JP2002525536A - 変速ドライブ - Google Patents

変速ドライブ

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JP2002525536A
JP2002525536A JP2000572596A JP2000572596A JP2002525536A JP 2002525536 A JP2002525536 A JP 2002525536A JP 2000572596 A JP2000572596 A JP 2000572596A JP 2000572596 A JP2000572596 A JP 2000572596A JP 2002525536 A JP2002525536 A JP 2002525536A
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drive
shaft
spring
speed
endless
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Application number
JP2000572596A
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English (en)
Inventor
ハンマーベック、ジョン・フィリップ・ロジャー
Original Assignee
ハンマーベック、ジョン・フィリップ・ロジャー
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Filing date
Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H19/00Gearings comprising essentially only toothed gears or friction members and not capable of conveying indefinitely-continuing rotary motion
    • F16H19/02Gearings comprising essentially only toothed gears or friction members and not capable of conveying indefinitely-continuing rotary motion for interconverting rotary or oscillating motion and reciprocating motion
    • F16H19/06Gearings comprising essentially only toothed gears or friction members and not capable of conveying indefinitely-continuing rotary motion for interconverting rotary or oscillating motion and reciprocating motion comprising flexible members, e.g. an endless flexible member
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H9/00Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members
    • F16H9/02Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Handcart (AREA)
  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • Friction Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 変速ドライブは、2つのドライブAおよびBと、出力ドライブホイール(62)と、ドライブAおよびBによってドライブされ、出力ドライブホイール(62)の周囲に延在していてそれを回転するエンドレスの伸縮可能な部材(66)とを含む。ドライブAおよびBは、第1のドライビング位置では第1の速度で、第2のドライビング位置では第2の速度で、エンドレス部材(66)がエンドレスパスの周囲を移動するように動作できる。したがって出力ドライブホイール(62)の周囲でエンドレス部材(66)は局所的に伸張または収縮し、その速度を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の属する技術分野 本発明は変速ドライブ(variable speed drive)に関する。
【0002】 従来の技術 1つの既知の変速ドライブは、円形部から成るピラミッド形構造(circular p
yramid)の外側表面の周囲に巻き付けられ、かつそれに沿って移動できる連続ド
ライブベルトをドライブするモータを含んでいる。ピラミッド形構造上にはドラ
イブの出力シャフトが装着されている。この構成では、ベルトがピラミッド硬い
構造の幅広い端面の周りでドライブされるとき、ピラミッド、したがって出力シ
ャフトを特定の速度で回転させることができる。ベルトをピラミッドの頂点へ向
かって移動することによって、ピラミッドの回転は加速する。したがって、ピラ
ミッド形構造の表面に関係してベルトを適切に位置付けることによって、出力シ
ャフトの速度を変化させることができる。
【0003】 発明が解決しようとする課題 このドライブに関する問題は、効率的でないことである。別の問題は、3次元
でかさばり、動作が複雑なことである。種々の他のより効率的な変速ドライブが
使用可能であるが、それらは複雑でコスト高の傾向がある。
【0004】 本発明の目的は、低コストで、軽量で、エネルギー効率のよい変速ドライブを
提供することである。
【0005】 本発明の1つの態様にしたがって、変速ドライブであって、ドライブ、可動部
材、出力ドライブ、および出力ドライブおよび可動部材の周囲に延在し、ドライ
ブによってドライブされるエンドレスで伸張性の部材を含み、エンドレス部材を
出力ドライブの周囲で移動させると、前記出力ドライブが動き、可動部材が動く
と、エンドレス部材が伸張または収縮して、全体的な長さが変化して、出力ドラ
イブがドライブされる速度を変更する変速ドライブを提供する。
【0006】 2つの間隔を置いて位置する可動部材を用意して、エンドレス部材をそれらの
間に配置し、2つの部材を互いに固定的に装着し、ドライブに関係して移動可能
にし、可動部材が一方の方向に動かされるときは、エンドレス部材は第1の可動
部材に係合し、第1の方向に出力ドライブを動かすことができ、可動部材が別の
方向に動かされるときは、エンドレス部材は第2の部材に係合し、第2の方向に
出力ドライブを動かし、可逆性(反転可能な)ドライブ(reversible drive)を
用意することができることが好ましい。該または各可動部材にはホイールを含む
ことが好ましい。
【0007】 ドライブには中空のドライブシャフトを含むことが好ましい。中空のドライブ
シャフトは電気モータによってドライブされることが好ましい。中空のドライブ
シャフト上には、ドライブ手段を装着して、エンドレスでフレキシブルな部材と
相互作用して、それを動してもよい。
【0008】 エンドレスで伸張性の部材にはエンドレスのコイルまたはスプリングを含むこ
とが好ましい。エンドレス部材にはベルトまたはチューブを含んでもよい。
【0009】 エンドレス部材がスプリングまたはコイルであるとき、ドライブ手段はラグを
含み、ラグは中空のドライブシャフトの内側壁から、ばねまたはコイルの隣り合
う巻線間に位置付けるために依存し、中空のドライブシャフトが回転していると
き、ばねは連続する巻線と回転しているラグとの係合によって順方向へ進められ
る。1対のラグを用意し、対の各ラグはばねの隣接する巻線間に位置するが、互
いにオフセットしていて、対の第1のラグが隣接する巻線の前方の巻線と接触し
、対の第2のラグが後方の巻線と接触することが好ましい。
【0010】 2以上のラグは互いに対向して用意することが好ましい。ばねを中空のドライ
