JP2002533227A - ファンフォールド式研磨 - Google Patents

ファンフォールド式研磨

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JP2002533227A
JP2002533227A JP2000590821A JP2000590821A JP2002533227A JP 2002533227 A JP2002533227 A JP 2002533227A JP 2000590821 A JP2000590821 A JP 2000590821A JP 2000590821 A JP2000590821 A JP 2000590821A JP 2002533227 A JP2002533227 A JP 2002533227A
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JP2000590821A
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ガイル,マリオ
ガイル,ヘルベルト
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ツエ.クリングスポール ゲーエムベーハー
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24DTOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
    • B24D13/00Wheels having flexibly-acting working parts, e.g. buffing wheels; Mountings therefor
    • B24D13/14Wheels having flexibly-acting working parts, e.g. buffing wheels; Mountings therefor acting by the front face
    • B24D13/16Wheels having flexibly-acting working parts, e.g. buffing wheels; Mountings therefor acting by the front face comprising pleated flaps or strips

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Supercharger (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は回転円板の駆動軸用の中心の収容部(4)を有する円板状のベース部(2)を備えた材料表面の加工用の回転円板に関する。その場合、このベース部の両主面が該ベース部の収容部(4)の周りにそれぞれマシニングコーティングを具備していて、この両方のマシニングコーティングの少なくとも1つが加工円板(8a;8b)を有し、これがそれぞれ半径方向で延長ならびに扇状のオーバーラップによって円周方向に配列されている。本発明により、両方のマシニングコーティングの加工面がそれぞれ回転対称の、半径方向で外側領域(Wに沿って)で半径方向で内側領域(2d)に対して凸凹の逃げ戻る主面の研磨面であり、且つベース部(2)がそれに従って成形されていることを考慮している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は請求項1の序文の特徴を有する材料表面の加工用の回転円板に関する
【0002】
【従来の技術】
このような回転円板はドイツ国実用新案第9002384.6号または市口裕
一の日本国特許公開昭63−168055から知られている。また、より古く、
それより前の公開日を有しない欧州特許出願第A10011116号を指摘する
。この回転円板の場合、円板状のベース部がそのベース部の両主面にそれぞれ1
つのマシニングコーティングを具備していて、この場合、ベースプレートとも呼
ばれているベース部の主面の円形域上に、それぞれの加工薄板が半径方向での延
長と扇状のオーバーラップをもって円周方向に配列されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ベース部の両主面が研削円板の前記扇状のオーバーラップによる材料マシニン
グコーティングを具備しているこのような回転円板は、扇形研削円板がベース部
の一方の主面のみのコーティングで、たとえば欧州特許公開第A1082646
2号の第2図から知られているように、いわゆる扇形研削円板の特殊な実施例で
