで利用されてき
た。TDMAシステムは、典型的には、同じ周波数バンドを使用し、別個の時間
期間中に遠隔局と中央局の間でベアラデータを伝送する(つまり、各遠隔局は、
時間フレームを周期的に繰り返すそれぞれの時間スロットの間にベアラデータバ
ーストに分解されるベアラデータを送受する)ことにより、複数の遠隔局と1つ
の中央局の間での通信を可能にする。
【0005】 既知の無線通信においては、中央局または遠隔局が、伝送の前に、それぞれの
誤り検出アルゴリズムおよび誤り訂正アルゴリズムに従って、ベアラデータを付
加し、誤り検出データおよび誤り訂正データで符号化する。相互遠隔局または中
央局は、各誤り訂正可能ベアラデータパケットを受信し、誤り訂正アルゴリズム
に従って誤り訂正可能なベアラデータパケットを処理することによって(誤り訂
正アルゴリズムの範囲内の)各誤り訂正可能ベアラデータパケットのあらゆる誤
りを自動的に訂正し、誤り検出アルゴリズムに従って訂正された誤り訂正可能な
ベアラデータパケットを処理することにより、それぞれの訂正された誤り訂正可
能なベアラデータパケットのあらゆる残留誤りを検出する。
【0006】 しかしながら、伝送誤りの影響を排除する、または削減するためにFEC技法
を使用することは、通信システムに代償を払わせずに行われない。既知のシステ
ム内でのある特定の時間スロットで伝送しているユーザにとって使用可能な伝送
帯域幅は、追加データ、および特に誤り訂正データを伝送するのに必要とされる
オーバヘッドによって削減される。それぞれの誤り訂正可能なベアラデータパケ
ットを用いた誤り訂正データの伝送は、いくつかのインスタンスにおいて100
%またはそれ以上のオーバヘッドを必要としてよい。オーバヘッドの増加は、典
型的には、トラフィックデータ(固定伝送ビット速度)に使用可能な帯域幅の削
減という結果になる。
【0007】 既知の無線通信システムでは、中央局と遠隔局間で通信されるトラフィックデ
ータのビット誤り率(BER)は、遠隔局と中央局間の相対的な距離、環境上の
状態、トラフィックデータ伝送速度等の動的に変化する状態に依存している。そ
の記述がここと並行して出願分野で記述され、これにより明示的かつ完全に参照
してここに組み込まれるあるシステムにおいては、誤り訂正データの量は、シス
テムのリソースをさらに効率的に活用するためにBERに従って変化する。この
ような場合、ある特定の時間スロットで伝送、受信される誤り訂正可能ベアラデ
ータパケットに含まれるベアラデータの量は変化してよい。その結果として、ベ
アラデータの管理はさらに困難になり、その結果さらに複雑なシステムとなり、
ユーザに提供されるデータ転送速度はチャネル状態に応じて動的に変化する。多
くのシステムは、ピーク要件に対処するために帯域幅を確保し、その結果通常の
状態では帯域幅が浪費される結果となる。
【0008】 このようにして、一律の量のベアラデータを含む誤り訂正可能ベアラデータブ
ロックの伝送を生じさせ、高品質の通信を提供しつつも、FECデータのために
未使用の使用可能な容量の使用を可能にする(つまり、全体的なスループットシ
ステム使用量を改善する)FEC方式を利用する通信システムに対するニーズが
ある。
【0009】 それ以外の好ましい方法は、それぞれ、ベアラデータおよび誤り訂正データを
異なる周波数バンド(FDMA)で伝送すること、あるいは異なる符号(CDM
A)を使用すること、あるいは任意のそれ以外の直交機構を使用することを備え
てよい。
【0010】 (発明の概要) 本発明はベアラ情報およびベアラ情報に関連付けられた誤り訂正情報を異なる
論理チャネルで伝送、受信する新規の方法を備える。
【0011】 本発明の好ましい方法は、複数の時間フレームの間にFECトランスバンド中
央局と通信する複数のFECトランスバンド遠隔局を有する無線通信システムを
備える。複数の時間フレームの各時間フレームは、複数の時間スロットに分割さ
れる。時間スロットは、ある特定の時間スロットが、任意の指定された時間フレ
ームの間に帯域内時間スロットまたは帯域外時間スロットのどちらかとして利用
できるという点で、好ましくは専用ではない、帯域内時間スロットおよび帯域外
時間スロットを含む。少なくとも1つのFECトランスバンド遠隔局は、複数の
時間フレームの帯域内時間スロットの間にベアラデータパケットを伝送および/
または受信する。該少なくとも1つのFECトランスバンド遠隔局は、複数の時
間フレームの少なくとも1つの帯域該時間スロットの間に伝送および/または受
信されたベアラデータパケットの少なくとも1つに対応する誤り訂正データパケ
ットを伝送および/または受信する。これらのFECトランスバンド遠隔局のい
くつかは、下位(sub−)帯域該時間スロットの間に誤り訂正データパケット
を伝送および/または受信することができる。つまり、それらは複数の時間フレ
ーム上で帯域外時間スロットを共用する。
【0012】 ベアラデータおよび誤り訂正データの複数のFECトランスバンド遠隔局とF
ECトランスバンド中央局間での伝送は、FECトランスバンド遠隔局が、起動
、成端されるときに、あるいはFECトランスバンド遠隔局の誤り訂正データオ
ーバヘッド定格が改変されるにつれて変化するシステムデータオーバヘッドを生
じさせる。複数のFECトランスバンド遠隔局の帯域内時間スロットおよび帯域
外時間スロットに対する割当ては、システムデータオーバヘッドが変更するにつ
れて動的に修正される遠隔局割当て組み合わせとして特徴付けることができる。
【0013】 (発明を実施するための最良の形態) 図1は、本発明の好ましい実施態様に従って動作するように配列されたTDM
A無線通信システム100を描く。FECトランスバンド中央局104は、セル
102の中でそれぞれのFECトランスバンド遠隔局106と通信しているとし
て描かれている。セル102は、マクロセル、マイクロセル、無線市内線、また
は複数の通信装置が互いに通信できる任意のネットワークである場合がある。F
ECトランスバンド中央局104は基地局、基地局プロセッサ、移動交換センタ
、または複数の遠隔局と通信できる任意の通信装置である場合がある。FECト
ランスバンド遠隔局106は、移動電話機、無線モデムあるいは無線市内線端末
の任意の組み合わせである場合がある。
【0014】 FECトランスバンド中央局104およびそれぞれのFECトランスバンド遠
隔局106は、時分割多元接続/周波数分割デュプレックス(TDMA/FDD
)フォーマットで通信する。すなわち、FECトランスバンド中央局104とF
ECトランスバンド遠隔局106のそれぞれの間のそれぞれの通信は、時間分離
され、FECトランスバンド中央局104とある特定のFECトランスバンド遠
隔局106間のダウンリンク通信は、FECトランスバンド中央局104とその
特定のFECトランスバンド遠隔局106間のアップリンク通信から周波数分離
されている。FECトランスバンド中央局104は、1960MHZなどの単一
ダウンリンク周波数上でFECトランスバンド遠隔局106にデータを伝送し、
FECトランスバンド遠隔局106は、1880MHZなどの単一アップリンク
周波数でFECトランスバンド中央局104にデータを伝送する。本発明がTD
MA/FDDに限られるべきではないことが注意されなければならない。
【0015】 図2に示されているように、ダウンリンク周波数は、周期的に繰り返すダウ
ンリンク時間フレーム108(1)に分割され、アップリンク周波数は周期的に
繰り返すアップリンク時間フレーム108(2)に分割される(これ以降集合的
に時間フレーム組108(1)/(2)と呼ぶ)。時間フレーム組108(1)
/(2)は、さらにダウンリンク時間スロット110(1)とアップリンク時間
スロット110(2)のそれぞれの集合(これ以降集合的に時間スロット組11
0(1)/(2)と呼ぶ)に分割される。アップリンク時間フレーム108(2
)は、ダウンリンク時間フレーム108(1)と同期する。ダウンリンク時間ス
ロット110(1)は、ダウンリンク帯域内時間スロット109(1)またはダ
ウンリンク帯域外時間スロット111(1)のどちらかとして使用される。アッ
プリンク時間スロット110(2)は、アップリンク帯域内時間スロット109
(2)またはアップリンク帯域外時間スロット111(2)のどちらかとして使
用される。ダウンリンク帯域内時間スロット109(1)およびアップリンク帯
域内時間スロット109(2)(これ以降集合的に帯域内時間スロット組109
(1)/(2)と呼ぶ)、およびアップリンク帯域該時間スロット111(1)
とダウンリンク帯域外時間スロット111(2)(これ以降集合的に帯域該時間
スロット組111(1)/(2)と呼ぶ)は、時間スロット組110(1)/(
2)のそれぞれが、任意の指定された時間フレーム組108(1)/(2)の間
に帯域内時間スロット組109(1)/(2)または帯域該時間スロット組11
1(1)/(2)のどちらかとして使用することができるという点で非専用であ
る。ある特定のダウンリンク時間フレーム108(1)をある特定のアップリン
ク時間フレーム108(2)と、あるいはある特定のダウンリンク時間スロット
110(1)をある特定のアップリンク時間スロット110(2)と分類するた
めに使用されるときの用語「組」は、時間フレーム組108(1)/(2)また
は時間スロット組110(1)/(2)の中での対称性を言外に意味しない。
【0016】 FECトランスバンド遠隔局106は、それぞれ、その間にそれらが、それぞ
れ、ベアラデータパケットをFECトランスバンド中央局104から受信するダ
ウンリンク帯域内時間スロット109(1)に割り当てられる(この場合、それ
ぞれのFECトランいFECトランスバンド遠隔局1から4に時間スロットD1
、D2、D5およびD7)。FECトランスバンド遠隔局106は、それぞれ、
その間にそれらが、それぞれベアラタパケットをFECトランスバンド中央局に
伝送するアップリンク帯域内時間スロット109(2)に割り当てられる(この
場合、それぞれのFECトランスバンド遠隔局104に時間スロットU4、U5
、U8およびU10)。分かるように、遅延のいくつかの時間スロット、この場
合には3個を、対応するダウンリンク時間スロット110(1)とアップリンク
時間スロット110(2)の間で引き出すことができ、FEC動的遠隔局106
内に追加ハードウェアを設置する必要性を未然に防ぐ。遅延のいくつかの時間ス
ロットを考慮しても、遠隔局106が、同じスロット内で、ベアラデータを伝送
し、誤り訂正データを受信する場合、あるいはその逆の場合(例えば、遠隔局1
は時間スロットD1でベアラデータを伝送し、時間スロットU1で誤り訂正デー
タを受信する)この遠隔局が追加のハードウェアを必要とするだろうことが注意
されなければならない。しかしながら、一般的には、システムはこれが発生しな
いように構成することができる。システムの特定のプロトコルに応じて、未使用
の時間スロット組110(1)/(2)は、他のFECトランスバンド遠隔局1
06によって、あるいは代わりにFECトランスバンド中央局104とFECト
ランスバンド遠隔局106の間での制御データの伝送、あるいはFECトランス
バンド中央局104からの一斉送信データの伝送などの多様なそれ以外の機能を
サポートするためにし様できる遊休時間スロットである。
【0017】 FECトランスバンド遠隔局106は、それぞれ、その間にFECトランスバ
ンド中央局から誤り訂正データパケットを受信するダウンリンク帯域外時間スロ
ット111(1)に割り当てられる(この場合、それぞれのFECトランスバン
ド遠隔局1から3の時間スロットD10、およびFECトランスバンド遠隔局1
2の時間スロットD12)。図2から明らかであるように、複数のFECトラン
スバンド遠隔局106が、ダウンリンク帯域外時間スロット111(1)をダウ
ンリンク下位帯域外時間スロット111(1)’に分割することによって、単一
ダウンリンク帯域外時間素ロット111(1)の間に誤り訂正データパケットを
受け取ることができる。すなわち、ダウンリンク帯域外時間スロット111(1
)の間に誤り訂正データパケットを受信する各FECトランスバンド遠隔局10
6は、あらゆるダウンリンク時間フレーム108(1)の間に誤り訂正データを
受信しないが、むしろ時間スロットD10での場合のように、その他のFECト
ランスバンド遠隔局106と、複数のダウンリンク時間フレーム108(1)で
ダウンリンク帯域外時間スロット111(1)を共用する。
【0018】 FECトランスバンド遠隔局106は、それぞれ、その間にそれらが、それぞ
れ誤り訂正データパケットをFECトランスバンド中央局104に伝送する帯域
外時間スロット111(2)をアップリンクするために割り当てられる(この場
合、FECトランスバンド遠隔局1から3には時間スロットU1、およびFEC
トランスバンド遠隔局4には時間スロットU3)。ダウンリンク帯域外時間スロ
ット111(1)での場合のように、アップリンク帯域外時間スロット111(
2)は、必要な場合、時間スロットU1の場合でのように、アップリンク下位帯
域外時間スロット111(2)’に分割することができる。
【0019】 ベアラデータパケットは誤り訂正データで符号化されないため、帯域内時間ス
ロット組109(1)/(2)は、誤り訂正データオーバヘッドをサポートする
必要はなく、各ベアラデータパケット内のベアラデータの量は、FECオーバヘ
ッドおよび帯域外ビット伝送速度が変化してもタイミングウィンドウごとに一様
のままとなる。
【0020】 代わりに、無線通信システム100は、時分割多元接続(TDMA/TDD)
フォーマットで構成され、そこでは単一周波数が、ベアラデータのダウンリンク
伝送とアップリンク伝送の両方のために活用され、FECトランスバンド中央局
104とある特定のFECトランスバンド遠隔局106間のダウンリンク通信が
、FECトランスバンド中央局104とその特定のFECトランスバンド遠隔局
106間のアップリンク通信から時間分離される。図3に図示されているように
、ダウンリンク/アップリンク周波数は、さらに、時間スロット110(3)に
分割される周期的に繰り返す時間フレーム108(3)に分割される。時間スロ
ット110(3)の半分は、データのダウンリンク伝送専用であり、時間スロッ
ト11(3)の半分はデータのアップリンク伝送専用である。しかしながら、ダ
ウンリンク時間スロット110(3)の量およびアップリンク時間スロット11
0(3)の数が等しくないことがあることが注意されなければならない。
【0021】 各FECトランスバンド遠隔局には、その間にそれが、FECトランスバンド
中央局104からそれぞれダウンリンクベアラデータパケットを受信し、アップ
リンクベアラデータパケットをFECトランスバンド中央局104に伝送できる
帯域内時間スロット110(3)が割り当てられる(この場合は、それぞれのF
ECトランスバンド遠隔1から4に時間スロット(D1,U1)、(D2,U2
)、(D3,U3)および(D4,U4))。各FECトランスバンド遠隔局1
06には、その間にそれが、それぞれ、FECトランスバンド中央局104から
ダウンリンク誤り訂正データパケットを受け取り、FECトランスバンド中央局
104にアップリンク誤り訂正データパケットを伝送することができる帯域外時
間スロット110(3)を割り当てられる(この場合、それぞれのFECトラン
