JP2002536870A - 無相関領域を有する2値符号系列を用いた無干渉適応スペクトル拡散通信方式 - Google Patents
無相関領域を有する2値符号系列を用いた無干渉適応スペクトル拡散通信方式Info
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Abstract
Description
拡散形CDMAシステムに関するものであり、ゼロ相関領域(ZCZ)の特徴を
持つ2値拡散系列セットを採用することによりシステムにおける多重通信干渉な
どの障害を除去でき、無干渉モードで作動するシステムに関する。
サービス、および柔軟性である。様々なデジタル移動通信用システムおよび無線
パーソナル通信システムに対しては、直接拡散形(DS)スペクトル拡散(SS
)システム、特にDS−SS符号分割多重アクセス(CDMA)法が提案されて
いる。移動通信用CDMAシステムは、高い周波数利用効率、アクティブユーザ
の増大に対応した緩慢な品質劣化特性、多重経路伝搬波干渉に対する耐性、それ
自身が持つ周波数ダイバーシティ、他局による干渉波に対する耐性など、TDM
AまたはFDMAシステムより有利な一連の性能を提供する可能性を持っている
。
復調器(2)により構成される。変調器(1)では符号化かつインターリーブ処
理された入力データを2値拡散系列(3)により拡散処理を行なう。復調器(2
)では受信信号に同一の2値拡散系列(3)を乗算することで逆拡散処理を行な
う。変調器(1)の後に低域通過フィルタ(LPF)、デコーダ、および逆イン
ターリーブ処理器が配置される。通常、各利用者の拡散系列のビットレートは符
号化されたデータのビットレートよりもかなり高いので、システムスのペクトル
は拡散する。 入力データのレートに対する拡散系列のビットレートの比を拡散比 (SF:Spreading Factor)と呼ぶ。受信者が信号を受信する
場合、拡散符号がインパルス的自己相関性を持つために、希望波に施された拡散
は除去される。他の利用者が送信した信号による干渉にこの逆拡散処理が適用さ
れた場合、逆拡散は行なわれない。すなわち、各スペクトル拡散信号は、同一の
帯域を使用している他のすべての拡散信号に対し相関を持たないかのように動作
しなくてはならない。したがって、CDMA符号は非常に低い自己相関サイドロ
ーブ(理想的にはゼロのサイドローブ)および非常に低い相互相関(理想的には
ゼロの相互相関)を持つように設計される。
r)n}(r=1、2、3...、M、n=0、1、2、3、...L−1)が
与えられると、各系列は長さLを持つので、以下の自己相関関数(ACF、r=
s)および相互相関関数(CCF、r≠s)を定義することができる。 ただし、下付きの添字n+τの加算はLを法として行なう。 理想的な場合を考えると、自己相関関数はインパルス状の値をとり、相互相関
関数はあらゆる領域においてゼロの値を取ることが要求される。しかしながら、
理想的なインパルス状の自己相関関数と理想的なゼロ相互相関関数を持つ拡散符
号のセットは設計できないことが証明されているので、実用的なCDMAシステ
ムにはチャネル間干渉が存在する。一般的に言うと、符号長L、符号ファミリー
サイズM、最大自己相関サイドローブRamax、最大相互相関値Rcmaxは
Welch制限、Sidelnikov制限、Sarwate制限、Leven
shtein制限などの理論上の制限がある。
容量および性能に影響を与える3種類の干渉がある。それは、シンボル間干渉(
ISI)、多重アクセス干渉(MAI)、隣接セル(またはチャンネル)干渉(
ACI)である。しかしながら、これら3種類の干渉はすべて、減少させたり、
あるいは優れた多重アクセス拡散符号を採用することにより除去することも可能
である。直接拡散形CDMAシステムに発生する干渉を減少させるために、数多