ある。市場には作業面が欧州特許出願第A10826462号の第2図の場合に
おけるように軸に対して直角に延長するか、または該軸に対して斜めに置かれて
いるような扇形研削円板がある。全てのこれらのケースにおいて、その場合典型
的には、ベース部は平らな材料から成形される。
【0004】 扇形研削円板はドイツ工業規格DIN69134に相当し、さらに資料ZH1
/670第4部第2205葉および第2206葉に“結合された研削手段と研削
手段から成る研削体との型式見本試験および証明の実施に関する規則”に記載さ
れている。このような扇形研削円板は携帯式のアングル・グラインダとして広く
普及し、さらに据付式機械へも使用される。
【0005】 この形式の扇形研削円板は、特に該扇形研削円板が最高運転速度80m/se
c以上の高能力使用に使用可能であることを特徴とする。80m/secの円周
速度は、現行の法規解釈に従うと150m/secまでの最小破壊安全性を意味
する。直径115mmの在来型の回転円板の場合これは24900rpmの回転
数となり、これは非常に高い要求である。その課程で研削円板で被われたベース
部の実質的に全コーティング深さを使用することができる。
【0006】 研削円板の扇状のオーバーラップにより配列されたマシニングコーティングが
主に扇形研削円板の軸線方向に、つまり主面で負荷および摩耗され、それでこの
摩耗が前述のように全コーティング深さにわたり生じさせる。特別な場合、マシ
ニングコーティングがベース部上に放射状に突出している限り、扇形研削円板が
溝、その他の凹部の中への係合として使われ、円周に沿って摩耗されることがあ
る。
【0007】 通常の扇形研削円板の場合、すでに研削円板の配列および形成からベース部の
コーティング深さが扇状に配列されたマシニングコーティングの摩耗前に、直角
グラインダまたはその他の研削装置の保護ケースで所定の自由空間が広範囲に満
たされているような大きさである。さらに扇形研削用の加工円板の摩耗後のもの
は、グラスファイバ、プラスチック等々から成るベース部が使用後にもはや再使
用できず、且つ処分できないという処理上の問題が発生する。
【0008】 本発明が出発し且つベース部の両主面が扇形研削円板の形式に従って形成され
ている冒頭に述べた扇形研削円板については、ベース部の一方の主面のみがマシ
ニングコーティングを支持する扇形研削円板に比べ、比較的低いコストによって
利用者利益を明確に高めることができる。 本発明の主題について、摩耗の影響下にあるマシニングコーティングという表
現に、研削特性を有するマシニングコーティングのみならず、研磨特性を有する
マシニングコーティングも含めることにする。
【0009】 扇形研削円板の場合に典型的な回転円板の円周方向に加工円板の扇状のオーバ
ーラップなしに半径方向で延長方向にも円周方向にも関係する積層構造を有する
研削または研磨円板において、ベース部の両主面を各々1つのマシニングコーテ
ィングにより覆い(たとえばドイツ国実用公開第7306787号、ドイツ国実
用公開第29711310号、ドイツ国特許公開第3811584号明細書、ド
イツ国特許公開第3039063号明細書、ドイツ国特許第2931695号明
細書、特に第4図、欧州特許公開第0716903号明細書および米国特許公開
第3867795号明細書参照、特に請求項8および9に関係する請求項1参照
)およびこのようにベース部の両主面に種々の材料加工特性かまたは同一の材料
加工特性の場合で2倍の摩耗深さを提供することもすでにそれ自体公知である。
【0010】 同様の目的に向けて、ベース部の使用なしでも特に異なる研削特性(ドイツ特
許公開第A2331646号明細書の特に第1図)や、調整可能の相互間隔を備
えた同一の研削特性の2つの独立の研削円板(ドイツ特許第C14115666
号明細書)、または一般的に少なくとも2つの複数研削円板(ドイツ実用新案第
U18902744.2号)は、軸方向に続けて配置され、該研削円板が一緒に
回転するように配列されている。この型の多配列は、しかしベース部の主面相対
する両面が一の研削工具の形成下で各々1つのマシニングコーティングによって
覆われている材料表面の加工のためのこのような回転円板よりもコストがかかり
且つ故障が発生しやすくなる。
【0011】 このような研削工具によって、特殊ケースではたとえば1つの溝の2つの側面
を同時に加工することができ、または少なくとも溝係合を維持しつつ両方の側面
を回転円板の同一の回転方向に順次に研削もしくは研磨することができる。しか
し特に主面の材料加工の場合のために同一の研削工具でさもなければ2つの別個
に必要となる個々の回転円板の機能を統一し、且つそれだけでもすでに、たとえ
