JP2002532205A - 引込み針注射器 - Google Patents

引込み針注射器

Info

Publication number
JP2002532205A
JP2002532205A JP2000589239A JP2000589239A JP2002532205A JP 2002532205 A JP2002532205 A JP 2002532205A JP 2000589239 A JP2000589239 A JP 2000589239A JP 2000589239 A JP2000589239 A JP 2000589239A JP 2002532205 A JP2002532205 A JP 2002532205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plunger
plunger tip
barrel
retractable needle
plunger rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000589239A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4698838B2 (ja
Inventor
マイケル ジェイ. カーター
リチャード カイザ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Becton Dickinson and Co
Original Assignee
Becton Dickinson and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Becton Dickinson and Co filed Critical Becton Dickinson and Co
Publication of JP2002532205A publication Critical patent/JP2002532205A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4698838B2 publication Critical patent/JP4698838B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/31Details
    • A61M5/32Needles; Details of needles pertaining to their connection with syringe or hub; Accessories for bringing the needle into, or holding the needle on, the body; Devices for protection of needles
    • A61M5/3205Apparatus for removing or disposing of used needles or syringes, e.g. containers; Means for protection against accidental injuries from used needles
    • A61M5/321Means for protection against accidental injuries by used needles
    • A61M5/322Retractable needles, i.e. disconnected from and withdrawn into the syringe barrel by the piston
    • A61M5/3234Fully automatic needle retraction, i.e. in which triggering of the needle does not require a deliberate action by the user
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/31Details
    • A61M5/32Needles; Details of needles pertaining to their connection with syringe or hub; Accessories for bringing the needle into, or holding the needle on, the body; Devices for protection of needles
    • A61M5/34Constructions for connecting the needle, e.g. to syringe nozzle or needle hub
    • A61M5/347Constructions for connecting the needle, e.g. to syringe nozzle or needle hub rotatable, e.g. bayonet or screw
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/50Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests having means for preventing re-use, or for indicating if defective, used, tampered with or unsterile
    • A61M5/5013Means for blocking the piston or the fluid passageway to prevent illegal refilling of a syringe
    • A61M5/502Means for blocking the piston or the fluid passageway to prevent illegal refilling of a syringe for blocking the piston
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/50Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests having means for preventing re-use, or for indicating if defective, used, tampered with or unsterile
    • A61M5/508Means for preventing re-use by disrupting the piston seal, e.g. by puncturing

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Nozzles (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Abstract

