JP2002535466A - 酸素バリヤー性を改善した配向ピロピレンポリマーフィルム - Google Patents

酸素バリヤー性を改善した配向ピロピレンポリマーフィルム

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JP2002535466A
JP2002535466A JP2000596068A JP2000596068A JP2002535466A JP 2002535466 A JP2002535466 A JP 2002535466A JP 2000596068 A JP2000596068 A JP 2000596068A JP 2000596068 A JP2000596068 A JP 2000596068A JP 2002535466 A JP2002535466 A JP 2002535466A
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ティン エヌ ングイェン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】酸素バリヤー性の改善されたポリプロピレンフィルムを提供する 【解決手段】酸素バリヤーの改善は、フィルムが製造されるポリプロピレンポリマー組成物中に、主に結晶性のプロピレンポリマー材料から成るグラフトコポリマーを導入することによって達成される。グラフトコポリマーは、スチレン、p−アルキルスチレン、アクリル酸、アルクアクリル酸、アルキルアルクアクリル酸、アクリロニトリル及び、エチレン、酢酸ビニルを伴うか伴わないグループの重合モノマー材料のグラフトしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、化学分野に属し、プロピレンポリマーから形成されるフィルムに関
する。
【従来の技術】
主に結晶性のプロピレンのホモポリマーは、ポリプロピレンの販売で、多くの
用途でトン単位の使用を達成している。それらの一つに、フィルムの製造があり
、特に、包装、例えば、ポテトチップス等のスナック食品の包装で使用される二
軸配向フィルムの製造がある。事実、その様なフィルムは、「BOPP」フィル
ムとして知られる様になっている。 ポリプロピレンフィルムは、例えば、化学的抵抗性及び優れた水分バリヤー性
の様な有利な性質を有する一方で、酸素に対するバリヤーが良好ではない。即ち
、このフィルムの酸素透過は多くの包装フィルム用途にとっては尚多い。酸素バ
リヤー性のこの問題は、又、プロピレンとエチレン及び1−ブテンの様なその他
の1−オレフィンとの主に結晶性のランダムコポリマーから形成されるフィルム
の場合にも存在する。この問題を解決する為の努力には、このフィルムを、良好
な酸素バリヤー性を有する其の他の合成樹脂のフィルムでラミネートしたり、例
えば、所謂硬い樹脂の様な添加剤を、フィルムが形成されるプロピレンポリマー
組成物に導入することが含まれる。幾つかの理由で、その様な努力は全体的に不
十分であった。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、主に結晶性のポリプロピレン及び、主に結晶性のポリプロピレン
と或種の重合モノマー材料とのグラフトコポリマーとの溶融ブレンドが、二軸配
向フィルムの形態において、酸素透過に対して良好なバリヤーである組成物を与
えることの発見に基づくものである。然しながら、本発明は、この発見よりもな
お広いものである。
【課題を解決するための手段】 本発明は、要するに、 (1)主に結晶性のポリプロピレンポリマー及び、ブロピレンとエチレン及びブ
テンから成る群から選ばれる1−オレフィンとの主に結晶性のコポリマー並びに
ターポリマーから成る群から選ばれるプロピレンポリマー材料であって、コポリ
マーとターポリマーとが50モル%より多いプロピレン単位を有する材料、及び
、 (2)(a)主に結晶性のポリプロピレンポリマー及び、ブロピレンとエチレン
及びブテンから成る群から選ばれる1−オレフィンとの主に結晶性のコポリマー
並びにターポリマーから成る群から選ばれるプロピレンポリマー材料であって、
