JP2002536545A - 洗浄剤組成物及びその使用 - Google Patents

洗浄剤組成物及びその使用

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JP2002536545A
JP2002536545A JP2000597480A JP2000597480A JP2002536545A JP 2002536545 A JP2002536545 A JP 2002536545A JP 2000597480 A JP2000597480 A JP 2000597480A JP 2000597480 A JP2000597480 A JP 2000597480A JP 2002536545 A JP2002536545 A JP 2002536545A
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ethoxylated mercaptan
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チペット,ロージャー・ジョン・アーサー
スモール,テレンス・パトリック
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ベッツディアボーン・インコーポレーテッド
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    • C23GCLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
    • C23G1/00Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts
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    • C23G1/14Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts with alkaline solutions
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Abstract

(57)【要約】 金属表面から鉄酸化物のスケールを除去するための方法及び組成物。エトキシルメルカプタン及び/または酸化されたエトキシルメルカプタン、及び1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸の組合せが水性系(例えば流れ発生装置系)に、金属表面からスケールを除去するために加えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 関連出願への相互参照 本出願は、1999年5月出願の09/245440の一部継続出願であり、
その内容は参照によって全体においてここに組み込まれる。
【0002】 発明の分野 本発明は、金属表面からスケールを除去するために有用な洗浄剤組成物に関す
る。本発明はまた、金属表面からのスケール剥離を禁止することなく、または有
意に禁止することなく、基金属の損失を減じる洗浄組成物に関する。さらに詳細
には、本発明は、金属表面から磁鉄鉱(マグネタイト)含有スケールを、特に流
れ発生装置内において、除去するための洗浄組成物に関する。
【0003】 発明の背景 水蒸気ボイラー、供給水ヒーター、パイプ及び水が循環して熱移動が起こる熱
交換機器内では、水不溶性の塩が内部金属表面上に付着する。マグネタイト(F
34)付着物のような付着物の性質は、強固に固着した低い多孔質のスケール
から、弱く接着したスラッジ堆積物までさまざまである。
【0004】 過剰のスケールは、スケールが被害を及ぼす系の適切な機能を確実にするため
に、定期的に除去しなければならない。これまでスケール除去組成物が使用され
てきている。塩酸及び燐酸のような無機酸、並びに有機酸が鉄酸化物スケールを
溶解するために使用されてきた。アルキレンポリアミンポリ酢酸のアルカリ金属
及びアミン塩が、鉄金属表面から鉄酸化物を除去するために使用されてきた。
【0005】 加圧水反応器(PWR)核発電所における流れ発生装置(ストリームジェネレ
ーター)は、一次冷却液(加圧水)系からの熱を二次冷却液系に移動させる熱交
換機である。PWR核流れ発生装置の二次側において、マグネタイト付着物が、
Inconel(R)600伝熱表面及び軟鋼支持構造体上に時間をかけて形成される。この
ことは、くぼみ形成及び点蝕機構による、伝熱効率の損失及び系の冶金系の腐食
と関連する問題を生じる。
【0006】 これらの付着は、オフラインの化学薬剤または機械的方法のいずれかを使用し
て、不定時期の基準で除去される。一般に、機械的方法は化学的方法に比べて効
率が低く、そして経費がかかる。産業的に受容できる化学的洗浄方法は、7.5
以上の溶液pHでの10〜25%のEDTAジアンモニウム洗浄溶液を利用する
。使用される軟鋼の腐食禁止剤は、低い硫黄含量のアルキルチオポリイミド−ア
ミドであり、これはInoconel(R)チューブの応力腐食亀裂を少なくする点で有利
である。洗浄プロセスは典型的には、燃料供給のための停止と同時になるように
計画がたてられ、そしてしばしば流れ発生装置の温度を200°〜290°Fに
維持するために補助ヒーターの使用が必要となる。
【0007】 本発明者らは、以前の方法に固有のこれらの難点を回避する洗浄剤組成物を発
見した。この新規な組成物はEDTA系の洗浄剤よりも低い温度で鉄含有付着物
を除去することが発見された。この洗浄剤溶液は洗浄されるベース金属により温
和であり、そして中性のpHで働く。さらに、洗浄剤組成物はハロゲンイオンを
含まず、そして硫黄含量がより低く、そしてより毒性が低く取り扱いが容易であ
る。
【0008】 発明の概要 本発明は、1−ヒドロキシ−エチリデン−1,1−ジホスホン酸(HDPE)
及びエトキシル化メルカプタン及び/または酸化されたエトキシル化メルカプタ
ンを含む、特に流れ発生装置内の、特に鉄金属表面からの付着を含む鉄酸化物を
除去するための、組成物を提供する。
【0009】 一面において、本発明は、金属表面を、1−ヒドロキシ−エチリデン−1,1
−ジホスホン酸と、エトキシル化メルカプタン及び酸化されたエトキシル化メル
カプタンの少なくとも1種とを含む水性組成物と接触させることを含む、 金属表面からの鉄酸化物含有スケールを除去するための方法を提供する。
【0010】 他の面において、本発明は1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸
と、エトキシル化メルカプタン及び酸化されたエトキシル化メルカプタンの少な
くとも1種とを含む洗浄剤組成物を提供する。
【0011】 エトキシル化メルカプタンは式 H-(-O-CH2-CH2-)n-S-R1 (中R1はヒドロカルビル基であり、nは1〜100、好ましくは4〜20、さ
