JP2002544326A - インクおよび画像形成済みコーティングを印刷版から除去するための溶剤系ならびにその使用法 - Google Patents

インクおよび画像形成済みコーティングを印刷版から除去するための溶剤系ならびにその使用法

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JP2002544326A JP2000616321A JP2000616321A JP2002544326A JP 2002544326 A JP2002544326 A JP 2002544326A JP 2000616321 A JP2000616321 A JP 2000616321A JP 2000616321 A JP2000616321 A JP 2000616321A JP 2002544326 A JP2002544326 A JP 2002544326A
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ステッドリー,ハーヴィー
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Abstract

(57)【要約】 インクおよび画像形成済みコーティングを印刷版から除去するための溶剤系であって、アンモニアもしくはアミノエタノールを含むかまたは含まず、溶解度向上剤を含むかまたは含まないグリコールエーテルエステルおよび水からなる溶剤系。インクおよび画像形成済みコーティングを印刷版から除去するための溶剤系であって、グリコールエーテルエステルおよびアミノエタノールからなる溶剤系。インクおよび画像形成済みコーティングを印刷版から除去するための溶剤系であって、溶解度向上剤を含むかまたは含まないグリコールエーテル、水およびアンモニアまたはアミノエタノールからなる溶剤系。吸着したインクおよび画像形成済みコーティングを上記の溶剤系を使って印刷版から同時に除去する方法。これらの溶剤系を使って使用済み印刷版を現場で洗浄する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は概して、印刷機で使用される印刷版を洗浄するための化学溶剤系に関し
、より具体的には、印刷機刷版の再生利用が可能になるように、吸着したインク
および画像形成済みポリマーコーティング層を印刷版から除去するための化学溶
剤系に関する。
【0002】 (背景技術) 印刷機産業では、布および紙などの様々な媒体に画像を転写する目的で印刷版が
使用される。水溶性ポリマーが印刷版に塗布され、そのポリマーがレーザー画像
形成行程によって水不溶性生成物に変換されると、印刷版上に画像が形成される
。この画像形成済みポリマーコーティング層にインクを塗浸し、それを転写する
ことによって印刷が行なわれる。
【0003】 印刷機産業では膨大な数の多種多様な画像が使用されるので、印刷版上の画像を
、もはや印刷する必要がなくなったらその印刷版を廃棄するという慣行は経済的
にも環境的にも好ましくない。また、印刷版の取り出しと交換は時間集約的作業
である。したがって印刷版再生利用を効果的に達成する方法および媒体が必要と
されている。
【0004】 印刷版を何サイクルもの再コーティング、再画像形成および印刷に再利用できる
ようにするには、吸着したインクおよび画像形成済みコーティングの両方を、印
刷版の表面または近接する印刷機部品を損傷することなく、印刷版の表面から除
去しなければならない。従来かかる除去は、ある溶剤を使ってインクを除去し、
別の溶剤を使って画像を除去するという独立した2段階で行なわれていた。かか
る溶剤は、ゴム製部品または金属製部品などの印刷機部品にとって有害であるこ
とが多い。またかかる逐次的方法は非効率かつ面倒であり、インクおよび画像形
成済みコーティングの両方を同時に除去できる1溶剤系を使用する場合と比較す
ると、2倍の労力および2倍の物質が必要である。しかしかかる同時除去を安全
かつ効果的に達成できる溶剤系は知られていなかった。
【0005】 (発明の開示) 本発明の目的は、吸着したインクおよび画像形成済みポリマーコーティングの両