ブシャフトの中心に保持するのに効果的であるからである。ラグを対向して配置
して、各スプリングまたはコイルの巻線に対する各ラグの角度が急峻になり過ぎ
るのを防ぐことができるのが好ましい。該または各ラグには、スプリングの巻線
と係合する表面をもつローラ軸受けを用意して、摩擦作用を低減することが好ま
しい。
【0011】 ラグの組は中空のドライブシャフトの対向する端部に用意されていることが好
ましい。その理由は、ラグ間にあるスプリングの一部は該または各可動部材の動
作によって実質的に影響を受けず、したがって影響を受ける部分を低減するのに
効果的であるからである。したがって可動部材は、このようにされていないとき
に必要であったほど動かす必要はない。
【0012】 ドライブホイールを出力シャフト上に用意し、フレキシブルな部材をドライブ
ホイールの周囲に巻き付けることが好ましい。
【0013】 エンドレス部材の伸張または収縮を検出する検出器を用意して、出力ドライブ
の速度を変更することが好ましい。エンドレス部材がスプリングのとき、検出器
が、隣接する巻線の分離を監視して、スプリングの伸張または収縮の測度および
その速度を得るように動作できることが好ましい。出力ドライブの側部上でスプ
リングまたはコイルの巻線の分離を比較することによって、送られる電力の実際
のレートを計算することができる。
【0014】 可動部材の動作を制御する制御装置を用意することが好ましい。制御装置は、
検出器とは通じていて、測定された速度に関係する情報を制御装置にフィードバ
ックできることが好ましい。
【0015】 本発明の別の態様にしたがって、変速ドライブであって、ドライブ手段、出力
ドライブ、およびドライブ手段によってドライブされ、出力ドライブの周囲に延
在して、それをドライブするエンドレスの伸張可能な部材を含み、ドライブ手段
は第1の速度で第1のドライビング点においてエンドレス部材をドライブするよ
うに動作し、第2のドライビング点でエンドレス部材の動作を速度変更するかま
たは停止して、出力ドライブの周囲でエンドレス部材を伸張または収縮させる手
段が用意されている変速ドライブを提供する。
【0016】 エンドレス部材の動作の速度変更または停止を行う手段は、エンドレス部材の
速度を低減して、第2のドライビング点において実質的にゼロにするように動作
することができ、したがってエンドレス部材はこの第2のドライビング点を越え
て動くののを実質的に防止される。
【0017】 エンドレスの伸張性の部材は、エンドレスコイルまたはスプリングであること
が好ましい。エンドレスのフレキシブルな部材にはベルトまたはチューブを含ん
でもよい。
【0018】 エンドレス部材がスプリングまたはコイルであるとき、ドライブ手段は出力ド
ライブの対向側部上に位置する2つの中空のドライブシャフトを含むことが好ま
しい。中空のドライブシャフトが同じモータによってドライブされることが好ま
しい。
【0019】 ラグは、各中空の内側シャフトから延びて、スプリングまたはコイルの隣接す
る巻線間に位置付けるようにし、各中空のドライブシャフトが回転するときには
、連続する巻線と回転しているラグとの係合によって順方向に推進されることが
好ましい。1対のラグを用意し、対の各ラグはスプリングの隣接する巻線間に位
置するが、互いにオフセットしており、対の第1のラグが隣接する巻線の前方の
巻線と接触し、対の第2のラグが後方の巻線と接触していることが好ましい。
【0020】 2以上のラグは中空ドライブの対向する側部上に用意してもよい。ばねを中空
ドライブシャフトの中央に保持するので効果的であるからである。ラグを対向し
て、スプリングまたはコイルの巻線に対する各ラグの角度が急峻になり過ぎるの
を防ぐことができるのが好ましい。該または各ラグにはローラ軸受けを用意して
、スプリングの巻線と係合する表面を用意して、摩擦作用を低減することが好ま
しい。
【0021】 ラグの組は中空のドライブシャフトの対向する端部に用意されていることが好
ましい。ラグ間にあるスプリングの一部は該または各可動部材の動作によって実
質的に影響を受けず、したがって影響を受ける部分を低減するのに効果的である
からである。したがって可動部材は、このように構成されていないときほど引っ
張られる必要はない。
【0022】 各中空のドライブシャフトは内側の中空の円筒形シャフトを含み、内側の中空
の円筒形シャフトが外側の中空の円筒形シャフトに取り外し可能に結合され、モ
ータによってドライブされることが好ましい。モータは定出力モータであること
が好ましい。
【0023】 伸縮性の部材の動作の速度変更または停止用手段は、外側シャフトから内側シ
ャフトを取り外しすように動作することができ、したがって内側シャフトは最早
回転せず、スプリングがこの点を越えて動くのが実質的に妨げられることが好ま
しい。中空のドライブシャフトの両方は同じモータによってドライブされること
が好ましい。
【0024】 伸縮性の部材の動作の速度変更または停止用手段は、内側シャフトの少なくと
も1つの動作にブレーキをかけて、対応する外側シャフトから内側シャフトを取
り外して、該外側シャフトを通るエンドレススプリングの速度を低減またはゼロ
にまですることができるブレーキング(制動動作)機構を含む。
【0025】 伸縮性の部材の動作の速度変更または停止用手段は、内側ドライブシャフトの
一方の端部と外側ドライブシャフトの同じ端部との間に装着された圧縮スプリン
グを含み、圧縮スプリングが、エンドレス部材の所定のテンションに到達するま
で、内側シャフトを引っ張って、外側シャフトとドライビング係合させ、この段
階においてエンドレス部材の引っ張り力は圧縮スプリングの引っ張り力に勝って
いて、内側シャフトが外側シャフトとの係合を外して動かされるるように動作す
ることができる。
【0026】 ドライブをオフにスイッチするときを感知し、圧縮スプリングの動作に対して
内側シャフトの1つを動かして外側シャフトとの係合を外して、外側シャフトを
内側シャフトから外し、スプリングを外すように動作できるアクチュエータが用
意されることが好ましい。スプリングが外れていることを検出する検出器を用意
して、外側シャフトをドライブするモータをオフにスイッチして、ドライブを作
動位置へ戻すことができる。
【0027】 内側シャフトは2つの別個であるが、噛み合い、互いに長手方向に離れること
ができるインターロッキング部分をもち、各部分は外側ドライブシャフトとの係
合をドライブする際に取り外し可能に装着され、エンドレス部材を速度変更する
か、または第2の点を越えて動くのを止める手段が、内側シャフトの部分をドラ
イブされる位置から、この部分が外側シャフトから取り外される位置へ移動する
手段を含む。内側シャフトの部分を動かす手段は楕円形ホイールを含み、この楕
円形ホイールは内側シャフトの部分と回転可能に係合して、部分を互いに離して
、外側シャフトとのドライブ係合を外すことが好ましい。
【0028】 ドライブ部材は出力ドライブ上に用意し、フレキシブルな部材をドライブ部材
の周囲に巻き付け、ドライブ部材は円形、または“西洋梨(pear)”形または楕
円形であることが好ましい。
【0029】 フレキシブルな部材の伸張または収縮を検出する検出器を用意して、出力ドラ
イブの速度を変更することが好ましい。フレキシブルな部材がスプリングである
とき、検出器は隣接する巻線の分離を監視して、ばねの伸張または収縮の測度お
よびその速度を得るように動作できることが好ましい。出力ドライブの側部上で
のスプリングまたはコイルの巻線の分離を比較することによって、送られる電力
の実際のレートを計算することができる。
【0030】 制御装置を用意して、可動部材の動作を制御することが好ましい。制御装置は
検出器と通じていて、測定された速度に関係する情報を制御装置にフィードバッ
クできることが好ましい。
【0031】 ここで本発明の上述の態様を実現する種々のシステムを添付の図面を参照して
例示的に記載することにする。
【0032】 発明の実施の形態 図1、2、および4は、定速で回転動作が可能な中空のドライブシャフト12を
備えた電気モータ10を示す。中空のドライブシャフト12の内側の壁14からは対向
しているドライブラグ16が延在している。図3aに示したように、各ラグ16は円