らに好ましくは4〜12である)を有し、酸化されたエトキシル化メルカプタン
はそれらの酸化された誘導体からなることができる。
【0012】 エトキシル化メルカプタンは、R1SHの式を有する少なくとも1種のメルカ
プタンから調製され、ここでR1SHはベンジルメルカプタン、シクロヘキシル
メルカプタン、ジペンテンジメルカプタン、エチルメルカプタン、エチルシクロ
ヘキシルジメルカプタン、エチルチオエタノール、イソプロピルメルカプタン、
n−ブチルメルカプタン、n−デシルメルカプタン、n−ドデシルメルカプタン
、n−ヘキシルメルカプタン、n−オクチルメルカプタン、n−プロピルメルカ
プタン、ピナニルメルカプタン−2、s−ブチルメルカプタン、t−ブチルメル
カプタン、t−ドデシルメルカプタン、t−ノニルメルカプタン、1、2−エタ
ンジチオール、2−エチルヘキシル−3−メルカプトプロピオネート、2−メル
カプトエタノール、及び3−メルカプト−1−プロパノールの少なくとも1種を
含む。
【0013】 R1は好ましくは30以下の炭素原子を有し、そしてC1〜C30アルキルまたは
置換アルキルであることができ、アルキルまたは置換アルキルは分岐のものかま
たは直鎖のものであることができる。
【0014】 エトキシル化メルカプタンは、メルカプタン1モルあたり約6〜10モルのエ
トキシル化度、または約8モルのエトキシル化度を有するエトキシル化第3ドデ
シルメルカプタンのような、エトキシル化第3ドデシルメルカプタンを含むこと
ができる。エトキシル化メルカプタンは、メルカプタン1モルあたり約4.9〜
8.2モルのエトキシル化度を有するエトキシル化n−ドデシルメルカプタンの
ような、エトキシル化n−ドデシルメルカプタンを含むことができる。エトキシ
ル化メルカプタンは、メルカプタン1モルあたり約6.7モルのエトキシル化度
を有するエトキシル化2−フェニルエチルメルカプタンのような、エトキシル化
2−フェニルエチルメルカプタンを含むことができる。
【0015】 金属表面は鉄金属であることができ、そして金属表面は水性系と接触している
ことができる。 金属表面は核流れ発生装置内にあることができる。
【0016】 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸と、エトキシル化メルカプ
タン及び酸化されたエトキシル化メルカプタンの少なくとも1種は水性溶液中に
含まれることができる。
【0017】 水性組成物は、オフライン中に、金属表面と接触でき、そして組成物は10日
間以下、または7日以下、金属表面と接触させたままであることができる。 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸と、エトキシル化メルカプ
タン及び酸化されたエトキシル化メルカプタンの少なくとも1種は水性系に別々
に加えることができる。
【0018】 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸と、エトキシル化メルカプ
タン及び酸化されたエトキシル化メルカプタンの少なくとも1種は、1−ヒドロ
キシエチリデン−1,1−ジホスホン酸と、エトキシル化メルカプタン及び酸化
されたエトキシル化メルカプタンの少なくとも1種との正味の組成物として水性
系に加えることができる。
【0019】 該水性系が該系中に、百万部の溶液あたり、エトキシル化メルカプタン及び酸
化されたエトキシル化メルカプタンの少なくとも1種の溶液約0.1〜5000
0部、及びHEDP溶液約1〜200000部を含むことができる。該水性系が
該系中に、百万部の溶液あたり、エトキシル化メルカプタン及び酸化されたエト
キシル化メルカプタンの少なくとも1種約0.1〜20000部、及びHEDP
約5000〜100000部を含むことができる。該水性系が該系中に、百万部
の溶液あたり、エトキシル化メルカプタン約500〜10000部、及びHED
P約20000〜80000部を含むことができる。該水性系が該系中に、百万
部の溶液あたり、約1000〜約5000部のエトキシル化メルカプタンを含む
ことができる。該水性系が該系中に、百万部の溶液あたり、約2500部のエト
キシル化メルカプタン、及び約43500部のHDPEを含むことができる。
【0020】 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸の、エトキシル化メルカプ
タン及び酸化されたエトキシル化メルカプタンの少なくとも1種に対する重量比
が約4:1〜約200:1、好ましくは約4:1〜約80:1の範囲、さらに好
ましくは約4:1〜約50:1の範囲であることができる。
【0021】 水性組成物は、還元剤、アニオンポリマー、界面活性剤、ヒドロトロープ及び
腐食禁止剤の少なくとも1種をさらに含むことができる。該少なくとも1種の還
元剤は、L−アスコルビン酸、ヒドロキノン、亜硫酸ナトリウム、ジエチルヒド
ロキルアミン、ヒドラジン、エリソルビン酸、及びカルボヒドラジドの少なくと
も1種を含むことができる。
【0022】 該水性系のpHが約5〜12、さらに好ましくは約6〜12、さらに好ましく
は約6〜8の範囲であることができる。さらに、該水性系のpHは少なくとも約
5、少なくとも約6、そして少なくとも約6.5である。
【0023】 該水性組成物の温度は約70〜250°Fの範囲であることができる。 エトキシル化メルカプタン及び酸化エトキシル化メルカプタンの少なくとも1
種は、エトキシル化メルカプタン、酸化されたエトキシル化メルカプタンまたは
それらの混合物を含むことができる。
【0024】 関連技術の説明 Rodzewichの米国特許第5614028号は、酸洗浄剤への腐食禁止
剤の組み込みによって、金属表面を洗浄及び不動態化する方法を教示する。腐食
禁止剤はエトキシル化第3ドデシルメルカプタンである。
【0025】 Wallerらの米国特許第4810405号は、ホスホネート(例えばHD
PE)、還元剤、及び腐食禁止剤(アゾール類によって例示される)を含む組成
物によって、鉄酸化物付着を鉄または鋼金属表面から除去する方法を教示する。
【0026】 Arringtonらの米国特許第4666528号は、アミノポリカルボン
酸(例えばEDTA)及びホスホン酸またはその塩を含む組成物を使用して、金
属表面から鉄及び銅含有スケールを除去する方法を教示する。Frostらの米
国特許第3854996号は、ポリホスホン酸(例えばHEDP)またはその塩
の水溶液と接触させることによって金属基体からマグネタイトスケールを除去す
る方法を開示する。Petrey,Jrの米国特許第3806459号は、HE
DP及びアミノ酢酸を含む組成物を使用する、鉄酸化物の付着物のストリーム洗
浄を教示する。Kennedy,Jrの米国特許第4637899号は、金属表
面から錆を除去するために使用できる、腐食禁止組成物を教示する。この組成物
は、脂肪族ピリジニウムまたはキノリニウム塩及び硫黄含有化合物を含む。