ば両方のマシニングコーティングのために共通のベース部が1つだけ必要になる
ことによって、すでに工具コストを低減することができる。
【0012】 両主面が覆われ2重にコーティングされた扇形研削円板は従来の2つの別々の
扇形研削円板の機能を結合した。その結果同種の両側の扇状のコーティングによ
ってベース部もしくは支持円板あたりの利用寿命(サービスタイム)が2倍にな
る。同時にベース部の処理についての効率は約2倍になる。
【0013】 ドイツ国実用新案第U19002384.6号に定義されたような両面で覆わ
れた扇形研削円板の場合、ベース部が平らな部材から成形されていて、これは金
属または強化プラスチックから成ってもよい。その場合、高い作業速度、たとえ
ば少なくとも80m/secの円周速度における不安定性が危惧されている。
【0014】 日本国特許出願昭63−168055によるベース部は、それに対し2つの成
形された非金属平部材から一緒に接着されている。またこの場合には前記の高い
作業速度における安定性の点で疑念がある。さらに平面状に接着された両方の平
部材からのベース部の構造は製造によってコストがかかる。両方の既公開から、
その場合に加工面をマシニングコーティングの両主面に一平面に軸に対して直角
に配列することが知られている。
【0015】 ドイツ国実用新案第U19002384.6号は、さらに加工面を両側で鋭角
下で放射状に内側から放射状に外側へそれぞれ一直線に逃げ戻りながら、必要の
場合は異なる鋭角によって両主面に配列することを開示している。
【0016】
【課題を解決する手段】
本発明は、回転円板のベース部の両主面で支持し、少なくとも1つの主面で扇
形研削円板として形成されている該回転円板において、工具部での作業の可能性
を従来よりもさらに可変的に形成し、その場合に比較的短い軸線方向の構造深さ
で80m/secおよび必要の場合はそれ以上の円周速度でも安定性を保証する
ベース部のプロファイルを考慮することを目的とする。この目的は請求項1の特
徴によって解決される。
【0017】 両主面の加工面の放射状に内側から半径方向で外側へ折曲ったまたは湾曲した
延長により、第1に異なる角度で工具部に作用することができる。放射状に2度
一直線に折曲った延長による典型的な実施可能性は、その場合に、加工面の半径
方向で内側領域を軸に対して直角に向け、且つ半径方向で外側に続く両方の領域
を4゜− 9゜、好ましくは6゜の角度で、且つ半径方向でさらに外側に10゜
− 16゜、好ましくは12゜の角度で、半径方向で最内側平面に対して傾きつ
つ戻るよう配列することである。
【0018】 ベース部または少なくとも両方のマシニングコーティングのための支持面を形
成するプロファイル部のプロファイルは、次いで該プロファイル部の両主面にい
ずれの場合にも各々のマシニングコーティングを支持する円形域の中で相補的に
形成されていて、その結果、ベース部もしくは該ベース部のプロファイル部が平
にしたレンズ状の断面を有する。比較的僅かな軸線方向の構造深さと比較的僅か
な材料使用とのもとで、第2に比較的簡単に製造可能の、本発明による形式の回
転円板を得ることができ、これが80m/sec以上の円周速度でも安定である
【0019】 回転円板の利用可能性の多面性は、第3に第2マシニングコーティングが必要
の場合に扇形研削円板としてではなく、別の既知の方法で形成されていることに
よりさらに向上される。それに対し同種の作業方法において可能な限り長い運転
時間が問われる場合、本発明による回転円板は両側を扇形研削円板として形成し
てもよい。
【0020】 第2マシニングコーティングに関しては、ベース部の裏側での比較的簡単な構
造と、もし必要な場合は扇状の第1マシニングコーティングの空間的構造の適合
修正とで、研削装置の保護ハウジング内の規定された基準取付クリアランスが十
分であるだけでなく、種々の作業方法の2つの別々の回転円板に比べ明白な工具
コスト節約も達成される。
【0021】 ベース部の両主面での扇形研削円板としての形成および/または扇形研削円板
として、次に必要なことは、規定によるのではなく、技術的に安全のため引き続
き完全に代替できる方法で研削装置の保護ハウジング内のクリアランスの適合を
行なわなければならないことである;このことは自由体および扇形研削円板の幅
寸法についての事故防止規定において、対応する変化の場合に有意義である。 本発明による扇形研削円板は特に扇形研削円板またはエッジ研削円板としての
使用に適している。
【0022】 幾何学的に特に明確且つ簡単な回転円板の実施態様を請求項2に示す;そのク
レームによると、加工面は簡単な半径方向で折れ曲った一直線をもち、平らな中