(57)【要約】 この注射器は、プランジャロッド(26)と針覆い(38)が破壊され、針(64)がロッド内に引込まれるという再使用防止機構を有する。この機構には、注射ストロークと同じ作用線に沿った力を増加させるだけでよい。これにより、ある種の状況では重要な安全な片手注射が可能となる。この注射器はまた、胴部(20)内部の全容積をプランジャロッド先端(28)が占めるので、無駄になる薬品の量が少なくなる。この引込み針注射器は標準のルアーロック嵌めを使用し、引込みカニューレを有する様々な標準の針と共に使用することができる。注射のために安全な針を取り付ける前に、大形の針を使って薬剤容器または他の容器から注射器に充填することができる。最後に、プランジャは胴部によって完全に封入することができ、注射器の再使用を防止し、安全かつ容易な処分が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は一般に安全な鋭利機構を備えた医療装置に関する。さらに詳細には、
本発明は、プランジャロッドと針ハブを破壊し、針をプランジャロッド内に引込
めることにより、注射器の安全かつ容易な処分が可能で再使用できない引込み針
機構を有する医療用注射器に関する。
【0002】 (発明の背景) 皮下注射器を使って、例えば流体状の薬品を患者に配分することはよく知られ
ている。従来の皮下注射器は一般に対向する基端と末端を有する注射器胴部を含
んでいる。円筒形チャンバ壁部が両端の間を延び、流体を受けるチャンバを画成
する。従来の注射器胴部の基端は実質上開いており、プランジャを滑動液密係合
で受け入れている。従来の注射器胴部の末端は、チャンバと連通する通路を含ん
でいる。針カニューレは従来の注射器胴部の末端に、針カニューレの管腔がこの
通路および注射器胴部のチャンバと連通するように装着される。プランジャが基
端方向に動くと、流体が針カニューレの管腔を通ってチャンバ内に引き込まれる
。プランジャが基端から末端への方向に動くと、流体がチャンバから針カニュー
レの管腔を通って押し出される。
【0003】 近年、安全かつ容易に処分でき再利用不能な医療用注射器を実現するためにか
なりの努力が払われてきた。こうした注射器のうちには、引込み可能な針安全機
構を有するものがある。しかし、それらの機構は幾分複雑で使い難く、製造コス
トが高くなり、一方、製造工程の効率を下げる可能性がある。例えば、あるタイ
プの引込み可能な針安全注射器は、係合したと感じ、クリック音が聞こえるまで
使用者がプランジャを胴部内に完全に押し込む必要がある。次いで、使用者は胴
部の末端にある安全クリップを開く。次いで、プランジャを完全に引込める。こ
れによって針は、注射器胴部内に戻る。次いで、プランジャが外され、開いた胴
部内に挿入され、安全に処分できるように針を注射器内に封入する。
【0004】 もう1つの設計は、前方に押して回転させるプランジャを組み込んだものであ
る。一体成形されたスプリングが針ハブ内にロックする。次いで、プランジャロ
ッドが後方に引かれ、スプリングの張力が解除されてハブと針を側方に角度付け
、それによって注射器を使えなくする。
【0005】 もう1つの引込み式安全注射器は、プランジャ、胴部、エラストマー製ピスト
ン、ハブおよび針を備えている。この設計では、使用済みの針を使用後に注射器
胴部内部に引っ込め、自動的にそれを横に傾けることができる。胴部と針ハブ上
に共形のルアーロックがあり、これを使って針ハブを胴部内で係合、且つ、係合
解除させることができる。ハブの内周の投げ矢形クリートがプランジャ先端の相
補形クリートと選択的に係合する。針の引込みが望まれるまで、プランジャを自
由に前後に動かすことができる。望まれるときは、プランジャは前方へニードル
ハブ内に押し込まれ、反時計回りに回転され、プランジャをカム動作によってハ
ブ内に挿入し、両者をロックする。このカム動作でプランジャ先端の一体成形さ
れたスプリングが同時に圧縮される。さらに回転を続けると、ハブが係合解除さ
れ、結合された構成部品が解除されて後方に引かれる。次いで、後方に出るのを
防止する胴部上のタブによって停止されるまで、プランジャが引込まれる。針が
胴部の口を通過するとき、圧縮されたスプリングが解除され、針を胴部側壁へ偏
位させる。胴部前壁によって針が保持されかつブロックされて、使用済みの針を
備え安全になった注射器を処分するまで、胴部内に入れたまま安全に保管するこ
とが可能になる。
【0006】 引込み可能な針注射器のこれらの提案された構造はそれぞれいくつかの欠点を
有する。その多くは複雑な作動部品を含み、安全機構を働かせるために複雑な手
順を必要とする。こうした機構は幾分複雑な上に、多数の構成部品による構成の
ために製造コストも高くなり、製造工程における効率が下がる。
【0007】 従って、当技術分野において、注射器の安全かつ容易な処分を可能にし、再使
用を防止する必要がある。この装置は、様々な標準の針を充填のために使用でき
るものでなければならない。
【0008】 (発明の概要) 注射器の安全かつ容易な処分が可能で再使用が防止され、一方、最小の構成部
品を有する医療用引込み針注射器は、注射器胴部とプランジャロッドと針アセン
ブリを備える。針アセンブリは、注射器胴部の末端に取り付ける。針アセンブリ
は、内側ハブと外側ハブとスプリングとを備える。内側ハブは壊れ易い部分と固
定して取り付けられた突刺し部材を含む。突刺し部材を覆ってスプリングが配設
される。内側ハブは外側ハブの内部に係合して、スプリングを圧縮する。
【0009】 プランジャロッドはプランジャ先端とチャンバを含む。チャンバは閉端と開端
を有する。開端はプランジャ先端で封止される。プランジャロッドとチャンバと
プランジャ先端はすべて一体部品である。
【0010】 チャンバの開端に隣接して、プランジャ先端を通ってチャンバ内に通路を設け
るための切断手段がある。プランジャロッドを完全に押し下げ、末端方向へ向け
られた軸力を加えると、内側ハブの壊れ易い部分が壊れ、プランジャ先端が切断
手段によって取り除かれ、それによってスプリングが突刺し部材を動かしてチャ
ンバ内に入れる。
【0011】 プランジャ先端が取り除かれるとき、ストッパによって実質上妨害されないよ
うに、ストッパがプランジャに取り付けられ、プランジャの周りに配設されてい
る。
【0012】 切断手段は、注射器胴部の末端に埋め込んだ切断リングとすることができる。
切断リングは片刃のブレードを有する。別の実施形態では切断手段はプランジャ
先端の周囲の壊れ易い部分である。
【0013】 内側ハブの壊れ易い部分は、プランジャ先端よりも壊すのに要する力が小さく
、従ってプランジャを完全に押し下げ、プランジャ先端を切断手段によって取り
除いたとき、プランジャ先端が内側ハブの壊れ易い部分を壊す。
【0014】 切断手段がプランジャ先端の周囲の壊れ易い部分である実施形態では、プラン
ジャは完全に押し下げられたとき、プランジャ先端の周囲の壊れ易い部分によっ
てプランジャ先端が取り除かれる。プランジャロッドが完全に押し下げられ、内
側ハブの壊れ易い部分がプランジャ先端によって壊されたとき、突刺し部材はス
プリングの力によってチャンバに入ることができる。
【0015】 切断手段が切断リングである実施形態では、プランジャが完全に押し下げられ
たとき、プランジャ先端が切断リングの作用によって取り除かれる。従って、プ
ランジャロッドが完全に押し下げられ、内側ハブの壊れ易い部分がプランジャ先
端によって壊されたとき、突刺し部材はスプリングの力によってチャンバに入る
ことができる。
【0016】 どちらの実施形態でも、内側ハブと外側ハブは、内側ハブの外径と外側ハブの
内径が両方の構成部品間で永久的圧入をもたらすように寸法設定される。内側ハ
ブの壊れ易い部分は、プランジャロッドが完全に押し下げられ、プランジャ先端
が切断手段によって取り除かれたとき、突刺し部材をチャンバ内に入れることが
できる。
【0017】 プランジャロッドが完全に押し下げられたとき、注射器胴部の基端でのスナッ
プ嵌めにより、プランジャロッドは胴部によってロックされる。従って、本発明
は再使用を防止する。
【0018】 (詳細な説明) 本発明は多くの異なる形態によって満たされるが、この開示は本発明の原理を
例示するものと見なすべきことを了解の上で、本発明の好ましい実施形態を図面
に示し本明細書に詳しく説明する。これは、本発明の範囲を例示した実施形態の
みに限定するものではない。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲およびその
均等物によって計られる。
【0019】 図面に注目するに、図1ないし図9は、本発明の引込み針注射器18を示す。
