JP2008509757A - 針引込み式注射器アセンブリ - Google Patents

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Abstract

バレル(14)と、引込み式針(12)と、そして、注射器から液体を押し出すためにストッパ(46)を有する内側部材(30)および外側部材(24)を含むプランジャロッド・アセンブリ(22)とを含む注射器が開示される。プランジャロッドと関連付けられた作動部材(40、44)が、作動時の、内側部材および外側部材の相対的な移動を可能にする。ストッパは、作動要素を係合させ、針を注射器内に引っ込めることを生じさせるように、バレルにおいて末端方向に前進させられたときに十分な量だけ圧縮するように構成されている。

Description

本発明の実施形態は、一般に、注射器および針アセンブリに関する。本発明の特定の実施形態は、より具体的には、針の偶発的な露出と注射器の再使用を実質的に防ぐために、意図される使用の後、引っ込めることができる針を含む注射器アセンブリ、および、針アセンブリを製造する方法に関する。
皮下注射器は、医療技術において、薬物の投与、および体液サンプルの抜き取りのために広く用いられている。一般に、皮下注射器は、バイアル・ストッパまたは患者の皮膚を突き刺すための、鋭利な末端先端部を有し、固定的または取り外し可能に取り付けられた金属製の針を含む。皮下注射器および針は、長年にわたって用いられてきたが、これまで膨大な数の針が用いられたことを考慮しても、ほとんど問題は報告されていない。ごく最近、体液によって伝染するウイルス性の病気が認識されると共に、医療従事者が使用済みの針(一般的には、「シャープ」と呼ばれている)に不注意に接触することを防止する必要性、並びに、針および注射器の不適切な放棄の誤用を低減させる必要性に対してより神経質になっているために、再使用防止への備えのある注射器および針が開発されてきた。
偶発的な針の突き刺しから医療従事者を保護し、針および注射器の再使用を防止することを目的とした設備には、医療施設において広く用いられている様々なシャープ回収システムが含まれる。他の開発には、一旦注射器が使用目的を完了すると、医者によって容易に折り取られ得る針取付具が含まれる。使用後に針またはシャープを遮蔽し、これにより偶発的な針の突き刺しの危険性を低減することを目的として、様々な遮蔽機構が開発されてきた。これらの開発の多くは、医療従事者がシャープに不注意に曝されることについての発生率を低減させるものであるが、これらの装置の大部分は、皮下注射器および針の入手および誤用に対して決定する個人によって、容易に打ち負かされ得る。こうした問題の結果として、皮下注射器の技術分野におけるさらなる開発により、一旦意図された使用が完了すると、注射器本体の中に引っ込められる針を有する注射器がもたらされた。これらは、針引込み式注射器と呼ばれることが多い。
使用者は、近年の従来型(すなわち、針引込み式でない)注射器について、実質的に支障がなく、信頼できるものであるとみなしている。これらの注射器は、「1回限り」の充填と注入手順の両方を含む様々に異なる手順、並びに、より複雑な混合、計量および送出のために用いられている。引込み式注射器がこれらの機能的かつ実用的で信頼できる従来型の注射器に取って代わるためには、引込み式注射器が、使用者の近年の実務を著しく妨げるものであってはならず、実質的に信頼できるものでなければならない。さらに、近年の従来型の注射器は、多くの場合、1分当たり数百の割合で製造されており、そのコストは一般にそれらの使用における重要な要因ではないという事実を考慮すると、引込み式注射器の製造は、費用効果の高いものでなければならない。
入手可能な針引込み式装置の大部分は、幾分複雑なものであり、多くが部品の製造と組み立てを必要とする共に、困難な組み立てまたは厳しい公差要件を有する可能性がある。設計の多くは、流体を吸い込み、これを注射器から押し出すのに、医者が注意深く力を加えることに依存している。また、製造および組み立ての際、装置の多数の構成部品間の公差が注意深く守られていない場合には、通常の使用が、注射器の引込み機能の早期作動をもたらすことがある。引込み機能の早期作動に関する問題は、多くの入手可能な針引込み式注射器、特に、引込み機構を作動させるのに圧縮力を注射器ストッパに加えることに頼る針引込み式注射器に伴う問題である。入手可能な針引込み式注射器の多くは、実質的に送出不可能な「デッド・ボリューム(dead volume)」を有しており、これは、医者が注射器から薬物を正確に送出する必要性に困惑を与え、または、デッド・ボリューム空間内に残された高いコストの薬物の相当な割合を無駄にする可能性がある。デッド・ボリュームの問題は、注射器バレルに対するプランジャロッドの変位に依存する注射器に関連付けられ得る。従来型の注射器設計は、引込み機構を作動させることを、ストッパに押し当てる力またはプランジャロッドの変位のいずれかに依存している。
したがって、注射の際、通常の力に耐えることができ、かつ、引込み機構の早期作動を防止することができる、選択的に引込み可能な注射器に対する必要性が存在する。さらに、注射器内の無駄な空間の容積を減少させ、注射器からの薬物の漏れを防止する必要性がある。
