JP2002541649A - マルチステップcmp - Google Patents

マルチステップcmp

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JP2002541649A
JP2002541649A JP2000587924A JP2000587924A JP2002541649A JP 2002541649 A JP2002541649 A JP 2002541649A JP 2000587924 A JP2000587924 A JP 2000587924A JP 2000587924 A JP2000587924 A JP 2000587924A JP 2002541649 A JP2002541649 A JP 2002541649A
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    • H01L21/7684Smoothing; Planarisation

Abstract

(57)【要約】 マルチステップCMPシステムを用いて、ウェハを研磨し、上にバリア層、メタル層が形成されている絶縁体層中にメタルの相互接続を形成する。第1研磨工程において、第1スラリーおよび第1研磨パラメータを用いて、メタル層の上部を取り除き、絶縁体層中に残存メタルを残してメタル相互接続として使用する。同じプラテンおよび研磨パッド上でウェハの第2研磨工程を行い、第2研磨パラメータ下で第2スラリーを用いバリア層の一部を除去する。この第2研磨工程は絶縁体層の上部表面からバリア層を取り除き、これによってメタルの相互接続を形成する。ディッシング(dishing)および絶縁体侵食を低減するために、第2スラリーは、バリア層を絶縁体層中の残存メタルよりも速い速度で除去するように選択される。第1研磨工程と第2研磨工程の間で、洗浄(クリーニング)工程が選択的に実行される。さらに、第1研磨工程は、ディッシングおよび絶縁体侵食をさらに低減するためにソフトランディング工程を含めることができる。または、第1研磨工程において、メタルおよびバリア層の一部分を取り除き、絶縁体層中に残存メタルを残してメタル相互接続として使用する。次に、絶縁体スラリーを使用した第2研磨工程を実行して、メタルスクラッチを減少させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は化学機械研磨(Chemical Mechanical Polishing: CMP)に関し、さら
に詳細にはCMPプロセス中に2以上のスラリーを使用するCMPシステムに関する。
【0002】 (発明の背景) CMPは集積回路の製造において、ウェハの表面を平坦化して続くフォトリソグ
ラフック処理の工程を容易にしたり、ウェハ上に形成された層の一部分を全面的
に取り除いたりするためにしばしば用いられる。 特に、CMPは層間相互接続(たとえば、コンタクトまたはビアス(vias)
としてのメタル(金属)プラグ)を生成するために、または層内相互接続(たと
えば、ダマシン(damascene)プロセスにおける銅相互接続ライン)の形成のた
めに用いられる。 さらに、CMPは、単一の金属層のデポジションを用いて層間相互接続と層内相
互接続の両方を形成するデュアルダマシンプロセスにおいても用いることができ
る。
【0003】 図1は、ウェハ11を研磨する従来のCMPシステム10を表す図である。CMPシ
ステム10は、ウェハ11を保持するウェハキャリアWC1と、研磨パッド13を
持つプラテンP1と、スラリーS1を供給するスラリー供給器15とから構成される
。従来のCMPシステム10では、研磨圧FD1をかけるためにウェハキャリアWC1に
対して下向きの力が加えられる。ウェハ11の表面を研磨するために、ウェハキ
ャリアWC1はωWC1の速度で回転し、プラテンP1はωP1の速度で典型的には反対の
向きに回転する。この例においては、供給器15は研磨パッド13の表面にスラ
リーS1を供給して研磨処理を促進する。
【0004】 この例において、スラリーS1は金属の研磨のために設計されたスラリーである
。メタルスラリー(金属の研磨のためのスラリー)は典型的には水性で、コロイ
ド緩衝液中に直径20から200nmのオーダーの研磨粒子を有する。スラリーの
密度は1%から5%(重量パーセント)であり、そのpHは通常3から11である
【0005】 図2Aおよび図2Bは、従来の単一工程のCMP処理におけるウェハ11(図1
)の断面図を示す図である。以下の説明の理解を容易にするために、いくつかの
図面において同一または類似の機能または構造を持つ要素については同一の参照
符号を用いることにする。
【0006】 図2Aを参照して、ウェハ11(図1)はトランジスタゲートのような能動素
子が組み込まれた半導体基板21を有し、その上には絶縁体層23、バリア(ba
rrier:緩衝)層25およびメタル(金属)層27が形成されている。ここで、バ
リア層25は、絶縁体層23に簡単には付着しないメタル層のための粘着層また
は接着層として機能することが理解されよう。たとえば、メタル層27はタング
ステン(W)層とすることができ、このときCMPシステム10(図1)は、絶
縁体層23のコンタクトホールの中にタングステンのプラグを形成するために、
メタル層27の上部を取り除くのに使用される。
【0007】 バリア層25は、チタン(Ti)、窒化チタン(TiN)またはチタンと窒化
チタンの積層体であって、緩衝または接着の目的を持つ。図2Bは、従来のCMP
処理が実行された後の構造を示す図である。 より詳細には、図1,2A、2Bを参照して、ウェハ11はメタル層27が研
磨パッド13に向いた状態でウェハキャリアWC1に保持される。供給器15は
メタルスラリーS1を研磨パッド13上に流速FR1で供給する。スラリーS1
は通常、バリア層25および絶縁体層21と比較してメタル層27に対しより高
い選択性を持つようなものが選択される。プラテンP1およびウェハキャリアW
C1はそれぞれωP1およびωWC1の速度でそれぞれ回転する。 さらに、下向きの力FD1がウェハキャリアWC1に加えられ、この従来型の
メタルポリッシング処理が実行される。
【0008】 この従来の処理では、絶縁体層23はCMP処理における研磨停止層として用
いられる。停止点が検出されると、研磨が比較的短い時間だけ継続され、絶縁体
層23の表面からすべてのバリア層25が確実に取り除かれるようにする。スラ
リーS1のメタル層27への比較的高い選択性のために、メタル層27の除去速
度はバリア層25および絶縁体層23のそれらよりも大きい。結果として、バリ
ア層の除去の終了の時点で、比較的に大きなメタルの凹み(またはディッシング
:dishing)がコンタクトホールに発生する。この様子は、図2Aに周囲の絶縁
体領域の高さよりも低いメタル層27として示される。このメタルの凹みの大
きさは図2Bにおいてδとして示されている。さらに、絶縁体層23はいわゆる
フィールド領域に比較してコンタクトホールの近辺においてより速い速度で除去
される。これはコンタクトホールが、コンタクトホールの領域において絶縁体層
23の構造的な完全性を弱めているためにこの除去速度の違いを生じさせている
ものと考えられている。この効果をここでは絶縁体侵食(dielectric erosion)
と呼ぶ。絶縁体侵食の大きさは図2Bにおいてαとして示されている。通常のCM
Pの適用形態において、このαおよびδの両方を最小化し、一方CMPシステム10
によって処理されるウェハのスループットを最大化することが望ましいことは容
