JP2002528428A - α,α−分岐状カルボン酸の製造方法 - Google Patents
α,α−分岐状カルボン酸の製造方法Info
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Abstract
Description
素原子数2〜5の直鎖状オレフィンから、試剤として一酸化炭素、および固体酸
触媒を使用してコッホ合成によりα,α−分岐状カルボン酸を製造する方法に関
する。
α−分岐状カルボン酸を製造する方法が知られていた。特に国際出願WO 96
/20154によれば、分岐状オレフィンおよび一酸化炭素のトリアルキル酢酸
への転化に必要なプロトンを供給するのに充分な酸基を有するカチオン樹脂から
なる固体樹脂触媒を使用して非水性反応系中で、分岐状オレフィンおよび一酸化
炭素からトリアルキル酢酸を製造する方法が知られていた。 特に、このカチオン樹脂は、65重量%の硫酸と少なくとも同等の酸度を有す
るものと特定されていた。 当該技術分野に精通する通常の者ならば、前記方法が2工程、即ち固体触媒を
オレフィン/CO供給材料と接触させるという一工程および該触媒を水供給材料
と接触させる次の工程でしか達成できないこと、並びに理論量の分岐状オレフィ
ンおよび水では、所望の製品を満足な収率で得られないことが理解されよう。し
かも前記方法では、2工程の1サイクルにおいて、固体触媒上の活性プロトン1
モル当り1モルを越える量の転化オレフィンを製造することは不可能である。
酸と一緒に固体酸触媒を用いて分岐状オレフィン、特にイソブテンおよび一酸化
炭素から、トリアルキル酢酸、特にピバリン酸を製造する方法が知られていた。 更にEP−A−0249976によれば、触媒としてゼオライトの存在下に2
00〜500℃の温度および200〜700バールの圧力でオレフィンを一酸化
炭素および水で接触的に転化させることにより、分岐状カルボン酸を製造する方
法が知られていた。 更に詳しくは、触媒としてペンタシル(pentasil)型のゼオライトが使用され
ている。例示の実施態様では、高い温度(300℃)および圧力(300〜50
0バール)しか使用されていない。 前記開示された反応条件では、安全および環境について要求される基準のため
、運転コストが高くなることが理解されよう。
では比較的マイルドな条件下で触媒系を用い、他方では経済的に満足し得る転化
率および経済的に満足し得る選択率でα,α−分岐状カルボン酸が得られる、α
,α−分岐状カルボン酸の更に改良された効率的な一工程製造方法を提供するこ
とである。 広範な研究および実験の結果、バッチ式反応器または連続式反応器中でコッホ
酸の形成に必要なプロトンを供給するのに充分な酸基を有する酸性触媒の存在下
および極性非配位性有機溶剤の存在下に炭素原子数2〜5の直鎖状オレフィンま
たはその前駆体を一酸化炭素および水と反応させることを特徴とする、一酸化炭
素および酸触媒との反応による直鎖状オレフィンからのα,α−分岐状カルボン
酸の一工程方法がこの度、意外にも見い出された。
、9〜11の範囲が最も好ましい。
直鎖状オレフィン自体や、特定のオレフィンに容易に誘導できる、アルコール、
エステルまたはエーテルが本製造方法の原料として使用できることを意味し、こ
れにより本方法は従来技術の方法よりも一層適合し易くなる。 本発明の重要な利点は、経済的に満足し得る転化度と選択率とが同時に得られ
ると共に、安価な低級直鎖状オレフィンから出発する一工程または一反応器の方
法として運転できることである。なお、前記直鎖状オレフィンは、意外にも実際
のコッホ合成工程の前に二量化することが見い出された。
知られている、均質H2 O/BF3 触媒、H2 O/BF3 /H3 PO4 触媒また
は濃硫酸のような強酸触媒、或いはパラトルエンスルホン酸、メタンスルホン酸
、トリフルオロメタンスルホン酸のようなスルホン酸触媒、或いは不均質酸性固
体触媒であってよい。均質H2 O/BF3 /H3 PO4 触媒またはメタンスルホ
ン酸触媒または不均質酸性触媒が好ましい。 強酸の挙動を示す固体酸性イオン交換体を使用することが更に好ましい。この
