JP2002537824A - 細菌の同定 - Google Patents

細菌の同定

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JP2002537824A JP2000602813A JP2000602813A JP2002537824A JP 2002537824 A JP2002537824 A JP 2002537824A JP 2000602813 A JP2000602813 A JP 2000602813A JP 2000602813 A JP2000602813 A JP 2000602813A JP 2002537824 A JP2002537824 A JP 2002537824A
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マイケル アンソニー,リチャード
ジェームス ブラウン,チモシー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 試料中の細菌を同定する方法を提供するものである。 【解決手段】 配列5’GCGATTTCYGAAYGGGGRAACCCをもつ1つ以上のオリゴヌクレオチドから本質的になる1つのプライマー、および配列5’TTCGCCTTTCCCTCACGGTACTをもつオリゴヌクレオチドから本質的になる第2のプライマーからなる1対のプライマーを用いて試料中に存在する23SrDNAの部分を増幅し、次いで生じたアンプリコンを、これらの各アンプリコンにハイブリダイズすることによって試料中に存在し得る細菌を同定するために設計したオリゴヌクレオドの組みをプローブすることによって、試験することを特徴とする試料中の細菌を同定する。 【効果】 本方法は、単一の試験で少なくとも8つ、および相当それ以上の、大腸菌(Escherichia coli)、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)、腸球菌(Enterococcus spp.)、クレブシエラ(Klebsiella spp.)、エンテロバクター(Enterobacter spp.)、プロテウス(Proteus spp.)肺炎球菌(Pneumococci)およびコアグラーゼ陰性ブドウ球菌を含む細菌種の同定を可能にする。本試験で使用するための1つまたはそれ以上の新規オリゴヌクレオチドは、固体担体上に固定化し、病院および他の環境での使用のための診断試験キットに組み入れられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、細菌の同定、さらにとりわけ排他的ではないが、たとえば血液など
の生物学的試料中の臨床的に重要な細菌の同定に関する。本発明は、陽性血液培
養瓶および新鮮な血液標本を含む病院実験室内で単離され、臨床標本より直接得
られた臨床的に重要な細菌の同定のための特別な適用である。便宜上、本発明は
第一に臨床的な必要性に関連して記述するが、本領域外の広い応用があることが
理解されるであろう。
【0002】
【発明の背景、従来の技術】
患者集団によって変化するけれども、血液培養単離物の65%より8つの細菌
種が計数される。典型的に、これらは大腸菌(Escherichia col
i)(〜20%)、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aure
us)(〜20%)、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa
)(7%)、腸球菌(Enterococcus spp.)(5%)、クレブ
シエラ(Klebsiella spp.)(〜5%)、エンテロバクター(E
nterobacter spp.)(〜4%)、プロテウス(Proteus
spp.)および肺炎球菌(Pneumococci)(〜3%)である。さ
らに、コアグラーゼ陰性ブドウ球菌はよく脈管内器具を使用する患者より単離さ
れるが、これらの単離物の多くは臨床的にはほんの僅かである。血液培養単離物
の残りの35%は50にものぼる異なる種を含む。単一試験でのこれらの多くの
種の迅速な検出はとても有用であり得る。
【0003】 近年、たくさんの努力が、簡単なPCR反応で微生物を同定するのに使用でき
る種特異的プライマーの産出に注がれてきた。予想される大きさのPCR産物が
これらのプライマーの組で産出されれば、標的細菌の存在がほぼ確実に予測でき
る。残念ながら、このアプローチは、多くの病原体の1つを含んでいる可能性の
ある試料を解析することに対して葉理想的ではない。このアプローチを用いたそ
のような種の解析には、複雑なプライマー混合、存在するであろうそれぞれの種
を検出ための平行して実施する別々のPCR反応系列、連続して実施するPCR
反応系列を含む多重PCRを必要とする。血液より単離されうる潜在的に多くの
異なる細菌種のために、これらの方法は一般的な細菌学的種の通常のスクリーニ
ングのためには不十分である。
【0004】 よりよいアプローチは、さまざまな微生物からのDNAを増幅するための単一
のプライマー組を使用し、次いで本来の種を決定するために得られた産物の配列
を解析することである。DNAの保存された鎖に対するプライマーは、アンプリ
コン、たとえばほぼすべての細菌種からのPCR産物を産出する可能性がある。
通常選択される領域は、16S rDNAまたは16S 23S rDNAスペ
ーサー領域である。16S 23S rDNAスペーサー領域は、多くの種内で
とても変化しやすく、よくtRNA遺伝子を含み、増幅された産物の長さおよび
配列は、単一種内の株を分類するのに使用できる。反対に、16s rDNAは
とても保存されており、多くの配列データが、公的なコンピュータデータベース