【0027】 発明の詳細な説明 他に注記しない限り、全ての百分率、部数、比率等は重量による。 他に注記しない限り、化合物または成分に対する言及は、化合物または成分そ
のもの、並びに他の化合物または成分との組合せ、例えば化合物の混合物を含む
【0028】 さらに、量、濃度または他の値若しくはパラメータが高い方の好ましい値と低
い方の好ましい値のリストとして与えられるときは、これらの範囲が別々に開示
されない限り、高い方の好ましい値と低い方の好ましい値のいかなる対から形成
される範囲をも含むものと理解されるべきである。
【0029】 本発明は、鉄酸化物を含む付着物を金属表面から除去する方法であって、該表
面を、エトキシル化メルカプタン及び/または酸化されたエトキシル化メルカプ
タンと1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸(HEDP)とを含む
組成物と接触させることを含む、前記の方法、並びに該組成物に関する。
【0030】 エトキシルメルカプタンは一般に式 H−(−O−CH2−CH2−)n−S−R1 (R1はヒドロカルビル基からなり、nは1〜100、さらに好ましくはnは4
〜20であり、さらに好ましくはnは4〜12である)を有する。
【0031】 ここで使用するとき、用語「ヒドロカルビル」は、「脂肪族」、「脂環式」及
び「芳香族」を含むと理解される。ヒドロカルビル基は、アルキル、アルケニル
、アルキニル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、及びアルカリー
ル基を含むと理解される。さらに、「ヒドロカルビル」は分岐または非分岐の化
合物を含むと理解され、この両方は非置換ヒドロカルビル基及び置換ヒドロカル
ビル基であり、そして後者は追加の置換基(炭素及び水素を除く)を有する炭化
水素部分を意味する。
【0032】 R1中の炭素原子の数は変わり得る。理論によって拘束されたくはないが、R1 はスケール除去を有意に禁止することなく腐食禁止を与えるために水性系に活性
を与えるのに十分な数のC原子を有するべきである。さらに、C原子の数は好ま
しくは、水性系内において有用な状態に維持されるために(例えば水性系中で化
合物の十分な溶解性を確保するために)、少なくとも化合物の経費及び/または
化合物の能力を考慮に入れて、上限に維持される。好ましくは、ヒドロカルビル
基は30未満の炭素原子を含む。
【0033】 好ましくはR1は、アルキルまたは置換アルキルで、好ましくはC1〜C30、さ
らに好ましくはC6〜C18、さらに好ましくはC8〜C14を含み、これらは分岐で
も直鎖でもよく、そして置換基は好ましくはヒドロキシ、スルホネート、ホスホ
ネート、アミン、及び芳香族基を含むことができる。
【0034】 一般に、エトキシル化メルカプタンは、エチレンオキサイドと式R1SHのメ
ルカプタンの反応から調製でき、ここでR1は上述のように定義される。R1SH
の例は、ベンジルメルカプタン、シクロヘキシルメルカプタン、ジペンテンジメ
ルカプタン、エチルメルカプタン、エチルシクロヘキシルジメルカプタン、エチ
ルチオエタノール、イソプロピルメルカプタン、n−ブチルメルカプタン、n−
デシルメルカプタン、n−ドデシルメルカプタン、n−ヘキシルメルカプタン、
n−オクチルメルカプタン、n−プロピルメルカプタン、ピナニルメルカプタン
−2、s−ブチルメルカプタン、t−ブチルメルカプタン、t−ドデシルメルカ
プタン(例えば、オクラホマ州、BartelsvilleのPhillips Speciality Chemical
sから入手できるSulfole(R)120)、t-混合メルカプタン(例えば、オクラホマ州
、BartelsvilleのPhillips Speciality Chemicalsから入手できるSulfole(R)100
)、t−ノニルメルカプタン(例えば、オクラホマ州、BartelsvilleのPhillips
Speciality Chemicalsから入手できるSulfole(R)90)、1,2エタンジチオー
ル、2−エチルヘキシル−3−メルカプトプロピオネート、2−メルカプトエタ
ノール、及び3−メルカプト−1−プロパノールを含むが、これらに限定されな
い。
【0035】 好ましくはエトキシル化メルカプタンは、エトキシル化アルキルメルカプタン
、最も好ましくはメルカプタン1モルあたり約4〜12モルのエトキシル度を有
するエトキシル化アルキルメルカプタンを含み、メルカプタン1モルあたり6モ
ルのエトキシル度を有するもののようなエトキシル化第3ドデシルメルカプタン
、例えばRhone-Poulencによって製造されオハイオ州ElyriaのShibley Chemicals
から入手できるALCODET 260、メルカプタン1モルあたり8モルのエトキシル度
を有するもの、例えばRhone-Poulencによって製造されオハイオ州ElyriaのShibl
ey Chemicalsから入手できるALCODET SK、メルカプタン1モルあたり10モルの
エトキシル度を有するもの、例えばRhone-Poulencによって製造されオハイオ州E
lyriaのShibley Chemicalsから入手できるALCODET 218、 並びにメルカプタン1
モルあたり約4.9〜約8.2モルのエトキシル度を有するもののようなエトキ
シル化n−ドデシルメルカプタンを含むがこれらに限定されない。ノースキャロ
ライナ州、バーリントンのBurlington Chmeicalから入手できるBurco TMEは特に
好ましいエトキシル化アルキルメルカプタンである。メルカプタン1モルあたり
約6.7モルのエトキシル化度を有するエトキシル化2−フェニルエチルメルカ
プタンも好ましい。
【0036】 好ましくは、酸化エトキシル化メルカプタンが本発明にしたがって組成物中に
利用される。特に、酸化エトキシル化メルカプタンが、金属表面からのスケール
除去を禁止することなく、優秀な腐食禁止を与えることが注目される。従って、
エトキシル化メルカプタンは、HDPEと組み合わせたときに非常に低いレベル
の金属損失だけで優秀な腐食禁止を与えることが発見されたが、酸化エトキシル
化メルカプタンがHDPEと組み合わされたときにより大きい腐食禁止を与える
ことがさらに発見された。
【0037】 エトキシル化メルカプタンは種々の手順を利用して酸化でき、そして本技術に
おける当業者は、ここに与えられる手引きに従ってエトキシル化メルカプタンを
酸化することができる。例えば、John Wiley & Sonsによって出版された"Advanc
ed Organic Chemistry" by Jerry March, 3rd Edition, pages 1089-1090, 1985
に開示されるもののような方法があり、これは参照によって全体においてここに
組み込まれる。
【0038】 例えば、エトキシル化メルカプタンを酸化する方法を限定することなく、エト