酸性イオン交換体は、好ましくはスルホン化樹脂よりなる群、更に好ましくはス
チレンとジビニルベンゼンとのスルホン化共重合体、ビニルナフタレンとジビニ
ルベンゼンとの共重合体、スチレンとメタクリル酸樹脂との共重合体、フェノー
ルベース樹脂、スルホン化ポリ(テトラフルオロエチレン)およびスルホン化シ
ロキサン重合体およびスルホン化セルロース誘導体よりなる群から選ばれる。 活性のスルホン酸基を存在させる場合はいずれも、充分なプロトンを供給し得
るスルホン酸カチオン交換樹脂、即ち少なくとも65重量%の硫酸、好ましくは
少なくとも70重量%の硫酸と同等の酸度を有する樹脂が得られるように、樹脂
を処理する。 スルホン酸基を含有すると共に、スチレン−ジビニルベンゼン共重合体、ビニ
ルナフタレン−ジビニルベンゼン共重合体から誘導されるか、或いは(テトラフ
ルオロエチレン)重合体またはシロキサン重合体から誘導された固体樹脂触媒が
好ましい。
ONまたはDELOXAN 触媒(AMBERLYST 、NAFIONおよびDELOXAN は商標)がある。 AMBERLYST 型触媒のような、スチレン−ジビニルベンゼン共重合体をベースと
する触媒が最も好ましい。AMBERLYST 38を使用するのが更に好ましい。バッチ式
反応器での反応温度は、25〜200℃、好ましくは100〜150℃の範囲で
ある。 この反応器での圧力は、1〜200バール、好ましくは50〜100バールの
範囲である。 極性非配位性有機溶剤としては、カルボン酸またはそれらの誘導体、更に詳し
くはエステル、または任意に置換されたスルホラン(好ましくはスルホラン)の
ような化学的に不活性の極性有機溶剤が使用できる。
極性非配位性溶剤としてα,α−分岐状酸が存在する。溶剤として、製造される
カルボン酸を使用するのが最も好ましい。 通常、バック混合反応器には、触媒/溶剤の重量比が0.01〜0.5w/w
固体/液体、好ましくは0.2〜0.3w/wの範囲の溶剤および触媒を充填す
る。他の反応剤をそれぞれ反応器に導入し、反応混合物を所望の5〜30mmol/
反応温度に加熱する。 或いは液体リサイクル付き固定床反応器では、触媒/溶剤比が0.95w/w
(固体/液体)以下、好ましくは0.4〜0.8の範囲で運転できる。 オレフィン供給原料は、バッチ式では0.3〜2mmol/g触媒、好ましくは0
.6〜1.5mmol/g触媒、連続式では0.1〜10mmol供給原料/g触媒/hr
であり、一方、水/オレフィンのモル比またはそれぞれの前駆体のモル比は、0
.1〜2モル/モルの範囲、好ましくは約0.5であり、またCO/オレフィン
のモル比は、0.5〜1000モル/モル、好ましくは1〜100の範囲である
。
限定されるものではない。例1(1−ブテンおよび不均質触媒による) AMBERLYST 38を100℃のオーブン中で一晩乾燥し、乾燥AMBERLYST の試料1
5gを、溶剤としてC11分岐状カルボン酸であるVERSATIC 11 酸54mlおよび8
0バールのCOと一緒に250mlのオートクレーブに装填した。次にオートクレ
ーブを、CO 1.2 Nl /時間(50 mmole/時間)、1−ブテン 3.1ml
/時間(33 mmole/時間)および水 0.6ml/時間(33 mmole/時間)の
一定流下に150℃まで加熱した。これらの条件下で17時間運転後、オートク
レーブを室温に冷却し、減圧し、内容物を抜き出した。 生成混合物の試料をガスクロマトグラフにより分析した。残存する分別物を等
量の4M NaOH溶液で洗浄し、このNaOH抽出物をHClでpH=1に酸
性化し、等量のジエチルエーテルでカルボン酸を抽出し、次いでマイルドな加熱
下に蒸発させることにより、上記分別物からカルボン酸を抽出した。この濃縮カ
ルボン酸混合物をガスクロマトグラフにより分析した。 全生成混合物は、溶剤を除いて計算して、数種のカルボン酸を67C%含んで
いた。抽出した酸分別物は、二量体に相当するC9 酸を55C%含み、単量体に
相当するC5 酸は14C%に過ぎず、C6-8 酸は20C%、またC10+ 酸は溶剤
として用いたVERSATIC 11 酸を除いて11C%であった。
5gを、スルホラン溶剤82mlおよび50バールのCOと一緒に250mlのオー
トクレーブに装填した。次にオートクレーブを、固定COガスのキャップおよび
イソプロパノール 0.73ml/時間(9.5mmol/時間)の一定流下に150
℃まで加熱した。これらの条件下で65時間運転後、オートクレーブを室温に冷
却し、減圧し、内容物を抜き出した。 反応生成物を例1と同様に分析した。 全生成混合物は、数種のカルボン酸を12C%含んでいた。このように少量な
のは、このランではCO量が不十分であったからである。抽出した酸分別物は、
溶剤を除いて計算して、二量体に相当するC7 酸を26C%含み、C5-6 酸は3
4C%、またC8+酸は溶剤として用いたスルホランを除いて49C%であった。
5gを、スルホラン溶剤66mlおよび50バールのCOと一緒に250mlのオー
トクレーブに装填した。次にオートクレーブを、固定COガスのキャップおよび
1−ペンタノール 2.3ml/時間(21mmol/時間)の一定流下に170℃ま
で加熱した。これらの条件下で16時間運転後、オートクレーブを室温に冷却し
、減圧し、内容物を抜き出した。 反応生成物を例1と同様に分析した。 全生成混合物は、溶剤を除いて計算して、数種のカルボン酸を10C%含んで
いた。このように少量なのは、このランではCO量が不十分であったからである
。抽出した酸分別物は、二量体に相当するC11酸を28C%含み、単量体に相当
するC6 酸は29C%、C7-10酸は38C%、またC12+ 酸は溶剤として用いた
スルホランを除いて5C%であった。
:1のモル比のブテン/水の混合物からそれぞれカルボン酸を製造した。ブテン
および水;エタノール;並びに2−プロパノールの転化には溶剤としてVERSATIC 11 酸を使用した。 得られたデータを下記表に示した。
1/1)触媒30ml(55g)および別のH2 O 6.3gを加え、水の濃度を
18重量%とした。オートクレーブを80℃に加熱し、更に80バールのCOで
加圧した。次いでオートクレーブに1−ブテンを10ml/時間の流量で30分間
に亘ってポンプで供給した。一定の温度および圧力で更に30分間、反応を行っ
た。なお、圧力を一定(80℃で80バール)に維持する必要がある場合は、新
鮮なCOを供給した。次にオートクレーブを室温まで冷却し、減圧した。オート
クレーブの内容物を、50gの氷を入れた分液ロートに注入した。激しく振とう
した後、2つの液層に分離した。残存するBF3 /H3 PO4 触媒を含む水層は
除去した。粗生成物層を再び二回、集めた水25mlで洗浄し、無水MgSO4 上
で乾燥し、キャリヤーガスとしてヘリウムによる50m毛細管 Free Fatty Acid
(遊離脂肪酸)相(FFAP)カラムを用いたGCで分析した。生成物は、二量
体酸(C9 酸)40重量%および2−メチル酪酸(単量体酸)30重量%を含ん
でいた。
.4gを、ピバリン酸溶剤28mlおよび50バールのCOと一緒に250mlのオ
ートクレーブに装填した。次にオートクレーブを、固定COガスのキャップ並び
にDIBC 0.26ml/時間(1.5mmol/時間)およびピバリン酸0.26
ml/時間(2.5mmol/時間)の一定流下に150℃まで加熱した。このように
低い供給速度を選んだのは、ガスキャップ中に充分なCOがあることを保証する
ためである。これらの条件下で17時間運転後、オートクレーブを室温に冷却し
、減圧し、内容物を抜き出した。 反応生成物を例1と同様に分析した。全生成混合物は、溶剤を除いて計算して
、数種のカルボン酸を73C%含んでいた。抽出した酸分別物は、溶剤として用
いたスルホランを除いて、単量体に相当するC10酸を96C%含んでいた。
5gを、スルホラン溶剤78mlおよび50バールのCOと一緒に250mlのオー
トクレーブに装填した。次にオートクレーブを、固定COガスのキャップおよび
2−オクタノール 3.8ml/時間(24mmol/時間)の一定流下に150℃ま