易に理解されよう。
【0009】 CMPにおける他の問題が図3に示されている。図3は、絶縁体層23の一部を
示したものであり、メタルスラリーS1によって研磨された後、この上にマイクロ
スクラッチ(Microscratch、微小な引っかき傷)が形成されていることがわかる
。通常、メタル層およびバリア層をよく除去するスラリーは、絶縁体層にマイク
ロスクラッチを生じさせる。メタルの研磨においてマイクロスクラッチは通常望
ましいものではない。ひどい場合にはその後に絶縁体層のうえに形成されるメタ
ル相互接続間の短絡を引き起こすこともある。
【0010】 上述のディッシングの問題を解決するための従来の解決策の一つが図4に示さ
れている。図4は、2つのプラテン、2つのスラリーを持つCMPシステム40を
示す。CMPシステム40は、CMPサブシステム41および42を含む。この例にお
いては、CMPサブシステム41にはCMPシステム10(図1)が用いられ、CMPサ
ブシステム42は本質的にCMPサブシステム41の複製である。さらに詳細には
、CMPサブシステム42はウェハキャリアWC2、研磨パッド43を持つプラテンP2
、およびスラリーS2のためのスラリー供給器45を有する。ウェハキャリアWC2
には研磨圧力FD2をもたらすために下向きの力が与えられる。ウェハキャリアWC2
はωWC2の速度で回転し、一方プラテンP2は反対方向にWP2の速度で回転する。供
給器45は、第2の研磨処理において研磨パッド43上にスラリーS2を供給する
。サブシステム41および42はマルチステーションCMP装置の各ステーション
でも、または独立したCMP装置でもよい。
【0011】 この従来のやり方では、CMPサブシステム41は、CMPシステム10について説
明したようにスラリーS1,ウェハキャリアWC1、プラテンP1を用いたウェハ11
のメタル研磨に用いられる。次に、ウェハ11は洗浄され(図示せず)、スラリ
ーS2を用いた絶縁体研磨のためにCMPサブシステム42への移される。マイクロ
スクラッチおよび/または絶縁体侵食を減少させるために、スラリーS2は絶縁体
層23の研磨に最適化されている(これを「第2プラテンバフがけ」と呼ぶこと
もある)。ディッシングを減少させるために、メタル層の研磨はバリア層25(
図2A)をメタル研磨終了点として用いて実行される。ウェハ11はそれから、
バリア層の研磨に最適化されたスラリーS2を用いたバリア層の研磨のために、CM
Pサブシステム42へと移される。これらの従来のシステムは2つのプラテンを
用いる。これは通常スラリーS1とS2との間に両立性がないためである。たとえば
、メタルスラリーは通常低いpHを持ち、一方絶縁体スラリーは高いpHを持つ。こ
れらのスラリーを同じプラテン上で混ぜると通常スラリー中の研磨粒子が綿状の
固まりになって(凝集:flocculation)、懸濁液から析出し、メタル除去の均一
性を不所望に悪化させる。しかしながら、ウェハを第2のプラテンに移す工程が
要求されていることはCMPシステム40のスループットを不所望に下げる要因と
なる。したがって、ウェハの均一性およびスループットを低下させずに、ディッ
シング、絶縁体の侵食、マイクロスクラッチの問題を改善するCMPシステムを提
供することが望ましい。
【0012】 (発明の概要) 本発明にしたがって、単一のプラテンを用いるマルチステップCMPシステムが
提供される。このマルチステップCMPシステムはコンタクト、ビアス(vias)、
ダマシン(Damascene)配線のようなメタル相互接続を形成するのに好適に使用
可能である。このような適用例においてはウェハはその上に、絶縁体層の中また
はそれを貫通するような相互接続を決定するようにパターン化されている絶縁体
層と、この絶縁体層の上にデポジションされるブランケットなメタル層を有して
いる。通常の場合、バリア層が絶縁体層とメタル層の間に形成される。
【0013】 本発明の一実施形態において、CMPシステムは研磨パッドを持つプラテンと、
ウェハキャリア、供給器(dispenser)および制御装置を有する。この制御装置
は、CMPシステムがウェハの第1研磨を実行するように設定されている。この第1
研磨は、メタル層の上部を除去し、メタル相互接続として機能する残存のメタル
を絶縁体層の中に残す。この第1研磨は、研磨パラメータの第1セットの下でメタ
ルスラリーを用いて行われる。
【0014】 次に、この制御装置はCMPシステムが、研磨パラメータの第2セットの下で第
2スラリーを用いて、ウェハの第2研磨を実行させる。 一実施形態において、この第2スラリーはバリア層の研磨に最適化されたスラ
リーである。第2研磨が実行され、絶縁体層の上部表面からバリア層が取り除か
れ、メタル相互接続が形成される。バリアスラリーが使用されているので、バリ
ア層は、絶縁体層の中に残存しているメタルよりも速い速度で除去されるので、
従来の単一ステップのシステムに比べてメタルのディッシング(凹み)を少なく
することができる。さらに、両方の研磨工程に単一のプラテンを使用するので、
上述の2プラテンのシステムよりもスループットが大きい。
【0015】 本発明の他の特徴として、第1と第2の研磨工程の間に、研磨パッド上の第1
スラリーのほとんど(理想的にはすべて)を除去する洗浄工程(クリーニング工
程)が用いられる。ウェハは研磨パッドから持ち上げられ、脱イオン水(de-ion
ized water)を用いて第1スラリーの付いた研磨パッドを洗浄する。一実施形態
として、この洗浄工程においてパッド調整器(コンディショナー)を用いること
も可能である。
【0016】 本発明のさらに他の特徴として、第1研磨工程を第1スラリーを用いたソフト
ランディング工程を含むように変更することが可能である。この場合、第1研磨
における大半のメタルの除去は、実質的に上述の実施形態における第1研磨と同
様である。
【0017】 しかしながら、接触面におけるメタルは異なった(通常はよりマイルドな)研
磨パラメータを用いてバリア層から取り除かれる。たとえば、研磨圧力は、ソフ
トランディング工程においては、通常低くされる。このソフトランディング工程
はディッシングや絶縁体侵食を減少させる傾向がある。その理由は、よりマイル
ドな研磨パラメータにおいては、研磨処理中に研磨パッドが絶縁体層の相互接続
の開口部に弾性的に進入する範囲が減少する傾向があるからである。この研磨パ
ッドが相互接続の開口部への侵入が残存メタルの研磨(メタルのディッシングが
生じる)および相互接続の開口部周辺の領域から絶縁体を除去(絶縁体侵食が生
じる)を引き起こすと考えられている。
【0018】 さらに本発明の他の特徴として、第1研磨において、メタル層の上部に加えて
バリア層の一部を除去するように変更することができる。第1研磨が絶縁体層の
一部を露出させ、残存するメタルおよびバリアを絶縁体層の中に残してメタル相
互接続として機能させる。洗浄工程は第1研磨工程の後で選択的に実行される。
【0019】 次に制御装置は、CMPシステムに研磨パラメータの第2セットの下で第2スラ
リーを用いて第2研磨工程を実行させる。一実施形態において、第2スラリーは
絶縁体層の研磨に最適化されたスラリーである。この第2研磨工程は、従来の単
一ステップのシステムにおけるメタルおよびバリアスラリーを用いた研磨工程に
比べて絶縁体層において十分に小さなマイクロスクラッチしか生じさせずに、絶
縁体層の上部を除去する。さらに、絶縁体スラリーを用いているので、絶縁体層
は、絶縁体層中の残存メタルよりも速い速度で除去される。これによって、相互
