JP2002527997A - タップの数を可変にできるチャネル推定器 - Google Patents

タップの数を可変にできるチャネル推定器

Info

Publication number
JP2002527997A
JP2002527997A JP2000576593A JP2000576593A JP2002527997A JP 2002527997 A JP2002527997 A JP 2002527997A JP 2000576593 A JP2000576593 A JP 2000576593A JP 2000576593 A JP2000576593 A JP 2000576593A JP 2002527997 A JP2002527997 A JP 2002527997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel model
channel
model structure
training sequence
model structures
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000576593A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4515635B2 (ja
Inventor
ベニート リンドフ,
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) filed Critical テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Publication of JP2002527997A publication Critical patent/JP2002527997A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4515635B2 publication Critical patent/JP4515635B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0202Channel estimation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Networks Using Active Elements (AREA)
  • Stereo-Broadcasting Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 チャネル推定は、無線信号に含まれる受信トレーニングシーケンスの部分を受け取り、受信トレーニングシーケンスと所定のトレーニングシーケンスとに基づいて複数のチャネルモデル構造を推定することによって達成される。チャネルモデル構造の各々に対応する係数は、対応するチャネルモデル構造にのみ関連する一以上のタップからなるセットのすべてを用いて決定される。各チャネルモデル構造について分散値が求められる。これは、チャネルモデル構造から生成された評価値と受信信号との分散を表している。最適なチャネルモデル構造は、分散値に基づいて複数のチャネルモデル構造の中から選ばれ、最適なチャネルモデル構造と関連した状態数が生成される。受信信号、最適チャネルモデル構造および状態の数から判定シンボルを生成するためには等価技術が使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 背景 本願発明はデジタル通信に係り、より具体的には、デジタル通信において利用
されるチャネル推定器と等化方法に関連する。
【0002】 近年、デジタル無線通信システムは、各種情報を伝えるために様々な地域間に
おいて使用されている。デジタル通信では、情報がビットと呼ばれるデジタルま
たはバイナリの形式に変換される。デジタル送信機は、このビットストリームを
シンボルストリームへと変調し、デジタル受信機は、このビットストリームを検
波し、元のビット及び情報へと復調する。
【0003】 デジタル無線通信において、無線環境は、通信の成功を妨げるような多くの問
題をもたらす。これらの問題は、例えば、無線信号が様々なシグナルパスを介し
て受信機に到達するために引き起こされる。一つの問題は、複数のシグナルパス
の長さがそれぞれ大きく異なると発生する。このケースでは、複数のシグナルイ
メージが、それぞれ時間的にバラバラに受信機のアンテナに到達し、これにより
時間分散が生じ、その結果としてシグナルエコーが発生する。この現象は、相互
シンボル干渉(ISI)と呼ばれ、あるシンボルのエコーが次のシンボルに対して
干渉を引き起こすものである。
【0004】 時間分散は、等価器を用いて軽減することが可能である。一般的な等価のフォ
ームは、リニア等価器、デシジョンフィードバック等価器、および最尤シーケン
ス推定(MLSE)等価器によって提供される。リニア等価器は、受信された信号を
フィルタリングしてチャネルへの影響を打ち消そうとするものである。デシジョ
ンフィードバック等価器は、先行シンボルの検出を利用して、先行シンボルのエ
コーから相互シンボル干渉を相殺する。そして、MLSE等価器は様々な送信された
シンボルシーケンスを仮定し、分散的なチャネルのモデルを用いて、受信された
データに最も一致するものを決定する。これらの等価技術は、当該分野の当業者
に周知であり、ジェー・ジー・プローキス著、デジタル通信、第2版、ニューヨ
ーク:マグロウヒル、1989年発行などの標準的な教科書に解説がなされてい
る。等価器は、一般的にD-AMPSやGSMなどのTDMAシステムにおいて使用されてい
る。
【0005】 3つの一般的な等価技術の中でMLSE等価器は、性能及び精度の観点からより好
ましい。MLSE等価器においては、送信された可能性のある全てのシンボルシーケ
ンスが考慮される。個々のシーケンスを仮定するために、マルチパスチャネルの
モデルを用いて受信信号のサンプルが予測される。予測された受信信号のサンプ
ルと実際に受信された信号のサンプルとの相違は、予測誤差となり、特定の仮定
がどれほど合っていたかを表すための指標となる。予測誤差の2乗は、特定の仮
定を評価するための距離として用いられる。この距離は、どの仮定がより良いか
を決定する際に使用すべく蓄積される。このプロセスは、ダイナミックプログラ
ミング形式のビタビアルゴリズムを用いて効率的に実現される。
【0006】 しかし、一定の使用条件下では、受信機に到達する信号から顕著な相互シンボ