図1および2には、液体を保持するための注射器胴部20が示されている。この
液体は、薬品、食塩水、フラッシュ液、あるいは医療目的で使用される他の任意
の種類の注射可能な液体であってもよい。胴部は基端22と末端24を有する。
胴部内にプランジャロッド26が配設され、プランジャ先端28を有する。プラ
ンジャロッドはまた、その内部にチャンバ30を有する。チャンバは閉端32と
開端34を有する。開端はプランジャ先端によって封止されることが好ましい。
好ましくは、プランジャロッドは、ロッドとプランジャ先端とチャンバとを備え
る一体品として成形される。プランジャ先端は、プランジャ先端、チャンバおよ
びプランジャロッドが一体形成されたプランジャロッド内に空気または液体が入
るのを防止するため、耐密封止されてもよい。プランジャロッドを封止すると、
胴部内でプランジャが液体を引き出し且つ注入するために、正圧または負圧を生
み出すことが可能になる。一旦、このプランジャ先端が破壊されると、胴部内で
液体を引き出し且つ注入するための正圧または負圧が毀損され、注射器は使用で
きなくなる。プランジャロッドはまた、図3および5に示す軸「A」を定めてい
る。
【0020】 胴部末端に針アセンブリ36が取り付けられる。針アセンブリは当業者に公知
のいくつかの方法で取り付けることができる。こうした取付け方法には、それだ
けに限らないが、熱溶接、熱ステーキング、接着剤による結合、超音波溶接、鋳
型内組付け技法、圧入、スナップ嵌めがある。針アセンブリを胴部の末端に取外
し可能に取り付けることが好ましい。針アセンブリは内側ハブ38、外側ハブ4
0、およびスプリング42を含む。内側ハブは壊れ易い部分44と固定して取り
付けられた突刺し部材46を有する。スプリングが突刺し部材を覆って配設され
ている。好ましくは、突刺し部材は鋭利な末端62を有し、針カニューレ64で
ある。しかし、図8および9に示すような静脈内注射ポート用の鈍端カニューレ
80の場合のように鈍いものでもよい。突刺し部材はまた、液体を注入できるも
のなら末端において他のどのような種類のポイントでもよい。内側ハブは外側ハ
ブの内部で係合して、スプリングを圧縮させる。胴部は、ISO規格594−1
および594−2のルアーロック嵌め84を使用することが好ましく、針アセン
ブリは取外し可能に取り付けられるので、本発明は引込み式カニューレを有さな
い種々の標準的な針に使用できる。このため、最終使用者は、注射のために針ア
センブリを取り付ける前に、大型の標準針を使って薬剤容器またはその他の容器
から注射器に充填することができる。針アセンブリはまた、広範囲の寸法の注射
器および針に合わせて設計することができる。従って、本発明の引込み針注射器
では、引込み式カニューレを有さない様々な標準の針の使用が可能である。
【0021】 切断手段も引込み針注射器に含まれる。切断手段はチャンバの開端に隣接して
いる。切断手段はプランジャロッドが軸「A」に沿って完全に押し下げられたと
き、プランジャ先端を押し退けることにより、チャンバ内への通路をもたらす。
本発明の1つの利点は、突刺し部材を引き込めるために注射ストロークと同じ作
用線に沿ったプランジャロッドの力を増加させるだけでよいことである。針アセ
ンブリを働かせて、突刺し部材がチャンバに入ることができるようにするのに、
片手の末端方向への軸力を使って軸「A」に沿ったプランジャロッドの力を増加
させるだけでよい。この起動技法により、ある種の医療状況では重要な安全な片
手注射が可能になる。プランジャロッドが完全に押し下げられると、内側ハブの
壊れ易い部分が壊れ、突刺し部材の固定が解除されて引き込み可能になり、プラ
ンジャ先端が切断手段によって取り除かれて、突刺し部材がチャンバに入れるよ
うになる。突刺し部材は、圧縮されていないスプリングの力によって、またはプ
ランジャ先端の第1破壊点86のより大きな直径によってチャンバ内に維持され
る。
【0022】 この引込み針注射器は、プランジャ先端よりも壊すのに要する力が小さい内側
ハブの壊れ易い部分を有し、プランジャロッドが完全に押し下げられ、プランジ
ャ先端が切断手段によって取り除かれたとき、プランジャ先端が内側ハブの壊れ
易い部分を壊すようにすることが好ましい。プランジャ先端が取り除かれると、
プランジャロッドによって生じる流体を引き出すまたは注入するための正圧また
は負圧が破れるので、注射器は再使用できなくなる。内側ハブの壊れ易い部分が
壊れたとき、スプリングが突刺し部材を動かすまたは引っ込めることができるた
めに、針アセンブリが再使用できないことが好ましい。プランジャ先端が切断手
段によって取り除かれるとき、突刺し部材がプランジャロッド内のチャンバに入
ることができることが好ましい。従って突刺し部材を引っ込めるのに、注射スト
ローク軸「A」と同じ作用線に沿ってプランジャロッドの力を増加させるだけで
よい。
【0023】 この引込み針注射器はまた、プランジャ先端が胴部の末端内部の全容積を占め
るので、無駄になる液体または薬品の量が最小限に抑えられる。一般に、従来技
術の注射器では、注射器の連結部と針ハブの間にデッドスペースが生じる。本発
明の利点は、プランジャロッド上のプランジャ先端をこのデッドスペース中に延
長させ、それによって胴部内部の全容積を占めさせることによって、この容積を
減らし、注射後に無駄になる液体または薬品の量を最小限に抑えることができる
ことである。透析に関係するエリスロプイエチン、フィルグラスチン、あるいは
新規の提案された組換え生物製剤など高価な薬品を使用するときは、特に、この
無駄を最小限に抑えることが重要である。
【0024】 一般に、この引込み針注射器は鋭利な末端を有する突刺し部材を有する。この
実施形態の突刺し部材は針カニューレ64であるが、必ずしも鋭利な末端を有し
ている必要はない。図8および9に示すように針アセンブリ内で鈍端カニューレ
80を使用する場合がそうである。
【0025】 この引込み針注射器の注射器胴部は通常熱可塑性材料でできている。こうした
材料としては、それだけに限らないが、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリス
チレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリカー
ボネート、ポリエステル、および種々の重合体混合物がある。
【0026】 この引込み針注射器はまた、追加の要素であるストッパ48を備えることがで
きる。これは、プランジャ先端が取り除かれるとき、プランジャ先端が好ましく
は実質上ストッパによって妨害されないように、プランジャロッドに取り付けら
れ、プランジャ先端の周りに配設される。このストッパにより、薬品は注射器胴
部の基端から末端へ移動することができる。ただし、このような機能のためにス
トッパは必ずしも必要ではない。プランジャロッドがストッパなしで設けられ、
注射ストロークで流体を基端から末端へ移動させる場合がそうである。この実施
形態では、プランジャロッドと注射器胴部は、プランジャロッドを動かす際に正
圧および負圧が生じるように寸法設定される。
【0027】 切断手段は様々な実施形態がある。切断手段は、図6に示すように、プランジ
ャ先端の周囲の壊れ易い部分60であることが好ましい。図6および7に示すよ
うに、この引込み針注射器では、突刺し部材がチャンバに入ることができる。プ
ランジャロッドを軸「A」に沿って完全に押し下げ、軸「A」に沿ってプランジ
ャロッドに末端方向の軸力を加えたとき、内側ハブの壊れ易い部分が壊れ、プラ
ンジャ先端はプランジャ先端の周囲の壊れ易い部分によって取り除かれる。従っ
て、内側ハブに固定して取り付けられた突刺し部材は、プランジャロッドのチャ
ンバに入ることができる。この内側ハブの壊れ易い部分はプランジャ先端の周囲
の壊れ易い部分より壊すのに要する力が小さく、従ってプランジャロッドが完全
に押し下げられるとき、プランジャ先端が内側ハブの壊れ易い部分を壊す。プラ
ンジャ先端の周囲の壊れ易い部分は、胴部の末端にぶつかったとき壊れることが
好ましい。この場合、プランジャ先端は完全に押し下げられ、軸「A」に沿って
基端から末端の方向にさらに力がかかったとき、内側ハブの壊れ易い部分を壊す
ことになる。同じ軸「A」に沿って、プランジャ先端は胴部の末端にぶつかり、
それがプランジャ先端のの壊れ易い部分を壊し、それによって突刺し部材がチャ
ンバに入れるようになる。突刺し部材は圧縮されたスプリングの力でチャンバに
入る。プランジャ先端の周囲の壊れ易い部分はまた、内側ハブの壊れ易い部分と
同時に壊すことによって起動することができる。しかし、内側ハブの壊れ易い部