接続の開口部の近辺の領域における絶縁体層と残存メタルとの間の段差の高さを
減らすのに役立つ。さらに、同じプラテンを2つの研磨工程に使用するので、上
述の2プラテンのシステムに比べて高いスループットが得られる。
【0020】 (図面の簡単な説明) 本発明の上述の特徴およびそれに付随するその他の多くの特徴は、以下の図面を
参照することによってさらに容易に理解することができる。 図1は、従来のCMPシステムを表した図である。 図2A、図2Bは、従来の単一ステップのCMP処理におけるウェハの断面図である
。 図3は、従来のCMP処理後のマイクロスクラッチを持つウェハの一部分を示した
図である。 図4は、従来の2プラテン・2スラリーのCMPシステムを示す図である。 図5は、本発明の一実施形態であるマルチステップCMPシステムを表す図である
。 図6は、本発明の一実施形態である図5のマルチステップCMPシステムの動作を
示す流れ図である。 図7A-Dは、本発明の一実施形態である図5および6のマルチステップCMPシステ
ム動作中におけるウェハの断面図である。 図8は、本発明の他の実施形態である、図5のマルチステップCMPシステムの動
作を示す流れ図である。 図9A-Eは、本発明の一実施形態である、図5および図8のマルチステップCMPシ
ステムの動作中におけるウェハの断面図である。 図10は、本発明の他の実施形態である、図5のマルチステップCMPシステムの
動作を示す流れ図である。 図11A-Dは、本発明の一実施形態である図5および図10のマルチステップCMP
システムの動作中におけるウェハの断面図である。 図12は、本発明の一実施形態であるマルチステップCMPシステムと従来の単一
ステップのCMPシステムのそれぞれによって生じるディッシング(dishing)の比
較図である。 図13は、本発明の一実施形態であるマルチステップCMPシステムと従来の単一
ステップのCMPシステムのそれぞれによって生じる絶縁体侵食の比較図である。
【0021】 (詳細な説明) 図5は、本発明の一実施形態である単一プラテン・マルチステップCMPシステ
ム50を示す図である。CMPシステム50は、ウェハキャリア51と、研磨パッ
ド53を持つプラテン52と、スラリー供給器56と、パッドコンディショニン
グ装置(PCU)57と、制御装置59とから構成される。この実施例は、オービタ
ル(orbital)方式のCMP装置、たとえばアリゾナ州フェニックスにあるIPEC Plana
r社から供給されるAvantGaard676型CMP装置を用いて実現することができる。
【0022】 ウェハ11を研磨するために、ウェハキャリア51はウェハ11を保持し、研
磨圧力FDを得るために下向きの力が加えられる。さらに、ウェハキャリア51は
ωWCの速度で回転し、プラテン52はωORBの速度でオービタル軌道(orbital p
ath)を移動する。供給器56は、研磨パッド53の研磨表面に、プラテン52
および研磨パッド53の孔(図示せず)を介して、スラリーを供給する。この実
施例においては、供給器56はいくつかの異なった種類のスラリーおよび脱イオ
ン(DI)水を蓄えることができる。供給器56はCMP処理中に必要なときにスラ
リーS1、スラリーS2、およびDI水を供給できる。パッドコンディショニング装置
57は、ウェハの研磨工程の間に研磨パッド53を洗浄し、調整する。制御装置
59は一以上のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを持ち(図示せ
ず)、適切なプログラムによってウェハキャリア51、プラテン52、供給器5
6、およびパッドコンディショニング装置57の動作を制御する。
【0023】 図6は、本発明の一実施形態であるCMPシステム50(図5)の動作を示す流
れ図である。図7A-Dは、この実施形態におけるCMPシステム50の動作中におけ
るいくつかのポイントでのウェハの構造を示す断面図である。図5、図6、およ
び図7A-Dを参照して、CMPシステム50は次のように動作する。CMPを開始する
前に、ウェハ11の半導体基板21上に、絶縁体層23、バリア層25、および
メタル層27が形成される。絶縁体層23は、基板21上にブランケットデポジ
ションで形成された酸化層である。たとえば、絶縁体層23は、テトラエトキシ
シラン(Tetraethylorthosilicate:TEOS)の分解によって形成される二酸化シリ
コンでよい。絶縁体層23は次にパターン化され、集積回路製造の業界において
標準的なフォトリソグラフィック技術を用いて、基板の選択された領域を露出さ
せるコンタクトホールを形成するようにエッチングされる。バリア層25が次に
絶縁体層23の上およびコンタクトホール内部で基板21に接触するようにデポ
ジションされる。バリア層25を構成する材料は、一般にメタル層27を構成す
る金属の種類に依存する。たとえば、メタル層27がタングステン(W)ででき
ていれば、バリア層25は通常Ti、TiN、またはTiとTiNの積層物によって構成さ
れる。メタル層27が銅(Cu)でできていれば、バリア層25は通常タンタル(T
a)、窒化タンタル(TaN)、またはTaとTaNの積層物によって構成される。上述の
構造が図7Aに図示されている。
【0024】 この実施例において、CMPシステム50はメタル層27の上部を除去し、絶縁
体層23の孔(バリア層25で縁取りされている)にプラグを形成してコンタク
トを形成するために用いられる。ステップ61において、CMPシステム50はメ
タル層27のCMPを実行すべく通常の方法で用いられる。さらに詳細には、図7A
に示されるように、制御装置59が供給器56に研磨パッド53の表面にメタル
スラリーS1を供給させる。さらに、制御装置59がウェハキャリア51を速度ω WC で回転させ、研磨圧力FDを与えるようにする。さらに、制御装置59はプラテ
ン52に速度ωORBでオービタル運動させる。
【0025】 スラリーS1は適切なメタルスラリー、たとえばマサチューセッツ州ボストンに
あるCabot Corporation社から供給されるCabot4110や、ニューキャロライナ州シ
ャロットにあるBaikowski社から供給されるBaiPlanar7L、タングステンの研磨に
はCabotSSW-2000でよい。一般に、スラリーS1は、水をベースにした、pH3から
11の、直径がおおよそ20から200nmの研磨粒子を持つコロイド懸濁液で
あって、スラリーの密度はおおよそ1から5重量パーセントである。好適には、
スラリーS1はメタル対バリアで10対1以上の選択比を有する。
【0026】 本実施例においては、メタルの研磨は、バリア層25が露出するまで行われる
。たとえば、この工程は適切な従来の終了点検出手法を用いてバリア層25を研
磨終了点として実行される。もしくは、時間管理(timed)手法が使用される。
メタル層27の上部が取り除かれた結果、メタル層27の残存部分つまりプラグ
27が(図7A)絶縁体層23の中に形成されたバリア(層)によって縁取り
されたコンタクトホール内に残る。メタル研磨はバリア層が検出されたときに停
止するので、通常はプラグ27にいくらかのメタルの凹みまたはディッシング
がある。しかし、このようなメタルの凹みの大きさは、図1、2Aおよび2Bを参
照して説明したような従来の手法に比べて小さい。結果として形成された構造を
図7Bに示す。
【0027】 工程63では、制御装置59はウェハキャリア51を研磨パッド53およびプ
ラテン52から持ち上げて浮かす。つぎに制御装置59はDI水を用いて、研磨パ
ッド上のスラリーS1の量を減らすように研磨パッド53の洗浄を行う。さらに詳
細には、制御装置59は供給装置56からDI水を供給しつつ、パッドコンディシ
ョニング装置57で研磨パッド53を洗浄する。この工程は、スラリーS2がスラ
リーS1との両立性に応じて、選択的なものになる。たとえば、工程63は、スラ
リーS1が低いpHを持つスラリーであり、スラリーS2が高いpHを持つスラリーであ
るときに効果的に使用される。DI水による洗浄で研磨パッド53上の残存するス
ラリーS1の量が十分に減少し、これにより不所望な凝集(フロキュレーション)
を減らすことができる。この工程は図7Cに、矢印71でDI水がウェハ11の表
面に流れる様子として示されている。対照的に、スラリーS2は濃度の低いスラリ
ーS1と同等のものと、またはスラリーS1と同等のpHを持つものとすることができ
る。たとえば、スラリーS2はスラリーS1と同じpHで、より小さい研磨粒子を持ち
、よりソフトな研磨特性をもつように構成することができる。このような場合、
類似した特性を持つ両スラリーはフロキュレーションの問題を起こすことがない
と考えられ、工程63は省略可能である。
【0028】 工程65において、制御装置59はウェハキャリア51を制御して、ウェハ1
1を研磨パッド53に第2研磨圧力FD'、第2回転速度ωWC'で接触させる。さら
に、制御装置59は、プラテン52を第2速度ωORB'でオービタル運動させ、供
給器57にスラリーS2をウェハ11の表面に供給させる(図7Cの矢印73で示
される)。この第2研磨工程は、図7Dに示されるように、絶縁体層25の表面
が露出するまで続けられる。この研磨工程において、プラグ27(図7C)も
また研磨され、それによって比較的少ない量のメタルが取り除かれて図7Dに示
されるようなプラグ27が形成される。
【0029】 一実施形態において、スラリーS2はバリア層25の除去に最適化される。好適
には、スラリーS2はメタルに対してバリアと同じ(1対1)またはより小さい選
択比を持つ。適切なバリアスラリーであればどのようなもので使用でき、たとえ
ばバリア層25がTa、TaNまたはTaとTaNの積層から構成されている場合にはCabo
t Corporation社の4200型が使用できる。または、バリア層25がTi、TiNまたは
TiとTiNの積層から構成されている場合には、スラリーS2としてBaikowski Inter
national社のBaiplanar41型をpH4以下で使用することができる。第2研磨工程
では、スラリーS2のバリア対メタルの選択性が低いので、δ(メタルの凹みまた
はディッシング)の値は効果的に小さくなる。さらに、スラリーS2の絶縁体に対
するバリアへの選択性が、スラリーS1のそれよりも高いものになるように選択す
れば、αの値(絶縁体侵食)も小さくすることができる。つまり、絶縁体の23 の部分の厚みと、絶縁体の23の部分の厚みの差が、従来の単一ステップの
処理を使用した場合に比べて、小さくなる。 表1は一実施形態であるこの処理の各工程の研磨パラメータの各値を簡潔にまと
めたものである。
【表1】
【0030】 本実施形態の説明においては、コンタクト形成との関係でCMPシステム50を
説明しているが、集積回路製造の当業者であれば、このCMPシステム50がビア
ス(vias)の形成にも、またはダマシン(Damascene)技術を用いた層内相互接
続の形成にも使用できることが理解されよう。ダマシン技術はCu(銅)の相互接
続製造技術において使用されている。
【0031】 図8は、本発明の他の実施形態としてのCMPシステム50(図5)の動作を示
す流れ図である。図9A-EはCMPシステム50の動作のこの実施形態における各ポ
イントでのウェハの構造を示したものである。この実施形態は、図5、6および
7A-Dを参照してすでに説明した実施形態と実質的に同じであるが、「ソフトラ
ンディング」を実現するために工程61を2つの工程に分けた点が異なっている
。ここで、この「ソフトランディング」という用語は終了点近くにおいて研磨パ
ラメータを変化させて除去速度を低下させ、ディッシングや絶縁体侵食を少なく
するという意味あいで使用する。
【0032】 図5、8および9A-Eを参照して、CMPシステム50は以下のように動作する。
工程81において、CMPシステム50はメタル層27のCMPを標準的なやり方で実
行する。さらに詳細には、制御装置59は供給器56に研磨パッド53の表面に
メタルスラリーS1を供給させる。この様子は図9Aに示されている。スラリーS1
はメタル層27を研磨するのに適切なメタルスラリーである。好適には、スラリ
ーS1はメタル対バリアで10対1以上の選択比を有する。さらに、制御装置59
はウェハキャリア51を速度ωWCで回転させ、研磨圧力FDを加える。さらに、制
御装置59はプラテン52を速度ωORBでオービタル運動させる。
【0033】 この実施形態において、メタル研磨工程はバリア層25が露出する少し手前で
停止される。たとえば、この工程は時間設定による研磨技術によって実行される
。図9Bに示されるように、比較的薄いメタル層27がバリア層25の上に残
っている。この研磨工程は、バリア層25を研磨することなしにメタル層27の
大部分(図9A)を取り除くために行われるので、工程81は高い除去速度に最
適化される。
【0034】 工程83において、制御装置59はソフトランディングを行うために研磨パラ
メータを変更する。さらに詳細には、制御装置59は供給器56にスラリーS1の
供給を継続させる。さらに、ウェハ11を研磨パッド53から取り外すためにウ
ェハキャリア51を持ち上げる必要はない。一方で、研磨圧力FD、スラリーの流
速FR、研磨速度ωWCおよびオービタル運動速度ωORBをそれぞれ減少させる。こ
の実施形態において、工程83はバリア層25が検出されるまで実行され、結果
として図9Cに示されるように絶縁体層23中のバリアによって縁取りされたコ
ンタクトホール内にメタルプラグ27が形成される。このソフトランディング
はメタルプラグ27のディッシングを少なくするように機能する。続いて、工
程63および工程65がすでに説明したように実行される。 表2は一実施形態であるこの処理の各工程の研磨パラメータの各値を簡潔にまと
めたものである。
【表2】
【0035】 図10は、本発明の他の実施形態としてのCMPシステム50(図5)の動作を
示す流れ図である。図11A-DはCMPシステム50の動作のこの実施形態における
各ポイントでのウェハの構造を示したものである。 工程101において、CMPシステム50はメタル層27のCMPを標準的なやり方で
実行する。さらに詳細には、制御装置59は供給器56に研磨パッド53の表面
にメタルスラリーS1を供給させる。この様子は図11Aに示されている。好適に
は、スラリーS1はメタル対バリアで10対1以上の選択比を有する。さらに、制
御装置59はウェハキャリア51を速度ωWCで回転させ、研磨圧力FDを加える。
さらに、制御装置59はプラテン52を速度ωORBでオービタル運動させる。
【0036】 この実施形態において、このメタル研磨工程は、図11Bに示されるように、
絶縁体層23が露出するまで行われる。たとえば、工程101は適切な従来の終
点検出手法を用いて絶縁体層23を研磨の停止点として実行される。絶縁体層2
3から残存のバリア層の材料をすべて除去するために余分の研磨(オーバーポリ
ッシュ)を実行することもできる。バリア層25およびメタル層27の上部を除
去すると、絶縁体層23中のバリアによって縁取りされたコンタクトホール内に
、残存部分つまりプラグ27(図11B)が形成される。絶縁体層が現れるま
でメタル研磨をやめないので、通常プラグ27には大きなディッシングが生じ
る。このディッシングの大きさは、図1、2A、および2Bを参照して説明した従
来の手法によるディッシングと同程度である。
【0037】 次に、工程63が実行され、すでに図6において説明したように、ウェハキャ
リア51が持ち上げられ、DI水による洗浄が実行される。次に工程103が実行
される。工程103においては、制御装置59がプラテン52を異なった速度ω ORB’’’ でオービタル運動させ、供給器57が研磨パッド53の表面にスラリ
ーS2を供給する。これまでに説明した実施形態ではバリアスラリーが用いられて
いたのに対し、この実施形態においてはスラリーS2は絶縁体スラリーである。さ
らに、制御回路59はウェハキャリア51を操作してウェハ11を、異なる回転
速度ωWC’’’で回転させつつ、異なった研磨圧力FD’’’で研磨パッド53に
接触させる。この第2研磨工程は絶縁体層25の一部を除去して、ディッシング
およびマイクロスクラッチを減少させる。さらに詳細には、絶縁体層23が研磨
される結果、絶縁体層の表面(フィールド領域で部分23、コンタクト領域に
おいて部分23)が、図11Dに示すように、ほぼ同じ高さの表面を形成する
。この研磨工程において、プラグ27(図11C)も研磨され、それによって
比較的少ない量のメタルが除去されず11Dに示されるようにプラグ27が形
成される。
【0038】 一実施形態において、スラリーS2は絶縁体層23の研磨に最適化される。好適
には、スラリーS2は絶縁体対メタルでおおよそ10対1の選択比を有する。適切
な絶縁体スラリーであればどのようなもので使用でき、たとえばCabot Corporat
ion社のCabot SS12型、Rodel社のKlebosol 30H50を低いpHのSiO2条件下で用いる
ことができる。もしくは、スラリーS2としてBaikowski International社のBaipl
anar41型をpH4以下で使用することができる。このタイプのスラリーは、スラリ
ーS1のpHと両立性のあるpHを持つので、工程63を省略することができる。この
第2研磨工程においてはスラリーS2のメタルに対する絶縁体の選択性はよりいっ
そう大きくなるので、δの値(ディッシング)は効果的に減少する。さらに、マ
イクロスクラッチもまた減少する。その他の実施形態と同様に、単一のプラテン
が使用されているので、CMPシステム50のスループットは前述の従来の2プラ
テンシステムよりもずっと大きい。 表3は、一実施形態であるこの処理の各工程の研磨パラメータの各値を簡潔にま
とめたものである。
【表3】
【0039】 その他の実施形態において、工程101は同一のスラリーS1を用いつつソフト
ランディング手法のために2つの工程に分離することができる。この手法は、工
程101を工程81および83(図8)で置き換えたのと実質的に同様である。
【0040】 図12および13は、Cuのダマシン(damascene)用途におけるCMPシステム5
0(図5)およびソフトランディング手法(図8)によって生じたディッシング
および絶縁体侵食の量をそれぞれ示した図である。この例においては、おおよそ
5000オングストロームの厚さのTEOS酸化物層がいくつかのウェハ上にデポジショ
ンされ、いくつかの大きさのトレンチがその上に形成された。各ウェハの絶縁体
層の上に共形(conformal)のTaNバリア層、そしてその上にブランケットCu層が
デポジションされる。バリアおよびメタル層はそれぞれ、おおよそ350オング
ストロームおよびおおよそ1.8μmの厚みを有する。さらに詳細には、この例はC
uダマシン処理のためのディッシングおよび絶縁体侵食のSematech 926 TaNのパ
ターンに準じている。これらのウェハは次にCMPシステム50(図5)およびソ
フトランディングシステム(図6)を用いて研磨される。表2で示された研磨パ
ラメータにしたがって、Cabot 4110スラリーが第1研磨工程で用いられ、Cabot42
00スラリーが第2研磨工程で用いられる。
【0041】 比較のために、その他のウェハが上述の従来の単一ステップの手法を用いて研
磨された。IPEC 676研磨装置をCMPシステム50(図5)を実施するために用い
た。図12および13に示されているように、ディッシングおよび絶縁体侵食に
おいて著しい改善が認められる。たとえば、5X10マイクロンのトレンチにお
いて、CMPシステム50はディッシングをおおよそ50オングストロームにまで
低減させ、絶縁体侵食をおおよそ710オングストロームにまで低減した。これ
に対し、従来の単一ステップのシステムではそれぞれの値は958オングストロ
ームと1250オングストロームである。マイクロスクラッチに関しては大きな
違いは認められなかった。
【0042】 その他の例においては、Wコンタクトが、CMPシステム50および図5および6
を参照してすでに説明した処理手法を用いて形成された。この例においては、TE
OS酸化物層がいくつかのウェハの上にデポジションされ、0.5μmのコンタクト
ホールがそれに形成された。次に、800オングストロームの厚さのTiNバリア
層および200オングストロームの厚さのTi層がこの酸化物層の上にデポジショ
ンされた。最後に、8000オングストロームの厚さのメタル(W)層がバリア
層の上にデポジションされた。IPEC676研磨装置がCMPシステム50(図5)およ
び2ステップ単一プラテン処理(図6)を実現するために用いられた。
【0043】 Cabot SSW-2000スラリーが第1研磨工程で用いられる。DI水による洗浄工程な
しで、変更を加えられたCabot SSW-2000スラリーが第2研磨工程で用いられる。
さらに詳細には、上述の表1の研磨パラメータにしたがって、標準のCabot SSW-
2000スラリーを希釈して、標準のスラリーよりも固形成分が少なくなるようにす
る(たとえば、標準の濃度よりも50%の固体成分濃度)。この実施形態では、
従来の単一ステップシステムと比較して約50%の絶縁体侵食の低減を実現した
。従来の単一ステップでの平均が2000オングストロームなのに対して、この
実施形態ではおおよそ1000オングストロームであった。しかしながら、ディ
ッシングについてはわずかな低減しか認められなかった。たとえば、従来の単一
ステップの処理の平均が250オングストロームなのに対し、本実施形態は24
5オングストロームであった。ディッシングが十分に減少しなかったのは、第1
および第2研磨工程におけるスラリーがメタル対バリアにおいておおよそ同じ選
択性しか持たないためであると考えられる。マイクロスクラッチに関してはおお
きな違いは認められなかった。
【0044】 さらに他の例において、W(タングステン)のコンタクトがCMPシステム50お
よび図5および10を参照して説明した処理手法を用いて形成された。この例に
おいては、TEOS酸化物層がいくつかのウェハにデポジションされ、0.5μmのコ
ンタクトホールがそれに形成される。次に800オングストロームの厚さのTiN
および200オングストロームの厚さのTiからなるバリア層がこの酸化物層の上
にデポジションされる。最後に、8000オングストロームの厚さのメタル(W
)層がこのバリア層の上にデポジションされる。IPEC676研磨装置がCMPシステム
50(図5)および2ステップ単一プラテン処理(図8)を実現するために用い
られた。
【0045】 Baiplanar 7Lスラリーが第1研磨工程において用いられ、TEOS酸化物層を露出