で入手可能であるので、配列データにより多くの場合に細菌の種の最終的な同定
を得ることができる。残念なことに、臨床的に重要であるいくつかの種は、この
領域のみを用いて決定することが不可能であるか、または困難である同一または
とても類似した16s rDNAを持っている。
【0005】 本発明者らは現在、本明細書以下で特定化する、新規の特別に設計したオリゴ
ヌクレオチドプライマーで大きなリボソームサブユニット(23s rDNA)
を標的にすること、およびこのDNAの位置部分を増幅することによって、本発
明者らが単一試験、または悪くてとても少数の試験の方法によって多くの細菌を
同定することができることを発見した。便宜上、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR
)の方法による増幅を、以下の記述を通して言及する。しかしながら、たとえば
転写仲介増幅(TMA)、逆転写酵素ポリメラーゼ連鎖反応(RTPCR)、Q
−ベータレプリカーゼ増幅および単一鎖置換増幅のような他の増幅技術も代替え
的に使用できることが理解されるであろう。PCRに使用したプライマーのいく
つかの改変が、これらの代替方法を使用する際に必要である可能性がある。TM
A法の場合、そのような改変は通常、本発明のプライマーへのプロモーター配列
および認識配列の添加を必要とするであろう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は試料中の細菌を同定する方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明にしたがって、細菌種は細菌23s rDNAの増幅によって検出し、
逆ハイブリッド系で1つまたはそれ以上のオリゴヌクレオチドをプローブするた
めに、増幅した産物(アンプリコン)を使用することで同定する。万能プライマ
ーによる増幅の後、アンプリコンの配列を決定しなければならない。直接シーク
エンシングは複雑であり、高価である。配列変異は、制限消化によって同定でき
るが、これは広い範囲の変異体を検出するのに実用的な方法ではない。本発明に
したがって、標識化したアンプリコンは、好ましくはたとえばナイロン膜のよう
な固相に固定されたか、またはシリコンオブラート上でその場で合成したオリゴ
ヌクレオチドのパネルまたはアレイにハイブリッド形成させる。対象およびプロ
ーブ両方が、サザンブロットで典型的なものよりもとても高濃度で存在するので
、これらのハイブリッド形成反応は、とても短時間で実施できる(1時間より少
ない)。本方法は、逆ハイブリッド形成と呼ぶ。逆ハイブリッド形成により、と
ても多くの配列変異体系列を、明確に同定でき、それ自身を自動化できる。
【0008】 本発明は、23s rDNAの一部分を増幅するプライマーを含む。これらの
プライマーのDNA配列は以下に列記する。 5’から3’への配列 フォワードプライマー ST23SP6 配列番号1 GCGATTTCYGAAYGGGGRAACCC リバースプライマー ST23SP10 配列番号2 TTCGCCTTTCCCTCACGGTACT プライマーおよびオリゴヌクレオチドの配列は、本明細書で与えられ、標準の
IUB/IUPAC核酸コードで表現される。プライマー、とりわけリバースプ
ライマーは好ましくは、たとえば(以下に示す実施例でのように)ジゴキシゲニ
ン(Digoxigenin)、ビオチンまたはフルオレセインで標識化される
。他の標識化系も使用できる。ハイブリッド形成もまた、分子標識を形成するた
めにオリゴヌクレオチドを使用することで検出できる。
【0009】 以上で与えられたフォワードプライマーは記号YおよびRを含む。変性配列で
の使用に関する標準技術にしたがって、YはヌクレオチドCまたはTを表し、R
はAまたはGを表す。記号YおよびRは、配列の「揺らぎ」領域での塩基順列の
変動を示すために使用する。フォワードプライマー剤はしたがって、揺らぎ点で
の挿入に好ましいヌクレオチドの混合物を用いて変性プライマー組として調製す
る。
【0010】 さまざまな医学的に重要なグラム陽性およびグラム陰性菌培養液から、これら
のプライマーによって産出されたPCR産物を、分類学的群を同定するために設
計したオリゴヌクレオチドのアレイとのハイブリッド形成によって特性化する。
一般的に4時間より少ない時間でのこの手順を使用し、本発明者らは、広い範囲
の属および種を同定することができた。このアプローチにより、病院病原体およ
び病原体の混合物を、原因剤または剤類の先行知識の必要性なしに分子的方法に
よって同定できる。
【0011】 その配列は以下に列記するが、オリゴヌクレオチドプライマーを、特定の個々
の種の同定のために別々に、または多くの異なる種の同定のためのパネルまたは
アレイで使用できる。使用するオリゴヌクレオチド標的の数、および同定できる
種の数に理論的に制限はない。
【0012】 理想的には、使用したオリゴヌクレオチドは、1つの細菌種、およびその種の
すべてのメンバーにのみハイブリッド形成すべきである。したがって、理想的な
アレイで、種特異的スポットからなる固有の特性がみられ、種レベルまでの同定
が得られる。実際には、2つまたはそれ以上のオリゴヌクレオチドスポットが、
多くの種で必要である可能性があり、いくつかの場合、いくつかのそのようなス
ポットは、種内の変異の同定を許容する可能性がある。さらに、いくつかの同定
は、個々の種の個々のオリゴヌクレオチドへのハイブリッド形成の相対的な強度
を比較することによって行いうる。ハイブリッド形成の査定は、視覚的または自
動方法によって定量できる。
【0013】 たとえば、27オリゴヌクレオチドを、緑膿菌(Pseudomonas a
eruginosa)、プロテウス ミラビリス(Proteus mirab