くの特許が公表されている。 しかしながら、これまでに公表された方法では、受信者側は最新式干渉キャン
セラー、高速高精度送信出力制御、可変送信率、などの複雑な技術を使用する必
要がある。これまでの特許のひとつであるPCT/CN98/00151(CN
1175828A)は、制限された系列数とゼロ相関領域を持つ3値拡散系列を
使用している。別の特許PCT/JP97/03272(JP271858/9
6)は櫛型のスペクトルを持つ拡散系列を採用している。
クトル拡散通信システムに係る発明は、符号長L、符号ファミリーサイズMの2
値拡散系列はその周期的自己相関関数がゼロ・シフトの両側にゼロ相関領域ZC
Zを有すと共に、その符号系列セットに属する拡散系列の任意のペア間の周期相
互相関関数がゼロ・シフトを含むゼロシフトの両側にゼロ相関領域ZCZを持ち
、かつ、前記拡散系列セットは長さL=2×2i×10j×26k(i、j、k
はゼロまたは任意の正の整数)、ファミリサイズ2<M<L、およびゼロ相関領
域ZCZ≦L/M+1(ただし、実現可能なi、j、kの値について、またはj
=k=0に対してはZCZ=L/M+1および実現可能なiの値について)を持
ち、システムにおいて使用されるフレーム形式は、2値入力と前記複数のZCZ
系列を乗算することにより作成される中央フレーム、および中央フレームを取り
囲む付加的保護系列により構成されることを特徴とする。これにより、多重アク
セス干渉防止手段、マルチパス干渉防止手段などを不要とすることができる。 さらに請求項2においては、指定の長さと、およびファミリーサイズと、要求
されるZCZを持つ2値拡散系列のセットを提供し、これによりシステムを無干
渉モードで作動させ、チャンネルの状況に適応できる。 さらに請求項3の発明はDS−CDMAシステムを提供することであり、この
システムにおいてWalsh直交コードまたは可変長直交コードなどの従来のセ
ル内短チャンネル化コードは大きなゼロ相関領域を持つ2値系列に置きかえられ
、これにより多重経路干渉は排除される。
ことであり、このシステムにおいてM系列などの従来の長スクランブル符号(擬
似ノイズ符号とも呼ぶ)は大きなゼロ相関領域を持つ2値符号と置きかえられ、
これにより多重アクセス干渉を排除することが可能となる。 さらに請求項5の発明はセル間非同期で動作するDS−CDMAシステムを提
供することであり、このシステムにおいてGoldコードもしくはKasami
コードなどの従来の長スクランブル符号は本発明が与える2値ZCZコードと置
きかえられ、それにより多重アクセス干渉を排除することが可能となる。 さらに請求項6の発明は各送信機に異なるZCZを持つ系列サブセットを割り
当てることにより適応DS−CDMAシステムを提供し、送信機がチャンネルの
状態もしくはシステムによる指示にしたがって適切な拡散系列を選択できるよう
にする。 さらに請求項7の発明は上述のDS−CDMAシステムは同期通信時のダウン
リンクおよび非同期通信時のアップリンクに適用される。
散符号のセットを設計することは不可能であるが、ACF/CCFにゼロ相関領
域を持つ系列のセットを構成することは可能である。ZCZと記されるゼロ相関
領域を図2に示し、以下の公式により定義する。 ここで注意すべきことは、対称なゼロ相関関数ZACZまたはZCCZが上記
公式において仮定されているが、一般に、実際のZCZはゼロ・シフトに対して
対称でないかもしれない点である。 簡易と便利のために、自己相関関数(ACKのピーク)の同期位置(τ=0)
はゼロ相関関数に含まれると考える。したがって、ゼロ相関関数ZACZまたは
ZCCZは奇数である。すなわち、同期位置と両側にあるゼロ位置をあわせたも
のとなる。ZACZ=ZCCZである場合、本発明では、ZCZ=Min{ZA
CZ、ZCCZ}=ZACZ=ZCCZとなる。また、ここでは周期的相関のみ
を考慮している。その理由は後述する。