キシル化メルカプタンは過酸化水素を使用して酸化されることができる。本発明
に従うエトキシル化メルカプタンの酸化の一例として、エトキシル化メルカプタ
ンは過酸化水素と、好ましくは約1〜70重量%、さらに好ましくは約30〜5
0重量%の過酸化水素を含む水溶液を利用して、約25〜100℃、さらに好ま
しくは約40〜60℃の温度において、エトキシル化メルカプタンを酸化するた
めに十分な時間、好ましくは約30〜8時間、さらに好ましくは約1〜2時間反
応させることができる。
【0039】 残留した過酸化水素は、酸化されたエトキシル化メルカプタンに有害でないか
または実質的に無害な、過酸化水素を除去するいかなる方法を用いても除去でき
る。例えば、残留過酸化水素は、酸化エトキシル化メルカプタン及び残留過酸化
水素、または過酸化水素のための触媒を含む反応組成物のpHを上昇させること
によって除去できる。例えば、反応組成物のpHは少なくとも約10に上げるこ
とができ、そして白金、パラジウム、塩化鉄、塩化コバルト及び塩化銅の少なく
とも1種のような触媒が反応組成物に添加できる。pHの上限はないが、好まし
くはpHは約14未満に維持され、好ましい範囲は約10〜12である。
【0040】 理論によって束縛されたくはないが、エトキシル化メルカプタンの硫黄成分は
酸化反応においてスルホキシドに酸化されると考えられる。さらに、スルホキシ
ドの少なくともいくらかがさらにスルホンに酸化されると考えられる。よって、
酸化エトキシル化メルカプタンはスルホキシド及び/またはスルホン基を含むと
考えられる。
【0041】 本発明の目的のために、用語エトキシル化メルカプタンは、1種以上のエトキ
シル化メルカプタンの混合物を含むことができ、そして用語酸化エトキシル化メ
ルカプタン(代わりに、ここでエトキシル化メルカプタンの誘導体とも呼ぶ)は
1種以上の酸化エトキシル化メルカプタンの混合物を含むことができる。さらに
、本発明に従い、エトキシル化メルカプタン及び酸化エトキシル化メルカプタン
の混合物が存在し得る。
【0042】 本発明の洗浄組成物は典型的には、流れ発生装置、熱交換器、及び水性媒質へ
の熱転移が起こる他の高圧容器に加えられる。これらの系はしばしば、マグネタ
イトのスケール形成が起こり得る、鉄金属表面を有する。
【0043】 洗浄剤組成物は好ましくは、その中にチューブシートと支持板によって適所に
保持された金属チューブの束を有する、加圧水反応器核流れ発生装置の第2の側
において使用される。
【0044】 本洗浄剤組成物は、上記の系のような系に、例えば、系が操作を受けている活
性再循環系として、オンラインであることによるような通常の系性能を少なくと
も部分的に、そして好ましくは実質的に完全にまたは完全に達成するために、添
加し得る。洗浄組成物は好ましくは、洗浄剤組成物をオフライン核流れ発生装置
へ加えるように、オフラインでも添加し得る。オフラインの添加は、静的洗浄を
含み、ここでは洗浄組成物が移動せず、または実質的に移動せず、例えば洗浄そ
は容器及び/またはパイプに加えられ、そしてその中で再循環しない。さらに、
オフライン添加はスケール除去を含み、ここでは洗浄組成物は、窒素のような不
活性ガスでの通気による、またはポンプ及び/または重力によるような循環によ
る攪拌等によって流れるようにされる。オフラインで添加されるときは洗浄組成
物は、7日程度、10日程度またはそれ以上のような長期間、金属表面と接触し
たままであることができる。この期間は、水の温度及び内部に含まれる表面のマ
グネタイトスケールの量に依存する。特に、温度が低いほど、スケールの除去の
ために長い接触時間が要求される。例えば、約25〜100℃の温度において、
静的洗浄系では、洗浄組成物は約3時間〜10日間、洗浄されるべき表面と接触
させることができる。
【0045】 典型的には、洗浄組成物は水溶液として添加される。組成物の個々の成分は、
処理する個々の系に依存して、別々に、または一緒に加えられ得る。さらに、洗
浄組成物は正味で処理されるべき系に加え得る。系に添加される洗浄組成物の全
量は、マグネタイトの量及び水の温度に依存して変化する。洗浄組成物は処理さ
れるべき系に、系中100万部溶液あたり、約0.1〜約50000部のエトキ
シル化メルカプタン、さらに好ましくは系中100万部溶液あたり約0.1〜約
20000部のエトキシル化メルカプタン、さらに好ましくは系中100万部溶
液あたり約500〜約10000部のエトキシル化メルカプタン、さらに好まし
くは系中100万部溶液あたり約1000〜約5000部のエトキシル化メルカ
プタンの範囲の量で加え得、一つの好ましい値は、系中100万部溶液あたり約
2500部のエトキシル化メルカプタンである。さらに、洗浄組成物は系中10
0万部の溶液あたり約1〜200000部のHDPE、好ましくは系中100万
部の溶液あたり約5000〜100000部のHDPE、好ましくは系中100
万部の溶液あたり約20000〜80000部のHDPEの範囲の量で処理され
る系に加え得、一つの好ましい値は系中100万部の溶液あたり約43500部
のHDPEである。
【0046】 HDPEの、エトキシル化メルカプタン及び酸化エトキシル化メルカプタンの
少なくとも1種に対する重量比は約4:1〜200:1、さらに好ましくは約4
:1〜80:1、さらに好ましくは約4:1〜50:1の範囲であり、一つの好
ましい重量比は約17:1である。
【0047】 本発明の洗浄組成物は、系中の他の目的に役立つ追加の化学薬品で処理される
系に加え得る。このことは、その化学薬剤が洗浄溶液と共に添加されるか、また
は水性系中に既に存在するかにかかわらず真実である。
【0048】 これらの他の化学薬剤は典型的には、L−アスコルビン酸、ヒドロキノン、亜
硫酸ナトリウム、ジエチルヒドロキシルアミン、ヒドラジン、エリソルビン酸ま
たはカルボヒドラジンのような還元剤;カルボキシレート(例えばポリアクリル
酸、ポリメタクリル酸及びこれらのコポリマー)、ポリアルケニルホスホン酸の
ようなアニオンポリマー;ホスフェートエステル、ポリエチレンオキサイド、ポ
リプロピレンオキサイド、及びこれらのコポリマー、脂肪酸アミド及びエトキシ
ル化アルコールのような界面活性剤;キシレンスルホン酸ナトリウムのようなヒ
ドロトロープ;及びベンゾトリアゾール及びトリルトリアゾールのような銅腐食
禁止剤のような腐食禁止剤であり得る。本発明の目的のために、この列挙された
ものは単に代表例であって、排他的であることを意味しない。
【0049】 さらに、上記したように、本発明の組成物及び方法は、本発明のエトキシル化
メルカプタン及び/または酸化エトキシル化メルカプタンに加えて他の腐食禁止
剤を含み得ることが注目される。
【0050】 本発明の洗浄は、少なくとも5またはそれ以上、好ましくは少なくとも6また
はそれ以上のpHで使用することができ、好ましい範囲は約5〜12、さらに好
ましくは約6〜12、さらに好ましくは約6〜8である。洗浄組成物のpHは、
系のpHを上げることができる種々の物質を使用して、好ましくはNaOH、K
