JP2002542138A - ガラスのシール方法 - Google Patents

ガラスのシール方法

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JP2002542138A JP2000612228A JP2000612228A JP2002542138A JP 2002542138 A JP2002542138 A JP 2002542138A JP 2000612228 A JP2000612228 A JP 2000612228A JP 2000612228 A JP2000612228 A JP 2000612228A JP 2002542138 A JP2002542138 A JP 2002542138A
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Abstract

(57)【要約】 2つのガラスの間に気密シールを形成する方法が開示される。この方法は、(a)ガラスピースの対向する表面の間にインジウムまたはインジウム合金の層を導入し、(b)好ましくは真空のもと、概ね220℃の周辺またそれ以下で、インジウムまたはインジウム合金の層およびガラスピースを加熱し、ピース間にシールを形成するように層を溶融させる、ステップを備える。この方法は、2枚のガラスパンまたはガラスシート間に比較的小さな気密シールを形成するのに適しており、特に、真空引きされた二重の窓ガラスユニットの形成に適している。インジウムまたはインジウム合金の層の間には、任意に追加のメタル層が配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、2つのガラスピース、特に、排他的ではないが、真空引きされた二
重の窓ガラスユニットを形成するために、2つのガラスパン(窓ガラス)の間に
気密シールを形成する方法に関する。
【0002】 低い熱損失および高い太陽光透過が、真空引きされたギャップを備える連続し
てシールされた二重の窓ガラスユニットにより得られる。真空引きされた窓ガラ
スは、一般に、典型的には0.2mmの高さのサポート柱の規則的な列により分
離されている2つのガラスシートからなる。連続したシールは、気体伝導を最小
のレベルにまで下げるために、一般に、0.1Pa以下に真空引きされた気密ユ
ニットをもたらす。
【0003】 現在、真空引きされた窓ガラスユニットは、400℃より高い温度でガラスピ
ースの間に形成された半田ガラスシールを用いて製造されているのみである。空
気は、続いてポンプアウトチューブを用いてピース間から抜かれている。しかし
ながら、半田ガラスエッジシールを生成するのに、このような高温度を必要とし
ていることから、現在の真空引きされた窓ガラスユニットは、低放射量フィルム
のハード被覆式または内部ガラス表面へのコーティングを用いることに制限され
、強化ガラスでもって作られ得ない。多くの高性能な、低放射量コーティングは
、現在において、200℃程度を超える温度では長い時間持ちこたえられない。
【0004】 低放射量コーティングは、窓ガラスユニットを通過する長波放射熱移送を低減
する。しかしながら、ハードコーティングは、2.5−30μmの範囲の長波放
射に対し、0.1より小さい放射量であるソフト被膜フィルムよりも、一般に、
高い放射量を有している。
【0005】 本発明の目的は、2つのガラスピース、特に窓ガラス間に、高性能、すなわち
、ソフト被覆の低放射量コーティングおよび強化ガラスの使用を可能とするよう
に、220℃程度もしくはそれ以下の温度で気密シールを形成する方法を提供す
ることにある。
【0006】 本発明の一形態によれば、2つのガラスピースの間に気密シールを形成する方
法であって、 (a)インジウムまたはインジウム合金の一つ以上の層をガラスピースの対向す
る表面間に導入し、 (b)インジウムまたはインジウム合金の層およびガラスピースを、層を溶かす
温度まで加熱し、ピース間にシールを形成するステップを備えることを特徴とす
る方法が提供される。
【0007】 インジウムまたはインジウム合金は、インジウムまたはインジウム合金が適切
にガラス上に位置され、溶融され、その後冷却されると、2つのガラスピースの
間に気密シールを形成するのに特に有用であることが判明している。
【0008】 インジウムまたはインジウム合金の層は、(加熱の前に)ガラスの各ピース上
でシールの領域に好ましくは加えられ、これは周知で適切な金属−ガラス堆積ま
たは接合技術を用いて実行され得る。
【0009】 本発明の一実施の形態によれば、インジウムまたはインジウム合金層の各々は
