JP2002529827A - 改良されたコイン受け入れ器用センサ - Google Patents

改良されたコイン受け入れ器用センサ

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JP2002529827A
JP2002529827A JP2000580164A JP2000580164A JP2002529827A JP 2002529827 A JP2002529827 A JP 2002529827A JP 2000580164 A JP2000580164 A JP 2000580164A JP 2000580164 A JP2000580164 A JP 2000580164A JP 2002529827 A JP2002529827 A JP 2002529827A
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アシュレイ,アンソニー
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コイン コントロールズ リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 コイン受け入れ器用センサ(S1)は、直列共振回路に接続された誘導器(L1)を有する。センサコイルは、2つの同一のキャパシタ(C1,C2)からなる共振キャパシタンスを有する直列の共振配置で構成され、1つはセンサのいずれか一方にある。この直列共振配置は、コイン受け入れ器の電源の同相成分ノイズによるセンサの読み出しの影響を減少させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 この発明は、コイン受け入れ器のセンサに関し、特に多数金種のコイン受け入
れ器に用いられるが、この用途に限定されることはない。
【0002】 背景 異なる金種のコインを区別するコイン受け入れ器は周知であり、その一例とし
て我々のGB−A−2 169 429号に記載がある。この受け入れ器は、セ
ンサコイルが被験コインの材質や金属成分を示すコインパラメータ信号を生成す
る、コインに対して一連の誘導試験を行うコイン検出ステーションをコインがそ
れに沿って通過するコイン下降通路を備える。コインパラメータ信号はコインパ
ラメータデジタル情報を提供するためにデジタル化され、次いで被験コインが受
け入れ可能か否かを判断するために、マイクロコントローラによって記憶された
コイン情報と比較される。コインが受け入れ可能と判断された場合、マイクロコ
ントローラは、そのコインが受け入れ通路に導かれるよう受け入れゲートを作動
させる。そうでなければ、受け入れゲートは不作動のままでコインは排除通路に
導かれる。
【0003】 コイン検出ステーションは異なる周波数で励磁される複数の異なるコイルを有
し、これらのコイルはコイン検出ステーションを通過する被験コインと個別の誘
導カップリングを形成する。ここでは、誘導センサコイルが、並列発振回路や発
振回路を有する増幅器のフィードバック路に接続されている。 それぞれの発振回路は、マルチプレクサによって増幅器のフィードバック路に
連続して接続され、生じる増幅の変動の一連のサンプルがデジタル化されマイク
ロコントローラに送られる。この先行技術の構成における問題は、各センサコイ
ル回路が、増幅器のフィードバック路に順次切り換えられる際、確実な発振条件
を作るのに所定の時間を要することである。これは、マルチプレクサがセンサコ
イルの様々な出力を通して走査する速度を各々に制限することになる。また、電
子ノイズはセンサコイルの出力の精度を低下させる。 EP 0 704 825は、直列共振回路にコイルを有するコイン識別器を
開示する。コイルの一端は接地され、他端はキャパシタを経て差動増幅器の正負
変換入力に接続されている。
【0004】 発明の概要 この発明は、従来よりも高速で走査され、ノイズの影響を受けにくいコイン識
別器用センサを提供する。
【0005】 この発明によれば、自己発振回路の第1及び第2のキャパシタの間に直列接続
され被験コインと誘導カップリングを形成する誘導器と、前記誘導器をコインが
通過する際に前記回路の発振特性の変化を検出する検出器とからなる、コイン受
け入れ器用センサが提供される。 第一および第二のキャパシタは実質的に同じ値であってもよい。 この発明によれば、直列接続された回路は、ノイズの影響に対してより高い抵