通信システムに係る発明は、符号長L、符号ファミリーサイズMの2値拡散系列
はその周期的自己相関関数がゼロ・シフトの両側にゼロ相関領域ZCZを有すと
共に、その符号系列セットに属する拡散系列の任意のペア間の周期相互相関関数
がゼロ・シフトを含むゼロシフトの両側にゼロ相関領域ZCZを持ち、かつ、前
記拡散系列セットは長さL=2×2i×10j×26k(i、j、kはゼロまた
は任意の正の整数)、ファミリサイズ2<M<L、およびゼロ相関領域ZCZ≦
L/M+1(ただし、実現可能なi、j、kの値について、またはj=k=0に
対してはZCZ=L/M+1および実現可能なiの値について)を持ち、システ
ムにおいて使用されるフレーム形式は、2値入力と前記複数のZCZ系列を乗算
することにより作成される中央フレーム、および中央フレームを取り囲む付加的
保護系列により構成されることを特徴とする。 請求項2記載の2値符号直接拡散形スペクトル拡散通信システムに係る発明は
、請求項1記載の2値符号直接拡散形スペクトル拡散通信システムにおいて、前
記拡散系列は、長さ2でゼロ相関領域ZCZ=1をもつ系列、または長さL>2
でゼロ相関領域ZCZ=L/2+1を持つ系列に属する2つの系列からなる初期
ZCZ系列セットから再帰的に形成されるか、もしくは、切り捨て回数の最大値
がZCZ系列セットの構成に使用した再帰回数に等しくなるようにして、ZCZ
系列セットの半分を切り捨てることにより形成されることを特徴とする。 請求項3記載の2値符号直接拡散形スペクトル拡散通信システムに係る発明は
、同一セルにおいて通信しているすべての利用者の識別のためのチャンネル分離
用スペクトル拡散系列として、請求項1および2に記載されたZCZ符号系列セ
ットから選択されることを特徴とする。
発明は、ZCZ≧L/2+1をもつ長さLの2値ZCZ系列が、セル間同期通信
スクランブル符号系列として選択されることを特徴とする。 請求項5記載の移動通信用2値符号直接拡散系列CDMA通信システムに係る
発明は、セル間非同期通信用スクランブル符号系列が、請求項1及び2に記載の
ZCZ符号系列セットから選択されることを特徴とする。 請求項6記載の移動通信用2値符号直接拡散系列CDMA通信システムに係る
発明は、請求項3または5に記載した移動通信用2値符号直接拡散系列CDMA
システムにおいて、基地局および移動局の送信機に対して、それぞれ、請求項1
及び2に記載のZCZ符号セットから選択された、単一のZCZ拡散系列、また
はZCZ拡散系列の部分集合が割り当てられることを特徴とする。 請求項7記載の移動通信用2値符号直接拡散系列CDMA通信システムに係る
発明は、請求項3,4,5または6に記載した移動通信用2値符号直接拡散系列
CDMAシステムを、同期伝送の条件下でダウンリンク通信も、そして非同期伝
送の条件下でアップリンク通信に用いることを特徴とする。
成する様々な方法について述べ、ZCZ符号セットの採用により、適応無干渉直
接拡散形スペクトル拡散システム、マルチパス干渉防止直接拡散形CDMAシス
テム、コチャンネル干渉防止直接拡散形CDMAシステムの詳述を行い、最後に
現実的な実装のための拡張フレーム化法を説明する。 一般符号系列セット設計法に関して、本発明者らは数多くの出版物を出版して
いる。特に次の書籍がある。 ”Pingzhi Fan and Michael Darnell Seq
uence Design for Communication Appli
cation”、”P.Z.Fan and M.Darnell,On th
e construction and comparison of per
iodic digital sequence sets,IEE Proc
eedings Communications,Vol.144,No.6,
pp.111−117,1997”
る。たとえば、”Y.Han,On the minimization of