、真空蒸着技術を用いて、ガラス上に堆積され得る。
【0010】 本発明の他の実施の形態によれば、インジウムまたはインジウム合金層の各々
は、超音波半田付け技術を用いて、ガラス上に堆積され得る。
【0011】 好ましくは、ガラス上の如何なるコーティングまたはフィルムは、シールの意
図された領域から、インジウムまたはインジウム合金層をかかる領域に付与する
前に取除かれる。さらに、ガラスは、インジウムまたはインジウム合金を付与す
る前に好ましくは洗浄および/またはベークされる。
【0012】 好ましくは、インジウムまたはインジウム合金層を備えたガラスピースは、各
々および全ての配置で一定かつ等しい接合をもたらすべく、均一の温度に加熱さ
れ、より好ましくは、比較的遅い加熱方式が用いられる。加熱の温度は、インジ
ウムまたはインジウム合金が用いられるかに依る。全てではないが多くの適切な
材料は、220℃以下、一般に、200℃以下で溶融する。従って、加熱温度は
、一般に、220℃を超えるべきではなく、普通、200℃より低い。
【0013】 圧力、例えば、クランプまたは頂部のガラスピース上の錘の使用は、ピース間
にインジウムのシールを作用させるに要求される加熱の程度を減少させるはずで
ある。
【0014】 本発明のさらなる実施の形態によれば、一つ以上、好ましくは一つの追加の金
属層がインジウムまたはインジウム合金表面フィルムの間に配置される。かかる
金属層は、ワイヤまたはガスケット等の形態であってもよい。金属層はインジウ
ムまたはインジウム合金層に接合可能である適切な金属または合金から作られ得
る。かかる金属は、インジウム、インジウム合金、または、他の金属、例えば、
銅、ステンレス鋼のようなスチールを含む。かかる他の金属層は、それ自体で追
加されるか、加熱されたときに接合を助けるためにインジウムまたは適切なイン
ジウム合金と共に予め被覆されてもよい。
【0015】 中間の金属層を用いることは、ガラスピース上のインジウムまたはインジウム
合金の堆積層が一定の厚み、すなわち、均一でなく、それらとガラスピースとが
加熱されたとき、それらが合致し接合しない場合、および/または一般にガラス
ピース間の分離を増す場合、および/または要求されるインジウムまたはインジ
ウム合金の表面フィルムの厚さを減ずる場合、および/または良好な相互金属接
合をもたらす場合に助けとなる。
【0016】 かくて、本発明の特別な実施の形態によれば、2つのガラスのピースの間に気
密シールを形成する方法であって、 (a)インジウムまたはインジウム合金の層をガラスピースの対向する表面でシ
ールの領域に加え、 (b)インジウムまたはインジウム合金層の一方に追加の金属層を配置し、 (c)インジウムまたはインジウム合金層と該中間の金属層との間が接触するよ
うにガラスピースをもたらし、そして、それらとガラスピースとを、220℃か
ら100℃との間で加熱し、ピース間にシールを形成するステップを備えること
を特徴とする方法が提供される。
【0017】 加熱温度は、インジウムまたはどのインジウム合金が用いられるかに依存する
【0018】 代替的な配列では、インジウムまたはインジウム合金の層は、金属ワイヤまた
はガスケットのような適切なサポートの周りのコーティングとして設けられ、こ
の被覆されたサポートはガラスピースの間に直接に置かれ、好ましくは圧力を伴
って加熱され、シールを形成する。
【0019】 本発明のシールの厚さは、既存のシールの厚さ、例えば、0.05〜0.2m
m以上と同じであってもよい。ガラスパンの間の中間のサポート柱は、普通、約
0.1〜0.2mmの高さである。シールの幅は、既存のシールの幅、例えば3
〜10mmの間と同じであってもよい。
【0020】 ガラスピースは、適切な如何なる寸法、形状またはその間にシールが望まれる
デザインであってもよい。2つのピースは、寸法、形状またはデザインにおいて
同一である必要はない。本発明は、2つのガラスパンまたはシートの間に比較的
小さな気密シールを形成するのに適している。本発明は、特に、真空引きされた
二重窓ガラスユニットの形成に適している。かくて、好ましくは、シールを形成
するための加熱は真空下で行われる。
【0021】 より大きな窓ガラスユニットもまた、追加のガラスシートを用いる本発明によ
り形成され得、3つのシート間の1つまたは2つのいずれかの内部空間が真空引
きされた、例えば、三重窓ガラスユニットをもたらす。三重窓ガラスは、真空窓
ガラスの風負荷を最小にするために用いられ得、より大きなパンが利用されるの
を許容する。二重窓ガラスのための通常の空間は、真空引きされる構成部品およ