抗を有する従来用いられている先行の並列回路を用いるよりもより迅速に作動さ
れる。 この発明によるセンサは、複数の自己発振回路及び前記回路を検出器に順次接
続するマルチプレクサの構成を具備することが好ましい。 このセンサは、スイッチオン時の過渡現象を減少するためにスイッチオン時に
おけるその、またはそれぞれの自己発振回路に予め設定されたバイアスを加える
ための手段を有することが好ましい。 この検出器は、回路の発振特性の振幅および/または周波数を検出することが
できる。 この発明がより十分に理解されるために、以下の添付図面を参考にして例示と
してその実施態様を説明する。
【0006】 詳細な説明 コイン受け入れ器の概要 図1は、この発明によるコインセンサを有するコイン受け入れ器の概略構成を
示す。このコイン受け入れ器は、異なる金種の多数のコイン、例えば新ユーロコ
インおよび新バイメット2ドルコインを含む新UKコインのような二種の金属を
用いたコインを識別することができる。 前記の受け入れ器は、被験コインが入口3から縁を立ててそれに沿って通過し
、コイン検出ステーション4を通り、ゲート5に向かって落下するコイン下降通
路2を有する本体1を具備する。試験は検出ステーション4を通る各コインにつ
いて行われる。試験結果が真のコインであることを示す場合、ゲート5が開かれ
、そのコインは受け入れ通路6を通過できるが、そうでなければ前記ゲートは閉
ざされたままなので、排除通路7にそらされる。 コイン8が受け入れ器を通る際のコインの通路を破線9で概略的に示す。
【0007】 コイン検出ステーション4は破線で外形を示した4つのコイン検出コイルユニ
ットS1,S2,S3およびS4を有し、これらはコインと誘導カップリングを
形成するよう励磁されている。またコイルユニットpsは、ゲートの下流側にあ
って受け入れ通路6に配設され、受け入れ可能と判断されたコインが受け入れ通
路6の内部を実際に通ったか否かを判断する信用センサ[credit sencer] として
作動する。
【0008】 これらのコイルは、図2に概略図で示すドライブ及びインタフェース回路10
によって異なる周波数で励磁されている。渦電流が前記コイルユニットによって
被験コインに誘導される。4つのコイルとコインの間の異なる誘導カップリング
は、前記コインを実質的に唯一のものとして特徴付ける。ドライブ及びインタフ
ェース回路10は、コインとコイルユニットS1,S2,S3及びS4の間に、
異なる誘導カップリングの関数として対応するコインパラメータデータ信号を生
成する。対応する信号はコイルユニットPSのために生成される。コイルSはコ
イン固有のコード[chordal] 領域の誘導特性を検出するために、被験コインの直
径に対して小さい直径を有する。 コインに対面するコイルユニットSの領域Aを、コイン表面の特定領域の誘導
特性が検出できるように、例えば、コイルS1について72mm2 より小さくな
るように作ることによって高い感度限界を得ることができる。
【0009】 コインが本物であることを判断するために、被験コインによって生成されたコ
インパラメータ信号は、EEPROM12の形態でメモリーに結合されたマイク
ロコントローラ11に供給される。マイクロコントローラ11は被験コインから
送られたコインパラメータ信号を生成し、その結果をEEPROM12に保持さ
れた対応する記憶値と比較する。 この記憶値は、上部及び下部の数値制限を有するウィンドウの形態で保持され
る。したがって、生成されたデータが特定の金種の真のコインに関連付けられる
対応するウィンドウに落ちた場合、そのコインは受け入れ可能であることを示し
ているが、そうでない場合は排除される。受け入れが可能な場合には、信号はラ
イン13でドライブ回路14に送られ、図1に示すゲート5を、コインが受け入
れ通路6を通過できるように作動させる。さもなければ、ゲート5は開かれず、
コインは排除通路7を通過する。
【0010】 マイクロコントローラ11は、生成されたデータを、多数の異なる金種のコイ
ンの適切な作動ウィンドウデータの異なるセットと比較し、それによってコイン
受け入れ器は1つ以上の特定の通貨のセットのコインを受け入れるかまたは拒絶
することができる。コインが受け入れられた場合、受け入れ通路6に沿ったその
通路は、受け入れ後信用センサコイルユニットPSによって検出され、前記ユニ
ット10は対応するデータをマイクロコントローラ11に送り、マイクロコント
