JP3667937B2 - メリナミドおよびレチノイドを含有するスキンケア組成物 - Google Patents

メリナミドおよびレチノイドを含有するスキンケア組成物 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メリナミドとレチノールもしくはレチニルエステルとを含有するスキンケア組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
レチノール(ビタミンA)は、人体にて天然に生ずると共に通常の表皮細胞分化につき必須である内生化合物である。天然および合成のビタミンA誘導体は各種の皮膚障害の処置に広範に使用されており、皮膚回復剤もしくは更新剤として使用されている。レチノイン酸は各種の皮膚状態、たとえば座瘡、皺、乾癬、老斑および変色を処置すべく使用されている[たとえばA.バールキスト等、ジャーナル・インベスト・ダーマトロジー、第94巻、D.B.ホーランドおよびW.J.クンリッフ(1990)、第496〜498頁;C.N.エリス等、「皮膚におけるレチノールの薬理学」、バーゼル、カルガー、第3巻(1989)、第249〜252頁;N.J.ローウェ等、「皮膚におけるレチノールの薬理学」、第3巻(1989)、第240〜248頁;PCT特許出願WO 93/19743号参照]。レチノールおよびレチニルエステル(たとえば酢酸レチニルおよびパルミチン酸レチニル)はレチノイン酸よりも処方が容易であると共に安定である。残念ながら、レチノールおよびレチニルエステルは皮膚に利益を与える際レチノイン酸よりも効果が低い。本発明は部分的に、レチノールもしくはレチニルエステルとメリナミドとの組合せがケラチン生成細胞増殖における相乗的向上をもたらすという知見に基づいている。レチノールもしくはレチニルエステルと組合せたメリナミドの作用はレチノイン酸の作用と類似した。したがってメリナミドとレチノールもしくはレチニルエステルとの混合物はレチノイン酸に類似するが、レチノイン酸よりも使用が容易である。
【0003】
ソーンフェルド(米国特許第5,057,501号)は、セスキテルペン化合物と約0.025〜約35%のモノカルボキシル脂肪酸、エステルもしくはアミドとを含有する組成物による丘疹鱗屑症および湿疹症の処置方法を開示している。組成物はレチノイドをも含むことができる。ソーンフェルドは、或る種のレチノイド(すなわちイソトレチノイン、トレチノイン、エトレチン(これらは全てレチノイン酸の立体異性型である)およびエトレチネート(トリメトキシフェニルレチノイン酸のエステル)が丘疹鱗屑症に対し効果を示すことを教示している。PCT出願WO/9325177号(プロクタ・アンド・ギャンブル社)は特定種類の非環式カルボキサミド冷却剤を含有する皮膚へ局部的に施すための組成物を開示しており、たとえばレチノイン酸およびその誘導体(たとえばcisおよびtrans)のようなレチノイドを含むことができる。PCT出願WO/9403156号(ローン・プーラン社)は、汚れた皮膚(たとえばニキビ、膿疱もしくは面疱)の処置および予防のための活性成分としてリノール酸もしくはその誘導体を含有する局部組成物を開示している。この組成物は0.025〜0.1重量%のトレチノインをも含有することができる。ヨーロッパ特許出願第0 388 275号(ピエール・ファブレ・コスメチク社)は、アルキルカルボキサミドと亜鉛塩(レチノイン酸亜鉛としうる)とを含有する脂漏症を処置するための組成物を開示している。
【0004】
クラウス等(米国特許第5,216,148号)は新形成、皮膚病および皮膚の老化を処置および予防するための特定の複合カルボキサミドの使用を開示している。バン・スコット等(米国特許第4,380,549号)およびユー等(米国特許第4,363,815号)は、ヒドロキシ酸もしくはそのアミドによる座瘡、乾燥肌、フレーク肌、鱗皮肌の処置につき開示している。EP 0 582458号はN,N−(1,4Cアルキル)ラウラミドの使用を開示している。EP 0 559 304号は、皮膚平滑化剤としての少なくとも25個の炭素原子を有するヒトロカルビル鎖を含有したアミドの使用につき開示している。