JP2002541038A - リール装填・取り出し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 リールを使用地点まで輸送し、使用地点から輸送するための装填・取り出し装置であって、水平面で回転可能であり、使用地点から離れて位置する回転台（３１）と、回転台（３１）と使用地点との間に延び、リール（２０、２１、２２）を支持し、回転台（３１）から使用地点まで移し、使用地点から回転台（３１）まで移すように設けられた第一の手段（４０、４１）とを含み、さらに、回転台（３１）上に位置する少なくとも１対の第二の支持・移動手段（４２、４３）を含み、前記第二の支持・移動手段（４２、４３）それぞれが、その長手の少なくとも一部に沿ってリール（２２）を輸送するように設けられている装填・取り出し装置。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 本発明は、材料、たとえば紙のリールを、使用地点に装填し、使用地点から取
り出すための装置及び方法ならびに同装置とで使用するための送り出しシステム
に関する。

【０００２】 製造業者が製品、たとえば段ボールを紙から構成し、品物を紙に包装するため
に、紙は、中心の芯に巻き付けられた大きな紙のウェブから送り出される。この
ようなウェブには、長さが何千メートルにも及び、その結果、非常に重く、手に
余るものもある。紙が長さ３メートルに達する芯に巻き付けられているならば、
リールは非常に扱いにくく、操作しにくくなる。

【０００３】 いくつかの産業では、紙は、送り出し場所に取り付けられたそのようなリール
から繰り出され、さらに加工される。これは、紙を裁断する、品物を紙で包む、
又は、たとえば、紙を使用して箱用の段ボールシートを製造するなどを含む。い
ずれの場合でも、生産を最大限にし、停止時間を最小限にするためには、紙前駆
物質を連続供給しなければならない。

【０００４】 当該技術では、送り出し場所からさらなる加工場所までの連続的送り出しを保
証するため、添え継ぎ処理を実施することが公知である。そのような処理では、
２個以上のリールを使用することができる。１個のリール、すなわち能動リール
は、紙がそのリールから繰り出されるにつれて消耗し、これが起こると、さらな
るリールからの紙が、消耗する能動リールからの紙とで添え継ぎされて、連続的
な送り出しが保証される。

【０００５】 しかし、このシステムは、有意な障害を発生させる潜在性を免れない。すなわ
ち、送り出し場所からのリールの装填及び取り出しである。リールの物理的特性
により、それを手作業で交換することは時間を要し、労働集約的である。作業員
が生産の運転サイクルに間に合わせてリールを取り外し、再装填することができ
ないならば、不要な停止時間、ひいては生産性の減少につながることは明らかで
ある。

【０００６】 本明細書に記載する発明は、手に余る扱いにくいリールの、使用地点、たとえ
ば送り出し場所への装填及びそこからの取り出しを支援する装置及び方法を提供
することにより、これらの問題を軽減しようとする。

【０００７】 本発明の第一の態様によると、リールを使用地点まで輸送し、使用地点から輸
送するための装填・取り出し装置であって、水平面で回転可能であり、使用地点
から離れて位置する回転台と、回転台と使用地点との間に延び、リールを支持し
、回転台から使用地点まで移し、使用地点から回転台まで移すように設けられた
第一の手段とを含み、さらに、回転台上に位置する少なくとも１対の第二の支持
・移動手段を含み、前記第二の支持・移動手段それぞれが、その長手の少なくと
も一部に沿ってリールを輸送するように設けられている装置が提供される。

【０００８】 好ましくは、第一及び第二のリール支持・移動手段は、支持レール及び／又は
ホイールもしくはローラを含み、各リールがそれに沿ってその回転軸の方向に動
くことができる。以下さらに詳細に記載する一つの実施態様では、第二の支持・
移動手段は、円形回転台の、その回転軸の対向側にある平行な翼弦に沿って延び
る平行な２対の支持レールを含む。

【０００９】 好ましくは、前記第二の支持・移動手段は、回転台の一つの角位置で、前記第
一の支持・移動手段と整合する。

【００１０】 回転台上のリールが前記第一の手段の支持レール及び／又はホイールもしくは
ローラの少なくとも１個と隣接又は接触するとき前記第一の支持・移動手段を作
動させるために起動手段を設けることができる。前記支持・移動手段はさらに、
リールが回転台から使用地点に移されるか、使用地点から回転台に移される際に
載るホイールもしくはローラ又はトローリを駆動するモータを含むことができる
。