本発明の実施形態は、引込み式注射器に関する。一実施形態において、引込み式針を含む注射器は、流体チャンバを有し、長手方向軸を定めており、かつ、基端部と、針に取り付けられるように適合された末端部とを含んでいるバレルと、末端部および基端部を有するプランジャロッドであって、外側ハウジング内で摺動可能に係合できる内側スリーブを含んでいるプランジャロッドとを含む。この実施形態によると、内側および外側ハウジングは、プランジャロッドと関連付けられた切離し要素の作動時に、互いに対して軸方向に移動可能である。この実施形態の注射器は、プランジャロッドの末端部に取り付けられた圧縮可能なストッパであって、ストッパは、末端方向の力がプランジャロッドに加えられると、切離し要素の作動を可能にするのに十分な距離の長手方向軸に沿ったプランジャロッドの末端方向の移動を可能にする量、長手方向軸の方向に圧縮されて、内側スリーブを外側ハウジングに対して末端方向に移動させ、針を注射器バレル内に引っ込めるように構成されている圧縮可能なストッパをさらに含む。
別の実施形態においては、流体チャンバと、内面と、基端部と、該内面に配置された基端方向の肩部と、針に取り付けられるように適合された末端部と、該内面に配置され、かつ、該末端部に隣接したシーリングとを有するバレルを含む注射器が提供される。この実施形態によると、注射器は、末端部および基端部を有するプランジャロッドであって、流体チャンバの内面に摺動可能に係合するように適合され、壁によって画成される中空の外側ハウジングと、該外側ハウジング内に摺動可能に受けることができ、キャビティを画成している中空の内側スリーブとを含んでいるプランジャロッドと、該プランジャロッドの末端部に配置されたストッパであって、末端面および外壁面を含んでいるストッパとをさらに含む。外側ハウジングは、プランジャロッドの基端部に隣接して壁を貫いて軸方向に延びている少なくとも1つの窓を含んでおり、内側スリーブは、キャビティに向けて内方に撓まされるように適合された少なくとも1つの可撓性フィンガを含んでおり、該可撓性フィンガは、末端部と、基端部と、バレルの肩部と係合するように適合された末端向きの傾斜面と、末端向きの縁部とを含む。内側スリーブは、基端向きの止め縁部をさらに含んでおり、フィンガは、窓内に受けられるような大きさおよび形状に作られており、ストッパは、末端リブと、基端リブと、外壁面に沿って配置されたリブ間の隙間領域とを含んでおり、ここで、傾斜面およびストッパの構成は、ストッパの軸方向の圧縮が、プランジャロッドの十分な軸方向の移動を可能にし、傾斜面がバレルの肩部に係合して、フィンガを内方に撓ませ、内側スリーブおよび外側ハウジングを相対的に移動させ、針を引っ込ませるというものである。
さらなる実施形態においては、引込み式針を含む注射器が提供され、この注射器は、末端部、基端部、内面、および係合面を含むバレルと、基端部および末端部を有するプランジャロッドであって、バレルの内面に摺動可能に受けられるように適合されており、外側部材と、作動要素が係合面と接触状態にあるとき、内側部材内に摺動可能に受けられるような大きさおよび構成に作られている内側部材とを含んでおり、作動要素は、内側部材と外側部材との間の相対的な末端方向の移動を防止するように、外側部材と接触状態にある内側部材と関連付けられた可撓性部材を含んでいるプランジャロッドと、ストッパがバレルの末端部に押し当てて係合されたとき、係合要素が作動面に接触することを許すプランジャロッドの変位を可能にするのに十分な軸方向の移動を可能にするように構成された、プランジャロッドの末端部に接するストッパとを含む。
本発明は、多くの様々な形態の実施形態により十分に説明されているが、本発明の実施形態は、本開示が本発明の原理の例示とみなされるべきであること、および、本発明の範囲を示された実施形態に限定することが意図されるものではないことを理解した上で、図面に示され、本明細書において詳細に説明されている。本発明は、他の実施形態が可能であり、種々の方法で実施されまたは実行されることが可能である。
本開示においては、慣例に従って、装置の末端部は患者に最も近い端部であり、装置の基端部は患者から離れた端部であり、かつ、医者に最も近い端部である。
全体的に図1−図24を参照すると、本発明による選択的に引っ込めることができる針12を有する皮下注射器10の実施形態が示される。最初に図1−図4Cを参照すると、注射器10が、開口した基端部16と、開口した末端部18と、これらを通る中空のボア20とを有する細長いバレル14を含む。バレルの基端部は、図13に示される内部肩部19を定める。フィンガ・フランジ80が、フィンガ・グリップ21を含む。カラー23が、バレル14の基端部の外面上に配置される。バレルの末端部は、バレル・ルーフまたはシーリング15を定める。図面に示されるように、バレル・ルーフ15は、バレル14の内周を囲む。ルーフ15は、シール17をその末端側に保持する。
特に図3を参照すると、図3において、注射器10は、使用前の損傷から針12の鋭利な末端先端部72を保護するように、針シールド84が装着されるように示されている。注射器10は、実質的に微生物が通過しにくい材料で形成され、その中で微生物が実質的に生存できないようにする条件に曝されたパッケージ88内にシールされることが好ましい。パッケージ88を形成するのに適切な材料は、紙、不織布、高分子フィルム、金属箔、およびこれらの組み合わせを含むが、これらに限定されるものではない。実質的に微生物が生存できないようにするのに適切な条件は、電離放射線、化学滅菌剤等に曝すことを含むが、これらに限定されるものではない。