ボウケイ等(米国特許第5,308,551号)は、特に成分として8〜16C脂肪酸の1〜4Cアルカノールアミドを含有する皮膚洗浄用およびコンディショニング用組成物を開示している。英国特許出願第1,126,289号(ホフマン・ラ・ロッシェ社)は、ビタミンAアルコールもしくはビタミンAエステルと乳化剤とアルコールもしくはモノカルボン酸のジアルキルアミド(たとえばN,N−ジエチル−アセタミド、N,N−ジメチルアセタミドもしくはN,N−ジメチルホルムアミド)から選択される溶剤とを含有する保存ビタミン製剤を開示している。このビタミン製剤は極めて高いビタミン含有量を有し、すなわち最小濃度が250,000 I.U.ビタミンA/mLである。さらに英国特許出願第1,126,289号に開示されたアミドはメリナミドを含まず或いはメリナミドを挙げていない。
【0005】
1996年11月13日付け公開(本出願の優先権主張日より後)の先行出願であるヨーロッパ特許出願EP 0 742 005号(ユニレバー社、優先権主張日1995年5月8日)は脂肪酸アミドとレチノールもしくはレチニルエステルとの組合せを開示している。
【0006】
しかしながら、ヨーロッパ特許出願第 0 742 005号は、メリナミドもメリナミドを包含するアミド(すなわち芳香族環を有する脂肪酸アミド)の一般的構造をも教示していない。
【0007】
上記に引用した技術は、メリナミドとレチノールもしくはレチニルエステルとの相乗性組合せ物に基づくスキンコンディショニング組成物を開示していない。上記に引用した技術はいずれもレチノイン酸に対する効果的代案の必要性につき対処していない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、皮膚に対するレチノイン酸の作用を模倣したスキンケア組成物を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題は皮膚コンディショニング組成物を部分的に包含する本発明により解決され、この組成物は:
(a) 約0.001〜約10%のレチノール、レチニルエステルおよびその混合物よりなる群から選択されるレチノイドと;
(b) 約0.0001〜約50%のメリナミドと;
(c) 化粧上許容しうるベヒクルと
を含有する。
【0010】
ここで使用する「コンディショニング」という用語は乾燥肌、日焼け肌、皺、老斑、老齢肌、座瘡、日焼け乾癬、アトピー性皮膚炎の外観の予防および処置を意味し、角質層の柔軟性を増大させると共に一般に皮膚の品質を向上させる。この組成物は、皮膚剥落および細胞増殖を改善するための化粧方法に使用することができる。
【0011】
さらに本発明は皺肌、乾燥肌、フレーク肌、老齢肌、日焼け肌の処置および皮膚障害(たとえば座瘡もしくは乾癬)の処置に関する薬剤を製造するためレチノールもしくはレチニルエステルと組合せたメリナミドの使用をも包含する。
【0012】
さらに本発明は皮膚におけるケラチン生成細胞増殖を増大させるための化粧方法をも提供し、この方法は上記した本発明による組成物を皮膚に施すことからなっている。
【0013】
本発明の生成物におけるメリナミドの存在はレチノールもしくはレチニルエステルの性能を実質的に向上させ、すなわちメリナミドは細胞増殖に影響を及ぼすレチノールもしくはレチニルエステルの能力を実質的に増大させる。メリナミドは、単独で使用すれば皮膚利益を改善する作用を全くまたは殆ど持たない。皮膚利益におる実質的な向上は、メリナミドをレチノールもしくはレチニルエステルと組合せた場合のみ実現される。要するに本発明は、少なくとも部分的に、レチノールもしくはレチニルエステルとメリナミドとの間の相乗的相互作用を見出したことに基づいている。
【0014】
本発明の好適具体例において、レチノイドはレチノールもしくはレチニルエステルよりなる群から選択される。本発明によれば、有効量のメリナミドをレチノールもしくはレチニルエステルを含有する組成物に含ませることにより、組成物の性能を実質的に向上させる。或いは、より少量のレチノールもしくはレチニルエステルをメリナミドを含有する組成物に含ませて、アミドなしの同様な処方物の性能に等しくすることもできる。
【0015】
【発明の実施の形態】
特記しない限り%は全て最終組成物の重量に基づく。