ローラ11はライン15で、受け入れられたコインに属する通貨の信用性の量を
示す出力を供給する。
【0011】 マイクロコントローラ11にデータを供給するために、センサコイルユニット
Sはそれぞれ個別に振動回路に接続された1つ以上の誘導コイルを有し、コイル
ドライブ及びインタフェース回路10はコイルユニットからの出力を連続して走
査するマルチプレクサを有する。各回路は50〜150KHzの周波数帯域で振
動し、前記回路部品は、センサコイルS1〜S4のそれぞれがそれらの間のクロ
ス−結合を避けるための異なる固有共振周波数をもつように選択される。
【0012】 コインがセンサコイルユニットS1を通過する際、そのインピーダンスはコイ
ンの存在によって100ミリ秒にわたって変化する。その結果、コイル中の振動
の振幅が、コインが通過する間に変わり、振動周波数が変わる。振幅の変化及び
コインによって生成された変調により生じた周波数は、コインの特性を表わすコ
インパラメータ信号を生成するのに用いられる。コインユニットS1とそれと関
連するドライブ及び検出回路のより詳細なブロック図を図3に示す。センサコイ
ルユニットS1の回路だけを示すが、関係する16は、他のセンサS2〜4が、
順次走査される同一の回路を有し、すなわち、共通制御回路(図示せず)の下で
、連結されたマルチプレクサスイッチM1〜4を用いて使用時にスイッチがオン
・オフされることが理解されるだろう。
【0013】 発振器部 センサコイルユニットS1は、インダクタンスL1及びオーム抵抗RL1を有
する誘導コイルを備え、誘導コイルは、入力インピダンスが増幅器A1に接続さ
れたセンサネットワークを形成するキャパシタC1およびC2を有する共振回路
に連続する下降通路に沿ってコインが通過する際に、そのコインと誘導カップリ
ングを形成する。後に詳述するように、キャパシタC1およびC2は雑音抑制を
容易にするために等価であることが好ましい。フィードバック抵抗R3に接続さ
れたセンサネットワークは、利得およびA1の周波数特性の出力位相を作る。増
幅器A1は、抵抗R1を通ってその出力からその入力+veへ至るフィードバッ
ク路を有し、自己振動回路を形成する。共振の際、ネットワークはセンサ抵抗R
L1(巻線抵抗損失からなる)に等しい最小のインピダンス及びゼロ位相移動を
もつ。よって増幅器は、共振周波数において最大利得とゼロ位相移動をもつ。出
力の制限された部分は、共振周波数においてA1を発振させる入力+veにフィ
ードバックされる。新しいセンサに切り換えるときに振動を自然に重ねることが
できる場合、安定した振幅に達するまでに1ミリ秒または2ミリ秒かかるが、こ
れは非常に遅すぎる。事実上の即時スタートを行うには、ステップ電圧VBIA
Sが抵抗R2を通り、センサを横切って印加される。
【0014】 コインがセンサS1の磁界にある場合、抵抗RL1の損失は増加し、増幅器A
の利得および増幅出力電圧VOSCは減少する。センサのインダクタンスL1も
上下に移動し、共振周波数を変える。
【0015】 センサS1〜4のそれぞれは、バイアス電圧VBIASによって作動可能とな
る16のような自己発振回路に接続され、マルチプレクサM1を介して切り換え
られるそのフィードバックを有する。後に詳述するが、すべてのセンサ回路が単
一の入力ラインでマイクロコントローラ11に入力を生成する共有の検出回路を
分担するようにマルチプレクシングが用いられる。
【0016】 各発振器からの出力は、マルチプレクサスイッチM1を通って高速比較器CP
1およびサンプルアンドホールド回路SH1の双方に給送するよう切り換えられ
る。高速比較器CP1は利得リミッタとして作動し、それによって方形波のレー
ル−トゥ−レール出力VOSCSQを生成し、発振器が直線領域で作動を保持す
るように、すなわち、正弦波形出力を与え、かつ飽和に達しないように、フィー
ドバックの制御量が加えられる。 VOSCSQは、それぞれの固有のフィードバック抵抗R1を用いて各センサ
を設定できるように、異なるフィードバック量が第2のマルチプレクサスイッチ
M2を通過する。第3のマルチプレクサスイッチM3は、選択された発振回路に
DCオフセット電圧VBIASを切り換え、抵抗R2がVBIASに重ね合わさ
れたフィードバック信号電圧を設定するためにR1で電位分割器を形成する。前
記のように、マルチプレクサスイッチMによって回路が選択されたとき、VBI
ASは発振を速やかに初期化する。
【0017】 センサは選択されないとき、発振増幅器A1の入力+veは抵抗R4によって
