JP2002525296A - エクテイナシジン−743の合成類似体 - Google Patents
エクテイナシジン−743の合成類似体Info
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Abstract
Description
Health)よりGrant No.R01 GM 34167、ならびに
国立科学財団(National Science Foundation)よ
りGrant No.CHE 9300276およびCHE 9811917の
資金によって一部が援助されている。従って、合衆国政府は本発明に関して特定
の権利を有する。
はEt類と略す)は、海生被嚢類のEcteinascidia turbin
ataから単離される非常に強力な抗癌剤である。これまで数種類のエクテイナ
シジンが特許および科学文献に報告されている。例えば、エクテイナシジン化合
物、およびサフラマイシン(saframycin)類などの関連構造体の合成
方法を開示している米国特許第5,721,362号を参照することができる。
特に好ましい実施態様の1つでは、この特許は非常に強力な海洋由来の抗癌剤で
あって現在臨床試験中のエクテイナシジン743生成の合成経路を提供している
。この特許の方法は、鏡像異性および立体異性が制御され、収束的であり簡潔で
ある。新規合成中間体も開示されており、これらはエクテイナシジン743の全
合成だけでなく、誘導体および類似体を含めた他の公知のエクテイナシジン化合
物の合成にも有用である。
scidia turbinataからの抽出物(該明細書ではエクテイナシジ
ン類と記載される)を含む医薬組成物と、そのような組成物の哺乳動物の抗菌薬
、抗ウイルス薬、および/または抗癌剤としての使用とが記載されている。
cidia turbinataからの抽出物の新規組成物が記載されており、
該明細書ではこれらは、エクテイナシジン729、743、745、759A、
759B、および770と記載されている。これらの化合物は、哺乳動物の抗菌
薬および/または抗癌剤として有用である。
cidia turbinataからのエクテイナシジンの単離について記載さ
れており、この物質はP388リンパ腫、B16黒色腫、M5076卵巣肉腫、
ルイス(Lewis)肺癌、およびLX−1ヒト肺癌およびMX−1ヒト乳癌異
種移植に対してインビボで予防できる。
cidia turbinataからの数種類のエクテイナシジンの単離につい
て記載されており、この物質はP388リンパ腫、B16黒色腫、M5076卵
巣肉腫、ルイス(Lewis)肺癌、およびLX−1ヒト肺癌およびMX−1ヒ
ト乳癌異種移植に対してインビボで予防できる。
6,118pp.9202−9203;ラインハート(Rinehart)ら,
Journal of National Products,1990,「B
ioactive Compounds from Aquatic and
Terrestrial Sources(水中および陸上由来の生体活性化合
物)」,vol.53,pp.771−792;ラインハート(Rinehar
t)ら,Pure and Appl.Chem.,1990,「Biolog
ically active natural products(生体活性天
然物)」,vol.62,pp.1277−1280;ラインハート(Rine
hart)ら,J.Org.Chem.,1990,「Ecteinascid
ins 729,743,745,759A,759B,and 770」:P
otent Antitumor Agents from the Cari
bbean Tunicate Ecteinascidia turbina
ta(カリブ海の被嚢類Ecteinascidia turbinataから
得た有効な抗癌剤),vol.55,pp.4512−4515;ライト(Wr
ight)ら,J.Org.Chem.,1990,「AntitumorTe
trahydroisoquinoline Alkaloids from
the Colonial Ascidian Ecteinascidia
turbinata(集合性被嚢類Ecteinascidia turbin
ataから得た抗腫瘍性テトラヒドロイソキノリンアルカロイド)」,vol.
55,pp.4508−4512;サカイ(Sakai)ら,Proc.Nat
l.Acad.Sci.USA 1992,「Additional anti
tumor ecteinascidins from a Caribbea
n tunicate:Crystal structures and ac
tivities in vivo(カリブ海の被嚢類から得たさらなる抗腫瘍
性エクテイナシジン:結晶構造およびインビボでの活性)」,vol.89,1
1456−11460;Science 1994,「Chemical Pr
ospectors Scour the Seas for Promisi
ng Drugs(化学探索者は有望な薬剤を海で探す)」,vol.266,
pp.1324;クーニック(Koenig),K.E.,「Asymmetr
ic Synthesis(不斉合成)」,モリソン(Morrison)編著
,アカデミック・プレス(Academic Press,Inc.),(フロ
リダ州オーランド(Orlando),vol.5,1985,p.71;バー
トン(Barton)ら,J.Chem Soc.Perkin Trans.