び第3のガラスシート間にも用いられ得る。第3のガラスパンを用いる利点は、
熱勾配の低減、かくて真空窓ガラスユニットの膨張/収縮、そして続いて誘起さ
れる熱応力の低減である。
【0022】 本発明によりシールされているガラスピースの一つ以上、特に二重または多重
窓ガラスユニットの一つ以上のガラスパンは、太陽利得を最小にし、真空窓ガラ
スユニットを暑い気候で用いるのに適したもの(空調負荷における結果的に大き
な低減を伴う)とすべく、被覆されてもよい。これは、窓ガラスが透明から半透
明に変えられるのを可能にするエレクトロクロミック、フォトクロミックおよび
サーモクロミックのような追加の窓ガラス技術の導入を許容する。かかる技術は
、既存のシール技術では用いられ得ず、それのための温度は変色性を破壊する程
に高い。
【0023】 本発明はまた、ガラスピースにおける孔または開口、例えば、ポンプアウト孔
をシールするのに適している。インジウムまたはインジウム合金が孔または開口
の周りに加えられ、同様に、平坦である必要はないが、ガラスカバーピース上に
層形成される。
【0024】 本発明の第二の形態によれば、間に少なくとも一つの気密シールを有する少な
くとも2つのガラスピースを備え、該シールが溶融インジウムまたはインジウム
合金フィルムを用いて形成されるガラスユニットが提供される。
【0025】 シールは、好ましくは、ここに説明された方法に従い形成される。
【0026】 ユニットは、好ましくは、二重または多重の窓ガラスユニット、より好ましく
は、真空引きされた二重または多重の窓ガラスユニットである。
【0027】 添付の図面にのみ関連する実施例を介して本発明の実施形態が説明される。
【0028】 図1は、二重の窓ガラスユニットを形成するのに適した2枚のガラスパン2を
示す。各パン2のエッジに沿って、インジウム4の層がある。インジウム層4の
間には、パン2が引き合わされた際に、インジウム層4が当たらないように要求
されるであろう複数本のインジウムワイヤ6が表わされている。また、図1は、
パン2の間にサポートを提供するピラー8の配列を示している。
【0029】 シールの形成は、おそらく、以下の仕方で予め行われるであろう。低放射量コ
ーティングを備えた、または、備えていないガラスパンは、適切な溶剤および/
または洗浄剤を用いて洗浄され得る。そして、洗浄されたパンは、いかなるコー
ティングの崩壊をもたらす温度よりも低い温度で、ある期間ベークされ得る。コ
ーティングがインジウムまたはインジウム合金に不相溶である場合、それらは、
意図されたシールの位置で取り除かれるべきである。
【0030】 そして、真空蒸着技術、超音波半田ごて、または、インジウムをガラスに接合
するのに適した他の周知の方法を用いて、意図されたシールの領域において双方
のガラスパンの表面にインジウムフィルムが堆積させられる。
【0031】 そして、ピラーの配列が、パンの間に配置される。
【0032】 一旦ピラーの配列が位置決めされた時に、堆積されたインジウムの層が、上段
のガラスパンがピラーの配列の上に配置された際にそれらが接合することを許容
する正確な厚さまたは均一度になっていないならば、インジウムまたはインジウ
ム合金のワイヤあるいはガスケットがインジウムフィルムの間に配置される。真
空蒸着は、インジウムまたはインジウム合金の層を1μmの厚さまで堆積させる
ことができる。超音波半田付けは、より厚い層を堆積させることができる。
【0033】 また、二重の窓ガラスユニットのパンの間に真空を与えることは、周知の仕方
により提供され得る。
【0034】 真空チャンバ排気法を用いた場合、真空チャンバは、その内部にパンおよびイ
ンジウムまたはインジウム合金が配置された状態で、0.1Pa以下の圧力に真
空引きされる。そして、おそらく輻射ヒータまたはヒートプラテンを用いて、ガ
ラス、インジウムまたはインジウム合金の温度を、ガラス、インジウムまたはイ
ンジウム合金のフィルム、および、いかなるワイヤが溶融する温度まで高めるた
めに熱が供給される。インジウムについて、この温度は、およそ157℃である
。いくつかのインジウム合金は、より低い温度要求を有し、他は、幾分高い温度
要求を有する。温度は、一般には上段のガラスパンに圧力を加えることによって
減じられ得る。温度は、均一であると共にインジウムが流動し得る温度以下であ
って、シールにギャップが生じることや局所的なプーリング作用を防止するよう
にされていると好ましい。
【0035】 一旦、系が冷却され、チャンバが大気圧に戻されると、真空引きされた真空二