GNDに導入され、A1の出力もまたGNDに導入される。C1およびC2(L
1で接続)の共通端の電圧は、高値抵抗R5によって接地され、C1およびC2
の各両端はGND電位である。すべてのマルチプレクサは、センサのアドレスが
過渡現象を阻止するように変化し、1つのセンサ共振キャパシタから次へ送られ
る約5マイクロ秒の間、ディセーブルとなり、それはスタート信号の振幅に影響
を与えるだろう。要求された走査速度では、誤まった出力レベルを安定させるた
めの充分な待ち時間がない。したがって、センサSが選択され(すなわち、図3
のS1および回路16)マルチプレクサが再度イネーブルになると、VBIAS
はA1の入力+veに切り換えられ、入力−veは増幅器により同レベルに駆動
される。これは、VBIASを、図3に示すようにC1の上方端部に出し、それ
によってセンサS1をも横切り、VBIAS及びVBIAS/2のDCレベルの
ピーク−トゥ−ピーク電圧で固有発振を始めさせる。R2に接続されたフィード
バック抵抗R1は、コインがないときに、正確にこの電圧で発振を維持するよう
設定され、発振器は要求された振幅で即時スタートが可能になる。コインが存在
する場合、センサS1の余分の有効抵抗が、振幅出力をその新しいレベルに急速
に(例えば、約200マイクロ秒)減少させる。これはセンサ間で切り換えが行
われるときに生じる遅れの主な原因であり、これを打ち消すためにマイクロコン
トローラ11のカウンタ(図示せず)は、読み出しが安定する前に、各センサに
休止期間を与えるために予め設定された発振出力のサイクル数をカウントする。 後に詳述するように、同じカウンタが周波数検出のために使用され、カウント
値は、最大走査速度または周波数の測定精度を最適化する。
【0018】 前記のC−L−Cセンサネットワーク(すなわちC1,S1,C2)は共振時
において低インピーダンスを有し、特に0.2Vより小さい電圧が発振を維持す
るためにそれを横切って加えられる。最大の信号−ノイズ比を与えるために、抵
抗R3は、増幅器が飽和に達することなく、この電圧をA1出力の振幅最高点に
増幅するために選択される。共振周波数において、増幅器は高利得でしかしDC
でかつ共振から離れた周波数を有し、センサネットワークは高インピーダンスを
有しかつそれは単一利得を有する。VOSGは、その結果、フィードバック電圧
及びVBIASのDCオフセットに等しい一定の振幅の小さい方形波とともに、
順番にコインの存在及びコインの金種の関数となるセンサの抵抗にその振幅が依
存する正弦波から主に構成されている。
【0019】 復調器部 前記のように、共通のサンプル−ホールド回路SH1は、コインがそれぞれの
コイルユニットSを通過する通路に生成される、連続するサンプルの振幅の包絡
線の変化を検出するために、増幅器の出力VOSCの振幅を復調する。
【0020】 復調器は、発振器の出力VOSCの最小値に等しいDC出力を瞬間的に生成す
る低価格のアナログスイッチSNをサンプリングに用いる。増幅器A2は、この
電圧を緩衝し利得を加えることにより、マイクロコントローラを0Vから5Vの
A/D入力範囲で有効に使用させる。 増幅器A2はまた、帯域ノイズを除去する低減フィルタとして作用する。前記
サンプリングは、単一方向において高速の応答を行うことができる、ダイオード
検出器とは異なった方法で、非常に高速の復調を与え、増幅器A1の各発振サイ
クルの出力電圧を追尾することができる。
【0021】 サンプル−ホールド回路SH1は、次に説明するように、センサネットワーク
から送られるトリガ信号によってA1の各発振サイクルに対して予め決定された
位相でトリガされる。A1が共振時に発振しているとき、R3を通った電流IR
は、電圧VOSC及びフィードバック電圧(VOSCSQの一部)の出力に対す
る位相となる。 この電流は、また共振回路C−L−Cを通ってGNDへ流れる。二つの共振キ
ャパシタC1及びC2は、非常に低い損失角度(及び高い安定性)を有する高性
能COGタイプであり、C2を横切って上昇した電圧が常に電流IRより遅れ、
それによって90°向きが変わったVOSCとなる。C2の電圧は、マルチプレ
クサM4(VCAPとして)を介して他の高速反転比較器CP2に供給され、(
VCAPがVBIASを越えるときに)VOSCの最小値に一致する立上りエッ
ジを常に有する方形波VCAPSQを生成する。単安定MNは正のパルス幅を約
150n秒に減らし、生じるパルス(SAMPLE)が、スイッチSWを瞬時に