【００１１】 装置はさらに、前記第一及び第二の支持・移動手段の起動ならびに回転台の回
転を使用地点の運転サイクルと同期に制御する制御プログラムを設けられていて
もよい。

【００１２】 また、本発明の第二の態様によると、リールを使用地点に装填し、使用地点か
ら取り出す方法であって、満杯のリールを回転台に取り付け、消耗したリールを
使用地点から回転台に移し、回転台を好ましくは１８０°回転させ、満杯のリー
ルを回転台から使用地点に移して、使用地点で、消耗したリールを満杯のリール
とで交換することを含む方法が提供される。

【００１３】 満杯及び消耗したリールは、好ましくは、回転台と使用地点との間に延びる支
持レール及び／又はホイールもしくはローラに載せて使用地点に移され、使用地
点から移される。そのような移動は、好ましくは、回転台の回転と同期に制御す
ることができ、回転台の回転は、自動的に制御することもでき、加えて又はその
代わりに、手動操作を使用することもできる。

【００１４】 本発明装置と関連して、装置の移動手段と対応する取り付け手段、たとえば２
個のリールを含む送り出し場所を使用地点として設けることができる。満杯のリ
ールは、前記第一の支持・移動手段から前記取り付け手段に装填することができ
るか、少なくとも部分的に消耗したリールは、従来の方法で、取り付け手段から
前記第一の支持・移動手段に取り出すことができる。送り出し場所で、リールは
、好ましくは、それらの回転軸が平行かつ水平である状態で、前記取り付け手段
に取り付けられる。

【００１５】 さらなる実施態様で、前記第一及び第二の支持・移動手段、装置の回転台なら
びに使用地点における送り出し場所、たとえばその取り付け手段は、制御プログ
ラムにより、少なくとも部分的に消耗したリールが、使用中に、送り出し場所か
ら自動的に取り出され、回転台に移されたのち、この回転台が回転し、満杯のリ
ールが送り出し場所に移され、取り付け手段に取り付けられるように制御するこ
とができる。

【００１６】 図１は、それぞれが紙のリール２０、２１を水平面に支持する２セットの支持
体２、３を含む、符号１で示される紙送り出しシステムを示す。紙のリールは、
従来の方法で芯に巻き付けられた紙のウェブを含む。支持体２、３は、芯の縦軸
とで直交する横材４〜７に取り付けられている。横材４〜７はそれぞれ、中央部
材８に接続され、この中央部材は逆に、垂直の支柱９、１０に取り付けられてい
る。床に取り付けられた垂直の支柱９、１０は構造２〜８を支持し、ここから、
リール２０、２１が、紙を小出しするために取り付けられている。

【００１７】 支持体２、３は、紙を芯から繰り出し、それにより、リールからさらなる加工
段又は場所（図示せず）まで送り出すことができるよう、リールの回転を可能に
する。さらなる加工場所は、たとえば、コルゲーティング段、包装段又は裁断段
を含むことができる。紙のリール２０、２１は、一方のリールが、紙が小出しさ
れる能動リール２０として、他方のリールがバックアップ又は受動リール２１と
して、支持体２、３上に支持される。

【００１８】 支持体２、３から垂直方向に下には、細長い支持レール４０、４１が位置し、
それぞれが、それぞれリール２０、２１をレールの全長に沿って動かすための縦
方向移動手段を設けられている。移動手段は、モータと、たとえば、同期に駆動
されるホイール又はローラのセットとからなる。ホイール又はローラがモータに
よって駆動されると、いずれの支持体２、３によっても支持されないリールが縦
方向に動く。モータは、ホイール又はローラをいずれの方向にも駆動することが
でき、それにより、レールの長手に沿ってリールの往復運動を可能にする。

【００１９】 紙送り出しシステム１はさらに、１対の細長いレール４２、４３及び回転台３
１を含むリール装填システム３０を含む。回転台３１は、水平面で回転すること
ができ、回転台を１８０°回転させるモータ・ブレーキシステム３２が設けられ
ている。細長いレール４２、４３は回転台３１に取り付けられ、同じく、それぞ
れ縦方向移動手段を設けられている。細長いレールの一方４２が予備リール２２
を支持している。