方を、印刷版の表面、または印刷機に近接する他の機器を傷つけることなく印刷
版から安全かつ効果的に除去する化学溶剤系を提供することである。
【0006】 本発明のさらなる目的は、吸着したインクおよび画像形成済みコーティング層を
除去して印刷版に再コーティング、再画像形成および印刷の準備を施すことによ
り、印刷版の再利用を可能にすることである。
【0007】 多くの単一有機溶剤は、単独で使用した場合、吸着したインクを使用済み印刷版
の表面から効率よく除去できるが、これらの単一溶剤は画像形成済みコーティン
グ層の除去には効果がないことを、本発明者らは見出した。しかし本発明者らは
、グリコールエーテルエステルまたはグリコールエーテルなどの単一有機溶剤を
水、アミノエタノールおよび/またはアンモニアと組み合わせると予想外の相乗
作用が生じ、その結果、得られる溶剤系は優れたインク除去能力を示すだけでな
く、優れた画像形成済みコーティング除去能力をも示すことを発見した。
【0008】 本発明は、以下の溶剤系を包含する:(1)アンモニアもしくはアミノエタノー
ルを含むかまたは含まず、溶解度向上剤を含むかまたは含まないグリコールエー
テルエステルおよび水の混合物、ならびに(2)溶解度向上剤を含むかまたは含
まないグリコールエーテル、水およびアンモニアまたはアミノエタノールの混合
物を提供するものである。
【0009】 本発明の他の目的、利点および特徴は、以下の詳細な説明および特許請求の範囲
から明らかになる。
【0010】 (発明の実施の形態) 本発明の溶剤系は、アンモニアもしくはアミノエタノールを含むかまたは含まず
、溶解度向上剤を含むかまたは含まない線状もしくは分岐鎖グリコールエーテル
エステル(式I)および水の混合物からなる。
【0011】
【化10】
【0012】 〔式中、m、n、pおよびqは整数である〕。
【0013】 また本発明の溶剤系は、溶解度向上剤を含むかまたは含まない下記一般式IIの
線状もしくは分岐鎖グリコールエーテル、水およびアンモニアまたはアミノエタ
ノールの混合物からなる。
【0014】
【化11】
【0015】 〔式中、m、nおよびqは整数である〕。
【0016】 好ましいグリコールエーテルエステルとしては、例えばm=0〜7、n=1〜4
、p=0〜7、かつq=2〜3である式Iの化合物が挙げられる。最も好ましい
グリコールエーテルエステルとしては、例えばエチレングリコールブチルエーテ
ルアセテート、ジエチレングリコールエチルエーテルアセテート、ジエチレング
リコールブチルエーテルアセテート、およびプロピレングリコールメチルエーテ
ルアセテートが挙げられる。好ましいグリコールエーテルとしては、例えばm=
0〜7、n=1〜4、かつq=2〜3である式IIの化合物が挙げられる。最も
好ましいグリコールエーテルとしては、例えばエチレングリコールプロピルエー
テル、エチレングリコールブチルエーテル、エチレングリコール2‐エチルヘキ
シルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールエ
チルエーテル、ジエチレングリコールプロピルエーテル、ジエチレングリコール
ブチルエーテルおよびプロピレングリコールメチルエーテルが挙げられる。
【0017】 本発明の溶剤系は、ゴム系部品、ポリマー系部品および金属部品などを含む印刷
機構成部品に適合する。
【0018】 グリコールエーテルエステルは、単独で使用した場合、優れたインク除去特性を
示すが、画像形成済みコーティングは除去できない。しかしグリコールエーテル
エステルを水、アミノエタノール、アミノエタノールおよび水またはアンモニア
および水と組み合わせると、インクを除去するだけでなく画像形成済みコーティ
ングも除去する溶剤系が得られる。
【0019】 グリコールエーテルおよびグリコールエーテルエステルは水溶性に乏しい。例え
ばジエチレングリコールブチルエーテルアセテートの最大水溶解度は約6〜7重
量%である。したがって、ジエチレングリコールブチルエーテルアセテートが完
全に可溶化されていてジエチレングリコールブチルエーテルアセテートおよび水