ここで図1−図8Bを参照すると、注射器10はプランジャ22をさらに含み、このプランジャ22は、プランジャ22をバレル14の開口した基端部16内に前進させることによって、バレル14内に摺動可能に嵌合するような大きさに作られている。図5A−図8Bに最もよく見られるように、プランジャ22は、中空の外側ハウジング24と、中空の内側スリーブ30とを含む。このように、プランジャ22は、内側スリーブ30および外側ハウジング24から構成される。図5A−図6Bを参照すると、外側ハウジング24は、開口した基端部26と、ウェビング29を定める末端部28とを定める。末端部28上のウェビング29は、中央ハブ31と、該中央ハブ31から放射状に広がるスポーク33とを含むように示されている。少なくとも1つの窓40、示される実施形態においては2つの窓40が、基端部26に隣接して配置されている。窓40は、末端部40aおよび基端部40bを有し、外側ハウジング24の壁を貫いて延びる。少なくとも1つのトラック37が、窓40に隣接して配置され、該トラックは、末端部37aおよび基端部37bを有する。窓40およびトラック37は、外側スリーブの軸線に沿って部分的に延び、以下にさらに説明される内側スリーブと関連付けられた形状構成と協働する。示される実施形態においては、窓40およびトラック37は細長いものであり、トラック37の幅は窓40より狭いものとして示される。
ここで図7A−図8Bを参照すると、内側スリーブ30は、中にキャビティ34を画成する側壁32を定め、基端部36および開口した末端部38を有する。サムプレス42が、内側スリーブ30の基端部38に配置される。少なくとも1つのフィンガ44、示される実施形態においては2つのフィンガ44が、内側スリーブに一体的に形成され、基端部36から末端部38の方向に延びる。図7A−図8Bに示される実施形態においては、フィンガ44は、内側スリーブ30の基端部38に隣接した屈曲領域39を形成する。各々のフィンガ44の屈曲領域39の反対端は、自由端であり、末端向きの縁部45を含む。末端向きの縁部45は、段付き形状構成の形態として示されている。屈曲領域39は、各フィンガ44を内方に押し付けることによって、各フィンガ44がキャビティ34に向けて内方に撓むことを可能にする。フィンガ44は、該フィンガ44を内方に曲げるために、フィンガを曲げる際に押し付けられるフィンガ44の一部分である末端向きの傾斜面44aとして示される、接触面を有するランプも含む。フィンガは、基端向きの縁部44bも含む。基端向きの縁部44bは、プランジャの長手方向軸に対してほぼ直角であるように示されている。内側スリーブ30は、末端向きの傾斜面47aおよび基端向きの止め縁部47bを含む、プランジャの基端部36に隣接して配置されたラグ47をさらに含む。
内側スリーブ30は、図1および図2に示され、以下にさらに説明されるように、中空の外側ハウジング24内に摺動可能に嵌合するような半径方向の大きさに作られ、内側スリーブ30のフィンガ44は、外側ハウジング24の窓40を通って突出するような大きさおよび形状に作られている。示される実施形態においては、フィンガおよび窓は、ほぼ矩形の形状を有しており、プランジャの半径方向両側に配置されるように示されるが、他の形状および構成も本発明の範囲内にあることが理解されるであろう。ラグ47は、外側ハウジング24のトラック37を通って突出する大きさおよび形状に作られている。末端方向の力が内側スリーブ24の末端部のサムプレス42に加えられたとき、フィンガ44の末端方向縁部45が各窓の末端方向縁部44aに接触し、内側スリーブが外側ハウジングに対して末端方向に移動するのを防止するという点で、フィンガ44は、外側ハウジング24に対して内側スリーブ30が末端方向に移動するのを実質的に防止するものである。薬物をバレル内に吸い込むことにより注射器が充填されるときなど、基端方向の力がサムプレス42に加えられたとき、内側スリーブ30の外側ハウジング24からの分離を防ぐために、ラグ47の基端向きの止め縁部47bが、トラック37の基端部37bに接触し、内側スリーブ30が外側ハウジング24に対して基端方向に移動するのを防ぐ。フィンガ44および別個のラグ47、並びに基端向きの止め縁部47bを設ける代わりに、フィンガ44の基端向きの縁部44bおよび窓40の基端部40bによって、ラグ47および基端向きの止め縁部47bの機能が提供され得ることが理解されるであろう。したがって、特定の実施形態においては、内側スリーブ30および外側ハウジング24の分離を防ぐために、充填作業中に基端方向の力がプランジャロッドに加えられたときにフィンガ44が該フィンガ44の曲げを防ぐのに十分な安定性を有する場合、ラグ47およびトラック37が排除されることが可能である。