overhead in channel impulse respons
e measurement,IEEE Trans.Veh.Technol
.,vol.47,no.2,pp.631−636,May 1998”、”
J.Wolfmann,Almost perfect autocorrel
ation sequences,IEEE Trans.Inform.Th
eory,vol.38,no.4,pp.1412−1418,July 1
992”、”X.M.Deng and P.Z.Fan,Comment o
n ’On the minimization of Overhead i
n Channel Impulse Response measureme
nt’,submitted to IEEE Trans.Veh.Tech
nol.,September 1998”などである。 これらの論文は、長さの短い単独ZCZ系列について述べており、これらは特
にコンピュータによるシミュレーションに基づいたものである。 現在までのところ、2以上のファミリーサイズを持つ2値ZCZ系列セットに
対して体系的な説明は行なわれていない。本発明では、上に定義したゼロ相関領
域にしたがって、大きなファミリーサイズおよび可変ZCZ値を持つZCZ符号
系列の系統的構成を新規に提案する。これを以下に示す。
セットをFnとする。これを簡単にF(L、M、ZCZ)と表す。まず、n=0
とし、基本初期セットを以下のように選択する。 これはZCZ系列セットF(L、M、ZCZ)=(2,2,1)である。ここ
で、初期系列長をL0=2とする。この初期系列からより大きなZCZ系列セッ
トF(L、M、ZCZ)=(22nL0、2n+1、2n+1)=(8,4,3
)、n=1を以下の公式により作成することができる。 ここで、(−F0 ij)はF0 ijの符号を負にしたものであり、F1の各列は
ZCZ系列が要求される。
セットF(L、M、ZCZ)=(22nL0、2n+1、2n+1)=(32,
8,5)、n=2を合成することができる。 である。
−1)L0,2n,2n−1+1)から、長ZCZ系列セットFnまたはF(L
’、M’、Z’CZ)=(22nL0、2n+1、2n+1)を合成することが
できる。
上に定義した同一の再帰公式を用いることにより、ZCZ系列セットF(L,
M,ZCZ)=(22n+ML0,2n+1,2n+m+1)を合成することが
できる。 例として、m=2、n=1の場合を考えると、以下のZCZセットF(L、M
、ZCZ)=(32,4,9)が得られる。 別の例として、m=1、n=2の場合を考えると、以下のZCZセットF(L
、M、ZCZ)=(64,8,9)を得る。
ることにより、ZCZ拡散系列セットを形成する。 構成Iまたは構成IIの方法を用いてZCZ系列セットF(L、M、ZCZ)
=(22n+mL0、2n+1、2n+m+1)が得られたと仮定すると、セッ
トFnにおいて単純にt回系列長を半減する操作を繰り返すだけで、同じファミ
リーサイズおよび小さなZCZを持つ短いZCZコードを、合成することができ
る。これは符号セットF(L、M、ZCZ)=(22n+mL0、2n+1、2
n+m+1)を与える。ただしn≦0に対してはt≦n、n=0に対してはt<
mである。 n=2、m=0とし、上の例で得られた符号セットF(L、M、ZCZ)=(
22n+mL0、2n+1、2n+m+1)=(32,8,5)を用いて、切り
捨てを行うことで、2つのZCZセットを別に合成することができる。
CZ)=(22n+mL0、2n+1、2n+m+1)=(32,2,17)か
ら、4つのセットが別に得られる。
CZ)=(22n+mL0、2n+1、2n+m+1)=(32,4,9)から
、別のセットが得られる。 しかしながら、n>0の場合はt≦nという制限があるために、ZCZセット
F(L、M、ZCZ)=(16,4,5)にこれ以上切り捨てを行なうことがで