だけを含有する本発明の好ましい溶剤系は、約1〜7重量%のジエチレングリコ
ールブチルエーテルアセテートおよび約93〜99重量%の水、より好ましくは
約5〜7重量%のジエチレングリコールブチルエーテルアセテートおよび約93
〜95重量%の水からなる。
【0020】 本発明の溶剤系には、グリコールエーテルまたはグリコールエーテルエステルが
その水溶解度を越える量で存在するために完全には可溶化されていない溶剤系が
包含される。これら高レベルのグリコールエーテルまたはグリコールエーテルエ
ステルが存在してもその溶剤系の画像形成済みコーティング除去能力はさらには
向上しないかもしれないが、高レベルのグリコールエーテルまたはグリコールエ
ーテルエステルの存在は、その溶剤系のインク除去能力を向上させる可能性があ
る。
【0021】 本発明の溶剤系中の水へのグリコールエーテルまたはグリコールエーテルエステ
ルの溶解度は、例えば下記一般式IIIの線状または分岐鎖溶剤などといった溶
解度向上剤の添加によって向上させることができる。
【0022】
【化12】
【0023】 〔式中、m、n、pおよびqは整数である〕。
【0024】 式IIIの溶剤は、構造上グリコールエーテルおよびグリコールエーテルエステ
ルに類似しており、ポリグリコールと反応させた脂肪酸から構成されるエステル
の配合物(または混合物)である。好ましい式IIIの溶剤としては、例えばm
=2、n=14、q=2かつpは任意の整数であってよいアクゾ社のEthof
at(登録商標)などのエトキシル化トール油が挙げられる。かかるエトキシル
化溶剤は本発明溶剤系において溶解度向上剤として役立つだけでなくインク除去
剤でもあり、したがってその溶剤系のインク除去能力を増大させる。
【0025】 したがって本発明は、特にグリコールエーテルまたはグリコールエーテルエステ
ルの存在率が当該物質の水への溶解度の限界に近いか、限界であるか、または限
界を越えている溶剤系として、グリコールエーテルまたはグリコールエーテルエ
ステル、前記グリコールエーテルまたはグリコールエーテルエステルの溶解度を
向上させる能力を持つ化合物(例えばエトキシル化溶剤または洗剤など)、水、
および要すればアンモニアの混合物からなる溶剤系も包含する。したがって本発
明のこれらの溶剤系は上記グリコールエーテルまたはグリコールエーテルエステ
ルを可溶化するのに十分な量の溶解度向上剤(エトキシル化溶剤など)、例えば
約4〜10.5重量%のアクゾ社製Ethofat(登録商標)を含む。
【0026】 本発明による溶剤系へのアンモニアの添加は、その溶剤系の画像形成済みコーテ
ィング除去能力を著しく向上させ、アンモニア様添加剤アミノエタノール(エタ
ノールアミン)の添加も、アンモニアほどではないが同様であることが明らかに
なった。したがって本発明のグリコールエーテルエステル型溶剤系は、グリコー
ルエーテルエステルおよびアミノエタノールの混合物、グリコールエーテルエス
テル、アミノエタノールおよび水の混合物、ならびにグリコールエーテルエステ
ル、アンモニアおよび水の混合物からなる。好ましいグリコールエーテルエステ
ル型溶剤系としては、例えば約30〜99%のジエチレングリコールブチルエー
テルアセテートおよび約1〜70%のアミノエタノール、より好ましくは約33
〜95%のジエチレングリコールブチルエーテルアセテートおよび約5〜67重
量%のアミノエタノール;約0〜80%のジエチレングリコールブチルエーテル
アセテート、約10〜90%のアミノエタノールおよび約10〜90%の水;約
0〜50%のジエチレングリコールブチルエーテルアセテート、約0.1〜4%
のアンモニアおよび約50〜99%の水、より好ましくは約3%のジエチレング
リコールブチルエーテルアセテート、約0.12%のアンモニアおよび約97%
の水が挙げられる(全て重量%)。アンモニアは、好ましくはアンモニア濃度が
約1〜4重量%、より好ましくは約3重量%のアンモニア水溶液を使って、本発
明の溶剤系に添加される。
【0027】 エチレングリコールブチルエーテルなどの式IIのグリコールエーテルは、これ
を単独で使用した場合、優れたインク除去特性を示すが、画像形成済みコーティ