特定の実施形態において、プランジャ22は、外側ハウジング24に末端方向に配置された1つまたは複数の任意の位置合わせ用チャネル43と協働する、内側スリーブ30に末端方向に配置された1つまたは複数のボス41のような位置合わせ形状構成をさらに含む。位置合わせ用チャネル43は、外側ハウジング24の壁を通って完全に延びてもよく、或いは、図に示されるように、外側ハウジング24の内面に細長い凹みを形成してもよい。図7Aおよび図7Bを参照すると、図7Aは、内側スリーブ30の正面図を示し、ボス41は、図7Aで点線として示される中心線とほぼ位置合わせされている。図7Bは、長手方向軸を中心に180度回転された内側スリーブ30の図であり、中心線から僅かにオフセットしているものとして他のボス41を示している。位置合わせ用形状構成41、43は、プランジャ22の製造および組み立て中の内側スリーブ30と外側ハウジング24との間の係合および位置合わせを保証する。したがって、図7Aおよび図7Bに関して上述されたように、1つまたは複数の実施形態においては、ボス41の1つをオフセットさせてもよく、チャネル43の構成を螺旋状にして、該ボスが2地点間で螺旋状のチャネルとぶつからないことを保証してもよく、このことは、トラック37に対するラグ47の適切な配向、および、窓40に対するフィンガ44の適切な配向を保証する。言い換えれば、ボス41は、互いに対して非対称にすることができ、このことが適正な配向を保証する。したがって、ボスおよびチャネルは、ラグ47を案内して対応するトラック37と位置合わせさせ、フィンガ44を案内して外側ハウジング24の対応する窓40と位置合わせさせるように構成される。図5A−図5Bおよび図6A−図6Bに示されるように、チャネル43は、ボス41がチャネル43内に案内されることを保証するように、基端部がフレア状または漏斗形状になっている。
ここで図9A−図9Cを参照すると、プランジャ22は、外側ハウジング24の末端部にこの末端部をふさぐために取り付けられるストッパ46をさらに含み、それは、注射器バレルへ流体を吸い込み、そこから流体を押し出すためのチャンバを定めるように、バレル14の中空ボア20に関係した摺動可能なシールを形成する。ストッパ46は、バレル14の中空ボア20に関係した摺動可能なシールを形成するような大きさにされた直径Dを有する。ストッパ46は、末端面46aと、そこから末端方向に延びている突出部49とを含む。ストッパ46がプランジャ22の末端部に取り付けられたとき、薬物を送出する際に、外側ハウジング24のウェビング29が末端面46aを支持する。ストッパ46は、該ストッパ46の外壁面上に隙間領域53を定めるように、互いに間隔をおいて配置された末端リブ48および基端リブ54を含む。ストッパ46の壁厚は、隙間領域53内の壁厚より、リブ48、54における壁厚の方が厚い。ストッパは、該ストッパの直径Dの少なくとも約50%である、全体の軸方向長さ「L」を有する。特定の実施形態においては、ストッパの軸方向長さLは、ストッパの直径Dの少なくとも約75%であり、他の実施形態においては、ストッパの軸方向長さLは、ストッパの直径Dに等しいかまたはこれより長い。
隙間領域は、ストッパ46の直径Dの少なくとも約30%である軸方向長さ「L」を有し、特定の実施形態においては、隙間領域の軸方向長さ「L」は、直径Dの少なくとも約40%である。リブ48は、プランジャ22が末端方向に前進させられ、バレル14の末端部の底に達したとき、バレル14のルーフ15に接触する、末端接触面48aを含む。図2も最も良く見られ、下記にさらに説明されるように、プランジャ22は、内側スリーブ30が外側ハウジングから解放されたとき、ウェビング29およびストッパ46を切り開き、内側スリーブ内のキャビティ34を露出させるように配置された、内側スリーブの末端部38に取り付けられるカッター50も含む。ストッパ46がバレル14で末端方向に前進されるとき、ルーフ15の基端側15bは、ストッパ末端面46aの外周部分48a、特にラグ48の末端接触面48aだけに接触する。
ここで、典型的な注射器に共通している注射器10の更に別の構成部品について説明される。図10−図24を参照すると、注射器10は、ハブ・ハウジング52と、該ハブ・ハウジング52内に嵌合するような大きさに作られた、基端フランジ62および軸方向ステム64を定める内側ハブ60とを含み、軸方向ステム64は、末端方向に延びている。フランジ62は、バレル・チャンバの末端部でルーフ15に延びる。ステム64の周りに配置され、かつ、フランジ62とハブ・ハウジングとの間にバイアスを与えるように圧縮された、細長いスプリング70がある。注射器10は、バレル・チャンバと流体連通状態にある、軸方向ステム64から延びている細長い中空の針12をさらに含む。フランジ62は、針12およびステム64を所定の位置に保持し、以下にさらに説明されるように、ウェビング29およびフランジ62が切断されるまで、針12がバレル内に引っ込むのを防止する。
ハブ・ハウジング52、針12が取り付けられたハブ60は、アセンブリ内に形成されることが好ましい。ハウジング52は、バレル14の末端部18に配置された雌ねじと協働する雄ねじ(図示せず)を含むことが好ましい。このことにより、アセンブリ61をバレル14に取り外し可能に取り付けることが可能になる。ねじが好ましいが、圧入、スナップ嵌め等のような他の形式の取付具が周知であり、それらは本発明の範囲内にあるとみなされる。
シール17は、ハブ60のフランジ62に係合し、これによりハブ60とバレル14との間に実質的な流体密封シールが形成される。したがって、漏れが実質的に低減される。シール17は、熱可塑性エラストマー、或いは、ゴム、TPE、シリコン、または類似した特性の材料のような他の弾性材料で作られることが好ましい。材料は、十分に柔らかいものであり、そのショアA硬度は55に等しいか55までであり、25%より少ない圧縮永久歪みを用いる場合、使用者が加えたトルクによる低い応力で変形する。製造の際に、シールは、バレル内に組み込まれ得る。代替的に、シールは、針ハブに成形されることができる。