ル干渉レベルを得ることが難しい場合がある。とりわけ、ISIが無意味か又は存
在しないとき、チャネルが急速に変化しているときには、等価器は、ISIを取り
除くどころか、却ってノイズを検出統計量に加算してしまうことがある。このよ
うな条件下では、別の検出器、例えば時間分散の無い条件のもとでより精度良く
動作する差動検波器が選択され、等価器のスイッチは切られることが望ましい。
さらに、等価器は、差動検波器と比較し、相対的に複雑な演算回路構成となる。
従って、差動検波器を選択し、等価器のスイッチを周期的に切ることにより、演
算量が削減され、バッテリー消費量を減らすことが可能となろう。
【0007】 別の例として、直接拡散CDMAシステムでは、一般的にRAKE受信機を採用してい
るが、多数のRAKEタップを設ければ、結果として性能が低下してしまう。
【0008】 従って、例えば、適切な数のチャネルタップを使用する検出器など、適切な検
出技術を動的に識別し、この識別された適切な検出技術を実施するような受信機
が望ましい。
【0009】 図1は、例えば、GSMシステムのようなバースト送信システムにおいて使用さ
れる従来のチャネル推定器とチャネル等価器を示している。
【0010】 図1において例示された従来タイプの装置は有名であり、上述のプローキス氏
の標準テキストにも解説がなされている。あらかじめ定められたバースト長を持
つ受信信号101はメモリー103に蓄えられる。受信されたトレーニング信号
を含む受信バーストの一部は、メモリー103からチャネル推定器104に供給
される。K次(Kは固定)チャネルフィルタタップ{hii=1,K は、入力された
トレーニング信号102を参照している間、受信信号から計算される。チャネル
フィルタのタップは、等価器105に与えられる。この等価器105は、MK-1
定数の状態をとり、ここでMは、シンボルの数である。等価器105は、ビタビ
等価器など、数ある等価器のいずれでもよい。等価器105の出力は、判定され
たシンボル106である。
【0011】 1997年7月1日にウシロカワ氏に付与された米国特許第5,644,603号では、状態
数を可変としたチャネル推定器とチャネル等価器を開示している。これを図2に
例示する。あらかじめ定められたバースト長を持つ受信信号201はメモリー2
03に蓄えられる。受信されたトレーニング信号を含む受信バーストの一部分は
、メモリー203からチャネル推定器204に供給される。K次(Kは固定)の
チャネルフィルタタップ{hii=1,K は、入力されたトレーニング信号202を
参照している間、受信信号から計算される。チャネルフィルタタップは、制御装
置206に供給され、制御装置206は、前もって決定されたパワーレベルのし
きい値より大きいパワーを持つフィルタタップの最後の一つを識別する。最後に
識別されたフィルタタップを越えるフィルタのパワーは、ゼロに仮定することが
できる。最新の応答がL次の応答(L≦K)であると決定されると、フィルタタッ
プ{hiL=1,Lは、ML-1の状態を持つビタビ等価器205に供給される。ビタビ
等価器205の出力は、決定されたシンボル207である。
【0012】 上述の米国特許第5,644,603号において説明されているように、状態の数を減
らすことの主な理由は、必要な処理の平均量を減らすことである。処理負荷の削
減は電力消費量の削減につながる。国際公開WO96/13910によれば、少なくチャネ
ルフィルタタップで実現すると、現実の無線チャネルについてのより良いモデル
が得られるとのことである。
【0013】 概要 前述の目的および他の目的は、無線受信機で使用されるチャネル推定方法及び
装置において達成される。発明の第1の観点によれば、チャネル推定は、無線信
号のトレーニングシーケンス部を受信し、受信されたトレーニングシーケンスと
前もって決定されたトレーニングシーケンスとに基づいて、複数のチャネルモデ
ル構造を推定し、複数のチャネルモデル構造のそれぞれについて、対応したチャ
ネルモデル構造にのみ関連した1以上のタップからなる組(セット)のすべてを
用いて、対応する係数を決定する。
【0014】 本願発明の他の観点によれば、複数のチャネルモデル構造の少なくとも1つは
、K次のチャネルモデル構造であり、係数Kより小さい係数を備える。
【0015】 また、本願発明の他の観点によれば、前記チャネル推定には、さらに、予測ト
レーニングシーケンスを生成すべく、フィルタリングされていないトレーニング
シーケンスをフィルタリングする処理が含まれ、このフィルタリングは、送信ト
レーニングシーケンスがその支配下におかれた既知のフィルタリングと実質的に
同一である。
【0016】 さらに、本願発明の他の観点によれば、チャネル推定は、複数のチャネルモデ
ル構造のそれぞれについて、チャネルモデル構造の推定値と受信信号の値との分
散値を表す分散の測定値を生成する処理をさらに含む。
【0017】 さらに、本願発明の他の観点によれば、チャネル推定は、分散の測定値に基づ
いて複数のチャネルモデル構造から最適なチャネルモデル構造を選択する処理を
さらに含む。
【0018】 さらに、本願発明の他の観点によれば、最適なチャネルモデルの選択は、アカ
イケ情報判定基準テストによる分散の測定値を用いて実行される。
【0019】 さらに、本願発明の他の観点によれば、チャネル推定は、最適なチャネルモデ
ル構造と関連した多くの状態を生成し、最適なチャネルモデル構造および状態の
数を等価器に供給する処理を含む。そして、等価器は、受信された無線信号、最
適なチャネルモデル構造、および状態の数から判定信号を生成しうる。
【0020】 詳細な説明 本願発明の様々な特徴は図面に関連付けて説明され、図面の各部は同一の文字
によって参照されている。以下の説明は、スペクトル拡散システムとは異なるシ
ステムについてのものであるが、当業者であれば、拡散システム(例えばCDMA)
に本願発明を等しく適用可能であることを理解できよう。
【0021】 図3は、D-AMPSなどの典型的な携帯電話ネットワーク300(ここでは、「セ
ルラーネットワーク」として参照する。)の10個のセル(C1-C10)間の関係を
例示する図である。一般に、セルラーネットワークは10より多数のセルが配置
されている。しかし、説明のためには、10個のセルで十分である。C1からC10
までの個々のセルには、B1からB10までの基地局がある。図3では、基地局が個
々のセルの中央に配置されているが、基地局はセル内のどこに配置されても構わ