【００２０】 紙は、能動リール２０から、図２で２０′によって示すように紙が尽き始める
まで、加工場所に小出しされる。このとき、他方の紙リール２１が能動リール２
１′になる。２個のリールからの紙は、連続的な紙の供給が加工場所に提供され
るよう、当該技術で公知の従来の方法で添え継ぎされる。

【００２１】 支持体２がリール２０′から取り外されると、リール２０′はレール４０によ
って完全に支持される状態になる。そして、対応する移動手段が起動され、部分
的に使用された又は空のリール２０′がレール４０に沿って縦方向に動かされる
。レール４３の移動手段は、リール２０′がレール４３に接すると自動的に起動
される。リール２０′がレール４０からレール４３に渡ると、対応する移動手段
がリール２０′と係合し、リールを、図３に示す所定の停止位置６３に達するま
でレール４３の長手に沿って縦方向に動かす。この位置で、移動手段は自動的に
係合を解かれ、リール２０′は停止する。ひとたびリール２０′が完全にレール
４３まで渡ると、レール４０に対応する移動手段のモータは自動的に係合を解か
れる。

【００２２】 ひとたびリール２０′が停止位置６３に達し、レール４３に対応する移動手段
のモータが係合を解かれると、回転台３１がモータ・ブレーキシステムによって
自動的に１８０°回される。それによって、図４に示すように予備リール２２及
びレール４２がレール４０と整合する。

【００２３】 そして、レール４２に対応する前記移動手段のモータが係合し、リール２２が
レール４２に沿って縦方向に動かされる。リール２２はレール４０と係合し、こ
れが、前記対応する移動手段のモータを作動させ、それにより、このモータがリ
ールを、停止位置６０に達するまで、レール４０に沿って縦方向に動かす。リー
ル２２が停止位置６０に達するとただちに、レール４０に対応する前記移動手段
のモータは係合を解かれる（図５）。そして、支持体２がリール２２と係合し、
その上の紙が処理のために構成される。この次点で、リール２２は受動リール２
２′になる。

【００２４】 リール２０′は操作部材７０によってレール４３から除去され、さらなる予備
リール２３が同じ操作部材又はさらなる操作部材７１によってレール４２に配置
される。リールのサイズに依存して、この操作は、クランプ、フォークリフトも
しくはパレットの操作部材７０、トラック７５又は固定軌道車両によって実施す
ることができる。リール２０′は、取り外して廃棄したり、より多くの場合には
、芯を再利用することによって再生したりことができる。

【００２５】 最後に、能動リール２１′は消耗し、交換を要するようになる（図８）。この
次点で、さらなる添え継ぎ段が完了する。すると、受動リール２２′が能動リー
ル２２″になり、それにより、システム１は、紙をさらなる加工段に連続的に送
り出すことができる。支持体３がリール２１′から取り外されると、リールは、
その対応する移動手段により、レール４１に沿って縦方向に動かされる。リール
２１′はレール４３と接触し、この接触がレール４３の前記移動手段を起動し、
移動手段がリール２１′を、前記移動手段のモータが係合を解かれる停止位置に
達するまで動かす。そして、リール２１′は、図９に示す停止位置６２で停止す
る。リール２１′がレール４１から完全に渡されるとただちに、対応する移動手
段のモータは係合を解かれる。

【００２６】 ひとたびリール２１′がその停止位置６２に達すると、回転台３１は自動的に
１８０°回される。この位置で、レール４２がレール４１と整合し、予備リール
２３が、それを受動リール位置に動かすことができる位置に来る（図１０）。そ
して、レール４２に対応する移動手段のモータが係合し、リール２３が縦方向に
動かされ、レール４１に渡る。リールがレール４１と接するとただちに、その対
応する移動手段が作動し、リール２３は、図１１に見られる停止位置６１に達す
るまで動かされる。リール２３とレール４２との間にもはや接触がなくなるとた
だちに、リール４２に対応する移動手段のモータは係合を解かれる。同様に、リ
ール２３がその停止位置に達すると、レール４１に対応する移動手段のモータも
また係合を解かれる。