バレル14は、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリエチレン、およびコポリマーのような熱可塑性材料、または、注射器バレルの製造のために使用される任意の他の適切な材料から形成され得る。プランジャ22は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン等、または注射器プランジャの製造のために使用される任意の他の適切な材料から形成されることが好ましい。カッター50は、深絞り工程または任意の他の適切な成形工程を用いて、ステンレス鋼のような金属材料から形成されることが好ましい。カッター50の末端部に鋭利な面を生成するために、カッター50に、電気化学処理、ホーニング、シャープニング、研削、およびこれらの工程の組み合わせといった二次工程が施されることが好ましい。カッター50は、ポリカーボネート、ポリエーテルケトン、ガラス、セラミック、または鉱物が充填されたポリマーのようなプラスチック材料から作られることも可能である。
さらに図10−図24を参照すると、ここで注射器の動作が説明される。注射器または針12の末端部が薬物内に浸漬された状態でバレル・チャンバを充填するために、基端方向の力をプランジャロッド22に加えることによりプランジャロッドを引くことによって、注射器が薬物で充填されることが可能である。充填中、ラグ47の止め縁部47bは、トラック37の基端部37bに係合し、内側スリーブ30が外側部分24から分離するのを防ぐ。充填後、次に、医者または使用者は、矢印42aで示されるように、末端方向に向けられる力をサムプレス42に加え、指をフィンガ・フランジ80のフィンガ・グリップ21に保持することによって、薬物を注入することができる。図10−図12は、バレル内で末端方向に前進させられているプランジャ22を示す。フィンガ44の末端方向縁部45は、窓40の末端部40bに係合し、内側スリーブ30および外側ハウジング24をバレル14内で末端方向に一緒に移動させる。薬剤を送出する際、ストッパ46の末端面46aの全体が、注射器バレル内に収容された薬物から圧力を受けている。薬物の送出の際、外側ハウジング30のウェビング29が、末端面46aを支持する。
ここで図13−図15を参照すると、薬物送出完了時に、プランジャ22がバレル14内に末端方向に前進させられた、注射器10が示されている。ストッパ46は底に達し、ストッパと関連付けられたリブ48の末端接触面48aは、バレルのルーフ15と接触状態にある。ストッパの軸方向長さは、「L14」で示される。フィンガ44の傾斜面44aが、バレル14の肩部19に隣接するように位置決めされる。図16−図18に示されるように、サムプレス42にかかるさらなる末端方向の力が、ストッパを圧縮する。図16−図18においては、フィンガ44の末端向きの傾斜面44aがバレル14の肩部19に接触するまで、外側ハウジング30および内側スリーブ24が協働してさらに末端方向に前進されるにつれて、さらなる末端方向の力が加えられ、バレル14内のプランジャの移動がもたらされる。ストッパ46がさらに縮み、隙間領域53のサイズが低減される。圧縮のこの段階におけるストッパの軸方向長さが、L17として示され、このL17は、図14に示されるL14より短い。
ここで図19−図21を参照すると、使用者が末端方向に向けられる力をサムプレス42に加え続けると、ストッパ46は、隙間領域53のサイズがさらに低減するように縮み、外側ハウジング24および内側スリーブ30が、バレル14内にさらに末端方向に前進することを可能にする。隙間領域53のサイズの低減によるストッパ46の圧縮は、外側ハウジング30および内側スリーブ24のさらなる末端方向の前進を可能にし、末端向きの傾斜面47aを肩部19に係合させ、フィンガ44をキャビティ34の方向に内方に撓ませる。したがって、肩部19は、フィンガ44のための作動面として働く。フィンガ44の撓みにより、内側スリーブ30が外側ハウジング24から分離し、外側ハウジング24に対して末端方向に移動することが可能になる。ストッパ46は、図17に示される長さL17より少ない軸方向長さL20に圧縮される。フィンガ44は、肩部19と協働して切離し要素として働く。ストッパの突起部49が、軸方向ステム64に圧入される。ストッパ46の圧縮により、薬物の全投与量が送出され、注射器バレル内にデッド・ボリュームがなくなることが保証される。
ここで図22−図24を参照すると、内側スリーブ30が外側ハウジング24に対して末端方向前方に移動し続けると、内側スリーブ30の端部にあるカッター50が、スリーブ30内のキャビティ34を露出させるように外側ハウジング24の末端部にあるウェビング29、ストッパ46の末端面46aを切り開き、そして、内側スリーブ30のキャビティ34内への針の引き込みを開始するべくフランジ62を切り開く。スプリング70のバイアスが、キャビティ34内への、取り付けられた針12を有するステム64の十分な移動を強制する。したがって、鋭利な末端先端部72を含む針12は、内側スリーブ内に完全に引っ込められ、これにより鋭利な末端先端部の偶発的な露出が実質的に防止される。針12をキャビティ34内に引き込めることによって、注射器10は、実質的に機能しなくなり、機能の回復も不可能になる。さらに、作業者は、針の鋭利な末端先端部72の偶発的な露出から実質的に保護される。