分が完全には壊れない可能性があるので、これは好ましくない。プランジャ先端
の周囲の壊れ易い部分を起動するもう1つの方法では、内側ハブの壊れ易い部分
が壊れた後に、プランジャ先端が取り除かれるまで、プランジャロッドに加えら
れている力が十分に圧縮されているスプリングにより反作用される。一旦、プラ
ンジャ先端が取り除かれると、それからのみ、スプリングは突刺し部材をプラン
ジャチャンバ内に移動させる。これらすべての実施形態で、本発明の最終使用者
は注射と同じ軸に沿って同じ方向にプランジャロッドを押し下げながら、内側ハ
ブとプランジャ先端を壊すのに必要なすべての力を供給する。
【0028】 図6および7にはまた、内径52と外径54を有する内側ハブが示されている
。外側ハブもまた、内径56と外径58とを有する。内側ハブの外径と外側ハブ
の内径とは、内側ハブと外側ハブとの間に永久的な圧入の界面68がもたらされ
るように寸法設定される。内側ハブの壊れ易い部分により、プランジャロッドが
軸「A」に沿って完全に押し下げられたとき、突刺し部材が引込み可能となり、
プランジャ先端が切断手段によって取り除かれたとき、突刺し手段がチャンバに
入る。
【0029】 切断手段は、プランジャ先端の周囲の壊れ易い部分とすることも、図8および
9に示すように、胴部の末端に埋め込まれた切断リング76とすることもできる
。好ましい実施形態では、切断手段はプランジャ先端の周囲の壊れ易い部分であ
る。外側ハブと内側ハブとの間での永久的圧入が好ましい。しかしながら、この
2つの構成部品を連結する方法には、それだけに限らないが、熱溶接、高波溶接
、スナップ嵌め、接着剤による接着、多層成形など多くの方法がある。一旦、こ
の2つの構成部品が連結されると、スプリングは圧縮される。内側ハブに固定的
に取り付けられた突刺し手段は、内側ハブの壊れ易い部分が壊されたときにだけ
引込まれ得る。突刺し手段は、プランジャ先端が切断手段によって取り除かれた
ときにだけチャンバに入り、従って安全に処分され得る。
【0030】 切断手段のもう1つの実施形態は、図8および9に示すような切断リングを含
む。この代替実施形態では、切断リングは胴部の末端に埋め込まれる。切断リン
グを注射器胴部の内部に埋め込む方法はいくつかある。この代替実施形態を実施
する方法のいくつかは、熱溶接、接着剤による接着、高波溶接、摩擦嵌め、およ
び当業者に公知の他の方法によって、切断リングを注射器胴部の末端内部に保持
するものである。この代替実施形態は、切断リングを注射器胴部の末端内部にイ
ンサート成形することによって行うことが好ましい。この成形技術を用いると、
切断リングを注射器胴部の末端に、外れる心配なしに埋め込むことができる。加
えて、この技術は、組立て工程を排除して、引込み針注射器の組立ておよび生産
の効率を高める。切断リングは、図8および9に示すように、片刃ブレード78
を有することが好ましい。
【0031】 切断リング76は次のように機能する。プランジャロッドを軸「A」に沿って
完全に押し下げ、軸「A」に沿ってプランジャロッドに片手で末端方向の軸力を
加えると、内側ハブの壊れ易い部分がプランジャ先端によって壊れ、従って突刺
し部材の固定が解除される。プランジャロッドに前と同じ方向にさらに末端方向
の軸力を加えると、胴部の末端に埋め込まれた切断リングによって、プランジャ
先端が取り除かれる。そうすると、内側ハブに固定して取り付けられている突刺
し部材がスプリングの解除力によってチャンバ内に入る。
【0032】 この代替実施形態では、内側ハブの壊れ易い部分はプランジャ先端よりも壊す
のに要する力が小さく、従ってプランジャロッドが完全に押し下げられたとき、
プランジャ先端が内側ハブの壊れ易い部分を壊し突刺し部材の固定を解除するこ
とになる。プランジャロッドをさらに押し下げると、プランジャ先端は切断リン
グによって取り除かれる。内側ハブに固定して取り付けられた突刺し部材はスプ
リングの力でチャンバに入る。このスプリングの作用がプランジャ先端を押し退
けるのをも助ける。ただし、プランジャ先端を押し退けるのを助けるのにスプリ
ングの力は必要でない。
【0033】 図3、4および5を注目するに、注射器胴部の基端側にスナップ嵌め部50が
示されている。プランジャロッドが完全に押し下げられたとき、この嵌め部は、
胴部によるプランジャロッドのロック封入をもたらす。この特徴は、再使用の防
止にも役立つが、プランジャロッドの標準サムプレス85の使用を含む。このよ
うに、嵌め部は胴部内だけにあり、標準のプランジャロッドのサムプレスに対す
る特別な幾何形状または寸法の変更も含まない。標準のプランジャロッドのサム
プレスを使用することにより、製造の効率が上がる。このスナップ嵌め部は、食
付き角αとヘッド幅βを有する。このスナップ嵌め部はまた厚さ「t」と長さ「
L」も有する。このスナップ嵌め部は、胴部内でプランジャロッドを永久的にロ
ックするための迅速かつ容易で経済的な方法を提供する。好ましくは、スナップ
嵌め部は一定厚さではなくテーパ形の厚さ「t」を有する。何故ならば、その方
が応力がより均一に分布されるからである。本発明の胴部内でプランジャロッド
の封入を実現できる異なる実施形態がいくつかある。これらの実施形態のあるも
のは、捻りスナップジョイント、環状スナップジョイントおよび他のカンチレバ
ースナップジョイントを含んでいる。
【0034】 捻りスナップジョイントの場合、偏位はカンチレバースナップジョイントの場
合のようにたわみ負荷の結果ではなく、支点の捻れ変形によるものである。ねじ
れ棒はせん断を受ける。環状スナップジョイントでは、スナップジョイントの寸
法に依存して、ジョイントは脱着可能または分離不能である。ただし、環状スナ
ップジョイントでは、分離不能型の設計は製造が複雑なので避けるべきである。
好ましいスナップジョイントは、図3、4および5に示すようなスナップ嵌め用
のカンチレバー型スナップジョイントである。スナップジョイントの大部分は基
本的に簡単なカンチレバースナップであり、方形または形状がより複雑な断面の
ものでよい。厚さ「t」または長さ「L」が根元からフックに向けてテーパ形に
なっているスナップ嵌めの設計が好ましい。このように、任意の点における負荷
担持断面は局所負荷に対してより適切な関係である。従って、材料上の最大ひず
みを低減することができ、必要な材料が少なくなる。フック端部の寸法が根元の
値の半分となるようにカンチレバーの厚さ「t」を線形に減少させることにより
、良好な結果が得られている。あるいは、フィンガの幅を基部の幅の1/4にす
る。応力の集中を避けるために、この領域に特別の注意を払わなければならない
。上述の全てのスナップ嵌め設計で、対合部品の一方が実質上剛性のままである
と仮定する。2つの構成部品の剛性がほぼ等しい場合、各部分に半分の偏位が割
り当てられる。
【0035】 本発明の引込み針注射器でスナップ嵌めを行うことにより、プランジャロッド
を胴部だけで容易に封入することができ、それによって注射器の再使用が防止さ
れ、安全かつ容易な処分が可能になる。プランジャロッドと針アセンブリの破壊
によっても再使用の機会は小さくなる。針アセンブリが起動された後は、薬品を
引き上げるまたは注射するために胴部内に正圧または負圧を生じることは不可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の側面図である。
【図2】 本発明の分解透視図である。
【図3】 図1の注射器の線3−3に沿った断面図である。
【図4】 図3の拡大図である。
【図5】 プランジャロッドを完全に押し下げた状態の本発明の断面図である。
【図6】 切断手段がプランジャ先端の周囲の壊れ易い部分である本発明の拡大断面図で
ある。
【図7】 図6の切断手段の機能を示す拡大断面図である。
【図8】 切断手段が切断リングである、本発明の拡大断面図である。
【図9】 図8の切断手段の機能を示す、本発明の拡大断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ ,VN,YU,ZA,ZW (71)出願人 1 BECTON DRIVE, FRA NKLIN LAKES, NEW JE RSEY 07417−1880, UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 カイザ リチャード アメリカ合衆国 07422 ニュージャージ ー州 ベリー レイクス セダー ツリー ドライブ 93 Fターム(参考) 4C066 AA07 BB01 CC01 DD08 EE14 FF05 GG12 GG15 HH22 JJ06 LL25 LL26