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a Series of Sterically Hindered Gua
ndidine Bases(一連の立体障害グアンジジン塩基の合成および性
質)」,pp.2085;フクヤマ(Fukuyama)ら,J.Am Che
m Soc.,1982,「Stereocontrolled Total
Synthesis of (+)−Saframycin B((+)−サフ
ラマイシンBの立体制御全合成)」,vol.104,pp.4957;フクヤ
マ(Fukuyama)ら,J.Am Chem Soc.,1990,「To
tal Synthesis of (+)−Saframycin A((+
)−サフラマイシンAの全合成)」,vol.112,p.3712;サイトー
(Saito)ら,J.Org.Chem.,1989,「Synthesis
of Saframycins. Preparation of a Ke
y Tricyclic Lactam Intermediate to S
aframycin A(サフラマイシンの合成。サフラマイシンAの主要三環
式ラクタム中間体の調製)」,vol.54,5391;スティル(Still
)ら,J.Org.Chem.,1978,「Rapid Chromatog
raphic Technique for Preparative Sep
arations with Moderate Resolution(中解
像度の分取分離のための高速クロマトグラフィー技術)」,vol.43,p.
2923;コフロン(Kofron),W.G,;バクラフスキ(Baclaw
ski),L.M.,J.Org.Chem.,1976,vol.41,18
79;グアン(Guan)ら,J.Biomolec.Struc. & Dy
nam.,vol.10 pp.793−817(1993);シャンマ(Sh
amma)ら,「Carbon−13 NMR Shift Assignme
nts of Amines and Alkaloids(アミンおよびアル
カロイドのC−13NMRシフトの帰属)」,p.206(1979);ローン
(Lown)ら,Biochemistry,21,419−428(1982
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ctions,52,361−375(1985);イトウ(Ito),CRC
Crit.Rev.Anal.Chem.,17,65−143(1986)
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ceutical Sciences 1989(1989年の薬学のトピック
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編著,アムステルダム・メディカル・プレス(Amsterdam Medic
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ラインハート(Rinehart)ら,「Biological Mass S
pectrometry(生物学における質量分析)」,233−258 バー
リンゲーム(Burlingame)ら編著,エルゼビア・アムステルダム(E
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pp.793−817(1993);ナカガワ(Nakagawa)ら,J.A
mer.Chem.Soc.,111:2721−2722(1989);リヒ
ター(Lichter)ら,「Food and Drugs from th
e Sea Proceedings(海洋由来の食物と薬物)」(1972)
,Marine Technology Society,ワシントンDC(W
ashington,D.C.)1973,117−127;サカイ(Saka
i)ら,J.Amer.Chem.Soc.,1996,118,9017;ガ
ルシア−ローシャ(Garcia−Rocha)ら,Brit.J.Cance
r,1996,73:875−883;およびポミエ(Pommier)ら,B
