JP2002528826A - 減少した消費電力を伴う、遠隔操作可能な集積回路 - Google Patents

減少した消費電力を伴う、遠隔操作可能な集積回路

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JP2002528826A
JP2002528826A JP2000578768A JP2000578768A JP2002528826A JP 2002528826 A JP2002528826 A JP 2002528826A JP 2000578768 A JP2000578768 A JP 2000578768A JP 2000578768 A JP2000578768 A JP 2000578768A JP 2002528826 A JP2002528826 A JP 2002528826A
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セラ ディディエラ
パンゴー ニコラ
マルタン ミシェル
ベルギニァン フランソワ
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インサイド テクノロジーズ
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、アンテナコイル(Lc)の負荷を変調する装置(LMC)と、クロック信号(H)を抽出する装置(CEC1)と、コンデンサ(Cas)の充電または放電により非同期的に検査される持続時間を伴う、一連の負荷変調パルスより成る、パルス負荷変調信号(Slm4)を供給する手段(CC1)と、少なくとも負荷変調パルスが放出されている間は、クロック抽出装置(CEC1)を制止する手段(INV1、T5、T6)とにより構成される、遠隔操作で動作する集積回路(ICI)に関する。発明は、データ伝送の合間の集積回路の電力消費を減少させることを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、遠隔操作可能なチップカード、電子ラベル、電子タグ等に用いられ
るタイプの、電磁誘導を用いる遠隔操作可能な集積回路に関するものである。
【0002】 本発明は、特に、アンテナコイルの負荷の変調装置と、クロック抽出装置と、
伝送される2進信号に応じて、負荷変調信号を供給する手段とにより構成される
、遠隔操作可能な集積回路に関するものである。
【0003】 図1は、接続ピンp1、p2によりアンテナコイルに接続された、遠隔操作可
能な集積回路ICの構造を模式的に示している。コイルLsは、集積コンデンサ
C1と共に、自身の周波数Foを有する共振回路を形成する。回路ICは、一次
コイルLpを備えた、データ放出―受信ステーションRD、例えばチップカード
読取装置に、近接して配置される。全装置は、電磁結合により、双方向データ伝
送システムを形成する。
【0004】 回路ICは、中央演算処理装置UCと、EEPROM型不揮発性メモリMEM
と、平滑コンデンサC2が後に続く整流ブリッジPdと、クロック抽出回路CE
Cとにより構成される。一次コイルLpにより放出される周波数Foの交番磁場
の存在下において、交流誘導電圧Vacが、コイルLsの端子に現れる。整流器
Pdは、電圧Vacから直流電圧を抽出して回路ICの電圧供給を提供し、回路
CECは、電圧Vacから、周波数が搬送波Foの約数であるクロック信号Hを
抽出する。ステーションRDも、自身のクロック信号を周波数Foから抽出し、
そのため回路ICとステーションRDが同期化される。
【0005】 そのようなシステムにおいて、データDTRの集積回路ICへの伝送は、通常
、磁場FLDの振幅を変調することで行われ、回路ICは、その趣旨で、誘導電
圧Vacを復調し、変調信号をデコード化し、受信データDTRを中央演算処理
装置UCに供給する回路DDCにより構成される。
【0006】 以下に、負荷変調を用いた、データDTXのステーションRDへの伝送につい
て、より詳細に論じられている。そのような負荷変調は、通常、コイルLsの端
子に接続され、例えば、スイッチTlmと、直列に配置された抵抗Rlmとによ
り構成される、変調器回路LMCにより得られる。伝送されるデータDTXは、
コーダ回路CCに加えられ、その出力は、変調器回路LMCに加えられるコード
化した変調信号Slmを供給する。信号Slmと負荷変調に応じた、後半の短絡
コイルLsは、一次コイルLp上の電磁結合を通過する。反対の、復調及びデコ
ード化動作は、ステーションRDがデータDTXを受信することを可能にする。
【0007】 負荷変調を考慮した従来技術例として、米国特許4,681,111は、その図1及び
2に関連して、(位相シフトされた)BPSKコード化負荷変調信号を用いる、
集積回路について記述している。この特許は、また、その図13及び14に関連
して、それに応じてアンテナ回路がスイッチにより直流電圧で加圧される、本出
願の状況に帰属しないデータ伝送技術について記述している。スイッチは、可変
幅のパルスにより構成されるコード化信号により駆動し、その閉鎖は、アンテナ
回路における、データ受信ステーションのコイルを進む振動の存在を引き起こす
【0008】 さらに、米国特許4,857,893、及び米国特許5,345,231またはそれに相当するEP
0473569に記述されているように、負荷変調は、搬送波Foから抽出した副搬送
波Fscと結合した、2進変調信号Slmにより行われ得ることが知られている
。米国特許4,857,893に記述されている負荷変調は、論理ゲートにより、整流ブ
リッジの分岐に副搬送波を送ることに存する、ということに言及せねばならない
。“0”の送入は、整流ブリッジの分岐の部分的短絡、つまり、アンテナコイル
と平行に配置されたスイッチにより得られるものに相当する負荷変調を引き起こ
しす。
【0009】 そのような負荷変調は、より小さい変調の深さ、例えば、2進負荷変調の50
〜70%に比べ、約30%の選択を許容し、負荷変調期間中における回路ICへ
のエネルギーの転送を向上させ、受信時のより良い信号/ノイズ比率のために2
進負荷変調より好都合であることが、一般的に認められている。
【0010】 しかしながら、実際には、負荷変調期間は、副搬送波が使用されても、集積回
路ICに伝送されるエネルギーの相当の減衰を引き起こす。これは、誘導電圧V
acと電圧供給Vccを減じ、その結果、回路ICに関し、それを越えると該回
路ICが作動を停止する、最大通信距離Dを減少させる。
【0011】 この問題は、実際、集積回路ICの消費量の問題に追加され、例えば、搬送波
Foが13.56の標準値を有する時に、高周波の適用に現れる。集積回路IC
は、通常、CMOS技術集積回路であり、その消費量は、回路を構成するトラン
ジスタのスイッチング速度に依存する。特に、搬送波Foによって駆動するクロ
ック抽出回路CECは、2Vの電圧Vccと共に約10μAの電流を、約20μ
Aの集積回路の総消費量として、単独で消費することができる。このような消費
量は、最大通信距離の減少を再び伴い、ステーションRDと回路IC間の、より
強い電磁結合によって補正されねばならない。
【0012】 従って、本発明の目的は、磁場をあまり乱さず、遠隔操作可能な集積回路への
エネルギーのより良い伝送を可能にする、負荷変調方法を提供することである。
【0013】 本発明の他の目的は、負荷変調中の、遠隔操作可能な集積回路の消費量を減少
させることである。
【0014】 これらの目的を達成するため、本発明は、少なくとも一つのコンデンサの充電
あるいは放電により、持続時間が非同期的に検査される一連の負荷変調パルスよ
り成る、パルス負荷変調信号を供給する手段により構成される、これより前段で
定義されたタイプの遠隔操作可能な集積回路を提供する。
【0015】 有利に、集積回路は、少なくとも負荷変調パルスの放出中には、クロック抽出
装置を制止する手段により構成される。
【0016】 実施の形態によると、パルス負荷変調信号を供給する手段は、少なくとも二つ
のコンデンサと、負荷変調パルスの放出前に、設定数のクロックサイクルにより
決定された時間の間、定電流を有する第一コンデンサを充電し、パルスの放出の
間、定電流を有する第二コンデンサを充電し、第二コンデンサの充電電圧が第一
コンデンサの端子の電圧と等しくなると、パルスの放出を停止する手段とにより
構成される。
【0017】 実施の形態によると、集積回路は、伝送される2進信号を、2進信号の各ビッ
トにおいて、少なくとも上昇または下降変異エッジを提供する、2進コード化信
号に変形し、2進コード化信号の変異エッジを、伝送される2進信号のビットの
持続時間に比べ、短期間の持続時間の負荷変調パルスに変形する手段により構成
される。
【0018】 実施の形態によると、上昇または下降の、同タイプのみの、2進コード化信号
の変異エッジは、変調信号を供給する手段により、負荷変調パルスに変形される
【0019】 実施の形態によると、パルス負荷変調信号は、交流信号パルスより成る負荷変
調信号を形成するため、交流信号と結合する。
【0020】 望ましくは、負荷変調パルスは、伝送される2進信号のビットの持続時間の4
分の1より短い、あるいはそれと同等の持続時間を有する。
【0021】 実施の形態によると、クロック抽出装置は、負荷変調パルスの放出後、少なく
とも負荷変調パルスの持続時間と同等の時間、制止状態に維持される。
【0022】 実施の形態によると、クロック抽出装置は、アンテナコイルにおいて誘導され
た交流電圧から、クロック信号を抽出するように配置されている。
【0023】 実施の形態によると、集積回路は、アンテナコイルにおいて誘導された交流電
圧から、直流供給電圧を抽出する手段により構成される。
【0024】 実施の形態によると、クロック抽出装置を制止する手段は、抽出装置の電源を
切る手段により構成される。
【0025】 本発明の、これらの目的、特徴と利点、及びその他は、以下の、本発明に係る
負荷変調方法、本発明に係る負荷変調装置及びそのような装置により構成される
集積回路の説明において、添付図面と関連して、より詳しく述べられる。
【0026】 (従来技術に関する概要) 図2A〜2Cは、序文において述べられた、従来の2進負荷変調技術を示して
いる。図2Aは、伝送される信号DTXを示し、図2Bは、信号DTXから得られ
る2進負荷変調信号Slm1を示し、図2Cは、信号DTXの伝送中の、磁場F
LDのエンベロープを示している。信号Slm1は、ここではマンチェスター・
コーディング信号DTXにより得られ、これにより、信号DTXの“0”のビット
は、ビットシリーズ“01”によりコード化され、“1”のビットは、ビットシ
リーズ“10”によりコード化される。信号Slm1が1の時、磁場FLDは、
磁気短絡により、妨害のない定振幅の減衰をもたらす。2進期間Tbの最中の下
降変調エッジは、“1”の伝送に対応し、上昇変調エッジは“0”の伝送に対応
する。
【0027】 図2Eは、負荷変調が、例えば、図1に示す回路CECによって搬送波Foか
ら抽出された、副搬送波Fscにより行われる時の、磁場FLDのエンベロープ
を示している。図2Bの信号Slm1は、図2Dに表される変調信号Slm2を
形成するため、副搬送波Fscと結合する。この場合、信号Slm1のマンチェ
スター・コーディングによると、後に休止期間の続く変調期間は、“1”の伝送
に対応し、後に変調期間の続く休止期間は、“0”の伝送に対応する。
【0028】 選択された方法がどのようなものであれ、変調期間は、データDTXを転送す
るのに必要な時間の、少なくとも50%に相当する。序文において説明したよう
に、負荷変調は、誘導により伝送されるエネルギーを制限し、遠隔操作の可能な
集積回路に関し、最大通信距離を減少させる。
【0029】 (発明の第一の側面:負荷変調期間の持続時間の減少) 発明の第一の側面によれば、従来の負荷変調信号の変異エッジの、変調パルス
への変形が提供され、これにより、本発明に係る負荷変調信号は、負荷変調パル
スにより構成されるパルス信号となる。幅が小さく、少ないパルス再発を提供す
るコード化を伴う、変調パルスを選択することで、変調期間の持続時間は著しく
減少し、誘導によるエネルギーの転送は向上する。
【0030】 例により、図3Aは、図2Aの信号と同一の、負荷変調により伝送される信号
DTXを示している。図3Bは、図2Bの信号Slm1と同一の、マンチェスタ
ー・コーディングにより得られるコード化信号S1を示しており、図3Dは、磁
場FLDのエンベロープを示している。ここで、発明によると、信号S1は、変
調信号として使用されず、変調信号Slm3を形成する一連のパルスI1、I2
、I3…Inに変形される。図3Dに見られるように、ここで、パルスの持続時
間は、2進期間Tbの4分の1と同等、あるいはそれより短く選択され、負荷変
調期間は、統計的には、信号DTXの転送時間の50%未満に相当する。
【0031】 図4A〜4Dは、以前の例に比べ、負荷変調パルスの再発、つまり時間単位の
平均パルス数が減少する、本発明に係る方法の好ましい実施の形態を示している
。図4Aと4Bは、図3Aと3Bと同一で、伝送される信号DTX、及びマンチ
ェスター・コーディング信号S1を示している。ここで、同一タイプのみの信号
S1の変異エッジ、ここでは下降エッジは、図4Dに表される変調信号Slm4
を形成するため、負荷変調パルスに変形される。実際には、信号S1の、信号S
lm4への変形は、同一タイプの信号S1の各エッジにおける上昇あるいは下降
エッジ、ここでは下降エッジを提供する、ミラー・コード化信号S2へ、信号S
1を変形する中間工程により得られる。そして、信号S2の上昇及び下降の各エ
ッジは、負荷変調パルスI1、I2、I3…Inに変形され、その持続時間は、
ここでは信号DTXの2進期間Tbの4分の1と同等に選択される。
【0032】 信号Slm4のコード化は、パルス・ミラー・コーディングの名称で、それ自
体知られているが、本発明は、新しいコード化技術の目的を有さず、むしろ、平
均負荷変調時間を減少させ、負荷変調期間中の、誘導による、エネルギーのより
良い伝送を得るため、既知のコード化技術の、負荷変調の分野への適用に存する
、ということに言及せねばならない。出願人により行われた実験により、このよ
うな変調パルスは、従来の復調回路を備え、特に、一次コイルLpにおける、短
く、妨害のない電流パルスを供給する、図1に表されているタイプの放出―受信
ステーションにより、容易に検出できることが明らかとなった。
【0033】 一旦、変調パルスが検出されると、信号DTXのビットを回復するための、信
号Slm4のデコード化は、二つのパルスを分離する持続時間Tiの、単なるカ
ウントを要する。より良い理解を助けるため、以後の表1は、信号Slm4のデ
コーディング・アルゴリズムを示しており、ビット、または次に続くビットの値
を、ビット、または以前のビットの値、及び二つのパルス間の持続時間Tiに応
じて与える。ビット、または以前のビットは知られており、次に続くビットの値
、または次に続くビットのカップルは、直接、持続時間Tiから得られる。アル
ゴリズムを初期化するため、信号DTXに、デコード化を提供する装置で知られ
ている、慣習により選択された、2進系列を挿入することが好都合である。この
系列は、例えば、一連の“1”(一つの“1”のみで十分)、または一連の“0
”(数個のゼロ“00”で十分)であり得る。さらに、表において言及された値
は、信号1の上昇エッジを変調パルスに変形するために選択されるのなら、反転
されねばならない。
【表1】
【0034】 従って、本発明は、負荷変調パルスが、ビットの系列順序に応じて、一つ、あ
るいは二つのビットのコード化を許容し、負荷変調期間の著しい減少を提供する
。統計的に、信号DTXの2進期間Tbの4分の1と同等のパルス幅のため、負
荷変調期間は、信号DTXが“0”と“1”の交替で構成されている時、該信号
DTXの転送時間の12.5%に相当し、信号DTXが一連の“1”または一連の
“0”により構成されている時、転送時間の25%に相当する。どの信号DTX
に関しても、平均負荷変調持続時間は、これら二つの極値間に位置する。
【0035】 当然、“変調パルス”という言葉は、本発明に係る負荷変調が2進変調である
という意味のみとして解釈されてはならない。実際には、負荷変調パルスは、副
搬送波パルスを生じさせるため、副搬送波Fscと結合し得る。副搬送波Fsc
の、そのようなパルスにより、変調される磁場FLDの側面は、図4Eに表され
る。この場合、負荷変調パルスは、変調ウィンドウを定義するのみである。さら
に、信号Slm4により直接、変調される、磁場FLDの側面は、図4Fに表さ
れる。
【0036】 (発明の第二の側面:不可変調中の電気消費量の減少) 負荷変調の期間中の、遠隔操作可能な集積回路の電気消費量の減少を目的とし
て、発明のもう一つの側面が述べられる。序文において示されたように、クロッ
ク抽出回路は、集積回路に供給された電流の25%から50%を、それ自体で消
費でき、遠隔操作可能な集積回路の消費量は、H.F.搬送波と共に、無視でき
るものではない。
【0037】 そこで、本発明の意図は、コンデンサを充電あるいは放電し、パルスの放出期
間中にクロック抽出回路を停止させるタイプの、アナログ非同期回路により、負
荷変調パルスの持続時間を検査することである。より良い理解を助けるために、
図4Gは、発明に係るクロック禁止信号CKENを示しており、図4Hは、搬送
波Foから抽出されたクロック信号Hを示している。信号CKENは、負荷変調
パルスの放出中、1に設定され、クロック信号Hは、これらの期間中、中断され
る。このように動作する集積回路は、電気消費量が実質的にゼロに等しくなる非
同期動作期間を、負荷変調パルスの放出中に有し、パルスの終わりと次のパルス
の始めとの間に、同期動作期間を有する。
【0038】 発明のこの側面は、図5において、遠隔操作可能な集積回路IC1内に表され
る、コード化回路CC1により実行される。集積回路IC1は、従来の回路CC
に代わるコード化回路、及び従来の回路CECに代わるクロック抽出回路CEC
1を除いて、図1の回路ICと類似している。回路IC1の、その他の要素は、
図1と同一の参照により示される。
【0039】 コード化回路CC1は、ワイヤード論理シーケンス回路WLCCと、コンデン
サCrefと、コンデンサCasと、NMOSトランジスタの形状を有する、種
々のスイッチT1、T2、T3、T4と、比較器CMPと、カレントミラー内に
配置され、電圧VIrefにより制御される、二つの電流発電機CG1、CG2とに
より構成される。ここで、二つのコンデンサCref、Casは、同一値を有し
ており、発電機CG1、CG2は、同じ電流Irefを供給する。シーケンス回
路WLCCは、信号INIT1、RST1、INIT2、RST2、上記クロッ
ク禁止信号CKEN、及び負荷変調回路LMCに加えられる変調信号Slm4を
供給する。シーケンス回路WLCCは、伝送され、メモリMEMで読み取られ、
中央演算装置UCにより送信されるデータDTXを、入力IN1で受信する。シ
ーケンス回路WLCCは、また、入力IN2で、比較器CMPの出力信号OUT
CMPを受信し、入力IN3で、抽出回路CC1により供給されるクロック信号
Hを受信する。コンデンサCrefは、信号INIT1により駆動するスイッチ
T1によって、発電機CG1に接続されている。スイッチT2は、コンデンサC
refと平行に配置され、信号RST1により駆動する。同様に、コンデンサC
asは、信号INIT2により駆動するスイッチT3によって、発電機CG2に
接続されている。スイッチT4は、コンデンサCasと平行に配置され、信号R
STにより駆動する。最後に、電圧がそれぞれVref、Vasに等しい、コン
デンサCref、Casの陽極は、比較器CMPの入力に加えられる。
【0040】 クロック抽出回路CEC1は、従来通り、翼列に配置されたDラッチ、例えば
、五つのラッチD1〜D5により構成される。ラッチは、その出力/Qが入力D
に戻され、各ラッチの出力Qは、続くラッチのクロック入力CKを送る。最後の
ラッチD5の出力Qは、クロック信号Hを供給する。始めのラッチD1の入力C
Kは、絶縁コンデンサCi、及び入力バッファとして使用される反転ゲートIN
V1により、周波数Foの電圧Vacを受信する。従って、ここで、クロックH
の周波数FHは、16で割った搬送周波数Foに等しく、つまり、13.56M
Hzの搬送波に対し、847kHzである。
【0041】 発明によると、ゲートINV1は、信号CKENにより駆動するPMOSトラ
ンジスタT5により、電圧Vccを供給され、ゲートINV1の出力は、信号C
KENにより駆動するNMOSトランジスタT6により、地面に接続されている
。従って、信号CKENが1の時は、抽出回路CEC1は制止され、それ以上電
流を消費しない。
【0042】 回路CC1の動作は、信号Slm4、CKEN、RST1、INIT1、Vr
ef、RST、INIT2、Vas、OUTCMPをそれぞれ示す、図6A〜6
Iに説明されている。クロック信号Hにより回路CCIが同期化される、同期動
作期間と、信号CKENが1で、クロック抽出回路CEC1が制止される、非同
期動作期間が見られる。
【0043】 (同期動作期間) これらの期間中、信号RST2は1で、コンデンサCasは、放電されて維持
される。シーケンス回路WLCCは、信号DTXの新しいビットを受信し、パル
スが送信されるべき瞬間を算定する。同時に、シーケンス回路WLCCは、コン
デンサCrefを放電するため、直ちに、信号RST1を1に設定し、そして、
時間Trefの間、信号INIT1を1に設定する。時間Trefは、設定数の
、クロックHのサイクルにより決定され、ここでは、信号DTXの2進期間Tb
の4分の1である。コンデンサCrefの端子において現れる電圧Vrefは、
従って、充電時間Tref、及び電流Irefにより決定される。
【0044】 (非同期動作期間) 信号Slm4が1に設定されている時、つまり、変調パルスが送信される時、
信号CKENは1に設定され、信号RST2は0に設定され、信号INIT2は
、1に設定される。コンデンサCasは、時間Tasの間、その端子における電
圧Vasが値Vrefに達し、信号OUTCMPが1に切り換わるまで、充電す
る。信号OUTCMPが1に切り換わると、信号Slm4は、パルスの終わりを
表す0にリセットされる。
【0045】 非同期動作期間は、この瞬間に終了し、信号CKENは0にリセットされ得る
。しかしながら、回路IC1の消費量をさらに減少させるため、任意で、その持
続時間を延長することが好ましい。従って、図6に見られるように、コンデンサ
Casは、即座に再充電されるため(INIT2=1)、各パルスの終わりにお
いて、直ちに放電される(RST=2)。図6Bの信号CKENは、信号OUT
CMPが二度目に1に切り換わると、追加的な充電サイクルの終わりにおいての
み、0にリセットされる。非同期期間の持続時間は、従って、ここでは2Tas
に等しい。
【0046】 前文より、コンデンサCref及びCasは同一値を有し、同一電流Iref
により充電され、時間Tasは、同期的に決定される時間Trefと等しいこと
になる。従って、変調パルスは、時間、集積回路の温度、及び損耗によって変化
しない持続時間Tasを有する。持続時間Tasは、“擬似同期”として定義さ
れることができ、集積回路IC1が、クロック信号Hの周期的な停止にかかわら
ず、放出―受信ステーションのデータと同期のままであることを許容する。発明
のこの側面が、異なり得る、コンデンサCref、Cas、及び充電電流の値に
関し、種々の選択肢を有しそうであることは明らかである。また、持続時間Ta
sは、Trefの倍数、または約数であり得る。重要なことは、コンデンサCr
efは同期的な方法で充電され、時間が経過する時、コンデンサCrefの充電
電流と、コンデンサCasの充電電流間の比率は一定のままである、ということ
である。
【0047】 他方、集積回路IC1の全ての同期要素は、非同期動作期間中はOFFであり
、集積回路IC1の電気消費量は、充電電流Irefと、実質的にゼロに等しい
消費量である、約1マイクロアンペアの、整流ブリッジPdにより消費される電
流とに制限されることが明らかである。従って、発明は、負荷変調期間中の、遠
隔操作可能な集積回路の消費量の問題を、効果的に解決する。集積回路IC1に
関する通信距離は、その最大値に至り、データ放出―受信ステーションのアンテ
ナコイルの放出電力により決定される。
【0048】 (シーケンス回路WLCCの実施の形態の例) 図7は、信号DTXの2進期間Tbが、クロックHの16サイクル、つまり、
847kHzのクロックHの周波数に対し、約52kHzの2進クロック周波数
Hbにより構成される場合の、シーケンス回路WLCCの簡単な実施の形態の例
を示している。シーケンス回路WLCCは、信号DTXのパルス・ミラー・コー
ディングを行う、従来のコード化回路MLPにより実行され、信号DTXの、マ
ンチェスター・コーディング中間信号S1への変形が暗示されている。従来通り
、回路MLPは、入力として、シフトレジスタSHRGに格納されている、信号
DTXの三つのビットbn、bn+1、bn+2と、2進クロックHbの各新し
いサイクルにおける新しいビットである、一つのビットを受信する。さらに、従
来通り、回路MLPは、それぞれ、2進期間Hbの4分の1と2進期間Hbの2
分の1が達成されたことを示す、信号SqとShを、入力として受信する。ビッ
トSqは、ここでは、クロック信号Hにより駆動し、四つの出力ビットb0、b
1、b2、b3、により構成される、4ビットのカウンタCP1の出力において
取得される、ビットb2である。ビットShは、ビットb3である。
【0049】 ここでは2進期間Tbの半分、つまり、8クロックサイクルを表す、非同期期
間中のクロック信号のロスを補正するため、カウンタCP1は、インプットRS
Tにおける各リセットの後、8に等しいオフセット値から、各新しいカウントを
始めるよう取り決められている。同じ理由から、期間Tbの2進クロック信号H
bは、従来技術における16サイクルに代わり、クロックHの毎8サイクル、ク
ロック信号Hbを提供する、カウンタCP2により供給される。
【0050】 回路MLPのパルス・ミラー出力は、クロック信号Hにより同期化されたラッ
チD6の入力Dに加えられる。ラッチD6の出力Qは、ラッチSR1の入力Sと
、カウンタCP1のリセット入力RSTとに加えられる。ラッチSR1の出力Q
は、ラッチD7の入力と、もう一方の入力でラッチD7の出力Qを受信する、O
RゲートOR1の入力に加えられる。ゲートOR1の出力は、ANDゲートAD
1の入力と、ORゲートOR2の反転入力に送信される。ゲートAD1は、また
、反転入力において、ゲートOR2の出力を受信する。比較器CMP(図5)に
より供給される信号OUTCMPは、それぞれ、ゲートOR2の入力、ラッチD
7のクロック入力CK、ラッチSR1の入力R、及びラッチD6のリセット入力
RSTに加えられる。
【0051】 信号Slm4は、ラッチD6の出力において取得され、クロック禁止信号CK
ENは、ゲートOR1の出力において取得され、信号INIT2は、ゲートAD
1の出力において取得され、信号RST2は、ゲートOR2の出力において取得
される。
【0052】 (パルスの送信) 負荷変調パルスの開始は、コーダMLPにより誘発され、ラッチD6によって
クロックHと同期化される。パルスが放出される時(Slm4=1)、カウンタ
CP1はオフセット値に戻され、ラッチD6及びSR1のQ出力は、1に切り換
わる。信号CKEN及びINIT2は、1に切り換わり、信号RST2は0に切
り換わる。
【0053】 (パルスの終了) 変調パルスの終了は、時間Tas=Trefの後、信号OUTCMPの1への
切り換えにより誘発される。コンデンサCasが放電されるまで、ラッチD6は
リセットされ、信号RST2は、一時的に1に設定される。
【0054】 (非同期期間の延長) パルスの終わりに、ラッチSR1は、0に切り換わるが、ラッチD7の出力Q
は、1に切り換わり、信号CKENが1で維持されることを許容する。コンデン
サCasの、第二の充電サイクルの終わりに、信号OUTCOMPは、二度目に
、1に切り換わり、ラッチD7の出力は0に切り換わり、そのため信号CKEN
は0に切り換わる。クロック信号Hは再放出され、カウンタCP1は再活性化さ
れる。
【0055】 (同期期間:Crefの初期化) シーケンス回路WLCCは、クロック信号Hにより駆動し、信号CKENをリ
セット入力RSTで受信する、カウンタCP3により構成される。あるカウント
値、例えば“3”が達成されると、カウンタCP3は、同期期間の開始において
リセットされた後、その出力を一度だけ1に設定する。カウンタCP3の出力は
、論理単安定回路MST、及び論理遅延線DLに加えられる。単安定回路は、信
号RST1を、パルスの形で供給し、遅延線DLは、パルスRST1の後、信号
INIT1を供給する。
【0056】 (発明の他の方法) 本発明が、種々の選択肢、及び改善を有しそうであることは、当業者にとって
明らかであろう。
【0057】 一方では、パルス・ミラー・コーディング、及び信号S1のマンチェスター・
コーディングの使用は、非限定的な例によってのみ提供されてきた。一般的に、
信号S1は、各2進期間Tbにおける、少なくとも一つの変異エッジにより構成
される、いかなるコード化形式をも有し得る。また、この変異エッジは、上記の
ように、期間Tbの半分において決定される代わりに、期間Tbの4分の1、期
間Tbの4分の3、…において決定される。
【0058】 他方では、コンデンサの充電または放電による、発明に係る非同期時間基準シ
ステムの、他の選択的な実施の形態を提供することは、当業者の技術範囲内にあ
る。
【0059】 さらに、選択的な実施の形態は、コンデンサCasの充電サイクルを、必要な
だけ更新することで、非同期期間の持続時間を延長させることに存する。実際、
二つのパルス間の持続時間Tiに依存する、不同の持続時間の、種々の同期動作
期間Ts1、Ts2、Ts3が、図6Bに見られる。より長い同期期間Ts2、
Ts3は、従って、コンデンサCasの、幾つかの充電サイクルを連結すること
で、短縮され、最も短い同期期間Ts1の持続時間に至らせられる。実際には、
同期動作期間の持続時間は、従って、最小限、つまりメモリMEMにおけるビッ
トを読み取り、そのビットをシーケンス回路WLCCに伝送することに要する時
間、及びシーケンス回路WLCCが次の変調パルスの位置を算定することに要す
る時間に減じられる。例えば、上記読み取り、伝送、及び算定動作を行うために
は、2進クロックHbの各期間Tbにおいて、ここで放出される、16個のクロ
ックパルスHのうち、一般的に、4個または5個のみで十分である。二つのパル
ス間の持続時間Tiによる、非同期期間持続時間の制御は、シーケンス論理回路
により、シフトレジスタSHRG内に存在する、bn、bn+1、bn+2の値
を用い、放出されたパルスと次のパルス間の持続時間Tiを算定し、次のパルス
の前に行われ得る、コンデンサCasの充電サイクルの最大数を決定して、簡単
な方法で得られる。
【0060】 最後に、本発明は、概して、誘導により伝送されるエネルギーと、集積回路に
より消費されるエネルギー間の比率を向上させることを目的としているが、上記
パルスによる負荷変調、及びパルス持続時間の非同期決定の技術は、データ放出
―受信ステーションと同期的に動作するが、独自の供給源により構成される、遠
隔操作可能な集積回路に適している。他方で、発明は、磁場の振幅の100%を
表す変調の深さが提供されることを許容し、受信時の信号/ノイズ比率を向上さ
せる。本発明は、また、いかなるタイプのクロック抽出回路、例えば、交流誘導
電圧を受信するための、負荷変調コイルとは異なるコイルを使用するもの等にも
適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 遠隔操作可能な集積回路の従来の構造をブロック形状で示す図である。
【図2】 二つの従来の負荷変調方法を示す、電気信号のタイミング図である。
【図3】 本発明に係る負荷変調方法の一般原則を示す、電気信号のタイミング図である
【図4】 本発明に係る方法の好ましい実施の形態を示す、電気信号のタイミング図であ
る。
【図5】 図5の負荷変調装置により構成される、遠隔操作可能な集積回路の電気図であ
る。
【図6】 本発明に係る負荷変調装置において現れる、種々の電気信号のタイミング図で
ある。
【図7】 図5にブロック形状で表された、論理回路の電気図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミシェル マルタン フランス国 F−13840 ローニュ シュ マン デ デュンヌ カルティエ レ モ ヴァール (72)発明者 フランソワ ベルギニァン フランス国 F−13100 エクス アン プロヴァンス シュマン デ プレ ル ルヴェスト−リグリーヌ 320 Fターム(参考) 5B035 AA05 BB09 CA11

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナコイル(Ls)の負荷を変調する装置(LMC)と
    、 クロック(H)を抽出する装置(CEC1)と、伝送される2進信号(DTX
    )に応じて負荷変調信号を供給する手段とを備え、 少なくとも一つのコンデンサ(Cas)の充電または放電により、持続時間が
    非同期的に検査される一連の負荷変調パルス(I1〜In)より成る、パルス負
    荷変調信号(Slm4)を有する、 ことを特徴とする遠隔操作可能な集積回路(IC1)。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の集積回路において、 上記集積回路は、少なくとも負荷変調パルスの放出中は、上記クロック(H)
    抽出装置(CEC1)を制止する手段(WLCC、INV1、T5、T6)を備
    えた、 ことを特徴とする集積回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の集積回路において、 上記パルス変調信号(Slm4)を供給する上記手段(CC1)は、 少なくとも二つのコンデンサ(Cref、Cas)と、 負荷変調パルスの放出前に、設定数のクロックサイクル(H)により決定され
    た時間(Tref)の間、定電流(Iref)を有する第一コンデンサ(Cre
    f)を充電し、 パルスの放出中に、定電流(Iref)を有する第二コンデンサ(Cas)を
    充電し、 上記第二コンデンサの充電電圧(Vas)が、上記第一コンデンサの端子にお
    ける電圧(Vref)と等しくなると、パルスの放出を停止しする手段(WLC
    C、CG1、CMP、D6、SR1、T1、T2、T3、T4)とを備えた、 ことを特徴とする集積回路。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の集積回路において、 上記集積回路は、 上記伝送される2進信号(DTX)を、上記2進信号の各ビットにおいて、少
    なくとも上昇または下降変異エッジを提供する、2進コード化信号(S1)に変
    形し、 上記2進コード化信号(S1)の変異エッジを、上記伝送される2進信号(D
    X)のビットの持続時間(Tb)に比べ、短い持続時間の上記負荷変調パルス
    (I1〜In)に変形する手段(WLCC)を備えた、 ことを特徴とする集積回路方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の集積回路において、 上昇または下降の、同一タイプのみの、上記2進コード化信号(S1)の変異
    エッジは、上記パルス変調信号を供給する上記手段(CC1)により、負荷変調
    パルスに変形される、 ことを特徴とする集積回路方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の集積回路において、 上記変調信号(Slm4)は、交流信号パルスより成る負荷変調信号を形成す
    るため、交流信号(Fsc)と結合する、 ことを特徴とする集積回路。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の集積回路において、 上記負荷変調パルスは、上記伝送される2進信号(DTX)のビットの持続時
    間の4分の1より短い、あるいはそれと同等の持続時間(Tas)を有する。 ことを特徴とする集積回路。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の集積回路において、 上記クロック抽出装置(CEC1)は、負荷変調パルスの放出後、少なくとも
    負荷変調パルスの持続時間と同等の時間(Tref、Tas)、制止状態に維持
    される、 ことを特徴とする集積回路。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載の集積回路において、 上記クロック抽出装置(CEC1)は、上記アンテナコイル(Ls)において
    誘導された交流電圧(Vac)から、クロック信号(H)を抽出するよう配置さ
    れている、 ことを特徴とする集積回路。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の集積回路において、 上記集積回路は、上記アンテナコイル(Ls)において誘導された上記交流電
    圧(Vac)から、直流供給電圧(Vcc)を抽出する手段(Pd、C2)を備
    えた、 ことを特徴とする集積回路。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれかに記載の集積回路において
    、 上記クロック抽出装置(CEC1)を制止する手段は、上記抽出装置(CEC
    1)の電源を切る手段(T5、T6)を備えた、 ことを特徴とする集積回路。
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