JP2002543013A - リフトチェーン - Google Patents
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16G13/00—Chains
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- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66F—HOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
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- B66F9/06—Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
- B66F9/075—Constructional features or details
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
フォークリフトトラックのキャリッジ吊り上げ構造に用いられるチェーンであって、それぞれ一対の外側連結プレートと複数の中間連結プレートを有する複数の互いの間に差し込まれた連結アセンブリを備える。外側連結プレートの強度は、組み立てられていない状態で測定された場合、どの中間連結プレートの強度よりも小さい。強度の減少は、連結プレートのの厚さやヘッド面積を減少することにより達成される。外側連結プレートはチェーンを横切る方向の平均剛性の６０％から９０％の剛性をもち、所与のチェーン構成の中間連結プレートの第１グループはチェーンの平均剛性の７０％から９５％の剛性をもつ。本発明は、荷重が連結プレート間でより均等に分けられ、単一の要素からなるチェーンが荷重能力を損失することなく２つの小さいチェーンと置き替えられることを可能にするチェーンを供給する。
Description
【０００１】 本発明はチェーンに関し、排他的にではないがとりわけ、フォークリフトトラ
ックのリフトフォークキャリッジの上げ下げに用いられる種類のリフトチェーン
に関する。
ックのリフトフォークキャリッジの上げ下げに用いられる種類のリフトチェーン
に関する。
【０００２】 フォークリフトトラックにおいて、リフトフォークキャリッジは、リフトチェ
ーンが走る溝車を上端にもつ少なくとも一つの水圧ジャッキを備えるマストアセ
ンブリにより上げ下げされる。ジャッキの下端はトラックに固定されており、リ
フトチェーンの第一端は固定アセンブリによりリフトフォークキャリッジに連結
されている。チェーンの他端は、トラック上の静止構造に固定されている。
ーンが走る溝車を上端にもつ少なくとも一つの水圧ジャッキを備えるマストアセ
ンブリにより上げ下げされる。ジャッキの下端はトラックに固定されており、リ
フトチェーンの第一端は固定アセンブリによりリフトフォークキャリッジに連結
されている。チェーンの他端は、トラック上の静止構造に固定されている。
【０００３】 マストアセンブリが２対のリフトチェーンと溝車を有し、それらが横方向に離
間した位置でキャリッジに連結されていることは周知である。
間した位置でキャリッジに連結されていることは周知である。
【０００４】 水圧ジャッキが伸張されると、溝車は上方に移動され、チェーンは吊り上げら
れてキャリッジを持ち上げる。
れてキャリッジを持ち上げる。
【０００５】 この種のリフトチェーンは、複数の互いの間に差し込まれたリンクをたいてい
備えており、各リンクは、横並びの関係に配置された同一の構成からなる複数の
連結プレートにより形成されている。互いの間に差し込まれた連結プレートの重
なり合う端部は、一般的なピンに取付けられている。最も外側の連結プレートは
、通常、プレートのピンホールとピンの間で締り嵌めでピンに連結されており、
一方、残された中間連結プレートは遊び嵌めでピンに回転可能に取付けられてい
る。締り嵌めの程度は、通常、ピンとピンホールの間の界面でプレート材料を局
部的に冷間加工するのに十分な程度である。これがプラスチックのひずみやプレ
ートが疲労荷重に抵抗する能力の人工的増加を引き起こすということは、現在理
解されている。
備えており、各リンクは、横並びの関係に配置された同一の構成からなる複数の
連結プレートにより形成されている。互いの間に差し込まれた連結プレートの重
なり合う端部は、一般的なピンに取付けられている。最も外側の連結プレートは