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引込み針注射器であって、 基端と末端を有する、液体を保持するための注射器胴部と、 前記胴部内に配設されたプランジャロッドであって、プランジャ先端とその中
    のチャンバを有し、前記チャンバが前記プランジャ先端によって封止された開端
    を有し、前記プランジャロッドが軸を画定する、プランジャロッドと、 前記胴部の前記末端に取り付けられた針アセンブリであって、内側ハブと外側
    ハブとスプリングを有する針アセンブリとを備え、 前記内側ハブが、壊れ易い部分とそれに固定して取り付けられた突刺し部材と
    を有し、前記スプリングが前記突刺し部材を覆って配設され、前記内側ハブが前
    記外側ハブの内部に係合されて前記スプリングの圧縮を行い、 さらに、前記チャンバの前記開端に隣接した、前記プランジャ先端を通る前記
    チャンバ中への前記突刺し部材の通路を提供するための切断手段を備え、前記プ
    ランジャロッドを前記軸に沿って完全に押し下げ、前記プランジャロッドに末端
    方向の軸力を加えたとき、前記内側ハブの前記壊れ易い部分が壊れて、前記プラ
    ンジャ先端が取り除かれ、それによって前記スプリングが前記突刺し部材を動か
    して前記チャンバに入らせるようになっていることを特徴とする引込み針注射器
  2. 【請求項2】 前記針アセンブリが、前記胴部の前記端に取り外し可能に取
    り付けられることを特徴とする、請求項1に記載の引込み針注射器。
  3. 【請求項3】 前記プランジャ先端が前記胴部の前記末端内の容積を占める
    ことにより、注射後の前記胴部内の流体が最小になることを特徴とする、請求項
    1に記載の引込み針注射器。
  4. 【請求項4】 前記突刺し部材が鋭利な末端を有することを特徴とする、請
    求項1に記載の引込み針注射器。
  5. 【請求項5】 前記突刺し部材が針カニューレであることを特徴とする、請
    求項1に記載の引込み針注射器。
  6. 【請求項6】 前記注射器胴部が熱可塑性材料であることを特徴とする、請
    求項1に記載の引込み針注射器。
  7. 【請求項7】 さらに、前記プランジャロッドに取り付けられ前記プランジ
    ャ先端の周りに配設されたストッパを備え、前記プランジャ先端は、前記プラン
    ジャ先端が取り除かれるときに前記ストッパによって実質上妨害されないように
    されていることを特徴とする、請求項1に記載の引込み針注射器。
  8. 【請求項8】 前記切断手段が、胴部の前記末端内の切断リングであること
    を特徴とする、請求項1に記載の引込み針注射器。
  9. 【請求項9】 前記切断リングが、片刃のブレードを有することを特徴とす
    る、請求項8に記載の引込み針注射器。
  10. 【請求項10】 前記切断手段が、前記プランジャ先端の周囲の壊れ易い部
    分であることを特徴とする、請求項1に記載の引込み針注射器。
  11. 【請求項11】 さらに、前記注射器胴部の前記基端にあるスナップ嵌め部
    を備え、前記プランジャロッドが完全に押し下げられたとき、前記嵌め部が、前
    記胴部内で前記プランジャロッドをロックするようになっていることを特徴とす
    る、請求項1に記載の引込み針注射器。
  12. 【請求項12】 前記内側ハブが外径を有し、前記外側ハブが内径を有し、
    前記内側ハブの前記外径と前記外側ハブの前記内径が、前記内側ハブと前記外側
    ハブとの間で永久的圧入をもたらすように寸法設定され、前記プランジャロッド
    が完全に押し下げられると、前記内側ハブの前記壊れ易い部分が前記突刺し部材
    の引込みを許し、前記プランジャ先端が前記切断手段によって取り除かれたとき
    、前記突刺し部材が前記チャンバに入るようになっていることを特徴とする、請
    求項1に記載の引込み針注射器。
  13. 【請求項13】 前記内側ハブの前記壊れ易い部分が前記プランジャ先端よ
    りも壊すのに要する力が小さく、従って前記プランジャロッドが完全に押し下げ
    られ、前記プランジャ先端が前記切断手段によって取り除かれたとき、前記プラ
    ンジャ先端が前記内側ハブの前記壊れ易い部分を壊すようになっていることを特
    徴とする、請求項1に記載の引込み針注射器。
  14. 【請求項14】 引込み針注射器であって、 基端と末端を有する、流体を保持するための注射器胴部と、 前記胴部内に配設されたプランジャロッドであって、プランジャ先端とその中
    のチャンバを有し、前記チャンバが前記プランジャ先端によって封止された開端
    を有し、前記プランジャ先端がさらに前記プランジャ先端の周囲の壊れ易い部分
    を備え、前記プランジャロッドが軸を画定する、プランジャロッドと、 前記胴部の前記末端に取り付けられた針アセンブリであって、内側ハブと外側
    ハブとスプリングとを有する針アセンブリとを備え、 前記内側ハブが、壊れ易い部分とそれに固定して取り付けられた突刺し部材と
    を有し、前記スプリングが前記突刺し部材を覆って配設され、前記内側ハブが前
    記外側ハブの内部に係合して前記スプリングの圧縮を行い、それによって、前記
    プランジャロッドを完全に押し下げ前記プランジャロッドに末端方向の軸力を加
    えたとき、前記内側ハブの前記壊れ易い部分が壊れ、前記プランジャ先端の前記
    壊れ易い部分によって前記プランジャ先端が取り除かれ、それにより前記スプリ
    ングが前記突刺し部材を動かして前記チャンバに入らせるようになっていること
    を特徴とする、引込み針注射器。
  15. 【請求項15】 前記針アセンブリが、前記胴部の前記端に取り外し可能に
    取り付けられることを特徴とする、請求項14に記載の引込み針注射器。
  16. 【請求項16】 前記プランジャ先端が前記胴部の前記末端内の容積を占め
    ることにより、注射後の前記胴部内の流体が最小になることを特徴とする、請求
    項14に記載の引込み針注射器。
  17. 【請求項17】 前記内側ハブの前記壊れ易い部分が前記プランジャ先端の
    周囲の前記壊れ易い部分よりも壊すのに要する力が小さく、従って前記プランジ
    ャロッドが完全に押し下げられたとき、前記プランジャ先端が前記内側ハブの前
    記壊れ易い部分を壊し、前記プランジャ先端が前記胴部の前記末端にぶつかった
    とき、前記プランジャ先端の周囲の前記壊れ易い部分が壊れるようになっている
    ことを特徴とする、請求項14に記載の引込み針注射器。
  18. 【請求項18】 前記突刺し部材が鋭利な末端を有することを特徴とする、
    請求項14に記載の引込み針注射器。
  19. 【請求項19】 前記突刺し部材が針カニューレであることを特徴とする、
    請求項14に記載の引込み針注射器。
  20. 【請求項20】 前記注射器胴部が熱可塑性材料であることを特徴とする、
    請求項14に記載の引込み針注射器。
  21. 【請求項21】 さらに、前記プランジャロッドに取り付けられ前記プラン
    ジャ先端の周りに配設されたストッパを備え、前記プランジャ先端は前記プラン
    ジャ先端が取り除かれるときに前記ストッパによって実質的に妨害されないよう
    にされていることを特徴とする、請求項14に記載の引込み針注射器。
  22. 【請求項22】 さらに、前記注射器胴部の前記基端にスナップ嵌め部を備
    え、前記プランジャロッドが完全に押し下げられたとき、前記嵌め部が、前記胴
    部による前記プランジャロッドのロック封入を行うようになっていることを特徴
    とする、請求項14に記載の引込み針注射器。
  23. 【請求項23】 前記内側ハブが内径と外径を有し、前記外側ハブが内径と
    外径を有し、前記内側ハブの前記外径と前記外側ハブの前記内径が、前記内側ハ
    ブと前記外側ハブの間で永久的圧入をもたらすように寸法設定され、前記プラン
    ジャロッドが完全に押し下げられると、前記内側ハブの前記壊れ易い部分が前記
    突刺し部材の引込みを許し、前記プランジャ先端の周囲の前記壊れ易い部分によ
    って取り除かれたとき、前記突刺し部材が前記チャンバに入るようになっている
    ことを特徴とする、請求項14に記載の引込み針注射器。
  24. 【請求項24】 引込み針注射器であって、 基端と末端を有し、さらに前記末端に切断リングを有する、流体を保持するた
    めの注射器胴部と、 前記胴部内に配設されたプランジャロッドであって、プランジャ先端とその中
    のチャンバを有し、前記チャンバが前記プランジャ先端によって封止された開端
    を有し、前記プランジャロッドが軸を画定する、プランジャロッドと、 前記胴部の前記末端に取り付けられた針アセンブリであって、内側ハブと外側
    ハブとスプリングとを有する針アセンブリとを備え、 前記内側ハブが、壊れ易い部分とそれに固定して取り付けられた突刺し部材と
    を有し、前記スプリングが前記突刺し部材を覆って配設され、前記内側ハブが前
    記外側ハブの内部に係合して前記スプリングの圧縮を行い、それによって、前記
    プランジャロッドを前記軸に沿って完全に押し下げ、前記プランジャロッドに末
    端方向の軸力を加えたとき、前記内側ハブの前記壊れ易い部分が壊れ、前記プラ
    ンジャ先端が前記切断リングの作用によって取り除かれ、それによって前記スプ
    リングが前記突刺し部材を動かして前記チャンバに入らせるようになっているこ
    とを特徴とする引込み針注射器。
  25. 【請求項25】 前記針アセンブリが、前記胴部の前記端に取り外し可能に
    取り付けられることを特徴とする、請求項24に記載の引込み針注射器。
  26. 【請求項26】 前記プランジャ先端が前記胴部の前記末端内の容積を占め
    ることにより、注射後の前記胴部内の流体が最小になることを特徴とする、請求
    項24に記載の引込み針注射器。
  27. 【請求項27】 前記切断リングが、片刃のブレードを有することを特徴と
    する、請求項24に記載の引込み針注射器。
  28. 【請求項28】 前記突刺し部材が鋭利な末端を有することを特徴とする、
    請求項24に記載の引込み針注射器。
  29. 【請求項29】 前記突刺し部材が針カニューレであることを特徴とする、
    請求項24に記載の引込み針注射器。
  30. 【請求項30】 前記注射器胴部が熱可塑性材料であることを特徴とする、
    請求項24に記載の引込み針注射器。
  31. 【請求項31】 さらに、前記プランジャロッドに取り付けられ前記プラン
    ジャ先端の周りに配設されたストッパを備え、前記プランジャ先端は前記プラン
    ジャ先端が取り除かれるときに前記ストッパによって実質的に妨害されないよう
    にされていることを特徴とする、請求項24に記載の引込み針注射器。
  32. 【請求項32】 さらに、前記注射器胴部の前記基端にスナップ嵌め部を備
    え、前記プランジャロッドが前記軸に沿って完全に片手で押し下げられたとき、
    前記嵌め部が、前記胴部による前記プランジャロッドのロック封入を行うように
    なっていることを特徴とする、請求項24に記載の引込み針注射器。
  33. 【請求項33】 前記内側ハブが内径と外径を有し、前記外側ハブが内径と
    外径を有し、前記内側ハブの前記外径と前記外側ハブの前記内径が、前記内側ハ
    ブと前記外側ハブの間で永久的圧入をもたらすように寸法設定され、前記プラン
    ジャロッドが完全に押し下げられると、前記内側ハブの前記壊れ易い部分が前記
    突刺し部材の引込みを許し、前記プランジャ先端が前記切断リングによって取り
    除かれたとき、前記突刺し部材が前記チャンバに入るようになっていることを特
    徴とする、請求項24に記載の引込み針注射器。
  34. 【請求項34】 前記内側ハブの前記壊れ易い部分が前記プランジャ先端よ
    りも壊すのに要する力が小さく、従って前記プランジャロッドが完全に押し下げ
    られ、前記プランジャ先端が前記切断の作用によって取り除かれたとき、前記プ
    ランジャ先端が前記内側ハブの前記壊れ易い部分を壊すようになっていることを
    特徴とする、請求項24に記載の引込み針注射器。
JP2000589239A 1998-12-18 1999-12-02 引込み針注射器 Expired - Lifetime JP4698838B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/216,561 1998-12-18
US09/216,561 US6010486A (en) 1998-12-18 1998-12-18 Retracting needle syringe
PCT/US1999/028475 WO2000037131A1 (en) 1998-12-18 1999-12-02 Retracting needle syringe