ilis)、エンテロコッカス ファシウム(Enterococcus fe
acium)およびエンテロコッカス フェアカリス(Enterococcu
s feacalis)、同様に黄色ブドウ球菌(Staphylococcu
s aureus)、コアグラーゼ陰性ブドウ球菌、リステリア(Lister
ia)種、ステノトロホモナス マルトフィリア(Stenotrophomo
nas maltophilia)、バルコホルデリア セパシア(Burkh
olderia cepacia)および大腸菌(Eschierichia
coli)の明白な同定のために使用した。したがって、通常、8、10または
それ以上の、通常病院試料または他の状況で試験している試料に起こる微生物に
対してのみでなく、遭遇する可能性のある他の生物をプローブするためのオリゴ
ヌクレオチドも提供することが望ましいであろう。好ましくは、少なくとも30
の異なる種の微生物に対するプローブが試験で使用する支持基質上に存在する可
能性がある。
【0014】 増幅したDNA中の短い配列の検出は、大規模な平行したスケールで実施する
ことができる明白な手順である。これは、標識化PCR産物を固体支持体、たと
えば膜、ガラススライドまたはマイクロタイタートレイ上に固定化した、または
シリコンオブラート上でin situに合成したオリゴヌクレオチドのアレイ
にハイブリッド形成することで実施してよい。
【0015】 本アッセイは、アッセイの実施の複雑さを増加させることなしに、オリゴヌク
レオチドの添加で広い範囲の細菌種を同定するために簡単に拡張することができ
る。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】
【表3】
【0019】
【表4】
【0020】
【表5】
【0021】
【表6】
【0022】 プライマーおよびオリゴヌクレオチドプライマーの配列もまた、本明細書以後
で、記述形式での配列表として提供し、コンピュータ読み込み可能形式で提供す
る。コンピュータ読みとり可能形式で記録した情報は、記述配列表と同一である
【0023】
【発明の実施の態様】
方法論 本発明者らが使用した方法を以下のように記述する。
【0024】 細菌株 使用した保存株を表1に列記する。微生物はグリセロール培養液中で−70℃
にて保存した。
【0025】 血液培養 血液培養は、たとえばバイタル(Vital)(登録商標)自動化系(Bio
Merioux,France)のような濃縮技術を用いることで行ってよい
。本方法によって10mLまでの血液を好気性および嫌気性両方のVital血
液培養瓶に入れる。ついで瓶をVital機内でインキュベートし、細菌増殖の
兆候を連続してモニタする。増殖の可能性が同定されたらば、瓶をインキュベー
ターより取り出し、試料をグラム染色し、アガープレートに継代培養する。25
日間かけて、DNA抽出のための100マイクロリットルの追加試料を、以下に
記述したように116非選択陽性血液培養瓶よりとった。DNAアッセイを患者
詳細または初期グラム染色の結果を知ることなしに実施した。
【0026】 純粋な細菌培養からの細菌DNAの抽出 保存微生物をコロンビア ブラッド アガー(Columbia Blood
Agar)プレート(Oxoid,UK)上に継代培養した。37℃で一晩培
養したものの単一コロニーを、1マイクロリットルの1mg/ml リソスタフ
ィン(Sigma Chemical Co.UK)溶液を含む滅菌水、100
マイクロリットル中に懸濁させ、37℃にて10分間培養した。ついでチューブ
をサーモ−サイクラー(Perkin−Elmer 2400 Gene am
p PCR系)へ移し、95℃まで10分間熱した。最終的に、これをマイクロ
遠心機にて2分間、13,000rpmで遠心し、1mlの上清を以下に記述し
た23S PCRで使用した。
【0027】 Vital血液培養瓶から直接的な細菌DNA抽出 DNAを以下のプロトコールを使用してクラスII安全キャビネット内で、す
べての陽性血液培養瓶より抽出した。2〜4滴の培養液を、グラム染色および継
代のための吸引時に0.5mlの滅菌蒸留水中に移した。チューブをマイクロ遠
心機にて2分間、13,000rpmにて遠心し、上清を捨てた。ペレットを、
1マイクロリットルの1mg/ml リソスタフィン(Sigma,UK)溶液
を含む100マイクロリットルの蒸留水中に再懸濁させ、乾燥ブロック(Sco
tlab,UK)中で37℃にて20分間インキュベートした。ついで温度を9
5℃まで上げ、チューブをさらに15分間インキュベートした。最終的に、チュ
ーブをマイクロ遠心機にて2分間、13,000rpmで遠心し、1マイクロリ
ットルの上清を以下に記述した23S PCRで使用した。
【0028】 23S 細菌rDNAを増幅するためのプライマーの設計 ファワードプライマー ST23SP6 5’ GCGATTTCYGAAYGGGGRAACCC リバースプライマー ST23SP10 5’ジオキシゲニン−TTCGCCTTTCCCTCACGGTACT
【0029】 プライマーは商業的に合成した(Amersham Pharmacia,A
mercham,UK)。1×DnaZyme緩衝液(Flowgen,UK)
、1μMプライマーST23SP6、2μMプライマーSP23SP10および
150μMの各dNTPを含むPCRマスターミックスを5ml容量で作製した
。40マイクロリッターのマスターミックス分液を100マイクロリッターPC
Rチューブ内に分配した。DNA抽出物が得られた場合、1マイクロリッターの
好ましい抽出物および1ユニットのDnaZyme DNAポリメラーゼ(Fl
owgen,UK)をそれぞれのチューブに加えた。PCR混合液を95℃で1
5秒間、55℃15秒間および72℃で15秒間の5サイクルにかけ、続いて9