ング層は除去できない。しかしエチレングリコールブチルエーテルなどのグリコ
ールエーテルをアミノエタノール(エタノールアミン)および水またはアンモニ
アおよび水と組み合わせると、インクを除去するだけでなく画像形成済みコーテ
ィングも同時に除去する溶剤系が得られる。
【0028】 したがって本発明のグリコールエーテル型溶剤系は、グリコールエーテル、アミ
ノエタノールおよび水の混合物、ならびにグリコールエーテル、アンモニアおよ
び水の混合物からなる。本発明の好ましいグリコールエーテル型溶剤系としては
、例えば約10〜40%のエチレングリコールブチルエーテル、約10〜30%
のアミノエタノール、約50〜80%の水、より好ましくは約10〜40%のエ
チレングリコールブチルエーテル、約10〜20%のアミノエタノール、約50
〜70%の水;約10〜40%のエチレングリコールブチルエーテル、約0.〜
4%のアンモニア、約50〜80%の水が挙げられる。アンモニアは、好ましく
はアンモニア濃度が約1〜4重量%、より好ましくは約3重量%のアンモニア水
溶液が本発明の溶剤系に添加される。
【0029】 本発明の溶剤系の恩恵および利点は、以下の実施例の記載によってさらに明らか
になる。勿論この実施例に限定されるものではない。
【0030】 以下の実施例では、一連の印刷工程を経て吸着したインクが蓄積している印刷版
で溶剤系を試験した。除去される画像形成済みポリマーコーティングは平均の厚
さが2ミクロンだった。溶剤系は市販の溶剤を使って重量%で調製した。各試験
では1滴の溶剤系を印刷版の表面に塗布した。溶剤系を印刷版上に約15秒間留
まらせた後、Baldwin(登録商標)クロスを使って手で拭き取った。イン
クおよび画像形成済みコーティングの除去に関する溶剤系の有効性を、効果なし
、極微、微、可、良、極良、優の7点尺度で評定した。別段の表示がない限り、
%データは全て重量百分率に関するデータである。
【0031】 実施例1 5つの溶剤、すなわちジエチレングリコールブチルエーテルアセテート(溶剤1
)、エチレングリコールブチルエーテル(溶剤2)、アミノエタノール(エタノ
ールアミン)(溶剤3)、N‐メチルピロリドン(溶剤4)およびアンモニア水
溶液(溶剤5)を、印刷版の表面からインクおよび画像形成済みコーティングを
除去する個々の能力について試験した。これらの溶剤のそれぞれを単独で使用し
た場合に得られる結果を表1に要約する。
【0032】
【表1】
【0033】 表1からわかるように溶剤1〜4はインクを印刷版から除去するのに優れていた
が、画像形成済みコーティングの除去には溶剤4(N‐メチルピロリドン)だけ
が優れていた。溶剤1〜3は画像形成済みコーティングを除去しなかった。溶剤
4はインク除去能力および画像形成済みコーティング除去能力が共に優れていた
が、これは様々な高分子材料を溶解できる極めて強力な溶剤でもあり、それゆえ
多くの印刷機部品がポリマーに基づいている印刷機産業では実用性に欠ける。溶
剤5はインクおよび画像形成済みコーティングの両方をごく僅かにしか除去しな
かった。
【0034】 実施例2 アンモニアの存在の効果を本発明のジエチレングリコールブチルエチルアセテー
ト型溶剤系で調べた。溶剤系の調製には3%アンモニア水溶液を使用した。以下
に記載するアンモニア百分率は得られた溶剤系中に存在するアンモニアの重量百
分率である。この研究の結果を表2に要約する。
【0035】
【表2】
【0036】 表2からわかるように、アンモニアの添加によって本発明のジエチレングリコー
ルブチルエーテルアセテート型溶剤系の画像形成済みコーティング除去能力が向
上した。約1%のジエチレングリコールブチルエーテルアセテートおよび約99
%の水からなる溶剤系に約0.12%のアンモニアを添加すると、溶剤系の画像
形成済みコーティング除去能力が「効果なし」から「可」に向上した。約3%の
ジエチレングリコールブチルエーテルアセテートおよび約97%の水からなる溶
剤系に約0.12%のアンモニアを添加すると、溶剤系の画像形成済みコーティ
ング除去能力が「微」から「優」に向上した。約5.5%のジエチレングリコー