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002532205A true JP2002532205A (ja) 2002-10-02
JP4698838B2 JP4698838B2 (ja) 2011-06-08

Family

ID=22807544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000589239A Expired - Lifetime JP4698838B2 (ja) 1998-12-18 1999-12-02 引込み針注射器

Country Status (13)

Country Link
US (1) US6010486A (ja)
EP (1) EP1056495B1 (ja)
JP (1) JP4698838B2 (ja)
CN (1) CN1182886C (ja)
AT (1) ATE274944T1 (ja)
AU (1) AU762938B2 (ja)
BR (1) BR9908070A (ja)
CA (1) CA2321441C (ja)
DE (1) DE69919844T2 (ja)
DK (1) DK1056495T3 (ja)
ES (1) ES2230915T3 (ja)
NZ (1) NZ506413A (ja)
WO (1) WO2000037131A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002052081A (ja) * 2000-07-31 2002-02-19 Becton Dickinson & Co 選択的に格納可能な針を有する皮下注射器
JP2002085562A (ja) * 2000-06-27 2002-03-26 Becton Dickinson & Co 選択的に格納可能な針を有する皮下注射器
JP2003088586A (ja) * 2001-09-19 2003-03-25 Otsuka Pharmaceut Factory Inc プレフィルドシリンジ