スバンド遠隔局1から3に時間スロット(D5,U5)、およびFECトランス
バンド遠隔局4に時間スロット(D6,U6)。
【0022】 図1は、単一周波数組(TDMA/FDD)または単一周波数(TDMA/D
D)上でFECトランスバンド中央局104と通信中の4つのFECトランスバ
ンド遠隔局106だけを描いているが、現実には、FECトランスバンド中央局
104は、周波数または周波数組の幅広い範囲で、多くのそれ以外のFECトラ
ンスバンド遠隔局106と同時に通信する。
【0023】 両方のTDMA型に関して、その間にある特定のFECトランスバンド遠隔局
106が誤り訂正データパケットを伝送するか、または受信するかのどちらかで
ある帯域外時間スロット111の下位帯域外時間スロット111’の割合は、誤
り訂正データパケットを伝送するか、または受信するかのどちらかのためにこれ
らのFECトランスバンド遠隔局106のそれぞれに必要とされるオーバヘッド
(ベアラデータに対する誤り訂正データの比率として表される)量に基づいてい
る。
【0024】 例えば、図3を参照すると、FECトランスバンド遠隔局1から3のそれぞれ
が、FECトランスバンド中央局104から、1つのベアラデータパケット(3
3 1/3%オーバヘッド定格)に対応する誤り訂正データを受信するために3
3 1/3%オーバヘッドを必要とする場合、FECトランスバンド遠隔局1か
ら3のそれぞれが、下位帯域外時間スロット111(1)’の間に、ダウンリン
ク帯域外時間スロット111(1)の間に受信された総誤り訂正データの33
1/3%を受信する。すなわち、FECトランスバンド遠隔局1から3のそれぞ
れは、あらゆる第3の帯域外時間スロットD5で100%のオーバヘッドを表す
誤り訂正データを受信する。他方、FECトランスバンド遠隔局1から3が、そ
れぞれ25%、50%、および25%のオーバヘッド定格を有する場合、FEC
トランスバンド遠隔局1から3のそれぞれは、それぞれ、下位帯域外時間スロッ
ト111(1)’の間に、ダウンリンク帯域外時間スロット111(1)の間に
受信された総誤り訂正データの25%、50%および25%を受信する。すなわ
ち、FECトランスバンド遠隔局1と3のそれぞれは、4つの帯域外時間スロッ
トD5あたり1つで100%のオーバヘッドを表す誤り訂正データを受け取り、
FECトランスバンド遠隔局2は、1つの帯域外時間スロットD5ごとに100
%のオーバヘッドを表すベアラデータを受信する。
【0025】 帯域外時間スロット111によってサポートされている最大オーバヘッドは、
帯域外時間スロット111がさらに下位帯域外時間スロット111に分割される
かどうかに関係なく、100%を超えることができないことが注意されなければ
ならない。すなわち、帯域外時間スロット111を利用するFECトランスバン
ド遠隔局(複数の場合がある)106によるベアラデータパケットの伝送または
受信に関連付けられた誤り訂正データの総オーバヘッドは、帯域外時間スロット
111ごとに100%を超えることはできない。例えば、図3に関して、FEC
トランスバンド遠隔局4によって伝送または受信される誤り訂正データオーバヘ
ッドの量は100%を超えることができず、FECトランスバンド遠隔局1から
3によって伝送または受信された誤り訂正データオーバヘッドの総量は100%
を超えることはできない。例えば、FECトランスバンド遠隔局1から3のそれ
ぞれのオーバヘッド定格は、100%に合算される33 1/3%、33 1/
3%、および33 1/3%、あるいはやはり100%に合算される25%、5
0%、および25%である場合がある。ある特定のFECトランスバンド遠隔局
106のオーバヘッド定格が100%を超え、その場合このような誤り訂正デー
タを伝送するには複数の帯域外時間スロット11を活用することが必要とされる
ことが考えられることが注意されなければならない。
【0026】 帯域外時間スロット111の間に伝送または受信される誤り訂正データを最大
限にすることは効率的なこともあるが、独占的にある特定の帯域外時間スロット
111を使用するFECトランスバンド遠隔局のオーバヘッド定格、またはある
特定の帯域外時間スロット111を共用するあらゆるFECトランスバンド遠隔
局の結合されたオーバヘッド定格が100%となるという要件はない。下記に詳
説されるように、ある特定の帯域外時間スロット111の結合されたオーバヘッ
ド定格が、FECトランスバンド遠隔局の特定のオーバヘッド定格を考慮すると
100%に等しくなることがないいくつかの例がある。
【0027】 また、帯域内時間スロット109および帯域外時間スロット111が、任意の
時間スロット110の特質が、任意の時点で無線通信システム100の特定のニ
ーズに依存し、このようにして時間変化することがあるという点で専用ではない
ことも注意されなければならない。
【0028】 図4は、互い(TDMA/FDDまたはTDMA/TDD)と通信している無
線通信システム100のFECトランスバンド中央局104およびFECトラン
スバンド遠隔局の1つのブロック図を描く。FECトランスバンド中央局104
とFECトランスバンド遠隔局106は、FECトランスバンド中央局104と
FECトランスバンド遠隔局106間の適切かつ効率的な通信を確実にするため
に相互帯域外FEC方式を活用する。
【0029】 FECトランスバンド遠隔局106は、それぞれ図2と図3に描かれているよ
うなTDMA/FDDまたはTDMA/TDD方式に従って、FECトランスバ
ンド中央局104にアップリンクベアラデータパケットおよびアップリンク誤り
訂正パケットを伝送する。FECトランスバンド遠隔局106は、アップリンク
ベアラデータパケット伝送およびアップリンク誤り訂正データパケット伝送のタ
イミングを調整するためにプロセッサ112を利用する。
【0030】 アップリンク誤り訂正可能なベアラデータパケットは、電気的にFECトラン
スバンド遠隔局106に結合される入出力装置114から発するアップリンクト
ラフィックデータを備える。該入出力装置114は、典型的には音声エンコーダ
/デコーダまたは例えばパーソナルコンピュータ(PC)のようなデータ装置で
ある。プロセッサ112は、その間にアップリンクトラフィックデータが入出力
装置114から転送される入出力装置114に結合され、入出力装置114とハ
ンドシェーク動作を実行する。入出力装置114は、誤り検出エンコーダ116
に電気的に結合され、アップリンクベアラデータパケットを誤り検出エンコーダ
116に転送する。
【0031】 プロセッサ112も、誤り検出エンコーダ116に電気的に結合され、FEC
動的中央局104に知らせるステータスデータなどのアップリンク制御データを
誤り検出エンコーダ116に転送する。誤り検出デコーダ116は、アップリン
ク制御データを含むアップリンクベアラデータパケットを付加する。誤り検出デ
コーダ116は、巡回冗長検査(CRC)アルゴリズムに従って誤り訂正データ
を生成し、誤り検出データを含むアップリンクベアラデータパケットを付加する
。しかしながら、誤り検出エンコーダ116は、本発明により教示される原則か
ら迷い出ることなく、その他の種類の誤り検出アルゴリズムを利用できる。
【0032】 誤り検出デコーダ116は、誤り訂正エンコーダ118に電気的に結合される
。誤り訂正エンコーダ118は、誤り訂正アルゴリズムに従って誤り訂正データ
を生成する。誤り訂正エンコーダ118は、アップリンクベアラデータパケット
とは別個に誤り訂正データを記憶するFECデータレジスタ134に電気的に結
合される。
【0033】 誤り訂正エンコーダ118は、アップリンクベアラデータパケットを、それぞ
れ適切な時間スロットで、搬送周波数に変調する変調器120に電気的に結合さ
れる。FECデータレジスタ134も、アップリンク誤り訂正データパケットを
、適切な時間スロットで搬送周波数に変調する変調器120に電気的に結合され
る。変調器120は、アップリンクベアラデータパケットおよび誤り訂正パケッ
トを増幅し、濾過する送信機122に電気的に結合される。該送信機は、FEC
トランスバンド中央局104に無線でアップリンクベアラデータパケットおよび
アップリンク誤り訂正データパケットを伝送するアンテナ124に電気的に結合
される。
【0034】 FECトランスバンド遠隔局106は、図2と図3にそれぞれ描かれている、
TDMA/FDDまたはTDMA/TDD方式に従って、FECトランスバンド
中央局104からダウンリンクベアラデータパケットも受信する。アップリンク
ベアラデータパケットおよびアップリンク誤り訂正データパケット伝送でのよう
に、FECトランスバンド遠隔局プロセッサ112が、ダウンリンクベアラデー
タパケットおよびダウンリンク誤り訂正データパケットの受信のタイミングを調
整する。ダウンリンクベアラデータパケットは、FECトランスバンド中央局1
04に電気的に結合される入出力装置114’から発するダウンリンクトラフィ
ックデータを備える。無線通信システム100のFECトランスバンド中央局1
04側での入出力装置114’は、典型的には、公衆加入電話網(PSTN)ま
たはインターネットなどの通信網へのインタフェースである。
【0035】 アンテナ124は、FECトランスバンド中央局104から無線でダウンリン
クベアラデータパケットよびダウンリンク誤り訂正データパケットを受信する。
アンテナ124は、ダウンリンクベアラデータパケットおよびダウンリンク誤り
訂正データパケットを濾過する受信機126に電気的に結合される。受信機12
6は、搬送周波数からダウンリンクベアラデータパケットおよびダウンリンク誤
り訂正データパケットを抽出する復調器128に電気的に結合される。
【0036】 復調器128は、ダウンリンクベアラデータパケットおよびダウンリンク誤り
訂正データパケットを処理し、誤り訂正アルゴリズムに従ってダウンリンクベア
ラデータパケットを訂正する誤り訂正デコーダ130に電気的に結合される。
【0037】 FECトランスバンド遠隔局106は、復調器128と誤り訂正デコーダ13
0の間で電気的に結合されるベアラ/FECデータレジスタ136を含む。該ベ
アラ/FECデータレジスタ136は、誤り訂正デコーダ130を通したその処
理の前に、ダウンリンクベアラデータパケットおよびダウンリンク誤り訂正デー
タパケットを記憶、蓄積する。
【0038】 図5に図示されるように、FECトランスバンド遠隔局プロセッサ112は、
FECトランスバンド遠隔局106内で処理機能のすべてを実行するCPU13
8を備える。プロセッサ112は、さらに、FECトランスバンド遠隔局106
が、アップリンク帯域内時間スロット109の間にアップリンクベアラデータパ
ケットを、アップリンク帯域そと時間スロット111の間に対応するアップリン
ク誤り訂正データパケットを伝送し、ダウンリンク帯域内時間スロット109の
間にダウンリンクベアラデータパケットを、ダウンリンク帯域外時間スロット1
11のあいだに対応するダウンリンク誤り訂正データパケットを受信できるよう
にする命令を備える。これらの命令は、実装できるか、あるいはCPU138と
は別個のどちらかとなる、例えばROMチップなどの記憶装置に埋め込まれてい
るコンピュータソフトウェアプログラムの形を取る。
【0039】 FECトランスバンド遠隔局プロセッサ112は、無線通信システム100に
よって利用されるFEC方式に関するステータスデータの記憶のために、さらに
多様アメモリロケーションを備える。図解の目的のため、これらのメモリロケー
ションは図5にレジスタとして描かれている。しかしながら、データの記憶およ
びアクセスに対処するあらゆるメモリ記憶伝達手段が利用できることが理解され
なければならない。
【0040】 プロセッサ112は、ダウンリンクベアラタイミングレジスタ140、アップ
リンクベアラタイミングレジスタ142、ダウンリンクFECタイミングレジス
タ144、およびアップリンクFECタイミングレジスタ146を備える。ダウ
ンリンクベアラタイミングレジスタ140は、その間にFECトランスバンド遠
隔局106がFECトランスバンド中央局104からダウンリンクベアラデータ
パケットを受信する、特定の帯域内時間スロット109および特定の時間フレー
ム108を示す同期データを記憶する。アップリンクベアラタイミングレジスタ
142は、その間にFECトランスバンド遠隔局106がFECトランスバンド
中央局104にアップリンクベアラデータパケットを伝送する特定の帯域内時間
スロット109および特定の時間フレーム108を示す同期データを記憶する。
典型的には、FECトランスバンド遠隔局106は、それぞれ、ベアラデータパ
ケットをFECトランスバンド中央局104に伝送し、あらゆる時間フレーム1
06の間に、FECトランスバンド中央局104からベアラデータパケットを受
信する。
【0041】 ダウンリンクFECタイミングレジスタ144は、その間にFECトランスバ
ンド遠隔局106が、FECトランスバンド中央局104からダウンリンク誤り
訂正データパケットを受信する指定された帯域外時間スロットおよび指定された
時間フレーム108を示す同期データを記憶する。アップリンクFECタイミン
グレジスタ146は、その間にFECトランスバンド遠隔局106がFECトラ
ンスバンド中央局104へアップリンク誤り訂正データパケットを伝送する指定
された帯域外時間スロット111および指定された時間フレーム108を示す同
期データを記憶する。前述されたタイミングレジスタのそれぞれに常駐する同期
データは、現在と未来という2つの型に特徴付けられる。現在の同期データは、
現在の時間フレーム組108(1)/(2)に関し、未来の同期データはすぐ次
の時間フレーム組108(1)/(2)に関する。
【0042】 FECトランスバンド中央局104の構成部分は、FECトランスバンド遠隔
局106の構成部分に類似している。すなわち、図4に示されるように、FEC
トランスバンド中央局104は、FECトランスバンド遠隔局106のように、
ダウンリンクベアラデータパケットの多数のFECトランスバンド遠隔局106
への伝送を容易にするために、すべて構成され、互いと、および入出力装置11
4’と配列される、プロセッサ112’、誤り検出エンコーダ116’、誤り訂
正エンコーダ118’、変調器120’、送信機122’、およびアンテナ12
4’を備える。同様に、FECトランスバンド中央局104は、さらに、多数の
FECトランスバンド遠隔局106からのアップリンクベアラデータパケットの
受信を容易にするために、すべてが構成され、互いと、およびプロセッサ112
’、アンテナ124’、および入出力装置114’と配列される、受信機126
’、復調器128’、誤り訂正デコーダ130’、および誤り検出でコーダ13
2’を備える。
【0043】 FECトランスバンド中央局104は、さらに、FECトランスバンド遠隔局
106で利用されるFECデータレジスタ134およびベアラ/FECデータレ
ジスタ136にそれぞれ類似し、ほぼ同じように機能する、FECデータレジス
タ134’のセットおよびベアラ/FECデータレジスタ136’のセットを含
む。FECデータレジスタ134’およびベアラ/FECデータレジスタ136
のそれぞれのセット内のレジスタ数は、時間フレーム組108(1)/(2)(
TDMA/FDD)がサポートするか、あるいは時間フレーム108(3)(T