ルブチルエーテルアセテート、約10.5%のEthofat(登録商標)およ
び約84%の水からなる溶剤系に約0.06%のアンモニアを添加すると、溶剤
系の画像形成済みコーティング除去能力が「極良」から「優」に向上した。
【0037】 アンモニアの添加により、本発明のジエチレングリコールブチルエーテルアセテ
ート型溶剤系のインク除去能力も向上した。約1%のジエチレングリコールブチ
ルエーテルアセテートおよび約99%の水からなる溶剤系に約0.12%のアン
モニアを添加すると、溶剤系のインク除去能力が「微」から「可」に向上した。
約3%のジエチレングリコールブチルエーテルアセテートおよび約97%の水か
らなる溶剤系に約0.12%のアンモニアを添加すると、溶剤系のインク除去能
力が「微」から「優」に向上した。約5.5%のジエチレングリコールブチルエ
ーテルアセテート、約10.5%のEthofat(登録商標)および約84%
の水からなる溶剤系に約0.06%のアンモニアを添加すると、溶剤系のインク
除去能力が「極良」から「優」に向上した。
【0038】 以上の本発明の精神および本発明の範囲から逸脱することなく数多くの変更また
は改変を施しうることは当業者には明らかだろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 7/50 C11D 7/50 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ステッドリー,ハーヴィー アメリカ合衆国、コネチカット州 06880、 ウェストポート、タングルウッド ランド 7 (72)発明者 ヴォイトヴィッチ,スティーブン,ジー. アメリカ合衆国、コネチカット州 06484、 シェルトン、ミスティー レーン 27 Fターム(参考) 2H114 AA04 AA22 AA23 AA24 BA01 BA10 DA28 DA52 EA02 EA10 FA15 GA27 GA28 GA29 4H003 DA12 DB03 EA23 EB09 EB14 ED02 ED29 FA21 FA45 4J038 RA02 RA04 RA06 RA12 RA17

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式: 【化1】 [式中、m、n、pおよびqは整数である〕 のグリコールエーテルエステルおよび水を含んでなる、インクおよび画像形成済
    みコーティングを印刷版から除去するための溶剤系。
  2. 【請求項2】 さらにアンモニアを含む請求項1記載の溶剤系。
  3. 【請求項3】 さらにアミノエタノールを含む請求項1記載の溶剤系。
  4. 【請求項4】 さらに溶解度向上剤を含む請求項1記載の溶剤系。
  5. 【請求項5】 さらに溶解度向上剤を含む請求項2記載の溶剤系。
  6. 【請求項6】 さらに溶解度向上剤を含む請求項3記載の溶剤系。
  7. 【請求項7】 mが0〜7の整数であり、nが1〜4の整数であり、pが0〜7
    の整数であり、かつqが2〜3の整数である請求項1記載の溶剤系。
  8. 【請求項8】 グリコールエーテルエステルがエチレングリコールブチルエーテ
    ルアセテート、ジエチレングリコールエチルエーテルアセテート、ジエチレング
    リコールブチルエーテルアセテートおよびプロピレングリコールメチルエーテル
    アセテートからなる群より選択される請求項1記載の溶剤系。
  9. 【請求項9】 溶解度向上剤が式: 【化2】 〔式中、m、n、pおよびqは整数である〕 で表される請求項4記載の溶剤系。
  10. 【請求項10】 溶解度向上剤が式: 【化3】 〔式中、m、n、pおよびqは整数である〕 で表される請求項5記載の溶剤系。
  11. 【請求項11】 溶解度向上剤が式: 【化4】 〔式中、m、n、pおよびqは整数である〕 で表される請求項6記載の溶剤系。
  12. 【請求項12】 mが2であり、nが14であり、qが2であり、かつpが任意
    の整数である請求項9記載の溶剤系。
  13. 【請求項13】 mが2であり、nが14であり、qが2であり、かつpが任意