ない。中央に配置された基地局は、一般に、無指向性アンテナを採用し、一方、
セル境界に配置された基地局は、一般に、指向性アンテナを採用する。
【0022】 図3において描かれたセルラーネットワーク300は移動交換センター(MSC
)も備えている。MSCは、ケーブル、無線リンク、または両方(図1においては
例示されていない。)によって、基地局のそれぞれと接続する。MSCは、また、
固定電話交換ユニット(図3においては例示されていない。)に接続している。
移動体M1-M10は移動電話ユニットを表している。もちろん、移動体はセル内を移
動することができ、また、あるセルから別のセルへと移動することもできる。一
般には、10よりずっと多くの移動体が存在する。また、10の移動体を示して
いるが、説明に役立てるにはこの程度で十分であろう。
【0023】 個々の移動局は、自局が在圏している基地局からエアインタフェースを介して
送信された信号を受け取るための受信機(図3には例示されていない。)を含む
。受信機は、受信された信号に含まれている情報シンボルを取り出すために、復
調と検波技術を使って受信された情報シンボルを処理する。
【0024】 慣例的に、これらの受信機は、等価器や差動検波器などの検波デバイスを含ん
でおり、受信された信号ストリームから情報シンボルを識別するのに用いられる
。一般に、受信機に含まれている特定の検波デバイス、例えば、予め定められた
固定数のチャネルタップを備えている等価器の選択は、受信機が動作することを
想定された最悪の無線環境に基づいてなされている。しかし、本願発明は別のア
プローチを採用し、チャネルフィルタの中のタップ数を可変にしたチャネル推定
器を提供する。タップ数を可変にすることで、受信されたシンボルシーケンス中
の相互シンボル干渉の関数として適応させるためのモデルの複雑さを許容する。
【0025】 受信されたデータシーケンスに基づいて、モデル構造を最適化することで、等
価の尤度が増し、その結果、ビット誤り率が向上する。さらに、できる限りモデ
ルの複雑さを減らすことによって、等価器が全ての時間にわたって最大の状態数
でもって動作する場合に比べ、等価器の平均的な処理量(そしてそれゆえの電力
消費量)が減少する。
【0026】 次に図4を参照する。図4には、本願発明に従って動作する受信機の例示的な
実施形態が描かれている。あらかじめ定められたバースト長を持つ受信信号40
1は、メモリー404に蓄えられる。受信されたトレーニングシーケンスと対応
する受信信号の部分は、メモリー404によりチャネル推定器405に供給され
る。トレーニングシーケンスは前もって決定され、送信機と受信機に既知である
。従って、受信機が、前もって決定されたトレーニングシーケンスに基づいて、
自己のトレーニング信号402を生成し、これをフィルタ403に供給する。例
えば、送信されたトレーニングシーケンスを、既知の部分でフィルタリングする
ために、自己のトレーニング信号402が生成される。全体フィルタリングの既
知の部分は、送信機と受信機のフィルタであり、フィルタリングされたトレーニ
ングシーケンスと実際に受信されたトレーニングシーケンスとの間の違いは、無
線チャネル自身によって実行されるフィルタリングにだけ寄与すべきものである
。これにより、より正確なチャネル推定が得られる。
【0027】 フィルタリングされたトレーニングシーケンスは、フィルタ403からチャネ
ル推定器405に供給される。発明の第1の観点に従って、チャネル推定器は、
定数K次までの可能なチャネルモデル構造であるHのすべて(またはサブセット
)を推定するために、フィルタリングされたトレーニングシーケンスと受信され
たトレーニングシーケンスを使用する。個々のケースにおいて、推定は、既知の
技術、例えば最小自乗法によって実行される。
【0028】 可能なチャネルモデル構造のそれぞれは、タップの可能な組み合わせのうちの
一つに対応したタップだけを含んでいる。例えば、K = 3 と仮定すれば、チャネ
ルは有限インパルス反応(FIR)でモデル化できる。単一のタップのみを備えた
次の3つのチャネルモデルが存在することになる。
【0029】
【数1】
【0030】 これとは反対に、3つのタップを備えた一つのチャネルモデルも存在する。
【0031】
【数2】
【0032】 本願発明の第1の観点によれば、チャネルモデルのそれぞれについて、対応す
る係数は、対応するチャネルモデル構造にのみ関連する1以上のタップセットの
すべてを用いて決定される。これは、一般に、1つのモデル(例えば、1タップ
モデルのうちのどれか)と関連したi次の係数は、他のいずれかのモデルと関連
したi次の係数と同一の値を持たないように決定されることを意味する。例えば
、1タップモデル(たった1つの係数、すなわちh0を備えているタップモデル)
について、h0を決定することは、最初に、たった1つのタップがモデルに存在す
ると決めることによって実行される。これに対し、数が可変のタップを利用する
従来の技術では、常にタップの数を最大(例えば3)に仮定し、特定のモデルに
ついては使用されない係数については廃棄していた。
【0033】 本実施形態に戻ると、K = 3 のケースにおいて、異なる7つのモデル構造が推
定される(本願発明のすべての実施形態が、可能なすべてのモデル構造を使用す
るわけではない。)。もし特定の実施形態において合計7つのこれらの可能なモ
デル構造が推定されるならば、Hは、次のように定義される。
【0034】
【数3】 ここで、各係数 h において、上付き文字は、特定のモデルに存在するどのタッ
プであるかを示し、下付文字は、これら係数の特定の一つを示している。
【0035】 推定されたモデル構造(すなわちH)のそれぞれについてのチャネルタップ係
数は、制御装置407に供給される。チャネル推定器405は、各モデルフィッ
トから誤差分散も決定し、さらに、これらの分散値(σe 2(H))を制御装置407
に供給する。分散を決定するために、以下に従って個々のモデルフィットについ
ての誤差(e)が計算される。
【0036】
【数4】 ここで、Yt は受信信号データの測定値であり、n はトレーニングシーケンスの
長さである。
【0037】
【数5】 ここで、dt-iは、予め定められた送信シンボルである。
【0038】 誤差分散は、次のように表せ、自乗誤差の平均となる。
【0039】
【数6】
【0040】 分散、モデル次数、およびチャネルフィルタタップに基づき、制御装置407
は、どのモデルが最も受信されたデータシーケンスに整合するかを決定する。こ