OHのようなアルカリ金属水酸化物、有機アミンまたはアンモニアを使用するこ
とによって、約5以上、さらに好ましくは約6以上、さらに好ましくは約6〜8
のpHに調節することができる。
【0051】 鉄金属表面(特に、PWR核流れ発生装置の二次側)からマグネタイト付着物
を除去する能力以外に、本発明者らは、本洗浄組成物が、化石燃料系内の操作雨
ボイラー洗浄、オフラインおよびオンラインボイラー洗浄、閉鎖またはオープン
ループ冷却系および熱交換機の洗浄において有用であることを認識する。
【0052】 本発明は、特定の実施例に関して説明されるが、これらは単に本発明の代表例
であって、本発明を限定するものと解釈されるべきでない。 実施例 本発明は以下の非限定実施例において例示され、これらは代表例の目的で与え
られ、そして本発明の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。実施例中
の全ての部数及びは百分率は他に注記しない限り重量による。
【0053】 実施例において利用される成分について、実施例において使用する略称は表1
に定義され、表1の一つの欄は成分の通称を、そして一つはどのようにして成分
が得られたかを、例えばその供給源を示すかまたはどのように化学化合物が調製
されたかを示すことによって、与える。
【0054】 穏やかな鋼腐食及び鉄酸化物の溶解の検討を、250mLの3首ガラスフラス
コ内で実施した。このフラスコを処理容器と呼ぶ。容器表面を、いくつかのアリ
コートのアセトンで濯ぎ、その後脱イオン水で濯いだ。マグネタイト(0.55
55g、公称80ミクロンの粒子サイズ、マサチューセッツ州、ニューベリーポ
ートのStrem Chemical)及び脱イオン水(1mL)を処理容器に導入してスラリ
ーを形成した。
【0055】 試験洗浄溶液を別に調製した。洗浄溶液の成分を250mLのパイレックス(
登録商標)ビーカー内の脱イオン水(100mL)に加えた。洗浄溶液を次に水
酸化アンモニウムで、実施例中に示したpHへ滴定した。ビ―カーの体積を脱イ
オン水で199mLに増し、そして溶液を通常140°Fまたは示された温度に
加熱した。
【0056】 洗浄剤が温度に達したとき、マグネタイトを含む処理容器をヒーター上に置き
、そして処理容器にゆっくりと洗浄溶液を注ぎ、そして通常140°Fまたは示
された温度に加熱した。得られた溶液はFeとして2000ppmのマグネタイ
ト、及び望まれる濃度の洗浄溶液を含んでいた。表面積18.704cm2の1
010軟鋼のクーポンを容器内に水平に、洗浄溶液内に十分に浸されるように置
いた。金属クーポンはアラバマ州MumfordのMetal Samples Inc.から得た。
【0057】 使用前に、金属クーポンをアセトン中で室温において超音波処理した。クーポ
ンの表面を軽石で磨き、脱イオン水で濯ぎ、そして圧縮窒素で乾燥することによ
って準備した。最初のクーポンの重量を記録した。クーポンを処理容器に加えた
後、温度計、エアロック及びシールしたガラスアダプターを処理容器に挿入した
。日付と初期条件(時間、pH及び温度)を記録した。次に溶液を指定された洗
浄時間、温度に維持した。
【0058】 洗浄時間の後、温度、乾燥したフィルターの重量及び時間を記録した。クーポ
ンを処理容器から取り出し、ゆるい酸化物を処理容器内で穏やかに濯ぎ戻した。
クーポンの表面をインヒビテッドアシッド内に10分間浸し、その後、濯ぎ、そ
して窒素流れで乾燥した。次に最終のクーポン重量を量った。溶解性能を、乾燥
しかつ予備秤量した0.2μmフィルターを通しての、10psigに設定した
真空ポンプを使用した熱処理洗浄溶液の濾過によって決定した。使用した濾紙を
乾燥し、再び秤量した。洗浄剤溶液の濾液の試料を、Inductively Coupled Plas
ma Atomic Emission Spectropcopy(ICP)による鉄分析のため、及び最終溶液のp
Hの決定のために、採取した。
【0059】 洗浄剤の性能をクーポン及び下の式内のフィルター重量を使用して評価した。
すべての重量はグラム単位で示すことに注意されたい。 溶解(%) ((初期酸化物重量−最終酸化物重量)/初期酸化物重量)×100。
【0060】 金属損失(ミクロン) ((初期クーポン重量−最終クーポン重量)×1000×0.9799)/14
.37。
【0061】 腐食禁止(%) ((金属損失[禁止剤なし]−金属損失[禁止剤あり])/金属損失[禁止剤
なし])×100。
【0062】 表1は実施例において利用した材料を説明する。
【0063】
【表1】
【0064】
【数1】
【0065】 表2は、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)、CCI−801(アルキルチ
オポリアミノ−アミド)及びヒドラジンを含む比較実施例1〜4を例示する。
【0066】
【表2】
【0067】 これらの試験結果は、EDTA及びCCI−801(アルキルチオポリイミド
−アミド)の組合せが低めの温度では機能しないことを示す。しかし、HEDP
はこれらの温度でマグネタイトを溶解することがわかった。これらのHEDP溶
液は金属表面にたいしていくぶん攻撃的であることがわかった。
【0068】 さらなる試験を、HEDPの4.35重量%水溶液を使用して行った。これら
の結果は、本発明の実施例及び比較実施について表3に示した。
【0069】
【表3】
【0070】 表3に示すように、本発明の組成物は、HEDPとプロポキシル化メルカプタ
ンの組合せより、マグネタイト溶解能を有意に減じることなく、ベース金属の損
失を有効に禁止することが証明された。140°Fにおいて、CCI−801の
HEDPへの添加は、腐食の減少を生じるが、マグネタイトの溶解の減少をも生
じる。さらに、ジブチルチオ尿素も有効であるが、17重量%の硫黄を含み、そ
して発癌物質と疑われている。例えばBurco TMEはわずか5重量%を含み、そし
て取り扱いが容易である。
【0071】 さらに、表4は、エトキシル化メルカプタンと比較して、酸化エトキシル化メ
ルカプタンを利用したときに、腐食禁止のさらなる増加/減じられた金属損失及
び優秀な溶解を示す。
【0072】
【表4】
【0073】 さらに、表5は、7.1以外のpHの使用を示す。いくつかの実施例はヒドラ
ジンを含むことが注目される。
【0074】
【表5】
【0075】 本発明を、その特別の態様に関して説明してきたが、本発明の多数の他の形態
及び修正が本技術の当業者に明らかあることは明らかである。特許請求の範囲及
び本発明は一般に、すべてのそのような明白な形態及び修正をカバーすると理解