    の整数である請求項10記載の溶剤系。
  14. 【請求項14】 mが2であり、nが14であり、qが2であり、かつpが任意
    の整数である請求項11記載の溶剤系。
  15. 【請求項15】 式: 【化5】 〔式中、m、n、pおよびqは整数である〕 のグリコールエーテルエステルおよびアミノエタノールを含んでなる、インクお
    よび画像形成済みコーティングを印刷版から除去するための溶剤系。
  16. 【請求項16】 mが0〜7の整数であり、nが1〜4の整数であり、pが0〜
    7の整数であり、かつqが2〜3の整数である請求項15記載の溶剤系。
  17. 【請求項17】 式: 【化6】 〔式中、m、nおよびqは整数である〕 のグリコールエーテル、水およびアンモニアを含んでなる、インクおよび画像形
    成済みコーティングを印刷版から除去するための溶剤系。
  18. 【請求項18】 式: 【化7】 〔式中、m、nおよびqは整数である〕 のグリコールエーテル、水およびアミノエタノールを含んでなる、インクおよび
    画像形成済みコーティングを印刷版から除去するための溶剤系。
  19. 【請求項19】 さらに溶解度向上剤を含む請求項17記載の溶剤系。
  20. 【請求項20】 さらに溶解度向上剤を含む請求項18記載の溶剤系。
  21. 【請求項21】 mが0〜7の整数であり、nが1〜4の整数であり、かつqが
    2〜3の整数である請求項17記載の溶剤系。
  22. 【請求項22】 mが0〜7の整数であり、nが1〜4の整数であり、かつqが
    2〜3の整数である請求項18記載の溶剤系。
  23. 【請求項23】 グリコールエーテルがエチレングリコールプロピルエーテル、
    エチレングリコールブチルエーテル、エチレングリコール2‐エチルヘキシルエ
    ーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエ
    ーテル、ジエチレングリコールプロピルエーテル、ジエチレングリコールブチル
    エーテルおよびプロピレングリコールメチルエーテルからなる群より選択される
    請求項17記載の溶剤系。
  24. 【請求項24】 グリコールエーテルがエチレングリコールプロピルエーテル、
    エチレングリコールブチルエーテル、エチレングリコール2‐エチルヘキシルエ
    ーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエ
    ーテル、ジエチレングリコールプロピルエーテル、ジエチレングリコールブチル
    エーテルおよびプロピレングリコールメチルエーテルからなる群より選択される
    請求項18記載の溶剤系。
  25. 【請求項25】 溶解度向上剤が式: 【化8】 〔式中、m、n、pおよびqは整数である〕 で表される請求項19記載の溶剤系。
  26. 【請求項26】 溶解度向上剤が式: 【化9】 〔式中、m、n、pおよびqは整数である〕 で表される請求項20記載の溶剤系。
  27. 【請求項27】 mが2であり、nが14であり、qが2であり、かつpが任意
    の整数である請求項25記載の溶剤系。
  28. 【請求項28】 mが2であり、nが14であり、qが2であり、かつpが任意
    の整数である請求項26記載の溶剤系。
  29. 【請求項29】 請求項1の溶剤系を使用済み印刷版に塗布する段階ならびに吸
    着したインクおよび画像形成済みポリマーコーティングを前記印刷版から拭き取
    る段階を含んでなる、吸着したインクおよび画像形成済みポリマーコーティング
    を印刷版から同時に除去する方法。
  30. 【請求項30】 請求項1の溶剤系をまだ印刷機内にある使用済み印刷版に塗布
    する段階ならびに吸着したインクおよび画像形成済みコーティングを前記印刷版
    から拭き取る段階を含んでなる、使用済み印刷版を現場で洗浄する方法。
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