JP2002535077A5 - - Google Patents

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】 骨管路を通過するために一定の大きさに作られた遠位端部と骨管路の中へ延出する近位端部とを有している本体を備えてなり、その遠位端部が、骨管路の開口に隣接している骨皮質に係合するための係合手段を備え、その近位端部が、軟組織を本体に取り付けるためのマウントを備えている、軟組織を骨に固定するための軟組織アンカー。
【請求項２】 係合手段が、骨管路の開口に隣接している骨皮質に係合するためのフックからなる請求項１に記載のアンカー。
【請求項３】 フックが、丸みを付けられた先端を含んでいる請求項２に記載のアンカー。
【請求項４】 フックが、鋭く尖った先端を含んでいる請求項２または３に記載のアンカー。
【請求項５】 フックが、骨皮質に係合するための少なくとも１つの尖った歯状突起を有している下面を含んでいる請求項２〜４のいずれか１つに記載のアンカー。
【請求項６】 フックの下面が、骨皮質に係合するための複数の尖った歯状突起を含んでいる請求項５に記載のアンカー。
【請求項７】 遠位端部および近位端部を接続するための首部をさらに備え、この首部が、フック対向面を有し、フックの下面およびフック対向面が、それらの間に、約３５〜４５度の範囲にある角を定めている請求項５または６に記載のアンカー。
【請求項８】 遠位端部が、縫合糸を通すための孔を定めている請求項１〜７のいずれか１つに記載のアンカー。
【請求項９】 遠位端部が、縫合糸を通すための複数の孔を定めている請求項１〜７のいずれか１つに記載のアンカー。
【請求項１０】 遠位端部が、概ね丸みを付けられた形状を有している頂点を含んでいる請求項１〜９のいずれか１つに記載のアンカー。
【請求項１１】 マウントは、軟組織が通過するための開口を定めている請求項１〜１０のいずれか１つに記載のアンカー。
【請求項１２】 ループが、ほぼ円形の形状にある請求項１１に記載のアンカー。
【請求項１３】 ループが、ほぼ長円形の形状にある請求項１１に記載のアンカー。
【請求項１４】 本体が、遠位端部およびループを接続するための首部をさらに備えている請求項１１〜１３のいずれか１つに記載のアンカー。
【請求項１５】 ループおよび首部が、共通の長手軸に沿って中心を合わされている請求項１４に記載のアンカー。
【請求項１６】 近位ループの中心が、首部の長手軸からずれている請求項１４に記載のアンカー。
【請求項１７】 ループが、首部の幅よりも広い幅を有している請求項１４〜１６のいずれか１つに記載のアンカー。
【請求項１８】 ループが、首部の幅にほぼ等しい幅を有している請求項１４〜１６のいずれか１つに記載のアンカー。
【請求項１９】 フックを骨皮質との係合状態に偏倚させる支持区域をさらに備えている請求項２〜１８のいずれか１つに記載のアンカー。
【請求項２０】 アンカーが、遠位端部および近位端部を接続するための首部をさらに備え、支持区域が、遠位端部およびアンカーの首部の一部分であり、支持区域のその部分は、遠位端部および首部の残り部分から変位した緩和位置と、支持区域のその部分が遠位端部および首部の残り部分にほぼ平行である負荷位置との間で動くことができる請求項１９に記載のアンカー。
【請求項２１】 アンカーの遠位端部および首部が、軸方向に整合可能な３つの区域に分けられている請求項２０に記載のアンカー。
【請求項２２】 アンカーの遠位端部および首部が、横に並んだ２つの区域に分けられている請求項２０に記載のアンカー。
【請求項２３】 骨管路の中へ延出する近位端部と、遠位端部および近位端部を接続するための首部とを付加的に備え、近位端部が、軟組織を本体に取り付けるためのループを含んでおり、首部が、フック対向面を有しており、フックの下面とフック対向面とが、それらの間に、約３５〜４５度の範囲にある角を定めている請求項５に記載のアンカー。