JP2002527356A - 異常細胞増殖処置のための組成物および方法 - Google Patents
異常細胞増殖処置のための組成物および方法Info
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Abstract
Description
は引用することによってすべてこの出願の記載となり、本発明が関与する分野の
技術水準をより十分に説明する。
増殖阻害に有用なある種のレチノイドおよびビタミンD類似体を含む組成物に関
する。本発明はまた、異常な(正常でない)細胞分化および/または細胞増殖を特
徴とする疾患および症状の処置に上記組成物を用いる方法に関する。
る。例えば、上皮細胞の過剰増殖は乾癬と関連し、3日または4日毎に早過ぎる
頻度で皮膚に脱皮を起こさせる。乾癬治療の最終目標は炎症を弱めることであり
、急速な皮膚細胞分裂を減速させることである。
オール(1アルファ、25−ジヒドロキシ−ビタミンD3、または)およびカルシ
ポトリオールは細胞の分化を刺激し、過剰な細胞増殖を阻害し得ると記載してお
り、これらの化合物が白血病、骨髄線維症、乾癬およびざ瘡などの正常でない細
胞分化および/または細胞増殖を特徴とする疾患の処置に有用であることを示唆
している。
例えば、レチノール(ビタミンA)は、人体に天然に存在する内在化合物であり、
上皮細胞などのある種の細胞の正常な細胞分化にとって必須である。レチノイン
酸はレチノールの活性誘導体であると考えられている。すなわち、レチノイン酸
はレチノールおよびレチニルエステルより皮膚によい点でより効果的であると信
じられている。
び過剰増殖障害の治療に広範囲に用いられてきた。例えば、レチノイン酸は急性
前骨髄球(apromyelocytic)白血病などのある種の白血病、およびざ瘡、しわ、乾
癬、老人性斑点およびしみなどの種々の皮膚の症状の治療に採用されきた(Vahlq
uist, Aら、J. Invest. Dermatol., Vol. 94, Holland D.B.および Cunliffe, W
.J. (1990), pp. 496-498; Ellis C.N.ら、"Pharmacology of Retinols in Skin
", Vasel, Karger, Vol. 3, (1989), pp. 249-252; Lowe, N.J.ら、Vol. 3, (19
89), pp. 240-248; PCT特許出願公開番号WO93/19743)。しかし、レチノイドは古
典的には癌阻害剤としてみられており、かなりの実験的証拠もまた抗腫瘍剤とし
のそれらの試験を支持している(Cancer Treat Rep 1987; 71: 493-515 5月, 198
7)。
ドまたはビタミンD誘導体のいずれかの臨床実験はいくつかの例において、若干
の成功例はあるが、これらの化合物はしばしば所望の臨床結果を提供できなかっ
たことに注目することが重要である。
チノイン酸は局所的乾癬患者に少しは有効である。しかし、これらの化合物は大
多数の患者にきわめて有効とはいえない。
例が示されている。主に、いおう、レゾルシノール、サリチル酸、過安息香酸お
よびレチノイン酸を含む、種々の化合物の使用による局所的適用はしばしばざ瘡
の治療のために用いられてきた。前記の薬剤はすべて「剥皮」または「乾燥」剤とし
て知られており、面皰を駆逐するために、紅斑、刺激および剥離を生ぜしめるこ
とによって治療効果を達成すると考えられている。しかし、これらの薬剤の治療
効果は不定であり、それらの利用性は、その適用によって生じる刺激のせいで一
部に限定されている(米国特許第3932665号参照)。レチノイン酸の経口的
製剤もまた用いられるが、妊婦に重大な致命的奇形を含む重大な副作用がこの化
合物の経口使用と関連している。
処置に有用なある種のビタミンDおよびレチノイド化合物を含む組成物を提供す
る。
し、その場合:
ビタミンD受容体に結合し得る化合物に変換され得、
レチノールに変換され得る、少なくとも約1.0重量%の濃度の化合物、アルコ
ールCH2OH末端側鎖を有するレチノイドD、末端側鎖にエステルを有するレ
チノイドD、末端側鎖にエーテルを有するレチノイドD、末端側鎖にアルデヒド
を有するレチノイドD、および末端側鎖にカルボン酸を有するレチノイドDから
なる群から選択され、その場合、アルコールCH2OH末端側鎖を有するレチノ
イドDは、式:
立して、ZまたはEであり、ここで、R1は、
は保護されているチオケトン基で置換されているか、またはC1−6−アルキリ
デン基で置換されている);
1−6−アルキル、ヒドロキシル、アルコキシル、アシルオキシル、ハライド、
アジド、スルフヒドリル、アミンおよびC1−6−アルキル置換アミノからなる
群から選ばれ;ここで、4位の絶対配置は、独立してRまたはSである);
アルコキシル、アシルオキシル、ハライド、アジド、スルフヒドリル、アミンお
よびC1−6−アルキル置換アミノからなる群から選ばれ;Z1は、C1−6−
アルキル、ヒドロキシル、アルコキシル、アシルオキシル、ハライド、アジド、
スルフヒドリル、アミンおよびC1−6−アルキル置換アミノからなる群から選
ばれる);
シルオキシル、ハライド、アジド、スルフヒドリル、アミンおよびC1−6−ア
ルキル置換アミノからなる群から選ばれ;Z2は、C1−6−アルキル、ヒドロ
キシル、アルコキシル、アシルオキシル、ハライド、アジド、スルフヒドリル、
アミンおよびC1−6−アルキル置換アミノからなる群から選ばれる);
ル、アルコキシル、アシルオキシル、ハライド、アジド、スルフヒドリル、アミ
ンおよびC1−6−アルキル置換アミノからなる群から選ばれるが、ただし、X 3 およびY3の両方ともは水素でない) からなる群から選ばれる]を有する。
症状を治療する方法を提供する。
ない細胞−増殖および/または細胞分化を特徴とする障害に罹っている患者の処
置に、ビタミンD類似体およびある種のレチノイドを含む組成物が、ビタミンD
または上記レチノイド、またはビタミンD類似体および別の種類のレチノイドを
含む組成物より、有効であるという驚くべきことが判明した。
のレチノール、インビボでレチノールに変換され得る、少なくとも約1.0重量
%の濃度の化合物、アルコールCH2OH末端側鎖を有するレチノイドD、末端
側鎖にエステルを有するレチノイドD、末端側鎖にエーテルを有するレチノイド
D、末端側鎖にアルデヒドを有するレチノイドD、および末端側鎖にカルボン酸
を有するレチノイドDからなる群から選択され、その場合、アルコールCH2O
H末端側鎖を有するレチノイドDは、式:
立して、ZまたはEであり、ここで、R1は、
は保護されているチオケトン基で置換されているか、またはC1−6−アルキリ
デン基で置換されている);
1−6−アルキル、ヒドロキシル、アルコキシル、アシルオキシル、ハライド、
アジド、スルフヒドリル、アミンおよびC1−6−アルキル置換アミノからなる
群から選ばれ;ここで、4位の絶対配置は、独立してRまたはSである);
、アルコキシル、アシルオキシル、ハライド、アジド、スルフヒドリル、アミン
およびC1−6−アルキル置換アミノからなる群から選ばれ;Z1は、C1−6 −アルキル、ヒドロキシル、アルコキシル、アシルオキシル、ハライド、アジド
、スルフヒドリル、アミンおよびC1−6−アルキル置換アミノからなる群から
選ばれる);
アシルオキシル、ハライド、アジド、スルフヒドリル、アミンおよびC1−6−
アルキル置換アミノからなる群から選ばれ;Z2は、C1−6−アルキル、ヒド
ロキシル、アルコキシル、アシルオキシル、ハライド、アジド、スルフヒドリル
、アミンおよびC1−6−アルキル置換アミノからなる群から選ばれる);
シル、アルコキシル、アシルオキシル、ハライド、アジド、スルフヒドリル、ア
ミンおよびC1−6−アルキル置換アミノからなる群から選ばれるが、ただし、
X3およびY3の両方ともは水素でない) からなる群から選ばれる)]を有する。
であり、より好ましくは、黒色腫などの皮膚癌である。さらに好ましくは、正常
でない細胞増殖は少なくとも一部分がホルモンまたはレチノイド処置に応答する
癌細胞に関連する。
先天性角化症からなる群から選ばれる障害に罹っている患者の処置方法を提供し
、本発明の組成物はその処置を必要とする患者に投与される。好ましくは、それ
らの障害は乾癬、ざ瘡または湿疹である。
屈曲、しわ、細線、光線性しみ、皮膚異常変色および魚鱗癬からなる群から選ば
れる1つまたはそれ以上の症状のある皮膚に、本発明の組成物の適用を含む上記
症状の1つまたはそれ以上の症状の処置方法を提供する。好ましくは、皮膚の症
状は光線性しみまたは細かいしわである。
性型禿頭症に悩む人の処置方法を提供する。
白髪から本来の色に回復させる方法を提供する。
しもすべてではない)に結合し得るか、またはインビボでビタミンD受容体(必ず
しもすべてではない)に結合し得る化合物に変換し得る化合物として定義される
。用語「ビタミンD類似体」は、これらに限定されるものではないが、コレカルシ
フェロール、カルシフェディオール、カルシトリオール、カルシポトリオール、
エルゴステロール、エルゴカルシフェロール、ジヒドロタキステロール、1,2
5−ジヒドロキシエルゴカルシフェロール、25−ヒドロキシジヒドロタキステ
ロール、および米国特許第4866048号に記載のビタミンD類似体などのビ
タミンD2およびビタミンD3類似体を含む。好ましい類似体は、コレカルシフ
ェロール、カルシフェディオール、カルシトリオール、カルシポトリオール、お
よび米国特許第4866048号に記載のビタミンD類似体である。より好まし
い類似体は、コレカルシフェロール、カルシフェディオール、カルシトリオール
およびカルシポトリオールである。最も好ましい類似体は、カルシトリオールお
よびカルシポトリオールである。
0重量%で変化してもよい。好ましくは、ビタミンD受容体に直接結合し得るビ
タミンD類似体の採用される濃度は、約0.0001%〜約1%、より好ましく
は、約0.0005%〜約0.05%、さらにより好ましくは、約0.009%〜
約0.5%、なおさらにより好ましくは、約0.001%〜約0.008%、最も
好ましくは、約0.005%である。
タミンD類似体の採用される濃度は、約0.001%〜約10%、より好ましく
は、約0.01%〜約8%、さらにより好ましくは、約1%〜約6%、最も好ま
しくは、約2%〜約5%である。
ノール、および4−オキソ−レチナール、4−ヒドロキシ−レチノール、4−ヒ
ドロキシ−レチナール、4−オキソ−レチニルエステル、および4−ヒドロキシ
レチニルエステルである。最も好ましいレチノイドは、4−オキソ−レチノール
である。好ましくは、本発明の組成物におけるレチノイドDの濃度は、約0.0
01〜約1%、より好ましくは、約0.025%〜約0.1%、最も好ましくは、
約0.05%である。
ものではないが、オール−トランス(all trans)−レチノール、13−シス−レ
チノール、11−シス−レチノール、9−シス−レチノール、3,4−ジデヒド
ロ−レチノールが含まれる。好ましい異性体は、オール−トランス−レチノール
、13−シス−レチノール、3,4−ジデヒドロ−レチノールおよび9−シス−
レチノールである。最も好ましいのは、広く市場で入手可能との理由でオールト
ランス−レチノールである。レチノールの用いられる濃度は組成物全量の少なく
とも約0.1重量%、好ましくは、少なくとも0.3重量%である。より好ましく
は、このようなレチノイドの濃度は約0.5%〜約20%、より好ましくは、約
0.5%〜約15%、さらにより好ましくは、約0.5%〜約10%、さらにより
好ましくは、約1%〜約10%、さらにより好ましくは、約2%〜約10%、最
も好ましくは、約5%である。
ではないが、レチニルエステル、レチニル−グルクロニド、レチナール、3,4
−ジデヒドロ−レチノールを含む。異性化によって自然に変換される化合物も本
発明の化合物に含まれる。
変換され得る。本発明の使用に適したレチニルエステルは、これらに限定される
ものではないが、レチノールのC1−C30のエステルであり、好ましくは、C 2 −C20のエステル、最も好ましくは、市場で普通に入手が可能であるとの理
由で、C2、C3、およびC6のエステルである。レチニルエステルの例には、
これらに限定されるものではないが、レチニルパルミテート、レチニルホルメー
ト、レチニルアセテート、レチニルプロピオネート、レチニルブチレート、レチ
ニルバレレート、レチニルイソバレレート、レチニルヘキサノエート、レチニル
ヘプタノエート、レチニルオクタノエート、レチニルノナノエート、レチニルデ
カノエート、レチニルウンデカノエート、レチニルラウラート、レチニルトリデ
カノエート、レチニルミリステート、レチニルペンタデカノエート、レチニルヘ
プタデカノエート、レチニルステアレート、レチニルイソステアレート、レチニ
ルノナデカノエート、レチニルアラキドネート、レチニルベヘネート、レチニル
リノールエートおよびレチニルオレエートが含まれる。
チニルアセテート、レチニルプロピオネートおよびレチニルリノルエートである
。さらに好ましいレチニルエステルは、レチニルパルミテートおよびレチニルア
セテートであり、最も好ましいレチニルエステルは、レチニルパルミテートであ
る。
全量の少なくとも約0.1重量%、好ましくは、少なくとも0.3重量%である。
より好ましくは、このようなレチノイドの濃度は、約0.3%〜約20%、より
好ましくは、約0.5%〜約15%、さらにより好ましくは、約0.5%〜約10
%、さらにより好ましくは、約1%〜約10%、さらにより好ましくは、約2%
〜約10%、最も好ましくは、約5%である。
なくとも1.5%のインビボでレチノールに変換され得る化合物を含む組成物は
、乾燥肌、光損傷肌、老人性斑点、老人性皮膚、進行性角質層屈曲、しわ、細線
、光線性しみ、皮膚異常変色、魚鱗癬およびざ瘡からなる群から選ばれる1つま
たはそれ以上の症状のある皮膚の処置にレチノイン酸と同様に効果があることが
判明した。用語「レチノール」およびインビボでレチノールに変換され得る化合物
は上記で定義した。好ましくは、この組成物のために、レチノールまたはインビ
ボでレチノールに変換され得る化合物の用いられる濃度は、組成物全量の少なく
とも約1.8重量%、より好ましくは、少なくとも約2重量%である。より好ま
しくは、このようなレチノイドの濃度は、約2%〜約20%、より好ましくは、
約2%〜約15%、さらにより好ましくは、約2%〜約10%、最も好ましくは
、約5%である。
、クリーム、軟膏およびジェルの形態であってもよい。それらはまた、組成物が
皮膚に適用されたとき、それらの分配を容易にするように、組成物中の活性成分
の希釈剤、分散剤または担体として働く化粧品的に許容され得る添加物を含んで
いてもよい。
および粉末が含まれる。特に好ましい非−水性担体は、ポリジメチルシロキサン
および/またはポリジメチルフェニルシロキサンである。本発明のシリコーンは
25℃にて約10〜10000000センチストークスの範囲の粘度のものであ
る。特に好ましいのは低および高粘度シリコーンの混合物である。これらのシリ
コーンは、商標名ビカシル、SEおよびSFで、ジェネラルエレクトリック社か
ら、200および500シリーズでダウコーニング社から入手することができる
。本発明の組成物中に用いられ得るシリコーンの量は、組成物のだいたい5%〜
95重量%であり、好ましくは、25%〜90%である。
重量%であり、好ましくは、25重量%〜80重量%であり、他の化粧用添加物
の不存在下では組成物の残りである。
中水エマルジョンまたは水中油エマルジョンのいずれかを提供する乳化剤ととも
に、油および油状物質が本発明の組成物中に存在していてもよい。
性成分が本発明の化粧用組成物中に存在していてもよい。活性成分は、湿潤剤以
外および単に組成物の物理的性質を改善する成分以外の皮膚のためになる試剤と
して定義される。一般的な例として、これらの種類に限られるものではないが、
日焼止め剤および日焼用化粧品を含む。
BAの誘導体、シンナメートおよびサリチレートである。例えば、オクチル−メ
トキシシンナメートおよび2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン(オキ
シベンゾンともいう)を用いることができる。オクチル−メトキシシンナメート
および2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノンは、商品名、パーソルMC
Xおよびベンゾフェノン−3としてそれぞれ市販されている。エマルジョン中に
用いられる日焼止め剤の正確な量は、太陽のUV照射からの所望の保護の度合い
によって変えることができる。
中の原形質膜形成に必須である脂肪酸(ケラチン生成細胞において、EFA欠乏
は細胞を過増殖性にする)である。EFAの補充はこれを矯正する。EFAはま
た、表皮の脂質生合成を促進し、表皮の障壁形成のための脂質を提供する。必須
脂肪酸は好ましくは、リノレン酸、ガンマ−リノレン酸、ホモ−ガンマ−リノレ
ン酸、コロンビン酸、エイコサ−(n-6,9,13)−トリエン酸、アラキドン酸、
ガンマ−リノレン酸、チムノドン酸、ヘキサエン酸およびそれらの混合物である
。
度は、組成物全量の約0.5重量%〜約50重量%の範囲であり、好ましくは、
約5重量%〜約30重量%である。湿潤剤は一般的な化学的分類によって、エス
テル、脂肪酸およびアルコール、ポリオールおよび炭化水素に分類される。
の許容される例は、ジブチルアジペート、ジエチルセバケート、ジイソプロピル
ジメラートおよびジオクチルスクシネートを含む。許容される分枝脂肪酸エステ
ルは、2−エチル−ヘキシルミリステート、イソプロピルステアレートおよびイ
ソステアリルパルミテートを含む。許容される三塩基酸エステルは、トリイソプ
ロピルトリリノレエートおよびトリラウリルシトレートを含む。許容される直鎖
脂肪酸エステル類は、ラウリルパルミテート、ミリスチルラクテート、オレイル
ユウルケートおよびステアリルオレエートを含む。好ましいエステルは、ココ−
カプリレート/カプレート(ココ−カプリレートおよびココ−カプレートの混合
物)、プロピレングリコールミリスチルエーテルアセテート、ジイソプロピルア
ジペートおよびセチルオクタノエートを含む。
合物を含む。特に好ましくは、セチル、ミリスチル、パルミチルおよびステアリ
ル−アルコールおよび酸などの化合物である。
合物である。例えば、プロピレングリコール、ソルビトールおよびグリセリンが
好ましい。ポリプロピレングリコールおよびポリエチレングリコールなどのポリ
オール重合体もまた役に立つ。ブチレンおよびプロピレングリコールもまた透過
促進剤として特に好ましい。
るものである。具体的な例は、鉱物油、流動パラフィン、スクアレンおよびイソ
パラフィンを含む。
剤は通常組成物のだいたい0.1重量%〜20重量%、好ましくは、0.5%〜1
0%含まれる。濃厚化剤の例は、B.F.ゴールドリッチ社の商標カルボポルと
して市販されている架橋ポリアクリレート物質である。キサンタン、カラギーナ
ン、ゼラチン、カライア、ペクチン、ローカストビーンガムなどの樹脂も用いる
ことができる。ある種の状況下で、濃厚化機能はシリコーンまたは湿潤剤として
もまた役立っている物質によって果たされている。例えば、10センチストーク
ス以上のシリコーン樹脂およびグリセリンステアレートなどのエステルは二重の
機能を有している。
ョーク、タルク、酸性白土、カオリン、スターチ、スメクタイト白土、化学的修
飾マグネシウムアルミニウムケイ酸塩、有機的修飾モンモリロナイト白土、水和
アルミニウムケイ酸塩、発煙シリカ、アルミニウムデンプンオクテニルコハク酸
塩およびそれらの混合物を含む。
、着色剤、乳白剤、香料および保存剤(例えば、イミダゾリジニル尿素、ジメチ
ルイミダゾリジノンおよびジアゾリジニル尿素)を含んでいてもよい。これらの
物質の量は、組成物のだいたい0.001重量%〜20重量%である。
物質としておよび細胞分化を調節するための物質を目的とする。使用時は、適当
な容器または塗布器から組成物の少量を、例えば、1〜5mLを皮膚の露出領域に
適用し、ついで必要ならば、手または指または適切な用具を用いて皮膚上に広げ
る、および/またはすりこむ。
ション、粘度10000〜20000mPasを有する液体クリーム、または粘度2
0000〜100000mPas以上を有するクリームまたはジェルとして処方する
ことができる。組成物はその粘度に適合した適切な容器中に包装することができ
、消費者による使用を目的とする。例えば、ローションまたは液体クリームは、
ビンまたはロール−ボール塗布具、またはカプセル、または高圧ガス誘導エアゾ
ール器、または指による操作に適したポンプ付の容器に包装することができる。
組成物がクリームであるときは、チューブまたは蓋つきの広口ジャーなどの形状
のないビンまたは搾り出しのプラスチック容器に入れることができる。
有する密閉容器もまた提供する。
明を限定するものではない。
、カルシトリオール、およびこれらの組合せと上記化合物のいずれも含まないク
リームの効果を、治療のために塗布されたクリーム中の種々の濃度において比較
するものである。実験用製剤を調製するために用いられた基剤クリームは市販の
ルブリデルムクリームである。種々の濃度の種々の化合物をクリームに添加し、
十分に混和した。66人の志願者を募集し、任意に各群に割り当てた。患者は患
者がかかっている中程度から重症の丘疹状−膿疱性ざ瘡に基づいて選ばれた。各
群は男性3人および女性3人からなる。期間中はざ瘡以外の治療は許可されなか
った。製剤は通常の石鹸で洗顔後、顔に朝夕に塗られた。処置が指示通りに行わ
れていることを確実にするために、観察が0、1、4、および8週目に行われた
。処置8週後に、「悪化(worse)」、「変化なし(no change)」、「中程度(mild)」およ
び「良好(good)」の判定がなされた。表1はその結果を具体的に示すものである。
濃度と比較して著しい改善を示した。さらに、4−オキソ−レチノールおよびカ
ルシトリオールは、4−オキソ−レチノールおよびカルシトリオールのみのいず
れかと比較して協奏効果を示す。協奏効果は、カルシトールがレチニルパルミテ
ートと、特に0.5%の濃度のレチニルパルミテートと組合せたときにも見られ
た。
レチニルパルミテートまたは4−オキソ−レチノールは生じさせなかった。
、カルシトリオール、およびこれらの組合せと上記化合物のいずれも含まないク
リームの効果を、治療のために塗布されたクリーム中の種々の濃度において比較
するものである。実験用製剤を調製するために用いられた基剤クリームは市販の
ルブリデルムクリームである。種々の濃度の種々の化合物をクリームに添加し、
十分に混和した。また、市販の0.005%カルシポトリオール(DOVONEX)および
市販の0.005%カルシポトリオールを5%レチニルパルミテートに補充して
、乾癬の治療に用いた。別々の処置のために乾癬と診断された患者の皮膚上に2
個の別々のかつ離れた乾癬部位を選択した。各患者は2種のクリームを一日に1
回、選択された各部位に1種のクリームを用いた。
クリームと、別の選択部位(スポットB)に0.1%レチノイン酸を含むクリーム
塗布した。患者は処置12週後もいずれの部位にもなんら改善を示さなかった。
クリームと、別の選択部位(スポットB)に0.1%レチニルパルミテートを含む
クリームを塗布した。スポットAには処置4週後もなんら変化が観察されなかっ
た(変化なし)。5人の患者のうち3人は3日後スポットBでかゆみに中程度の改
善を示したが、細胞過増殖によるかさぶたの剥げ落ちには改善を示さなかった。
ムクリームと、別の選択部位(スポットB)に1%レチニルパルミテートを含むク
リームを塗布した。スポットAには処置4週後もなんら変化が観察されなかった
(変化なし)。5人の患者のうち4人は3日後スポットBでかゆみに良好な改善を
示したが、細胞過増殖によるかさぶたの剥げ落ちには改善を示さなかった。
クリームと、別の選択部位(スポットB)に5%レチニルパルミテートを含むクリ
ームを塗布した。スポットAには処置4週後もなんら変化が観察されなかった(
変化なし)。5人の患者のうち5人ともが3日後スポットBでかゆみに良好な改
善を示したが、細胞過増殖によるかさぶたの剥げ落ちには改善を示さなかった。
クリームと、別の選択部位(スポットB)に0.005%カルシポトリオールを含
むクリームを塗布した。スポットAには処置4週後もなんら変化が観察されなか
った(変化なし)。5人の患者のうち2人は処置4週後スポットBで部分的な排除
(clearance)(スポット領域の平均35%)を示した。しかし、改善および部分的
排除を示したスポットであってもある程度のかさぶたの剥げ落ちがやはりあった
。
シポトリオールを含むクリームと、別の選択部位(スポットB)に0.0025%
カルシポトリオールおよび0.1%レチニルパルミテートを含むクリームを塗布
した。5人の患者のうち1人は、スポットAで処置4週後部分的な排除(clearan
ce)(スポット領域の約20%)を示した。しかし、改善および部分的排除を示し
たスポットAであってもある程度のかさぶたの剥げ落ちがやはりあった。5人の
患者のうち2人は、スポットBにおいてかなりの排除(スポット領域の約40%)
を示し、かさぶたの剥げ落ちおよびかゆみはほとんどなかった。
シポトリオールを含むクリームと、別の選択部位(スポットB)に0.0025%
カルシポトリオールおよび0.5%レチニルパルミテートを含むクリームを塗布
した。5人の患者のうち2人は、スポットAで処置4週後部分的な排除(スポッ
ト領域の約25%)を示した。しかし、改善および部分的排除を示したスポット
Aであってもある程度のかさぶたの剥げ落ちがやはりあった。5人の患者のうち
3人は、スポットBにおいてかなりの排除(スポット領域の約50%)を示し、か
さぶたの剥げ落ちがほとんど認められずおよびかゆみもなかった。
ルシポトリオールを含むクリームと、別の選択部位(スポットB)に0.0025
%カルシポトリオールおよび1%レチニルパルミテートを含むクリームを塗布し
た。5人の患者のうち2人は、スポットAで処置4週後部分的な排除(スポット
領域の約20%)を示した。しかし、改善および部分的排除を示したスポットA
であってもある程度のかさぶたの剥げ落ちがやはり起っていた。5人の患者のう
ち4人は、スポットBにおいてかなりの排除(スポット領域の約50%)を示し、
かさぶたの剥げ落ちがほとんど認められずおよびかゆみもなかった。
シポトリオールを含むクリームと、別の選択部位(スポットB)に0.0025%
カルシポトリオールおよび5%レチニルパルミテートを含むクリームを塗布した
。5人の患者のうち1人は、スポットAで処置4週後部分的な排除(スポット領
域の約30%)を示した。しかし、改善および部分的排除を示したスポットAで
あってもある程度のかさぶたの剥げ落ちがやはり起っていた。5人の患者のうち
5人ともが、スポットBにおいてかなりの排除(スポット領域の平均約85%で
あり、1人は完全に排除)を示し、かさぶたの剥げ落ちおよびかゆみもなかった
。
シポトリオールを含むクリームと、別の選択部位(スポットB)に0.0025%
カルシポトリオールおよび10%レチニルパルミテートを含むクリームを塗布し
た。5人の患者のうち1人は、スポットAで処置4週後部分的な排除(スポット
領域の約15%)を示した。しかし、改善および部分的排除を示したスポットA
であってもある程度のかさぶたの剥げ落ちがやはり起っていた。5人の患者のう
ち5人ともが、スポットBにおいてかなりの排除(スポット領域の平均約90%
であり、2人は完全に排除)を示し、かさぶたの剥げ落ちおよびかゆみもなかっ
た。
シポトリオールを含有するクリームと、別の選択部位(スポットB)に0.002
5%カルシポトリオールおよび0.1%4−オキソ−レチノールを含むクリーム
を塗布した。5人の患者のうち1人は、スポットAで処置4週後部分的な排除(
スポット領域の約20%)を示した。しかし、改善および部分的排除を示したス
ポットAであってもある程度のかさぶたの剥げ落ちがやはり起っていた。5人の
患者の5人ともが、スポットBにおいてかなりの排除(スポット領域の平均約9
5%であり、4人は完全に排除)を示し、かさぶたの剥げ落ちおよびかゆみもな
かった。
−レチノールを含有するクリームと、別の選択部位(スポットB)に0.0025
%カルシポトリオールおよび0.1%4−オキソ−レチノールを含むクリームを
塗布した。5人の患者のうち1人は、スポットAで処置4週後部分的な排除(ス
ポット領域の約10%)を示した。しかし、改善および部分的排除を示したスポ
ットAであっても著しいかさぶたの剥げ落ちがやはり起っていた。5人の患者の
5人ともが、スポットBにおいて完全な排除(100%)を示し、かさぶたの剥げ
落ちおよびかゆみもなかった。
ソ−レチノールを含有するクリームと、別の選択部位(スポットB)に0.002
%カルシトリオールおよび0.1%4−オキソ−レチノールを含むクリームを塗
布した。5人の患者のうち1人は、スポットAで処置4週後部分的な排除(スポ
ット領域の約15%)を示した。しかし、改善および部分的排除を示したスポッ
トAであっても著しいかさぶたの剥げ落ちがやはり起っていた。5人の患者の5
人ともが、スポットBにおいて完全な排除(100%)を示し、かさぶたの剥げ落
ちおよびかゆみもなかった。
キシ−レチノールを含有するクリームと、別の選択部位(スポットB)に0.00
2%カルシポトリオールおよび0.1%4−ヒドロキシ−レチノールを含むクリ
ームを塗布した。5人の患者のうち1人は、スポットAで処置4週後部分的な排
除(スポット領域の約10%)を示した。しかし、改善および部分的排除を示した
スポットAであっても著しいかさぶたの剥げ落ちがやはり起っていた。5人の患
者の4人は、スポットBにおいて平均95%の排除を示し、かさぶたの剥げ落ち
およびかゆみもなかった。
シポトリオールを含有するクリームと、別の選択部位(スポットB)に0.002
5%カルシポトリオールおよび0.1%のオール−トランス−レチノイン酸を含
むクリームを塗布した。5人の患者のうち2人は、スポットAで処置4週後部分
的な排除(スポット領域の約15%)を示した。しかし、改善および部分的排除を
示したスポットAであってもある程度のかさぶたの剥げ落ちがやはり起っていた
。同様の結果がスポットBにおいて、処置4週後得られた(約20%の部分的排
除およびかさぶたの剥げ落ちも残留)。
ポトリオールを含むクリームと、別の選択部位(スポットB)に0.005%コレ
カルシフェロールおよび5%レチニルパルミテートを含むクリームを塗布した。
5人の患者のうち2人は、スポットAで処置4週後部分的な排除(スポット領域
の約15%)を示した。しかし、改善および部分的排除を示したスポットAであ
ってもある程度のかさぶたの剥げ落ちがやはり起っていた。5人の患者のうち5
人ともが、スポットBにおいてかなりの排除(スポット領域の平均約75%であ
り、1人は完全に排除)を示し、かさぶたの剥げ落ちおよびかゆみもなかった。
スポットの残余部分は改善を示さなかった。
ソ−レチノールまたは4−ヒドロキシ−レチノールとの協奏効果を明らかに示し
ている。しかし、ビタミンD類似体とレチノイン酸との協奏効果はなかった。同
様の実験をレチニルパルミテートでなくレチノールを用いて行い、同様の結果を
得た。
チニルパルミテートを含むクリームで処置した。3人の患者すべてに5日以内に
著しい改善が認められ、2人は2週間後正常に見える皮膚になった。同様の結果
はまた0.002%カルシトリオールおよび0.1%4−オキソ−レチノールで処
置した患者にも見られた。ビタミンD類似体を含有せずに、5%レチニルパルミ
テート、0.1%4−オキソ−レチノールでの処置か、またはビタミンD類似体
と0.1%オール−トランス−レチノイン酸での処置は、同期間でなんら著しい
改善を示さなかった。
。これらの細胞を、レチノール、レチノイン酸、レチニルエステル、カルシトリ
オールまたはそれらの組合せの存在下でインキュベートした。これらの細胞の少
なくともいくつかの細胞増殖は、上記細胞の不存在下または上記各化合物のみの
存在下でインキュベートされた細胞と比較して、カルシトリオールと、4−オキ
ソ−レチノールまたは高濃度(約10−5M)のレチノールのいずれかの存在下で
著しく阻害されることを示す。
経口投与とカルシトリオールの経口投与で処置された、乳癌、前立腺癌または白
血病、特に急性前骨髄球性白血病の患者は、癌の苦しみが軽減し、長期に緩解す
るか、永久に治癒する。
可能である。4−オキソ−レチノールまたは4−ヒドロキシ−レチノール(10
0mg/m2)の経口投与とカルシトリオールの経口投与の組合せで処置された患者
は50%以上が4−6月生存するか、および/または処置が行われている期間は
癌の苦しみが軽減された。
経口投与とカルシトリオールの経口投与の組合せで処置された重症の膿疱性ざ瘡
患者は3−6月の処置期間終了後に病傷数が50%以上平均減少し、いくつかの
例では治療中止後に完全な処置が生じた。非常に長期の緩解および永久的な治癒
が得られる。
/m2)の経口投与とカルシトリオールの経口投与の組合せで処置された乾癬性関
節炎の患者は関節の痛みの減少および朝の硬直時間の短縮を示す。
および0.1%4−オキソ−レチノールまたは0.1%4−ヒドロキシ−レチノー
ルを含有する局所用製剤で1日に1回または2回処置された男性型禿頭症に罹っ
ている人は、処置6−9月内に化粧品学的に有意な量の髪の毛が再生する。同様
の結果は経口投与製剤でも期待される。
ルおよび0.1%4−オキソ−レチノールまたは0.1%4−ヒドロキシ−レチノ
ールを含有する局所用製剤で、1日に1回または2回処置された人は、処置6−
9月内に自然な色の髪の毛が生える。同様の結果は経口投与でも期待される。
適用され得るものと理解されるべきである。従って、本発明は下記のクレームに
よってのみ規定される。
Claims (24)
- 【請求項1】 ビタミンD類似体およびレチノイドを含む組成物であって、 (a)ビタミンD類似体はビタミンD受容体に結合し得るか、またはインビボで
ビタミンD受容体に結合し得る化合物に変換され得る;および (b)レチノイドは、少なくとも約1.0重量%の濃度のレチノール、インビボで
レチノールに変換され得る、少なくとも約1.0重量%の濃度の化合物、アルコ
ールCH2OH末端側鎖を有するレチノイドD、末端側鎖にエステルを有するレ
チノイドD、末端側鎖にエーテルを有するレチノイドD、末端側鎖にアルデヒド
を有するレチノイドD、および末端側鎖にカルボン酸を有するレチノイドDから
なる群から選択され、 アルコールCH2OH末端側鎖を有するレチノイドDは、式: 【化1】 [式中、R1は、 【化2】 (式中、4−位のケト基は遊離もしくは保護されているか、または、遊離もしく