重窓ガラスユニットが本質的に提供される。図2は、形成されたユニットを示す
【0036】 代替的には、二重の窓ガラスユニットにおける真空は、ポンプアウトチューブ
法を用いて形成され得る。この方法では、洗浄およびインジウムまたはインジウ
ム合金の堆積の前に、上側のガラスパンにポンプアウトチューブが配置される。
【0037】 下側のガラスパンは、2つの堆積されたインジウムまたはインジウム合金の表
面が接触するように上側のシートが位置決めされた状態で、一般にオーヴンまた
は加熱されたプラテンに配置される。ガラスおよびインジウムまたはインジウム
合金の温度を、ガラス、インジウムまたはインジウム合金のフィルム、および、
いかなるワイヤが溶融する温度まで高めるために熱が供給される。再度、圧力を
加えることによって温度が減じられるが、温度は、均一であると共に、シールに
ギャップや局所的なプーリング作用を生じさせるようにインジウムが流動し得る
温度以下であることが好ましい。
【0038】 真空リザーバが、ポンプアウトチューブに取り付けられ、窓ガラスユニットを
0.1Pa以下の圧力まで真空引きするために用いられる。ポンプアウトチュー
ブをシールするために、電気抵抗ヒータが用いられる。
【0039】 代替的には、ポンプアウト孔は、図3aおよび図3bに示すようにシールされ
る。2枚のガラスシート10の一方に予め穿設された小径の穴14の周りには、
インジウムまたはインジウム合金の薄いリング9が堆積される(それらシート1
0の間には、ピラーの配列11がある)。また、インジウムまたはインジウム合
金の薄いリング12が、斜めの上側エッジを備えた半径およそ7.5mmのガラ
スカバースライド16の上にコートされる。
【0040】 ガラスカバースライド16は、インジウムまたはインジウム合金の2つのリン
グ9,12が実質的に接合するように、ポンプアウト孔14を覆って配置される
。真空カップ器具(図示せず)は、その内部にカバースライド16が完全に密閉
されるように、ガラス表面10の上に配置される。真空器具内の小さなヒータ要
素は、カバースライド16の上に位置し、インジウムまたはインジウム合金の層
9,12間の固有のギャップを通して真空ポンプアウトが起こる間に、それをそ
の位置に保持する。
【0041】 十分なレベルの真空が得られると、ヒータ要素への電源が入れられ、シール1
8が形成されるように(図3b)、金属の温度を高めるべく十分な熱が供給され
る。シールの形成に要求される温度を減じるために、カバースライド16に圧力
が加えられてもよい。シール処理は、ガラスシートからガスを抜くことを可能に
するのに十分であるが、シール不良をもたらすほどは高くない温度に加熱された
オーブンにおいて行われてもよい。これは、ポンプアウト孔をシールするのに要
求されるより低い温度上昇をもたらす。
【0042】 使用される主なシール材は、インジウム、または、インジウム/錫合金、イン
ジウム/錫/銀合金、または、所望の溶融温度や接合および強度特性を備えた他
のインジウムを基とする合金のような、錫、銀および鉛からなる群の一つまたは
それ以上により形成されるインジウム合金である。
【0043】 また、真空エッジシールは、図4に示すように形成され得る。図4は、2枚の
ガラスパン20を示しており、双方のガラスパン20上には、エッジの近傍の領
域において、インジウムまたはインジウム合金の薄い層22がある。これらイン
ジウムまたはインジウム合金の層は、超音波半田ごてを用いて、または、好まし
くは真空蒸着を介して、敷設され得る。インジウム層22の間には、例えば銅製
の薄いメタルガスケット24がある。銅とインジウムとは、非常に緊密に接合し
、銅製のガスケットの使用は、ガラス上における極薄いインジウムの層の使用を
許容し、コストを減じる。銅製のガスケット24は、下側のガラスパン20のイ
ンジウム層22に堆積され、そして、上側のガラスパン20の表面上のインジウ
ム層22は、メタルガスケット24の上に配置される。上述のようなユニットの
過熱は、インジウム層22とメタルガスケット24との間にシールを形成する。
シーリングメカニズムは、真空下、または、上述されたようにポンプアウトチュ
ーブを介した次のポンプアウトと共にオーブンにおいて行われ得る。
【0044】 本発明は、比較的低温で、ガラスピース、特に、真空引きされた二重または多
重の窓ガラスユニット間にシールをつくり出す方法を提供する。これらは、ガラ
ス上の多重の誘電/金属/誘電の層からなるもののような、最適な温度性能およ
び光学性能を与える柔軟なコーティングの使用を可能とする。窓ガラスユニット
を通る熱伝達率を低減させることにより、高い可視透過率を備えた組立体におい
て熱損失がより低くなる。そのような窓ガラスユニットは、例えば、冷蔵庫の透
明なドアや、太陽集熱器のカバーに使用でき、または、エレクトロクロミックス
、フォトクロミックスまたはサーモクロミックスと共に使用され得る。
【0045】 低シール温度の使用は、強化ガラスの使用を促進し、それゆえに、真空引きさ
れたガラスの適用の範囲が著しく広がる。また、強化ガラスによってピラー間隔
をできるだけ増加させることにより、熱伝達率を低減させることが達成される。
【0046】 また、低い製造温度の使用は、取り入れられるエネルギを低減させると共に、
製造工程中に起こり得るフィルムまたはコーティングの崩壊を低減させ、エッジ
シールシステムの領域における応力を低減させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シールが形成される前の2枚の接合されたガラスパンの概略的な横断側面図で
ある。
【図2】 シールが形成された後の概略的な横断側面図である。
【図3a】 本発明の他の実施形態による接合された2つのガラスピースの概略的な斜視図
である。
【図3b】 本発明の他の実施形態による接合された2つのガラスピースの概略的な斜視図
である。
【図4】 それらの間のメタルガスケットを用いて接合されるべき2枚のガラスパンの部
分側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ブライアン ノートン イギリス ビーティー37 0キュービー カウンティー アントリム ニュタナビー (番地なし) ユニバーシティー オブ アルスター (72)発明者 フィリップ ウィリアム グリフィスス イギリス ビーティー37 0キュービー カウンティー アントリム ニュタナビー (番地なし) ユニバーシティー オブ アルスター (72)発明者 トレバー ジェームズ ハイド イギリス ビーティー37 0キュービー カウンティー アントリム ニュタナビー (番地なし) ユニバーシティー オブ アルスター Fターム(参考) 4G061 AA09 AA11 AA21 AA22 AA23 AA31 BA01 CA02 CB02 CB06 CB14 CD02 CD23 CD25 DA26

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つのガラスピースの間に気密シールを形成する方法であっ
    て、 (a)インジウムまたはインジウム合金の一つ以上の層をガラスピースの対向す
    る表面間に導入し、 (b)インジウムまたはインジウム合金の層およびガラスピースを、層を溶かす
    温度まで加熱し、ピース間にシールを形成する ステップを備えることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 インジウムまたはインジウム合金層の各々は、真空蒸着技術
    を用いて、ガラス上に堆積されることを特徴とする請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 インジウムまたはインジウム合金層の各々は、超音波半田付
    け技術を用いて、ガラス上に堆積されることを特徴とする請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 ガラス上の如何なるコーティングまたはフィルムは、シール
    の意図された領域から、インジウムまたはインジウム合金層をかかる領域に付与
    する前に取除かれることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかの方法。
  5. 【請求項5】 ガラスは、インジウムまたはインジウム合金を付与する前に
    洗浄および/またはベークされることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
    の方法。
  6. 【請求項6】 インジウムまたはインジウム合金層を備えたガラスピースは
    、均一の温度に加熱されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかの方法
  7. 【請求項7】 加熱温度は、220℃、好ましくは、200℃を超えないこ
    とを特徴とする請求項1ないし6のいずれかの方法。
  8. 【請求項8】 加熱中に、一つまたは両方のガラスピースに圧力がかけられ
    ることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかの方法。