閉じてキャパシタCSの最小電圧VOSCを記憶する。CSに直列した抵抗RS
は、アナログスイッチ制御入力からの高周波電荷注入スパイク[high frequency
charge injection spikes]の影響を減少させる。
【0022】 サンプルのパルス幅は、CSを充電する非常に高い電流及び非常に高速で低抵
抗のアナログスイッチを必要とすることなく適正な精度でVOSCの最小値を取
得する必要性に基づいて算出される。 正弦波は、例えば±4°(=cos-1(0.9975))で、または100kHzにおいて
約±110ナノ秒のピークの0.25%以内である。少量の進み[advance]が
サンプル信号に加えられ、エッジの立下り、スイッチの閉成はそのエッジの立上
りよりもむしろVOSCの最小値に一致する。これは、センサが選択される間に
センサをVbias/2でDCレベルに保持するR5及びR6を用いることによ
り可能である。
【0023】 センサ電流IRは、キャパシタC2(IC2 )と、並列しているように見える(
IR5-6 )バイアス抵抗R5及びR6との間で分割される。図4に示すように、I
C2はVC2及びIR5−6を90°で引き込む。VC2は、それによって、S
AMPLEパルスより進みながら、90°よりわずかに少ない角度でIR及びV
OSCより遅れる。
【0024】 CSに発生した信号は、増幅器A2によって増幅され、ライン17で、次の加
工のために、図2に示すように、マイクロコントローラ11に送られる。ライン
17の出力は、センサコイルユニットS1−4の振幅の包絡線の連続するアナロ
グ量のサンプルが複合して構成される。これらのサンプルは、前記で説明したよ
うに、次の加工及びEEPROM12に記憶されたウィンドゥデータとの比較を
行うために、マイクロコントローラによってデジタル化される。
【0025】 前記の回路は、マルチプレクサが従来のものよりもさらに高速で作動されると
いう利点を有する。特に、GB−A−2 169 429で説明した先行技術で
ある並列回路については、センサコイルが安定しかつ有効な出力を生成するのに
、センサ回路あたり2ミリ秒の時間が必要であった。一方、この発明による上記
の回路では、有効なデータが200マイクロ秒で得られるので、この発明によれ
ば、走査周波数を10倍に増加させることができる。
【0026】 周波数測定 さらに、コインがセンサコイルを通過するときに生じる周波数の命令実行から
測定値が作られる。VCAPCSQの周波数の測定値は、マイクロコントローラ
11内の2つのカウンタ(図示せず)を用いて作られる。一方のカウンタはVC
APCSQのサイクル数を記憶し、他方のカウンタは、生じるサイクルが与えら
れた数になるのに要する時間を測定する高速カウンタ(5MHz)である。信号
VCAPSQはライン18(図3)でマイクロコントローラ11に送られる。
【0027】 センサSが図2のマルチプレクサMによって選択されたとき、少数のサイクル
は、センサ磁界とコインの間の相互作用が安定した出力を生むために、これらの
カウンタによって無視され、次いで、高速カウンタから読み出しが行われる。V
OSCSQのサイクルの数が要求された後、第2の読み出しが行われ、次いでこ
れら2つの間の読み出しの差が取り上げられる。この結果が基準として記憶され
た、コインが存在しないときの対応する結果と比較され、周波数の変更がチェッ
クされる。
【0028】 多数のサイクルの計時により、走査速度の低速化を招いてもより高い精度を得
ることができる。好ましくは、たった1つのセンサが周波数測定用に用いられ、
それは他のセンサよりもより多くの時間(サイクル)が割当てられる。 サイクルカウントの終了は、また、次のセンサに移動する前にA/D入力(ラ
イン17に向けて)から増幅の読み出しが行われる際の時間として用いられる。
これにより、各センサは、一定時間よりもむしろ多数のサイクルを割り当てられ
、より速い応答時間を有するより高い周波数センサがより短時間で走査されるこ
とが理解されるだろう。
【0029】 直列共振回路 センサコイルS1及びキャパシタC1,C2からなる共振直列配置は、電源の
同相成分ノイズを図3に示す回路へセンサが読み出す際の影響を減少させる。弁
別ノイズ[differential noise]、すなわち、回路の1本のレールのみのノイズ
は通常、フィルタで除去される。しかし、接地について双方の電力供給レールに
現れる同相成分ノイズは抑止するのが困難である。受け入れ回路は接地レールを