プランジャロッド22の内側スリーブのフィンガ44は、該フィンガ44の末端縁部45が窓40の末端部40aに係合するとき、プランジャが少なくとも約26ポンドそして最大約55ポンドまでの末端方向の力に耐え得るように設計されており、このことにより、内側スリーブが外側ハウジングから分離されることが防止される。こうした必要とされる量の力が、外側ハウジングおよび内側スリーブの早期分離を防止する。本発明の注射器は、引込み式安全機構が作動される前に、薬物の全注入投与量が送出されることを保証する。引込み式機構の作動は、ストッパへの力の印加のみまたはプランジャロッドの変位のみではなく、プランジャロッドの変位とストッパへの力の印加に依存している。したがって、内側スリーブは、ストッパが底に達し、バレルのルーフに当たって圧縮され、十分な量だけ圧縮されるまで、外側ハウジング24から切り離されず、フィンガ44の作動が内側スリーブ30および外側ハウジング24を切り離すまでプランジャロッドの前進が可能になる。
ストッパ46の圧縮、特に側壁上の隙間領域53のサイズの減少が、引込みの開始のための内側スリーブおよび外側ハウジングの切り離しを作動させるのに必要とされる力を決定する。上述のように、ストッパ46がバレル14のルーフ15に押し当てて底に達すると、ストッパの末端面46aの一部だけが圧力を受け、すなわち末端接触面48aがルーフ15と接触状態になる。このことは、薬物送出の際に加えられる力と同じ量の力を用いることで、プランジャがより多く末端方向に変位することを可能にする。これは、薬物送出の際に、ストッパ46の末端面46aが、注射器バレル内の薬物の流体圧力からの抵抗を受けるためである。全ての薬物が注射器から押し出され、末端面46a全体がもはや圧力を受けなくなった後、ルーフ15と接触状態にある末端接触面48aだけが圧力を受ける。したがって、使用者が、薬物送出の際と同じ量の力を加える場合には、ストッパにかかる圧力の減少のため、プランジャ22が末端方向により大きく変位させられる。例えば、薬物送出の際の背圧に起因するストッパの圧縮と、バレル・ルーフによって引き起こされるストッパの圧縮を比較すると、同じ力が加えられた場合、圧縮距離が約2倍から3倍増加する。したがって、薬物送出の際に使用者が15lbsの力をサムプレスに加えた場合には、ストッパの末端面46a全体にわたって作用する薬物の除去による力の減少が原因で、ストッパ46がバレル・ルーフの底に達したときに使用者が約5lbsの力を加えたときとほぼ同じだけ、該ストッパは縮む。
本発明の実施形態に従って用いられる皮下針は、鋼のような従来の材料で形成されることが可能である。当業者には、医療用グレードのプラスチック、複合材、セラミック、または同様の材料を代わりに用い得ることが理解されるであろう。針は、出願人の幾何学形状によって得られる効果を高めるために、シリコン・オイルのような種々の通常の潤滑剤で滑らかにされることができる。皮下針は、薬物の投与、血液および組織の採取、インシュリンの送出、針を用いるカテーテル製品のために使用される針を含むことができる。
本発明の注射器10は、針が早期に引っ込められる可能性を低減させた状態で、医者に高粘度の薬剤を送出する能力を与えるものである。注射器10の構成部品は、上述のように、注射器10の構成部品の多くの形状またはバランスが通常の注射器の同様の構成部品と実質的に異なるものではないため、高速製造のための要件と両立性がある。
上記は本発明の実施形態に向けられているが、本発明の基本的な範囲から逸脱することなく、本発明の他のおよび更に別の実施形態が考えられることも可能であり、本発明の範囲は、上記の特許請求の範囲によって決定される。
本発明の実施形態による皮下注射器の斜視図である。 図1の注射器の分解斜視図である。 パッケージ内の、図1の注射器の斜視図である。 図1の注射器バレルの側面図である。 図4Aに示されるバレルの基端部分の拡大側面図である。 針およびハブに取り付けられたバレルの末端部分の拡大側面図である。 図1に示されるプランジャの外側ハウジングの側面図である。 図5Aの線5B−5Bに沿って取られた断面図である。 図5Aに示されるプランジャ外側ハウジングの末端方向の端面図である。 図5Aに示される外側ハウジングの基端方向の端面図である。 図5Aに示される外側ハウジングの末端部分の拡大斜視図である。 図1に示されるプランジャ外側ハウジングの基端方向の斜視図である。 図1に示されるプランジャ外側ハウジングの末端方向の斜視図である。 図1に示されるプランジャ内側スリーブの側面図である。 プランジャの長手方向軸を中心に180度回転された、図7Aに示されるプランジャの図である。 図7Aの線7C−7Cに沿って取られた断面図である。 図1に示されるプランジャ内側スリーブの基端方向の斜視図である。 図1に示されるプランジャ内側スリーブの末端方向の斜視図である。 図1に示されるストッパの末端方向の斜視図である。 図1に示されるストッパの基端方向の斜視図である。 図9Aの線9C−9Cに沿って取られた断面図である。 基端位置に配置されたプランジャを示している、図1の線10−10に沿って取られた断面図である。 