で加熱した。これらの条件下で17.5時間運転後、オートクレーブを室温に冷
却し、減圧し、内容物を抜き出した。 反応生成物を例1と同様に分析した。全生成混合物は、溶剤を除いて計算して
、数種のカルボン酸を11C%含んでいた。このように少量なのは、このランで
はCO量が不十分であったからである。抽出した酸分別物は、溶剤として用いた
スルホランを除いて、単量体に相当するC9 酸を93C%含んでいた。
1/1)触媒50ml(85g)および別のH2 O 10.1gを加え、水の濃度
を18重量%とした。オートクレーブを80℃に加熱し、更に80バールのCO
で加圧した。次いでオートクレーブに1−オクテンを10ml/時間の流量で30
分間に亘ってポンプで供給した。一定の温度および圧力(80℃、80バール)
で更に30分間、反応を行った。次にオートクレーブを室温まで冷却し、減圧し
た。オートクレーブの内容物を、50gの氷を入れた分液ロートに注入した。激
しく振とうした後、2つの液層に分離した。残存するBF3 /H3 PO4 触媒を
含む水層は除去した。粗生成物層を再び二回、水25mlで洗浄し、無水MgSO 4 上で乾燥し、集めた後、キャリヤーガスとしてヘリウムによる50m毛細管 F
ree Fatty Acid(遊離脂肪酸)相(FFAP)カラムを用いたGCで分析した。
生成物は、未転化の1−オクテン51重量%およびC9 酸(単量体に相当する)
46重量%を含んでいた。
Claims (10)
- 【請求項1】 バッチ式反応器または連続式反応器中でコッホ(Koch)酸の
形成および一酸化炭素の第四カルボン酸への形成に必要なプロトンを供給するの
に充分な酸基を有する触媒の存在下および極性非配位性有機溶剤の存在下に、炭
素原子数2〜5の直鎖状オレフィンまたはその前駆体を一酸化炭素および水によ
り二量化させると共に、これらと反応させることを特徴とする、一酸化炭素およ
び水との反応による直鎖状オレフィンからのα,α−分岐状カルボン酸の製造方
法。 - 【請求項2】 式 【化1】 (但し、各記号Rは炭素原子数1〜10の残基を表わす。) のトリアルキル酢酸を製造することを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 【請求項3】 均質触媒としてH2 O/BF3 /H3 PO4 を使用すること
を特徴とする請求項1および2に記載の方法。 - 【請求項4】 均質触媒としてトリフルオロメタンスルホン酸を使用するこ
とを特徴とする請求項1および2に記載の方法。 - 【請求項5】 触媒として、ビニルナフタレン−ジビニルベンゼンまたはス
チレン−ジビニルベンゼンのスルホン化共重合体、スルホン化ポリ(テトラフル
オロエチレン)樹脂およびスルホン化シロキサン樹脂よりなる群から選ばれた固
体酸性イオン交換体を使用することを特徴とする請求項1および2に記載の方法
。 - 【請求項6】 スルホン酸カチオン交換樹脂を得るため、少なくとも65重
量%の硫酸、好ましくは少なくとも70重量%の硫酸と同等の酸度を有する樹脂
となるように、樹脂を処理することを特徴とする請求項5に記載の方法。 - 【請求項7】 触媒/溶剤の重量比が、懸濁物バック混合反応器(suspensio
n back mixed reactor)では0.01〜0.5w/wの範囲であることを特徴と
する請求項5および6に記載の方法。 - 【請求項8】 触媒/溶剤の重量比が、液体リサイクル付き固定反応器(fix
ed reactor with liquid recycling)では0.4〜0.8w/wの範囲であるこ
とを特徴とする請求項5および6に記載の方法。 - 【請求項9】 水/オレフィンのモル比またはそれぞれの前駆体のモル比が
、0.25〜2モル/モルの範囲であることを特徴とする請求項1〜8に記載の
方法。 - 【請求項10】 CO/オレフィンのモル比が、0.25〜1000モル/
モルの範囲であることを特徴とする請求項1〜9に記載の方法。
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