の最もよいモデルをHOPTとする。最もよいモデルを決定するための判定は、エ
ル・リュン著、システム識別−ユーザのための定理(プレンティス・ホール社、
ニュージャージー、1987年発行)に解説されているアカイケ情報判定基準(A
IC)のような、統計的な情報テストに基づいて実現される。
【0041】 他の実施形態では、AICテストの代わりとして他の統計モデル認証テストを用
いても良い。AICテストによれば、値Lは以下の数式に従って、各モデルについて
計算される。
【0042】
【数7】 ここで、dim[A]はAの次元であり(すなわち、チャネルタップ数)、n はデー
タセットの長さ(すなわち、トレーニングシーケンスの長さ)である。最適なモ
デル、HOPT は以下の式に従って選ばれる。
【0043】
【数8】 すなわち、測定値 Li について最も整合するこのモデルは、最適なモデルとして
一つ選択される。
【0044】 制御装置407は、最適なモデルについてのチャネルフィルタタップと状態数
とを等価器406に供給する。等価器は、例えば、MLSE ビタビ等価器でもよいし、
または、エー・デュエル−ホールン及びシー・ヘーガード著、「遅延判定フィー
ドバックシーケンス推定器」IEEE トランザクション・オン・コミュニケーショ
ン 37:5:428-436 1989年発行 において説明されている遅延判定フィードバ
ックシーケンス推定器(DFSE)などでもよい。状態数は以下の式に従って決定され
る。
【0045】
【数9】 ここで、M は可能なシンボルの数であり、L は最高次の指数であり、i は、hi
∈ HOPTの何れかに対応している。
【0046】 等価器406の出力は、判定されたシンボル408である。
【0047】 本願発明を特定の実施形態に関連づけて説明してきたが、本願発明を上述の好
ましい実施形態以外の特定の具体的な形態において実現できることは、当業者で
あれば明らかに理解できるであろう。これは本願発明の技術思想を逸脱せずに実
現される。好ましい実施形態は単に説明に役立てるためのものであり、どのよう
な形であっても権利範囲を制限する目的で考慮すべきではない。本願発明の技術
的範囲は、上述の詳細な説明ではなく特許請求の範囲により与えられ、特許請求
の範囲に含まれる全ての変更及び均等物は、その範囲に包含される。
【図面の簡単な説明】
発明の目的と利点は、図面を参照しつつ上記の詳細な説明を読むことによって
理解されよう。
【図1】 GSMシステムのようなバースト送信システムにおいて使用される従来のチャネ
ル推定器とチャネル等価器を示す図である。
【図2】 状態の数が可変である従来のチャネル推定器とチャネル等価器を示す図である
【図3】 本願発明が適用されるセルラー移動無線電話システムの10個のセルを例示す
るブロック図である。
【図4】 チャネル推定器と制御装置を含み、本願発明に従って動作する受信機の例示的
な実施形態を示す図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年8月21日(2000.8.21)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】 上述の米国特許第5,644,603号において説明されているように、状態の数を減
らすことの主な理由は、必要な処理の平均量を減らすことである。処理負荷の削
減は電力消費量の削減につながる。 国際公開WO96/13910では、合成チャネル推定を提供すべく、長期のチャネル推
定と短期のチャネル推定との平均を取るチャネル推定器とチャネル等価器が開示
されている。WO96/13910の説明によれば、少なくチャネルフィルタタップで実現
すると、現実の無線チャネルについてのより良いモデルが得られるとのことであ
る。しかしながら、WO96/13910のチャネル推定器は、チャネルフィルタ中のタッ
プの数が予め定められた固定の値であり、従来技術を使用するにすぎない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】 本願発明を特定の実施形態に関連づけて説明してきたが、本願発明を上述の好
ましい実施形態以外の特定の具体的な形態において実現できることは、当業者で
あれば明らかに理解できるであろう。好ましい実施形態は単に説明に役立てるた
めのものであり、どのような形であっても権利範囲を制限する目的で考慮すべき
ではない。本願発明の技術的範囲は、上述の詳細な説明ではなく特許請求の範囲
により与えられ、特許請求の範囲に含まれる全ての変更及び均等物は、その範囲
に包含される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線受信機において使用されるチャネル推定器であって、 無線信号に含まれる受信されたトレーニングシーケンスの部分を受け取るため
    の入力部と、 前記受信されたトレーニングシーケンスと予め定められたレーニングシーケン
    スとに基づいて、複数のチャネルモデル構造を推定する推定回路と、を備え、 前記チャネルモデル構造のうち対応するものにのみ関連付けられる一以上のタ
    ップからなる組のすべてを用いて、前記複数のチャネルモデル構造のそれぞれに
    ついて、該チャネルモデル構造に対応する係数を決定することを特徴とするチャ
    ネル推定器。
  2. 【請求項2】 前記複数のチャネルモデル構造の少なくとも1つは、K次のチャネルモデル構
    造であり、Kより少ない係数を備えていることを特徴とする請求項1に記載のチ
    ャネル推定器。
  3. 【請求項3】 予め定められたトレーニングシーケンスを供給するフィルタをさらに備え、 前記フィルタは、フィルタリングされていないトレーニングシーケンス信号を
    処理し、送信されたトレーニングシーケンスについて使用された既知のフィルタ
    リングと実質的に同一のフィルタリングを施すことを特徴とする請求項1に記載
    のチャネル推定器。
  4. 【請求項4】 前記複数のチャネルモデル構造のそれぞれについて、該チャネルモデル構造に
    より生成された評価値と受信信号との分散を表す分散値を生成する生成回路をさ
    らに備えることを特徴とする請求項1に記載のチャネル推定器。
  5. 【請求項5】 前記分散値に基づいて、前記複数のチャネルモデル構造の中から最適なチャネ
    ルモデル構造を選択する制御装置をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載
    のチャネル推定器。