きない。
より、ZCZ符号セットF(L、M、ZCZ)=(22n+m−tL0、2n+
1、2n+m−t+1)を構成することはできる。(ただし、n>0の場合はL
0=2、t≦n、n=0の場合はt≦m)。 ZCZはこれらの構成法において、L>M>1の場合はZCZ=L/M+1=
22n+m−tL0、/2n+1+1=2n+m−t+1、L=Mの場合はZC
Z=1により与えられることに注意しなくてはならない。したがって、ZCZ符
号セットは、L>M>1の場合はF(L、M、ZCZ)=(L、M、L/M+1
)、L=Mの場合はF(L、M、ZCZ)=(L、M、1)と書くことができる
。 同様に、以下に示すように、長さL0=20またはL0=52を持つ別の基本
初期セットを用いることにより、異なるZCZ系列セットを構成することができ
る。 結果として得られるZCZ符号セットF(L、M、ZCZ)=(22n+m−
tL0、2n+1、ZCZ)において、基本長L0を20または52と置き換え
なくてはならず、通常ZCZはL/M+1以下、つまりZCZ≦L/M+1とな
る。
F−DS−SS)システムを提案する。適応無干渉直接系列拡散形スペクトル拡
散は無干渉システムである。なぜならば、このシステムは、拡散系列がゼロ自己
相関関数(ACFs)およびゼロ相互相関関数(CCFs)を持つ状態で作動す
るからである。また、適応無干渉直接系列拡散形スペクトル拡散は適応システム
である。なぜならば、このシステムは、チャンネルの状況にしたがって、可変Z
CZ特性を持つ拡散系列を必要に応じて適応的に使用することで、チャンネルの
様々な状況のもとで最適な性能を与えるからである。チャンネルの状況が悪化し
た場合、小さなファアミリサイズのZCZ系列セットを選択することにより、ゼ
ロ相関領域(ZCZ)を拡大させることができる。それ以外の場合、ZCZを減
少させることで、より多くの利用者を受け入れることができる。
ZCZを持つ様々な系列セットを構成することができ、これらを同一のAIF−
DS−SSシステムにおいて使用することで、マルチパスに対する別の保護手段
を与え、異なる容量のシステムを用意することができる。実用的なスペクトル拡
散(SS)システムにおいてL=65536とした場合に、考えられるMおよび
ZCZの値を表1に示す。M=128を選択した場合、系列セット間におけるす
べての自己相関関数および相互相関関数はゼロ相関領域ZCZ=513を持つこ
とになる。チャンネルの状況が好転した場合、系列セットF(L、M、ZCZ)
=(65536,256,257)を使用することができる。チャンネルの状況
が悪化した場合は、たとえば、セットF(L、M、ZCZ)=(65536,6
4,1025)にスキップしたりすることができる。
るいは適応無干渉直接系列拡散形スペクトル拡散システムにおける利用者数)が
一定の場合、様々な長さLおよびゼロ相関領域ZCZを持つ様々な系列セットを
構成することができ、これらを適応無干渉直接系列拡散形スペクトル拡散システ
ムにおいて使用することで、マルチパスに対する保護手段およびそれ以外の保護
手段を様々なレベルで与えることができる。これを説明する例として、M=16
とした場合において、考えられる長さLおよびゼロ相関領域ZCZの値を表2に
示す。 ここで、システムには16人の利用者がいると仮定する。各利用者はそれぞれ
異なる値の長さLおよびZCZ ZCZの系列セットが割り当てられている。チ
ャネルの状況が正常であるときに、長さL=320の系列が使用されていると仮
定すると、すべての自己相関関数および相互相関関数はゼロ相関領域ZCZ=2
1を持つ。チャネルの状況が好転した場合、システムはアクティブな利用者のす
べてに対して、長さL=320の拡散系列を、長さL=256,160,128
,...の別の拡散系列に変更するように通知する。チャネルの状況が悪化した
場合、アクティブな利用者はすべて、長さの長い(つまり大きなゼロ相関領域を