もたないし、またノイズのフィルタ除去のためのバイアスとして使用される適切
な無雑音基準がない。
【0030】 ノイズ電流が電源から回路、センサ及び漂遊キャパシタンスの接続部を経て接
地へ流れるので、同相成分ノイズは、コイン受け入れ器の誘導センサ回路に問題
を引き起こす。これらのノイズ電流は、検出されたコインパラメータにエラーを
生じさせる、真のセンサ電圧と結合する電圧を生成する。
【0031】 また、ノイズは増幅変調の和及び差を生成する発振器の出力と結合する。和の
信号は比較的高い周波数を有し増幅器A2と接続された低減フィルタによって通
常はフィルタ除去される。しかし、弁別信号は間違ったセンサ出力を生じるコイ
ンの通過によって生成される変調の包絡線に対応する周波数の1つであるかもし
れないので、この弁別信号は問題の多いものとなる。
【0032】 漂遊キャパシタンスを通って流れるノイズ電流の影響を抑えるこの発明による
共振直列配置について説明する。センサコイルS1及び2つの同一のキャパシタ
C1及びC2の直列接続を見ると、このセンサネットワークの共振周波数は、数
1で表される。
【0033】
【数1】
【0034】 問題を生じる十分に高い特定のノイズ電圧は、ピーク−トゥ−ピーク振幅で2
0Vのオーダーである。直列共振回路の増幅器A1の入力−veに生じた励振電
圧は、ピーク−トゥ−ピークで0.2Vのオーダーの比較値−よりも小さい、す
なわち、100倍小さい。ノイズ電圧に関する限り、この−veの入力位置は事
実上のGNDである。
【0035】 この回路の漂遊キャパシタンスCSTRAYは、図5に示すように、センサコ
イルの中間点に接続された50ピコフラッドのオーダーのキャパシタをさす。コ
イルの電荷の中央を通り、漂遊キャパシタを通って接地に向かうノイズ電流は以
下の共振周波数を生成する。
【0036】
【数2】
【0037】 これは明らかに回路で検出されるべきセンサ信号と同じ共振周波数である。図
5に示した共振ネットワークの2つの1/2が、同じインピーダンス(C1+L
1/2及びC2+L2/2)を有するので、回路の2つの1/2を流れる2つの
ノイズ電流In1及びIn2は、等しくかつ逆であり、その結果、増幅器A1に
入力−veでゼロノイズ電圧が生じる。
【0038】 共振周波数での増幅器A1の利得がおよそ20となるように設定され、それに
よって0.2Vのセンサ入力から4Vのピーク−トゥ−ピーク電圧を生成する。
共振以外の場合、C−L−Cセンサネットワークのインピーダンスは急速に増加
し、利得が集結に向かう。
【0039】 In1及びIn2が等しい場合、ノイズ電圧はA1への入力として発生せず、
かつ増幅されたノイズは発生しない。抵抗Rを通って流れるノイズ電流、すなわ
ち、図6に示すように、In1×R3によって生じるノイズ電流だけが残るだろ
う。しかし、R3及びIn1は両方とも比較的低いので、結果として生じるノイ
ズ電圧はたいへん小さい。
【0040】 この分析は、漂遊キャパシタンスはセンサS1の中心部に接続されることを示
唆する。コイルの中心部より他の場所を抜けて結合されたセンサ共振周波数での
ノイズ電流については、インダクタンスはL1/2ではなく、そのノイズは低い
インピーダンスネットワークではなく、その代わりに高いインピーダンスを有す
る共振のないネットワークであると考えられる。したがって、そのようなノイズ
電流は抑止される。 δL1及びC1またはC2の間で生じる共振においては、他の周波数が存在す
るが、導入されたノイズ電圧は増幅器A1からの低い利得を生じさせるだけであ
ろう。よって、この発明によれば、直列の共振回路はノイズ抑止において実質的
な向上がなされる。
【0041】 多くの変更や変形がクレームされたこの発明に含まれる。例えば、実施態様の
説明において、各センサコイルSは1つの誘導器を構成する。しかし、1つ以上
の誘導コイルを位相のどちらか一方または逆の位相に接続して用いることができ
る。また、これら2つのコイルは一方側だけよりも図1に示すコイン下降通路の
反対側に配置することができる。また、4つ以上のセンサコイルを用いてもよい
。図1に示した受け入れ後センサPSからの信号は、マルチプレクサスイッチM
へ加えられる入力を用いて、図3に示した回路によって加工されることが理解さ
れるだろう。さらに、前記の例示のように、センサコイルは不変の連続したパタ
ーンで走査される。しかし、特定の環境では、走査パターンを変えることによっ