  6. 【請求項6】 前記制御装置は、前記複数のチャネルモデル構造の中から最適なチャネルモデ
    ル構造を選択するために、アカイケ情報判定基準テストに従って前記分散値を用
    いることを特徴とする請求項5に記載のチャネル推定器
  7. 【請求項7】 前記制御装置は、 前記最適なチャネルモデル構造に関連する状態の数を生成する生成回路と、 前記最適なチャネルモデル構造と前記状態の数を等価器に供給する供給回路と
    、 をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載のチャネル推定器。
  8. 【請求項8】 無線信号を受信し、該無線信号から信号サンプルを生成する処理回路と、 前記処理回路に接続され、前記信号サンプルを蓄積するメモリーと、 前記蓄積された信号サンプルに含まれる受信トレーニングシーケンスを受信す
    る受信回路と、前記受信されたトレーニングシーケンスと予め定められたトレー
    ニングシーケンスとに基づいて、複数のチャネルモデル構造を推定する推定回路
    と、前記複数のチャネルモデル構造のそれぞれについて、該チャネルモデル構造
    により生成された評価値と受信信号との分散を表す分散値を生成する生成回路と
    、を含む、前記メモリーの出力に接続されたチャネル推定器と、 前記分散値に基づいて前記複数のチャネルモデル構造の中から最適なチャネル
    モデル構造を選択する選択回路と、前記最適なチャネルモデル構造に関連する状
    態の数を生成する生成回路とを含む、前記チャネル推定器に接続された制御装置
    と、 前記最適なチャネルモデル構造と前記状態の数とを受け取り判定シンボルを生
    成する等価器と、を備え、 前記チャネルモデル構造のうち対応するものにのみ関連付けられらる一以上の
    タップからなる組のすべてを用いて、前記複数のチャネルモデル構造のそれぞれ
    について、該チャネルモデル構造に対応する係数を決定することを特徴とする受
    信機。
  9. 【請求項9】 無線受信機において使用されるチャネル推定方法であって、 無線信号に含まれる受信されたトレーニングシーケンスの部分を受信し、 前記受信されたトレーニングシーケンスと予め定められたレーニングシーケン
    スとに基づいて、複数のチャネルモデル構造を推定し、 前記チャネルモデル構造のうち対応するものにのみ関連付けられらる一以上の
    タップからなる組のすべてを用いて、前記複数のチャネルモデル構造のそれぞれ
    について、該チャネルモデル構造に対応する係数を決定することを特徴とするチ
    ャネル推定方法。
  10. 【請求項10】 前記複数のチャネルモデル構造の少なくとも1つは、K次のチャネルモデル構
    造であり、Kより少ない係数を備えていることを特徴とする請求項9に記載のチ
    ャネル推定方法。
  11. 【請求項11】 予め定められたトレーニングシーケンスを供給すべく、フィルタリングされて
    いないトレーニングシーケンス信号をフィルタリングするステップをさらに備え
    、 前記フィルタリングは、送信されたトレーニングシーケンスについて使用され
    た既知のフィルタリングと実質的に同一であることを特徴とする請求項9に記載
    のチャネル推定方法。
  12. 【請求項12】 前記複数のチャネルモデル構造のそれぞれについて、該チャネルモデル構造に
    より生成された評価値と受信信号との分散を表す分散値を生成するステップをさ
    らに備えることを特徴とする請求項9に記載のチャネル推定方法。
  13. 【請求項13】 前記分散値に基づいて、前記複数のチャネルモデル構造の中から最適なチャネ
    ルモデル構造を選択するステップをさらに備えることを特徴とする請求項12に
    記載のチャネル推定方法。
  14. 【請求項14】 前記選択のステップにおいて、前記複数のチャネルモデル構造の中から最適な
    チャネルモデル構造を選択する際にアカイケ情報判定基準テストに従って、前記
    分散値を用いることを特徴とする請求項13に記載のチャネル推定方法。
  15. 【請求項15】 前記最適なチャネルモデル構造に関連する状態の数を生成するステップと、 前記最適なチャネルモデル構造と前記状態の数を等価器に供給するステップと
    、 をさらに備えることを特徴とする請求項13に記載のチャネル推定方法。
  16. 【請求項16】 無線信号を受信し、該無線信号から信号サンプルを生成するステップと、 前記信号サンプルをメモリーに蓄積するステップと、 前記蓄積された信号サンプルに含まれる前記受信されたトレーニングシーケン
    スと予め定められたトレーニングシーケンスとに基づいて、複数のチャネルモデ
    ル構造を推定するステップと、 前記複数のチャネルモデル構造のそれぞれについて、該チャネルモデル構造に
    より生成された評価値と受信信号との分散を表す分散値を生成するステップと、 前記分散値に基づいて前記複数のチャネルモデル構造の中から最適なチャネル
    モデル構造を選択するステップと、 前記最適なチャネルモデル構造に関連する状態の数を生成するステップと、 一以上の前記蓄積された信号サンプル、前記最適なチャネルモデル構造及び前
    記状態の数とから、等価技術を用いて判定シンボルを生成するステップと、を備
    え、 前記チャネルモデル構造のうち対応するものにのみ関連付けられらる一以上の
    タップからなる組のすべてを用いて、前記複数のチャネルモデル構造のそれぞれ
    について、該チャネルモデル構造に対応する係数を決定することを特徴とする無
    線信号から判定シンボルを生成する方法。
JP2000576593A 1998-10-09 1999-10-04 タップの数を可変にできるチャネル推定器 Expired - Fee Related JP4515635B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/168,605 1998-10-09
US09/168,605 US6373888B1 (en) 1998-10-09 1998-10-09 Estimated channel with variable number of taps
PCT/SE1999/001757 WO2000022791A1 (en) 1998-10-09 1999-10-04 Channel estimator with variable number of taps