5℃で15秒間および65℃で30秒間の25サイクルにかけた。PCR産物の
存在は、5マイクロリットルのアガロース電気泳動によって確認し、臭化エチジ
ウムによって視覚化した。
【0030】 原発病原体の配列決定と潜在的逆ハイブリッド形成標的の同定 種情報が得られない場合、本発明者らは微生物集団中の選択した単離物からの
PCR産物を配列決定した。このことは、初期オリゴヌクレオチドアレイとハイ
ブリッド形成できなかったか、または誤った同定をされた産物からの配列データ
により補足された。すべての選択したオリゴヌクレオチドを、PCR産物の可変
領域内の配列にて標的化した。この配列情報を使用して、同様の計算した融解温
度を持つオリゴヌクレオチドのパネルを設計した。
【0031】 これらの配列を、参照微生物から作製したアンプリコンを使用してアレイ中で
試験した。低いハイブリッド形成強度のために、アレイ中でプローブとして理想
的でないオリゴヌクレオチドは、合成の間にオリゴヌクレオチドの3’末端へ少
数(<20)のチミン残基を添加することで改変した。これらの改変はハイブリ
ッド形成強度を増加させる。したがって、いくつかのチミン残基を調製すること
によって、本技術を、アレイのハイブリッド形成強度を等しくするのに使用した
【0032】 本技術を用いて、アレイに組み込むために好適であるハイブリッド形成特性を
持つオリゴヌクレオチドを産出した。このことにより、低いハイブリッド形成の
強度によって、アレイへの組み込みに不都合であったオリゴヌクレオチドを、同
一の簡単に解釈可能なアレイに組み込むことができる。
【0033】 ハイブリッド形成膜の産出 標的オリゴヌクレオチドの設計の1つの形式を図1に示す。オリゴヌクレオチ
ドを合成し、それぞれ0.3マイクロリットルの水中の50pgを、ナイロン膜
(MAGNA Micron Separations inc. MA,US
A)上の特定の位置にスポットした。スポットをより正確な位置に配置させるた
めに、3mm格子をバブルジェットプリンターで膜上に印刷した。ストリップを
20のバッチ内で作製した。いったんすべてのストリップに適用したオリゴヌク
レオチドを乾燥させ、Amplirad光箱(Genetic Researc
h Instruments,Essex,UK)内で短波長UVに曝露した。
曝露の長さは、得られるスポットの強度に明らかな影響を持つことがわかり、本
発明者らのUVイルミネーター30秒間が最適なスポット強度を与えることがわ
かった。オリゴヌクレオチドを膜に架橋した後、非結合オリゴヌクレオチドを、
0.5×SSC+0.1%SDS中での37℃で2分間の2回の洗浄によって取
り除いた。ストリップを乾燥させ、使用の準備ができるまで室温にて保存した。
【0034】 ハイブリッド形成プロトコール ジゴキシゲニン標識化23S rDNAアンプリコンを以下のプロトコールを
用いてオリゴヌクレオチドアレイにハイブリッド形成させた。それぞれの膜に番
号をつけ、0.5mlの5×SSC+0.1%N−ラウリルサルコシン、0.0
2%SDSおよび1%ブロッキング剤(Boehringer Mannhei
m,Germany)を含む別々の2.5mlの先端にスクリューのついたマイ
クロ遠心チューブに入れた。ジゴキシゲニンPCR産物をサーマルサイクラー内
で95℃まで熱し、好ましいPCR産物を直接それぞれのチューブに加えた。ハ
イブリッド形成を45分間、50℃にて穏やかに攪拌しながら続けた。次いでス
トリップをチューブより取り除き、それぞれ20ストリップに対して25mlの
0.25×SSC+0.1%SDS中で4回、37℃にて2分間洗浄した。ハイ
ブリッド形成を、アルカリホスファターゼに共役した抗ジゴキシゲニン抗体を用
いて検出し、比色計にて検出した(Boehringer Mannheim
系)。色発展は15分〜1時間の間ではっきりと認識できた。
【0035】 プライマーの査定 プライマーの効力を、28の種を示している79の保存細菌単離物(表1)か
らのDNA抽出物でまず査定した。すべての試験した単離物は産物を産出した。
およそ420bpのバンドがグラム陽性菌で産出され、グラム陰性菌に対して3
90bpの1つが産出された。カンジダ アルビカンス(Candida al
bicans)もまた、同様のプロトコールを用いて処理したが、なんのPCR
産物も見られなかった。DNA陰性増幅対照ではなんのバンドも見られなかった
【0036】 濃縮培養液からのハイブリッド形成 試験の進行上、408の培養陽性Vitec瓶からの試料を、陽性になった日
にPCRにかけた。
【0037】 ハイブリッド形成アッセイより得られた結果を、従来の微生物学(培養後表現
型同定)によって続けて得られたものと比較した。350の瓶(83.7%)は
正確な同定を産出した。これらには、混合培養が正確に同定された9つ(2.2
%)が含まれた。同定された混合液には、緑膿菌(Pseudomonas a
eruginosa)+エンテロコッカス フェアカリス(Enterococ
cus feacalis)、緑膿菌(Pseudomonas aerugi
nosa)+ステノトロホモナス マルトフィリア(Stenotrophom
onas maltophilia)、黄色ブドウ球菌(Staphyloco
ccus aureus)+エンテロコッカス フェアカリス(Enteroc
occus feacalis)、CNS+緑膿菌(Pseudomonas
aeruginosa)およびCNS+エンテロコッカス フェアカリス(En
terococcus feacalis)が含まれた。ブドウ球菌DNAは、
6つの瓶で同定されたが、微生物は続いて増殖はせず、このことはおそらく、濃
縮瓶のブドウ球菌DNAの汚染を示している。残りの43(10.5%)の瓶は
、オリゴヌクレオチドが標的とした細菌を含んでいないか、PCR産物を持って
いなかったかどちらかである。
【0038】 アッセイプロトコール 必要な溶液 (1)ポリメラーゼ連鎖反応混合液 フォワードプライマー ST23SP6 リバースプライマー ST23SP10 PCRマスターミックスを、DNAポリメラーゼを除くPCRに対するすべて
の成分、12.5マイクロリットルの各プライマー、1マイクログラム/マイク
ロリットル(Pharmacia)、5マイクロリットルの各dNTP、100
mM(Pharmacia)、250マイクロリットルの10×DnaZyme
緩衝液(Flowgen,Staffordshire,UK)、2.2ml
の水を含めて2.5ml容量で作製した。次いでこの混合液を200マイクロリ
ットル反応チューブ内に45マイクロリットル分液で分注し、1ユニット(0.
5マイクロリットル)のTaqポリメラーゼ(DnaZyme)を必要とする直
前にこのチューブに添加した。
【0039】 (2)マレイン酸緩衝液 pH(7.5):500mlの水中、4.13g塩
化ナトリウムおよび5.53gのマレイン酸、5M NaOHにてpH調節。
【0040】 (3)検出緩衝液 pH(9.5):500mlの水中、6.05gのトリス
塩基および2.97g NaCl、10N HClにてpH調節。
【0041】 (4)ブロッキング溶液:5mlの検出緩衝液中、0.1g Boehrin
ger Mannheimブロッキング溶液:必要とする2時間前に作製。
【0042】 (5)SSC:(20×)3M NaCl+0.3Mクエン酸ナトリウム。0
.25×SSCに希釈し、使用の準備ができるまで37℃にて保存。
【0043】 (6)BCIP:100%ジメチルホルムアミド中、50mg/ml 5−ブ
ロモ−4−クロロ−3インドリル トルイジニウムリン酸塩。
【0044】 (7)NBT:70%ジメチルホルムアミド中、75mg/ml ニトロブル
ーテトラゾリウム塩
【0045】 方法 本手順は、陽性Vitech血液培養瓶(Bio−Merioux,Fran
ce)からの細菌を同定する可能性がある。グラム染色および継代のための培養
液の吸引時に、2〜4滴の陽性Vitec培養液を2mlの、0.5mlの滅菌
水を含むスクリューが先端についたチューブに加え、チューブにチューブ番号を
表示した。
【0046】 DNA抽出(汚染レベル3研究室で実施すること) (1)スクリューが先端についたチューブを、密封ローター遠心器にて高速度
(10,000g)で4分間遠心する。
【0047】 (2)クラス1フードにおいて、ローターおよびチューブを開き、上清を捨て
る。
【0048】 (3)水中で作製したリソスタフィン、1マイクログラム/ml溶液(Sig
ma UK)を100マイクロリットル加える。
【0049】 (4)チューブをふたをした乾燥ブロック内におき、37℃にて20分間イン
キュベートする。
【0050】 (5)乾燥ブロックを95℃にし、15分間放置する。 PCRおよびハイブリッド形成を、この時点で、実験室のオープンベンチにて
実施してよい。
【0051】 ハイブリッド形成ストリップの調製 ストリップを、取扱説明書にしたがって(以下の工程1,2および3を置き換
えて)96スポットを384ウェルマイクロタイタープレートより同時に印刷可
能にするVP科学的(San Diego,CA,USA)多重印刷系、または
以下の手順を使用して手動でのいずれかによって作製した。
【0052】 ハイブリッド形成ストリップの手動産出 (1)バブルジェトプリンターを使用し、ナイロン膜(Magna ナイロン
、MSI,Westboro MAまたはNytran Supercharg
e,Schleicher and Schuell,Dassel GmbH
,Germany)の18cm×3cm上に20ストリップのグリッドを印刷す
る。
【0053】 (2)次いでそれぞれのストリップ間の垂直部分を、解剖用メスにて切断し、
ストリップ間のスポットのにじみを避けるべきである。
【0054】 (3)次いでおよそ0.3マイクロリッターの各オリゴヌクレオチド(水中1
mg/ml溶液)をそれぞれのストリップ上の好ましい位置にスポットすべきで
ある(図1を参照のこと)。
【0055】 (4)いったん乾いたならば、膜をAmplirad(GRI instru
ments,UK)内で30秒間、短波長UVに曝露することによって架橋すべ
きである。
【0056】 (5)次いで膜を2回、50mlの0.5×SSC中で2分間洗浄し、空乾す
べきである。
【0057】 (6)膜をこの時点で室温にて使用の準備ができるまで保存できる。
【0058】 PCR増幅 1マイクロリットルのDNA抽出物を、200マイクロリットルPCRチュー
ブ中の0.5マイクロリットルのDnyaZyme(Flowgen)を含むP
CR45マイクロリットルを混合液に加える。細菌DNAを含んでいないPCR
陰性対照をそれぞれのPCR反応の組と平行して実施しなければならない。 PEサーマル2400サイクラー(Perkin−Elmer Ltd.)に
おいて、95℃で30分間、55℃で15秒間、72℃で30秒間の5サイクル
、続いて95℃で15秒間、65℃で30秒間の25サイクルを実施する。
【0059】 ハイブリッド形成 (1)PCR産物をサーマルサイクラー中で5分間95℃まで熱する。 (2)いくつかのハイブリッド形成ストリップを標識化し、解剖用メスにて切
り取り、0.5mlのハイブリッド形成溶液(5×SSC、0.01% SDS
、0.01% N−ラウリルサルコシン、1%ブロッキング剤(Boehrin
ger Mannheim Germany))を含むスクリューが末端につい
たチューブに入れる。 (3)PCR反応液を好ましいチューブにピペットで移す。 (4)ハイブリッド反応液を50℃にて45秒間、穏やかに攪拌しながら保持
する。
【0060】 ハイブリッド形成の検出 (1)ストリップを4回、25mlの0.25×SSC+0.1% SDS中
、37℃にて2分間洗浄する。 (2)ストリップに5mlのブロッキング溶液を注ぎ、15分間放置する。 (3)ブロッキング溶液を流しとり、1マイクロリットルの抗ジゴキシゲニン
抗体共役物(Boehringer Mannheim,Germany)を含
む5mlのマレイン酸緩衝液に置換する。10分間放置する。 (4)ストリップを4回、25mlのマレイン酸緩衝液中で1分間、洗浄する
。 (5)ストリップを検出緩衝液に浸す。 (6)45マイクロリットルのBCIPと35マイクロリットルのNBTを5
mlの検出緩衝液に加えることで5mlの検出溶液を調製する。 (7)検出緩衝液をストリップより流しとり、以上で調製した検出溶液で置換
する。 (8)次いで、ストリップを15分間暗所に放置し、検出可能なハイブリッド
形成を試験する。結果を記録し、45分後、ストリップを滅菌水で洗浄して現像
を終了させる。
【0061】 本発明の方法は、以上で記述したもの以外の設定、臨床および非臨床両方、お
よび非医学的、農学、たとえば水供給の試験などの環境適用で、および単離後の
純粋な培養液にて細菌を同定するのに使用できる。本方法は、以上で記述した他
の同様の分子診断技術の問題を克服する。血液または血液培養液、または脳脊髄
液、尿、関節液、綿棒標本および膿瘍のような他の臨床的標本中のそのような細
菌の迅速な診断を可能にする。潜在的に細菌23S rDNAの特徴的な配列を
増幅するのに使用することができる万能プライマーの組および実験条件を提供す
る。とりわけ、臨床的に重要な細菌の同定のためのハイブリッド形成アッセイで
同時に使用できる特異的オリゴヌクレオチド標的の系列を提供する。
【0062】
【表7】
【0063】
【表8】
【0064】 脚注 STH=セントトーマス病院(St.Tomas’ Hospital)、G
H=ガイ病院(Guy’s Hospital)、LH=ルイスハム病院(Le
wisham Hospital)、CF=嚢胞性線維症、NCTC=基準培養
株国際基金、VRE=バンコマイシン耐性腸球菌、MR=メチオニン耐性、MS
=メチオニン感受性
【配列表】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、保持ストリップに結合した1つのとても一般的なオリゴヌクレオチド
プローブのパターンを示している。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年3月5日(2001.3.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
請求項32】 配列番号13の配列をもつ、緑膿菌(Pseudomon as aeruginosa)を同定するためのオリゴヌクレオチド。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0010】 広い範囲の医学的に重要なグラム陽性およびグラム陰性菌培養液より、これら のプライマーによって産出されたPCR産物を、分類学群を同定するように設計 されたオリゴヌクレオチドのアレイに対するハイブリッド形成によって特性化す る。一般的には4時間未満かかるこの手順を用いて、本発明者らは、広範囲の族 および種を同定できた。このアプローチは、細菌および細菌の混合物を、原因病 原体または病原体群の先行知識の必要なしに、分子滴方法によって同定すること を可能にする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】 まとめると、本方法は、1つのプライマーとして、配列 5’GCGATTTCYGAAYGGGGRAACCC を持っているDNAから本質的になる1つまたはそれ以上のDNA分子を含む分 子変性プライマー組、配列 5’TTCGCCTTTCCCTCACGGTACT を持っているDNAから本質的になる他のプライマーを用いて試料中に存在する 23S rDNAの一部分を増幅すること、および得られたアンプリコンを、試 料中に存在する可能性のある1つまたはそれ以上の細菌を同定するように設計し た1つまたはそれ以上のハイブリッド形成にて試験することを含む、試料中の細 菌を同定するための方法を含む。本方法での使用に好適であるオリゴヌクレオチ ドの組において、オリゴヌクレオチドは、単一試験で、したがって、ハイブリッ ド形成条件の単一の設定の下で増幅反応の産物をハイブリット形成するように設 計する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0012】 国際特許明細書第WO88/09397号は、16および23Sリボソーム核 酸の特定の領域にハイブリッド形成する多くのオリゴヌクレオチドの調製を記述 している。国際特許明細書第WO90/14444号および米国特許第5,59 2,978号、第5,521,300号、第5,292,874号は、1つの微 生物またはその1つの属または亜属種に特異的であるリボソーム核酸の特定の領 域に結合する個々のプローブの調製を記述している。しかしながら、本発明と対 照的に、これらの発行物のどれもが、概念で、そして実際に、細菌核酸の増幅プ ライマーの1つの特定の対での増幅の後に、23Sリボソーム核酸の固有の特定 領域にハイブリッド形成することによって同時に働くように設計したオリゴヌク レオチドの組を開示はしていない。本発明にしたがって、使用してもよいオリゴ ヌクレオチドの組は、同一のハイブリッド形成条件下で広範囲のアンプリコンと 平行してハイブリッド形成し、したがって広範囲の異なる微生物の同定のための 単一試験において使用することができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0013】 以下に列記する配列の、オリゴヌクレオチドプローブは、一般的に病院で実施 される試験においてさまざまな組合せで使用する場合に、かなり好結果であるこ とが証明された。これらは、多くの異なる種の同定のためのパネルまたはアレイ で使用できる。理論的に、使用したオリゴヌクレオチドの数および同定できる種 の数に制限はない。理想的には、使用したオリゴヌクレオチドは、それぞれの1 つの微生物種に、そしてその種のすべてのメンバーにのみハイブリッド形成すべ きである。したがって理想的なアレイによって、種特異的スポットからなる固有 のプロフィールが見られ、種レベルまでの同定を可能にする。実際には、2つま たはそれ以上のオリゴヌクレオチドスポットが多くの種に対して必要である可能 性があり、いくつかの場合、いくつかのそのようなスポットが、種内の変異体の 同定を可能にする可能性がある。さらに、いくつかの同定は、個々の種の個々の オリゴヌクレオチドへのハイブリッド形成の相対的な強度を比較することで実施 できる。ハイブリッド形成の査定は、視覚または自動化方法にて定量できる。 たとえば、27のオリゴヌクレオチドを、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)、プロテウス ミラビリス(Proteus mira bilis)、エンテロコッカス フェアシウム(Enterococcus feacium)、エンテロコッカス フェアカリス(Enterococcu s feacalis)、同様に黄色ブドウ球菌(Staphylococcu s aureus)、コアグラーゼ陰性ブドウ球菌、リステリア(Lister ia)種、ステノトロホモナス マルトフィリア(Stenotrophomo nas maltophilia)、ブルクホルデリア カパシア(Burkh olderia cepacia)および大腸菌(Escherichia c oli)の同定のために使用した。したがって、通常、一般的に病院試料または 他の状況で試験する試料中に存在する8、10またはそれ以上の微生物のみでな く、遭遇する可能性のある他の微生物に対してもプローブするオリゴヌクレオチ ドを提供することが望ましい可能性がある。好ましくは、少なくとも30の異な る微生物種に対するプローブが、試験時に使用する支持基質上に存在している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 33/566 G01N 33/569 B 33/569 C12N 15/00 ZNAA (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C U,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD ,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN, IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,L K,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK ,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,T M,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU ,ZA,ZW (72)発明者 フレンチ,ゲーリー ローレンス イギリス国ロンドン エスイー3 0エイ ディー モーデン ロード 19,フラット 5 (72)発明者 アンソニー,リチャード マイケル イギリス国ケント ティーエヌ1 1エル ジェイ タンブリッジ ウェルズ リム ヒル ロード 19,フラット 1 (72)発明者 ブラウン,チモシー ジェームス イギリス国ロンドン エスダブリュー18 4エスエイ ラベンスバリー ロード 47 Fターム(参考) 4B024 AA13 CA09 HA11 4B029 AA21 AA23 BB20 CC08 FA03 4B063 QA01 QA18 QQ06 QQ42 QR08 QR32 QR55 QR62 QR82 QS25 QS34 QX01

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料中の細菌を同定する方法であって、1つのプライマーと
    して、配列 5’GCGATTTCYGAAYGGGGRAACCC をもつDNAから本質的になる1以上のDNA分子を含む変性プライマーの組、
    配列 5’TTCGCCTTTCCCTCACGGTACT をもつDNAから本質的になる他のプライマーを用いて試料中に存在する23S
    rDNAの一部分を増幅すること、および得られたアンプリコンを、試料中に
    存在する可能性のある1以上の細菌を同定するように設計した1以上のオリゴヌ
    クレオチドへのハイブリッド形成にて試験することを含む、試料中の細菌を同定
    する方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも8つの細菌種を試験する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 試験する微生物が、大腸菌(Escherichia co
    li)、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)、緑
    膿菌(Pseudomonas aeruginosa)、腸球菌(Enter
    ococcus spp.)、クレブシエラ(Klebsiella spp.
    )、エンテロバクター(Enterobacter spp.)、プロテウス(
    Proteus spp.)肺炎球菌(Pneumococci)およびコアグ
    ラーゼ陰性ブドウ球菌の少なくとも1つを含む、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも10の細菌種を試験する、請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 試験する微生物に、緑膿菌(Pseudomonas ae
    ruginosa)、プロテウス ミラビリス(Proteus mirabi
    lis)、エンテロコッカス フェアシウム(Enterococcus fe
    acium)、エンテロコッカス フェアカリス(Enterococcus
    feacalis)、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aur
    eus)、コアグラーゼ陰性ブドウ球菌、リステリア(Listeria)種、
    ステノトロホモナス マルトフィリア(Stenotrophomonas m
    altophilia)、ブルクホルデリア カパシア(Burkholder
    ia cepacia)および大腸菌(Escherichia coli)の
    少なくとも1つを含む、請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 オリゴヌクレオチドプローブまたはプローブ類が、配列番号
    3〜7、9〜13、15〜19、21〜28、30〜32、39〜41、44〜
    49、51および53〜58からなる群より選択した配列(群)をもつ請求項1
    記載の方法。
  7. 【請求項7】 オリゴヌクレオチドプローブまたはプローブ類が、配列番号
    8、14、20、29、33〜38、42、43、50、52および59からな
    る群より選択した配列(群)を持つ、請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 オリゴヌクレオチドプローブまたはプローブ類が、配列番号
    3〜59からなる群より選択した配列(群)を持つ、請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 オリゴヌクレオチドプローブまたはプローブ数が、配列番号
    60〜63からなる群より選択した配列(群)を持つ、請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】 増幅をポリメラーゼ連鎖反応(PCR)によって実施する
    、請求項1〜9のいずれか1項記載の方法。
  11. 【請求項11】 増幅を転写仲介増幅によって実施する、請求項1〜9のい
    ずれか1項記載の方法。
  12. 【請求項12】 多数のオリゴヌクレオチドプローブを支持体物質へ接着さ
    せて使用する、上記請求項のいずれか1項記載の方法。
  13. 【請求項13】 配列 5’GCGATTTCYGAAYGGGGRAACCC をもつDNAを本質的に含む変性プライマー組。
  14. 【請求項14】 配列 5’TTCGCCTTTCCCTCACGGTACT をもつDNAを本質的に含む変性プライマー組。
  15. 【請求項15】 標識化した配列を持つ、請求項13または14記載のDN
    A配列。
  16. 【請求項16】 請求項15記載のジゴキシゲニン標識化DNA配列。
  17. 【請求項17】 請求項6で定義した配列をもつ1以上のDNA分子から本
    質的になる、1以上のオリゴヌクレオチド。
  18. 【請求項18】 請求項7で定義した配列をもつ1以上のDNA分子から本
    質的になる、1以上のオリゴヌクレオチド。
  19. 【請求項19】 請求項8で定義した配列をもつ1以上のDNA分子から本
    質的になる、1以上のオリゴヌクレオチド。
  20. 【請求項20】 請求項9で定義した配列をもつ1以上のDNA分子から本
    質的になる、1以上のオリゴヌクレオチド。
  21. 【請求項21】 固体担体上に固定した、請求項17〜20のいずれか1項
    記載の1以上のオリゴヌクレオチド。
  22. 【請求項22】 請求項6、7、8、または9に定義した1以上のオリゴヌ
    クレオチドプローブを所持する固体支持体物質。
  23. 【請求項23】 いくつかのまたはすべてのプローブを、化学的改変または
    追加塩基の方法によって基質へ結合させる、請求項22記載の支持体物質。
  24. 【請求項24】 ハイブリッド形成強度を増加させるために、追加チミン塩
    基をプローブの3プライム末端に接着させる、請求項23記載の支持体物質。
  25. 【請求項25】 請求項1に定義した1以上の増幅プライマーを含む、細菌
    の同定用診断キット。
  26. 【請求項26】 請求項6、7、8、または9に定義した1以上のオリゴヌ
    クレオチドプローブを含む細菌の同定用診断キット。
  27. 【請求項27】 請求項6、7、8、または9で定義した1以上オリゴヌク
    レオチドプローブを保持している固体支持体物質を含む細菌の同定用診断キット
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