てセンサコイルの他のものではなく、特定の1つからさらにすぐれたサンプルを
取り出すことが好ましいかもしれない。
【0042】 さらに、センサはコインだけでなくトークンを検出するのにも用いることがで
きる。ここで用いられる用語コインは、トークンあるいは他のコインのようなア
イテムを含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるセンサを有するコイン受け入れ器のブロック図である。
【図2】 図1に示すセンサの回路ブロック図である。
【図3】 前記センサのより詳細な回路図である。
【図4】 図3に示す信号のベクトル図である。
【図5】 ノイズ抑止を説明するための、図3に示したセンサコイル回路16の概略図で
ある。
【図6】 図3の増幅器A1に入力されるノイズ電流の流れを説明する概略図である。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己発振回路(RL1,L1,C1,C2,A1)の第1及
    び第2のキャパシタ(C1,C2)の間に直列接続され被験コインと誘導カップ
    リングを形成する誘導器(L1)と、前記誘導器をコインが通過する際に前記回
    路の発振特性の変化を検出する検出器とからなる、コイン受け入れ器用センサ(
    S1)。
  2. 【請求項2】 自己発振回路は、増幅器(A1)を備え、前記の直列接続さ
    れた誘導器とキャパシタとは、前記増幅器に接続されコインが誘導器を通過する
    際にその出力の発振特性を変えるセンサネットワークを構成する請求項1による
    センサ。
  3. 【請求項3】 増幅器が、その出力にフィードバックループで接続された第
    1入力(+)と、センサネットワークが接続される第2入力(−)とを有する請
    求項2によるセンサ。
  4. 【請求項4】 誘導器が、インダクタンス(L1)及び抵抗(RL1)を有
    するコイルからなる請求項2または3によるセンサ。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2キャパシタが実質的に同じ値である請求
    項1から4のいずれか1つによるセンサ。
  6. 【請求項6】 検出器が、自己発振回路の発振特性の振幅を繰り返しサンプ
    リングするよう構成された請求項1から5のいずれか1つによるセンサ。
  7. 【請求項7】 検出器が、そのサイクルと関連する予め設定された位相で増
    幅器の出力の振幅をサンプリングするよう構成されたサンプルアンドホールド回
    路を具備してなる請求項2から5のいずれか1つによるセンサ。
  8. 【請求項8】 サンプルアンドホールド回路のトリガー動作を行うトリガー
    回路を有し、このトリガー回路が、増幅器の出力に対して位相遅れを有するセン
    サネットワークの信号に応答する請求項7によるセンサ。
  9. 【請求項9】 コインが誘導器を通過する際の回路の発振特性について予め
    設定された振幅基準を確認する手段を具備してなる請求項1〜8のいずれかによ
    るセンサ。
  10. 【請求項10】 検出器が、回路の発振特性の周波数を検出する周波数検出
    器を具備してなる請求項1〜9によるセンサ。
  11. 【請求項11】 与えられた時間内に生じる回路の発振出力のサイクル数を
    カウントするカウンタを具備してなる請求項10によるセンサ。
  12. 【請求項12】 生成される回路の発振出力のサイクルが与えられた数にな
    るのに要する時間を監視するタイマーを具備してなる請求項10または11によ
    るセンサ。
  13. 【請求項13】 スイッチ閉成時に回路に予め設定されたバイアスを加えス
    イッチオン時の過渡現象を減少させる手段を具備してなる請求項1〜12のいず
    れかによるセンサ。
  14. 【請求項14】 回路を検出器に順次接続する複数の前記自己発振回路と1
    つのマルチプレクサ構成を具備してなる請求項1〜13のいずれかによるセンサ
  15. 【請求項15】 請求項1〜14のいずれかに記載されたセンサを具備して
    なるコイン受け入れ器。
JP2000580164A 1998-11-02 1999-11-02 改良されたコイン受け入れ器用センサ Pending JP2002529827A (ja)

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