【００２７】 支持体３がリール２３と係合すると、このリールは、必要なときにその紙を小
出しすることができるように構成される。この次点で、リール２３は受動リール
２３′になる（図１１）。そして、図１２に示すように、操作部材７０が予備リ
ール２４をレール４２に配置し、空のリール２１′をレール４３から取り外す。
これで一つのサイクルが完了し、システムを、図１に示すものと同じ状態におく
。

【００２８】 この全工程は、加工場所の特定の運転サイクルに合わせてプログラムされる制
御プログラム又はリール上に残された紙の量に対応することができる制御プログ
ラムによって実施される。制御プログラムは、支持体をリールから取り外し、そ
れぞれの移動手段を起動して、消耗したリールを送り出しシステムから装填シス
テムに移動させ、装填システムの前記移動手段を起動する。そして、プログラム
は、回転台が回転するよう動かし、それによって装填システムの他方のレールを
送り出しシステムの他方のレールと整合させる。そのとき、操作部材の唯一の役
割は、消耗したリールが除去され、新たなリールが配置されることを保証するこ
とである。

【００２９】 上記実施態様では、移動手段の自動制御機構は、リールがレールと接触してお
り、支持体が取り外されているときのみ、起動を可能にする。これは、移動手段
が同期化され、リールが上を動くレール対のモータが同期に動かされるシステム
で換えてもよい。たとえば、図２及び３では、リール２０′がレール４０から４
３に動かされるとき、それぞれの移動手段の両モータが同期に作動する。これは
、各レール４０、４３へのリールの接触に応答するスイッチを移動手段ごとに設
ける必要性を除く。

【００３０】 さらなる実施態様では、移動手段及び回転台３１の自動制御は、操作部材７０
によって実施される。リールを交換するとき、操作部材が支持体２をリール２０
から取り外し、レール４０及び４３に対応する移動手段のモータを同時に起動す
る。使用済みのリール２０′がその停止位置まで動かされると、操作部材はモー
タを停止させる。そして、回転台モータが係合し、回転台が１８０°回される。
すると、今やレール４０と４２とが整合しているため、予備リール２３が、それ
をレール４０に載せることができる位置に来る。そして、操作部材が各移動手段
のモータと係合し、リール２３がレール４０に載せられ、停止位置６０に達する
までそれに沿って動かされる。そして、リール２３は支持体２に取り付けられ、
リール２３は受動リール２３′になり、構成されて、紙を小出しし始めることが
できる状態になる。

【００３１】 さらには、前記移動手段は、ホイール又はローラのセットのみ及び送り出しシ
ステムから装填システムに手動で動かされるリールを含むこともできるし、ある
いはまた、前記移動手段は、ドリー又は当該技術で公知の他の適当な手段を含む
こともできる。

【００３２】 必要な操作部材の数は、システムの運転サイクルの長さに依存する。各能動リ
ールが非常に速く消耗し、リールの貯蔵施設がシステムから離れているならば、
２個の操作部材が必要になるかもしれない。しかし、各能動リールがそれほど速
く消耗しないならば、１個の操作部材が予備リールを交換し、消耗したリールを
取り外して、連続生産を維持することができるかもしれない。

【００３３】 リール装填システムを組み込む送り出しシステムは、紙送り出しシステムとで
使用されることに限定されない。これは、たとえば、電気ケーブルの製造におけ
るケーブル送り出しシステムとで使用することもできる。実際、リール装填シス
テムは、リールを送り出し又は加工場所に装填しなければならないいかなる状況
で使用することもできる。

【００３４】 さらには、注意深く選択される製造サイクルにより、リール装填システムは、
リールを二つの独立した送り出しシステムに装填するために使用することもでき
る。これは、送り出しシステムからの製品、たとえば前記実施態様では紙の送り
出し速度を注意深く合致させることを要する。サイクルは位相外れであり、これ
は、操作部材がより高速で予備リールを装填し、消耗したリールを取り外すこと
を要する。

【００３５】 また、３本以上のレールを回転台に取り付けることもできる。回転台上に取り
付けられる正方形を画定する４本のレールのセットは、位相外れの運転サイクル
が合致されると、多数の送り出し場所のためにリールを提供することができるで
あろう。