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002527997A true JP2002527997A (ja) 2002-08-27
JP4515635B2 JP4515635B2 (ja) 2010-08-04

Family

ID=22612181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000576593A Expired - Fee Related JP4515635B2 (ja) 1998-10-09 1999-10-04 タップの数を可変にできるチャネル推定器

Country Status (11)

Country Link
US (1) US6373888B1 (ja)
EP (1) EP1119953B1 (ja)
JP (1) JP4515635B2 (ja)
CN (1) CN1139230C (ja)
AT (1) ATE298956T1 (ja)
AU (1) AU1303600A (ja)
DE (1) DE69926008T2 (ja)
MX (1) MXPA01003389A (ja)
MY (1) MY125290A (ja)
TR (1) TR200100975T2 (ja)
WO (1) WO2000022791A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004159077A (ja) * 2002-11-06 2004-06-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ受信装置およびデータ受信方法
US8023587B2 (en) 2005-05-27 2011-09-20 Huawei Technologies Co., Ltd. Device and method for pre-distorting a base-band digital signal
WO2012011399A1 (ja) * 2010-07-23 2012-01-26 シャープ株式会社 受信装置および受信方法
WO2012043072A1 (ja) * 2010-09-29 2012-04-05 シャープ株式会社 受信装置、受信方法、受信プログラム
WO2013061900A1 (ja) * 2011-10-25 2013-05-02 シャープ株式会社 受信装置、受信方法、通信システムおよび通信方法
US9100259B2 (en) 2012-02-16 2015-08-04 Sharp Kabushiki Kaisha Receiving device, receiving method, and receiving program