されるべきであり、これらは本発明の精神及び範囲内のものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C23F 11/16 C23F 11/16 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4H003 DA13 DB01 EA12 EB04 EB09 EB13 EB17 EB20 EB21 EB24 EB28 ED02 FA15 4K062 AA03 BB07 BB21 CA10 FA05 FA06 GA08 GA10

Claims (97)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属表面からのスケールを含む鉄酸化物を洗浄する方法であ
    って、 該金属表面を、エトキシル化メルカプタン及び酸化されたエトキシル化メルカ
    プタンの少なくとも1種と1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸と
    を含む水性組成物と接触させることを含む、前記の方法。
  2. 【請求項2】 該エトキシル化メルカプタンが式 H-(-O-CH2-CH2-)n-S-R1 (中R1はヒドロカルビル基であり、nは1〜100である)を有し、そして酸
    化エトキシル化メルカプタンがその酸化された誘導体を含む、請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 エトキシル化メルカプタンが、R1SHの式を有する少なく
    とも1種のメルカプタンから調製され、ここでR1SHはベンジルメルカプタン
    、シクロヘキシルメルカプタン、ジペンテンジメルカプタン、エチルメルカプタ
    ン、エチルシクロヘキシルジメルカプタン、エチルチオエタノール、イソプロピ
    ルメルカプタン、n−ブチルメルカプタン、n−デシルメルカプタン、n−ドデ
    シルメルカプタン、n−ヘキシルメルカプタン、n−オクチルメルカプタン、n
    −プロピルメルカプタン、ピナニルメルカプタン−2、s−ブチルメルカプタン
    、t−ブチルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタン、t−ノニルメルカプタ
    ン、1,2−エタンジチオール、2−エチルヘキシル−3−メルカプトプロピオ
    ネート、2−メルカプトエタノール、及び3−メルカプト−1−プロパノールの
    少なくとも1種を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 R1がt−ドデシルである、請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 R1がt−ノニルである、請求項2に記載の方法。
  6. 【請求項6】 R1がC1〜C30アルキルまたは置換アルキルである、請求項
    2に記載の方法。
  7. 【請求項7】 該アルキルまたは置換アルキルが分岐である、請求項6に記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 該アルキルまたは置換アルキルが直鎖である、請求項6に記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 nが4〜20である、請求項6に記載の方法。
  10. 【請求項10】 エトキシル化メルカプタンが酸化されたエトキシル化メル
    カプタンである、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 nが4〜12である、請求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】 エトキシル化メルカプタンが酸化されたエトキシル化メル
    カプタンである、請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 R1が30以下の炭素原子を有する、請求項2に記載の方
    法。
  14. 【請求項14】 nが4〜20である、請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 エトキシル化メルカプタンが酸化されたエトキシル化メル
    カプタンである、請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 nが4〜12である、請求項14に記載の方法。
  17. 【請求項17】 エトキシル化メルカプタンが酸化されたエトキシル化メル
    カプタンである、請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 エトキシル化メルカプタンがエトキシル化t−ドデシルメ
    ルカプタンである、請求項2に記載の方法。
  19. 【請求項19】 エトキシル化メルカプタンが酸化されたエトキシル化メル
    カプタンである、請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 エトキシル化t−ドデシルメルカプタンが、メルカプタン
    1モルあたり約6〜10モルのエトキシル化度を有する、請求項18に記載の方
    法。
  21. 【請求項21】 エトキシル化メルカプタンが酸化されたエトキシル化メル
    カプタンである、請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 エトキシル化分岐メルカプタンが、メルカプタン1モルあ
    たり約8モルのエトキシル化度を有する、請求項20に記載の方法。
  23. 【請求項23】 エトキシル化メルカプタンが酸化されたエトキシル化メル
    カプタンである、請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】エトキシル化メルカプタンが、エトキシル化n−ドデシルメ
    ルカプタンを含む、請求項2に記載の方法。
  25. 【請求項25】 エトキシル化メルカプタンが酸化されたエトキシル化メル
    カプタンである、請求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 エトキシル化n−ドデシルメルカプタンが、メルカプタン
    1モルあたり約4.9〜8.2モルのエトキシル化度を有する、請求項24に記
    載の方法。
  27. 【請求項27】 エトキシル化メルカプタンがエトキシル化2−フェニルエ
    チルメルカプタンを含む、請求項2に記載の方法。
  28. 【請求項28】 エトキシル化メルカプタンが酸化されたエトキシル化メル
    カプタンである、請求項27に記載の方法。
  29. 【請求項29】 エトキシル化2−フェニルエチルメルカプタンが、メルカ
    プタン1モルあたり約6.7モルのエトキシル化度を有する、請求項27に記載
    の方法。
  30. 【請求項30】 金属表面が鉄金属である、請求項1に記載の方法。
  31. 【請求項31】 金属表面が核流れ発生装置系中にある、請求項1に記載の
    方法。