筒形部材18を含み、円筒形部材18の周囲にはローラ軸受け20が延在して、摩擦を
制限する軸受け表面を用意している。ラグ16は、通常は対で用意されているが、
図3bに示したように、対の各ラグは他方のラグと近接しているが、シャフトの
軸に沿ってオフセットしている。
【0033】 シャフト12の対向する端部は軸から横方向にオフセットしており、この端部に
おいてドライブシャフト22に装着されたドライブホイール20と、ドライブ機構27
を使用してシャフト12およびドライブホイール20に関係して動くことができる支
持体26上に回転可能に装着された可動テンションホイール24とがある。
【0034】 エンドレススプリングまたはコイル28はシャフト12から延在しており、可動テ
ンションホイール24およびドライブホイール20の周囲に巻付けられている。シャ
フト12、可動テンションホイール24、およびドライブホイール20は、スプリング
28が実質的に単一平面上に位置するように配置されている。スプリングの隣り合
う巻線間にはラグ16の対が延在している。
【0035】 スプリング28は適切な材料、例えばスチールから作られていて、モータ10がオ
ンにスイッチされないときは、ドライブラグ16、ドライブホイール20、およびテ
ンショニングホイール24とほんのわずかに接触するようにされている。
【0036】 モータ10が作動しているとき、すなわち中空のドライブシャフト12が回転して
いるとき、可動テンショニングホイール24はモータ10から離れるように移動し、
図1に示したように、スプリング28がドライブホイール20と接触するまで、スプ
リング28は引き伸ばされ、次第にテンションをかけられる。この段階では、図3
bに示したように、ラグ16の対の第1のラグは前方の巻線Fと接触し、第2のラ
グは後方の巻線Rと接触する。ラグ16は中空のドライブシャフト12と共に回転し
、スプリング28は、ラグ16との最低の摩擦接触で中空のシャフト内を進められ、
次に各巻線はドライブラグ16のローラ軸受け19と係合する。このやり方では、ス
プリング28はエンドレスパスのシャフト12、円形テンションホイール24、および
ドライブホイール20を介してドライブされる。ラグ16の回転速度が一定であると
すると、スプリング28は定速で送られる。
【0037】 理解されるように、このやり方でエンドレスパスの周囲にスプリング28を供給
すると、ドライブホイール20が回転すると、ドライブシャフト22にトルクが分け
与えられて、ドライブシャフト22は回転する。このやり方ではモータ10はスプリ
ング28を介してドライブシャフト22をドライブする。ドライブシャフト22の速度
は、スプリング28が中空のシャフト12を通るときのスプリング28の速度よりもわ
ずかに速いことに注意すべきである。
【0038】 ドライブシャフト22の回転速度を変更するために、可動テンションホイール24
をモータ10に対して移動する。図4に示したように、テンションホイール24がモ
ータ10から離れるとき、エンドレススプリング28は伸張する。スプリング28が伸
びると、スプリング28はエンドレスパスの周囲をより迅速に移動し、ドライブホ
イール20、さらにドライブシャフト22はより迅速なレートで回転する。したがっ
て、ドライブ22の速度は、スプリング28の長さを増減することによって変更する
ことができる。
【0039】 ドライブホイールの対向する各側部上で、検出器30はスプリング28の隣り合う
巻線の分離を監視する。各検出器30は、例えば巻線がそこを通る度ごとに、磁気
パルスを生成する簡単な光検出器または検出器である。その代わりに、スプリン
グの巻線の通過は、例えばスプリングと係合し、スプリングのテンションを変更
することによって動かされる可動ホイールを使用して機械的に監視することがで
きる。ドライブの出力が増加すると、巻線の分離は、ドライブホイール20が各側
部上で変化するので、トルク出力を自動的に監視することができる。
【0040】 各検出器30は制御装置32に接続され、制御装置32は可動テンションホイール24
をドライブするための機構27に接続されている。ドライブホイール20のトルクを
示す信号は検出器30から制御装置32へ送られる。次に測定されたトルクは所望の
トルクと比較される。測定されたトルクと所望のトルクが一致しないときは、制
御装置32は信号をドライブ機構27へ送って、テンションホイール24を動かし、ス
プリング28、したがってドライブホイール20の速度を変更する。このやり方では
出力トルクを変更することができる。
【0041】 図1および2の変速ドライブシステムは、標準の工業用スチールスプリングコ
イルを使用して、通常6のドライブホイール/スプリング速度比を用意すること
ができる。図1および2の複数のドライブを一緒にリンクすることによってより
高い比率を達成することができる。例えば、これらのドライブを3つリンクする
と、216、すなわち6×6×6の比率が得られる。
【0042】 図5は、図1および2のドライブの変形を示している。図5では、ドライブラ
グ16の対向する対はドライブシャフト12の各端部に用意されている。使用の際に
可動ホイールが(図5に点線で示した)静止位置から伸張した位置へ動かされる
とき、シャフト12の何れかの端部のラグ間のスプリングの一部分は実質的に影響
を受けない。このやり方では、スプリングの実効長は低減し、スプリングが全長
にわたって伸張している場合に、同じ出力速度を与える限り、可動ホイール24を
移動する必要はない。これは、例えばコンパクトドライブが望ましいときに効果
的である。
【0043】 図6は、別の変速ドライブシステムを示している。この場合にシステムは可逆
性であり、したがってドライブシャフトに対してトルクを両方向に分け与えるこ
とができる。図1および2を参照して記載したシステムにおいて、図6のシステ
ムは中空のドライブシャフト12を備えた電気モータ10を含み、中空のドライブシ
ャフト12はドライブラグ16を支持し、その中を通ってエンドレススプリング28が
延在している。
【0044】 中空のドライブシャフト12の対向する端部には、対称に位置するドライブホイ
ール34、36、38、および40の2つの対が用意されている。ホイールの各対34と36
および38と40は、中空のドライブシャフト12の軸の対向する側部に位置付けられ
ている。各ホイールからはシャフト41が延在しており、シャフト41の端部にはよ
り小さい結合ホイール42、44がある。各対の結合ホイール42、44はドライブベル
ト46を使用して接続され、ドライブベルト46はその出力を結合して、結合された
出力トルクを生成する。
【0045】 図7に示したようにモータ10およびドライブホイール34、36、38、40の上には
可動ガントリ48が装着され、可動ガントリ48は単一の支持体54上に1組の対向す
る可動テンションホイール50を保持している。このやり方では可動ホイール50お
よび52は互いに固定的に装着され、モータに関係して一緒に動くことができる。
ガントリ48は、テンションホイール50および52はモータ10およびドライブホイー
ル34、36、38、40よりも高いレベルで横方向に前後に、中空のドライブシャフト
12の軸に対してほぼ垂直に動くことができる。図4の可動テンションホイール50
および52の一方の周囲にはスプリング28が延在している。
【0046】 ドライブ10が図6に示した構造であるとき、エンドレスパスの周囲にスプリン
グ28を供給して、ドライブホイール36および40を回転させ、各シャフト41へのト
ルクを分け与えて、シャフト41を第1の方向に回転させる。既に記載したように
、ドライブシャフト41の速度は、スプリング28が中空のシャフト12を通るときの
スプリング28のよりも僅かに速い。
【0047】 シャフト41の回転速度を変更するために、ガントリ48および可動テンションホ
イール50、52はモータ10に関係して動く。テンションホイール50がモータ10から
離れるとき、エンドレスホイール28は伸びて、エンドレスパスの周りをより迅速
に動き、ドライブホイール36および48はより迅速なレートで回転する。したがっ
て、ドライブの速度はスプリング28の長さを増減することによって変更すること
ができる。
【0048】 回転方向を反転したいとき、可動テンションホイール50および52は伸張された
位置からモータ10へ移動し、モータ10を越えて、反対側部へ動かされる。したが
ってスプリング28は第1の可動テンションホイール50との係合を外し、図8に示
したように第2の可動テンションホイール52と係合するように動く。この位置に
おいて、スプリング28をエンドレスパスの周囲に供給すると、ドライブホイール
34および38が回転し、代わって各シャフト41へトルクを分け与え、シャフト41は
第1の方向とは反対方向の第2の方向へ回転する。このやり方では、出力シャフ
ト41の回転方向は反転する。
【0049】 前方の位置と後方の位置の間には中立の位置があり、この中立の位置ではテン
ションホイール50および52の何れもスプリング28と接触しない。
【0050】 図9は、2つの対向し、実質的に平行の中空のドライブシャフトAおよびBを
含む別の変速ドライブシステムを示している。ドライブシャフトAおよびBの間
にはブレーキング機構60があり、ブレーキング機構60は液圧で(hydraulically
)応用して作動し、所望するときにシャフトAまたはBの何れか一方に作用する
ようにされている。ドライブシャフトAまたはBの一方の端部には出力ドライブ
ホイール62が用意され、他方の端部にはガイドホイール64が用意されている。ス
プリングは各中空のシャフトを通って出力ドライブホイールの周囲に延在し、ガ
イドホイールはエンドレスの伸縮可能な部材66、この場合はスプリングである。
中空のドライブシャフトAおよびBを通って延在しているスプリングの一部分は
実質的に平行するように構成されている。
【0051】 中空のドライブシャフトAおよびBの各々は、図10に示したように単一のモ
ータ68によってドライブされる。各中空のドライブシャフトAおよびBは中空の
内側シャフト70を含み、図11に示したように、中空の内側シャフト70は類似の
中空の外側シャフト72を通って延在し、各シャフトは互いに関係して動くことが
できる。既に記載した実施形態において、ドライブシャフトAおよびBの内側周
囲表面上にはラグ74が用意されており、ラグ74は使用の際にスプリングの巻線と
係合し、スプリングをシャフトに通すようにドライブする。これらのラグ74は図
3aおよびbに示したように、対で与えられていることが好ましい。
【0052】 各外側シャフト72の外側表面上にははめ歯76が用意されており、はめ歯76はエ
ンドレスのつめ付きベルト78と係合し、エンドレスのつめ付きベルト78はドライ
ビングモータ68に連結されるようにされている。このつめ付きベルト78は周囲に
延在し、モータ68はガイドホイール80へ向かってドライブし、図11から分かる
ように、ガイドホイール80はつめ付きベルト78をドライブシャフトBの下方端部
へ導く。ベルトは、シャフトBの周囲の一部と他方のドライブシャフトAの下方
端部が周囲の一部に延在し、そこからドライビングモータ68へ戻る。モータ68が
出力シャフトを時計回り方向にドライブするとき、シャフトBは時計回り方向に
回転するが、シャフトAは反時計回り方向に回転する。したがって、外側シャフ
トAおよびBの両者は単一のモータ68によってドライブされるが、回転方向は逆
である。
【0053】 出力ホイール62の両側部の付近には間隔検出器82が用意され、スプリング66の
隣り合う巻線の分離を検出する。既に記載したように、これらの検出器の各々は
簡単な光検出器または検出器であって、巻線が通過する度に磁気パルスを生成す
る。その代わりに、スプリングの巻線の通過は可動ホイールを使用して機械的に
監視することができ、可動ホイールはスプリングを係合し、スプリングのテンシ
ョンを変化させることによって動かされる。ドライブ出力が増加すると、巻線の
分離はドライブホイール20の側部上で変化するので、出力ドライブの対向側部上
で巻線の分離を検出することによって、トルク出力を自動的に監視することがで
きる。
【0054】 使用の際に、モータ68は両方の中空のドライブシャフトの外側シャフト72をド
ライブする。それぞれ内側シャフトと外側シャフト70、72の間の摩擦係合によっ
て、図12aに示したように、内側シャフト70は外側シャフト72と共に回転する
ことができる。これによりラグ74を回転させる。ラグ74とエンドレススプリング
66とが係合すると、スプリング66は1つの点において中空のドライブシャフトA
によってドライブされ、同時に別の点において第2のシャフトBによってドライ
ブされる。各シャフトA、Bの速度が同じとき、これは、スプリング66が動く速
度は一定であり、出力ホイールドライブ62はスプリング66との係合によって定速
でドライブされることを意味する。しかしながらブレーキ60がドライブAまたは
Bの内側シャフトの一方にかけられるとき、スプリング66が2つの点でドライブ
される速度に差が生じる。このためにスプリング66の局所的な伸びまたは縮みが
生じ、出力ドライブホイール62がドライブされる速度が変化する。
【0055】 例えば、図9のスプリング66が時計回り方向にドライブされるとき、ドライブ
Bの内側シャフトのフランジ73にブレーキ60をかけると、図12bに示したよう
に、内側シャフト70は動作を減速または停止する。したがってスプリング66がシ
ャフトBを通る動作は妨げられる。スプリング66がシャフトAを通る動作レート
は一定であるので、ドライブホイール62上のスプリング66は短くなると、スプリ
ング66のテンションは局所的に増加し、ドライブホイール62の速度は増加する。
ブレーキ60がドライブBの内側シャフト72のフランジ73から解除されると、中空
のドライブシャフトAおよびBは再び同期して動作し、図12cに示したように
、スプリング66は平衡位置に戻る。
【0056】 対照的に、図12dに示したように、ブレーキ60がシャフトAのフランジ73に
かけられると、内側シャフト70の回転は妨げられる。スプリング66がシャフトB
を通るレートは一定であるので、出力ドライブホイール62上でスプリング66は伸
び、スプリング66のテンションは局所的に低減する。このやり方では、ホイール
62の速度は低減する。
【0057】 出力ドライブホイール62の一方の側部上の1つの点において所定の速度でスプ
リング66をドライブし、ホイールの他方の側部上で速度を変更するかまたは動作
を停止することによって、図9のドライブシステムの出力速度を変更できること
が分かるであろう。
【0058】 図13は、図9の構成に代わる構成を示している。図13は全体的なレイアウ
トが図9と類似しているが、ブレーキング機構を含まない。中空のドライブシャ
フトAおよびBの種類も異なる。
【0059】 図14は、図13のドライブシャフトの一方を通る断面図を示している。図1
4には外側の中空の円筒形ドライブシャフト84が示されており、このシャフト84
は、2つの部分88および90をもつ内側シャフト86の周りに延在しており、各部分
88、90は中空の円筒形シャフトを含み、この中空の円筒形シャフトの一方の端部
からはリップ92が延在している。内側シャフトの各部分88および90の内側周囲表
面の一方の端部からは1組のラグ94が突出しており、このラグ94はスプリング66
を動かすのに使用される。
【0060】 内側シャフトの部分88および90が装着され、円筒形部が中空の外側シャフト84
を通って延在しており、リップ92がこのシャフト84に当接し、さらにシャフト84
を越えて延在している。2つの部分88および90はインターロックされているので
、互いに離れることはできるが、一方の部分が他方の部分と関係して回転するこ
とはできない。スプリング66をインストールして、対向するラグ94の組間に持続
的にテンションを加えることによって、2つの部分88および90は一緒に摩擦係合
を維持される。このテンションはさらに、これらの部分のリップ92を外側シャフ
ト84と摩擦係合させて、正規の環境のもとで外側シャフト84がドライブされると
き、内側および外側シャフトは一緒に回転する。
【0061】 外側シャフト84の外側周辺部の周りで、内側シャフトのリップ92近くには、2
つの対向する楕円形ホイール96が装着されている。ホイール96は、例えば電磁気
からの小さいインパルスをもつ手段によって、図15に示した内側のシャフトと
も外側のシャフトとも係合していない中立の位置から、図16に示した内側のシ
ャフトのリップ92と係合しているスラスト位置へ選択的に回転可能である。楕円
形ホイール96はスラスト位置において内側シャフトのリップ92の内側部分と接触
して、表面を摩擦結合する。続いて楕円形ホイール96が回転すると、内側シャフ
トと外側シャフト96との係合は外れる。さらに回転すると楕円形ホイール96は正
規の位置に戻り、この点で内側シャフトは外側シャフト84と再び係合する。
【0062】 既に記載したように、モータ68は中空のドライブシャフトAおよびBの両者の
外側シャフトをドライブする。各ドライブの楕円形ホイール96が中立の位置にあ
るとき、内側シャフトと外側シャフトとが摩擦係合すると、内側シャフト88およ
び90は外側シャフト84と回転し、エンドレススプリング66は1つの点において中
空のドライブシャフトAによってドライブされ、同時に別の点において第2のシ
ャフトBによってドライブされる。各シャフトの速度は同じであるので、スプリ
ング66がその長さに沿って動く速度は一定であり、したがって出力ホイールドラ
イブ62はスプリング66と係合することによって定速でドライブされる。しかしな
がら楕円形ホイールはドライブシャフトAまたはBの一方においてスラスト位置
へ動かされると、ドライブの内側および外側のシャフトとの係合は外れ、内側シ
ャフトの回転を停止し、スプリング66がさらにシャフトを通るのを防ぐ。したが
ってスプリングが2つの点においてドライブされる速度に差が生じて、スプリン
グ66が局所的に伸張または収縮し、出力ドライブホイール62がドライブされる速
度に差が生じる。
【0063】 例えば、図13のスプリングが時計周り方向にドライブされると、シャフトB
の楕円形ホイール96がスラスト位置に移動すると、内側シャフトと外側シャフト
との係合が外れ、内側シャフトの動きを妨げる。したがってスプリング66がシャ
フトBを通る動きが妨げられる。スプリング66がシャフトAを通る動作レートは
変わらないので、ドライブホイール62上でスプリング66は縮み、スプリングのテ
ンションは局所的に増加する。このやり方では、ドライブホイール62の速度は増
加する。シャフトBの楕円形ホイールが中立の位置へ動かされるとき、中空のド
ライブシャフトは再び同期して動作し、スプリング66は平衡位置へ戻る。
【0064】 対照的に、ドライブAの楕円形ホイールがスラスト位置へ動くと、ドライブA
の内側シャフトの回転が妨げられ、この点におけるスプリング66の動きが減速す
るかまたは停止する。スプリング66がシャフトBを通る動作レートが一定である
とき、出力ドライブホイール上でスプリング66は伸び、スプリングのテンション
は局所的に低減する。このやり方では、ホイールの速度が低減する。
【0065】 楕円形ホイール96を使用して、外側シャフト84に対して内側シャフトを動かす
と、高電力アクチュエータを使用する必要はなくなる。これは好都合である。し
かしながらその代わりに、いくつかの形態の液圧アクチュエータを使用して、内
側シャフトから外側シャフトを離すことができる。
【0066】 既に記載した各ドライブシステムでは速度を連続的に変化させることができる
。しかしながらいくつかの応用では、簡単な自動ギアを配置して、例えば車輌始
動器エンジンで、数秒間の間で特定の速度まで加速して、その後停止するのが効
果的である。このようなシステムを提供するために1つのやり方では、所望の速
度まで加速するのに必要な時間に依存する異なる大きさ、すなわち相対的な大き
さのギアホイールによって2つのドライブを接続する。
【0067】 図17に示したドライブシステムは、2つの対向し、実質的に平行する中空の
ドライブシャフトAおよびBを含む。ドライブシャフトAおよびBの一方の端部
には出力ドライブホイール62が用意され、他方の端部にガイドホイール64が用意
されている。中空シャフトの電気モータ97はドライブAと動作可能に係合し、シ
ャフトAをドライブするように配置されている。既に記載したように、エンドレ
スの伸縮可能な部材66、この場合はスプリングは中空のシャフトAおよびBの各
々を通り、出力ドライブホイール62およびガイドホイール64の周囲に延在してい
る。この構成では、中空のドライブシャフトを通っているスプリングの一部分は
実質的に平行している。
【0068】 既に記載したように、スプリング66をドライブするためのラグ94の組は内側シ
ャフトの内側周囲表面から延在している。
【0069】 図18に示したように、はめ歯98および100は、各ドライブシャフトA、Bの
周囲に取り付けられて延在しており、一方のはめ歯は他方のシャフト上のはめ歯
と噛み合うようにされている。シャフトAの周囲に延在しているはめ歯98は、シ
ャフトBの周囲に延在しているはめ歯よりも直径が小さい。シャフトAは電気モ
ータ97に接続されているので、2つのはめ歯の小さい方98、すなわちドライブは
め歯がドライブされ、代わって大きい方のはめ歯100、すなわちスレーブはめ歯
をドライブする。はめ歯98および100の直径は異なっているので、中空のドライ
ブシャフトは異なる速度で回転する。したがってコイル66は出力ドライブホイー
ル62上で次第に伸び、シャフトをより迅速に回転させる。
【0070】 スプリングが不定に伸びるのを防ぐために、各ドライブシャフトA、Bには、
特定のスプリングテンションに到達すると、さらに伸びるのを自動的に止める手
段が用意されている。したがって各ドライブシャフトA、Bは、両端部にフラン
ジを付けたより長い円筒形の内側シャフト104の周りに延在している円筒形の外
側シャフト102を含む。内側シャフト104の一方の端部には圧縮スプリング105が
あり、フランジ106、さらに加えて外側シャフト102の端部を支持している。内側
シャフト104の他方の端部に用意されているインターロッキング手段108が、外側
シャフト102の端部上の類似の手段とインターロックすると、内側シャフト104は
外側シャフト102から長手方向に離れ、外側シャフト102と共に回転することがで
きる。
【0071】 作動位置において外側および内側シャフト102および104がインターロックされ
、外側シャフト102が回転すると、内側シャフト104が回転し、スプリング66はそ
の長さに沿って均一にテンションをかけられる。モータ97が作動すると、ドライ
ブはめ歯98は第1の速度で回転し、スレーブはめ歯100は第2のより低い速度で
回転する。したがってスプリング66は次第に伸びて、出力ドライブホイールはよ
り迅速に動く。スプリング66が特定のテンションに到達するとき、スプリング66
とラグ94との係合は圧縮スプリング105の引っ張り動作より十分に勝っていて、
内側シャフト104は外側シャフト102との係合を外して順方向に移動することがで
きる。内側シャフト104は次第に回転を止め、スプリング66が順方向にドライブ
するのを止める。したがって圧縮スプリング105が内側シャフト104を引っ張って
、外側シャフト102と再び係合させるまで、スプリング66のテンションは低減し
、この段階でプロセスは再開する。このやり方では、スプリング66の伸びは自動
的に制限されるので、スプリングは過度に応力を加えられず、加速し、その後定
速を維持するようにドライブされる。
【0072】 ドライブシステムが所望の速度に到達し、最早加速する必要がなくなると、オ
フにスイッチされる。しかしながらドライブシステムは後で使用するために作動
位置へ戻されるのが重要である。これを保証するために、アクチュエータ108が
用意される。このアクチュエータ108は主モータジェネレータ(例えば、車輌の
ダイナモ)の上昇出力によって導かれる。アクチュエータは圧縮スプリング103
に最も近いドライブAの内側シャフト104の端部に作用し、圧縮スプリング105を
働かせ、内側シャフト104を外側シャフト102から取り外す。アクチュエータ108
、実際には電気モータ94にはリターンが接続されていて、出力ドライブホイール
62に隣接して位置付けられている検出器110を作動する。ドライブAが取り外さ
れると、ドライブBは閉通路の周囲にスプリング66を供給し続け、出力ドライブ
ホイール62の周囲のスプリング66のテンションは緩められ、最終的にスプリング
66がドライブホイール62から外れる。このとき、スプリング66はリターンに当接
し、検出器110を作動し、検出器110は信号を送って、アクチュエータ108および
モータ97をオフにスイッチする。このやり方では、ドライブシステムは作動位置
に自動的に戻される。
【0073】 図17の構成では、機械的手段、すなわちスプリングをもち、内側および外側
シャフトの結合を外している液圧アクチュエータを使用してもよいことが分かる
であろう。
【0074】 図9、13、および17に示したシステムの出力ドライブシャフトの速度は、
出力ホイールの一方の側部の1つの点においてエンドレス部材66をドライブし、
出力ホイールの反対側部上の別の点において出力ホイールを加速または減速する
か、あるいはその動作を全て停止する。したがって部材は局所的に伸張または収
縮し、出力ドライブシャフトの周囲のテンションを変化させる。したがって出力
速度を変化させることができる。
【0075】 既に記載したシステムの出力ドライブシャフトは円形ホイールを保持している
が、適切な形状の部材を保持できることが分かるであろう。例えば、主力シャフ
トは図19に示したように“西洋梨”形部材112を保持してもよい。このタイプ
のシャフトは、例えば高圧縮エンジンにおいて非均一の出力の電力サイクルが要
求される応用において有益である。加えて、出力ドライブホイール62およびガイ
ドホイール64は同じ大きさに示されているが、もちろん図20に示したように異
なっていてもよい。とくにガイドホイール64および出力ドライブホイール62の大
きさが異なっているとき、特定の応用に対する速度要求に依存して各ホイールを
ドライブとして使用するのがとくに有益である。このやり方では、ドライブシス
テムは、2つのホイールのより大きい方をドライブとして使用するときの低速モ
ードと、2つのホイールのより小さい方をドライブとして使用するときの高速モ
ードとをもつことができる。例えばモータを洗浄するときには高“スピン”モー
ドおよびより低い速度の標準モードで動作しなければならないので、有益である
【0076】 ガイドホイール64およびドライブホイール62の各々がドライブとして使用され
るとき、例えば、図21に示したように、各出力シャフトCおよびD上に装着さ
れている相互に噛み合うはめ歯付きホイール114および116を使用して一緒に接続
することができる。はめ歯付きホイールは、図22に示したように両方向に回転
して、一緒に結合されることが分かるであろう。この例では、最終的な出力はシ
ャフトEからのみ取ることができる。ドライブホイール62が直接にドライブされ
るとき、シャフトE上の出力は第1の方向へ回転される。ガイドホイール64が直
接に回転されると、はめ歯付きホイール116は回転し、次に他方のはめ歯付きホ
イール114が回転するが、出力ドライブホイールが主ドライブとして使用される
ときとは反対方向に回転される。このやり方ではドライブは完全に可逆性でる。
【0077】 上述の各ドライブにおいて、スプリング28の動作は、使用されるスチールの輪
郭、ピッチ、および直径、さらに使用される材料の品質および厚さによって変化
することが分かるであろう。特定のスプリングの特徴は所望の応用に依存する。
例えば、ドライブが非常にコンパクトでなければならないとき、使用されるスプ
リングの長さは比較的に短いのがよい。しかしながらスプリング28は巻線状であ
るので、隣り合う巻線との間にはモータのラグを受け取るのに十分なギャップが
ある。さらに加えて、スプリング28は、その端部が接合されてエンドレスパスを
形成する前は、動作の融通性によってエネルギー損失を最小にし、スプリングの
トーションを低減するために、断面が円形であることが好ましい。
【0078】 上述の変速ドライブで使用されるドライブホイールは、スプリング28との接触
表面内にスロットを形成している。これによりスプリングがスリップする可能性
が低減する。これはホイール速度/スプリング速度比が低いときにより重要であ
る。より高い比率では、スプリングテンションを増加すると、スプリングの巻線
は単にスロットに掛かるか、またはコイルがドライブホイールに係合する角度が
変化して、十分に滑りを防ぐことができる。
【0079】 上述のドライブシステムの1つの応用は、従来の内燃エンジンで使用するスタ
ータモータである。このような内燃エンジンはシリンダの連続的な点火を生成す
るために十分迅速に調整されなければならない。現在の高圧縮エンジンでこれを
達成するには相当なトルクが要求される。従来、電力のソレノイドイッチングお
よび重いデューティバッテリを必要とする強力な電気スタータが使用して、電流
を十分に速く供給していた。電気モータは高い毎分回転数で最も効率的に機械的
出力を供給する。しかしながら従来のシステムでは、スタータはエンジン内で大
きいギアホイールと係合するので、回転数は低減し、エンジンは最低毎分回転数
よりもわずかに高く加速される。しかしながら実際にはより効率的でより迅速な
スターティングが、エンジンをより相当に高い毎分回転数まで加速することによ
って達成される。
【0080】 本発明を実現する変速ドライブがスターティングモータとして使用されるとき
、モータの大きさは、おそらくソレノイドスイッチングを必要とせずに低減する
ことができる。この理由は、スプリングドライブが低い比率で減速ギアとして働
くので、エンジン内により大きいギアホイールが必要とされず、バッテリの大き
さも相当に低減できるからである。本発明が実現される変速ドライブは通常、従
来のスターティングモータの半分の重量であると推定される。したがって本発明
の変速ドライブは、エンジンの全重量および全体的なコストを低減するので好都
合である。
【0081】 本発明を実現する変速ドライブは同様の従来技術のドライブよりも軽量である
ので、振動を低減する。したがって非常に好都合である。本発明の別の長所は従
来のドライブよりも摩擦が低いことである。したがって全体的な効率が向上する
【0082】 多くの家庭用機器、例えばドライヤおよび洗濯機は現在は高電力を必要としな
い電気モータをを使用していて、電気的に速度を制御することができるので、本
発明を実現するドライブを使用するのに適している。本発明のドライブでは低電
力モータを使用することができる。
【0083】 上述のドライブを反転して、ジェネレータを提供できるのは、これらの機械の
各々が、同じ原理、すなわちフレキシブルな部材の長さを変化させるか、または
2つの異なる点において異なるレートで部材をドライブして、部材を局所的に伸
張または収縮させることによって速度変更できるといった原理で動作するからで
あることが分かるであろう。
【0084】 上述のモータが回転する一方で、線形またはチューブ形モータを使用して、エ
ンドレスパスの周囲にフレキシブルな部材をドライブできることが分かるであろ
う。さらに、フレキシブルな部材はスプリングまたはコイルではなくベルトまた
はチューブであってもよい。この場合に、パルス位相の線形またはチューブ形モ
ータをドライブとして使用し、素材(例えば鉄スラグ)を部材の長さに沿って間
隔を置いて配置するとき、この素材をモータによって磁気的に引き寄せるかまた
は反発することができる。このやり方ではドライブをパルス化することによって
、フレキシブルな部材をエンドレスパスの周囲でドライブすることができる。出
力ドライブの付近の隣接するスラグの分離を測定することによって、出力におい
て速度を判断することができる。出力ドライブの側部におけるベルトまたはチュ
ーブのスラグの分離を比較することによって、送られる電力の実際のレートを計
算することができる。
【0085】 例示的に記載した本発明の原理は、種々のやり方で実行できることが分かるで
あろう。当業者は変形および変更実施形態を作成できるが、本明細書に示し記載
した例示的応用に厳密にしたがう必要がないことを容易に理解できるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 変速ドライブシステムを表わす模式化した部分断面図。
【図2】 矢印Aの方向から見た図1のドライブシステムの側面図。
【図3】 図1においてBでマークを付された部分の展開断面図(図3aおよび3b)。
【図4】 図1に類似しているが、異なる形状のドライブを示す図。
【図5】 図1の変速ドライブシステムの変形を表わす模式化した部分断面図。
【図6】 反転できる変速ドライブを表わす模式化した部分断面図。
【図7】 矢印Cの方向から見た図6のドライブシステムの側面図。
【図8】 図8のドライブシステムに類似しているが、ドライブが反対の位置に示されて
いる模式図。
【図9】 別の変速ドライブシステムの模式化した平面図。
【図10】 図9のドライブシステムの線D−D上の断面図。
【図11】 図9の線E−Eからとった断面図。
【図12】 図9のドライブシステムの内側シャフトにブレーキをかける効果を示す図。
【図13】 さらに別の変速ドライブシステムの模式化した平面図。
【図14】 図13の線F−F上の断面図。
【図15】 中立の位置にある図14のシャフトの上面図。
【図16】 図15に類似しているが、スラスト位置にあるシャフトの上面図。
【図17】 さらに別の変速ドライブの断面図。
【図18】 図17の線G−G上の断面図。
【図19】 “西洋梨”形のドライブシャフトの平面図。
【図20】 ドライブシステムに使用できるガイドホイール/出力ドライブホイールの平面
図。
【図21】 別の特定のガイドホイール/出力ドライブホイールの断面図。
【図22】 図21の構成の上面図。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年9月27日(2000.9.27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】 発明の実施の形態 図1、2、および4は、定速で回転動作が可能な中空のドライブシャフト12を
備えた電気モータ10を示す。中空のドライブシャフト12の内側の壁14からは対向
しているドライブラグ16が延在している。図3aに示したように、各ラグ16は円
筒形部材18を含み、円筒形部材18の周囲にはローラ軸受け19が延在して、摩擦を
制限する軸受け表面を用意している。ラグ16は、通常は対で用意されているが、
図3bに示したように、対の各ラグは他方のラグと近接しているが、シャフトの
軸に沿ってオフセットしている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0059
【補正方法】変更
【補正内容】
【0059】 図14は、図13のドライブシャフトの一方を通る断面図を示している。図1
4には外側の中空の円筒形ドライブシャフト84が示されており、このシャフト84
は、2つの部分88および90をもつ内側シャフトの周りに延在しており、各部分88
、90は中空の円筒形シャフトを含み、この中空の円筒形シャフトの一方の端部か
らはリップ92が延在している。内側シャフトの各部分88および90の内側周囲表面
の一方の端部からは1組のラグ94が突出しており、このラグ94はスプリング66を
動かすのに使用される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0072
【補正方法】変更
【補正内容】
【0072】 ドライブシステムが所望の速度に到達し、最早加速する必要がなくなると、オ
フにスイッチされる。しかしながらドライブシステムは後で使用するために作動
位置へ戻されるのが重要である。これを保証するために、アクチュエータ108が
用意される。このアクチュエータ109は主モータジェネレータ(例えば、車輌の
ダイナモ)の上昇出力によって導かれる。アクチュエータは圧縮スプリング105
に最も近いドライブAの内側シャフト104の端部に作用し、圧縮スプリング105を
働かせ、内側シャフト104を外側シャフト102から取り外す。アクチュエータ109
、実際には電気モータ94にはリターンが接続されていて、出力ドライブホイール
62に隣接して位置付けられている検出器110を作動する。ドライブAが取り外さ
れると、ドライブBは閉通路の周囲にスプリング66を供給し続け、出力ドライブ
ホイール62の周囲のスプリング66のテンションは緩められ、最終的にスプリング
66がドライブホイール62から外れる。このとき、スプリング66はリターンに当接
し、検出器110を作動し、検出器110は信号を送って、アクチュエータ109および
モータ97をオフにスイッチする。このやり方では、ドライブシステムは作動位置
に自動的に戻される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 変速ドライブシステムを表わす模式化した部分断面図。
【図2】 矢印Aの方向から見た図1のドライブシステムの側面図。
【図3】 図1においてBでマークを付された部分の展開断面図(図3aおよび3b)。
【図4】 図1に類似しているが、異なる形状のドライブを示す図。
【図5】 図1の変速ドライブシステムの変形を表わす模式化した部分断面図。
【図6】 反転できる変速ドライブを表わす模式化した部分断面図。
【図7】 矢印Cの方向から見た図6のドライブシステムの側面図。
【図8】 図6のドライブシステムに類似しているが、ドライブが反対の位置に示されて
いる模式図。
【図9】 別の変速ドライブシステムの模式化した平面図ム。
【図10】 図9のドライブシステムの線D−D上の断面図。
【図11】 図9の線E−Eからとった断面図。
【図12】 図9のドライブシステムの内側シャフトにブレーキをかける効果を示す図。
【図13】 さらに別の変速ドライブシステムの模式化した平面図。
【図14】 図13の線F−F上の断面図。
【図15】 中立の位置にある図14のシャフトの上面図。
【図16】 図15に類似しているが、スラスト位置にあるシャフトの上面図。
【図17】 さらに別の変速ドライブの断面図。
【図18】 図17の線G−G上の断面図。
【図19】 “西洋梨”形のドライブシャフトの平面図。
【図20】 ドライブシステムに使用できるガイドホイール/出力ドライブホイールの平面
図。
【図21】 別の特定のガイドホイール/出力ドライブホイールの断面図。
【図22】 図21の構成の上面図。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US ,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドライブ手段、出力ドライブ、およびドライブ手段によって
    ドライブされ、出力ドライブの周囲に延在してそれをドライブするエンドレスで
    伸張可能な部材とを含む変速ドライブであり、 ドライブ手段はエンドレス部材を第1の速度で第1のドライブ位置でドライブ
    するように動作でき、第2の位置においてエンドレス部材の速度を変更するかま
    たは動作を停止して、出力ドライブの周囲でエンドレスドライブを局所的に伸張
    または収縮するように動作することができる変速ドライブ。
  2. 【請求項2】 エンドレス部材を変更または停止する手段が、エンドレス部
    材の速度をドライブ位置の一方において実質的にゼロに低減して、エンドレス部
    材がその点を越えて動いてしまうのを実質的に防ぐ請求項1記載のドライブ。
  3. 【請求項3】 エンドレスの、伸張可能な部材がエンドレスコイル、スプリ
    ング、ベルト、またはチューブである請求項1または2記載のドライブ。
  4. 【請求項4】 エンドレス部材がスプリングまたはコイルであるとき、ドラ
    イブ手段が2つの中空のドライブシャフトを含む請求項3記載の変速ドライブ。
  5. 【請求項5】 中空のドライブシャフトが同じモータによってドライブされ
    る請求項4記載の変速ドライブ。
  6. 【請求項6】 ラグが各中空のドライブシャフトの内側周囲表面から延びて
    、スプリングまたはコイルの隣接する巻線間に位置付けるようにし、各中空のド
    ライブシャフトが回転するとき、スプリングが連続する巻線と該または各回転ラ
    グとを係合することによって順方向に進められる請求項4または5記載の変速ド
    ライブ。
  7. 【請求項7】 1対のラグが用意され、対の各ラグがスプリングの隣接する
    巻線間にあるが、他方のラグとオフセットしていて、対の第1のラグが隣接する
    巻線の前方の巻線と接触し、対の第2のラグが後方の巻線と接触しているように
    る請求項6記載の変速ドライブ。
  8. 【請求項8】 2以上のラグが互いに対向して用意されている請求項6また
    は7記載の変速ドライブ。
  9. 【請求項9】 ラグの組が中空のドライブシャフトの両端部に用意されてい
    る請求項4ないし7の何れか1項記載の変速ドライブ。
  10. 【請求項10】 各中空のドライブシャフトが内側の中空の円筒形シャフト
    を含み、この内側の中空の円筒形シャフトが、出力モータによってドライブされ
    る外側の中空の円筒形シャフトに取り外し可能に結合される請求項4ないし9の
    何れか1項記載の変速ドライブ。
  11. 【請求項11】 エンドレス部材の速度変更または停止用手段が、内側シャ
    フトを外側シャフトから取り外すように動作できる請求項10記載の変速ドライ
    ブ。
  12. 【請求項12】 エンドレス部材の速度変更または停止部材用手段が液圧式
    である請求項11記載の変速ドライブ。
  13. 【請求項13】 速度変更または減速用手段が、内側シャフトの少なくとも
    1つのブレーキング動作用ブレーキング機構を含み、対応する外側シャフトから
    内側シャフトを取り外し、シャフトを通るエンドレススプリングの速度が低減さ
    れるか、またはゼロにされる請求項10ないし12の何れか1項記載の変速ドラ
    イブ。
  14. 【請求項14】 伸張性の部材の速度変更または停止用手段が、内側ドライ
    ブシャフトの一方の端部と外側シャフトの同じ端部との間に装着された圧縮スプ
    リングを含み、圧縮スプリングが、エンドレススプリングの所定のテンションに
    到達するまで、内側シャフトを引っ張って、外側シャフトと係合させ、この段階
    において内側シャフトが外側シャフトとの係合を外して動かされるように動作で
    きるアクチュエータを含む請求項11記載の変速ドライブ。
  15. 【請求項15】 ドライブをオフにスイッチするときを感知して、スプリン
    グの動作に対して内側シャフトの一方を動かして、外側シャフトとの係合を外し
    、内側シャフトを外側シャフトから取り外すように動作できる請求項14記載の
    変速ドライブ。
  16. 【請求項16】 検出器がスプリングの緩みを検出し、外側シャフトをドラ
    イブするモータをオフにスイッチして、ドライブを作動位置へドライブする請求
    項15記載の変速ドライブ。
  17. 【請求項17】 内側シャフトが2つの別個であるが、インターロックし、
    互いに長手方向に離れることができる部分をもち、各部分は出力ドライブシャフ
    トとの係合をドライブする際に取り外し可能に装着され、エンドレス部材を速度
    変更するか、または第2の点を越えて動くのを止める手段が、内側シャフトの部
    分をドライブされる位置から、外側シャフトから取り外される位置へ移動する手
    段を含む請求項10ないし16の何れか1項記載の変速ドライブ。
  18. 【請求項18】 内側シャフトの部分を動かす手段が液圧式である請求項1
    7記載の変速ドライブ。
  19. 【請求項19】 内側シャフトの部分を動かす手段が楕円形ホイールを含み
    、この楕円形ホイールが内側シャフトの部分と回転可能に係合して、内側シャフ
    トの部分を互いに押し離して、外側シャフトとのドライビング係合を外す請求項
    17記載の変速ドライブ。
  20. 【請求項20】 ドライブ部材が出力ドライブ上に用意され、エンドレスの
    伸張可能な部材が、円形または“西洋梨”形あるいは楕円形のドライブ部材の周
    囲に巻き付けられる請求項1ないし19の何れか1項記載の変速ドライブ。
  21. 【請求項21】 フレキシブルな部材の伸張または収縮を検出する検出器を
    用意して、出力ドライブの速度を変更する請求項2ないし20の何れか1項記載
    の変速ドライブ。
  22. 【請求項22】 フレキシブルな部材がスプリングであり、検出器が隣り合
    う巻線の分離を監視して、スプリングの伸張または収縮の測度またはその速度を
    得るように動作できる請求項21記載の変速ドライブ。
  23. 【請求項23】 出力ドライブの対向する側部上の2つの検出器および巻線
    の分離を比較する比較器を含み、送られる電力レートを計算する請求項22記載
    の変速ドライブ。
  24. 【請求項24】 ドライブ、可動部材、出力ドライブ、および前記ドライブ
    によってドライブされ、前記出力ドライブと前記可動部材との周囲に延在するエ
    ンドレスでフレキシブルな部材を含み、フレキシブルな部材が出力ドライブ上で
    動くと、前記出力ドライブが動き、可動部材が動くと、フレキシブルな部材を伸
    張または収縮して、全体的な長さを変更し、出力ドライブがドライブされる速度
    を変更する変速ドライブ。
  25. 【請求項25】 2つの間隔をおいて位置し、可動に位置付けられた部材を
    含み、この部材の間にはスプリングが用意されていて、2つの部材は互いに対し
    ては固定的に装着され、モータに対しては可動に装着されていて、一方の方向へ
    動かされるときは、スプリングを第1の可動部材に係合させ、第1の方向に第2
    のドライブシャフトを動かすことができ、別の方向へ動かされるときは、スプリ
    ングを第2の可動部材に係合させ、第2の方向に第2のドライブシャフトを動か
    して、可逆性ドライブを用意することができる請求項24記載の変速ドライブ。
  26. 【請求項26】 該または各可動部材がホイールを含む請求項24または2
    5記載の変速ドライブ。
  27. 【請求項27】 フレキシブルな部材がスプリングまたはコイルである請求
    項24ないし26の何れか1項記載の変速ドライブ。
  28. 【請求項28】 ドライブが中空のドライブシャフトを含み、中空のドライ
    ブシャフト上にはドライブ手段が用意され、フレキシブルな部材と相互作用して
    、中空のドライブシャフトを動かす請求項24ないし27の何れか1項記載の変
    速ドライブ。
  29. 【請求項29】 ドライブ手段が、中空のドライブシャフトの内側壁から、
    スプリングの巻線間に位置付けるために依存するラグを含み、中空のドライブシ
    ャフトが回転するとき、連続する巻線を回転するラグと係合することによってス
    プリングが順方向に進められる、請求項27に依存するときに、請求項28記載
    の変速ドライブ。
  30. 【請求項30】 2以上のラグが用意されている請求項29記載の変速ドラ
    イブ。
  31. 【請求項31】 該または各ラグが、スプリングの巻線と係合する表面をも
    ち、摩擦作用を低減するローラ軸受けを用意されている請求項30記載の変速ド
    ライブ。
  32. 【請求項32】 ドライブホイールが出力ドライブ上に用意されていて、フ
    レキシブルな部材がドライブホイールの周囲に巻き付けられている請求項24な
    いし31の何れか1項記載の変速ドライブ。
  33. 【請求項33】 フレキシブルな部材の伸張または収縮を検出する検出器を
    用意して、ドライブの速度および出力ドライブへ電力を送るレートを変更する請
    求項24ないし32の何れか1項記載の変速ドライブ。
  34. 【請求項34】 検出器がスプリングまたはコイルの隣り合う巻線の分離を
    監視して、スプリングの伸張または収縮の測度を得るように動作できる、請求項
    27に直接または間接に依存するとき、請求項33記載の変速ドライブ。
  35. 【請求項35】 フレキシブルな部材がエラスチックなベルト/チューブで
    ある請求項24ないし27の何れか1項記載の記載の変速ドライブ。
  36. 【請求項36】 ドライブが線形の電気モータである請求項35記載の変速
    ドライブ。
  37. 【請求項37】 材料がベルトの長さに沿って規則正しく間隔を置いて装着
    され、この材料が磁気的に引き付けられるか、または反発するか、あるいはこの
    両方が可能である請求項36記載の変速ドライブ。
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