持つ)別の系列に変更しなくてはならない。
システム>> よく知られていることであるが、商用の狭帯域CDMAシステムおよび広帯域
CDMAシステムにおいて、適応性のあるシステム開発及び制御を行うためには
、通常は2つのレベルのスペクトル拡散が用意されており、各レベルには異なる
拡散符号を割り当てることが要求されている。これを図3および図4に示す。 多重レベル拡散を使用することにより、利用者と他者との間のみの相互干渉(
第2レベルにおいて)を維持している間に、同一セルの全ての利用者に対して直
交した波形を得ることが可能となる(第1のレベルにおいて)。 通常、第1のレベルにおける直交性は、同一セル内にいる他の利用者のものに
直交する、短い拡散系列(チャンネル化符号)を各利用者の2値入力に乗算する
ことにより実現される。第1のレベルをチャンネル化と呼ぶ。通常、短い直交拡
散符号には、Walsh直交符号または可変長直交符号が使用される。可変長直
交符号はWalsh符号を拡張したものである。
いて使用される拡散符号は、同期状態での直交性しか与えることができないWa
lsh符号または拡張Walsh符号であり、伝達経路の個数が増加するにつれ
て、マルチパス干渉の増加、およびWalsh符号または拡張Walsh符号の
小さな相関領域(ZCZ=1)のために、利用者間の直交性は減少する。 本発明により与えられる、大きなZCZ(ZCZ>1)を持つZCZ符号を採
用することにより、マルチパス干渉がより深刻となった場合においても、同一セ
ル内にいる利用者間の直交性を維持することができる。別の言葉で言うと、本発
明のZCZ符号をセル内にいるすべての利用者に割り当てることにより、直接拡
散形CDMAシステムのマルチパス干渉に対する耐性は増大し、広い範囲にわた
るチャンネル状況において直交性を実現することができる。
システム>> 通常、第2のレベルにおける相互ランダム性は、長い疑似ランダム系列(スク
ランブル符号)の乗算により実現される。この系列は、セルに固有のものである
が、ダウンリンクではそのセルにいるすべての利用者に共通のもので、アップリ
ンクでは利用者に固有のものである。使用する共通のスクランブル符号の候補と
して、最大符号長(m系列)、Goldコード、および超大規模Kasamiコ
ードがある。 直接拡散形CDMAシステムにおけるセルには異なるスクランブル符号が割り
当てられるので、各セル・サイトはそれぞれ他のセルに関係なく、短い拡散符号
を使用することができる。IS−95に基づいたシステムおよび北米W−CDM
Aシステムに見られるセル間同期処理において、セル基地局および移動局利用者
はそれぞれ同時に、ダウンリンクおよびアップリンクにおいて、同一の長い系列
の異なる時間位置にある部分系列を使用する。
処理において、セル基地局および移動局利用者はそれぞれ同時に、長いスクラン
ブル符号系列を使用する。 しかしながら、たとえm系列、Goldコード、または超大規模Kasami
コードがスクランブル符号として使用されたとしても、これら系列の相互相関値
はゼロでないので、多重アクセス干渉が常に大きな問題となる。本発明のZCZ
コードをスクランブル符号として使用することにより、後述のフレーミング技術
をシステムに適切に使用することで、多重アクセス干渉のない最適な状態でシス
テムを作動させることができる。 セル間同期処理において、ZCZ ZCZ=L/2+1を持つ長さLのZCZ
符号をひとつ選択することができるが、サイドローブが0ではないm系列より良
い特性を示すはずである。例として、CDMA(IS−95)システムにおいて
使用されている長さL=25−1=32767のm系列を、長さL=25=32
768のZCZ系列と置きかえる場合を考えると、ゼロ相関領域ZCZ=163
85が存在し、より大きなZCZを持つ系列をひとつ見つけることが可能である
。セル間非同期処理において、要求されるZCZ値を持つZCZ系列セットをス