  32. 【請求項32】 該金属表面が核流れ発生装置系中にある、請求項2に記載
    の方法。
  33. 【請求項33】 該金属表面が核流れ発生装置系中にある、請求項15に記
    載の方法。
  34. 【請求項34】該金属表面が核流れ発生装置系中にある、請求項18に記載
    の方法。
  35. 【請求項35】該金属表面が核流れ発生装置系中にある、請求項19に記載
    の方法。
  36. 【請求項36】該金属表面が核流れ発生装置系中にある、請求項24に記載
    の方法。
  37. 【請求項37】 エトキシル化メルカプタンが酸化されたエトキシル化メル
    カプタンである、請求項27に記載の方法。
  38. 【請求項38】 エトキシル化メルカプタン及び酸化されたエトキシル化メ
    ルカプタンの少なくとも1種と1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン
    酸が水性溶液中に含まれる、請求項1に記載の方法。
  39. 【請求項39】 金属表面が水性系と接触している、請求項1に記載の方法
  40. 【請求項40】 エトキシル化メルカプタン及び酸化されたエトキシル化メ
    ルカプタンの少なくとも1種と1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン
    酸が水性溶液中に含まれる、請求項39に記載の方法。
  41. 【請求項41】 金属表面が水性系と接触している、請求項2に記載の方法
  42. 【請求項42】 該組成物が金属表面と10日以下接触したままである、請
    求項41に記載の方法。
  43. 【請求項43】 該組成物が金属表面と7日以下接触したままである、請求
    項42に記載の方法。
  44. 【請求項44】 エトキシル化メルカプタン及び酸化されたエトキシル化メ
    ルカプタンの少なくとも1種と1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン
    酸が別々に水性系に加えられる、請求項39に記載の方法。
  45. 【請求項45】 エトキシル化メルカプタン及び酸化されたエトキシル化メ
    ルカプタンの少なくとも1種と1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン
    酸が、エトキシル化メルカプタン及び酸化されたエトキシル化メルカプタンの少
    なくとも1種と1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸の正味の組成
    物として加えられる、請求項39に記載の方法。
  46. 【請求項46】 該水性系が該系中に、百万部の溶液あたり、エトキシル化
    メルカプタン及び酸化されたエトキシル化メルカプタンの少なくとも1種の溶液
    約0.1〜50000部、及びHEDP約1〜200000部を含む、請求項3
    9に記載の方法。
  47. 【請求項47】 該水性系が該系中に、百万部の溶液あたり、エトキシル化
    メルカプタン及び酸化されたエトキシル化メルカプタンの少なくとも1種約0.
    1〜20000部、及びHEDP約5000〜100000部を含む、請求項4
    6に記載の方法。
  48. 【請求項48】 該水性系が該系中に、百万部の溶液あたり、エトキシル化
    メルカプタン及び酸化されたエトキシル化メルカプタンの少なくとも1種約50
    0〜10000部、及びHEDP約20000〜80000部を含む、請求項4
    7に記載の方法
  49. 【請求項49】 該水性系が該系中に、百万部の溶液あたり、約1000〜
    約5000部のエトキシル化メルカプタンを含む、請求項48に記載の方法。
  50. 【請求項50】 該水性系が該系中に、百万部の溶液あたり、約2500部
    のエトキシル化メルカプタン、及び約43500部のHDPEを含む、請求項4
    9に記載の方法。
  51. 【請求項51】 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸の、エ
    トキシル化メルカプタン及び酸化されたエトキシル化メルカプタンの少なくとも
    1種に対する重量比が約4:1〜約200:1の範囲である、請求項1に記載の
    方法。
  52. 【請求項52】 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸の、エ
    トキシル化メルカプタン及び酸化されたエトキシル化メルカプタンの少なくとも
    1種に対する重量比が約4:1〜約80:1の範囲である、請求項51に記載の
    方法。
  53. 【請求項53】 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸の、エ
    トキシル化メルカプタン及び酸化されたエトキシル化メルカプタンの少なくとも
    1種に対する重量比が約4:1〜約50:1の範囲である、請求項52に記載の
    方法。
  54. 【請求項54】 該組成物が、還元剤、アニオンポリマー、界面活性剤、ヒ
    ドロトロープ及び腐食禁止剤の少なくとも1種をさらに含む、請求項1に記載の
    方法。
  55. 【請求項55】 該組成物が少なくとも1種の還元剤をさらに含む、請求項
    1に記載の方法。
  56. 【請求項56】 該少なくとも1種の還元剤が、L−アスコルビン酸、ヒド
    ロキノン、亜硫酸ナトリウム、ジエチルヒドロキルアミン、ヒドラジン、エリソ
    ルビン酸、及びカルボヒドラジドの少なくとも1種を含む、請求項55に記載の
    方法。
  57. 【請求項57】 該水性系のpHが約5〜12の範囲である、請求項39に
    記載の方法。
  58. 【請求項58】 該水性系のpHが約6〜12の範囲である、請求項57に
    記載の方法。
  59. 【請求項59】 該水性系のpHが約6〜8の範囲である、請求項39に記
    載の方法。
  60. 【請求項60】 該水性系のpHが少なくとも約5である、請求項39に記
    載の方法。
  61. 【請求項61】 該水性系のpHが少なくとも約6である、請求項39に記
    載の方法。
  62. 【請求項62】 該水性系のpHが少なくとも約6.5である、請求項39
    に記載の方法。
  63. 【請求項63】 該水性組成物の温度が約70〜250°Fである、請求項
    1に記載の方法。
  64. 【請求項64】 エトキシル化メルカプタンと酸化されたエトキシル化メル
    カプタンとの少なくとも1種がエトキシル化メルカプタンを含む、請求項1に記
    載の方法。
  65. 【請求項65】 エトキシル化メルカプタンと酸化されたエトキシル化メル
    カプタンとの少なくとも1種が酸化されたエトキシル化メルカプタンを含む、請
    求項1に記載の方法。
  66. 【請求項66】 エトキシル化メルカプタンと酸化されたエトキシル化メル
    カプタンとの少なくとも1種がエトキシル化メルカプタンと酸化されたエトキシ
    ル化メルカプタンとの混合物を含む、請求項1に記載の方法。
  67. 【請求項67】 エトキシル化メルカプタン及び酸化されたエトキシル化メ
    ルカプタンの少なくとも1種と1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン
    酸を含む洗浄組成物。
  68. 【請求項68】 水溶液の形態である、請求項67に記載の組成物。
  69. 【請求項69】 還元剤、アニオンポリマー、界面活性剤、ヒドロトロープ
    及び腐食禁止剤より成る群から選択される化合物をさらに含む、請求項68に記
    載の組成物。
  70. 【請求項70】 少なくとも1種の還元剤をさらに含む、請求項69に記載
    の組成物。
  71. 【請求項71】 該少なくとも1種の還元剤が、L−アスコルビン酸、ヒド
    ロキノン、亜硫酸ナトリウム、ジエチルヒドロキルアミン、ヒドラジン、エリソ
    ルビン酸、及びカルボヒドラジドの少なくとも1種を含む、請求項70に記載の
    組成物。
  72. 【請求項72】 エトキシル化メルカプタンが式 H-(-O-CH2-CH2-)n-S-R1 (中R1はヒドロカルビル基であり、nは1〜100である)を有し、そして酸
    化エトキシル化メルカプタンがその酸化された誘導体を含む、前記の組成物。
  73. 【請求項73】 エトキシル化メルカプタンが、R1SHの式を有する少な
    くとも1種のメルカプタンから調製され、ここでR1SHはベンジルメルカプタ
    ン、シクロヘキシルメルカプタン、ジペンテンジメルカプタン、エチルメルカプ
    タン、エチルシクロヘキシルジメルカプタン、エチルチオエタノール、イソプロ
    ピルメルカプタン、n−ブチルメルカプタン、n−デシルメルカプタン、n−ド
    デシルメルカプタン、n−ヘキシルメルカプタン、n−オクチルメルカプタン、
    n−プロピルメルカプタン、ピナニルメルカプタン−2、s−ブチルメルカプタ
    ン、t−ブチルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタン、t−ノニルメルカプ
    タン、1,2−エタンジチオール、2−エチルヘキシル−3−メルカプトプロピ
    オネート、2−メルカプトエタノール、及び3−メルカプト−1−プロパノール
    の少なくとも1種である、請求項62に記載の組成物。
  74. 【請求項74】 R1がt−ドデシルである、請求項72に記載の組成物。
  75. 【請求項75】 R1がt−ノニルである、請求項72に記載の組成物。
  76. 【請求項76】 R1がC1〜C30アルキルまたは置換アルキルである、請求
    項72に記載の組成物。
  77. 【請求項77】 nが4〜20である、請求項76に記載の組成物。
  78. 【請求項78】 エトキシル化メルカプタンが酸化されたエトキシル化メル
    カプタンである、請求項77に記載の組成物。
  79. 【請求項79】 nが4〜12である、請求項77に記載の組成物。
  80. 【請求項80】 エトキシル化メルカプタンが酸化されたエトキシル化メル
    カプタンである、請求項79に記載の組成物。
  81. 【請求項81】 R1が30以下の炭素原子を有する、請求項72に記載の
    組成物。
  82. 【請求項82】 nが4〜20である、請求項81に記載の組成物。
  83. 【請求項83】 エトキシル化メルカプタンが酸化されたエトキシル化メル
    カプタンである、請求項82に記載の組成物。
  84. 【請求項84】 nが4〜12である、請求項82に記載の組成物。
  85. 【請求項85】 エトキシル化メルカプタンが酸化されたエトキシル化メル
    カプタンである、請求項84に記載の組成物。
  86. 【請求項86】 エトキシル化メルカプタンがエトキシル化t−ドデシルメ
    ルカプタンを含む、請求項72に記載の組成物。
  87. 【請求項87】 エトキシル化メルカプタンが酸化されたエトキシル化メル
    カプタンである、請求項86に記載の組成物。
  88. 【請求項88】 エトキシル化メルカプタンが、エトキシル化n−ドデシル
    メルカプタンを含む、請求項72に記載の組成物。
  89. 【請求項89】 エトキシル化メルカプタンが酸化されたエトキシル化メル
    カプタンである、請求項88に記載の組成物。
  90. 【請求項90】 エトキシル化メルカプタンがエトキシル化2−フェニルエ
    チルメルカプタンを含む、請求項72に記載の組成物。
  91. 【請求項91】 エトキシル化メルカプタンが酸化されたエトキシル化メル
    カプタンである、請求項90に記載の組成物。
  92. 【請求項92】 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸の、エ
    トキシル化メルカプタン及び酸化されたエトキシル化メルカプタンの少なくとも
    1種に対する重量比が約4:1〜約200:1の範囲である、請求項67に記載
    の組成物。
  93. 【請求項93】 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸の、エ
    トキシル化メルカプタン及び酸化されたエトキシル化メルカプタンの少なくとも
    1種に対する重量比が約4:1〜約80:1の範囲である、請求項92に記載の
    組成物。
  94. 【請求項94】 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸の、エ
    トキシル化メルカプタン及び酸化されたエトキシル化メルカプタンの少なくとも
    1種に対する重量比が約4:1〜約50:1の範囲である、請求項93に記載の
    組成物。
  95. 【請求項95】 エトキシル化メルカプタンと酸化されたエトキシル化メル
    カプタンとの少なくとも1種がエトキシル化メルカプタンを含む、請求項67に
    記載の組成物。
  96. 【請求項96】 エトキシル化メルカプタンと酸化されたエトキシル化メル
    カプタンとの少なくとも1種が酸化されたエトキシル化メルカプタンを含む、請
    求項67に記載の組成物。
  97. 【請求項97】 エトキシル化メルカプタンと酸化されたエトキシル化メル
    カプタンとの少なくとも1種がエトキシル化メルカプタンと酸化されたエトキシ
    ル化メルカプタンとの混合物を含む、請求項67に記載の組成物。
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