心領域を基準にして半径方向で外側へ流れ戻る輪郭を有する。 それぞれの要求に応じて第1および第2マシニングコーティングの主面のプロ
ファイルフェイスのプロファイルを同じにまたは種々に選択することができる。
【0023】 請求項7によると、本発明の枠内でベース部の半径方向での拡張は本質的に、
さらにはマシニングコーティングの半径方向での拡張よりも相当に小さく選択す
ることができる。
【0024】 ベース部の半径方向で内側域の中でマシニングコーティングを支持する膨らみ
をつけた外部領域の中とは異なり、請求項8によると、安定性を特に損うことな
く僅かな材料強度を用いるようにすることができる。 回転円板の駆動軸のためのベース部での収容部が標準型のセンタ穴である場合
、二つのマシニングコーティング間の迅速な交換が、請求項9の特徴を有する回
転円板の軸方向の変換により可能になる。
【0025】 ベース部のプロファイル部は好ましくは射出成形品として成形されている。該
プロファイル部の材料は、原理的には、金属または合金を含む全ての射出成形に
適した材料とすることができる。しかし好ましくはプラスチックである。
【0026】 本発明による回転円板は、特に扇形研削円板またはエッジ研削円板としての使
用に適している。たとえば溝またはその他の凹部の中へ係合する際に、回転円板
に関しては、円周側の材料加工も可能である。
【0027】 請求項7の場合においては、ベース部が半径方向での材料研摩の妨げにならず
、且つ該ベース部の支持機能のために十分に小さい寸法にすることができ、材料
コストの節約になる。これは、特殊ケースで両方のマシニングコーティングがベ
ース部の半径よりも小さくまたはそれと等しい半径を有することを除外はしない
【0028】 両材料加工面のプロファイルと同様、上記の研削特性および研磨特性を含む材
料加工特性も同一または別々とすることができる。 しかし材料加工特性は、さらに少なくとも1つの、好ましくは両方のマシニン
グコーティングで粒子状の粒子が結合剤の中に分布していることにしてもよい。
【0029】 異なる材料加工特性については、粒子状物の粒子の種類および/または粒度が
異なってもよい。他方、両方のマシニングコーティングにおいて粒子状物に含有
する粒子を含有する結合剤がそれぞれその側にベース部上に塗布されている基材
上に塗布されている「実質的で且つ推奨できる技術の」場合には両方のマシニン
グコーティングの各基材も異なっていてもよい。同様に粒子状物の粒子のコーテ
ィングバインダーを使用する場合は、要すればコーティングバインダーの結合剤
が異なっていてもよい。
【0030】 第2マシニングコーティングが扇形研削円板または扇形研磨円板として実現さ
れていない場合には、第2マシニングコーティングが単体の前成形体(プレフォ
ームドボディ)から成っていてもよい。このものは開いた繊維フリース(open f
ibrous web)からのものおよび/またはエラストマ結合したものとすることがで
きる。エラストマ結合体の場合には、これはその体積にわたって分布した封入物
を、好ましくは粒子状の粒子および/または繊維フリースの形で提供することが
できる。
【0031】 また請求項10によりベース部が全部または一部、有利な技術で好ましい射出
成形技術で形成され、好ましくはプラスチックから成る場合であっても、このベ
ース部を全部または一部形成するプロファイル部の、マシニングコーティングを
支持するプロファイルを形成する他の実施態様も基本的には考慮できる。このよ
うにプロファイル部または全ベース部は少なくとも部分的にプラスチックを含浸
したファイバ成形物(フィブラスボディ)、好ましくは織物、編物またはファイ
バ層とすることができる。
【0032】 好ましい合成樹脂はフェノール樹脂、ポリエステル樹脂またはエポキシ樹脂で
ある。ファイバ成形物のファイバは有利にはグラスファイバである。
【0033】 プロファイル部がプラスチックプロファイル部、有利には射出成形品である場
合、有利には強化コーティングを具備してもよい。強化コーティングとしては、
特に、好ましくはグラスファイバ、石英ファイバ、炭素ファイバ、金属ファイバ
および/またはポリアマイドファイバから成るファイバコーティングが考慮され
る。
【0034】 本発明の枠内でベース部のプロファイル部の二つの前面のプロファイルが、両
マシニングコーティングの前面領域に支承され、半径方向に直線状でない面のプ
ロファイル領域に対応しなければならないという記述は、同様のプロファイルの
実施例を含むが、しかし半径方向に厚さが異なるマシニングコーティングの対応
する変形を除外することを意図するものではない。
【0035】 ベース部の中への収容部が標準のセンタ穴でないならば、第1および第2マシ