クランブル符号として選択することができるが、Goldシーケンスまたは超大
規模Kasamiシーケンスの自己相関関数サイドローブ値および相互相関関数
値は極めて大きいので、Goldシーケンスまたは超大規模Kasami系列よ
りよいはずである。
信号が周期的ZCZ符号系列により構成されているときのみである。 図5に示すように、受信者の入力が、系列Aからなる希望の信号VS(t)お
よび別の系列Bからなる干渉信号VX(t)により構成されている場合、系列A
およびBは2値情報により独立にA、−A、B及び−Bに変調され、非同期処理
またはマルチパス効果のために、AはBよりもτの遅れを持つ。 この入力が受信者により復調されるとき、系列Aからなる逆拡散化信号VD(
t)はVS(t)に同期するものが使用される。希望信号の同期は従来の技術を
用いて実現されるとする。一般に、VX(t)およびVD(t)は非同期なので
、復調処理において非周期的相互相関関数が生成されることになる。上述のZC
Z符号の非周期的相互相関関数は、ZCZを持たないか、持っているとしてもそ
のZCZは非常に小さい。 この問題を解決するために、遅延時間が閾値以下に制限されるようにシステム
を設計し、拡張フレーム形式を使用する。前者は、移動通信用CDMAシステム
のダウンリンク・チャンネルにおいて、基地局から移動局に向けてタイミング制
御信号を送信することにより実現することができる。後者は以下のようにして解
決する。
Aに取り込むことにより拡張フレームAEを作成し、Nチップを持つ拡散系列A
をこれに組み込む。送信フレームはすべてこのようにして構成される。 図7は、すべての信号が基地局から同期で送信される場合の、移動通信用CD
MAのダウンリンク送信における受信者入力の例である。セル間の干渉はここで
は無視するものと仮定する。 その結果、希望信号VS(t)および干渉信号VX(t)は同時に受信される
。しかしながら、マルチパス効果を考慮すると、遅延信号V’S(t)およびV
’X(t)は遅延τにおいても受信され、これは復調処理における干渉と考えら
れる。 拡張フレームが送信に使用されているならば、VS(t)に同期の逆拡散信号
VD(t)が受信に使用されている場合、拡張系列Bと−Bの境界は、VD(t
)の逆拡散系列Aの期間の中に含まれない。|τ’|<LTC(TCは小片間の
周期)であるかぎり、BEなどの干渉系列は復調処理に対しては周期的系列とみ
なされる。 図8はこの考え方の別の例であり、あるセルにおける移動局からのアップリン
ク送信信号が非同期で基地局に送信される様子である。ここでは簡単のためにマ
ルチパス効果を無視している。この場合、希望信号と干渉信号の到着時刻の差は
τ“により表される。マルチパスを持つダウンリンクの場合と同様に、|τ”|
<LTCであるかぎり、干渉信号は周期的であるとみなすことができる。マルチ
パス効果が存在する場合、以下の条件を維持しなくてはならない。 τ=(τ′+τ″)<LTC (τ’:マルチパスによる遅延、τ”:非同期アクセスによる遅延)
作動させることができる。上記のように、このシステムは、マルチパス効果のあ
るアップリンク(非同期)送信だけでなくダウンリンク(非同期)送信にも適用
したときに、非常に有用である。 直接拡散形CDMAシステムがチャンネルの状況に適応できるようにするため
に、単一のZCZ拡張系列、または様々なZCZを持つ複数のZCZ拡張系列を
、基地局および移動局の各送信機に割り当てることができる。 上に示したZCZ拡散符号系列は、理想的なゼロ相関領域(図9(a)乃至(
f)を参照)だけでなく、ゼロではないが非常に小さな非周期的相関(図10(
a)乃至(f)を参照)をそのZCZ領域に持つ。
Z、およびゼロ相関領域ZCZ=Min{ZACZ、ZCCZ}の定義を示す。
をチャンネル化符号系列、第2のレベルの拡散符号をスクランブル化符号系列と
呼ぶ。