コポリマーとターポリマーとが50モル%より多いプロピレン単位を有する材料
、及び (b)スチレン、p−アルキルスチレン、アクリル酸、アルクアクリル酸
、アルキルアクリレート、アルキルアルクアクリレート、アクリロニトリル及び
酢酸ビニルから選ばれ、エチレンを伴うか伴わないモノマーの群から選ばれる重
合モノマー材料であって、アルキル置換体を持つこれらのモノマーにおけるアル
キルが、2〜4個の炭素を有する重合モノマー材料、 とのグラフトコポリマーから成る群から選ばれるグラフトコポリマー材料、 とから成る溶融ブレンドで、該グラフトコポリマー材料の濃度が、該フィルムの
酸素透過率をグラフトコポリマー材料が存在しない時よりも実質的に少なくする
濃度である溶融ブレンドから形成される配向フィルムを広範囲に含む。
【0003】
【発明の実施の態様】
本発明の配向フィルムが形成されるブレンドの一つの一般的な実施態様でのプ
ロピレンポリマー材料は、引用されるグループの一つのプロピレンポリマーのみ
から構成される。その他の一般的な実施態様では、二種以上のその様なポリマー
から構成される。プロピレンポリマー材料が選択されるグループのメンバーの全
て、及びそれらの製造方法は一般的に公知である。 本発明の配向フィルムが形成されるブレンドの一つの一般的な実施態様でのグ
ラフトコポリマー材料は、引用されるグループの一つのグラフトポリマーのみか
ら構成される。その他の一般的な実施態様では、二種以上のその様なグラフトポ
リマーから構成される。それらの一般的な実施態様の更に特別な実施態様では、
グラフトされた重合モノマー材料は、一つのグラフトされた重合モノマーのみか
ら構成される。其の他、これらの一般的な実施態様の更に特別な実施態様では、
グラフトされた重合モノマー材料は、二種以上のグラフトされた重合モノマーを
含む。グラフトコポリマーのグループのメンバー及びそれらの製造方法は、一般
に公知である。その様な方法の例には、EP519,341(1996年8月1
4日発行)に開示されている照射方法及び同じ特許に開示されている過酸化物方
法がある。この特許の関連する開示は、ここに参照として導入される。
【0004】 両方法においては、そして、特に過酸化物方法においては、プロピレンポリマ
ー材料のかなりの量(未反応モノマー材料を除去後の残留グラフトコポリマー生
成物の80質量%程度)がグラフトされない。従って、幾つかの実施態様では、
グラフトコポリマー生成物は、グラフトコポリマー材料成分ばかりでなく、この
ブレンドのプロピレンポリマー材料成分の全てを備えている。然しながら、殆ど
の実施態様では、グラフトコポリマー生成物は、プロピレン生成物材料の一部を
供給するのみである。 又、両方法では、そして、特に過酸化物方法では、非グラフト重合モノマー材
料が形成される。その様な量は、夫々の場合の方法のグラフトコポリマー生成物
の50質量%程である。然しながら、溶融ブレンドでのその様な量の存在は一般
に許容され得る。 一般に、ブレンド中のグラフトコポリマー材料の濃度がプロピレンポリマー材
料の約10〜90質量%で満足な結果が得られる。 必須の成分に加えて、即ち、プロピレンポリマー材料及びグラフトコポリマー
材料に加えて、この溶融ブレンドの多くの実施態様は、耐酸化剤、熱安定剤、紫
外線抑制剤等から成る群から選ばれる通常の濃度の安定材を含む。更に、溶融ブ
レンドの実施態様は、通常の濃度の其の他の添加剤、例えば、核形成材料、充填
材、増量材、着色材、制酸材、機械的性質改善材(例えば、エチレン−オクテン
コポリマーゴムの様なポリオレフィンタイプゴム)等を含むことが出来る。
【0005】 溶融ブレンド及びその配向フィルムは、通常の方法及び手段で製造される。 本発明の配向フィルムの殆どの実施態様は二軸配向であるが、一軸配向のフィ
ルムも本発明の広範囲の概念の中に入るものである。 本発明を実施する際に考慮される最善の方法は、以下の表に示された実施例1
〜23によって示される。これらの実施例は、本発明の配向フィルム、それらの
組成物及びそれらの物理的試験で得られた酸素透過データを含む一般的なデータ
の特定の実施態様を例示するものである。 これらのデータは、以下の表に示された組成物の配向フィルムサンプルでの研