Families Citing this family (75)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6123688A (en) * 1995-08-22 2000-09-26 Mdc Investment Holdings, Inc. Pre-filled retractable needle injection devices
US5800395A (en) 1996-12-05 1998-09-01 Mdc Investment Holdings, Inc. Medical device with retractable needle
US6368303B1 (en) 1999-10-15 2002-04-09 Becton, Dickinson And Company Retracting needle syringe
US6517516B1 (en) 1999-10-15 2003-02-11 Becton Dickinson And Company Method of making a retracting needle syringe
US6840291B2 (en) * 1999-10-15 2005-01-11 Becton Dickinson And Company Attachment for a medical device
US6228054B1 (en) 1999-12-03 2001-05-08 Edward D. Dysarz Interchangeable safety needle cannula module that is activated by a safety syringe and plunger module
US20030050605A1 (en) * 1999-12-08 2003-03-13 John Targell Closure assembly in particular for hypodermic syringes
GB9929557D0 (en) * 1999-12-14 2000-02-09 Parker David W Improvements in or relating to hypodermic syringes
US6193695B1 (en) * 2000-01-14 2001-02-27 Wayland J. Rippstein, Jr. Disposable safety syringe having a retractable needle
AU723060B3 (en) * 2000-02-22 2000-08-17 Occupational & Medical Innovations Ltd A single use syringe
US6530903B2 (en) 2000-02-24 2003-03-11 Xiping Wang Safety syringe
US6712787B1 (en) 2000-05-19 2004-03-30 Edward D. Dysarz Self destructive safety syringe
US6394979B1 (en) * 2000-06-09 2002-05-28 Inviro Medical Devices Ltd. Cannula for use with a medical syringe
US6585690B1 (en) 2000-06-29 2003-07-01 Becton Dickinson And Company Hypodermic syringe with selectivity retractable needle
US6558357B1 (en) 2000-08-30 2003-05-06 Becton Dickinson And Company Hypodermic syringe with selectively retractable needle
JP2002143303A (ja) * 2000-11-16 2002-05-21 Jms Co Ltd 安全注射器
WO2002076542A1 (en) * 2001-02-28 2002-10-03 Mikael Hetting A disposable syringe
GB2376889A (en) * 2001-04-26 2002-12-31 Nmt Group Plc Fluid handling devices
US6800066B2 (en) * 2001-04-26 2004-10-05 Nmt Group Plc Retractable needle syringe
AUPR516901A0 (en) * 2001-05-22 2001-06-14 Occupational & Medical Innovations Ltd Improvements to a single use syringe
AU2002252852B2 (en) * 2001-05-22 2006-06-08 Occupational & Medical Innovations Ltd Improvements to a single use syringe
US20030040720A1 (en) * 2001-08-22 2003-02-27 Steube Gregory Alan Needle hub assembly
AUPS037802A0 (en) * 2002-02-08 2002-02-28 Hansen, Jeff Retractable disposable one-use needle
US20040010235A1 (en) * 2002-07-11 2004-01-15 Weilbacher Eugene E. Anti-reflux syringe
GB0222166D0 (en) * 2002-09-25 2002-10-30 Nmt Group Plc Needle unit
US20040127859A1 (en) * 2002-12-26 2004-07-01 Ward Michael Terrance Anti-reflux syringe
US6613016B1 (en) * 2003-01-21 2003-09-02 Jen Chuan Ku Safety hypodermic syringe
CN101327350B (zh) * 2003-02-13 2010-10-13 许明正 具有注射及抽血功能的安全器械
DE20303231U1 (de) * 2003-02-27 2003-04-30 Braun Melsungen Ag Spritzenzylinder mit Kanülenaufsatz
US7544180B2 (en) * 2003-02-27 2009-06-09 B. Braun Melsungen Ag Safety syringes
IL157984A (en) * 2003-09-17 2015-02-26 Dali Medical Devices Ltd Automatic needle
IL157981A (en) 2003-09-17 2014-01-30 Elcam Medical Agricultural Cooperative Ass Ltd Auto injector
CN1921901A (zh) * 2003-12-16 2007-02-28 P·G·奥斯汀 可回缩注射器
IL160891A0 (en) 2004-03-16 2004-08-31 Auto-mix needle
SE0401569D0 (sv) * 2004-06-17 2004-06-17 Gambro Lundia Ab Applikator
US20060084915A1 (en) * 2004-07-14 2006-04-20 Jin Rong Chang Hub locking structure for safety syringe
JP2008509757A (ja) * 2004-08-13 2008-04-03 ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー 針引込み式注射器アセンブリ
US20060264840A1 (en) * 2005-05-09 2006-11-23 Daniel Thayer Syringe
US20070073224A1 (en) * 2005-07-14 2007-03-29 John Dries Syringe with latching safety mechanism
TWI294782B (en) * 2006-01-27 2008-03-21 Bencha Internat Group Inc Medically safety injector with a collapsable plunger combination thereof
US20070250003A1 (en) * 2006-04-03 2007-10-25 Bare Rex O Fluid activated retractable safety syringe
US7972301B2 (en) 2006-04-03 2011-07-05 Safeshot Technologies, Llc Safety needle syringe braking system
US7806858B2 (en) * 2006-04-19 2010-10-05 Safeshot Technologies, Llc Vacuum actuated small volume syringe
US8152762B2 (en) * 2006-04-20 2012-04-10 Safeshot Technologies, Llc Plunger activated vacuum release mechanism for a syringe
US8398601B2 (en) * 2006-11-06 2013-03-19 Safeshot Technologies, Llc Puncturable membrane for safety syringe
US20080114307A1 (en) * 2006-11-06 2008-05-15 Jeffrey Smith Puncturable membrane for safety syringe
US7972300B2 (en) * 2006-05-05 2011-07-05 Safeshot Technologies, Llc Syringe
US8088104B2 (en) * 2006-05-24 2012-01-03 Safeshot Technologies, Llc Syringe
US20080125712A1 (en) * 2006-09-26 2008-05-29 Alcon Manufacturing, Ltd. Ophthalmic injection system
US20080097379A1 (en) * 2006-09-26 2008-04-24 Alcon Manufacturing, Ltd. Ophthalmic injection method
US20080154212A1 (en) * 2006-12-26 2008-06-26 Stat Medical Devices, Inc. Syringe with retractable needle support
US9259174B2 (en) * 2007-04-20 2016-02-16 Stat Medical Devices, Inc. Retractable fluid collection device
US8095870B2 (en) * 2007-06-06 2012-01-10 Oracle International Corporation Extensible document transformation language: an innovative way of generating business document and report
KR101087651B1 (ko) 2009-03-06 2011-11-30 조훈기 일회용 안전주사기
US20110125130A1 (en) * 2009-04-08 2011-05-26 Stat Medical Devices, Inc. Retractable needle assembly and syringe utilizing the same
US8986249B2 (en) * 2009-04-08 2015-03-24 Stat Medical Devices, Inc. Retractable needle assembly and syringe utilizing the same
US9480799B2 (en) * 2009-04-08 2016-11-01 Stat Medical Devices, Inc. Retractable needle assembly utilizing a standard interface and syringe utilizing the same
US9550030B2 (en) 2010-07-22 2017-01-24 Becton, Dickinson And Company Dual chamber syringe with retractable needle
US8556855B2 (en) 2010-07-22 2013-10-15 Becton, Dickinson And Company Dual chamber syringe with retractable needle
US8556854B2 (en) 2010-07-22 2013-10-15 Becton, Dickinson And Company Dual chamber syringe with retractable needle
US8721599B2 (en) 2010-07-22 2014-05-13 Becton, Dickinson And Company Dual chamber passive retraction needle syringe
US8277422B2 (en) 2010-07-23 2012-10-02 Safeshot Technologies, Llc Multi-chambered retractable safety syringe
AU2013255890B2 (en) * 2012-05-04 2017-06-22 Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh Drug delivery device
US9616184B2 (en) * 2013-02-13 2017-04-11 Hilario Castillo Syringe facilitating retraction of multiple needles
ES2944564T3 (es) * 2013-03-07 2023-06-22 Brothers David B Jeringa y conjunto de aguja de residuos reducidos
US10780229B2 (en) 2013-03-07 2020-09-22 David B. Brothers Low waste syringe and needle assemblage
CA2905965C (en) * 2013-03-13 2021-08-03 Joseph P. Schultz Medical connector contamination prevention systems
US9919110B2 (en) 2013-07-01 2018-03-20 Credence Medsystems, Inc. Safety syringe
BR112016011085B1 (pt) 2013-11-15 2022-09-20 Credence Medsystems Inc Sistema de injeção
MX2016011633A (es) * 2014-03-12 2016-11-29 Theranos Inc Sistemas, dispositivos, y metodos para la recoleccion de muestras de fluidos corporales.
CA2980443C (en) * 2014-04-24 2024-03-05 Credence Medsystems Inc. System and method for safety syringe
USD765838S1 (en) 2015-03-26 2016-09-06 Tech Group Europe Limited Syringe retention clip
US11103651B2 (en) * 2016-12-13 2021-08-31 Beckon, Dickinson and Company Safety needle devices
CA3102559A1 (en) 2018-06-08 2019-12-12 Credence Medsystems, Inc. System and method for safety syringe
US11612692B1 (en) 2021-10-29 2023-03-28 Thomas C. Kuracina Method and apparatus to reduce the deadspace in syringes and small-bore devices