)において、通常は、識別のために、同一セル内にいる利用者に直交符号のセッ
トが割り当てられる。第2のレベルにおいて、通常は、セル間同期処理のために
、m系列が割り当てられる。Goldコードおよび大規模Kasami系列はセ
ル間非同期処理の希望者に共通のものである。
す。
拡張フレーム構造の概略を示す。
。
。
80,16,81)、F(1024,16,65)、F(832,16,53)
、F(640,16,41)およびF(512,16,33)についての部分周
期的相関関数を示す。
80,16,81)、F(1024,16,65)、F(832,16,53)
、F(640,16,41)およびF(512,16,33)についての部分非
周期的相関関数を示す。
Claims (7)
- 【請求項1】 符号長L、符号ファミリーサイズMの2値拡散系列はその周
期的自己相関関数がゼロ・シフトの両側にゼロ相関領域ZCZを有すと共に、そ
の符号系列セットに属する拡散系列の任意のペア間の周期相互相関関数がゼロ・
シフトを含むゼロシフトの両側にゼロ相関領域ZCZを持ち、かつ、前記拡散系
列セットは長さL=2×2i×10j×26k(i、j、kはゼロまたは任意の
正の整数)、ファミリサイズ2<M<L、およびゼロ相関領域ZCZ≦L/M+
1(ただし、実現可能なi、j、kの値について、またはj=k=0に対しては
ZCZ=L/M+1および実現可能なiの値について)を持ち、 システムにおいて使用されるフレーム形式は、2値入力と前記複数のZCZ系
列を乗算することにより作成される中央フレーム、および中央フレームを取り囲
む付加的保護系列により構成されることを特徴とする2値符号直接拡散形スペク
トル拡散通信システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の2値符号直接拡散形スペクトル拡散通信シス
テムにおいて、前記拡散系列は、長さ2でゼロ相関領域ZCZ=1をもつ系列、
または長さL>2でゼロ相関領域ZCZ=L/2+1を持つ系列に属する2つの
系列からなる初期ZCZ系列セットから再帰的に形成されるか、もしくは、切り
捨て回数の最大値がZCZ系列セットの構成に使用した再帰回数に等しくなるよ
うにして、ZCZ系列セットの半分を切り捨てることにより形成されることを特
徴とする2値符号直接拡散形スペクトル拡散通信システム。 - 【請求項3】 同一セルにおいて通信しているすべての利用者の識別のため
のチャンネル化用スペクトル拡散系列として、請求項1および2に記載されたZ
CZ符号系列セットから選択されることを特徴とする移動通信用2値符号直接拡
散系列CDMA通信システム。 - 【請求項4】 ZCZ≧L/2+1をもつ長さLの2値ZCZ系列が、セル
間同期通信スクランブル符号系列として選択されることを特徴とする移動通信用
2値符号直接拡散系列CDMA通信システム。 - 【請求項5】 セル間非同期通信用スクランブル符号系列が、請求項1及び
2に記載のZCZ符号系列セットから選択されることを特徴とする移動通信用2
値符号直接拡散系列CDMA通信システム。 - 【請求項6】 請求項3または5に記載した移動通信用2値符号直接拡散系
列CDMAシステムにおいて、基地局および移動局の送信機に対して、それぞれ
、請求項1及び2に記載のZCZ符号セットから選択された、単一のZCZ拡散
系列、またはZCZ拡散系列の部分集合が割り当てられることを特徴とする移動
通信用2値符号直接拡散系列CDMA通信システム。 - 【請求項7】 請求項3,4,5または6に記載した移動通信用2値符号直
接拡散系列CDMAシステムを、同期伝送の条件下でダウンリンク通信も、そし
て非同期伝送の条件下でアップリンク通信に用いることを特徴とする移動通信用
2値符号直接拡散系列CDMA通信システム。
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