iochemistry,1996,35:13303−13309、も参照す
ることができる。
非常に強力な活性について国立がん研究所(National Cancer
Institute)による評価が現在行われる。
Corey)ら,J.Amer.Chem.Soc.,118,9292−92
03(1996);および米国特許第5,721,362号を参照されたい。第
’362号特許では、以下の構造:
シジン様化合物の出発物質となる。
される置換基はそれぞれ独立に、H、OH、OR’、SH、SR’、SOR’、
SO2R’、NO2、NH2、NHR’、N(R’)2、NHC(O)R’、C
N、ハロゲン、=O、C(=O)H、C(=O)R’、CO2H、CO2R’、
C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、置
換または非置換アリール、置換または非置換アラルキル、および置換または非置
換複素環式芳香族からなる群より選択され; R’基はそれぞれは独立に、H、OH、NO2、NH2、SH、CN、ハロゲ
ン、=O、C(=O)H、C(=O)CH3、CO2H、CO2CH3、C1〜
C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、アリール
、アラルキル、および複素環式芳香族からなる群より選択され; 各点線の円は、1、2、または3個の任意の二重結合を表し; R7およびR8は結合して炭素環式または複素環式環系を形成することができ
; X1およびX2はそれぞれ独立に上述のR1〜R8と同様に定義され、さらに
後に好ましい実施態様で与えられるX1およびX2の定義も包含する。
はそれぞれ独立に、H、OH、OR’、SH、SR’、SOR’、SO2R’、
NO2、NH2、NHR’、N(R’)2、NHC(O)R’、CN、ハロゲン
、=O、C1〜C6アルキル、置換または非置換アリール、置換または非置換ア
ラルキル、および置換または非置換複素環式芳香族からなる群より選択され; R’基はそれぞれは独立に、H、OH、NO2、NH2、SH、CN、ハロゲ
ン、=O、C(=O)H、C(=O)CH3、CO2H、CO2CH3、C1〜
C6アルキル、フェニル、ベンジル、および複素環式芳香族からなる群より選択
され; 各点線の円は、1、2、または3個の任意の二重結合を表し; X1およびX2はそれぞれ独立に上述のR1〜R8と同様に定義され、さらに
後に好ましい実施態様で与えられるX1およびX2の定義も包含する。
よびIなどが挙げられる。
は1〜約8個の炭素原子、さらにより好ましくは1〜約6個の炭素原子、最も好
ましくは1、2、3、または4個の炭素原子を有する。メチル、エチル、および
イソプロピルを包含するプロピルが、本発明の化合物の特に好ましいアルキル基
である。本明細書で使用される用語アルキルは、他に変更されない限りは、環式
基と非環式基の両方を意味するが、環式基は少なくとも3個の環炭素原子を含む
。
上の不飽和結合を有し、2〜約12個の炭素原子、より好ましくは2〜約8個の
炭素原子、さらにより好ましくは2〜約6個の炭素原子、さらにより好ましくは
1、2、3、または4個の炭素原子を有する。本明細書で使用される用語アルケ
ニルおよびアルキニルは、環式基と非環式基の両方を意味するが、直鎖または分
岐鎖非環式基が一般により好ましい。
を有し、さらに1〜約12個の炭素原子、より好ましくは1〜約8個の炭素原子
、さらにより好ましくは1〜約6個の炭素原子、最も好ましくは1、2、3、ま
たは4個の炭素原子を有する基などが挙げられる。
結合を有し、1〜約12個の炭素原子、より好ましくは1〜約8個の炭素原子、
さらにより好ましくは1〜約6個の炭素原子を有する。1、2、3、または4個
の炭素原子を有するアルキルチオ基が特に好ましい。
のスルホキシド(SO)基と、1〜約12個の炭素原子、より好ましくは1〜約
8個の炭素原子、さらにより好ましくは1〜約6個の炭素原子とを有する基など
が挙げられる。1、2、3、または4個の炭素原子を有するアルキルスルフィニ
ル基が特に好ましい。
スルホニル(SO2)基と、1〜約12個の炭素原子、より好ましくは1〜約8
個の炭素原子、さらにより好ましくは1〜約6個の炭素原子とを有する基などが