ニングコーティングの軸線方向の深さならびに半径方向での延長領域が収容部の
部材から自由に保持されているように、該収容部を構成し実施しなければならな
い。穴としての収容部を形成するときには、これは合目的的に回転円板の駆動回
転方向と反対に回すめねじを具備することが有用である。
【0036】 扇形研削円板として設計されたマシニングコーティングの加工薄板は好ましく
は基材上に塗布された研削手段を有し、この基材はベース部に接着することがで
きる。しかし加工円板は、また研削ゴム体または研削フリース体から成ることも
できる。
【0037】 必要に応じ、且つドイツ国実用新案第9002384.6号と一致して、ベー
ス部の両主面が扇状に重なる加工円板を具備している場合は、第1加工薄板の傾
斜角の符号はその各々の扇状のオーバーラップで第2加工薄板の傾斜角と等しく
てもまたはそれと異なってもよい。
【0038】 ベース部の両主面で加工円板の扇状のオーバーラップについては、第1マシニ
ングコーティングの加工円板の数を第2マシニングコーティングの加工円板の数
と異なるよう選択することによっても、材料加工特性を変化させることができる
【0039】
【発明の実施の形態及び効果】
以下に、本発明の概略図面と実施例を利用してより詳しい説明をする。
【0040】 実施例はベース部の両主面上に扇形研削円板としての構造した回転円板に関す
る。
【0041】 時にはベースプレートとも呼ばれる円板状のベース部2は、プレート軸E周り
に同心的な穴4を有し、これが図示しない扇形研削円板の駆動軸のための収容部
として利用され、それにより直径Hをもつ円形に形成されている。
【0042】 ベース部2は2つの互いに相対する主面を有する。直径dtを有するベース部
の外周には、両主面がそれぞれベース部の外周に半径方向で内側に続く円形域6
上で研削円板として機能する加工薄板10で覆われている。その薄板は該加工円
板側でベース部2の外周dt上に半径方向に突出し、且つそれによりベース部2
の直径よりも大きい回転円板の直径Dを描く。
【0043】 他方加工円板10は半径方向に延長するのみならず、これが第2a図の詳細な
図示Xでも識別されるように、さらに円周方向で重なる。加工薄板10はそれぞ
れベース部2の該当する主面上に接着剤12によって固定されている。
【0044】 回転円板の回転方向Yは、加工円板10が使われる時に該加工円板がその重な
り係合で圧縮されてそれから押出されないように選択される。
【0045】 ベース部2の両主面が前記方法で加工円板10により覆われていることを明ら
かにするため、図1では第1および第2円形域6aおよび6b、ならびに第1お
よび第2加工円板10aおよび10bの表示で区別した。 円形域6は穴4に対して半径方向の色々に異なる間隔で使用することができる
【0046】 ベース部2の対応する形成により、回転円板を軸線方向のみならず、それに対
して斜め方向の使用への変形もできる可能性が与えられる。 そのために、ベース部2の半径方向で内側に位置する領域2aのみが一定の厚
さで穴あきの狭い円板として形成されている。この領域の中には穴4が配列され
ている。領域2aは図1に示す半径方向での延長の寸法はKである。穴4の両方
の軸方向の端部はコーティング斜面4aとして円錐形または漏斗状にベース部2
の中へと延びている。
【0047】 半径方向での外側には、第1域2bの中でベース部2の領域2aが円錐形に半
径方向で外側へ延びている。そしてそれは短いが必要によりもっと長くてもよい
円筒状の部分2dの中へ延びる。その領域は次にベース部の中心面を基準にして
角度αで再び半径方向で外側へ向かって長さWにわたって再びテーパ(先細)に
なる。
【0048】 この長さWは鋭角αでベース部をなす円板中心面に対して斜めに配列された加
工面とともにそれにより作業工具の軸線方向に対して斜めである円筒状の作業面
とを有する外側の円形域を規定する。加工薄板は円筒状の部分2cのプロファイ
ル及びこれにより、また傾斜寸法Wに沿ったプロファイルにより支持される;そ
れにより、加工薄板によって形成されたマシニングコーティングのプロファイル
も半径方向に一回直線的に折り曲げられている。
【0049】 ベースプレート2のコーティング強度が寸法xで示されている場合、回転円板
についての軸線方向の取付深さは、寸法Tの2倍を成し、但しそのTは円板中心
面から該円板中心面と回転円板の平行な内側領域まで距離の2倍の距離、カバー
の寸法Wの半径方向で内側である、ことがわかる。
【0050】 加工薄板8によってそれぞれ形成されたマシニングコーティングは半径方向に