、通常、プレートのピンホールとピンの間で締り嵌めでピンに連結されており、
一方、残された中間連結プレートは遊び嵌めでピンに回転可能に取付けられてい
る。締り嵌めの程度は、通常、ピンとピンホールの間の界面でプレート材料を局
部的に冷間加工するのに十分な程度である。これがプラスチックのひずみやプレ
ートが疲労荷重に抵抗する能力の人工的増加を引き起こすということは、現在理
解されている。
【０００６】 外側連結プレートに比べて中間連結プレートの特有の数と配列は、チェーンの
必要とされる吊り上げ能力に従って選択される。一般に、少なくとも２つの中間
連結プレートの第１グループがあり、それらは外側連結プレートからずれていて
、ピンにより外側連結プレートに連結されている。中間連結プレートの第１グル
ープは、２つもしくはそれ以上の整列した隣り合うプレートを備えており、その
数は適用用途により決まる。大きなサイズのチェーンにおいては、中間連結プレ
ートの他のグループが存在する。中間連結プレートの第２グループは第１グルー
プの内側に位置して外側連結プレートと整列され、第３グループは第２グループ
の内側に位置して第１グループと整列される。そして以下同様に続く。
必要とされる吊り上げ能力に従って選択される。一般に、少なくとも２つの中間
連結プレートの第１グループがあり、それらは外側連結プレートからずれていて
、ピンにより外側連結プレートに連結されている。中間連結プレートの第１グル
ープは、２つもしくはそれ以上の整列した隣り合うプレートを備えており、その
数は適用用途により決まる。大きなサイズのチェーンにおいては、中間連結プレ
ートの他のグループが存在する。中間連結プレートの第２グループは第１グルー
プの内側に位置して外側連結プレートと整列され、第３グループは第２グループ
の内側に位置して第１グループと整列される。そして以下同様に続く。
【０００７】 できるだけ安価にチェーンを製造し、かつ、単一のチェーンの異なる部品の数
を最低限に抑えるために、全てのプレート（外側と中間）が一定の厚さの金属板
から同じ道具により製造されて同じ厚さと形をもつようにすることが従来知られ
ている。
を最低限に抑えるために、全てのプレート（外側と中間）が一定の厚さの金属板
から同じ道具により製造されて同じ厚さと形をもつようにすることが従来知られ
ている。
【０００８】 使用中、そのようなチェーンにかかる荷重の大部分は最も外側の連結プレート
により支えられているということが、テストにより確証されている。したがって
、チェーンの吊り上げ能力を増すためには、外側連結プレートの厚さを中間連結
プレートに比べて増加することが知られている。
により支えられているということが、テストにより確証されている。したがって
、チェーンの吊り上げ能力を増すためには、外側連結プレートの厚さを中間連結
プレートに比べて増加することが知られている。
【０００９】 出願人により実施されたさらなるテストにより、実際上、連結プレートがチェ
ーンの中心に近ければ近いほど荷重が低くなることが確証されている。その上、
ピンとの遊び嵌めの結果、中心の中間連結プレートは荷重のかかる初期段階の間
、荷重の支持に初めは寄与しない。荷重がチェーンを横切る方向にこのように不
均等に分配され、外側プレートがそのような圧力を被るのは、明らかに望ましく
ない。
ーンの中心に近ければ近いほど荷重が低くなることが確証されている。その上、
ピンとの遊び嵌めの結果、中心の中間連結プレートは荷重のかかる初期段階の間
、荷重の支持に初めは寄与しない。荷重がチェーンを横切る方向にこのように不
均等に分配され、外側プレートがそのような圧力を被るのは、明らかに望ましく
ない。
【００１０】 所与のリフトチェーンの疲労荷重能力が、各々がその幅を横切る方向に元のチ
ェーンよりも少ないリンクをもつ２つの別個の並んだチェーンに置き替えること
により増加され得ることは周知である。しかしながら、多くの状況において、単
一の比較的幅広いチェーンの代わりに２つの幅が狭いチェーンを用いることは、
利用できる空間が限られているため不可能である。並んだチェーンのピン間に横
方向の遊びが必要なことから、フォークリフトトラックのマストアセンブリにこ
の代用をなすには概して空間が不十分である。
ェーンよりも少ないリンクをもつ２つの別個の並んだチェーンに置き替えること
により増加され得ることは周知である。しかしながら、多くの状況において、単
一の比較的幅広いチェーンの代わりに２つの幅が狭いチェーンを用いることは、
利用できる空間が限られているため不可能である。並んだチェーンのピン間に横
方向の遊びが必要なことから、フォークリフトトラックのマストアセンブリにこ
の代用をなすには概して空間が不十分である。
【００１１】 前述の不都合や問題を除去または軽減することが、本発明の課題である。
【００１２】 本発明によると、複数の互いの間に差し込まれた連結アセンブリを備え、各連
結アセンブリは外側連結プレートと複数の中間連結プレートを備えており、隣接
する連結アセンブリはピンにより互いに接続されており、外側連結プレートは回
転しないよう上記ピンに取り付けられるとともに、中間連結プレートは外側連結
プレートに対して相対的に回転可能に取り付けられているチェーンにおいて、組
み立てられていない状態で測定された場合に、各外側連結プレートの強度がどの
中間連結プレートの強度よりも小さいことを特徴とするチェーンが提供される。
結アセンブリは外側連結プレートと複数の中間連結プレートを備えており、隣接
する連結アセンブリはピンにより互いに接続されており、外側連結プレートは回
転しないよう上記ピンに取り付けられるとともに、中間連結プレートは外側連結
プレートに対して相対的に回転可能に取り付けられているチェーンにおいて、組
み立てられていない状態で測定された場合に、各外側連結プレートの強度がどの
中間連結プレートの強度よりも小さいことを特徴とするチェーンが提供される。
【００１３】 外側連結プレートの強度の減少は、例えば、その厚さや「ヘッド」面積を中間
連結プレートのものと比べて減少させることにより、また異なる材料や製造方法
を用いることにより達成される。ヘッド面積は、ピンの中心を通りチェーン連結
プレートの最も近くにある外側端部に交差する半径方向の線に沿って取られたリ
ンクの横断面積として定義される。
連結プレートのものと比べて減少させることにより、また異なる材料や製造方法
を用いることにより達成される。ヘッド面積は、ピンの中心を通りチェーン連結
プレートの最も近くにある外側端部に交差する半径方向の線に沿って取られたリ
ンクの横断面積として定義される。
【００１４】 吊り上げられた荷重の不均衡な量が外側連結プレートによって支持されると理
解されていたことから、これまで、外側連結プレートの厚さの減少などによりそ
の強度を減少させることが可能であるとは考えられなかった。しかしながら、チ
ェーンの引張強さの増加よりも、むしろチェーンの設計を最適な疲労抵抗に到達
させるよう注意を向けることによって、外側連結プレートとピンとの間の締り嵌
めにより提供される高められた疲労性能（上述を参照）を利用することにより、
（組み立てられていない状態の）外側プレートの強度の低減が可能になると理解
されている。
解されていたことから、これまで、外側連結プレートの厚さの減少などによりそ
の強度を減少させることが可能であるとは考えられなかった。しかしながら、チ
ェーンの引張強さの増加よりも、むしろチェーンの設計を最適な疲労抵抗に到達
させるよう注意を向けることによって、外側連結プレートとピンとの間の締り嵌
めにより提供される高められた疲労性能（上述を参照）を利用することにより、
（組み立てられていない状態の）外側プレートの強度の低減が可能になると理解
されている。
【００１５】 外側プレートが、プレートが全て同じ厚さである周知のリフトチェーンのもの
と比べて薄い場合、単一の比較的幅広いチェーンは、チェーンの収容に必要とさ
れる幅を増加することなく、２つもしくはそれ以上の幅の狭いチェーンと置き替
えられることができる（そのためチェーンの吊り上げ能力は増加する）。
と比べて薄い場合、単一の比較的幅広いチェーンは、チェーンの収容に必要とさ
れる幅を増加することなく、２つもしくはそれ以上の幅の狭いチェーンと置き替
えられることができる（そのためチェーンの吊り上げ能力は増加する）。
【００１６】 好適な実施形態において、外側連結プレートは、チェーンを横切る方向の平均
剛性の６０％から９０％の剛性をもつ。
剛性の６０％から９０％の剛性をもつ。
【００１７】 好ましくは、中間連結プレートの第１グループは、チェーンを横切る方向の平
均剛性の７０％から９５％の剛性をもつ。
均剛性の７０％から９５％の剛性をもつ。
【００１８】 大きなチェーンにおいて、第１グループの内側にある中間連結プレートの第２
グループは平均剛性と等しい剛性をもち、中間連結プレートの他のグループの剛
性は均等に分けられている。
グループは平均剛性と等しい剛性をもち、中間連結プレートの他のグループの剛
性は均等に分けられている。
【００１９】 本発明の明確な実施形態は、添付の図面を参照して例としてのみ以下に説明さ
れる。
れる。
【００２０】 図を参照すると、本発明を具体化している２つのチェーンが図１及び２に並べ
て示されている。
て示されている。
【００２１】 各チェーンは、ピン３により回転可能な関係に連結されている外側連結プレー
ト１と中間連結プレート２とを備える。
ト１と中間連結プレート２とを備える。
【００２２】 外側及び中間連結プレート１，２は互いの間に差し込まれており、そのため対
向する外側連結プレート１の対がその間に２つの並んだ中間連結プレート２の端
部を受け取るようになっている。外側及び中間連結プレート１，２の重なり合っ
た端部は、プレートの整列した開口を通るピン３により回転可能に互いに連結さ
れている。外側連結プレート１はピン３と開口の間の締り嵌めによりピンに連結
されており（すなわち、外側連結プレート１はピン３上で回転できない）、一方
、中間連結プレートはピンと遊び嵌めになっている（すなわち、ピン３上で自由
に回転できる）。
向する外側連結プレート１の対がその間に２つの並んだ中間連結プレート２の端
部を受け取るようになっている。外側及び中間連結プレート１，２の重なり合っ
た端部は、プレートの整列した開口を通るピン３により回転可能に互いに連結さ
れている。外側連結プレート１はピン３と開口の間の締り嵌めによりピンに連結
されており（すなわち、外側連結プレート１はピン３上で回転できない）、一方
、中間連結プレートはピンと遊び嵌めになっている（すなわち、ピン３上で自由
に回転できる）。
【００２３】 この種のリフトチェーンは、間に差し込まれた中間連結プレートの異なる配列
で構成されることもでき、その一例が図２ａに示されている。図１及び２のチェ
ーンは当該技術において通例２×２のチェーンと言われており、図２ａのチェー
ンは４×６のチェーンとして周知である。
で構成されることもでき、その一例が図２ａに示されている。図１及び２のチェ
ーンは当該技術において通例２×２のチェーンと言われており、図２ａのチェー
ンは４×６のチェーンとして周知である。
【００２４】 図１及び２の外側連結プレートの幅Ｗ１は、中間連結プレートの対応する寸法
Ｗ２よりも薄い。この構成は、現存の２×２のチェーンと同じもしくはそれより
小さい全体幅を持つチェーンを供給する。
Ｗ２よりも薄い。この構成は、現存の２×２のチェーンと同じもしくはそれより
小さい全体幅を持つチェーンを供給する。
【００２５】 例として、前述のような２×２のチェーンは以下のような寸法である： ピッチ：１８．５ｍｍ ヘッド：１５．４ｍｍ 胴体くびれ部：１３．７ｍｍ 中間プレートの厚さ：４ｍｍ 外側プレートの厚さ：２．７ｍｍ ピンの直径：６．８ｍｍ
【００２６】 図２及び２ａより、２つの並んだ２×２のチェーンの全体を合わせた幅は、６
×４のチェーンと同じもしくはそれより狭いということがわかる。したがって、
制限された作業空間において、１つの６×４のチェーンは、より大きい吊り上げ
能力を供給するために一対の並んだ２×２のチェーンと置き替えられることがで
きる。
×４のチェーンと同じもしくはそれより狭いということがわかる。したがって、
制限された作業空間において、１つの６×４のチェーンは、より大きい吊り上げ
能力を供給するために一対の並んだ２×２のチェーンと置き替えられることがで
きる。
【００２７】 作業面積がそれほど制限されていない場合の適用において、外側連結プレート
は、別のやり方で強度を低減される。
は、別のやり方で強度を低減される。
【００２８】 例えば、図３に示す外側連結プレートは、中間連結プレートと比べて減少した
「ヘッド」面積をもつ。ヘッド面積は、開口を受けているピンの中心を通り最も
近くにある（円形にされた）プレート端部に交差する線Ｌに沿って取られるプレ
ートの横断面積として定義される。この減少した面積（図３に点線で示す）は、
例えば、開口を拡大するかリンクの円形の端部５の大きさを減少させることによ
り得ることができる。
「ヘッド」面積をもつ。ヘッド面積は、開口を受けているピンの中心を通り最も
近くにある（円形にされた）プレート端部に交差する線Ｌに沿って取られるプレ
ートの横断面積として定義される。この減少した面積（図３に点線で示す）は、
例えば、開口を拡大するかリンクの円形の端部５の大きさを減少させることによ
り得ることができる。
【００２９】 このようなチェーンの例は、以下の通りである： ピッチ：１８．５ｍｍ 中間プレートヘッド：１５．４ｍｍ 外側プレートヘッド：１３．０ｍｍ 中間プレート胴体くびれ部：１３．７ｍｍ 外側プレート胴体くびれ部：１２．０ｍｍ プレートの厚さ：４ｍｍ ピンの直径：６．８ｍｍ
【００３０】 他の例において、外側連結プレートは、中間連結プレートの材料よりも低い引
張強さをもつ材料から単純に構成され得る。
張強さをもつ材料から単純に構成され得る。
【００３１】 中間プレート強度の外側プレート強度に対する比は、１．１：１から１．６：
１の範囲になると考えられる。
１の範囲になると考えられる。
【００３２】 あらゆる例において、中間連結プレートと比べての外側連結プレートの強度の
減少は、プレートが組み立てられていない状態、すなわちプレートがピンで互い
に連結される前の状態で測定される。いったんプレートが組み立てられると、外
側連結プレートとピンとの間の締り嵌めは、外側連結プレートの疲労強さに補償
的な増加をもたらす。
減少は、プレートが組み立てられていない状態、すなわちプレートがピンで互い
に連結される前の状態で測定される。いったんプレートが組み立てられると、外
側連結プレートとピンとの間の締り嵌めは、外側連結プレートの疲労強さに補償
的な増加をもたらす。
【００３３】 本発明は、この性質の幅広いチェーン（例えば８×８や６×４）が、複数の２
×２のチェーンと置き替えられることを可能にし、それによって、チェーン製造
における異なる幅のチェーンを多種類生産する必要性を排除する。しかしながら
、ある適用用途においては、強度の減少した外側連結プレートをもつ大きなチェ
ーン幅を用いるのがやはり望ましい。図４ａから４ｆは、さまざまな荷重や適用
のための、種々の多重リーフチェーン連結の構成を示している。
×２のチェーンと置き替えられることを可能にし、それによって、チェーン製造
における異なる幅のチェーンを多種類生産する必要性を排除する。しかしながら
、ある適用用途においては、強度の減少した外側連結プレートをもつ大きなチェ
ーン幅を用いるのがやはり望ましい。図４ａから４ｆは、さまざまな荷重や適用
のための、種々の多重リーフチェーン連結の構成を示している。
【００３４】 図４ａに示す２×２のチェーンには、チェーンの中心に配置された２グループ
のみの中間連結プレート２がある。各グループは、外側連結プレート１からずれ
ており、一対の隣り合う整列したプレートを備える。図４ｂに示される他の実施
形態において、中間連結プレート２のグループは、二対の隣り合う整列した３つ
のプレートを備える。
のみの中間連結プレート２がある。各グループは、外側連結プレート１からずれ
ており、一対の隣り合う整列したプレートを備える。図４ｂに示される他の実施
形態において、中間連結プレート２のグループは、二対の隣り合う整列した３つ
のプレートを備える。
【００３５】 中間連結プレートの他のグループに見られる他の構成は、図４ｃから４ｆに示
される。図４ｅを例にとってみると、整列した中間連結プレート６の中心の一対
と、中心の中間連結プレート６の外側に配置された４グループの中間連結プレー
ト２が示されている。図５に示されるように、各プレートは、中心胴体くびれ領
域７を有する。
される。図４ｅを例にとってみると、整列した中間連結プレート６の中心の一対
と、中心の中間連結プレート６の外側に配置された４グループの中間連結プレー
ト２が示されている。図５に示されるように、各プレートは、中心胴体くびれ領
域７を有する。
【００３６】 組み立てられていない状態において最も外側にある連結プレートの強度の減少
は、チェーン幅を横切る方向に荷重の均衡が保たれることを確実にする。このこ
とはまた、組み立てられた状態における外側連結プレート１の剛性の減少に帰着
する。
は、チェーン幅を横切る方向に荷重の均衡が保たれることを確実にする。このこ
とはまた、組み立てられた状態における外側連結プレート１の剛性の減少に帰着
する。
【００３７】 典型的な８×８のチェーン（図示せず）には、一対の対置された外側連結プレ
ートと、それぞれ２つの隣り合う整列したプレートを備える、外側連結プレート
に隣接するがずれている中間連結プレートの第１グループと、第１グループの内
側にあるがずれている（かつ外側連結プレートと整列した）同様の中間連結プレ
ートの第２グループと、第１グループと整列した中間連結プレートの第３グルー
プと、連結プレートの中心グループとがある。このような構成のチェーンの性能
は、外側連結プレートの剛性をチェーンを横切る方向の平均剛性の７８.６％に
減らし、第１中間連結プレートの剛性を平均の８５.７％に減らし、中間プレー
トの第２グループがチェーンの平均剛性と等しい剛性をもつことを確実にし、そ
して、他のプレートの剛性が、平均チェーン剛性に他のプレートから取り除かれ
た剛性を加えたものとして均等に分けらることを確実にすることにより、改善さ
れることがわかる。
ートと、それぞれ２つの隣り合う整列したプレートを備える、外側連結プレート
に隣接するがずれている中間連結プレートの第１グループと、第１グループの内
側にあるがずれている（かつ外側連結プレートと整列した）同様の中間連結プレ
ートの第２グループと、第１グループと整列した中間連結プレートの第３グルー
プと、連結プレートの中心グループとがある。このような構成のチェーンの性能
は、外側連結プレートの剛性をチェーンを横切る方向の平均剛性の７８.６％に
減らし、第１中間連結プレートの剛性を平均の８５.７％に減らし、中間プレー
トの第２グループがチェーンの平均剛性と等しい剛性をもつことを確実にし、そ
して、他のプレートの剛性が、平均チェーン剛性に他のプレートから取り除かれ
た剛性を加えたものとして均等に分けらることを確実にすることにより、改善さ
れることがわかる。
【００３８】 各プレートの剛性は、いくつかの要因、すなわち、プレートの厚さや、プレー
ト側面の面積や、連結されているプレートの開口がピンで締り嵌めであるか遊び
嵌めであるかや、締りや遊びの程度などにより決定される。こうして各プレート
の剛性は、一つあるいはそれ以上のこれらのパラメータを変化させることにより
減少もしくは増加自在である。プレート側面積は、例えば、胴体くびれ領域の大
きさを増加することにより減少され得る。
ト側面の面積や、連結されているプレートの開口がピンで締り嵌めであるか遊び
嵌めであるかや、締りや遊びの程度などにより決定される。こうして各プレート
の剛性は、一つあるいはそれ以上のこれらのパラメータを変化させることにより
減少もしくは増加自在である。プレート側面積は、例えば、胴体くびれ領域の大
きさを増加することにより減少され得る。
【００３９】 プレートの厳密な剛性の減少または増加は、所望のままに一つあるいはそれ以
上のこれらの特徴を変更することにより変化され得ると理解されるべきである。
さらに、所望の剛性の増加または減少の厳密な割合は、チェーンの構成による。
例えば、外側プレートの剛性はチェーンの平均剛性の５０％から９０％の間のど
れかの割合で減少され、中間連結プレートの第１グループの剛性は平均剛性の７
０％から９０％の間のどれかの割合で減少され得ると考えられている。
上のこれらの特徴を変更することにより変化され得ると理解されるべきである。
さらに、所望の剛性の増加または減少の厳密な割合は、チェーンの構成による。
例えば、外側プレートの剛性はチェーンの平均剛性の５０％から９０％の間のど
れかの割合で減少され、中間連結プレートの第１グループの剛性は平均剛性の７
０％から９０％の間のどれかの割合で減少され得ると考えられている。
【００４０】 組み立てられたチェーンの剛性は、個々のプレート間のピン連結や摩擦接触に
よって生じる剛性の変化を考慮するとチェーンの幅を横切る方向に一定である。
このことは、荷重が増加するにつれてチェーンの幅を横切る方向の剛性が対応し
て増加することを確実にしている。
よって生じる剛性の変化を考慮するとチェーンの幅を横切る方向に一定である。
このことは、荷重が増加するにつれてチェーンの幅を横切る方向の剛性が対応し
て増加することを確実にしている。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の一対のチェーンの斜視図である。
【図２】 図１のチェーンの平面図である。
【図２ａ】 図２のチェーンと比較するための比較的幅広いリフトチェーン
の平面図である。
の平面図である。
【図３】 本発明にしたがって減少された「ヘッド」面積をもつ外側連結プ
レートの斜視図である。
レートの斜視図である。
【図４ａ】 本発明における２×２の多重リーフチェーン連結の平面図であ
る。
る。
【図４ｂ】 本発明における２×３の多重リーフチェーン連結の平面図であ
る。
る。
【図４ｃ】 本発明における３×４の多重リーフチェーン連結の平面図であ
る。
る。
【図４ｄ】 本発明における４×４の多重リーフチェーン連結の平面図であ
る。
る。
【図４ｅ】 本発明における４×６の多重リーフチェーン連結の平面図であ
る。
る。
【図４ｆ】 本発明における６×６の多重リーフチェーン連結の平面図であ
る。
る。
【図５】 図４ａから４ｆのいずれかのチェーンの側面図である。
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１２年５月１６日（２０００．５．１６）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１２
【補正方法】変更
【補正の内容】
【００１２】 本発明によると、第一端が静止構造に、第二端が移動の対象物に連結されるリ
フトチェーンであって、複数の互いの間に差し込まれた連結アセンブリを備え、
各連結アセンブリは外側連結プレートと複数の中間連結プレートを備えており、
隣接する連結アセンブリはピンにより互いに接続されており、外側連結プレート
は回転しないよう上記ピンに締り嵌めで取り付けられるとともに、中間連結プレ
ートは外側連結プレートに対して相対的に回転可能に取り付けられているチェー
ンにおいて、組み立てられていない状態で測定された場合に、各外側連結プレー
トの強度がどの中間連結プレートの強度よりも小さいことを特徴とするリフトチ
ェーンが供給されている。
フトチェーンであって、複数の互いの間に差し込まれた連結アセンブリを備え、
各連結アセンブリは外側連結プレートと複数の中間連結プレートを備えており、
隣接する連結アセンブリはピンにより互いに接続されており、外側連結プレート
は回転しないよう上記ピンに締り嵌めで取り付けられるとともに、中間連結プレ
ートは外側連結プレートに対して相対的に回転可能に取り付けられているチェー
ンにおいて、組み立てられていない状態で測定された場合に、各外側連結プレー
トの強度がどの中間連結プレートの強度よりも小さいことを特徴とするリフトチ
ェーンが供給されている。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１３
【補正方法】変更
【補正の内容】
【００１３】 外側連結プレートの強度の減少は、例えば、その厚さや「ヘッド」面積を中間
連結プレートのものと比べて減少することにより、また異なる材料や製造方法を
用いることにより達成される。ヘッド面積という用語は、説明と請求項の文中に
用いられており、ピンの中心を通りチェーン連結プレートの最も近くにある外側
端部で交差する半径方向の線に沿って取られたリンクの横断面積を意味する。
連結プレートのものと比べて減少することにより、また異なる材料や製造方法を
用いることにより達成される。ヘッド面積という用語は、説明と請求項の文中に
用いられており、ピンの中心を通りチェーン連結プレートの最も近くにある外側
端部で交差する半径方向の線に沿って取られたリンクの横断面積を意味する。
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１２年６月６日（２０００．６．６）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の名称】 リフトチェーン
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００１
【補正方法】変更
【補正の内容】
【０００１】 本発明はリフトチェーンに関し、排他的にではないがとりわけ、フォークリフ
トトラックのリフトフォークキャリッジの上げ下げに用いられる種類のリフトチ
ェーンに関する。
トトラックのリフトフォークキャリッジの上げ下げに用いられる種類のリフトチ
ェーンに関する。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１２
【補正方法】変更
【補正の内容】
【００１２】 本発明によると、第一端が静止構造に、第二端が移動の対象物に連結されるリ
フトチェーンであって、複数の互いの間に差し込まれた連結アセンブリを備え、
各連結アセンブリは外側連結プレートと複数の中間連結プレートを備えており、
隣接する連結アセンブリはピンにより互いに接続されており、外側連結プレート
は回転しないよう上記ピンに締り嵌めで取り付けられるとともに、中間連結プレ
ートは外側連結プレートに対して相対的に回転可能に取り付けられているチェー
ンにおいて、組み立てられていない状態で測定された場合に、各外側連結プレー
トの強度がどの中間連結プレートの強度よりも小さいことを特徴とするリフトチ
ェーンが供給されている。
フトチェーンであって、複数の互いの間に差し込まれた連結アセンブリを備え、
各連結アセンブリは外側連結プレートと複数の中間連結プレートを備えており、
隣接する連結アセンブリはピンにより互いに接続されており、外側連結プレート
は回転しないよう上記ピンに締り嵌めで取り付けられるとともに、中間連結プレ
ートは外側連結プレートに対して相対的に回転可能に取り付けられているチェー
ンにおいて、組み立てられていない状態で測定された場合に、各外側連結プレー
トの強度がどの中間連結プレートの強度よりも小さいことを特徴とするリフトチ
ェーンが供給されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，Ｅ Ａ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ， ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，Ｇ Ｅ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ， ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，Ｍ Ｎ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ， ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，Ｚ Ａ，ＺＷ (72)発明者 マイケル・チャールズ・クリスマス イギリス、エスケイ８・６ディイー、チー ドル・ハルム、ヘンリー・アベニュー39番 Ｆターム(参考） 3F333 AA02 AB13 CB10 DA01 DB08
Claims (7)
- 【請求項１】 複数の互いの間に差し込まれた連結アセンブリを備え、各連
結アセンブリは外側連結プレートと複数の中間連結プレートを備えており、隣接
する連結アセンブリはピンにより互いに接続されており、外側連結プレートは回
転しないよう上記ピンに取り付けられるとともに、中間連結プレートは外側連結
プレートに対して相対的に回転可能に取り付けられているチェーンにおいて、組
み立てられていない状態で測定された場合に、各外側連結プレートの強度がどの
中間連結プレートの強度よりも小さいことを特徴とするチェーン。 - 【請求項２】 外側連結プレートが中間連結プレートよりも薄いことを特徴
とする請求項１記載のチェーン。 - 【請求項３】 外側連結プレートはヘッド面積が中間連結プレートと比べて
小さいことを特徴とする請求項１記載のチェーン。 - 【請求項４】 外側連結プレートが、チェーンを横切る方向の平均剛性の６
０％から９０％の剛性をもつことを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載
のチェーン。 - 【請求項５】 中間連結プレートの第１グループが、チェーンを横切る方向
の平均剛性の７０％から９５％の剛性をもつことを特徴とする請求項１乃至４の
いずれかに記載のチェーン。 - 【請求項６】 第１グループの内側にある中間連結プレートの第２グループ
が平均剛性と等しい剛性をもち、中間連結プレートの他のグループの剛性が均等
に分けられていることを特徴とする請求項５記載のチェーン。 - 【請求項７】 添付の図面を参照して説明されたようなチェーン。
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|---|---|---|---|
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|---|---|
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|---|---|---|---|
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| YU (1) | YU84600A (ja) |
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| JP2009510369A (ja) * | 2005-10-06 | 2009-03-12 | ルーク ラメレン ウント クツプルングスバウ ベタイリグングス コマンディートゲゼルシャフト | チェーンリンクプレート、このチェーンリンクプレートを含むチェーン、このチェーンにより形成されるチェーンドライブおよびこのチェーンドライブを装備する車両 |
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-
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