究において得られたもので、表に示される物性が測定された。 その研究においては、グラフトコポリマー生成物は、過酸化物方法によって造
られた。その様な生成物の為の出発プロピレンポリマー材料は、KPO10とし
てMontel USA Inc.から市販されているプロピレンホモポリマー樹脂(ポリマー
+使用に際して配合されるまでポリマーを安定化する為にそのポリマーの製造時
に添加された通常の安定剤)から成る。この樹脂の一般的な性質は、球状粒子、
メルトインデックス=10dg/分(230℃、2.16kgで)、空隙率=0
.44cc/g、及び室温キシレン不溶解画分=96.5質量%である。
【0006】 様々なグラフトポリマーを製造する為に使用されるモノマー材料は、メチルメ
タクリレートとメチルアクリレート、メチルメタクリレートとメタクリル酸、及
びメチルメタクリレートとアクリロニトリルの混合物である。これらの混合物中
のメチルアクリレートの濃度は、5モル%であった。 過酸化物は、t−ブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノエートであった。ミ
ネラルスピリット中の溶液(50質量%)として使用された。この溶液は、一般
に、Elf Atochem North America, Inc.のLupersol PMSとして市販されている。 各実施例においては、100部(全ての部は質量である)の樹脂が機械的攪拌
反応器に導入され、反応器の内部は窒素フラッシングで不活性化され、反応器内
容物は、反応温度に加熱維持された。次いで、樹脂100部当り95部のモノマ
ー材料が、毎分樹脂100部当りモノマー材料1部の割合で反応器に導入され、
一方、同時に、過酸化物溶液が、導入されているモノマー材料の100モル当り
過酸化物1モルの当量割合で反応器に導入された。モノマー材料と過酸化物溶液
の導入が完了した後、反応器内容物の攪拌を続けながら、それらを125℃で3
0分間維持し、次いで、グラフトコポリマー生成物粒子から残留モノマー材料を
窒素と共にパージしながら、1.5〜2.0時間、140℃に上昇させた。
【0007】 各実施例の組成物のサンプルの表に示される組成は、グラフトコポリマー粒子
と広い分子量分布ポリプロピレン樹脂(「BMWD−PP」)と追加の安定材と
を混合することによって調製された。この樹脂は、KM210としてMontel USA
Inc.から市販されている。この樹脂の一般的な性質は、Mw/Mn=>6、メ
ルトインデックス=1.1g/分(230℃、2.16kgで)、及び室温キシレ
ン不溶解画分=97.8質量%である。サンプル中のBMWD−PPの量は、以下の
表の実施例において報告されている全重合モノマー材料(KPO10ポリマーにグ
ラフトしたもの、及びKPOポリマーにグラフトしなかったものの両方)の有効付
加水準(Effective Add Level)を与える量である。全実施例における安定材は、
通常のフィルム用の制酸剤と通常のフィルム用のフェノール系耐酸化剤を1:4
の質量割合で含む。実施例5では、然しながら、安定材は、異なる、通常のフィ
ルム用の制酸材、異なる、通常のフィルム用のフェノール系耐酸化剤、及び通常
のフィルム用の亜燐酸タイプの安定材を、略1:1:1の質量割合で含む。実施
例5の安定材の異なる組成物が結果を歪めるとは考えないが、ここに、正確を期
す為に報告される。これに関しては、安定材は本発明の中心に有るものではない
ので、成分の化学的タイプが開示される限り、安定材成分を特に特定する為に実
施される最善の方法を実施可能とする必要性はないものと考える。 各実施例は、34mm、同軸回転、内部メッシュの、Leistritz LMS二軸スク
リュー押出機で、バレル温度240℃、スクリュー速度250rpm、及び押出
し量13.6kg/hで、或いは、40mm、同軸回転、内部メッシュの、Wern
er&Pfleiderer ZSK二軸スクリュー押出機で、バレル温度210℃、スクリュー
速度500rpm、及び押出し量73kg/hの何れかで溶融押出しされた。
【0008】 この様にして押出されたサンプルを、250℃で0.635mm(25mil