【0016】
本発明の組成物は第1必須成分としてレチノールおよび/またはレチニルエステルよりなる群から選択される化合物を含有する。
【0017】
「レチノール」という用語は次のレチノールの異性体を包含する:全−trans−レチノール、13−cis−レチノール、11−cis−レチノール、9−cis−レチノール、3,4−ジデヒドロ−レチノール。好適異性体は全−trans−レチノール、13−cis−レチノール、3,4−ジデヒドロ−レチノール、9−cis−レチノールである。全−trans−レチノールがその広い産業上の入手性に基づき最も好適である。
【0018】
レチニルエステルはレチノールのエステルである。「レチノール」という用語は上記の意味を有する。本発明で使用するのに適するレチニルエステルはレチノールのC1 〜C30エステル、好ましくはC2 〜C20エステル、特に好ましくはC2 ,C3 およびC16エステルである。何故なら、これらはより一般的に入手しうるからである。レチニルエステルの例は限定はしないがパルミチン酸レチニル、蟻酸レチニル、酢酸レチニル、プロピオン酸レチニル、酪酸レチニル、バレリン酸レチニル、イソバレリン酸レチニル、ヘキサン酸レチニル、ヘプタン酸レチニル、オクタン酸レチニル、ノナン酸レチニル、デカン酸レチニル、ウンデカン酸レチニル、ラウリン酸レチニル、トリデカン酸レチニル、ミリスチン酸レチニル、ペンタデカン酸レチニル、ヘプタデカン酸レチニル、ステアリン酸レチニル、イソステアリン酸レチニル、ノナデカン酸レチニル、アラキドン酸レチニル、ベヘン酸レチニル、リノール酸レチニル、オレイン酸レチニル、乳酸レチニル、グリコール酸レチニル、ヒドロキシカプリル酸レチニル、ヒドロキシラウリン酸レチニル、酒石酸レチニルを包含する。
【0019】
本発明での使用に好適なエステルはパルミチン酸レチニル、酢酸レチニルおよびプロピオン酸レチニルから選択される。何故なら、これらは最も産業上入手し易く、したがって最も安価なためである。リノール酸レチニルもその優秀な効能に基づき好適である。
【0020】
レチノイドは本発明の組成物中に約0.001〜約10%の量、好ましくは約0.01〜約1%の量、特に好ましくは約0.01〜約0.5%の量にて使用される。
【0021】
本発明による組成物の第2必須成分はメリナミドである。メリナミドの構造は次の通りである:
【0022】
【化1】
Figure 0003667937
【0023】
メリナミドは本発明の組成物中に約0.0001〜約50%の範囲の量、好ましくは約0.01〜約10%、特に好ましくは約0.1〜約5%の量にて含ませる。
【0024】
化粧上許容しうるベヒクル
本発明による組成物は、この組成物におけるTCCのための希釈剤、分散剤もしくはキャリヤとして作用することにより組成物を皮膚に施した際に分配を容易化させる化粧上許容しうるベヒクルをも含む。
【0025】
水以外または水に加えるベヒクルは液体もしくは固体の皮膚軟化剤、溶剤、保湿剤、増粘剤および粉末を包含する。特に好適な非水性キャリヤはポリジメチルシロキサンおよび/またはポリジメチルフェニルシロキサンである。本発明のシリコーン類はいずれの場合も25℃にて約10〜10,000,000mm2 /s(センチストークス)の範囲の粘度を有するものとすることができる。特に望ましくは低粘度シリコーンと高粘度シリコーンとの混合物である。これらシリコール類はゼネラル・エレクトリック社から商標ビカシルSEおよびSFとして、並びにダウ・コーニング社から200および550シリーズとして入手することができる。本発明の組成物中に使用しうるシリコーンの量はいずれの場合も組成物に対し5〜95重量%、好ましくは25〜90重量%の範囲である。
【0026】
化粧上許容しうるベヒクルは一般に組成物の5〜99.9重量%、好ましくは25〜80重量%を構成し、他の化粧補助剤の不存在下で組成物の残部を構成する。好ましくは、ベヒクルはベヒクルの重量に対し少なくとも80重量%の水である。好ましくは、水は本発明による組成物の少なくとも50重量%、特に好ましくは組成物の60〜80重量%を占める。
【0027】
適宜の皮膚有益材料および化粧補助剤