図10の末端部分の拡大図である。 図10の基端部分の拡大図である。 プランジャが末端方向に前進させられ、ストッパがバレルの末端部に前進させられた状態の、図1に示される注射器の断面図である。 図13の末端部分の拡大図である。 図13の基端部分の拡大図である。 プランジャが図13−図15に示されるものよりさらに末端方向に前進させられ、ストッパが部分的に圧縮された状態の、図1に示される注射器の断面図である。 図16の末端部分の拡大図である。 図16の基端部分の拡大図である。 プランジャが図16−図18に示されるものよりさらに末端方向に前進させられ、内側スリーブがプランジャの外側ハウジング内でつぶれている状態の、図1に示される注射器の断面図である。 図19の末端部分の拡大図である。 図19の基端部分の拡大図である。 針が注射器バレル内に引っ込められた状態の、図1に示される注射器の断面図である。 図22の末端部分の拡大図である。 図22の基端部分の拡大図である。

Claims (24)

  1. 引込み式針を含む注射器であって、
    流体チャンバを有し、長手方向軸を定めており、かつ、基端部と、針に取り付けられるように適合された末端部とを含んでいるバレルと、
    末端部および基端部を有するプランジャロッドであって、外側ハウジングと摺動可能に係合できる内側スリーブを含んでおり、前記内側および外側ハウジングは、プランジャロッドと関連付けられた切離し要素の作動時に、互いに対して軸方向に移動可能であるプランジャロッドと、
    前記プランジャロッドの前記末端部に取り付けられた圧縮可能なストッパであって、ストッパは、末端方向の力が前記プランジャロッドに加えられると、前記切離し要素の作動を可能にするのに十分な距離の前記長手方向軸に沿った該プランジャロッドの末端方向の移動を可能にする量、該長手方向軸の方向に圧縮されて、前記内側スリーブを前記外側ハウジングから切り離し、かつ、該外側ハウジングに対して末端方向に移動させ、前記針を前記注射器バレル内に引っ込めるように構成されている、圧縮可能なストッパと、
    を備えることを特徴とする注射器。
  2. 前記切離し要素の作動は、前記ストッパの圧縮と、前記長手方向軸に沿った前記プランジャロッドの末端方向の変位との両方に依存していることを特徴とする請求項1に記載の注射器。
  3. 前記ストッパは、基端リブから間隔をおいて配置された末端リブを含んでおり、外壁に隙間領域を画成している、外壁部分を含み、前記隙間領域は、前記基端リブおよび前記末端リブの壁厚より薄い壁厚を有していることを特徴とする請求項1に記載の注射器。
  4. 前記バレルは、内面と、前記プランジャロッドが前記チャンバ内で末端方向に前進させられたとき、前記末端リブに係合するように前記内面の前記末端部に隣接して配置されたシーリングとを含むことを特徴とする請求項3に記載の注射器。
  5. 前記ストッパは、軸方向長さおよび直径を有し、該ストッパの前記軸方向長さは、該ストッパの前記直径の少なくとも約50%であることを特徴とする請求項1に記載の注射器。
  6. 前記ストッパの前記軸方向長さは、少なくとも前記ストッパの前記直径と等しいことを特徴とする請求項4に記載の注射器。
  7. 前記内側スリーブおよび前記外側ハウジングは、該内側スリーブと該外側ハウジングとの切り離しなしに、少なくとも約26ポンドの末端方向の力を前記プランジャロッドに加えることができるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の注射器。
  8. 作動要素は、前記内側スリーブに形成された可撓性フィンガを含み、前記可撓性フィンガは末端部を含み、前記外側スリーブは、前記プランジャロッドの前記基端部に隣接して形成された窓を備えた壁を含み、前記窓は、末端部および基端部を含んでおり、該フィンガおよび該窓は、末端方向の圧力が該プランジャロッドに加えられると、該外側ハウジングに対する該内側スリーブの末端方向の軸方向の移動を防止するために、該フィンガが該窓内に嵌合し、かつ、該フィンガの前記末端部が該窓の前記末端部に係合するような大きさに作られていることを特徴とする請求項7に記載の注射器。
  9. 前記バレルは、内面と、接触面に係合して、前記フィンガを内方に撓ませ、前記外側ハウジングと前記内側スリーブとの間の相対的な末端方向の移動を可能にするように適合された、前記基端部に隣接して前記内面に形成された肩部とを含むことを特徴とする請求項9に記載の注射器。
  10. 前記接触面は傾斜面であることを特徴とする請求項9に記載の注射器。
  11. 前記内側スリーブは、前記外側ハウジングに係合して、該外側ハウジングに対する該内側スリーブの基端方向の移動を防止するように適合された基端向きの縁部をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の注射器。
  12. 流体チャンバと、内面と、基端部と、前記内面に配置された基端方向の肩部と、針に取り付けられるように適合された末端部と、該内面に配置され、かつ、前記末端部に隣接したシーリングとを有するバレルと、
    末端部および基端部を有するプランジャロッドであって、前記流体チャンバの前記内面に摺動可能に係合するように適合され、壁によって画成される中空の外側ハウジングと、前記外側ハウジング内に摺動可能に受けることができ、キャビティを画成している中空の内側スリーブとを含んでいるプランジャロッドと、