挙げられる。1、2、3、または4個の炭素原子を有するアルキルスルホニル基
が特に好ましい。
アミン基と、1〜約12個の炭素原子、より好ましくは1〜約8個の炭素原子、
さらにより好ましくは1〜約6個の炭素原子、さらになおより好ましくは1、2
、3、または4個の炭素原子とを有する基などが挙げられる。1級アミン部分よ
りも、2級および3級アミン基が一般的に好ましい。
S原子から選択される1、2、または3個のヘテロ原子を含み、例えば、8−ク
マリニルなどのクマリニル、8−キノリニルなどのキノリニル、ピリジル、ピラ
ジニル、ピリミジル、フリル、ピロリル、チエニル、チアゾリル、オキサゾリル
、イミダゾリル、インドリル、ベンゾフラニル、およびベンゾチアゾーなどが挙
げられる。本発明の化合物において好適な複素脂環式基は、N原子、O原子、ま
たはS原子から選択される1、2、または3個のヘテロ原子を含み、例えば、テ
トラヒドロフラニル基、テトラヒドロピラニル基、ピペリジニル基、モルホリノ
基、およびピロリジニル基などが挙げられる。
ならびに分離および/または縮合アリール基を含む多環式化合物などの多環式化
合物が挙げられる。代表的な炭素環式アリール基は、1〜3個の分離または縮合
環を含み、6〜約18個の環炭素原子を含む。特に好ましい炭素環式アリール基
としては、2−置換フェニル、3−置換フェニル、2,3−置換フェニル、2,
5−置換フェニル、2,3,5−置換フェニルおよび2,4,5−置換フェニル
などの置換フェニルを包含するフェニル(例えば、1つ以上のフェニル置換基は
、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルカノイル、スルフィニル、スルホニルなどの
電子吸引基である);1−ナフチルおよび2−ナフチルなどのナフチル;ビフェ
ニル;フェナントリル;およびアントラシルなどが挙げられる。
適な基によって1つ以上の置換可能な位置において置換されうる特定の部分を意
味し、その置換基としては、例えば、フルオロ、クロロ、ブロモ、およびヨード
などのハロゲン;シアノ;ヒドロキシル;ニトロ;アジド;アシルなどのC1〜 6 アルカノイル基などのアルカノイル;カルボキサミド;1〜約12個の炭素原
子、または1〜約6個の炭素原子、より好ましくは1〜3個の炭素原子を有する
アルキル基などのアルキル基;1つ以上の不飽和結合と2〜約12個の炭素原子
または2〜約6個の炭素原子とを有するアルケニル基およびアルキニル基などの
アルケニル基およびアルキニル基;1つ以上の酸素結合と、1〜約12個の炭素
原子または1〜約6個の炭素原子とを有するアルコキシ基などのアルコキシ基;
フェノキシなどのアリールオキシ;1つ以上のチオエーテル結合と、1〜約12
個の炭素原子または1〜約6個の炭素原子とを有する部分などのアルキルチオ基
;1つ以上のスルフィニル結合と、1〜約12個の炭素原子または1〜約6個の
炭素原子とを有する部分などのアルキルスルフィニル基;1つ以上のスルホニル
基と、1〜約12個の炭素原子または1〜約6個の炭素原子とを有する部分など
のアルキルスルホニル基;1つ以上のN原子と、1〜約12個の炭素原子または
1〜約6個の炭素原子とを有する基などのアミノアルキル基;6個以上の炭素を
有する炭素環式アリール、特にフェニル(例えば、Rが置換または非置換ビフェ
ニル部分である);およびベンジルなどのアラルキルが挙げられる。
ることができる。多数の有効な抗腫瘍性化合物化合物がこの化合物から調製され
ており、本明細書の開示する教示によってさらに多くの化合物を生成することが
できると考えられる。
ナシジン様化合物であり:
アルキル、C1〜C6−アルコキシ、C1〜C6−アシル、アリール、またはア
ルキルアリールからなる群より選択される。
化合物と医薬上許容できる希釈剤、担体、または賦形剤とを含む、抗癌剤として
有用な医薬組成物である。
化合物の合成中間体である。
フェノール化合物1がアリルエーテル化合物2に高収率(93%)で転化される
。第2段階では、TBDPS保護基が高収率(99%)で除去されて遊離アルコ
ール化合物3が生成する。この方法の第3段階では、フタルイミドが遊離アルコ
ール化合物3に高収率(91%)でカップリングしてフタルイミド誘導体である