【図面の簡単な説明】

【図１】 リール取り出し・装填システムを使用してリールを装填し、送り出し場所から
取り出す種々の段階を示す。

【図２】 リール取り出し・装填システムを使用してリールを装填し、送り出し場所から
取り出す種々の段階を示す。

【図３】 リール取り出し・装填システムを使用してリールを装填し、送り出し場所から
取り出す種々の段階を示す。

【図４】 リール取り出し・装填システムを使用してリールを装填し、送り出し場所から
取り出す種々の段階を示す。

【図５】 リール取り出し・装填システムを使用してリールを装填し、送り出し場所から
取り出す種々の段階を示す。

【図６】 リール取り出し・装填システムを使用してリールを装填し、送り出し場所から
取り出す種々の段階を示す。

【図７】 リール取り出し・装填システムを使用してリールを装填し、送り出し場所から
取り出す種々の段階を示す。

【図８】 リール取り出し・装填システムを使用してリールを装填し、送り出し場所から
取り出す種々の段階を示す。

【図９】 リール取り出し・装填システムを使用してリールを装填し、送り出し場所から
取り出す種々の段階を示す。

【図１０】 リール取り出し・装填システムを使用してリールを装填し、送り出し場所から
取り出す種々の段階を示す。

【図１１】 リール取り出し・装填システムを使用してリールを装填し、送り出し場所から
取り出す種々の段階を示す。

【図１２】 リール取り出し・装填システムを使用してリールを装填し、送り出し場所から
取り出す種々の段階を示す。

【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書

【提出日】平成１３年５月２５日（２００１．５．２５）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】特許請求の範囲

【補正方法】変更

【補正の内容】

【特許請求の範囲】

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１９

【補正方法】変更

【補正の内容】

【００１９】 紙送り出しシステム１はさらに、１対の細長いレール４２、４３及び回転台３
１を含むリール装填システム３０を含む。回転台３１は、水平面で回転すること
ができ、回転台を１８０°回転させるモータ・ブレーキシステム（図示せず）が
設けられている。細長いレール４２、４３は回転台３１に取り付けられ、同じく
、それぞれ縦方向移動手段を設けられている。細長いレールの一方４２が予備リ
ール２２を支持している。

【手続補正３】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００３０

【補正方法】変更

【補正の内容】

【００３０】 さらなる実施態様では、移動手段及び回転台３１の自動制御は、操作部材７０
によって実施される。リールを交換するとき、操作部材が支持体２をリール２０
から取り外し、レール４０及び４３に対応する移動手段のモータを同時に起動す
る。使用済みのリール２０′がその停止位置まで動かされると、操作部材はモー
タを停止させる。そして、回転台モータが係合し、回転台が１８０°回される。
すると、今やレール４０と４２とが整合しているため、予備リール２２が、それ
をレール４０に載せることができる位置に来る。そして、操作部材が各移動手段
のモータと係合し、リール２２がレール４０に載せられ、停止位置６０に達する
までそれに沿って動かされる。そして、リール２２は、受動リール２２′になる
ように支持体２に取り付けられ、かつ紙を小出しし始めることができる状態にな
るように構成される。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ，ＺＷ )，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ， ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ， ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，Ｃ Ｕ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ， ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，Ｌ Ｋ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ， ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，Ｔ Ｊ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ

Claims (17)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 リールを使用地点まで輸送し、使用地点から輸送するための
   装填・取り出し装置であって、水平面で回転可能であり、使用地点から離れて位
   置する回転台（３１）と、回転台（３１）と使用地点との間に延び、リール（２
   ０、２１、２２）を支持し、回転台（３１）から使用地点まで移し、使用地点か
   ら回転台（３１）まで移すように設けられた第一の手段（４０、４１）とを含み
   、さらに、回転台（３１）上に位置する少なくとも１対の第二の支持・移動手段
   （４２、４３）を含み、前記第二の支持・移動手段（４２、４３）それぞれが、
   その長手の少なくとも一部に沿ってリール（２２）を輸送するように設けられて
   いる装填・取り出し装置。
2. 【請求項２】 前記第一のリール支持・移動手段（４０、４１）及び前記第
   二の支持・移動手段（４２、４３）が、支持レール及び／又はホイールもしくは
   ローラを含み、各リール（２０、２１、２２）がそれに沿ってその回転軸の方向
   に動くことができる、請求項１記載の装填・取り出し装置。
3. 【請求項３】 前記第二の支持・移動手段（４２、４３）それぞれが、円形
   回転台（３１）の、その回転軸の対向側にある平行な翼弦に沿って延びる、請求
   項１又は２記載の装填・取り出し装置。
4. 【請求項４】 前記第二の支持・移動手段（４２、４３）が、回転台（３１
   ）の一つの角位置で、前記第一の支持・移動手段（４０、４１）と整合する、請
   求項３記載の装填・取り出し装置。
5. 【請求項５】 回転台（３１）上のリール（２２）が前記第一の手段（４０
   、４１）の支持レール及び／又はホイールもしくはローラの少なくとも１個と隣
   接又は接触するとき前記第一の支持・移動手段（４０、４１）を作動させるため
   の起動手段が設けられている、請求項２〜４のいずれか１項記載の装填・取り出
   し装置。
6. 【請求項６】 前記支持・移動手段それぞれ（４０、４１、４２、４３）が
   さらに、リール（２０、２１、２２）が回転台（３１）から使用地点に移される
   か、使用地点から回転台（３１）に移される際に載るホイール又はローラを駆動
   するモータを含む、請求項１〜５のいずれか１項記載の装填・取り出し装置。
7. 【請求項７】 前記第一及び第二の支持・移動手段（４０、４１、４２、４
   ３）の起動ならびに回転台（３１）の回転を使用地点の運転サイクルと同期に制
   御する制御プログラムをさらに含む、請求項１〜６のいずれか１項記載の装填・
   取り出し装置。
8. 【請求項８】 リールを使用地点に装填し、使用地点から取り出す方法であ
   って、満杯のリール（２２）を回転台（３１）に取り付け、消耗したリール（２
   ０′）を使用地点から回転台（３１）に移し、回転台（３１）を回転させ、満杯
   のリール（２２）を回転台（３１）から使用地点に移して、使用地点で、消耗し
   たリール（２０′）を満杯のリール（２２）とで交換することを含む方法。
9. 【請求項９】 回転台（３１）を１８０°回転させる、請求項８記載の方法
   。
10. 【請求項１０】 満杯及び消耗したリールを、回転台（３１）と使用地点と
    の間に延びる支持レール及び／又はホイールもしくはローラに載せて使用地点に
    移し、使用地点から移す、請求項８又は９記載の方法。
11. 【請求項１１】 移動を回転台（３１）の回転と同期に制御する、請求項１
    ０記載の方法。
12. 【請求項１２】 回転台（３１）の回転を自動的に制御する、請求項１０又
    は１１記載の方法。
13. 【請求項１３】 回転台（３１）の移動及び回転を手動操作によって制御す
    る、請求項８、９又は１０記載の方法。
14. 【請求項１４】 請求項１〜７のいずれか１項記載の本発明装置と、使用地
    点としての、装置の第一の支持・移動手段（４０、４１）と対応する２個のリー
    ルの取り付け手段（４〜１０）を含む送り出し場所（１）との組み合わせ。
15. 【請求項１５】 満杯のリール（２０、２１）が、前記第一の支持・移動手
    段（４０、４１）から取り付け手段（４〜１０）に装填されるか、少なくとも部
    分的に消耗したリール（２０′）が、前記取り付け手段（４〜１０）から前記第
    一の支持・移動手段（４０、４１）に取り出される、請求項１４記載の組み合わ
    せ。
16. 【請求項１６】 リール（２０、２１）が、それらの回転軸が平行かつ水平
    である状態で、前記取り付け手段（４〜１０）に取り付けられる、請求項１４又
    は１５記載の組み合わせ。
17. 【請求項１７】 前記第一（４０、４１）及び第二の支持・移動手段（４２
    、４３）、回転台（３１）ならびに使用地点における送り出し場所（１）が、制
    御プログラムにより、少なくとも部分的に消耗したリール（２０′）が、使用中
    に、送り出し場所（１）から自動的に取り出され、回転台（３１）に移されたの
    ち、この回転台が回転し、満杯のリール（２２）が送り出し場所（１）に移され
    、前記取り付け手段（４〜１０）に取り付けられるように制御される、請求項１
    ４〜１６のいずれか１項記載の組み合わせ。