    前記プランジャロッドの前記末端部に配置されたストッパであって、末端面および外壁面を含んでいるストッパと、
    を備え、
    前記外側ハウジングは、前記プランジャロッドの前記基端部に隣接した前記壁を貫いて軸方向に延びている少なくとも1つの窓を含んでおり、前記内側スリーブは、前記キャビティに向けて内方に撓まされるように適合された少なくとも1つの可撓性フィンガを含んでおり、前記可撓性フィンガは、末端部と、基端部と、前記バレルの前記肩部と係合するように適合された末端向きの傾斜面と、末端向きの縁部とを含んでおり、該内側スリーブは、基端向きの止め縁部をさらに含んでおり、該フィンガは、前記窓内に受けられるような大きさおよび形状に作られており、前記ストッパは、末端リブと、基端リブと、前記外壁面に沿って配置された前記リブ間の隙間領域とを含んでおり、前記傾斜面および該ストッパの構成は、該ストッパの軸方向の圧縮が、該プランジャロッドの十分な軸方向の移動を可能にし、傾斜面が該バレルの該肩部に係合して、該フィンガを内方に撓ませ、該内側スリーブおよび該外側ハウジングを相対的に移動させ、前記針を引っ込ませるというものであることを特徴とする注射器。
  13. 前記少なくとも1つの窓は、末端方向の力が前記プランジャロッドに加えられると、前記フィンガの前記末端向きの縁部に係合して、前記内側スリーブおよび前記外側ハウジングの相対的な末端方向の軸方向移動を防止するように適合された末端部を含むことを特徴とする請求項12に記載の注射器。
  14. 前記フィンガおよび末端縁部は、少なくとも約26ポンドの末端方向に向けられる力に耐えるように構成されていることを特徴とする請求項13に記載の注射器。
  15. 前記内側スリーブは、前記プランジャロッドの前記基端部に隣接して配置された少なくとも1つのラグであって、該基端部に隣接した前記外側ハウジングの前記壁に形成されたトラック内に嵌合するような大きさに作られており、基端方向の力が該プランジャロッドに加えられると、該ハウジングに係合して、該外側ハウジングに対する該内側スリーブの基端方向の移動を防止するように適合された基端向きの止め縁部を含んでいる少なくとも1つのラグをさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の注射器。
  16. 前記内側スリーブは、前記肩部との接触時に内方に撓ませられるように適合された一対のフィンガを含み、前記外側ハウジングは、前記対のフィンガを受けるように適合された一対の窓を含み、該内側スリーブは、一対のラグをさらに含み、前記外側部分は、前記ラグを受けるように適合された一対のトラックを含むことを特徴とする請求項15に記載の注射器。
  17. 前記内側スリーブに形成された一対のボスと、前記フィンガを前記窓と位置合わせし、かつ、前記ラグを前記トラックと位置合わせするように協働する一対のチャネルとをさらに備えることを特徴とする請求項16に記載の注射器。
  18. 前記対のボスは、非対称であることを特徴とする請求項17に記載の注射器。
  19. 前記対のボスの1つは、前記内側スリーブの中心線からオフセットしていることを特徴とする請求項17に記載の注射器。
  20. 前記内側スリーブは、前記末端部に取り付けられた切断要素を含むことを特徴とする請求項15に記載の注射器。
  21. 前記外側ハウジングは、前記ストッパが末端方向に前進させられたとき、該ストッパの前記端部を支持するように適合された前記末端部のウェビングと、前記バレルの前記末端部に取り付けられた針であって、フランジを含むハブに取り付けられた針とを含むことを特徴とする請求項19に記載の注射器。
  22. 前記フィンガの内方の撓みにより、前記外側ハウジング内の前記内側スリーブが末端方向に移動することが可能になり、前記切断要素が、前記ウェビング、前記ストッパ、および前記フランジを切り開き、前記針が前記バレル内に引っ込められることを特徴とする請求項19に記載の注射器。
  23. 前記ストッパは末端面を含み、該ストッパが前記バレルの前記ルーフに対して前進させられるとき、前記末端面の一部だけが該バレルの前記シーリングと接触状態になることを特徴とする請求項19に記載の注射器。
  24. 末端部、基端部、内面、および係合面を含むバレルと、
    基端部および末端部を有するプランジャロッドであって、前記バレルの前記内面に摺動可能に受けられるように適合されており、外側部材と、作動要素が前記係合面と接触状態にあるとき、内側部材内に摺動可能に受けられるような大きさおよび構成に作られている内側部材とを含んでおり、前記作動要素は、該内側部材と該外側部材との間の相対的な末端方向の移動を防止するように、該外側部材と接触状態にある該内側部材と関連付けられた可撓性部材を含んでいるプランジャロッドと、
    ストッパが前記バレルの前記末端部に押し当てて係合されたとき、前記係合要素が前記作動面に接触することを許す前記プランジャロッドの変位を可能にするのに十分な軸方向移動を可能にするように構成された、該プランジャロッドの前記末端部に接するストッパと、
    を備えることを特徴とする、引込み式針を含む注射器。
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