油もしくは油性物質を乳化剤と一緒に存在させて、油中水型エマルジョンもしくは水中油型エマルジョンのいずれかを、主として用いる乳化剤の平均親水性−親油性バランス(HLB)に応じて与えることができる。
【0028】
本発明の組成物は好ましくは日焼止め剤を含む。日焼止め剤は、紫外線を遮蔽すべく一般的に用いられる物質を包含する。化合物の例はPABAの誘導体、桂皮酸化合物およびサリチル酸化合物である。たとえばメトキシ桂皮酸オクチルおよび2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン(オキシベンゾンとしても知られる)を使用することができる。メトキシ桂皮酸オクチルおよび2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノンはそれぞれ商標パルゾールMCXおよびベンゾフェノン−3として市販入手しうる。乳液に用いられる日焼止め剤の正確な量は、日光の紫外線からの所望保護程度に応じて変化することができる。
【0029】
他の好適な適宜成分は必須脂肪酸(EFA)、すなわち全ての細胞の血漿膜形成に必須であり、ケラチン生成細胞EFA欠乏に際し細胞を過大増殖させるような脂肪酸から選択される。EFAの補充はこれを修正する。さらにEFAは表皮の脂質生合成をも増大させると共に、表皮のバリヤ形成につき脂質を供給する。必須脂肪酸は好ましくはリレール酸、γ−リノレン酸、ホモγ−リノレン酸、コロンビン酸、エイコサ−(n−6,9,13)−トリエン酸、アラキドン酸、γ−リノレン酸、チムノドン酸、ヘキサエン酸およびその混合物から選択される。
【0030】
さらに他の好適な適宜成分はアゾール類、たとえばクリムバゾール、ビフォナゾール、クロトリマゾール、ケトコナゾール、ニコナゾール、エコナゾール、イトラコナゾール、フルコナゾール、テルコナゾール、ブトコナゾール、スルコナゾール、リオナゾールおよびその混合物から選択される。本発明の組成物に対するアゾールの添加は、皮膚増殖作用における更らなる相乗的向上をもたらす。アゾールは本発明の組成物中に0.001〜50重量%、好ましくは0.001〜10重量%、特に好ましくは0.1〜5重量%の量にて含ませることができる。本発明の化粧組成物にはしばしば皮膚軟化剤が混入される。この種の皮膚軟化剤の量は全組成物に対し約0.5〜約50重量%、好ましくは約5〜30重量%の範囲とすることができる。皮膚軟化剤はエステル、脂肪酸、並びにアルコール、ポリオールおよび炭化水素のような一般的な化学種類として分類することができる。
【0031】
エステルはモノエステルもしくはジエステルとすることができる。脂肪酸ジエステルの許容しうる例はアジピン酸ジブチル、セバシン酸ジエチル、ダイマー酸ジイソプロピルおよびコハク酸ジオクチルを包含する。許容しうる分枝鎖脂肪酸エステルはミリスチン酸2−エチル−ヘキシル、ステアリン酸イソプロピルおよびパルミチン酸イソステアリルを包含する。許容しうる三塩基性酸エステルはトリリノール酸トリイソプロピルおよびクエン酸トリラウリルを包含する。許容しうる直鎖脂肪酸エステルはパルミチン酸ラウリル、乳酸ミリスチル、オレイルユールケイト(eurcate)およびオレイン酸ステアリルを包含する。好適エステルはココ−カプリレート/カプレート(ココ−カプリレートとココ−カプレートとの配合物)、プロピレングリコール ミリスチルエーテル アセテート、アジピン酸ジイソプロピルおよびオクタン酸セチルを包含する。
【0032】
適する脂肪族アルコールおよび脂肪酸は10〜20個の炭素原子を有するような化合物を包含する。特に好適なものはたとえばセチル、ミリスチル、パルミチンおよびステアリル アルコールおよび酸のような化合物である。
【0033】
皮膚軟化剤として作用しうるポリオールには線状および分枝鎖のアルキルポリヒドロキシル化合物がある。たとえばプロピレングリコール、ソルビトールおよびグリセリンが好適である。たとえばポリプロピレングリコールおよびポリエチレングリコールのような高分子ポリオールも有用である。ブチレングリコールおよびプロピレングリコールも浸透向上剤として特に好適である。
【0034】
皮膚軟化剤として作用しうる炭化水素の例はいずれの場合も12〜30個の炭素原子の炭化水素鎖を有するものである。その特定例は鉱油、石油ゼリー、スクワレンおよびイソパラフィンを包含する。
【0035】
本発明による化粧組成物の範囲内で他の機能成分の種類は増粘剤である。増粘剤は一般に組成物の重量に対しいずれの場合も0.1〜20重量%、好ましくは約0.5〜10重量%の量にて存在させる。増粘剤の例はB.F.グッドリッチ社から商標カルボポールとして入手しうる架橋したポリアクリレート物質である。たとえばキサンタンガム、カラギーナンガム、ゼラチン、カラヤガム、ペクチンおよびイナゴマメガムのようなガム類も使用することができる。或る種の状況下で、増粘機能はシリコーンもしくは皮膚軟化剤としても作用する物質により得ることもできる。たとえば、10センチストークスを越えるシリコーンガムおよびたとえばステアリン酸グリセリンのようなエステルは二重の機能を有する。
【0036】
本発明の化粧組成物には粉末を混入することができる。これら粉末はチョーク、タルク、白土、カオリン、澱粉、スメクタイト粘土、化学改変された珪酸マグネシウムアルミニウム、有機改変されたモンモリロナイト粘土、水和珪酸アルミニウム、ヒュームドシリカ、オクテニルコハク酸アルミニウム澱粉およびその混合物を包含する。
【0037】
他の補助微量成分も化粧組成物中に混入することができる。これら成分は着色料、乳白剤および香料を包含する。これら他の補助微量成分の量は組成物の重量に対しいずれの場合も0.001〜20重量%の範囲とすることができる。
【0038】
組成物の使用
本発明による組成物は、主として人間皮膚に局部的に施すための製品として、特に皮膚をコンディショニングおよび平滑化すると共に皺肌もしくは老齢肌の外観を予防もしくは減少させる作用物質として使用される。
【0039】
使用に際し、たとえば1〜100mLのような少量の組成物を適する容器もしくはアプリケータから皮膚の露出領域に施し、次いで必要に応じ手もしくは指または適する用具を用いて皮膚に展延させ或いは擦り込む。
【0040】
製品形態および包装
本発明による局部皮膚処置組成物はローション、クリームもしくはゲルとして処方することができる。組成物は、粘土に適する共に消費者の目的とする用途に応じ適する容器に包装することができる。たとえばローションもしくはクリームは壜またはロール・ボール アプリケータ或いは噴射剤によるエアロゾル装置または指操作に適するポンプを装着した容器に包装することができる。組成物がクリームであれば、これは単にたとえばチューブもしくは蓋付ジャーのような変形しない壜もしくは絞り容器に貯蔵することができる。さらに組成物はたとえば米国特許第5,063,507号(参考のためここに引用する)に記載されたようなカプセルに含ませることもできる。
【0041】
したがって本発明は、ここに規定した化粧上許容しうる組成物を含有する密閉容器をも提供する。
【0042】
【実施例】
以下、限定はしないが本発明を特定実施例によりさらに説明する。
【0043】
材料および方法
細胞培養:
トリプシン処理により新生児の包皮から分離したヒト ケラチン生成細胞をジュルベッコ改変イーグル(DME)ハムスF12(1:1)培地/10%胎児牛血清にて照射3T3マウス繊維芽細胞の存在下に増殖させて、ケラチン生成細胞コロニーの分裂を確立した。これら細胞を上記の条件下でその第2パッセージまで増殖させ、将来の使用につき凍結保存した。凍結された第2パッセージのケラチン生成細胞を解凍させると共に上記培地に塗沫し、5日間にわたり増殖させた後、クロネチックス・コーポレーション社、サンジエゴ、CAからの0.15mMのCaを含有する血清フリーのMCDB 153系培地、すなわちケラチン生成細胞増殖培地(KGM)または0.09mMのCaを含有するギブコ社からのケラチン生成細胞血清フリー培地(KSFM)に切り換えた。細胞が80〜90%融合した7日目に、これらをトリプシン処理し、次いで各種の実験につき血清フリーの培地に塗沫した。
【0044】
チミジン分析
3 H−チミジン組込およびケラチン生成細胞増殖
培養ケラチン生成細胞による 3H−チミジンの組込をケラチン生成細胞増殖の分析として使用した。チミジンはDNAのモノマー単位である4種のデオキシヌクレオシド(動物界における遺伝子情報の普遍的保存物)の1種である。たとえばケラチン生成細胞のような体細胞の細胞分裂に先立ち、細胞分裂を受ける細胞の完全ゲノムが複製される。これは細胞による大規模DNA合成を含み、両娘細胞が遺伝子物質の同一コピーを受けることを可能にする。 3H−チミジンを細胞分裂の準備につきDNAを合成しつつあるケラチン生成細胞の培地に含ませれば、標識されたヌクレオシドが新たな合成DNAに組込まれる。細胞集団への 3H−チミジンの組込み程度はこの細胞集団によるDNA合成の割合に比例し、したがって細胞増殖の指標となる。
【0045】
ケラチン生成細胞(上記のように培養)を24穴プレートに1mLの培地における穴1個当たり40,000個の細胞の密度にて塗沫した。4日間にわたり培養した後、または細胞が60〜70%融合するまで培地を交換した。培地を交換してから24時間後に試験化合物を穴に添加し(3反復)、その4時間後に50μLの培地における1μCi 3H−チミジンを穴1個当たりに添加した。細胞をさらに24時間にわたり培養した。培地を細胞から除去し、10%氷冷トリクロル酢酸(TCA)を添加し、プレートを氷上で30分間にわたり培養した。これら細胞を5%TCAで5回洗浄し、次いで少なくとも1時間(一般に1晩)にわたり500μLの0.1Mで NaOHに溶解させた。これら調製物を0.1MのHClで中和した。50μLの細胞調製物を用いて全蛋白質含有量を測定した。DNAの 3H標識からの崩壊/1分間(DPM)を900μLの細胞調製物の液体シンチレーション計数により決定した。チミジン組込みの結果をDPM/μg蛋白質として現した。
【0046】
【実施例】
実施例1
レチノイン酸はケラチン生成細胞増殖を増大させる際に
レチノールよりも効果的である
A. 種々の濃度にてレチノイン酸もしくはレチノールを添加してから24時間後における 3H−チミジンμg可溶性蛋白質の組込みに対する作用を検査した。得られた結果を表1に要約する。
【0047】
【表1】
Figure 0003667937
【0048】
試験したレチノイン酸の濃度(すなわち2.5×10-7M、2.5×10-8Mおよび2.5×10-9M)は全てエタノール比較、並びに2.5×10-7M、2.5×10-8Mおよび2.5×10-9Mのレチノール処理のそれぞれに比べケラチン生成細胞増殖を顕著に増大させ、これは投与量依存的であった。これは、レチノイン酸がレチノールよりも表皮増殖に対する一層高い刺激効果を有するという結果に一致する。
【0049】
実施例2
メリナミドおよびレチノールはケラチン生成細胞増殖を
増大させるよう相乗的に作用する
試験化合物を添加してから24時間後における 3H−チミジン/μg可溶性蛋白質の組込みに対する効果を検査し、3回の独立実験の組合せ結果を各エタノール比較に対し基準化した。得られた結果を表2に要約する。
【0050】
【表2】
Figure 0003667937
【0051】
2.5×10-8Mのレチノイン酸はエタノール比較および2.5×10-8Mのレチノール処理の両者に比べケラチン生成細胞チミジン組込みを顕著に増大させた。10-7Mのメリナミドはそれ自身ではケラチン生成細胞増殖に対し作用を示さなかった。しかしながら、2.5×10-8Mレチノール+10-7Mメリナミドの組合せはエタノールおよび2.5×10-8Mのレチノール処理の両者に比べケラチン生成細胞増殖をそれぞれ12%および36%だけ顕著に増大させた。したがって、メリナミドおよびレチノールはレチノイン酸の刺激作用に類似するケラチン生成細胞増殖を増大させるよう相乗的に作用する。
【0052】
実施例3
メリナミドおよびパルミチン酸レチニルは
ケラチン生成細胞増殖を相乗的に増大させた
3Hチミジンの組込みに対するメリナミドおよびレチニルエステル(パルミチン酸レチニル)の効果を検査した。得られた結果を表3に要約する。
【0053】
【表3】
Figure 0003667937
【0054】
2.5×10-7Mのレチノイン酸はエタノール比較および2.5×10-7Mのパルミチン酸レチニル処理の両者に比べケラチン生成細胞チミジン組込みを顕著に増大させた。10-7Mのメリナミドはそれ自身ではケラチン生成細胞増殖に対し作用を示さなかった。しかしながら、2.5×10-7Mパルミチン酸レチニル+10-7Mメリナミドの組合せはエタノールの比較処理に比べ(16%)および2.5×10-7Mのパルミチン酸レチニルの比較処理に比べ(12%)てケラチン生成細胞増殖を顕著に増大させた。したがってメリナミドとパルミチン酸レチニルとはレチノイン酸の刺激作用に類似してケラチン生成細胞増殖を増大させるよう相乗的に作用する。
【0055】
実施例1〜3は、レチノイン酸が投与量に依存して皮膚ケラチン生成細胞におけるチミジン組込みを増大させたことを示す。換言すれば、レチノイン酸はケラチン生成細胞増殖を増大させた。実施例1〜3においては、レチノイン酸を陽性比較および分析下にある他の化合物を比較する参照化合物として使用した。レチノールはケラチン生成細胞増殖の増大に全く無効果であった。
【0056】
しかしながら、実施例1〜3の予想外の結果は、培養ケラチン生成細胞に対するレチノールの作用がレチノールもしくはレチニルエステルをメリナミド(すなわち、それ自身では殆どまたは全く効果を示さない化合物)と組合せることによりレチノイン酸の作用に達するレベルまで増大しうることである。上記の結果は、メリナミドがレチノイン酸の作用に類似してケラチン生成細胞増殖を増大させるべくレチノールもしくはレチニルエステルと共に相乗的に作用することを示す。
【0057】
実施例4〜9は本発明による局部組成物を例示する。これら組成物は常法にて処理することができる。これらは化粧用途に適している。特に、これら組成物は皺肌、荒肌、乾燥肌、フレーク肌、老齢肌および/またはUV損傷肌に施してその外観および感触を向上させ或いは健康肌に施してその劣化を予防もしくは阻止するのに適する。
【0058】
実施例4
この実施例は本発明の組成物を混入した高内相油中水型エマルジョンを例示する。
【0059】
【表4】
Figure 0003667937
【0060】
実施例5
この実施例は本発明の組成物を混入した水中油型クリームを例示する。
【0061】
【表5】
Figure 0003667937
【0062】
実施例6
この実施例は本発明の組成物を混入したアルコール性ローションを例示する。
【0063】
【表6】
Figure 0003667937
【0064】
実施例7
この実施例は本発明の組成物を含有する他のアルコール性ローションを例示する。
【0065】
【表7】
Figure 0003667937
【0066】
実施例8
この実施例は本発明の組成物を混入したサンケア クリームを例示する。
【0067】
【表8】
Figure 0003667937
【0068】
実施例9
この実施例は本発明の組成物を混入した非水性スキンケア組成物を例示する。
【0069】
【表9】
Figure 0003667937

Claims (7)

  1. (a) 0.001〜10%のレチノール、レチニルエステルおよびその混合物よりなる群から選択される化合物と;
    (b) 0.0001〜50%のメリナミドと;
    (c) 化粧上許容しうるベヒクルと
    を含むスキンコンディショニング組成物。
  2. レチニルエステルがリノール酸レチニル、パルミチン酸レチニル、酢酸レチニル、プロピオン酸レチニルおよびその混合物よりなる群から選択される請求項1に記載の組成物。
  3. 成分(a)がレチノールである請求項1に記載の組成物。
  4. 成分(a)がレチニルエステルである請求項1に記載の組成物。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物を皮膚に局部的に施すことを特徴とする皮膚をコンディショニングする非治療的な化粧方法。
  6. 皺肌、乾燥肌、荒肌、フレーク肌、老齢肌もしくは日焼け肌の外観および皮膚の疾病を治療するための医薬品を製造するための請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物の使用。
  7. 皮膚に対するレチノイン酸の作用を模倣した医薬品を製造するための請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物の使用。
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