させる。DI水による洗浄工程が第2研磨工程の前に実行される。第2研磨工程にお
いては、Rodel Klebosol 30H50 低pH SiO2スラリーが、表3の研磨パラメータ
の下で用いられる。この実施形態は従来の単一ステップのシステムに比べてディ
ッシングおよび絶縁体侵食の低減にわずかな改善を達成した。従来の単一ステッ
プのシステムに比べて、ディッシングにおいておおよそ2%の低減、絶縁体侵食
においておおよそ10%の低減が認められた。しかしながら、マイクロスクラッ
チに関しては50%の減少が認められた。従来の単一ステップのシステムではお
よそ300オングストローム2乗根(root mean square:rms)であったのが、本
実施形態においては150オングストローム(rms)である。ディッシングが顕
著に減少しなかったのは、第2研磨工程における研磨時間がこの例では比較的短
かった(すなわち30秒)ためであると考えられる。
【0046】 上述のマルチステップCMPシステムの実施形態は本発明の本質を説明するため
のものであって、本発明はこれら特定の実施形態に限定されるものではない。た
とえば、上述の開示をもとに、当業者であれば、なんらの創作的な努力なしに、
ここに説明されたもの以外のスラリーやCMP装置を用いて本発明を実施すること
ができる。詳細には、上述のオービタル方式のCMP機器の代わりに、回転方式のC
MP装置を利用することができる。さらに、その他の実施形態においては3つ以上
の研磨工程を単一のプラテンで使用して、スループット、ディッシング、絶縁体
侵食について適切な最適化を実現することができる。さらに、当業者であれば、
バリア層を持たない相互接続構造のための実施形態に適用することが可能である
。さらに、本明細書を通じて「ウェハ」、「半導体ウェハ」という用語を使用し
ているが、これらの用語はより一般的に「加工品」という用語で呼ぶことができ
る。この「加工品」という用語は、半導体ウェハ、ベアまたはその他の半導体基
板、能動素子または回路を含むもの、含まないもの、部分的に処理されたウェハ
、シリコンオンインシュレータ(SOI)、ハイブリッドアセンブリ、フラットパ
ネルディスプレイ、マイクロ・エレクトロ・メカニカルセンサ(MEMS)、MEMSウ
ェハ、コンピュータハードディスク、その他の平坦化による利益を得られる物体
を含む概念である。したがって、本発明の好適な実施形態が図示され、説明され
ているが、本発明の範囲および本質から離脱することなく様々な変更が可能であ
ることが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、図1は、従来のCMPシステムを表した図である。
【図2】 図2A、図2Bは、従来の単一ステップのCMP処理におけるウェハ
の断面図である。
【図3】 図3は、従来のCMP処理後のマイクロスクラッチを持つウェハの
一部分を示した図である。
【図4】 図4は、従来の2プラテン・2スラリーのCMPシステムを示す図
である。
【図5】 図5は、本発明の一実施形態であるマルチステップCMPシステム
を表す図である。
【図6】 図6は、本発明の一実施形態である図5のマルチステップCMPシ
ステムの動作を示す流れ図である。
【図7】 図7A-Dは、本発明の一実施形態である図5および6のマルチス
テップCMPシステム動作中におけるウェハの断面図である。
【図8】 図8は、本発明の他の実施形態である、図5のマルチステップCM
Pシステムの動作を示す流れ図である。
【図9】 図9A-Eは、本発明の一実施形態である、図5および図8のマル
チステップCMPシステムの動作中におけるウェハの断面図である。
【図10】 図10は、本発明の他の実施形態である、図5のマルチステッ
プCMPシステムの動作を示す流れ図である。
【図11】 図11A-Dは、本発明の一実施形態である図5および図10の
マルチステップCMPシステムの動作中におけるウェハの断面図である。
【図12】 図12は、本発明の一実施形態であるマルチステップCMPシス
テムと従来の単一ステップのCMPシステムのそれぞれによって生じるディッシン
グ(dishing)の比較図である。
【図13】 図13は、本発明の一実施形態であるマルチステップCMPシス
テムと従来の単一ステップのCMPシステムのそれぞれによって生じる絶縁体侵食
の比較図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年1月17日(2001.1.17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カレイ ホーランド アメリカ合衆国、アリゾナ州 85028,フ ェニックス、イースト ファンフォル ド ライブ 4117 (72)発明者 アジョイ ザッヒ アメリカ合衆国、アリゾナ州 85226,チ ャンドラー、ノース シシリー ドライブ 862 (72)発明者 フェン ダイ アメリカ合衆国、アリゾナ州 85204,メ サ、イースト ジャベリナ アベニュー 3318 (72)発明者 イール ゴットキス アメリカ合衆国、アリゾナ州 85296,ギ ルバート、ノース オレンジウッド スト リート 1645 (72)発明者 ジェリー シー・ヤン アメリカ合衆国、アリゾナ州 85202,メ サ、ウエスト オラ アベニュー 2152 (72)発明者 デニス シェイ アメリカ合衆国、アリゾナ州 85213,メ サ、イースト ジャスミン 2407 (72)発明者 フレッド ミッシェル アメリカ合衆国、アリゾナ州,フェニック ス、イースト カピストラノ アベニュー 4836 (72)発明者 リン ヤン アメリカ合衆国、アリゾナ州 85044,フ ェニックス、イースト アゲイブ ロード 4031 Fターム(参考) 3C058 AA07 AC04 BA02 BA09 CB02 CB03 DA06 DA09 DA12 DA17 【要約の続き】 してメタル相互接続として使用する。次に、絶縁体スラ リーを使用した第2研磨工程を実行して、メタルスクラ ッチを減少させる。

Claims (53)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケミカル・メカニカル・ポリッシング(以下、CMPという。)
    装置を用いて、ウェハのCMPを実行するための方法であって、CMPは集積回
    路のメタル相互接続を製造する工程においてウェハに対して実行され、 前記ウェハはその上に、相互接続を定義するようにパターン形成された絶縁体
    層が形成され、バリア層がこの絶縁体層上に形成され、メタル層がこのバリア層
    の上方に形成されており、 前記CMP装置は、研磨パッドがその上に装着されたプラテンと、スラリー供給器
    と、ウェハキャリアとを有する、前記方法は、 前記ウェハキャリアを用いて前記CMP装置の前記研磨パッドの動作位置に前記ウ
    ェハを配置する段階と、 前記CMP装置に第1の研磨パラメータを設定して第1スラリーを用いて前記ウェハ
    の第1研磨を行う段階と、 前記CMP装置に第2の研磨パラメータを設定して第2スラリーを用いて前記ウェ
    ハの第2研磨を行う段階とを含み、前記第2研磨は前記第1研磨において使用され
    た研磨パッドおよびプラテンを用いて実行され、前記第2スラリーは前記第1スラ
    リーとは異なる方法。
  2. 【請求項2】 前記メタル層は銅を含んで構成され、前記絶縁体層に定義された
    相互接続は少なくとも層内相互接続の一部分を含む、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記メタル層はタングステンを含んで構成され、前記絶縁体層に
    定義された相互接続は少なくとも層間相互接続の一部分を含む、請求項1記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 前記第2研磨において前記第2スラリーの能力がおおきな大きな影
    響を受けないように前記第1研磨の後に前記研磨パッドを洗浄する段階をさらに
    含む、請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記研磨パッドを洗浄する段階は脱イオン水で前記研磨パッドを
    洗浄して前記研磨パッドから前記第1スラリーを取り除く段階を含む、請求項4
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記研磨パッドを洗浄する段階は、前記研磨パッドを調整する段
    階を含む、請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記第1研磨は、前記メタル層の一部を取り除いてバリア層の一
    部を露出させ、残存するメタル層の一部を残して前記絶縁体層に定義された相互
    接続の一部として機能させる、請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記第2研磨を、前記絶縁体層中に定義された相互接続の一部を
    構成しない前記バリア層の露出部分を取り除くために実行する、請求項7記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 前記ウェハの第1研磨を行う段階は、バリア層の部分が完全に露
    出する前に、第3の研磨パラメータの下で第1スラリーを使用してウェハを研磨す
    る段階をさらに含み、前記第3研磨パラメータは前記第1研磨パラメータの対応す
    るパラメータとは少なくとも一つのパラメータにおいて異なる、請求項7記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 前記第2スラリーは、前記第1スラリーのそれと比較して、メタ
    ル層よりもバリア層に対してより選択的である、請求項7記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記第2スラリーは、前記第1スラリーと比較して低い固体濃度
    を有する、請求項7記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記第2スラリーは、前記第1スラリーとおおよそ同じpHを有
    する、請求項7記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記第1、第2スラリーは研磨粒子を含み、前記第2スラリーの
    研磨粒子の平均直径は、前記第1スラリーの研磨粒子のそれよりも小さい、請求
    項7記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記第1、第2スラリーは研磨粒子を含み、前記第2スラリーの
    研磨粒子は前記第1スラリーの研磨粒子よりも平均してよりソフトである、請求
    項7記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記第1研磨はメタルおよびバリア層の一部を取り除いて絶縁
    体層の一部を露出させるとともに、メタルおよびバリア層の残存部分を残して前
    記絶縁体層に定義された相互接続として機能させる、請求項1記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記第2スラリーは、前記第1スラリーのそれよりも、メタル層
    に対する絶縁体層への選択性が高い、請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記第2研磨が、前記絶縁体層の前記露出部分の上部を除去す
    るために実行される、請求項15記載の方法。
  18. 【請求項18】 集積回路のメタル相互接続を製造する工程において、ウェハの
    ケミカル・メカニカル・ポリッシング(以下、CMPという。)を実行する装置で
    あって、前記ウェハはその上に、相互接続を定義するようにパターン形成された
    絶縁体層が形成され、バリア層がこの絶縁体層上に形成され、メタル層がこのバ
    リア層の上方に形成されている、前記装置は、 第1の研磨パラメータおよび第1スラリーを用いて前記ウェハの第1研磨を行う第1
    研磨手段であって、前記第1研磨手段は前記第1研磨を実行するためのプラテンと
    当該プラテンの上に装着された研磨パッドとを有する第1研磨手段と、 第2の研磨パラメータおよび第2スラリーを用いて前記ウェハの第2研磨を行う
    第2研磨手段であって、前記第2研磨を前記第1研磨に使用されたプラテンおよび
    研磨パッドを用いて実行する第2研磨手段とを含んで構成され、 前記第2スラリーは前記第1スラリーとは異なる装置。
  19. 【請求項19】 前記メタル層は銅を含んで構成され、前記絶縁体層に定義され
    た相互接続は少なくとも層内相互接続の一部分を含む、請求項18記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記メタル層は銅を含んで構成され、前記絶縁体層に定義され
    た相互接続は少なくとも層内相互接続の一部分を含む、請求項18記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記第2研磨において前記第2スラリーの能力が大きな影響を受
    けないように前記第1研磨の後に前記研磨パッドを洗浄する工程を実行する洗浄
    手段をさらに有する、請求項18記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記洗浄手段は、脱イオン水で前記研磨パッドを洗浄して前記
    研磨パッドから前記第1スラリーを取り除く、請求項21記載の装置。
  23. 【請求項23】 前記洗浄手段は、前記研磨パッドを調整するように構成されて
    いる、請求項22記載の装置。
  24. 【請求項24】 前記研磨手段は、前記第1研磨において前記メタル層の一部を
    取り除いてバリア層の一部を露出させ、前記第1研磨において残存するメタル層
    の一部を残して前記絶縁体層に定義された相互接続の一部として機能させる、請
    求項18記載の装置。
  25. 【請求項25】 前記研磨手段は、前記絶縁体層中に定義された相互接続の一部
    を構成しない前記バリア層の露出部分を、前記第2研磨において取り除く、請求
    項24記載の装置。
  26. 【請求項26】 前記研磨手段はさらに、前記バリア層の部分が完全に露出する
    前に、第3の研磨パラメータの下で第1スラリーを使用してウェハを研磨するよう
    に設定され、前記第3研磨パラメータは前記第1研磨パラメータの対応するパラメ
    ータとは少なくとも一つのパラメータにおいて異なる、請求項24記載の装置。
  27. 【請求項27】 前記第2スラリーは、前記第1スラリーのそれと比較して、メタ
    ル層よりもバリア層に対してより選択的である、請求項24記載の装置。
  28. 【請求項28】 前記第2スラリーは、前記第1スラリーと比較して低い固体濃度