円板状のベース部2の上に突出し、且つその円周をあけておく。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一部円周側の正面図を含む軸の断面図
【図2】 回転円板の一実施例

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 材料表面加工用の回転円板であって、 中心の、回転円板の駆動軸用の直接的または間接的な収容部(4)と、 ベース部(2)の第1円形域(6a)上にベース部の第1主面で該ベース部の
    収容部周りに延長する幾何学的に定義されていない形の切刃を備えた、摩耗の影
    響を受ける第1材料マシニングコーティングと、を有し、それにおいて、 その第1材料マシニングコーティングが(第1)加工(マシニング)薄板(8
    a)を有し、それがそれぞれ半径方向での延長と扇状のオーバーラップとをもっ
    て円周方向にベース部(2)の第1円形域(6a)上に配列されていて、且つ ベース部(2)の第2円形域(6b)上にベース部の第1主面から離れ第2主
    面で該ベース部の収容部(4)周りに延長する幾何学的に定義されていない形の
    切刃を備えた摩耗の影響下にある第2材料マシニングコーティングと、を備えた
    ものであって、 その特に第2材料マシニングコーティングが第2加工(マシニング)薄板(8
    b)を有し、それがそれぞれ半径方向での延長と扇状のオーバーラップとをもっ
    て円周方向にベース部の第2円形域(6b)上に配列されているもの、 において、特徴として、 両方のマシニング材料コーティングの加工面がそれぞれ回転対称で、半径方向
    で内側の領域(2d)に比べ半径方向で外側の領域(Wに沿って)で不均一に傾
    いて後へ戻るプロファィル面であり、 且つベース部(2)が少なくとも部分的にプロファイル部品であり、その両主
    面のプロファイルが、第1および第2円形域(6a、6b)の領域で前支承され
    た半径方向での非直線の主面の、両方の材料マシニングコーティングのプロファ
    イルフェイスに相当する ことを特徴とする、回転円板。
  2. 【請求項2】 両方の材料マシニングコーティングの加工面が、回転円板の
    軸に対して直角な一つの平面内に延びる各々1つの半径方向で内側領域(2d)
    と、半径方向で内側領域に関して回転円板の中心面の方向に直線または曲線で鋭
    角(α)以下で離れて戻る半径方向で外側領域(Wに沿った)とを有する、請求
    項1による回転円板。
  3. 【請求項3】 第1材料マシニングコーティングのプロファイル面のプロフ
    ァイルフェイスが第2材料マシニングコーティングのプロファイル面のプロファ
    イルフェイスと異なるプロファイルを形成する、請求項1または2のいずれか1
    つによる回転円板。
  4. 【請求項4】 第1および第2マシニングコーティングのプロファイルフェ
    イスのプロファイルが等しい、請求項1または3のいずれか1つによる回転円板
  5. 【請求項5】 少なくとも1つのマシニングコーティングが研削特性を有す
    る、請求項1ないし4のいずれか1つによる回転円板。
  6. 【請求項6】 少なくとも1つのマシニングコーティングが研磨特性を有す
    る、請求項1ないし5のいずれか1つによる回転円板。
  7. 【請求項7】 両方のマシニングコーティングがベース部の半径よりも大き
    い半径を有し、且つ その場合にベース部の円周がマシニングコーティングから離して保持されてい
    る、請求項1ないし6のいずれか1つによる回転円板。
  8. 【請求項8】 ベース部(2)が半径方向で内側で収容部(4)の周りすべ
    てに軸線方向に穴あきの小円板として形成されていて、これが半径方向で外側に
    隣接する移行域上で両側で両方のマシニングコーティングを支持する前面の主面
    のプロファイルの中へ突出する、請求項1ないし7のいずれか1つによる回転円
    板。
  9. 【請求項9】 収容部(4)が穴であり、これがその両方の軸線方向の端部
    に円錐形または漏斗状にベース部の中へと延びている、請求項1ないし8のいず
    れか1つによる回転円板。
  10. 【請求項10】 ベース部(2)のプロファイル部が射出成形品として、好
    ましくはプラスチックから成形されている、請求項1ないし9のいずれか1つに
    よる回転円板。
JP2000590821A 1998-12-29 1999-12-28 ファンフォールド式研磨 Pending JP2002533227A (ja)

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