は保護されているチオケトン基で置換されているか、またはC1−6−アルキリ
デン基で置換されている); 【化3】 (式中、Xは、水素およびC1−6−アルキルからなる群から選ばれ;Yは、C
1−6−アルキル、ヒドロキシル、アルコキシル、アシルオキシル、ハライド、
アジド、スルフヒドリル、アミンおよびC1−6−アルキル置換アミノからなる
群から選ばれ;ここで、4位の絶対配置は、独立してRまたはSである); 【化4】 (式中、X1、Y1は、独立して、水素、C1−6−アルキル、ヒドロキシル、
アルコキシル、アシルオキシル、ハライド、アジド、スルフヒドリル、アミンお
よびC1−6−アルキル置換アミノからなる群から選ばれ;Z1は、C1−6−
アルキル、ヒドロキシル、アルコキシル、アシルオキシル、ハライド、アジド、
スルフヒドリル、アミンおよびC1−6−アルキル置換アミノからなる群から選
ばれる); 【化5】 (式中、X2は、水素、C1−6−アルキル、ヒドロキシル、アルコキシル、ア
シルオキシル、ハライド、アジド、スルフヒドリル、アミンおよびC1−6−ア
ルキル置換アミノからなる群から選ばれ;Z2は、C1−6−アルキル、ヒドロ
キシル、アルコキシル、アシルオキシル、ハライド、アジド、スルフヒドリル、
アミンおよびC1−6−アルキル置換アミノからなる群から選ばれる); 【化6】 (式中、X3およびY3は、独立して、水素、C1−6−アルキル、ヒドロキシ
ル、アルコキシル、アシルオキシル、ハライド、アジド、スルフヒドリル、アミ
ンおよびC1−6−アルキル置換アミノからなる群から選ばれるが、ただし、X 3 およびY3の両方ともは水素でない) からなる群から選ばれる] を有することを特徴とする組成物。 - 【請求項2】 請求項1記載の局所用組成物。
- 【請求項3】 ビタミンD類似体が、コレカルシフェロール、カルシフェデ
ィオール、カルシトリオール、カルシポトリオール、エルゴカルシフェロール、
ジヒドロタキステロール、1,25−ジヒドロキシエルゴカルシフェロール、お
よび25−ヒドロキシジヒドロタキステロールからなる群から選ばれる、請求項
1記載の組成物。 - 【請求項4】 ビタミンD類似体が、カルシトリオールである、請求項1記
載の組成物。 - 【請求項5】 ビタミンD類似体が、カルシポトリオールである、請求項1
記載の組成物。 - 【請求項6】 レチノイドがレチノールである、請求項1記載の組成物。
- 【請求項7】 レチノイドがレチニルエステルである、請求項1記載の組成
物。 - 【請求項8】 ビタミンD類似体が、濃度約0.005%のカルシトリオー
ルまたはカルシポトリオールであり、レチノイドが濃度約5%のレチニルエステ
ルである、請求項1記載の組成物。 - 【請求項9】 レチニルエステルがレチニルパルミテートである、請求項7
記載の組成物。 - 【請求項10】 レチノイドがレチナールである、請求項1記載の組成物。
- 【請求項11】 レチノイドが4−オキソ−レチノールである、請求項1記
載の組成物。 - 【請求項12】 レチノイドが4−ヒドロキシ−レチノールである、請求項
1記載の組成物。 - 【請求項13】 レチノイドが4−オキソ−レチノイン酸である、請求項1
記載の組成物。 - 【請求項14】 レチノイドが4−オキソ−レチナールである、請求項1記
載の組成物。 - 【請求項15】 レチノイドが4−オキソ−レチニルエステルである、請求
項1記載の組成物。 - 【請求項16】 レチノイドが4−ヒドロキシ−レチニルエステルである、
請求項1記載の組成物。 - 【請求項17】 正常でない細胞−増殖および/または細胞−分化を特徴と
する障害に罹っている患者の処置方法であって、請求項1に記載の組成物を上記
処置を必要とする患者に投与することを特徴とする方法。 - 【請求項18】 乾癬、ざ瘡、湿疹、酒さ、光線性角化症、脂漏性皮膚炎お
よび先天性角化症からなる群から選ばれる障害に罹っている患者の処置方法であ
って、請求項1に記載の組成物を上記処置を必要とする患者に投与することを特
徴とする方法。 - 【請求項19】 障害が乾癬である、請求項18記載の方法。
- 【請求項20】 障害が湿疹である、請求項18記載の方法。
- 【請求項21】 障害がざ瘡である、請求項18記載の方法。
- 【請求項22】 乾燥肌、光損傷肌、老人性斑点、老人性皮膚、進行性角質
層屈曲、しわ、細線、光線性しみ、皮膚異常変色および魚鱗癬からなる群から選
ばれる1つまたはそれ以上の皮膚の症状の処置方法であって、上記1つまたはそ
れ以上の症状のある皮膚に、請求項1に記載の組成物を適用することを特徴とす
る方法。 - 【請求項23】 男性型禿頭症の処置方法であって、上記症状に罹っている
頭皮に、請求項1に記載の組成物を適用することを特徴とする方法。 - 【請求項24】 白髪の本来の髪色の回復方法であって、白髪の頭皮に、請
求項1に記載の組成物を適用することを特徴とする方法。
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