    を有する、請求項24記載の装置。
  29. 【請求項29】 前記第2スラリーは、前記第1スラリーとおおよそ同じpHを有
    する、請求項24記載の装置。
  30. 【請求項30】 前記第1、第2スラリーは研磨粒子を含み、前記第2スラリーの
    研磨粒子の平均直径は前記第1スラリーの研磨粒子のそれよりも小さい、請求項
    24記載の装置。
  31. 【請求項31】 前記第1、第2スラリーは研磨粒子を含み、前記第2スラリーの
    研磨粒子は前記第1スラリーの研磨粒子よりも平均してよりソフトである、請求
    項24記載の装置。
  32. 【請求項32】 前記研磨手段は、前記第1研磨においてメタルおよびバリア層
    の一部を取り除いて絶縁体層の一部を露出させるとともに、メタルおよびバリア
    層の残存部分を残して前記絶縁体層に定義された相互接続として機能させる、請
    求項18記載の装置。
  33. 【請求項33】 前記第2スラリーは、前記第1スラリーのそれよりも、メタル層
    に対する絶縁体層への選択性が高い、請求項32記載の装置。
  34. 【請求項34】 前記第2研磨において、前記絶縁体層の前記露出部分の上部を
    除去する、請求項32記載の装置。
  35. 【請求項35】 ウェハの研磨を行うケミカル・メカニカル・ポリッシング(以
    下、CMPという。)装置であって、前記ウェハはその上に、相互接続を定義する
    ようにパターン形成された絶縁体層が形成され、バリア層がこの絶縁体層上に形
    成され、メタル層がこのバリア層の上方に形成されている、前記CMP装置は、 研磨パッドが装着されるプラテンと、 前記研磨パッドと連動する供給器であって、複数のスラリーを互いに分離して貯
    蔵し、前記貯蔵されたスラリーの一つまたはそれ以上を選択的に前記研磨パッド
    に供給する供給器と、 前記ウェハを選択的に保持するウェハキャリアと、 前記プラテン、前記供給器およびウェハキャリアと結合した制御装置であって、
    前記CMP装置に前記ウェハの第1研磨および第2研磨を実行させる制御装置とを含
    み、 前記第1研磨において、前記制御装置は第1研磨パラメータにしたがって前記ウェ
    ハと前記研磨パッドとの間に研磨動作を生じさせるように前記ウェハキャリアと
    前記プラテンとを動作させるとともに、前記供給器に第1スラリーを前記ウェハ
    と前記研磨パッドの境界面に供給させ、 前記第2研磨において、前記制御装置は第2研磨パラメータにしたがって前記ウ
    ェハと前記研磨パッドとの間に研磨動作を生じさせるように前記ウェハキャリア
    を動作させるとともに、前記供給器に第2スラリーを前記ウェハと前記研磨パッ
    ドの境界面に供給させ、前記第2スラリーは前記第1スラリーとは異なる、CMP装
    置。
  36. 【請求項36】 軌道運動を行うCMP装置であることを特徴とする、請求項3
    5記載のCMP装置。
  37. 【請求項37】 前記メタル層は銅を含んで構成され、前記絶縁体層に定義され
    た相互接続は少なくとも層内相互接続の一部分を構成する、請求項35記載のC
    MP装置。
  38. 【請求項38】 前記メタル層はタングステンを含んで構成され、前記絶縁体層
    に定義された相互接続は少なくとも層間相互接続の一部分を構成する、請求項3
    5記載のCMP装置。
  39. 【請求項39】 前記研磨パッドを洗浄して、前記研磨パッドから前記第1スラ
    リーを除去するように構成されたパッド調整器をさらに有する、請求項35記載
    のCMP装置。
  40. 【請求項40】 前記制御装置は、前記調整器に、前記研磨パッドの洗浄の間、
    脱イオン水で前記研磨パッドを洗浄して前記研磨パッドから前記第1スラリーを
    取り除くように動作させる、請求項39記載のCMP装置。
  41. 【請求項41】 前記第1研磨は、前記メタル層の一部を取り除いてバリア層の
    一部を露出させ、残存するメタル層の一部を残して前記絶縁体層に定義された相
    互接続の一部として機能させる、請求項35記載のCMP装置。
  42. 【請求項42】 前記第2研磨は、前記絶縁体層中に定義された相互接続の一部
    を構成しない前記バリア層の露出部分を取り除く、請求項41記載のCMP装置
  43. 【請求項43】 前記第1研磨はさらに、前記バリア層の部分が完全に露出する
    前に、第3の研磨パラメータの下で第1スラリーを使用してウェハを研磨し、前記
    第3研磨パラメータは前記第1研磨パラメータの対応するパラメータとは少なくと
    も一つのパラメータにおいて異なる、請求項41記載のCMP装置。
  44. 【請求項44】 前記第2スラリーは、前記第1スラリーのそれと比較して、メタ
    ル層よりもバリア層に対してより選択的である、請求項41記載のCMP装置。
  45. 【請求項45】 前記第2スラリーは、前記第1スラリーと比較して低い固体濃度
    を有する、請求項41記載のCMP装置。
  46. 【請求項46】 前記第2スラリーは、前記第1スラリーとおおよそ同じpHを有
    する、請求項41記載のCMP装置。
  47. 【請求項47】 前記第1、第2スラリーは研磨粒子を含み、前記第2スラリーの
    研磨粒子の平均直径は前記第1スラリーの研磨粒子のそれよりも小さい、請求項
    41記載のCMP装置。
  48. 【請求項48】 前記第1、第2スラリーは研磨粒子を含み、前記第2スラリーの
    研磨粒子は前記第1スラリーの研磨粒子よりも平均してよりソフトである、請求
    項41記載のCMP装置。
  49. 【請求項49】 前記第1研磨は、前記第1研磨においてメタルおよびバリア層の
    一部を取り除いて絶縁体層の一部を露出させるとともに、メタルおよびバリア層
    の残存部分を残して前記絶縁体層に定義された相互接続として機能させる、請求
    項35記載のCMP装置。
  50. 【請求項50】 前記第2スラリーは、前記第1スラリーのそれよりも、メタル層
    に対する絶縁体層への選択性が高い、請求項49記載のCMP装置。
  51. 【請求項51】 前記第2研磨を前記絶縁体層の前記露出部分の上部を除去する
    ために実行する、請求項49記載のCMP装置。
  52. 【請求項52】 以下の工程を有するワイヤリング構造を形成するための処理。 (a) 基板上の層間絶縁層に少なくとも一つの開口部を形成する工程 (b) 前記少なくとも一つの開口部に導電性金属を、前記層間絶縁層の上面から
    突出するように成長させる工程 (c) 前記突出した部分の上部を厳しい条件下で研磨する工程 (d) 前記突出した部分の残っている部分を、前記導電性金属が前記層間絶縁層
    の上面と平坦になるまで、より穏やかな条件下で研磨する工程
  53. 【請求項53】 以下の工程を有するワイヤリング構造を形成するための処理。 (a) 基板上の層間絶縁層に少なくとも一つの開口部を形成する工程 (b) 前記少なくとも一つの開口部に導電性金属を、前記層間絶縁層の上面から
    突出するように成長させる工程 (c) 前記突出した部分の上部を高速に研磨する工程 (d) 前記突出した部分の残っている部分を、前記導電性金属が前記層間絶縁層
    の上面と平坦になるまで、低速で研磨する工程
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