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6477200B1 (en) * 1998-11-09 2002-11-05 Broadcom Corporation Multi-pair gigabit ethernet transceiver
DE69807535T2 (de) * 1998-11-18 2003-04-24 Nokia Corp., Espoo Verfahren zur verbesserten schätzung der kanalimpulsantwort in tdma-systemen
MY133723A (en) * 1999-09-17 2007-11-30 Ericsson Telefon Ab L M "apparatus and method for substantially eliminating a near-channel interfering amplitude modulated signal"
JP2001102970A (ja) * 1999-09-29 2001-04-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信端末装置及び無線通信方法
US6628706B1 (en) * 1999-12-06 2003-09-30 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and apparatus for transforming a channel estimate
JP2001320308A (ja) * 2000-03-03 2001-11-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 適応等化装置および適応等化方法
GB2362073B (en) * 2000-05-03 2003-12-17 Siemens Ag Equaliser and method of state reduction therefor
US6950678B1 (en) * 2000-05-24 2005-09-27 Lucent Technologies Inc. Control technique for a communication system
US6823026B2 (en) * 2001-01-05 2004-11-23 Motorola, Inc. Apparatus and method for baseband detection
US7079601B2 (en) * 2001-06-19 2006-07-18 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Efficient channel estimation in a digital communications system
FR2829326A1 (fr) * 2001-09-06 2003-03-07 France Telecom Procede et systeme de reception iterative sous optimale pour systeme de transmission haut debit cdma
US7272366B2 (en) * 2001-12-17 2007-09-18 Nokia Corporation Method and apparatus for reducing RF filter induced distortion in a wide bandwidth wireless system by the use of channel-dependent RF filter compensation
US6826411B2 (en) 2002-06-27 2004-11-30 Interdigital Technology Corporation Low power interference signal code power (ISCP) measurement
US6968001B2 (en) * 2002-08-21 2005-11-22 Qualcomm Incorporated Communication receiver with virtual parallel equalizers
GB2395623B (en) * 2002-11-19 2006-02-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd Reduced complexity dynamic tap search channel estimator
US7065371B1 (en) * 2003-02-20 2006-06-20 Comsys Communication & Signal Processing Ltd. Channel order selection and channel estimation in wireless communication system
JP4000088B2 (ja) * 2003-05-09 2007-10-31 松下電器産業株式会社 無線受信装置および受信フィルタリング方法
KR100566210B1 (ko) * 2003-09-22 2006-03-29 삼성전자주식회사 무선 통신 시스템에서 채널 할당 장치 및 방법
US20050129105A1 (en) * 2003-12-11 2005-06-16 Aris Papasakellariou Determination of the adaption coefficient for adaptive equalizers in communication systems based on the estimated signal-to-noise ratio and the mobile speed
US7400692B2 (en) * 2004-01-14 2008-07-15 Interdigital Technology Corporation Telescoping window based equalization
US7058117B1 (en) * 2004-07-26 2006-06-06 Sandbridge Technologies, Inc. Rake receiver with multi-path interference accommodation
JP4189389B2 (ja) * 2005-04-06 2008-12-03 パナソニック株式会社 等化装置および等化方法
US20070002980A1 (en) * 2005-06-29 2007-01-04 Eyal Krupka Method for timing and sequence hypotheses selection
EP1903728A1 (en) * 2006-09-20 2008-03-26 Nokia Siemens Networks Gmbh & Co. Kg Method and receiving apparatus for estimating a channel in a communications system
US8787510B2 (en) * 2008-12-31 2014-07-22 Motorola Mobility Llc Channel selection exploiting multiple observations of the channel delay spread
CN102487368B (zh) * 2010-03-26 2014-10-15 浙江大学 Per-tone均衡器的设计方法及实现装置
TR202022844A1 (tr) * 2020-12-31 2022-07-21 Istanbul Medipol Ueniversitesi Birleşik Olarak Kanal Kademe Sayılarını ve Kanal Katsayılarını Tahmin Etme Yöntemi

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05316083A (ja) * 1991-04-08 1993-11-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 移動無線において変動する伝送路における等化方法及び適応等化器
JPH0823282A (ja) * 1994-07-07 1996-01-23 Nec Corp 状態数可変最尤系列推定器
JPH0856186A (ja) * 1994-08-10 1996-02-27 Sony Corp 伝送装置及び伝送方法
JPH08256066A (ja) * 1995-03-16 1996-10-01 Sony Corp 最尤復調方法および受信機
WO1997039536A1 (en) * 1996-04-12 1997-10-23 Philips Electronics N.V. Equalizer with extended channel estimation for a receiver in a digital transmission system
JPH10508445A (ja) * 1994-10-31 1998-08-18 テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン チャネル予測方法及び装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2252221B (en) 1991-01-24 1995-01-18 Roke Manor Research Improvements in or relating to equalisers for digital radio communication systems
US5319677A (en) * 1992-05-12 1994-06-07 Hughes Aircraft Company Diversity combiner with MLSE for digital cellular radio
SG54201A1 (en) 1992-09-18 1998-11-16 Oki Electric Ind Co Ltd Adaptive equalizing receiver and maximum likelihood sequence estimating receiver
US6084862A (en) * 1997-09-26 2000-07-04 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Time dispersion measurement in radio communications systems
US6222592B1 (en) * 1998-01-13 2001-04-24 Samsung Electronics Co., Ltd. TV receiver equalizer storing channel characterizations for each TV channel between times of reception therefrom
US6144710A (en) * 1998-04-23 2000-11-07 Lucent Technologies, Inc. Joint maximum likelihood sequence estimator with dynamic channel description