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS535891A (en) * 1976-07-06 1978-01-19 Becton Dickinson Co Hypodermic injector
JPS5854848U (ja) * 1981-10-08 1983-04-14 テルモ株式会社 シリンジ
US4994034A (en) * 1989-07-11 1991-02-19 Botich Michael J Retractable needle hypodermic syringe system
JPH06503236A (ja) * 1990-10-03 1994-04-14 トライアド テクノロジー 収縮自在針を有する安全注射器
EP0609167A1 (en) * 1993-01-27 1994-08-03 Vincente Montesinos Mulleras Self-destructing retractable syringe
JPH10146388A (ja) * 1996-09-13 1998-06-02 R Kern Mcgary 再使用不能な伸縮自在形安全注射器とその使用方法
US5935104A (en) * 1998-08-21 1999-08-10 Safety Medical Manufacturing, Incorporated Safety medical syringe with retractable needle

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4687467A (en) * 1986-06-11 1987-08-18 C.T.F. Research Company One-time use medical syringe invention
GB2197792A (en) * 1986-11-26 1988-06-02 Power Richard Kiteley Disposable syringes
US4838869A (en) * 1987-08-29 1989-06-13 Allard Edward F Retractable needle syringe
US4838863A (en) * 1987-09-21 1989-06-13 Allard Edward F Safe needle system for collecting fluids
ES2009709A6 (es) * 1989-01-24 1989-10-01 Villar Pascual Jose Antonio Jeronguilla de seguridad monouso.
US5090962A (en) * 1989-04-28 1992-02-25 Flp Enterprises, Inc. Non-reusable syringe
US5019044A (en) * 1989-08-14 1991-05-28 Tsao Chien Hua Safety hypodermic syringe
GB9107647D0 (en) * 1991-04-11 1991-05-29 Jeffrey Peter Syringe construction providing needle point protection
ES2067910T3 (es) * 1991-05-29 1995-04-01 Paolo Caselli Jeringa provista con un dispositivo auto-bloqueante para la aguja y de medios para obtener el retorno de la aguja en la jeringa al final de una inyeccion.
US5211629A (en) * 1991-12-23 1993-05-18 Pressly William B S Safety syringe
US5180369A (en) * 1992-01-20 1993-01-19 Dysarz Edward D Self destructive safety syringe
US5180370A (en) * 1992-05-18 1993-01-19 Gillespie Elgene R Safety hypodermic syringe with retractable needle
US5395337A (en) * 1993-08-31 1995-03-07 Clemens; Anton H. Needle retraction system
ATE214297T1 (de) * 1993-10-28 2002-03-15 Lok Tek Syringe Pty Ltd Hypodermische spritze mit zurückziehbarer nadelmontage

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS535891A (en) * 1976-07-06 1978-01-19 Becton Dickinson Co Hypodermic injector
JPS5854848U (ja) * 1981-10-08 1983-04-14 テルモ株式会社 シリンジ
US4994034A (en) * 1989-07-11 1991-02-19 Botich Michael J Retractable needle hypodermic syringe system
JPH06503236A (ja) * 1990-10-03 1994-04-14 トライアド テクノロジー 収縮自在針を有する安全注射器
EP0609167A1 (en) * 1993-01-27 1994-08-03 Vincente Montesinos Mulleras Self-destructing retractable syringe
JPH10146388A (ja) * 1996-09-13 1998-06-02 R Kern Mcgary 再使用不能な伸縮自在形安全注射器とその使用方法
US5935104A (en) * 1998-08-21 1999-08-10 Safety Medical Manufacturing, Incorporated Safety medical syringe with retractable needle

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002085562A (ja) * 2000-06-27 2002-03-26 Becton Dickinson & Co 選択的に格納可能な針を有する皮下注射器
JP2002052081A (ja) * 2000-07-31 2002-02-19 Becton Dickinson & Co 選択的に格納可能な針を有する皮下注射器
JP2003088586A (ja) * 2001-09-19 2003-03-25 Otsuka Pharmaceut Factory Inc プレフィルドシリンジ
JP4656784B2 (ja) * 2001-09-19 2011-03-23 株式会社大塚製薬工場 プレフィルドシリンジ

Also Published As

Publication number Publication date
EP1056495B1 (en) 2004-09-01
CA2321441C (en) 2008-02-05
DE69919844D1 (de) 2004-10-07
CN1182886C (zh) 2005-01-05
DK1056495T3 (da) 2004-12-20
ES2230915T3 (es) 2005-05-01
US6010486A (en) 2000-01-04
AU2161500A (en) 2000-07-12
AU762938B2 (en) 2003-07-10
CN1294524A (zh) 2001-05-09
NZ506413A (en) 2003-07-25
CA2321441A1 (en) 2000-06-29
ATE274944T1 (de) 2004-09-15
EP1056495A1 (en) 2000-12-06
JP4698838B2 (ja) 2011-06-08
WO2000037131A1 (en) 2000-06-29
DE69919844T2 (de) 2005-09-22
BR9908070A (pt) 2002-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002532205A (ja) 引込み針注射器
CA2157564C (en) Retractable needle syringe
US5358491A (en) Cartridge-needle unit having retractable needle
AU2003279104B2 (en) Single use syringe having a safety shield
US6626863B1 (en) Safety syringe
US6530903B2 (en) Safety syringe
EP0602882B1 (en) Safety needle syringe
US6036674A (en) Retracting needle syringe
US6221052B1 (en) Retracting needle syringe
JP2003512904A (ja) ジェットインゼクタのための係止機構
WO2006012281A1 (en) Non-skin penetrating reconstituting syringe
JPH0636830B2 (ja) 安全針注射器
JP2003523266A (ja) 単一使用注射器
JPH11226125A (ja) 一回使用の安全注射器
JP2002504396A (ja) 薬剤容器の移転セット並びに方法
JPH06510440A (ja) 偏心ニードルカニューラを備えた安全注射器
JP2003500131A (ja) 針格納式注射器
WO2003047669A1 (en) Syringe
MXPA00008113A (en) Retracting needle syringe

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061204

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20061204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080208

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080508

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080515

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080606

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081010

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20090114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090209

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090213

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20090417

RD16 Notification of change of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7431

Effective date: 20091022

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20091022

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110302

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4698838

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term