化合物4が生成する。次にフタルイミド化合物4は高収率(97%)でフェノー
ル化合物5に転化される。フェノール化合物5は高収率(94%)でメトキシメ
チルエーテル化合物6に転化される。あるいは、フタルイミド化合物4を数種類
の試薬で処理することによって、高収率(91%)でメトキシメチルエーテル化
合物6を生成し得る。最後にメトキシメチルエーテル化合物6をトリフルオロ酢
酸と反応させると、高収率(94%)で所望の化合物7が生成する。この方法の
全体の収率は約72%である。
る。この変更を以下の図式IIに示す:
って保護し、アリルエーテル化合物8を高収率(99%)で得る。次に化合物8
は3段階で中間体アルコール9に転化され、その全体の収率は89%である。化
合物9を、種々のフタルイミド、ジカルボキシイミド、またはそれらの同等物(
例えば、芳香族アミドを包含するアミド、尿素類、ウレタン、スルホンアミド、
アルコキシ化合物、ウレタンなど)と反応させて式:
基である。図式IIの方法で調製される特に好ましい化合物としては、X1が式
:
、C1〜C6−アルキル、C1〜C6−アルコキシ、C1〜C6−アシル、アリ
ール、特にフェニル、またはアルキルアリール、特にベンジルからなる群より選
択される。
5を多数の誘導体に変換することができる:
ボン酸と反応させて、対応するフェノールエステルを得る。図式IIIは式:
化剤に由来する基である。この種の代表的な誘導体としては、X2が:
および遊離アミン化合物31などが挙げられる。これらの化合物の反応順序を以
下の図式Vに示す:
7、48、49、50、51、54、55、および56を包含する)は後述の実
施例で詳細に説明するようにして調製した:
々の方法で変更および/または併用が可能であり、それらによって生成した化合
物も本発明の一部と見なされる。
発明の理解を助けることを意図したものであって、本発明を限定するものではな
い。他に明記しない限りは、本明細書に記載されるすべてのパーセンテージは重
量を基準にしている。すべての温度は摂氏で表している。
て、フェノール(1)(79.0mg、0.104mmol)のDMF(5.5
ml)溶液に固体として加えた。臭化アリル(35.0μl、0.405mmo
l)をこの溶液に加え、反応混合物を23℃で2時間撹拌した。反応混合物を1
:1の酢酸エチル−ヘキサン(100ml)で希釈し、水洗(3×100ml)
し、硫酸ナトリウムで乾燥して、デカンテーションし、減圧濃縮して透明粘稠油
状の化合物2(77.2mg、93%)を得た。必要であればこの物質をフラッ
シュカラムクロマトグラフィー(70mlシリカゲル、1:2酢酸エチル−ヘキ
サン)で精製することができる。融点:167℃(分解);Rf0.57(1:
1酢酸エチル−ヘキサン);
解し、1.0Mのフッ化テトラブチルアンモニウムのTHF(200μl、0.
20mmol)溶液を加えた。23℃で7時間撹拌後、反応混合物を減圧下23
℃で濃縮した。反応混合物を酢酸エチル/ヘキサン(1:1、100ml)で希
釈し、水洗(3×100ml)し、硫酸ナトリウムで乾燥し、デカンテーション
して、減圧濃縮した。残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(30ml
シリカゲル、グラジエント1:3から1:1酢酸エチル−ヘキサン)で精製して
、透明フィルム状の化合物3(53.3mg、99%)を得た。Rf0.28(
1:1酢酸エチル−ヘキサン);
8.8mg、0.128mmol)をトルエン(2×5ml)と共沸させて乾燥
し、THF(3.8ml)に溶解した。トリフェニルホスフィン(35.0mg
、0.133mmol)を加えた後、アゾジカルボン酸ジエチル(19.0μl
、0.121mmol)を加えた。反応混合物は黄色に変色し、さらに5分以内
に明るいオレンジ色になった。23℃で2時間撹拌した後、反応混合物を23℃
で減圧濃縮した。残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(60mlシリ
カゲル、グラジエント2:1ジエチルエーテル−ヘキサンから、2:3から1:
1までの酢酸エチル−ヘキサン)で精製して白色フォーム状の化合物4(68.