DMA/TDD)がサポートするFECトランスバンド遠隔局106数に等しい
。FECデータレジスタ134’のセットは、FECトランスバンド遠隔局10
6に関して前述されたのとほぼ同じように、プロセッサ112’、誤り訂正エン
コーダ118’および変調器120’と配列される。同様に、ベアラ/FECデ
ータレジスタ136’のセットは、プロセッサ112’、誤り訂正デコーダ13
0’、および復調器128’と、FECトランスバンド遠隔局106に関して前
述されたのとほぼ同じように配列される。
【0044】 図6に示されるように、FECトランスバンド中央局プロセッサ112’は、
FECトランスバンド中央局104内の処理機能のすべてを実行する、CPU1
38’を備える。プロセッサ112’は、さらに、FECトランスバンド遠隔局
106が、ダウンリンク帯域内時間スロット19の間にダウンリンクベアラデー
タパケットを、ダウンリンク帯域外時間スロット111の間に対応するダウンリ
ンク誤り訂正データパケットを伝送し、アップリンク帯域内時間スロット109
の間にアップリンクベアラデータパケットを、アップリンク帯域外時間スロット
111の間に対応するアップリンク誤り訂正データパケットを受信できるように
する命令を備える。また、これらの命令は、さらに詳細に後述されるように、F
ECトランスバンド中央局104が、システムデータオーバヘッドの改変に応え
て、遠隔局割当て組み合わせを動的に調整できるようにする。これらの命令は、
実装されているか、またはCPU138’とは別個のどちらかであるROMチッ
プ内に埋め込まれたコンピュータソフトウェアプログラムの形を取る。
【0045】 FECトランスバンド中央局プロセッサ112’は、さらに、無線通信システ
ム100によって利用されるFEC方式に関するステータスデータの記憶のため
の多様なメモリロケーションを備える。図解の目的のために、これらのメモリロ
ケーションは、レジスタとして図6に描かれている。しかしながら、データの記
憶およびアクセスに対処するあらゆるメモリ記憶伝達手段が利用できることが理
解されなければならない。
【0046】 プロセッサ112’は、FECトランスバンド遠隔局プロセッサ112により
利用される、ぞれぞれ、ダウンリンクベアラタイミングレジスタ140、アップ
リンクベアラタイミングレジスタ142、ダウンリンクFECタイミングレジス
タ144およびアップリンクFECタイミングレジスタ146に類似し、それら
とほぼ同じように機能するダウンリンクベアラタイミングレジスタ140’、ア
ップリンクベアラタイミングレジスタ142’、ダウンリンクFECタイミング
レジスタ144’、およびアップリンクFECタイミングレジスタ146’のセ
ットを備える。ダウンリンクベアラタイミングレジスタ140’、アップリンク
ベアラタイミングレジスタ142’、ダウンリンクFECタイミングレジスタ1
44’およびアップリンクFECタイミングレジスタ146’の各セット内のレ
ジスタの数は、時間フレーム組108(1)/(2)(TDMA/FDD)がサ
ポートする、あるいは時間フレーム108(3)(TDMA/TDD)がサポー
トするFECトランスポート遠隔局106の数に等しい。
【0047】 FECトランスバンド中央局104は、各時間スロット110の性質(つまり
、それが未使用であるのか、帯域内時間スロット109として使用されるのか、
あるいは帯域外時間スロット111として使用されるのか)および特定のFEC
トランスバンド遠隔局106または各時間スロット110を使用するFECトラ
ンスバンド遠隔局106を制御する。この機能を容易にするために、プロセッサ
112’は、ダウンリンク時間スロットレジスタ148’のセットおよびアップ
リンク時間スロットレジスタ150’のセットを備える。ダウンリンク時間スロ
ットレジスタ148’内のレジスタ数は、FECトランスバンド遠隔局106が
使用可能なダウンリンク時間スロット110の数に等しく、アップリンク時間ス
ロットレジスタ150’のセット内のレジスタ数は、FECトランスバンド遠隔
局106が使用できるアップリンク時間スロット110の数に等しい。各レジス
タは、ダウンリンク時間スロットレジスタ148’のセットおよびアップリンク
時間スロットレジスタ150’のセット内の各レジスタは、現在の時間スロット
型(未使用、帯域内、帯域外)、各時間スロット110を使用するFECトラン
スバンド遠隔局(複数の場合がある)(106)の識別(ある特定の帯域外時間
スロット111が下位帯域外時間スロット111’を含む。特定された複数のF
ECトランスバンド遠隔局106がある可能性がある)および時間スロット11
0が帯域外時間スロット111である場合に、帯域外時間スロット111によっ
て現在サポートされている誤り訂正データオーバヘッドを示すデータを記憶する
【0048】 本発明の原理を記述する上での簡略さの目的のため、FECトランスバンド中
央局104の構成部分だけが、図4と図6に描かれているように、ダウンリンク
周波数とアップリンク周波数(TDMA/FDD)の単一組または単一ダウンリ
ンク/アップリンク周波数組(TDMA/TDD)上で多数のFECトランスバ
ンド遠隔局106と通信するために必要であることが注意されなければならない
。しかしながら、実際には、FECトランスバンド中央局104は、ダウンリン
ク周波数とアップリンク周波数の組(TDMA/FDD)の範囲、またはダウン
リンク/アップリンク周波数(TDMA/TDD)で多数のFECトランスバン
ド遠隔局106と通信し、マルチプレクサおよびデマルチプレクサなどのFEC
トランスバンド遠隔局104では利用されないそれ以外の構成部品を含む。さら
に、FECデータレジスタ134’、ベアラ/FECデータレジスタ136’、
ダウンリンクベアラタイミングレジスタ140’、アップリンクベアラタイミン
グレジスタ142’、ダウンリンクFECタイミングレジスタ144’、アップ
リンクFECタイミングレジスタ146’、ダウンリンク時間スロットレジスタ
148’、およびアップリンク時間スロットレジスタ150’のそれぞれのセッ
トの数は、ダウンリンクおよびアップリンク周波数組(TDMA/FDD)の数
、または無線通信システム100によって利用されるダウンリンク/アップリン
ク周波数(TDMA/TDD)の数に等しい。
【0049】 図2および図4を参照すると、TDMA/FDDフォーマットで構成される無
線通信システム100の動作は、ダウンリンク時間フレーム108(1)および
アップリンク時間フレーム108(2)中のFECトランスバンド中央局104
とある特定のFECトランスバンド遠隔局106間でのベアラデータパケットお
よび誤り訂正データパケットの伝送に関して記述される。
【0050】 FECトランスバンド中央局104は、ダウンリンク時間フレーム108(1
)の指定された帯域内時間スロット109(1)の間にFECトランスバンド遠
隔局106にベアラデータパケットを伝送する。FECトランスバンド遠隔局1
06は、ベアラデータパケットを受信し、記憶する。FECトランスバンド中央
局104は、存在する場合、ベアラデータパケットに対応する誤り訂正データを
記憶する。FECトランスバンド中央局104が、下位帯域外時間スロット11
1(1)’の間にFECトランスバンド遠隔局106に誤り訂正データパケット
を伝送しない場合、FECトランスバンド中央局104は、その間に対応するベ
アラデータパケットが伝送される同じダウンリンク時間フレーム108(1)の
指定されたダウンリンク帯域外時間スロット111(1)の間に、FECトラン
スバンド遠隔局106に誤り訂正データパケットとして、誤り訂正データを伝送
する。FECトランスバンド遠隔局106は、誤り訂正データパケットを受信し
、ベアラデータパケットを訂正する。
【0051】 例えば、FECトランスバンド遠隔局106が、図2に描かれているように、
FECトランスバンド遠隔局4である場合、FECトランスバンド中央局104
は、ベアラデータパケットに対応する誤り訂正データを記憶する一方で、ダウン
リンク時間フレーム108(1)の間に1つのベアラデータパケットをFECト
ランスバンド遠隔局4に伝送する。FECトランスバンド遠隔局4は、ダウンリ
ンク時間フレーム108(1)の時間スロットD7の間にベアラデータパケット
を受信、記憶する。FECトランスバンド中央局104は、その間にベアラデー
タパケットが伝送されるのと同じダウンリンク時間フレーム108(1)の間に
、FECトランスバンド遠隔局4に誤り訂正データを伝送する。FECトランス
バンド遠隔局4は、時間スロットD12の間に誤り訂正データパケットを受信し
、ベアラデータパケットを訂正する。
【0052】 しかしながら、FECトランスバンド中央局104が、ダウンリンク下位帯域
外時間スロット111(1)’の間に誤り訂正データパケットを伝送すると、F
ECトランスバンド中央局104は、多数のダウンリンク時間フレーム108(
1)の間にそれぞれ伝送される多数のベアラデータパケットに対応する誤り訂正
データを記憶、蓄積する。FECトランスバンド遠隔局106は、それが対応す
る誤り訂正データパケットを受信するまで多数のベアラデータパケットを受信、
記憶および蓄積する。FECトランスバンド中央局104は、指定された時間フ
レーム108(1)の指定されたダウンリンク帯域外時間スロット111(1)
の間に、FECトランスバンド遠隔局106に、誤り訂正データパケットとして
蓄積された誤り訂正データを伝送する。FECトランスバンド遠隔局は、誤り訂
正データパケットを受信し、多数の蓄積されたベアラデータパケットを訂正する
【0053】 例えば、FECトランスバンド遠隔局106が、図2に描かれているように、
FECトランスバンド遠隔局2であり、FECトランスバンド遠隔局1から3が
、それぞれ33 1/3%のオーバヘッド定格を有する場合、FECトランスバ
ンド中央局104は、3つのベアラデータパケットに対応する誤り訂正データを
蓄積する一方で、それぞれ、3つのダウンリンク時間フレーム108(1)の間
に、3つのベアラデータパケットをFECトランスバンド遠隔局2に伝送する。
FECトランスバンド遠隔局2が、3つのダウンリンク時間フレーム108(1
)の時間スロットD2の間に3つのベアラデータパケットを受信、蓄積する。F
ECトランスバンド中央局104は、3番目のベアラデータパケットが伝送され
る間のものと同じダウンリンク時間フレーム108(1)の間に、FECトラン
スバンド遠隔局に誤り訂正データパケットを伝送する。FECトランスバンド遠
隔局2は、時間スロットD10の間に誤り訂正データパケットを受信し、3つの
蓄積されたベアラデータパケットを訂正する。
【0054】 前述された一般的な手順に従い、FECトランスバンド中央局と特定のFEC
トランスバンド遠隔局106間の通信プロセスは、ブロックコーディングを想定
して記述されるが、他の種類のコーディングも、本発明により教示される原則か
ら迷い出すことなく、利用できる。FECトランスバンド中央局プロセッサ11
2’は、最初に、将来の同期データ(つまり、次の時間フレーム組108(1)
/(2))に関する同期データで、ダウンリンクベアラタイミングレジスタ14
0’、アップリンクベアラタイミングレジスタ142’、ダウンリンクFECタ
イミングレジスタ144’およびアップリンクFECタイミングレジスタ146
’のセットのそれぞれの中のFECトランスバンド遠隔局106に関する表示デ
ータを備えるレジスタを更新する。
【0055】 それから、FECトランスバンド中央局プロセッサ112’は、現在の同期デ
ータ(つまり、現在のダウンリンク時間フレーム108(1)とアップリンク時
間フレーム108(2)に関する同期データ)を、ダウンリンクベアラタイミン
グレジスタ140’、アップリンクベアラタイミングレジスタ142’、ダウン
リンクFECタイミングレジスタ144’およびアップリンクFECタイミング
レジスタ144のセットのそれぞれの中のFECトランスバンド遠隔局106に
関してレジスタから得る。同様に、FECトランスバンド遠隔局プロセッサ11
2は、ダウンリンクベアラタイミングレジスタ140、アップリンクベアラタイ
ミングレジスタ142、ダウンリンクFECタイミングレジスタ144、および
アップリンクFECタイミングレジスタ146から現在の同期データを得る。
【0056】 現在の同期データに従って、FECトランスバンド中央局プロセッサ112’
は、FECトランスバンド中央局104に、現在のダウンリンク時間フレーム1
08(1)の指定された帯域内時間スロット109(1)の間にダウンリンクベ
アラデータパケットを伝送するように命令する。プロセッサ112’は、ダウン
リンクベアラタイミングレジスタ140’、アップリンクベアラタイミングレジ
スタ142’、ダウンリンクFECタイミングレジスタ144’およびアップリ
ンクFECタイミングレジスタ146’のセットのそれぞれの中の関連するレジ
スタにアクセスし、そこから将来の同期データを得る。
【0057】 下記にさらに詳説されるように、自動再試行要求(ARQ)信号がFECトラ
ンスバンド遠隔局106によって受信されなかった場合、FECトランスバンド
中央局プロセッサ112’は、入出力装置114’に制御信号を送信し、トラフ
ィックデータのダウンリンクベアラデータパケットとしての誤り検出エンコーダ
116’への転送を命じる。
【0058】 プロセッサ112’は、将来の同期データを示すダウンリンク制御データを誤
り検出エンコーダ116’に転送する。誤り検出エンコーダ116’は、ダウン
リンク制御データを含むダウンリンクベアラデータパケットを付加する。誤り検
出エンコーダ116’は、誤り検出アルゴリズムに従って、ダウンリンクベアラ
データパケットに基づき誤り検出データを生成し、ダウンリンクベアラデータパ
ケットを誤り訂正エンコーダ118’に転送する。誤り訂正エンコーダ’は、誤
り訂正アルゴリズムに従ってダウンリンクベアラデータパケットに基づき誤り訂
正データを生成する。誤り訂正エンコーダ118’は、誤り訂正データを、それ
が、指定されたダウンリンク時間フレーム108(1)の指定されたダウンリン
ク帯域外時間スロット111(1)の間のダウンリンク誤り訂正データパケット
としての伝送のために記憶、および蓄積されるFECデータレジスタ134’の
セットの関連するレジスタに転送する。指定されたダウンリンク時間フレーム1
08(1)が、誤り訂正データパケットがダウンリンク下位帯域外時間スロット
111(1)’で伝送される場合に、現在のダウンリンク時間フレーム108(
1)ではなくてよいことが注意されなければならない。
【0059】 誤り訂正エンコーダ118’は、それがダウンリンク搬送周波数の上に変調さ
れる変調器12’にダウンリンクベアラデータパケットを転送する。それから、
ダウンリンクベアラデータパケットは、それが増幅され、濾過される送信機12
2’に転送される。それから、送信機122’は、ダウンリンクベアラデータパ
ケットを、それがFECトランスバンド遠隔局106のアンテナ124に無線で
伝送されるアンテナ124’に転送する。
【0060】 しかしながら、ARQ信号が受信された場合、FECトランスバンド中央局プ
ロセッサ112’は、入出力装置114’(または内部記憶)に、欠陥のあるベ
アラデータパケットに含まれていたのと同じトラフィックデータを誤り訂正エン
コーダ116’に再転送するように命令する。その後、ダウンリンクベラデータ
データパケットは、FECトランスバンド中央局104を通して、ARQ信号が
受信されなかった場合と同じように処理される。
【0061】 先入れ先出し(FIFO)プロトコルを保つため、過去のダウンリンク時間フ
レーム108(1)の間であるが、欠陥のあるベアラデータパケットの伝送後に
、FECトランスバンド中央局104によって伝送されたあらゆるダウンリンク
ベアラデータパケットは、欠陥のあるベアラパケットに対応するベアラデータパ
ケットの再送に続いて、将来のダウンリンク時間フレーム108(1)の間に再
伝送される。現在のダウンリンク時間フレーム108(1)の間、あるいは将来
のダウンリンク時間フレーム108(1)の間に伝送される、誤り訂正データパ
ケットは、欠陥のあるベアラデータパケットに関連つけられたものと同じ誤り訂
正データをその始めに含む。下記にさらに後述されるように、欠陥のあるベアラ
データパケットの受信の前に受信されたベアラデータパケット、およびこれらの
事前のベアラデータパケットに関する誤り訂正データパケットの一部は、すでに
処理されており、このようにして再伝送される必要はない。
【0062】 現在の同期データに従って、FECトランスバンド遠隔局プロセッサ112は
、FECトランスバンド遠隔局106に、現在のダウンリンク時間フレーム10
8(1)の指定された帯域内スロット109(1)の間にダウンリンクベアラデ
ータパケットを受信するように命令する。FECトランスバンド遠隔局106の
アンテナ124は、ダウンリンクベアラデータパケットを受信する。ダウンリン
クベアラデータパケットは、それが濾過され、復調器128に転送される、受信
機126に転送される。復調器128は、搬送周波数からダウンリンクベアラデ
ータパケットを復調し、ダウンリンクベアラデータパケットを、それが、FEC
トランスバンド遠隔局106がダウンリンク誤り訂正データパケットを受信する
まで記憶される、ベアラ/FECデータレジスタ136に転送する。
【0063】 現在の同期データに従って、FECトランスバンド中央局プロセッサ112’
は、FECトランスバンド中央局104に、指定されたダウンリンク時間フレー
ム108(1)の指定された帯域外時間スロット111(1)の間にダウンリン
ク誤り訂正データパケットを伝送するように命令する。
【0064】 現在の同期データが、ダウンリンク誤り訂正データパケットが、現在のダウン
リンク時間フレーム108(1)の間にFECトランスバンド遠隔局106に伝
送されてはならないことを示す場合、FECトランスバンド中央局プロセッサ1
12’が、FECトランスバンド中央局104に、現在のダウンリンク時間フレ
ーム108(1)の間はダウンリンク誤り訂正データパケットを伝送しないよう
に命令する。代わりに、FECデータレジスタ132’の関連するレジスタに記
憶される誤り訂正データは、将来のダウンリンク時間フレーム108(1)の間
に、ダウンリンク誤り訂正データパケットとして、FECトランスバンド遠隔局
106に伝送される。
【0065】 現在の同期データが、ダウンリンク誤り訂正データパケットが、現在のダウン
リンク時間フレーム108(1)の間に伝送されなければならないことを示す場
合、FECトランスバンド中央局プロセッサ122’は、FECトランスバンド
中央局104に、現在のダウンリンクじかフレーム108(1)の指定されたダ
ウンリンク帯域外時間スロット111(1)の間にダウンリンクベアラデータパ
ケットを伝送するように命令する。
【0066】 FECトランスバンド中央局プロセッサ112’は、FECデータレジスタ1
34’のセットの関連するレジスタに、それに、ダウンリンク誤り訂正データパ
ケットとして誤り訂正データを、それがアップリンク搬送周波数の上に変調され
る変調器120’に転送するように促す制御信号を送信する。それから、ダウン
リンク誤り訂正データパケットは、それが増幅、濾過される送信機122’に転
送される。それから、送信機122’は、それが、現在のダウンリンク時間フレ
ーム108(1)の指定されたダウンリンク帯域外時間スロット111(1)の
間にFECトランスバンド遠隔局106のアンテナ124に無線で伝送される、
アンテナ124’にダウンリンク誤り訂正データパケットを転送する。
【0067】 現在の同期データに従って、FECトランスバンド遠隔局プロセッサ112は
、FECトランスバンド遠隔局106に、誤り訂正データパケットがダウンリン
ク下位帯域外時間スロット111(1)’で伝送される場合には現在のダウンリ
ンク時間フレーム108(1)ではない可能性がある、指定されたダウンリンク
時間フレーム108(1)の指定されたダウンリンク帯域外時間スロット111
(1)の間にダウンリンク誤り訂正データパケットを受信するように命令する。
【0068】 現在の同期データが、ダウンリンク誤り訂正データパケットが現在のダウンリ
ンク時間フレーム108(1)の間にFECトランスバンド遠隔局106によっ
て受信されてならないことを示す場合、FECトランスバンド遠隔局プロセッサ
112は、FECトランスバンド遠隔局106に、誤り訂正データパケットを受
信せず、受信されたダウンリンクベアラデータパケットのどれも訂正しないよう
に命令する。代わりに、ベアラ/FECデータレジスタ136に記憶されるベア
ラデータパケットは、将来のダウンリンク時間フレーム108(1)の間に訂正
される。
【0069】 現在の同期データが、ダウンリンク誤り訂正データパケットが、現在のダウン
リンク時間フレーム108(1)の間にFECトランスバンド遠隔局106によ
って受信されなければならないことを示す場合、FECトランスバンド遠隔局プ
ロセッサ112は、FECトランスバンド遠隔局106に、誤り訂正データパケ
ットを受信し、受信されたダウンリンクベアラデータパケットを訂正するように
命令する。FECトランスバンド遠隔局106のアンテナ124は、ダウンリン
ク誤り訂正データパケットを受信する。ダウンリンク誤り訂正データパケットは
、それが濾過され、復調器128に転送される受信機126に転送される。復調
器128は、ダウンリンク誤り訂正データパケットを搬送周波数から抽出し、ダ
ウンリンク誤り訂正データパケットをベアラ/FECデータレジスタ136に転
送する。
【0070】 FECトランスバンド遠隔局プロセッサ112が、最初にベアラデータ/FE
Cレジスタ134に制御信号を送信し、入力されたダウンリンクベアラデータパ
ケットおよび第1ダウンリンクベアラデータパケットに関連つけられたダウンリ
ンク誤り訂正データパケットの一部を誤り訂正デコーダ130に転送する。下位
帯域外時間スロット111(1)’が活用されない場合、第1ダウンリンクベア
ラデータパケットが、ベアラデータ/FECレジスタ134内の唯一のダウンリ
ンクベアラデータパケットとなり、ダウンリンク誤り訂正データパケット全体が
このダウンリンクベアラデータパケットに一致することが注意されなければなら
ない。しかしながら、下位帯域外時間スロット111(1)’が活用される場合
には、第1ダウンリンクベアラデータパケットが、ベアラデータ/FECレジス
タ134内の複数のダウンリンクベアラデータパケットの第1となり、ダウンリ
ンク誤り訂正データパケットの一部だけがこのダウンリンクベアラデータパケッ
トに一致するだろう。それから、誤り訂正デコーダ130は、誤り訂正データを
生成するために、FECトランスバンド中央局104によって使用された誤り訂
正アルゴリズムの範囲内で、ダウンリンクベアラデータパケットを訂正する。そ
の後、訂正されたダウンリンクベアラデータパケットは、それがあらゆる残留誤
りの存在を確定するために処理される、誤り検出デコーダ132に転送される。
【0071】 誤り検出デコーダ132が訂正されたダウンリンクベアラデータパケット内の
残留誤りを感知しない場合、誤り検出デコーダ132は、プロセッサ112に、
誤り検出デコーダ132が、現在、有効なダウンリンクベラデータパケットを処
理することを示す制御信号を送信する。それから、ダウンリンク制御データは、
ダウンリンクベアラデータパケットから分離される。ダウンリンクベアラデータ
パケットは、それが有効なダウンリンクベアラデータパケットとして処理される
入出力装置114に転送され、ダウンリンク制御データは、それが相応して処理
されるプロセッサ112に転送される。
【0072】 誤り検出デコーダ132が、第1訂正済みダウンリンクベアラデータパケット
内で少なくとも1つの残留誤りを感知し、このようにして欠陥のあるダウンリン
クベアラデータパケットを検出する場合、誤り検出デコーダ132は、プロセッ
サ112に、欠陥のあるダウンリンクベアラデータパケットの存在を示す制御信
号を送信する。入出力装置が遅延に敏感ではない場合(例えば、データ装置)、
欠陥のあるダウンリンクベアラデータパケットは入出力装置114に転送されな
い。代わりに、プロセッサ112は、FECトランスバンド遠隔局106に、次
に使用可能なアップリンク時間フレーム108(2)の帯域内時間スロットの間
に、ARQアップリンク制御データをFECトランスバンド中央局104に伝送
するように命令する。アップリンク制御データは、特定の欠陥のあるベアラデー
タパケットも示す。欠陥のあるベアラデータパケットおよび過去に伝送されたあ
らゆるそれ以降のデータパケットが再送されるため、プロセッサ112は、誤り
訂正デコーダ130およびベアラ/FECデータレジスタ136に制御信号を送
信し、その中のダウンリンクベアラデータおよびダウンリンク誤り訂正データを
パージする。パージされたベアラデータパケットに関連付けられ、将来のダウン
リンク時間フレーム108(1)の間に受信された残っているダウンリンク誤り
訂正データもパージされる。いくつかのアプリケーションでは、残留誤りは、遅
延を回避するために許容できる。このような場合、ダウンリンクベアラデータパ
ケットは、それが相応して処理され、このようにしてARQアップリンク制御デ
ータがFECトランスバンド中央局104に伝送されない、入出力装置14に転
送される。
【0073】 代替実施態様では、残りのダウンリンクベアラデータおよび対応するダウンリ
ンク誤り訂正データがパージされず、欠陥のあるダウンリンクベアラデータパケ
ットだけが再び再伝送される。すなわち、欠陥のあるベアラデータパケットの受
信に続いて、FECトランスバンド遠隔局106によって受信されたダウンリン
クベアラデータパケットおよびこれらのベアラデータパケットに対応するダウン
リンク誤り訂正データは、再び再伝送されない。FECトランスバンド遠隔局1
06が、再伝送されたダウンリンクベアラデータパケットおよびダウンリンクベ
アラデータパケットに対応するダウンリンク誤り訂正データを受信すると、再伝
送されたダウンリンクベアラデータパケットは最初に訂正され、残りのダウンリ
ンクベアラデータパケットは、欠陥のあるダウンリンクベアラデータパケットが
絶対になかった場合と同様に訂正される。
【0074】 入出力装置114が遅延に敏感である場合(例えば、音声エンコーダ/デコー
ダ)、欠陥のあるダウンリンクベアラデータパケットは、欠陥のあるアップリン
クトラフィックデータとして入出力装置114に出力される。しかしながら、プ
ロセッサ112は、欠陥のあるダウンリンクトラフィックデータを示す制御信号
を入出力装置114に送信する。
【0075】 残留誤りが訂正されたベアラデータパケットで検出されない場合、あるいは入
出力装置114が遅延に敏感な場合には、プロセッサ112は、該当する場合、
次のダウンリンクベアラデータパケット、および次のダウンリンクベアラデータ
パケットに関連つけられた誤り訂正データパケットの一部を誤り訂正デコーダ1
30に転送するためにベアラ/FECデータレジスタ136に制御信号を送信す
る。誤り訂正デコーダ130は、誤り訂正アルゴリズムの範囲内で次のダウンリ
ンクベアラデータパケットを訂正する。それから、訂正されたダウンリンクベア
ラデータパケットは、前述された第1ダウンリンクベアラデータパケットと同じ
ように処理される。
【0076】 このダウンリンクベアラデータパケット訂正および検出プロセスは、現在ベア
ラ/FECデータレジスタ136内に記憶されている、ダウンリンクベアラデー
タパケットのすべてがFECトランスバンド遠隔局106を通して処理されるま
で繰り返される。また、いくつかの例では、受信されたダウンリンク誤り訂正パ
ケットに含まれている誤り訂正データが受信されたダウンリンクベアラデータパ
ケットの正確な数に一致しないことも注意されなければならない。受信された誤
り訂正データの量は、記憶され、蓄積されているダウンリンクベアラデータパケ
ットのすべてを訂正するために必要とされる量より多い、または少ない場合があ
る。
【0077】 下位帯域外スロット111(1)’を利用するときにベアラデータパケットを
符号化する代替方法では、分割可能な誤り訂正データパケット(つまり、その部
分がそれぞれ複数のベアラデータパケットに一致する誤り訂正データパケット)
を生成するよりむしろ、全体として複数のベアラデータパケットに一致する誤り
訂正データパケットが生成される。すなわち、ベアラデータの価値がある複数の
時間スロットは、FECトランスバンド中央局104の誤り訂正エンコーダ11
8’に転送され、そこでは全体としてベアラデータに相当する誤り訂正データが
生成される。ベアラデータは、それが複数のダウンリンク時間フレーム108(
1)上で受信され、蓄積されるFECトランスバンド遠隔局106に、複数のベ
アラデータパケットとして伝送される。誤り訂正データは、誤り訂正データパケ
ットとして、それが、全体として複数のベアラデータパケットを訂正するために
使用される、FECトランスバンド遠隔局106に伝送される。残留誤りが検出
されると、FECトランスバンド遠隔局106は、複数のベアラデータパケット
および誤り訂正データパケットが再伝送されなければならないことを示す制御信
号をFECトランスバンド中央局104に送信する。
【0078】 FECトランスバンド中央局プロセッサ112’は、最後に、ダウンリンクベ
アラタイミングレジスタ140’、アップリンクベアラタイミングレジスタ14
2’、ダウンリンクFECタイミングレジスタ144’およびアップリンクFE
Cタイミングレジスタ146’のセットの関連するレジスタ内に記憶される将来
の同期データを、下記にさらに詳説されるように、次の時間フレーム組108(
1)/(2)の間に使用される現在の同期データの上に搬送する。
【0079】 現在の同期データに従って、FECトランスバンド遠隔局プロセッサ112は
、FECトランスバンド遠隔局106に、アップリンクベアラデータパケットお
よびアップリンク誤り訂正データパケットを生成、伝送するように命令し、FE
Cトランスバンド中央局プロセッサ112’は、FECトランスバンド中央局1
04に、アップリンクベアラデータパケットおよびアップリンク誤り訂正データ
パケットを、ダウンリンクベアラデータパケットおよびダウンリンク誤り訂正デ
ータパケットに関して前述されたのと同じように受信、訂正するように命令する
。しかしながら、FECトランスバンド遠隔局106がアップリンクベアラデー
タパケット上に符号化する任意の制御信号は、同期データの制御がFECトラン
スバンド中央局104で集中化されていないため、同期データを含まない。
【0080】 TDMA/TDDフォーマットで構成される無線通信システム100の動作は
、TDMA/FDDフォーマットで構成される無線通信システム100に関して
、前述された動作に類似しており、相違は、FECトランスバンド遠隔局106
が、ダウンリンク時間フレーム108(1)およびアップリンク時間フレーム1
08(2)よりむしろ、単一ダウンリンク/アップリンク時間フレーム108(
3)の間に、ダウンリンクベアラデータパケットおよびダウンリンク誤り訂正デ
ータパケットを受信し、アップリンクベアラデータパケットおよびアップリンク
誤り訂正データパケットを伝送するという点である。
【0081】 FECトランスバンド遠隔局106が、ダウンリンクベアラデータパケット、
アップリンクベアラデータパケット、ダウンリンク誤り訂正ブロック、およびア
ップリンク誤り訂正データパケットを伝送するか、受信するかのどちらかを行う
順序は、前述された順序に制限されず、本発明により教示される原則から迷い出
すことなく任意の順序で伝送されてよいことが注意されるべきである。
【0082】 図2と図7を参照すると、TDMA/FDDフォーマットで構成される無線通
信システム100の動作は、現在のダウンリンク時間フレーム108(1)とア
ップリンク時間フレーム108(2)中のFECトランスバンド中央局104と
多数のFECトランスバンド遠隔局106間のダウンリンクおよびアップリンク
周波数組上での、ベアラデータパケットおよび誤り訂正データパケットの伝送に
関してシステムレベルで記述される。
【0083】 無線通信システム100は、本明細書の目的のため、集合的にシステムデータ
オーバヘッドと呼ばれるだろう、システム誤り訂正データオーバヘッド(つまり
、FECトランスバンド中央局と現在通信中のFECトランスバンド遠隔局10
6に必要とされる総誤り訂正データオーバヘッド)、およびシステムトラフィッ
クデータオーバヘッド(つまり、FECトランスバンド中央局と現在通信中のF
ECトランスバンド遠隔局106に必要とされる総トラフィクデータオーバヘッ
ド)を含む。無線通信システム100は、現在の遠隔局割当て組み合わせ(図2
に図示されるように、FECトランスバンド遠隔局1から3が、それぞれ時間ス
ロットD1、D2およびD5にダウンリンク帯域内時間スロット109(1)と
して、および時間スロットD10にダウンリンク帯域外時間スロット11(1)
として割り当てられ、FECトランスバンド遠隔局4はダウンリンク帯域内時間
スロット109(1)として時間スロットD7に、および帯域外時間スロット1
11(1)として時間スロット12に割り当てられる)も含む。現在の遠隔局割
当て組み合わせは、システムデータオーバヘッドが未変更のままである限り、変
化しない。しかしながら、FECトランスバンド遠隔局がFECトランスバンド
中央局(これ以降「開始側FECトランスバンド遠隔局」と呼ばれる)との通信
を開始しようとする場合、FECトランスバンド遠隔局がFECトランスバンド
中央局(これ以降、「終了側FECトランスバンド遠隔局」と呼ばれる)との通
信を終了しようとする場合、あるいはFECトランスバンド遠隔局がその誤り訂
正オーバヘッド定格を改変しようとする場合(これ以降、オーバヘッド改変側F
ECトランスバンド遠隔局)と呼ばれる)など、システムデータオーバヘッドが
改変されなければならない一定の例がある。この場合、現在の遠隔局割当て組み
合わせは、システムデータオーバヘッド内の変更に対処するために将来の遠隔局
割当て組み合わせを選択することによって変更される。
【0084】 ステップ152では、FECトランスバンド中央局104は、現在のダウンリ
ンク時間フレーム108(1)およびアップリンク時間フレーム108(2)(
時間フレーム組108(1)/(2))の始まりの間に、無線通信システム10
0のシステムデータオーバヘッドが次の時間フレーム組108(1)/(2)で
変更されなければならないかどうかを判断する。FECトランスバンド中央局プ
ロセッサ112’は、最初に、FECトランスバンド遠隔局106が、FECト
ランスバンド中央局104との通信を開始しようとするかどうかを判断する。F
ECトランスバンド遠隔局106は、その後、専用一斉送信路で、アップリンク
時間フレーム108(2)の専用一斉送信時間スロット(描かれていない)の間
にFECトランスバンド中心局104によって受信され、処理される要求信号を
伝送することによって、FECトランスバンド中央局104との通信の開始を要
求する。
【0085】 FECトランスバンド中央局プロセッサ112’は、第2に、FECトランス
バンド遠隔局106が、FECトランスバンド中央局104との現在の通信で、
FECトランスバンド中央局104との通信を終了しようとするかどうかを判断
する。FECトランスバンド遠隔局106は、その後、FECトランスバンド中
央局104によって受信、処理されるアップリンク時間フレーム108(2)の
帯域内時間スロット109(2)の間にFECトランスバンド中央局104との
通信を終了するという要求を示す制御データを含むベアラデータパケットを伝送
することにより、FECトランスバンド中央局104との通信の終了を要求する
【0086】 FECトランスバンド中央局プロセッサ112’は、第3に、現在FECトラ
ンスバンド中央局104との通信中であるFECトランスバンド遠隔局06が、
ダウンリンク伝送に関してそのオーバヘッド定格を調整しようとするのか、ある
いはFECトランスバンド中央局104が、アップリンク伝送に関してFECト
ランスバンド遠隔局106のオーバヘッド定格を調整しようとするのかを判断す
る。FECトランスバンド遠隔局106は、その後、FECトランスバンド中央
局104によって受信、処理されるアップリンク時間フレーム108(2)の帯
域内時間スロット109(2)の間に誤り訂正アルゴリズムの選択を示す制御デ
ータを含むベアラデータパケットを伝送することにより、そのオーバヘッド定格
の調整を要求する。FECトランスバンド中央局104は、ダウンリンク時間フ
レーム108(1)の帯域内時間スロット109(1)の間に誤り訂正アルゴリ
ズムの選択を示す制御データを伝送することによって、FECトランスバンド遠
隔局16のオーバヘッド定格の調整を要求する。
【0087】 FECトランスバンド中央局104が、FECトランスバンド中央局104と
の通信を初期化する、FECトランスバンド中央局との通信を終了する、あるい
はFECトランスバンド遠隔局106またはFECトランスバンド中央局104
のどちらかによる要求がない場合に、FECトランスバンド遠隔局106のオー
バヘッド定格を調整するという要求を示す信号をFECトランスバンド遠隔局1
06から受信しない場合、FECトランスバンド中央局は、システムデータオー
バヘッドが変更されてはならないと判断する。それから、無線通信システム10
0は、ステップ160を通って、FECトランスバンド中央局104が、FEC
トランスバンド中央局104と現在通信中であるFECトランスバンド遠隔局1
06と通信するステップ154に移動する。
【0088】 ステップ154では、FECトランスバンド中央局104は、FEC中央トラ
ンスバンド局と現在通信中であるFECトランスバンド遠隔局106があるかど
うかを判断する。どのFECトランスバンド遠隔局106もFECトランスバン
ド中央局104と現在通信中でない場合、無線通信システム100は、FECト
ランスバンド中央局104が、再び、次の時間フレーム組108(1)/(2)
の間に、システムデータオーバヘッドが変更されなければならないかどうかを判
断する。
【0089】 ステップ154で、あらゆるFECトランスバンド遠隔局106が、現在FE
Cトランスバンド中央局104と通信中である場合には、FECトランスバンド
中央局104は、ステップ156で将来の同期データを確定する。すなわち、F
ECトランスバンド中央局プロセッサ112’は、FECトランスバンド遠隔局
106ごとに、その間にベアラデータパケットがそれぞれ伝送、受信される次の
帯域内時間スロット組109(1)/(2)および次の時間フレーム組108(
1)/(2)を確定する。FECトランスバンド中央局112’も、FECトラ
ンスバンド遠隔局106ごとに、次の帯域外時間スロット111(1)および帯
域外時間スロット111(2)を確定する(その間に、FECトランスバンド遠
隔局106が、それぞれ誤り訂正データパケットを受信、伝送する、帯域外時間
スロット組111(1)/(2)および次の時間フレーム組108(1)/(2
))。それから、FECトランスバンド中央局プロセッサ112’は、相応して
、ダウンリンクベアラタイミングレジスタ140’、アップリンクベアラタイミ
ングレジスタ142’、ダウンリンク誤り訂正タイミングレジスタ144’およ
びアップリンク誤り訂正タイミングレジスタ146’の将来のセットの中の将来
の同期データをこの情報で更新する。
【0090】 FECトランスバンド遠隔局106が(遠隔局の起動、終了、またはオーバヘ
ッドの変更のために)割り当てし直されない限り、それぞれFECトランスバン
ド遠隔局106によって使用される特定の帯域内時間スロット組109(1)/
(2)および帯域外時間スロット組111(1)/(2)は不変のままである。
この場合、帯域内時間スロット組109(1)/(2)および帯域外時間スロッ
ト組111(1)/(2)に関する同期データは、時間フレームごとに同じまま
である。
【0091】 FECトランスバンド遠隔局106のどれかが下位帯域外時間スロット組11
1(1)/(2)’を利用すると、これらのFECトランスバンド遠隔局106
のそれぞれは毎回フレーム組108(1)/(2)を使用しないが、むしろ毎回
フレーム組108(1)/(2)を共用する。この場合、時間フレーム組108
(1)/(2)に関する同期データは変更する。ある特定の帯域外時間スロット
組111(1)/(2)を共用する複数の遠隔局106に関して、FECトラン
スバンド中央局プロセッサ112’が、以下の基準を考慮することにより、次の
時間フレーム組108(1)/(2)の間にそれぞれ誤り訂正データを伝送、受
信するために、FECトランスバンド遠隔局106を選択する。
【0092】 ある特定のダウンリンク下位帯域外時間スロット111(1)’に関して、選
択された特定のFECトランスバンド遠隔局106は、FECトランスバンド中
央局104が、ダウンリンク時間フレーム108(1)の間に誤り訂正データパ
ケットの受信直前に、そのために現在最大量の誤り訂正データを記憶しているも
のである。FECトランスバンド中央局104が、そのために最大量の誤り訂正
データを記憶している2つまたは3つ以上のFECトランスバンド遠隔局106
がある場合、最も少ないオーバヘッド定格を有するFECトランスバンド遠隔局
106(つまり、指定された量のダウンリンク時間フレーム108(1)で最大
時間遅延を被るFECトランスバンド遠隔局106)が選択される。最も少ない
オーバヘッド定格を有する2つまたは3つ以上のFECトランスバンド遠隔局1
06がある場合には、FECトランスバンド中央局プロセッサ112’は、最初
にFECトランスバンド中央局104との通信を初期化したFECトランスバン
ド遠隔局106を選ぶ。
【0093】 例えば、図8は、単一のダウンリンク帯域外時間スロット111(1)を共用
する3つのFECトランスバンド遠隔局106(FECトランスバンド遠隔局1
から3)の誤り訂正ブロック伝送シーケンスを示す。ダウンリンク時間フレーム
08ごとに、FECトランスバンド中央局104の中にFECトランスバンド遠
隔局1から3のそれぞれに蓄積される誤り訂正オーバヘッドの量が示される。蓄
積される誤り訂正オーバヘッドの量は、さらに、「グロスオーバヘッド」、つま
りダウンリンク時間フレーム108の共用されるダウンリンク帯域外時間スロッ
ト109(1)の間に誤り訂正データパケットの伝送がないことを考慮に入れて
ダウンリンク時間フレーム108(1)の最後で蓄積される誤り訂正データ、お
よび「正味オーバヘッド」、つまりそのダウンリンク時間フレーム108の共用
されるダウンリンク帯域外時間スロット109(1)の間の誤り訂正データパケ
ットの伝送を考慮に入れてそのダウンリンク時間フレーム108(1)での蓄積
された誤り訂正データオーバヘッドに分割される。FECトランスバンド遠隔局
1から3のそれぞれが、33 1/3%オーバヘッド定格を有する。
【0094】 ダウンリンク時間フレーム1の間、FECトランスバンド遠隔局1から3に関
するグロスオーバヘッドはそれぞれ100%、33%および67%であることが
示される。FECトランスバンド遠隔局1に関するグロスオーバヘッドが最大で
あるため、FECトランスバンド遠隔局1が、時間フレーム1の間にFECトラ
ンスバンド中央局104から誤り訂正データパケットを受信するために、過去の
ダウンリンク時間フレーム108の中でFECトランスバンド中央局プロセッサ
によって選択されたのだろう。FECトランスバンド遠隔局3に関するグロスオ
ーバヘッドは時間フレーム2の間に最大になるため、ダウンリンク時間フレーム
1の始まりで、FECトランスバンド中央局プロセッサ112’は、ダウンリン
ク時間フレーム2の間に誤り訂正データパケットを受信するためにFECトラン
スバンド遠隔局3を選択する。時間フレーム1の間、100%のオーバヘッドを
有し、FECトランスバンド遠隔局1に関して蓄積された誤り訂正データを備え
る誤り訂正データパケットは、FECトランスバンド遠隔局1に伝送される。そ
の結果として、FECトランスバンド遠隔局1に関する正味オーバヘッドは10
0%から0%に変化し、それぞれFECトランスバンド遠隔局1と2に関する正
味オーバヘッドは、33%と67%で未変更のままである。
【0095】 時間フレーム2の間、ベアラデータパケットのそれぞれのFECトランスバン
ド遠隔局1から3への伝送に続いて、33%より多いオーバヘッドがFECトラ
ンスバンド遠隔局1から3のそれぞれに関して蓄積され、このようにしてそれぞ
れ、FECトランスバンド遠隔局1から3に対して33%、67%、および10
0%というグロスオーバヘッドを生じさせる。時間フレーム2の間、100%オ
ーバヘッドを有し、FECトランスバンド遠隔局3に関して蓄積された誤り訂正
データを備える誤り訂正データパケットは、FECトランスバンド遠隔局3に伝
送される。その結果、FECトランスバンド遠隔局3に関する正味オーバヘッド
は、100%から0%に変化し、FECトランスバンド遠隔局1と2に関する正
味オーバヘッドは33%と67%で未変更のままである。
【0096】 図8に示されているように、前述された基準に従うことによって、3つの時間
フレームごとに繰り返す周期的なパターン(FECトランスバンド遠隔局1から
3は、次の順序で誤り訂正データパケットを受信する。つまり1,3,2である
)は、時間フレーム1で開始する。すなわち、FECトランスバンド遠隔局1は
、それぞれ、時間フレーム1,4,7等の間に誤り訂正データパケットを受信す
る。FECトランスバンド遠隔局2は、それぞれ、時間フレーム3、6、9等の
間に誤り訂正データパケットを受信する。FECトランスバンド遠隔局3は、そ
れぞれ、時間フレーム2、5、8等の間に誤り訂正データパケットを受信する。
【0097】 図9は、3つのFECトランスバンド遠隔局106(FECトランスバンド遠
隔局1から3)のそれぞれが、20%のオーバヘッド定格(合計60%)を有す
る誤り訂正データパケットシーケンスを示す。分かるように、周期的なパターン
は、図8に関して前述されたものと同じである。しかしながら、FECトランス
バンド遠隔局1から3のそれぞれにより受信される誤りデータパケットは、10
0%のオーバヘッドよりむしろ60%を有する。
【0098】 図10は、3つのFECトランスバンド遠隔局106(FECトランスバンド
遠隔局1から3)がそれぞれ20%、50%、および10%のオーバヘッド定格
(合計80%)を有する誤り訂正データパケットシーケンスを示す。分かるよう
に、7つの時間フレームおきに繰り返す周期的なパターン(FECトランスバン
ド遠隔局1から3は、次の順序で誤り訂正データパケットを受信する。つまり、
2,1,2,2,1,2,3)は、時間フレーム6で開始する。すなわち、FE
Cトランスバンド遠隔局1は、時間フレーム7,10、14、17等の間にそれ
ぞれ誤り訂正データパケットを受信する。FECトラスバンド遠隔局2は、時間
フレーム6,8,9,11,13,15,16,18等の間にそれぞれ誤り訂正
データパケットを受信する。FECトランスバンド遠隔局1から3によって受信
される誤り訂正データパケットは、変化する。FECトランスバンド遠隔局1は
、60%または80%のどちらかのオーバヘッドを有する誤り訂正データパケッ
トを受信する。FECトランスバンド遠隔局2は、50%または100%どちら
かのオーバヘッドを有する誤り訂正データパケットを受信する。FECトランス
バンド遠隔局3は、70%のオーバヘッドを有する誤り訂正データパケットを受
信する。
【0099】 図8、図9および図10に示されるように、作成された特定の周期的なパター
ンは、ダウンリンク帯域外時間スロット111(1)を共用するFECトランス
バンド遠隔局106のそれぞれのオーバヘッド定格に依存する。
【0100】 このようにして、FECトランスバンド中央局プロセッサ112’は、前記基
準に従って、次のダウンリンク時間フレーム108(1)の共用されたダウンリ
ンク帯域外時間スロット111(1)の間に誤り訂正データパケットを受信する
特定のFECトランスバンド遠隔局106を選択する。同様にして、FECトラ
ンスバンド中央局プロセッサ112’は、次のアップリンク時間フレーム108
(2)の共用されるアップリンク帯域外時間スロット111(2)の間に誤り訂
正データパケットを伝送する、特定のFECトランスバンド遠隔局106を選択
する。誤り訂正データを受信するために、ある特定のFECトランスバンド遠隔
局に必要とされるオーバヘッドは、特定のFECトランスバンド遠隔局106が
誤り知性データを伝送するために必要とされるオーバヘッドとは異なることがあ
るので、特定のFECトランスバンド遠隔局106に関するダウンリンク誤り訂
正データパケットシーケンスは、特定のFECトランスバンド遠隔局106に関
するアップリンク誤り訂正データパケットシーケンスとは異なってよい。このよ
うにして、FECトランスバンド遠隔局106は、ある特定のアップリンク時間
フレーム108(2)の間に誤り訂正データパケットを必ずしも伝送したり、対
応するダウンリンク時間フレーム108(1)の間に誤り訂正データパケットを
受信しないことがある。
【0101】 ステップ158では、FECトランスバンド中央局104は、現在、FECト
ランスバンド中央局104と通信中であるFECトランスバンド遠隔局106と
通信する。現在の時間フレーム組108(1)/(2)の間、FECトランスバ
ンド中央局104は、図42間して前述されたのと同じように、これらのFEC
とRンスバンド遠隔局106にデータを伝送し、そこからデータを受信する。す
なわち、FECトランスバンド中央局プロセッサ112’は、FECトランスバ
ンド遠隔局104のそれぞれに間するウ識別データを備える、ダウンリンクベア
ラタイミングレジスタ140’、アップリンクベアラタイミングレジスタ142
’、ダウンリンクFECタイミングレジスタ144’、およびアップリンクFE
Cタイミングレジスタ146’のそれぞれの現在のセットのレジスタから、現在
の同期データおよび将来の同期データにアクセス、入手する。
【0102】 現在の同期データに従って、FECトランスバンド中央局104は、現在のダ
ウンリンク時間フレーム108(1)の指定された帯域内時間スロット109(
1)のそれぞれの間に、それぞれのFECトランスバンド遠隔局106に、将来
の同期データを示す制御データで符号化されるベアラデータパケットを伝送し、
現在のアップリンク時間フレーム108(2)の指定された帯域内時間スロット
109(2)のそれぞれの間にそれぞれのEECトランスバンド遠隔局106か
らベアラデータパケットを受信する。現在の同期データに従って、FECトラン
スバンド中央局104は、現在のダウンリンク時間フレーム108(1)の指定
された帯域外時間スロット111(1)のそれぞれの間に誤り訂正データパケッ
トを現在受け取るように指定されるそれらのそれぞれのFECトランスバンド遠
隔局106に誤り訂正データパケットを伝送し、現在のアップリンク時間フレー
ム108(2)の指定された帯域外時間スロット111(2)のそれぞれの間に
、誤り訂正データパケットを現在伝送するように指定されるそれらのそれぞれの
FECトランスバンド遠隔局106から誤り訂正データパケットを受信する。
【0103】 ステップ160では、FECトランスバンド中央局プロセッサ112’が、将
来の同期データを、ダウンリンクベアラタイミングレジスタ’、アップリンクベ
アラタイミングレジスタ142’、ダウンリンクFECタイミングレジスタ14
4’およびアップリンクFECタイミングレジスタ146’のセット内の関連す
るレジスタの中の現在の同期データの上に搬送する。
【0104】 ステップ162では、FECトランスバンド中央局104が、次のダウンリン
ク時間フレーム108(2)の指定されたダウンリンク一斉送信時間スロット(
図示されていない)の間に、FECトランスバンド中央局104と現在通信して
いないFECトランスバンド遠隔局106にデータを伝送する。例えば、開始側
FECトランスバンド遠隔局106が、過去のアップリンク時間フレーム108
(2)の間に、FECトランスバンド中央局104との通信を開始するように要
求されると、FECトランスバンド中央局104は、このFECトランスバンド
遠隔局106に、下記に詳説されるように、将来の同期データをFECトランス
バンド遠隔局106に通信する制御信号を送信する。
【0105】 無線通信システム100は、FECトランスバンド中央局104が、次の時間
フレーム組108(1)/(2)の始まりの間に、無線通信システム100のシ
ステムデータオーバヘッドが変更されなければならないかどうかを判断するステ
ップ152に戻る。
【0106】 ステップ152では、FECトランスバンド中央局104が、FECトランス
バンド中央局104との通信を開始しようとする現在のアップリンクウィンドウ
108(2)の始まりの間にFECトランスバンド遠隔局106から制御信号を
受信する場合に、FECトランスバンド中央局プロセッサ112’は、増加した
システムデータオーバヘッドをサポートする将来の遠隔局割当て組み合わせを選
択することによって開始側FECトランスバンド遠隔局106を収容する。
【0107】 ステップ164では、FECトランスバンド中央局プロセッサ112’が、時
間スロット110の型、現在時間スロット110に割り当てられているFECト
ランスバンド遠隔局106の識別とオーバヘッド定格、および現在時間スロット
110に割り当てられている(それぞれFECトランスバンド遠隔局106に電
気的に結合されている入出力装置114の遅延感度のおかげで)FECトランス
バンド遠隔局106の遅延感度を示すデータを時間スロット110ごとに得るた
めに、ダウンリンク時間スロットレジスタ148’およびアップリンク時間スロ
ットレジスタ150’のセットにアクセスする。
【0108】 将来の遠隔局割当て組み合わせは、ステップ166と168で決定される。ス
テップ166では、開始側遠隔局106は、帯域内時間スロット組109(1)
/(2)として普通ではない時間スロット組110(1)/(2)が割り当てら
れる。ステップ168では、開始された遠隔局106が帯域外時間スロット組1
11(1)/(2)を割り当てられる。好ましくは、開始側遠隔局106は、下
位帯域外時間スロット組111(1)/(2)(つまり、現在使用されている帯
域外時間スロット組111(1)/(2))に割り当てられる。このようにして
、使用される帯域外時間スロット組111(1)/(2)は、最小限に素和えら
れ、それが帯域内時間スロット組109(1)/(2)としての将来の使用に関
して未使用の時間スロット組110(1)/(2)の数を最大限にする。例えば
、40%と30%というそれぞれのオーバヘッド定格を有する2つの遠隔局10
6は、現在、帯域外時間スロット組111(1)/(2)に割り当てられており
、30%のオーバヘッド定格を有する開始側遠隔局106は、100%という総
オーバヘッドを生じさせ、それによりその帯域外時間スロット組111(1)/
(2)を最大限に活用するためにその帯域外時間スロット組111(1)/(2
)’に割り当てることができる。開始側遠隔局106の下位帯域外時間スロット
組111(1)/(2)に対する割り当てが、任意のちえんい敏感な遠隔局10
6の通信品質を不当に劣化させたり、中央局/遠隔局の能力を超えるように行わ
れては成らないことが注意されなければならない。すなわち、ある特定の下位帯
域外時間スロット組111(1)/(2)に割り当てられる遠隔局106の数が
増えるにつれて、それぞれのこれらの遠隔局106により被られる遅延も増加す
るという事実には正当な考慮が与えられなければならない。
【0109】 FECトランスバンド中央局プロセッサ112’が将来の遠隔局割当て組み合
わせ(つまり、開始側のおよび現在のFECトランスバンド遠隔局106に対す
る時間スロット組110(1)/(2)割当て)を決定した後、無線通信システ
ム100は、FECトランスバンド中央局プロセッサ112’が、時間スロット
10の型、現在時間スロット110に割り当てられているFECトランスバンド
遠隔局106の識別とオーバヘッド定格、および現在時間スロット110に割り
当てられているFECトランスバンド遠隔局106の遅延感度を示す改訂された
データを含む改定された時間スロットデータで、ダウンリンク時間スロットレジ
スタ148’のセットおよびアップリンク時間スロットレジスタ150’のセッ
トを更新する、ステップ170に移動する。
【0110】 開始側FECトランスバンド遠隔局106が帯域内時間スロット組109(1
)/(2)に割り当てられた後、あるいはFECトランスバンド中央局104が
、FECトランスバンド中央局104との通信を開始しようとするFECトラン
スバンド遠隔局106から制御信号を受信しなかった場合に、無線通信システム
100は、F句106ECトランスバンド中央局104が、現在の時間フレーム
組108(1)/(2)の間に、現在FECトランスバンド中央局104と通信
中であるFECトランスバンド遠隔局106が、FECトランスバンド中央局1
04との通信を終了しようとするかどうかを判断する。
【0111】 ステップ152で、FECトランスバンド中央局104が、FECトランスバ
ンド中央局104との通信を終了しようとするFECトランスバンド遠隔局10
6から制御信号を受信すると、FECトランスバンド中央局は、遠隔局106の
割当てを、それが過去に割り当てられていた帯域内時間スロット組110(1)
/(2)および帯域外時間スロット組111(1)/(2)から終了し、必要な
場合には、中央局/遠隔局の能力を超えずに帯域外時間スロット組111(1)
/(2)への遠隔局106の現在の割当てを改変することによって、帯域内時間
スロット組109(1)/(2)として使用するために入手可能な未使用の時間
スロット組110(1)/(2)の量を最大限にする将来の遠隔局割当て組み合
わせを選択することにより、FECトランスバンド遠隔局106の終了に対処す
る。
【0112】 ステップ172で、FECトランスバンド中央局プロセッサ112’は、時間
スロット110の型、現在時間スロット110に割り当てられているFECトラ
ンスバンド遠隔局106の識別とオーバヘッド定格、および現在時間スロット1
10に割り和えられているFECトランスバンド遠隔局106の遅延感度を示す
データを時間スロット110語と煮えるために、ダウンリンク時間スロットレジ
スタ148’およびアップリンク時間スロットレジスタ150’のセットにアク
セスする。
【0113】 将来の遠隔局割当て組み合わせは、ステップ174と176で確定される。ス
テップ174では、終了側FECトランスバンド遠隔局106の割当てが、帯域
内時間スロット組109(1)/(2)から終了され、空にされた帯域内時間ス
ロット組109(1)/(2)から未使用の時間スロット組110(1)/(2
)を生じさせる。
【0114】 ステップ176では、終了側FECトランスバンド遠隔局106は、帯域外時
間スロットペア111(1)/(2)から終了される。空にされた帯域外時間ス
ロット組111(1)/(2)に過去に割り当てられていた終了側FECトラン
スバンド遠隔局106が唯一のFECトランスバンド遠隔局106であった、つ
まり終了側FECトランスバンド遠隔局106が下位帯域外時間スロット組11
1(1)/(2)を利用しなかった場合に、未使用の時間スロット組110(1
)/(2)は空にされた帯域外時間スロット組111(1)/(2)から生じる
。終了側FECトランスバンド遠隔局106が下位帯域外時間スロット組111
(1)/(2)を利用した(つまり、帯域外時間組111(1)/(2)が、そ
の他のFECトランスバンド遠隔局106によって共用された)場合、FECト
ランスバンド遠隔局106の終了は、その帯域外スロット組111(1)/(2
)によって現在サポートされているオーバヘッドを減少する。この場合、空いた
状態にされるだろうオーバヘッドは、現在の遠隔局106により使用されてよく
、帯域外時間スロット組111(1)/(2)を空にし、未使用の時間スロット
組110(1)/(2)になるようにできる。
【0115】 このようにして、このような再割当てにより、未使用の時間スロット組110
(1)/(2)を過去に占有されていた帯域外時間スロット組111(1)/(
2)から生じさせることができるようになる場合に、残りの遠隔局106が割り
当てし直される。例えば、それぞれが40%のオーバヘッド定格を有する2つの
遠隔局106が下位帯域外時間スロット組111(1)/(2)を共用し、これ
らの遠隔局106の1つが終了される場合、1つの遠隔局106または60%ま
での総オーバヘッド定格を有する複数の遠隔局106を、帯域外時間スロット組
111(1)/(2)からこの下位帯域外時間スロット組111(1)/(2)
に割当てし直すことができ、それにより未使用の時間スロット組110(1)/
(2)を帯域外時間スロット組111(1)/(2)から生じさせることができ
るようにする。再び、遠隔局106の下位帯域外時間スロット組111(1)/
(2)への再割当てが、任意の遅延に敏感な遠隔局106の通信品質を不当に劣
化させたり、中央局/遠隔局の能力を超えないように行われてはならないことが
注意されなければならない。
【0116】 FECトランスバンド中央局プロセッサ112’が、現在のFECトランスバ
ンド遠隔局106のための時間スロット組110(1)/(2)の再割当てを確
定した後、無線通信システム10は、FECトランスバンド中央局プロセッサ1
12’が、時間スロット110の型、現在時間スロット110に割り当てられて
いるFECトランスバンド遠隔局106の識別とオーバヘッド定格、および現在
時間スロット110に割り当てられているFECトランスバンド遠隔局106の
遅延感度を示す改訂されたデータを含む、改定された時間スロットデータで、ダ
ウンリンク時間スロットレジスタ148’のセットおよびアップリンク時間スロ
ットレジスタ148’のセットおよびアップリンク時間スロットレジスタ150
’のセットを更新する、ステップ178に移動する。
【0117】 FECトランスバンド遠隔局106とFECトランスバンド中央局104間の
通信が終了した後、あるいはFECトランスバンド中央局104がFECトラン
スバンド中央局104との通信を終了しようとするFECトランスバンド遠隔局
106からの制御信号を一度も受信しなかった場合、無線通信システム100は
、FECトランスバンド中央局104が、現在の時間フレーム組108(1)/
(2)の間に、現在FECトランスバンド中央局104と通信中であるFECト
ランスバンド遠隔局106がそのオーバヘッド定格を調整しようとするかどうか
を判断するステップ152に移動する。遠隔局がそおオーバヘッド定格を動的に
改変するように適応される無線通信システムの追加詳細は、ここに参照して完全
にかつ明示的に組み込まれている同時係属中の出願番号第09/314,578
号に開示される。
【0118】 FECトランスバンド中央局104が、そのオーバヘッド定格を調整しようと
するFECトランスバンド遠隔局106から制御信号を受信すると、FECトラ
ンスバンド中央局プロセッサ112’は、、オーバヘッドが増加する場合には増
加したシステムデータオーバヘッドをサポートし、オーバヘッドが減少する場合
には、帯域外時間スロット組111(1)/(2)への遠隔局106の現在の割
当てを必要な場合に改変することによって帯域内時間スロット組109(1)/
(2)として使用されるのに入手可能な未使用の時間スロット組110(1)/
(2)の量を最大限にする将来の遠隔局割当て組み合わせを選択することによっ
て、オーバヘッドの改変に対処する。
【0119】 ステップ180では、FECトランスバンド中央局プロセッサ112’は、時
間スロット110の型、現在時間スロット110に割り当てられているFECト
ランスバンド遠隔局106の識別とオーバヘッド定格、および現在時間スロット
110に割り当てられているFECトランスバンド遠隔局106の遅延感度を示
す、時間スロット10ごとのe−多を得るために、ダウンリンク時間スロットレ
ジスタ148’およびアップリンク時間スロットレジスタ150’のセットにア
クセスする。
【0120】 将来の遠隔局割り当て組み合わせは、ステップ182、184および186で
確定される。ステップ182では、FECトランスバンド中央局プロセッサ11
2’は、最初に、FECトランスバンド遠隔局106を改変するオーバヘッドが
オーバヘッド定格の増加を要求するのか、それともオーバヘッド定格の減少を要
求するのかを判断する。FECトランスバンド遠隔局106を改変するオーバヘ
ッド定格がそのオーバヘッド定格で減少を要求する場合、遠隔局106が現在割
り当てられている帯域外時間スロット組111(1)/(2)は減少する。この
ようにして、ステップ184では、遠隔局106は、このような再割当てにより
、未使用の時間スロット組110(1)/(2)を過去に占有された帯域外時間
スロット組111(1)/(2)から生じさせることができる場合には、遠隔局
106は割り当てし直される。例えば、それぞれが40%のオーバヘッド定格を
有する2つの遠隔局106が下位帯域外時間スロット組111(1)/(2)を
共用し、これらの遠隔局106の1つのオーバヘッド定格が20%に減少する場
合、1つの遠隔局106または最高40%の総オーバヘッド定格を有する複数の
遠隔局106は、この下位帯域外時間スロット組111(1)/(2)’に割当
てし直し、それにより未使用の時間スロット組110(1)/(2)を帯域外時
間スロット組111(1)/(2)から生じさせることができる。
【0121】 ステップ180でFECトランスバンド遠隔局106を改変するオーバヘッド
がそのオーバヘッド定格の増加を要求する場合、遠隔局106が現在割り当てら
れている帯域外時間スロット組111(1)/(2)のオーバヘッドは増加する
。このようにして、ステップ186で、そのオーバヘッド定格の増加を要求する
遠隔局106が、現在、下位帯域外時間スロット組111(1)/(2)に割り
当てられ、オーバヘッドの上昇が下位帯域外時間スロット組111(1)/(2
)’のオーバヘッド容量を越える場合、遠隔局106は別の帯域外時間スロット
組111(1)/(2)または下位帯域外時間スロット組111(1)/(2)
’に割り当てられるだろう。例えば、それぞれが40%のオーバヘッド定格を有
する2つの遠隔局106が、1つの下位帯域外時間スロット組111(1)/(
2)を共用し、これらの遠隔局106の1つのオーバヘッド定格が80%に増加
する場合、この遠隔局106は、1つ遠隔局106または最高20%の総オーバ
ヘッド定格を有する複数の遠隔局106が現在割り当てられている下位帯域外時
間スロット組111(1)/(2)’に割り当てし直すことができる。
【0122】 FECトランスバンド中央局プロセッサ112’が、現在のFECトランスバ
ンド遠隔局106の時間スロット組110(1)/(2)割当てを確定した後、
無線通信システムは、FECトランスバンド中央局プロセッサ112’が、時間
スロット110の型、現在時間スロット110に割り当てられているFECトラ
ンスバンド遠隔局の識別とオーバヘッド定格、および現在時間スロット110に
割り当てられているFECトランスバンド遠隔局106の遅延感度を示す改訂済
みデータを含む改訂時間スロットデータで、ダウンリンク時間スロットレジスタ
148’のセットおよびアップリンク時間スロットレジスタ150’のセットを
更新する。
【0123】 それから、無線通信システム100は、FECトランスバンド中心局104と
FECトランスバンド遠隔局106の間の通信が提供されるステップ154から
162に移動する。ステップ154から162は、ステップ156で、無線通信
システム100が、ダウンリンクベアラタイミングレジスタ140’、アップリ
ンクベアラタイミングレジスタ142’、ダウンリンクFECタイミングレジス
タ144’、およびアップリンクFECタイミングレジスタ146’のそれぞれ
のセットでの将来の同期データを確定するときに、システムデータオーバヘッド
の変更を考慮に入れるという点を除き、前述されたのと類似したように実行され
る。
【0124】 無線通信システム100がステップ156にあるとき、FECトランスバンド
遠隔局106の開始に続いて、FECトランスバンド中央局プロセッサ112’
は、これらのレジスタセットのそれぞれで現在未使用のレジスタを選択し、開始
側FECトランスバンド遠隔局106に関する識別データをその中に記憶する。
FECトランスバンド中央局プロセッサ112’は、システムオーバヘッドでの
変更を考慮に入れ、遠隔局106に関するダウンリンクベアラタイミングレジス
タ140’、アップリンクベアラタイミングレジスタ142’、ダウンリンクF
ECタイミングレジスタ140’およびアップリンクFECタイミングレジスタ
142’のそれぞれのセットのレジスタに将来の同期データを記憶する。
【0125】 すなわち、遠隔局106の開始、およびこのようにしてシステムデータオーバ
ヘッド内のそれ以降の増加のため、誤り訂正データパケットシーケンスの周期的
なパターンが改変される。例えば、図11は、時間フレーム6で開始し、7つの
時間フレームおきに繰り返す(つまり、FECトランスバンド遠隔局1から3は
、次の順序で誤り訂正データパケットを受信する。つまり、2,1,2,2,1
,2,3である)、それぞれ20%、50%、および10%のオーバヘッド定格
を有する、3つのトランスバンド遠隔局106(FECトランスバンド遠隔局1
から3)が周期的なパターンを達成した誤り訂正データパケットシーケンスを示
す。20%のオーバヘッドを有する開始側FECトランスバンド遠隔局(FEC
トランスバンド遠隔局4)が時間フレーム20で通信を開始すると、周期的なパ
ターンはこのようにして変化する。時間フレーム28で開始し、10個の時間フ
レームごとに繰り返し、FECトランスバンド遠隔局1から4は、以下の順序で
誤り訂正データを受信する。つまり、4,2,1,2,2,4,2,1,2,3
である。
【0126】 無線通信システム100がステップ156にあるとき、FECトランスバンド
遠隔局106の終了に続き、FECトランスバンド中央局プロセッサ112’は
、終了側FECトランスバンド遠隔局106に関する、ダウンリンクベアラタイ
ミングレジスタ140’、アップリンクベアラタイミングレジスタ142’、ダ
ウンリンクFECタイミングレジスタ144’およびアップリンクFECタイミ
ングレジスタ146’のセットのそれぞれのレジスタの中のあらゆる識別データ
および現在と将来の同期データを削除する。それから、FECトランスバンド中
央局プロセッサ112’は、システムオーバヘッドの変化を考慮に入れて、遠隔
局106に関するダウンリンクベアラタイミングレジスタ140’、アップリン
クベアラタイミングレジスタ142’、ダウンリンクFECタイミングレジスタ
140’およびアップリンクFECタイミングレジスタ142’のそれぞれのセ
ットのレジスタの中に将来の同期データを記憶する。
【0127】 すなわち、FECトランスバンド遠隔局106、およびこのようにしてシステ
ムデータオーバヘッドのそれ以降の減少のために、誤り訂正データパケットシー
ケンスの周期的パターンが改変される。例えば、図12は、3つのFECトラン
スバンド遠隔局106(FECトランスバンド遠隔局1から3)が、それぞれ2
0%、50%、および10%のオーバヘッド定格を有し、時間フレーム6で開始
し、7つの時間フレームごとに繰り返す周期的なパターンを達成した誤り訂正デ
ータパケットシーケンスを示す(つまり、FECトランスバンド遠隔局1から3
が、次の順序で誤り訂正データパケットを受信する。つまり、2,1,2,2,
1,2,3である)。10%のオーバヘッドを有するFECトランスバンド遠隔
局(FECトランスバンド遠隔局3)が時間フレーム20でFECトランスバン
ド中央局104との通信を終了する場合、周期的なパターンはこのようにして変
化する。時間フレーム22で開始し、3つの時間フレームごとに繰り返し、FE
Cトランスバンド遠隔局1から2は、次の順序で誤り訂正データパケットを受信
する。つまり、2,2,1である。
【0128】 無線通信システム100がステップ156にあるとき、FECトランスバンド
遠隔局106のオーバヘッド定格の改変に続き、FECトランスバンド中央局プ
ロセッサ112’は、システムオーバヘッドの変化を考慮に入れて、開始側遠隔
局106および現在の遠隔局106に関する、ダウンリンクベアラタイミングレ
ジスタ140’、アップリンクベアラタイミングレジスタ142’、ダウンリン
クFECタイミングレジスタ140’およびアップリンクFECタイミングレジ
スタ142’のそれぞれのセットのレジスタに将来の同期データを記憶する。
【0129】 すなわち、遠隔局106のオーバヘッド定格の改変、およびこのようにしてシ
ステムデータオーバヘッドのそれ以降の改変のため、誤り訂正データパケットシ
ーケンスの周期的なパターンが改変される。例えば、図13は、3つのFECト
ランスバンド遠隔局106(FECトランスバンド遠隔局1から3)が、それぞ
れ、20%、50%、および10%のオーバヘッド定格を有し、時間フレーム6
で開始し、7つの時間フレームごとに繰り返す周期的なパターンを達成した(つ
まり、FECトランスバンド遠隔局1から3が、次の順序で誤り訂正データパケ
ットを受信する。つまり、2,1,2,2,1,2,3である)。FECトラン
スバンド遠隔局2のオーバヘッド定格が、時間フレーム20で50%から20%
に変更される場合、周期的なパターンはこのようにして変化する。時間フレーム
22で開始し、8つの時間フレームごとに繰り返し、FECトランスバンド遠隔
局1から2は、誤り訂正データパケットを次の順序で受信する。つまり、2,3
,1,2,1,3,2,1である。
【0130】 無線通信システム100は、アップリンク/ダウンリンク時間フレーム組10
8(1)/(2)よりむしろ単一ダウンリンク/アップリンク時間フレーム18
(3)が利用されるという点を除き、前述されたのと同様に、TDMA/TDD
フォーマットで操作することができる。無線通信システム100は、前述された
左右相称モードよりむしろ、片側のみのモードで操作することもできる。すなわ
ち、ベアラデータパケットおよび誤り訂正パケットは、両方ではないが、ダウン
リンク伝送あるいはアップリンク伝送のどちらかとしてFECトランスバンド中
央局104とFECトランスバンド遠隔局106の間で伝送される。
【0131】 本発明は、前述された無線通信システムに限られず、例えば、衛星ベースの通
信システムなどのその他の種類の無線通信システム、あるいは例えばLANシス
テムまたは光ファイバネットワークなどのその他の種類のワイヤベースのシステ
ムを含んでよい。
【0132】 このようにして、通信システムのデータスループットを改善するための改善さ
れた装置および方法が開示される。本発明の実施態様および応用が示され、記述
されてきたが、さらに多くの修正がここの発明の概念から逸脱することなく可能
であることが、当業者には明らかだろう。
【0133】 したがって、発明は、添付請求項の精神以外に制限されるべきではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、複数のFECトランスバンド遠隔局と通信しているFE
Cトランスバンド中央局を示す無線通信システムセルの代表的なブロック図であ
る。
【図2】 図2は、複数の未使用の時間スロット、帯域内スロット、および
帯域外スロットに分割されるTDMA/FDDフォーマット済みダウンリンク時
間フレームとアップリンク時間フレームを描く。
【図3】 図3は、複数の未使用の時間スロット、帯域内スロット、および
帯域外スロットに分割されるTDMA/TDDフォーマット済みダウンリンク/
アップリンク時間フレームを描く。
【図4】 図4は、FECトランスバンド中央局、およびFECトランスバ
ンド遠隔局の1つの代表的なブロック図である。
【図5】 図5は、FECトランスバンド遠隔局プロセッサの代表的なブロ
ック図である。
【図6】 図6は、FECトランスバンド中央局プロセッサの代表的なブロ
ック図である。
【図7】 図7は、FECトランスバンド中央局と複数のFECトランスバ
ンド遠隔局の間でベアラデータおよび誤り訂正データを伝送、受信し、遠隔局割
当て組み合わせを動的に調整するためのプロトコルを示すフロー図である。
【図8】 図8は、多様な誤り訂正データ蓄積および複数の時間フレームで
帯域外時間スロットを共用する3つのFECトランスバンド遠隔局の誤り訂正デ
ータ伝送順序を示す図表である。
【図9】 図9は、多様な誤り訂正データ蓄積および複数の時間フレームで
帯域外時間スロットを共用する3つのFECトランスバンド遠隔局の誤り訂正デ
ータ伝送順序を示す図表である。
【図10】 図10は、多様な誤り訂正データ蓄積および複数の時間フレー
ムで帯域外時間スロットを共用する3つのFECトランスバンド遠隔局の誤り訂
正データ伝送順序を示す図表である。
【図11】 図11は、誤り訂正データ蓄積および複数の時間フレームで帯
域外時間スロットを共用する開始側FECトランスバンド遠隔局を含む4つの遠
隔局の誤り訂正データ伝送順序を示す図表である。
【図12】 図12は、誤り訂正データ蓄積および複数の時間フレームで帯
域外時間スロットを共用する成端側FECトランスバンド遠隔局を含む、3つの
FECトランスバンド遠隔局の誤り訂正データ伝送順序を示す図表である。
【図13】 図13は、誤り訂正データ蓄積および複数の時間フレームで帯
域外時間スロットを共用する、その誤り訂正データオーバヘッド定格が改変され
るFCトランスバンド遠隔局を含む、3つのFCCトランスバンド遠隔局の誤り
訂正データ伝送順序を示す図表である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 5B001 AA13 5K014 AA01 BA01 HA10 5K028 AA11 AA14 BB04 KK32 LL02 MM05 RR04

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1論理チャネルの間にベアラデータパケットを受信するこ
    とと、 前記第1論理チャネルとはコトなる第2論理チャネルの間に誤り訂正データパ
    ケットを受信し、前記誤り訂正データパケットが前記ベアラデータパケットに一
    致することと、 前記ベアラデータパケットを前記誤り訂正データパケットで訂正することと、
    を備える、通信システムの伝送誤りを訂正する方法。
  2. 【請求項2】 さらに、 前記第1論理チャネルの間に複数のベアラデータパケットを受信し、前記誤り
    訂正データパケットが前記複数のベアラデータパケットに一致することと、 前記複数のベアラデータパケットを前記誤り訂正データパケットで訂正するこ
    とと、 を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 第1時間期間中にベアラデータパケットを受信することと、 前記第1時間期間とは異なる第2時間機関中の誤り訂正データパケットを受信
    し、前記誤り訂正データパケットが前記ベアラデータパケットに一致することと
    、 前記ベアラデータパケットを前記誤り訂正データパケットで訂正することと、
    を備える通信システムの伝送誤りを訂正する方法。
  4. 【請求項4】 さらに、複数のベアラデータパケットを受信し、前記誤り訂
    正データパケットが前記複数のベアラデータパケットに一致することと、前記複
    数のベアラデータパケットを前記誤り訂正データパケットで訂正することとを備
    える、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 複数の時間フレームのそれぞれを、少なくとも1つの帯域内
    時間スロットおよび少なくとも1つの帯域外時間スロットに分割することと、 前記少なくとも1つの帯域内時間スロット中にベアラデータパケットを受信す
    ることと、 前記少なくとも1つの帯域外時間スロットを受信し、前記誤り訂正データパケ
    ットが前記ベアラデータパケットに一致することと、 前記誤り訂正データパケットを使用して前記ベアラデータパケットを訂正する
    ことと、 を備える、通信システムの伝送誤りを訂正する方法。
  6. 【請求項6】 前記ベアラデータパケットおよび前記誤り訂正データパケッ
    トがともに、前記複数の時間フレームの内の1つの間に受信される、請求項5に
    記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記ベアラデータパケットが、前記複数の時間フレームの1
    つの間に受信され、前記誤りデータパケットが前記複数の時間フレームの内の別
    のものの間に受信される、請求項5に記載の方法。
  8. 【請求項8】 さらに、前記複数の時間フレームの間に、複数のベアラデー
    タパケットをそれぞれ受信するステップを備え、そこでは前記誤り訂正データパ
    ケットが、前記複数のベアラデータパケットに一致する、請求項5に記載の方法
  9. 【請求項9】 さらに、前記誤り訂正データパケットを使用して、前記複数
    のベアラデータパケットを訂正するステップを備える、請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記誤り訂正データパケットが、下位帯域外時間スロット
    の間に受信される、請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 システムデータオーバヘッドを有する無線通信システムを
    操作する方法であって、該システムがFECトランスバンド中央局および複数の
    遠隔局を備え、 複数の時間フレームを複数の時間スロットに分割し、前記複数の時間スロット
    が帯域内時間スロットおよび帯域外時間スロットを備え、前記複数の遠隔局のそ
    れぞれが、帯域内時間スロットおよび帯域外時間スロットに割り当てられ、現在
    の遠隔局割当て組み合わせを作り出すことと、 前記システムデータオーバヘッドを改変することと、 前記システムデータオーバヘッドの前記改変に応えて、将来の遠隔局割当て組
    み合わせを選択することと、 備える方法。
  12. 【請求項12】 前記FECトランスバンド中央局が無線通信基地局であり
    、前記無線通信基地局と通信中のあらゆるFECトランスバンド遠隔局が無線通
    信移動電話である、請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記選択された遠隔局割当て組み合わせが、未使用の時間
    スロットの数を最大限にする、請求項11に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記選択された遠隔局割当て組み合わせが、前記複数のF
    ECトランスバンド遠隔局の通信品質を不当に劣化させない、請求項11に記載
    の方法。
  15. 【請求項15】 さらに、 前記FECトランスバンド中央局とFECトランスバンド遠隔局間の通信を開
    始することと、 前記開始側FECトランスバンド遠隔局を、前記選択された将来の遠隔局割当
    て組み合わせに従って、帯域内時間スロットおよび帯域外時間スロットに割り当
    てることと、 を備える、請求項11に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記FECトランスバンド遠隔局が下位帯域外時間スロッ
    トに割り当てられる、請求項12に記載の方法。
  17. 【請求項17】 さらに、 前記FECトランスバンド中央局と前記複数の遠隔局の1つの間で通信を終了
    し、空になった帯域内時間スロットおよび空になった帯域外時間スロットを生じ
    させることと、 前記選択された遠隔局割当て組み合わせに従って、前記空になった帯域内時間
    スロットから未使用の時間スロットを生じさせることと、 を備える、請求項11に記載の方法。
  18. 【請求項18】 さらに、 前記遠隔局割当て組み合わせに従って、前記空になった帯域外時間スロットか
    ら未使用の時間スロットを作成することと、 を備える、請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 さらに、 前記選択された遠隔局割当て組み合わせに従って、前記複数の遠隔局の1つを
    前記空になった帯域外時間スロットに割当てし直すことと、 を備える、請求項17に記載の方法。
  20. 【請求項20】 さらに、 FECトランスヘッド遠隔局を改変するオーバヘッドの誤り訂正データオーバ
    ヘッド定格を調整することと、 前記選択された遠隔局割当て組み合わせに従って複数の帯域外時間スロットに
    前記複数のFECトランスバンド遠隔局を割り当てることと、 前記複数のFECトランスバンド遠隔局の少なくとも1つを、前記複数の帯域
    外時間スロットの少なくとも1つに割当てし直すことと、 を備える、請求項11に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記誤り訂正データオーバヘッド定格が増加し、FECト
    ランスバンド遠隔局を改変する前記オーバヘッドが、前記複数の帯域外時間スロ
    ットの別のものに割り当てられる、請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記誤り訂正データオーバヘッド定格が減少し、前記複数
    のFECトランスバンド遠隔局の1つが、FECトランスバンド遠隔局を改変す
    る是器オーバヘッドが割り当てられる帯域外時間スロットに割当てし直される、
    請求項20に記載の方法。
  23. 【請求項23】 第1時間期間中にベアラデータパケットを受信することと
    、 前記第1時間期間とは異なる第2時間期間中に誤り訂正データパケットを受信
    し、前記誤り訂正データパケットが、前記ベアラデータパケットに一致すること
    と、 前記誤り訂正データパケットで前記ベアラデータパケットを訂正することと、 のためのステップを備えるコンピュータプログラムと、 を含む、記録可能媒体。
  24. 【請求項24】 前記コンピュータプログラムが、さらに、複数のベアラデ
    ータパケットを受信するためのステップを備え、前記誤り訂正データパケットが
    、前記複数のベアラデータパケットに一致し、前記コンピュータプログラムが、
    さらに、前記複数のベアラデータパケットを前記誤り訂正データパケットで訂正
    するためのステップを備える、請求項23に記載の記録可能媒体。
  25. 【請求項25】 帯域内時間スロットの間にベアラデータパケットを受信す
    ることと、 帯域外時間スロットの間に誤り訂正データパケットを受信し、前記誤り訂正デ
    ータパケットが前記ベアラデータパケットに一致することと、 前記ベアラデータパケットを、前記誤り訂正データパケットを使用して訂正す
    ることと、 のためのステップを備えるコンピュータプログラムと、 を備える、記録可能媒体。
  26. 【請求項26】 前記コンピュータプログラムは、さらに、単一時間フレー
    ムの間に、前記ベアラデータパケットおよび前記誤り訂正データパケットを受信
    するためのステップを備える、請求項25に記載の記録可能媒体。
  27. 【請求項27】 前記コンピュータプログラムが、さらに、ある時間フレー
    ム内で前記ベアラデータパケットを受信し、前記時間フレームとは異なる別の時
    間フレーム内で、前記誤り訂正データパケットを受信するためのステップを備え
    る、請求項25に記載の記録可能媒体。
  28. 【請求項28】 前記コンピュータプログラムが、さらに、 複数の時間フレームの間にそれぞれ複数のベアラデータパケットを受信し、そ
    こでは前記誤り訂正データパケットが前記複数のベアラデータパケットに一致す
    ることと、 前記複数のベアラデータパケットを、前記誤り訂正データパケットで訂正する
    ことと、 のためのステップを備える、 請求項25に記載の記録可能媒体。
  29. 【請求項29】 受信機と、 前記受信機に電気的に結合される誤り訂正デコーダと、 前記受信機および前記誤り訂正デコーダに電気的に結合されるベアラ/FEC
    データレジスタと、 前記誤りエンコーダおよび前記ベアラ/FECデータレジスタに電気的に結合
    されるプロセッサであって、 帯域内時間スロット中にベアラデータパケットを受信することと、 帯域外時間スロット中に誤り訂正データパケットを受信し、前記誤り訂正デー
    タパケットが前記ベアラデータパケットに一致することと、 前記誤り訂正エンコーダに、前記誤り訂正データパケットを使用して前記ベア
    ラデータパケットを訂正するように命令することと、 のためのステップを備えるコンピュータプログラムと、 を備える前記プロセッサと、 を備える通信端末。
  30. 【請求項30】 前記コンピュータプログラムが、さらに、 複数の時間フレームの間にそれぞれ複数のベアラデータパケットを受信し、前
    記誤り訂正データパケットが前記複数のベアラデータパケットと一致することと
    、 前記ベアラ/FECデータレジスタに、前記複数のベアラデータパケットを記
    憶、蓄積するように命令することと、 前記誤り訂正エンコーダに、前記複数のベアラデータパケットを、前記誤り訂
    正データパケットで訂正するように命令することと、 のためのステップを備える、請求項29に記載の通信端末。
  31. 【請求項31】 さらに、 送信機と、 前記受信機に電気的に結合される誤り訂正エンコーダと、 前記受信機および前記誤り訂正デコーダに電気的に結合されるFECデータレ
    ジスタと、 を備え、そこでは 前記プロセッサが、前記誤り訂正デコーダおよび前記FECデータレジスタに
    電気的に結合され、前記コンピュータプログラムが、さらに、 別の帯域内時間スロットの間に別のベアラデータパケットを伝送することと、 前記誤り訂正エンコーダに、前記別のベアラデータパケットから別の誤り訂正
    データパケットを生成するように命令することと、 別の帯域外時間スロットの間に別の誤り訂正データパケットを伝送し、前記別
    の誤り訂正データパケットが前記別のベアラデータパケットに一致することと、
    を備える、請求項29に記載の通信端末。
  32. 【請求項32】 さらに、 送信機と、 前記受信機に電気的に結合される誤り訂正エンコーダと、 前記受信機および前記誤り訂正デコーダに電気的に結合されるFECデータレ
    ジスタと、 を備え、そこでは 前記プロセッサが、前記誤り訂正デコーダおよび前記FECデータレジスタに
    電気的に結合され、前記コンピュータプログラムが、さらに、 複数の時間フレーム上で別の帯域内時間スロットの間に複数のベアラデータパ
    ケットを伝送することと、 前記誤り訂正エンコーダに、前記複数のベアラデータパケットから誤り訂正デ
    ータを生成するように命令することと、 前記FECデータレジスタに、前記誤り訂正データを蓄積および記憶するよう
    に命令することと、 単一時間フレームの上で帯域外スロットの間に前記誤り訂正データを別の誤り
    訂正データパケットとして伝送することと、 を備える、請求項30に記載の通信端末。
  33. 【請求項33】 さらに、前記受信機および前記送信機に結合されるアンテ
    ナを備える、請求項32に記載の通信端末。
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