)の厚さのシートにキャストし、水冷チルロールで急冷した。 次いで、シートの5.1cm(2インチ)x5.1cm(2インチ)の試料の四つ
の側全てをTM Longストレッチャーでクランプし、140〜160℃の温度に加
熱した後、この試料を、毎分9000%のストレッチ速度で、両方向に6:1の
ストレッチ割合の機械で二軸にストレッチした。この様にして得られた二軸配向
フィルム試料の厚さは、略0.0254mm(1mil)であった。 この様にして得られた全てのフィルム試料を230℃、相対湿度50%で少な
くとも2週間養生した。その後、以下の物性を、示された方法によって測定した
。 引張り強度、ヤング率及び破断時の伸び ASTMD882 酸素透過率(「OTR」) ASTMD3985-81 (23.3℃で且つ乾燥条件) [「OTR」は、ccxmil/m2/24hrs (ccx0.0254mm/m2/24hrsに相当) で表される。] 曇り度及び明度 Byk Gardner YK Haze-Guard meterで測定。
【0009】 以下の表は、各実施例の配向フィルムの組成物及びそれらの物性を測定して得
られたデータを示す。これらのデータは、異なる時間で造られたサンプルについ
て得られたものである。異なる時間で造られた組成物の複数サンプルの場合には
、物理的測定データには通常の変動が存在した。これらは、平均化され、その平
均が、「データの数」の欄で示される様に、平均化された値の数が表で報告され
る。 更に、最初の表は、市販のフィルム用のポリプロピレン樹脂(ポリプロピレン
+通常の安定材)について得られたデータの比較を含む。 表中の略字及びその意味は、次の通りである。 「AN」は、アクリロニトリルである。 「MAA」は、メタクリル酸である。 「MeAc」は、メチルアクリレートである。 「PP」は、ポリプロピレンである。 「PP−g−PMMA」は、重合メチルメタクリレートと重合メチルアクリレー
トがグラフトしたポリプロピレンから成るグラフトコポリマー生成物である。 「PP−g−PMMA/AN」は、重合メチルメタクリレートと重合アクリロニ
トリルがグラフトしたポリプロピレンから成るグラフトコポリマー生成物である
。 「PP−g−PMMA/MAA」は、重合メチルメタクリレートと重合メタクリ
ル酸がグラフトしたポリプロピレンから成るグラフトコポリマー生成物である。 「na」は、利用できないことを意味する。
【0010】
【実施例】
【表1】
【0011】
【表2】
【0012】
【表3】
【0013】
【表4】
【0014】
【表5】
【0015】
【表6】
【0016】
【表7】
【0017】
【表8】
【0018】
【表9】
【0019】 上記表のデータは、本発明の配向フィルムの顕著な酸素バリヤー性を証明して いる。 本発明の其の他の実施態様及び特徴は、前述の開示を読んだ後の当業者のとっ ては容易に明らかとなるであろう。その様な実施態様は、クレームの用語によっ て或いは均等の原理内にはないそれらから明白に排除されない限り、クレームさ れた内容の精神と範囲内にある。 本明細書において使用される「フィルム」と言う用語は、その厚味が0.25
4mm(10mil)以下のシートを意味する。 本明細書の「から成る」と言う表現は、本質的性質及び特徴に実質的に逆の影
響を及ぼすのに不十分な濃度にある一種以上の引用されていない物質を許容しな
がら、定義されているものの組成物の本質的性質及び特徴に実質的に逆の影響を
及ぼすのに十分な濃度にある引用されていない物質を排除するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C U,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD ,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN, IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,L K,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK ,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,T M,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA ,ZW (72)発明者 ングイェン ティン エヌ アメリカ合衆国 バージニア州 22044 フォールズ チャーチ ポッタートン ド ライヴ 3309 (72)発明者 ユー リン チェン アメリカ合衆国 デラウェア州 19707 ホッケシン クリストファー コート 814 Fターム(参考) 3E067 AB01 BA17A BB16A CA06 FC01 GD01 GD02 4F071 AA15X AA20 AA20X AA21X AA22X AA28X AA32X AA33X AA34X AA77X AF08 AH04 BC01 4J002 BB12X BB14X BB15X BN03W BN05W BN06W GG02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶融ブレンドから形成された配向フィルムであって、該溶融ブレン
    ドが、 (1)主に結晶性のポリプロピレン及び、ブロピレンとエチレン及びブテンから
    成る群から選ばれる1−オレフィンとの主に結晶性のコポリマー並びにターポリ
    マーから成る群から選ばれるプロピレンポリマー材料であって、コポリマーとタ
    ーポリマーとが50モル%より多いプロピレン単位を有する材料、及び、 (2)(a)主に結晶性のポリプロピレン及び、ブロピレンとエチレン及びブテ
    ンから成る群から選ばれる1−オレフィンとの主に結晶性のコポリマー並びにタ
    ーポリマーから成る群から選ばれるプロピレンポリマー材料であって、コポリマ
    ーとターポリマーとが50モル%より多いプロピレン単位を有する材料、及び (b)スチレン、p−アルキルスチレン、アクリル酸、アルクアクリル酸
    、アルキルアクリレート、アルキルアルクアクリレート、アクリロニトリル及び
    、エチレン、酢酸ビニルを伴うか伴わないモノマーの群から選ばれる重合モノマ
    ー材料であって、アルキル置換体を持つこれらのモノマーにおけるアルキルが、
    2〜4個の炭素を有する重合モノマー材料、 とのグラフトコポリマーから成る群から選ばれるグラフトコポリマー材料、 とから成り、該グラフトコポリマー材料の濃度が、該フィルムの酸素透過率をグ
    ラフトコポリマー材料が存在しない時よりも実質的に少なくする濃度である事を
    特徴とするフィルム。
  2. 【請求項2】前記ブレンドにおける前記グラフトコポリマー材料の濃度が、プロ
    ピレンポリマー材料の約10〜90質量%である、請求項1に記載のフィルム。
  3. 【請求項3】前記ブレンドが、該ブレンドの約1〜50質量%の非グラフト重合
    モノマー材料を含む、請求項2に記載のフィルム。
  4. 【請求項4】前記プロピレンポリマー材料が、主に結晶性のポリプロピレンから
    成る、請求項3に記載のフィルム。
  5. 【請求項5】前記グラフトコポリマー材料が、重合アルキルアルクアクリレート
    とアルキルアクリレートをグラフトした主に結晶性のポリプロピレンから成る、
    請求項4に記載のフィルム。
  6. 【請求項6】前記アルキルアルクアクリレートが、メチルメタクリレートであり
    、前記アルキルアクリレートがメチルアクリレートである、請求項5に記載のフ
    ィルム。
  7. 【請求項7】前記主に結晶性のポリプロピレンが、重合アルクアクリル酸とアル
    キルアルクアクリレートでグラフトされる、請求項5に記載のフィルム。
  8. 【請求項8】前記アルクアクリル酸が、メタクリル酸であり、前記アルキルアル
    クアクリレートがメチルメタクリレートである、請求項7に記載のフィルム。
  9. 【請求項9】前記主に結晶性のポリプロピレンが、重合アクリロニトリルでグラ
    フトされる、請求項5に記載のフィルム。
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