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05316083A (ja) * 1991-04-08 1993-11-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 移動無線において変動する伝送路における等化方法及び適応等化器
JPH0823282A (ja) * 1994-07-07 1996-01-23 Nec Corp 状態数可変最尤系列推定器
JPH0856186A (ja) * 1994-08-10 1996-02-27 Sony Corp 伝送装置及び伝送方法
JPH10508445A (ja) * 1994-10-31 1998-08-18 テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン チャネル予測方法及び装置
JPH08256066A (ja) * 1995-03-16 1996-10-01 Sony Corp 最尤復調方法および受信機
WO1997039536A1 (en) * 1996-04-12 1997-10-23 Philips Electronics N.V. Equalizer with extended channel estimation for a receiver in a digital transmission system

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004159077A (ja) * 2002-11-06 2004-06-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ受信装置およびデータ受信方法
JP4565802B2 (ja) * 2002-11-06 2010-10-20 パナソニック株式会社 データ受信装置およびデータ受信方法
US8023587B2 (en) 2005-05-27 2011-09-20 Huawei Technologies Co., Ltd. Device and method for pre-distorting a base-band digital signal
WO2012011399A1 (ja) * 2010-07-23 2012-01-26 シャープ株式会社 受信装置および受信方法
JP2012029043A (ja) * 2010-07-23 2012-02-09 Sharp Corp 受信装置および受信方法
WO2012043072A1 (ja) * 2010-09-29 2012-04-05 シャープ株式会社 受信装置、受信方法、受信プログラム
JP2012074965A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Sharp Corp 受信装置、受信方法、受信プログラム
US8995578B2 (en) 2010-09-29 2015-03-31 Sharp Kabushiki Kaisha Receiver apparatus, reception method, and reception program
WO2013061900A1 (ja) * 2011-10-25 2013-05-02 シャープ株式会社 受信装置、受信方法、通信システムおよび通信方法
US9100259B2 (en) 2012-02-16 2015-08-04 Sharp Kabushiki Kaisha Receiving device, receiving method, and receiving program

Also Published As

Publication number Publication date
CN1139230C (zh) 2004-02-18
EP1119953A1 (en) 2001-08-01
EP1119953B1 (en) 2005-06-29
DE69926008D1 (de) 2005-08-04
JP4515635B2 (ja) 2010-08-04
AU1303600A (en) 2000-05-01
ATE298956T1 (de) 2005-07-15
WO2000022791A1 (en) 2000-04-20
US6373888B1 (en) 2002-04-16
TR200100975T2 (tr) 2001-07-23
DE69926008T2 (de) 2005-12-01
MXPA01003389A (es) 2002-04-24
CN1329789A (zh) 2002-01-02
MY125290A (en) 2006-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4515635B2 (ja) タップの数を可変にできるチャネル推定器
US6333953B1 (en) System and methods for selecting an appropriate detection technique in a radiocommunication system
JP4579472B2 (ja) Dcオフセット補償を伴う等化
JP2643614B2 (ja) ディジタル移動通信端末装置
JP4554864B2 (ja) 移動通信速度による等化器の選択
EP0966113B1 (en) Method and apparatus for performing equalisation in a radio receiver
EP1427155A2 (en) Channel estimation
JPH10507598A (ja) Tdmaシステムにおける信号検出方法
JP2003503959A (ja) 通信システム及び携帯電話機
JPH10508445A (ja) チャネル予測方法及び装置
JP2002534844A (ja) モバイル無線システムにおける適応等化技法の改良された方法
JP2000188565A (ja) デ―タストリ―ム中で受信されたデ―タバ―ストのタイミング位置を推定する方法
US7590206B2 (en) Equalization apparatus and equalization method
EP1338111B1 (en) Selection of channel model based on the received training sequence
EP1213885A2 (en) Suboptimal sequence estimation
JP2000209136A (ja) デ―タバ―ストのタイミングロケ―ション推定方法
EP1128617A1 (en) Method and receiver for obtaining channel estimated values for equalising digital signals
JP2006115221A (ja) 回線推定方法およびそれを用いた受信装置
JP2007096787A (ja) データ受信装置及びその制御方法
MXPA00000489A (en) Determination of the length of a channel impulse response

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090703

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090811

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100416

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100513

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees