JP2002542333A - 低粘度ホットメルト接着剤 - Google Patents

低粘度ホットメルト接着剤

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JP2002542333A JP2000611623A JP2000611623A JP2002542333A JP 2002542333 A JP2002542333 A JP 2002542333A JP 2000611623 A JP2000611623 A JP 2000611623A JP 2000611623 A JP2000611623 A JP 2000611623A JP 2002542333 A JP2002542333 A JP 2002542333A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、低粘度のホットメルト接着剤であって、(A)20℃で固体であり、70〜140℃の軟化温度を有する、少なくとも1つの炭化水素樹脂、および(B)平均分子量が>500である少なくとも1つの油、および好ましくは(C)1つのスチレンブロックコポリマーから得られるホットメルト接着剤に関する。この新規なホットメルト接着剤は、60〜115℃の軟化温度および150℃で実質的にわずか500〜3200mPasの範囲内の溶融粘度を特徴とする。本発明の接着剤は、セルロース誘導体に基づくフィルム、不織布および/または成形品を結合するために衛生物品において使用するのが好ましい。また、本発明の接着剤は、皮膚適合性被覆に対する特別の耐性を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、20℃で固体である少なくとも1つの炭化水素樹脂および少なくと
も1つの油をベースとする低粘度ホットメルト接着剤に関する。また本発明は、
このホットメルト接着剤の製造およびその使用に関する。
【0002】 (背景技術) このようなホットメルト接着剤の1つは既に知られている。即ち、欧州特許E
P0442045B1は、30重量%以下の添加剤、より具体的にはワックスお
よび/または樹脂を含むポリ-α-オレフィンをベースとする噴霧可能なホットメ
ルト接着剤を記載している。パラフィン油または芳香油を使用することもできる
。その例は、エテン/プロペン/1-ブテンターポリマーおよび塑性ミクロワッ
クス、さらに一部の場合に炭化水素樹脂をも含有する。その粘度は、190℃で
2700および3400mPasである。
【0003】 モノマーがエチレン、プロピレンおよび1-ブテンである多数のアタクチック
ポリ-α-オレフィンコポリマーおよびターポリマーが、1996年にHuels社か
ら発行された「Vestoplast: Klebrohstoff fuer Hot-Melt-Anwendungen」と題す
る技術情報パンフレットに記載されている。このようなポリマーは、例えばポリ
エチレンやポリプロピレンなどの非極性基材上で優れた湿潤挙動を示す。接着強
度の増大を、粘着付与樹脂または可塑剤と組合わせることによって得ることがで
きる。特に、実質的に飽和した炭化水素樹脂が、樹脂として推奨されている。3
0%までの量で添加すると、樹脂は可塑剤として働く。35%を超えると、混合
物は樹脂の性質を呈し、硬くかつ脆くなる。ポリ-α-オレフィンと樹脂が70:
30重量部の比率にある混合物の場合、ポリ-α-オレフィンを減らしてこの比率
を50:50重量部に変更すると、引張強度が少なくとも20%低下する。樹脂
を添加する目的は、特に、粘度を「微調整」すること、および糸曳きを減少させ
ることである。多くの場合、比較的低い分子量のポリブテンが、可塑剤として推
奨される。パラフィン系またはナフテン系の鉱油を使用するのが安価である。衛
生物品のための噴霧可能なホットメルト接着剤の基本配合物は、70部のVesto
plast(ポリ-α-オレフィン)、25部のEscorez 5380(水素化ポリシクロペ
ンタジエン)、5部のNapvis D10(室温で液体であるポリブテン)および0.4
部のIrganox 1010(ポリオレフィン用の酸化防止剤)を含有する。この既知
の噴霧可能なホットメルト接着剤は、91℃の軟化点および190℃で2000
mPasの溶融粘度を有する。
【0004】 約50〜60重量%の炭化水素樹脂、約20〜30重量%のスチレンブロック
コポリマーおよび約20%のパラフィン系またはナフテン系鉱油をベースとする
構造結合または弾性結合のためのホットメルト接着剤も、市販されている。
【0005】 これらホットメルト接着剤に共通する1つの特徴は、150℃で3300mP
asを超える比較的高い溶融粘度、ならびに、それを用いて製造される積層体が
皮膚適合性被覆を含んでいる場合の、体温で保存中の接着値の低下である。
【0006】 これらの問題は、特に、噴霧可能なホットメルト接着剤を、少なくとも1つの
不織布および/または少なくとも1つのフィルムからなる積層体の製造に使用す
るときに発生する。このことは、セルロースパルプの中心層およびフィルムから
なり、紡ぎ結合したかまたは毛羽立てした不織布によって被覆されている造形品
にも当てはまる。このような積層体(特に、個人衛生の分野において使用される)
は、通常は限定された有効寿命を有する材料であり、例えば一度だけ使用された
後に廃棄される(使い捨て製品)。このような製品には、特に、おむつ、衛生ナプ
キンまたはパンティーライナーなどが含まれ、その機能は、例えば尿および血液
などの体液を吸収することである。これらの機能は、ごくわずかの機械的応力の
もとであっても積層体がその構成成分に分解することなく、表面シートの皮膚適
合性被覆の存在下に高温で保存した後であっても、発揮されなければならない。
【0007】 従って、本発明が解決しようとする課題は、室温および高温で保存した後の、
表面シートの皮膚適合性被覆への不織布および/またはフィルムの積層体の接着
性を改善すること、さらにホットメルト接着剤の加工をより容易にすることであ
った。これには、特に、軟化点の大きな低下を引き起こすことなく、適用温度で
のホットメルト接着剤の溶融粘度を低下させることが含まれる。
【0008】 (発明の開示) 本発明によって提供される解決は、特許請求の範囲に規定されているが、本質
的には、低粘度ホットメルト接着剤の組成物にある。即ち、本ホットメルト接着
剤は、以下の成分を含有する: (A)20〜70重量%、より具体的には45〜65重量%の、70〜140℃
、より具体的には80〜120℃の範囲内の軟化温度を有する、少なくとも1つ
の炭化水素樹脂(成分A)、 (B)5〜50重量%、より具体的には5〜25重量%の、500を超える、よ
り具体的には900を超える平均分子量MGwを有する、少なくとも1つの油、
好ましくは20℃で液体である飽和炭化水素(成分B)、 (C)0〜50重量%、好ましくは5〜30重量%の、少なくとも1つの熱可塑
性エラストマー、より具体的にはスチレンブロックコポリマー、特にSIS、S
BSおよびSEBS型のスチレンブロックコポリマー(成分C)、および (D)所望による添加剤、例えば、熱および光安定剤、蛍光増白剤、帯電防止剤
、潤滑剤および粘着防止剤、核剤、染料、顔料および難燃剤。
【0009】 (発明を実施するための最良の形態) 本ホットメルト接着剤は、500〜9000mPas、より具体的には700
〜3200mPas、特に1000〜2500mPasの範囲内の粘度(ブルッ
クフィールドRVT DV II型、150℃、スピンドル27;ASTM D32
36-88)、ならびに、60〜115℃、より具体的には90〜100℃の範囲
内の軟化温度(R+B)を有する。
【0010】 成分Aは、特に実質的に水素化された(特に完全に水素化された)ポリシクロペ
ンタジエン樹脂、および完全または部分的に水素化された芳香族修飾された樹脂
を、炭化水素樹脂として含有する。しかし、他の部分的または完全に水素化され
た脂肪族および芳香族炭化水素樹脂を使用することもでき、これらには、特にポ
リテルペン樹脂および天然樹脂が含まれる。これら樹脂の具体例は、MBG
列(より具体的にはMBG278および275);Regalite RおよびS系列;
Zonarez系列;Zonatac系列;Betaprene AC、AF、AL、AR、B
、BC、BR系列;Betalite系列;Eastotac系列;ECR系列;Escor
ez系列およびWingtack系列などの樹脂である。
【0011】 成分Bには、FDA175105のもとで食品用に認可されている、20℃で
液体である好ましくは実質的に飽和した炭化水素の油、より具体的には鉱油およ
び合成油が含まれる。これらの油または油混合物は、40℃でスピンドル27を
用いてASTM D3236-88に従って測定したときに、少なくとも1000
mPas、より具体的には4000〜8・10mPasの粘度を有する。これ
らの油は、特に、粘度を微調整するために使用する。この種の油は、以下の名称
で、即ちPrimol 352、Shell-Oel 4178、Essomarcol系列、Pion
ier 0352、Drakeol 35、Kaydol、Ondina G系列、Catenex-
Oele N、Parapol 950、Regalite R10、LVS-I 101およびRe
galrez 1018のもとで市販されている。ポリブチレン、スチレンブロックコ
ポリマーまたは樹脂(20℃で液体である)を油として使用するのが好ましい。成
分Bの一部、即ち、油成分を基準に80%、より具体的には50%を、500未
満の平均分子量MGwを有する油によって置換することができる。
【0012】 成分Cは、熱可塑性エラストマー、より具体的にはスチレンのブロックコポリ
マー、特にSIS、SBS、SEBS、SBRおよびSEPS型のブロックコポ
リマーである。このような粗原料は、以下の名称で、即ちKraton系列、Stereo
n系列、Vecter系列、Europrene系列、Taipol系列、Calprene系列およびFin
aprene系列のもとで市販されている。
【0013】 成分AおよびBは一緒になって、成分A、BおよびCの合計を基準に、少なく
とも25重量%、好ましくは少なくとも50重量%、より好ましくは少なくとも
70重量%を構成すべきである。
【0014】 これらの必須成分に加えて、他の物質を添加することもでき、このような物質
には、例えば熱および光安定剤、蛍光増白剤、帯電防止剤、潤滑剤および粘着防
止剤、核剤、染料、顔料および難燃剤が含まれる。
【0015】 適当な酸化防止剤は、特にIrganox 1010であり、これは、ホットメルト
接着剤全体を基準に0〜3重量%の量にある。他の安定剤には、特に、Irganox
PS800、Irgastab DBTM、Wingstay系列、Wingstay SN-1、Ever
nox 10などが含まれる。
【0016】 本ホットメルト接着剤を製造するために、上記した粗原料を、それらが均一に
なるまで、真空下および/または不活性ガス雰囲気下に溶融混合する。溶融物の
温度は、好ましくは150〜200℃の範囲内である。また、製造したホットメ
ルト接着剤がどのようなフィッシュアイをも含まないことを確実にすることが重
要である。
【0017】 得られたホットメルト接着剤は、本質的に、ASTM D3236-88に従っ
てブルックフィールドRVT DV II型(150℃、スピンドル27)で測定した
ときに、150℃において500〜9000mPas、好ましくは700〜32
00mPas、特に1000〜2500mPasの粘度を特徴とする。さらに、
本接着剤は、本質的に、ASTM E28に従って測定したときに、60〜11
5℃、より具体的には90〜100℃の軟化温度によって区別される。
【0018】 さらに、本接着剤は、その好ましい噴霧性を特徴とする。即ち、本接着剤は噴
霧することができ、「紡ぎ(スピン)噴霧」に有用になる。これら2つの過程の第
1において、溶融物を微細な溶融小滴に噴霧化し、一方、「紡ぎ噴霧」において
、溶融物フィラメントはよじれながら噴霧ノズルから離れ、被覆すべき基材上に
螺旋の形態で切断されることなく堆積する。通常、この噴霧法は、無接触の適用
を与え、平らではない不規則表面の被覆を与える。また、これは、表面結合が要
求されるが、結合した表面が空気または湿気を透過することが期待される場合の
適用にも適している。全表面に適用するものではないので、材料を節約すること
ができる。
【0019】 本発明のホットメルト接着剤は、感温性基材の被覆において別の利点を与える
。適用される溶融物または溶融フィラメントの極めて低い熱含量および無接触適
用のゆえに、基材は、通常の適用法におけるよりもはるかに少ないストレスまた
はダメージしか受けない。ホットメルト噴霧法は環境にやさしく、これまで溶媒
ベースの接着剤が噴霧されていた多くの用途に全般的に適用される。
【0020】 本発明の方法において、本接着剤を、通常は約0.1〜10g/mの量で、
好ましくは約1〜6g/mの量で、より好ましくは約3〜5g/mの量で、
結合すべき基材の1つの少なくとも一部に適用する。しかし、本接着剤を、表面
全体に適用するのが好ましい。
【0021】 適用のために、本発明の接着剤を約100〜180℃の温度まで加熱する。接
着剤の温度は、その粘度によって、および使用する適用法によって決定する。例
えば、接着剤をスロットダイによって適用することもできる。この場合、例えば
約120〜150℃の接着剤温度が有用であることがわかった。制御被覆法また
は多孔性被覆法の場合、約130〜170℃の接着剤温度が有用であることがわ
かった。
【0022】 特にその低い溶融粘度のゆえに、本発明のホットメルト接着剤は、敏感な材料
、例えば25μm未満の厚みおよび低い軟化温度を有するフィルムを結合するた
めの低溶融接着剤として潜在的に適している。
【0023】 本発明のホットメルト接着剤は、種々の材料を結合するのに適している。即ち
、ポリオレフィンフィルム、例えばポリエチレンフィルムまたはポリプロピレン
フィルム、ポリオレフィン不織布、例えばポリエチレン不織布またはポリプロピ
レン不織布、ポリウレタンフィルム、ポリウレタン発泡体、セルロース誘導体の
フィルムまたは造形品、例えばティッシュ、ポリアクリレートまたはポリメタク
リレートのフィルムまたは造形品、ポリエステル、より具体的にはポリラクチド
、ポリカプロラクトン、ポリエステルアミドのフィルムまたは造形品などの材料
、ならびに、デンプンおよびセルロースに基づく材料、例えば熱可塑性デンプン
およびビスコースを、互いに結合させることができる。同種の材料および異種の
材料を、互いに結合させることができる。
【0024】 本発明の方法の1つの好ましい態様においては、本接着剤を、不織布の少なく
とも1つの層を含む積層体を製造するために使用する。特に好ましい態様におい
ては、不織布の層は、約10〜30g/m、より具体的には約15〜20g/
の単位面積あたり重量を有する、ポリプロピレンの紡ぎ結合した不織布であ
る。
【0025】 本発明において、「不織布の層」とは、従来の縦糸/横糸製織法によってまた
はループ形成によって製造したものではなく、織物繊維の絡み合いおよび/また
は凝集および/または接着結合によって製造した柔軟な材料であると解される。
従って、不織布は、繊維に固有の接着によって一緒に確保された、通常はポリプ
ロピレン、ポリエステルまたはビスコースから製造された、紡ぎ繊維またはフィ
ラメントからなるゆるやかな材料であると解される。個々の繊維は、優先配向し
ているか(配向不織布または直交配置不織布)、または配向していない(ランダム
配置不織布)。不織布を、針穴開け、縫取りまたは鋭い水噴射による混ぜ合せ(紡
ぎレース処理した不織布)によって機械的に安定化することができる。接着によ
って安定化した不織布は、液体バインダー(例えば、アクリレートポリマー、S
BR/NBR、ポリビニルエステルまたはポリウレタン分散液)を用いて繊維を
結合することによって、または、製造中に不織布に添加したいわゆる結合繊維を
溶融もしくは溶解させることによって得られる。凝集安定化においては、繊維表
面を、適当な化学物質によって溶解し、圧力によって結合させるか、または、高
温で溶接する。いわゆる紡ぎ結合した不織布、即ち、紡糸し、次いで沈積させ、
コンベヤーベルト上に空気配置するかまたは浮動させることによって製造したシ
ート形態の材料が、紡ぎ結合した不織布として知られている。追加のフィラメン
ト、織られたかまたは編まれたファブリックを含む不織布は、強化された不織布
と考えられる。
【0026】 本発明のホットメルト接着剤は、フィルム、より具体的にはポリオレフィンの
フィルム、不織布、より具体的にはポリプロピレンの不織布、およびセルロース
の造形品(コアー接着剤)を結合するのに特に適しており、その適用温度は120
〜180℃、好ましくは140〜160℃であり、その使用重量は2〜10g/
、好ましくは3〜6g/mであり、その適用速度は有利には50〜400
m/分である。
【0027】 本発明の接着剤は、多くの応用分野で使用することができる。例えば、建築工
業において、自動車供給工業において、および梱包工業において使用することが
できる。しかし、本接着剤は、特に積層体の製造に好ましく、例えばフィルム/
フィルム、フィルム/不織布および不織布/不織布の積層体に特に適している。
より具体的には、少なくとも1つの不織布を含む積層体の製造に適しており、特
に、一方の側がフィルムであり、他方の側が紡ぎ結合したかまたは毛羽立てした
不織布であり、両者の間にセルロースパルプの層を有する造形品の製造に適して
いる。このような物品には、特に使い捨て物品、例えば、好ましくは衛生および
医療分野における、おむつ、病院布、衛生ナプキン、ベッドシートなどが含まれ
る。
【0028】 本発明のホットメルト接着剤は、衛生分野における構造結合に、より具体的に
は、おむつ、パンティーライナーおよび衛生ナプキンの結合に特に適している。
【0029】 また、本発明の接着剤は、特に皮膚適合性被覆に対するその耐性のゆえに、こ
の目的にも適している。例えば、おむつの皮膚保護特性を改善するために、その
表面シートは、皮膚適合性混合物で処理される。このようなおむつは、接着結合
の接着値が被覆によって影響されうるので、接着剤に対して特別の要求を課す。
例えば、SISゴムをベースとする既知の接着剤の場合には、不織布/フィルム
積層体の接着値の顕著な低下が、約4g/mの脂肪アルコールをベースとする
皮膚適合性被覆を適用した後に観察された。この低下は、室温で24時間後には
30〜70%の範囲内であり、40℃で4時間後には40〜90%の範囲内であ
った。
【0030】 この種の皮膚適合性被覆は、例えば、国際特許出願公開WO96/16682
に記載されている(その関連の開示は、本明細書の一部として包含される)。この
被覆物は、鎮静剤(脂肪酸エステル、アルキルエトキシレート、エトキシル化脂
肪酸エステル、脂肪アルコール、ポリシロキサンおよび石油に基づく生成物およ
びこれらの混合物をベースとする)と、固定化剤(例えば、ポリヒドロキシ脂肪酸
エステル、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド、C14-22脂肪アルコール、C14-22脂肪
アルコールエトキシレート、C14-22脂肪酸およびパラフィンワックスおよびこ
れらの混合物)との、20℃で半固体〜固体である混合物である。他の効果を得
るために、所望により助剤が存在していてもよい。これら助剤には、例えば、親
水性界面活性剤、粘度制御剤、芳香剤、滅菌剤、皮膜形成剤などが含まれる。好
ましくは、これらは約36〜70℃の範囲内の融点を有しているべきである。
【0031】 本発明の接着剤の接着値は、室温および高温(例えば体温)の両方において、既
知の接着剤よりも、上記のような皮膚適合性被覆に対する保存時耐性が相当に高
い。
【0032】 特に安定な被覆耐性の結合は、500〜35,000の油相の平均分子量を有
する接着剤を、350(より具体的には500)を超える平均分子量を有する皮膚
適合性被覆(ローション)による不織布仕上げと組合わせて用いることによって得
られる。
【0033】 (実施例) 以下に実施例を挙げて本発明を説明する。 I.ホットメルト接着剤の製造のための出発物質 (1)Kraton KX605(Shell):29%のスチレンおよび17%のジブロッ
クを含有するSISブロックコポリマー (2)MBG 278(Hercules):脂肪族の完全に水素化したシクロペンタジエ
ン樹脂(炭化水素樹脂) (3)MBG(Hercules):脂肪族の芳香族修飾した部分的に水素化した炭化水
素樹脂 (4)LVS-I 101(Shell):13%のスチレンを含有するスチレン/イソ
プレンジブロックコポリマー (5)Regalite R10(Hercules):脂肪族の完全に水素化したシクロペンタ
ジエン樹脂(炭化水素樹脂) (6)Regalrez 1018(Hercules):脂肪族の完全に水素化したシクロペン
タジエン樹脂(炭化水素樹脂) (7)Parapol 950(Esso):ポリブチレン (8)Shell-Oel 4178(Shell):ナフテン油 (9)Irganox 1010(Ciba-Geigy):酸化防止剤
【0034】 II.ホットメルト接着剤の製造および特性 ホットメルト接着剤を製造するために、上記の出発物質を、表1に示す量で、
次の順序で160〜170℃において溶融した:油+酸化防止剤、樹脂および所
望により熱可塑性エラストマー。次いで、混合物のフィッシュアイがなくなるま
で(均一になるまで)、160〜170℃で撹拌した。通常、これには4〜6時間
かかった。さらに、特にスチレンブロックコポリマーを使用するときには、真空
および/または不活性ガス雰囲気(窒素)を適用するのが望ましい。 得られたホットメルト接着剤は、表1に示す特性を有する。
【0035】 III.ホットメルト接着剤の結合試験 噴霧試験を、Meltex CT325(製造元:Meltex、Lueneburg)を用いて行
った。使用した噴霧ヘッドは、NordsonモデルCF203およびCF205であ
った。頭文字CFは、制御された繊維化を表す。ここで使用するCF噴霧ヘッド
によれば、ノズルから出てくる接着剤フィラメントは、圧縮空気の制御された噴
射により螺旋運動に設定される。これにより、ホットメルト接着剤の、制御され
た表面を覆う端部の鋭い適用が得られる。
【0036】 ・適用量:3.5m−2; ・適用速度:100m/分; ・溶融タンク中の温度:160℃; ・噴霧空気の温度:180℃; ・接着剤の温度:130〜160℃。 これらのパラメーターに基づいて、逆方向に移動する不織布およびフィルム上
に接着剤を噴霧した積層体を製造した。
【0037】 使用したフィルムは、BP/PEフィルムであった。即ち、約10〜50μm
の厚み、より具体的には約20〜30μmの厚みを有するポリエチレンフィルム
であった。使用した不織布は、Corosoft Plus Hであった。即ち、14〜30
g/m、より具体的には17g/mの単位面積あたり重量を有するポリプロ
ピレンの不織布であった。
【0038】 ホットメルト接着剤をフィルム上に噴霧し、次いで、これを不織布に結合させ
た。 得られた積層体に、3.5g/mの皮膚適合性ローションを被覆した。ロー
ション1は平均分子量が1000であり、ローション2は平均分子量が400で
あり、ローション3は平均分子量が400のみであった。接着試験を表1にまと
める。
【0039】 IV.結果 本発明に係る実施例1〜7の試験は、比較試験と比べて次のことを示す: ・皮膚適合性ローションとはかかわりなく、40℃での保存後に、繊維引裂きを
伴って接着値が明らかに改善されること;ならびに ・軟化温度の無視しうる低下のみであるにもかかわらず、溶融粘度が明らかに低
下すること; ・ローションに対する接着剤の耐性が、ローションおよび油相の分子量の増加に
伴って増加すること。
【0040】 V.試験の説明 ・接着剤の溶融粘度:ブルックフィールドRVT DV II型、150℃、スピン
ドル27(ASTM D3236-88に従う)。 ・油相の溶融粘度:同上、ただし40℃において。 ・軟化点(ASTM E28に従う)。 ・剥離強度(いわゆる接着値):Zwick 1435型引張試験機、20℃/50%
相対湿度(DIN 53530に従う);50mm幅の試料を180°の角度で3
00mm/分の速度で剥離する;剥離強度はN.5cm−1で表す;試料の被覆
を早くとも48時間後に測定した。 ・試料を40℃で4時間保存した。 ・分子量(重量平均)はASTM S-841-86に従って測定した。
【0041】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リューディガー・ヴォス ドイツ連邦共和国デー−40589デュッセル ドルフ、ボッシュシュトラーセ55番 (72)発明者 ハイケ・アイスフェルト ドイツ連邦共和国デー−40597デュッセル ドルフ、アム・メンヒグラーベン4番 Fターム(参考) 4J040 DB031 DM011 DN071 JB01 LA01 LA08 MA09 MA10 MA11 MA15 MB02 MB03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 20℃で固体である少なくとも1つの炭化水素樹脂および少
    なくとも1つの油をベースとする低粘度ホットメルト接着剤であって、60〜1
    15℃の軟化温度および150℃で500〜9000mPasの粘度を特徴とし
    、以下の成分を含有することを特徴とするホットメルト接着剤: (A)20〜70重量%の、70〜140℃の軟化温度を有する少なくとも1つ
    の炭化水素樹脂、 (B)5〜50重量%の、>500の平均分子量MGwを有する少なくとも1つ
    の油、 (C)0〜50重量%の少なくとも1つの熱可塑性エラストマー、および (D)所望による添加剤。
  2. 【請求項2】 ASTM D3236-88に従って測定して、粘度が150
    ℃で700〜3200mPasであることを特徴とする請求項1に記載のホット
    メルト接着剤。
  3. 【請求項3】 熱可塑性エラストマーがスチレンブロックコポリマーである
    ことを特徴とする請求項1に記載のホットメルト接着剤。
  4. 【請求項4】 油が、20℃で液体であるポリブチレン、スチレンブロック
    コポリマーまたは樹脂であることを特徴とする請求項1に記載のホットメルト接
    着剤。
  5. 【請求項5】 炭化水素樹脂が、水素化されたシクロペンタジエン樹脂また
    は水素化され芳香族修飾された炭化水素樹脂であることを特徴とする請求項1に
    記載のホットメルト接着剤。
  6. 【請求項6】 添加剤が、熱および光安定剤、蛍光増白剤、帯電防止剤、潤
    滑剤および粘着防止剤、核剤、染料、顔料および難燃剤からなる群からの少なく
    とも1つの物質であることを特徴とする請求項1に記載のホットメルト接着剤。
  7. 【請求項7】 成分AおよびBの合計が、成分A+B+Cの合計の少なくと
    も25重量%、好ましくは少なくとも50重量%、より好ましくは少なくとも7
    0重量%を構成することを特徴とする請求項1に記載のホットメルト接着剤。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載のホットメルト接着剤の製造
    方法であって、粗原料を、150〜200℃の温度で真空下および/または不活
    性ガス雰囲気下に混合することによる方法。
  9. 【請求項9】 衛生の分野において構造結合するための、より具体的には、
    おむつ、パンティーライナーおよび衛生ナプキンを結合するための、請求項1〜
    7のいずれかに記載のホットメルト接着剤の使用。
  10. 【請求項10】 フィルム、より具体的にはポリオレフィンのフィルム、不
    織布、より具体的にはポリプロピレンの不織布、およびセルロース造形品(コア
    ー接着剤)を結合するための、請求項1〜7のいずれかに記載のホットメルト接
    着剤の使用であって、適用温度が120〜180℃、好ましくは140〜160
    ℃であり、使用重量が2〜10g/m、好ましくは3〜6g/mであり、適
    用速度が好ましくは50〜400m/分である使用。
  11. 【請求項11】 不織布が、380を超える平均分子量を有する皮膚適合性
    ローションによって仕上げされることを特徴とする請求項11に記載の使用。
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