  9. 【請求項9】 インジウムまたはインジウム合金層の間に追加の金属層が配
    置されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかの方法。
  10. 【請求項10】 金属層は、ワイヤまたはガスケットの形態であることを特
    徴とする請求項9の方法。
  11. 【請求項11】 追加の金属層の金属は、インジウムまたはインジウム合金
    層に接合可能であることを特徴とする請求項9または10の方法。
  12. 【請求項12】 金属は、インジウム、インジウム合金、銅、ステンレス鋼
    、インジウムまたはインジウム合金被覆銅、およびインジウムまたはインジウム
    合金被覆ステンレス鋼からなる群から選ばれた一つ以上であることを特徴とする
    請求項11の方法。
  13. 【請求項13】 インジウム合金は、インジウムと錫、銀および鉛からなる
    群からの一つ以上とから形成されることを特徴とする請求項1ないし12のいず
    れかの方法。
  14. 【請求項14】 2つのガラスのピースの間に気密シールを形成する方法で
    あって、 (a)インジウムまたはインジウム合金の層をガラスピースの対向する表面でシ
    ールの領域に加え、 (b)インジウムまたはインジウム合金層の一方に追加の金属層を配置し、 (c)インジウムまたはインジウム合金層と該中間の金属層との間が接触するよ
    うにガラスピースをもたらし、そして、それらとガラスピースとを、220℃か
    ら100℃との間で加熱し、ピース間にシールを形成する ステップを備えることを特徴とする請求項1ないし13のいずれかの方法。
  15. 【請求項15】 インジウムまたはインジウム合金の層は、適切なサポート
    の周りのコーティングとして設けられていることを特徴とする請求項1の方法。
  16. 【請求項16】 ガラスピースの孔または開口をシールするための請求項1
    ないし15のいずれかの方法。
  17. 【請求項17】 シールは真空下で行われることを特徴とする請求項1ない
    し16のいずれかの方法。
  18. 【請求項18】 2つのガラスパンまたはシート間の気密シールを形成する
    ための請求項1ないし15および17のいずれかの方法。
  19. 【請求項19】 二重または多重の窓ガラスユニットを形成するための請求
    項18の方法。
  20. 【請求項20】 二重または多重の窓ガラスユニットは、真空引きされたユ
    ニットであることを特徴とする請求項19の方法。
  21. 【請求項21】 ユニットは、真空引きの前にエッジシールされることを特
    徴とする請求項20の方法。
  22. 【請求項22】 ユニットは、ポンプアウト孔を介して真空引きされること
    を特徴とする請求項21の方法。
  23. 【請求項23】 ポンプアウト孔は、請求項15の方法を用いてシールされ
    ることを特徴とする請求項22の方法。
  24. 【請求項24】 ポンプアウト孔をシールするために用いられる温度は、ガ
    ラスパンをシールするために用いられる温度より低いことを特徴とする請求項2
    3の方法。
  25. 【請求項25】 間に少なくとも一つの気密シールを有する少なくとも2つ
    のガラスピースを備え、該シールが溶融インジウムまたはインジウム合金フィル
    ムを用いて形成されることを特徴とするガラスユニット。
  26. 【請求項26】 シールが請求項1ないし15および17ないし24のいず
    れかの方法に従い形成されていることを特徴とする請求項23のガラスユニット
  27. 【請求項27】 ユニットは、二重または多重の窓ガラスユニットであるこ
    とを特徴とする請求項25または26のガラスユニット。
  28. 【請求項28】 真空引きされた二重または多重の窓ガラスユニットである
    ことを特徴とする請求項27のガラスユニット。
  29. 【請求項29】 一つ以上のガラスピースが強化ガラスであることを特徴と
    する請求項25ないし28のいずれかのガラスユニット。
  30. 【請求項30】 一つ以上のガラスピースが、エレクトロクロミック、フォ
    トクロミックまたはサーモクロミックフィルムを有していることを特徴とする請
    求項25ないし29のいずれかのガラスユニット。
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