5mg、91%)を得た。Rf0.56(2:1酢酸エチル−ヘキサン);
5μl、0.289mmol)を塩化メチレン(0.8ml)に溶解した。Pd
Cl2(PPh3)2(1.0mg、1.4μmol)を加え、さらに水素化ト
リブチルスズ(21.0μl、0.0779mmol)を加えた。気泡の発生が
観察され、反応混合物は黄色から暗いオレンジ色になった。23℃で10分間の
撹拌の後、水(20ml)を加えて反応を停止させ、塩化メチレン(2×20m
l)で抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥し、デカンテーションして、減圧濃縮した
。残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(30mlシリカゲル、グラジ
エントは1:4から1:1、続いて2:1の酢酸エチル−ヘキサン)で精製して
、白色フォーム状の化合物5(18.3mg、97%)を得た。Rf0.42(
2:1酢酸エチル−ヘキサン);
.15ml)に溶解した。この溶液に4−ジメチルアミノピリジン(0.5mg
、0.0041mmol)と無水酢酸(0.5μl、0.0053mmol)を
加え、23℃で30分間撹拌した。その反応混合物を減圧濃縮した。残留物をフ
ラッシュカラムクロマトグラフィー(0.5mlシリカゲル、グラジエントは1
:4、次に1:1、続いて2:1の酢酸エチル−ヘキサン)で精製して化合物6
(1.1mg、94%)を得た。Rf0.53(2:1酢酸エチル−ヘキサン)
;
酢酸(17.0μl、0.30mmol)を塩化メチレン(6.0ml)に溶解
した。PdCl2(PPh3)2(3.5mg、5μmol)を加え、続いて水
素化トリブチルスズ(67.0μl、0.25mmol)を加えた。気泡の発生
が観察され、反応混合物は黄色から暗いオレンジ色になった。23℃で10分間
撹拌した後、反応混合物にトリエチルアミン(55.0μl、0.40mmol
)、4−ジメチルアミノピリジン(5.5mg、0.045mmol)および無
水酢酸(38.0μl、0.39mmol)を加えた。反応混合物を23℃で1
0分間撹拌した後、4分の1飽和塩化ナトリウム水溶液(20ml)を加えて反
応を停止させ、塩化メチレン(3×20ml)で抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥
してデカンテーションした後、減圧濃縮した。その残留物をフラッシュカラムク
ロマトグラフィー(40mlシリカゲル,1:1酢酸エチル−ヘキサン)で精製
し白色フォーム状の化合物6(62.8mg、91%)を得た。
リフルオロ酢酸−THF−水混合物(4:1:1(v/v)、4.0ml)に溶
解し、その溶液を23℃で7時間撹拌した。反応混合物をトルエン(5ml)で
希釈し、その溶液を減圧濃縮した。トルエン(3×5ml)から減圧下で共沸に
よる濃縮を繰り返して余分な揮発分を除去した。残留物を酢酸エチル(10ml
)に溶解し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(20ml)で洗浄し、その水層を酢
酸エチル(2×10ml)で抽出し、有機層を合わせたものを硫酸ナトリウムで
乾燥し、デカンテーションして、減圧濃縮した。その残留物をフラッシュカラム
クロマトグラフィー(1.5mlシリカゲル、グラジエントは塩化メチレンから
2:1酢酸エチル−ヘキサン)で精製して化合物7(3.4mg、94%)を得
た。Rf0.41(2:1酢酸エチル−ヘキサン);
ペンに溶解した。触媒量のオキシ塩化リンを加え、23℃で15分間撹拌した。
トリエチルアミン1滴とメタノール(1ml)を加えて反応を停止させ、続いて
減圧濃縮した。その残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(2mlシリ
カゲル、グラジエントは塩化メチレンから1:1酢酸エチル−ヘキサン)で精製
して化合物8(35.0mg、99%)を得た。Rf0.48(1:1酢酸エチ
ル−ヘキサン);
0μl、0.35mmol)を塩化メチレン(2.0ml)に溶解した。PdC
l2(PPh3)2(2.5mg、0.0036mmol)を固体で加え、続い
て水素化トリブチルスズ(40.0μl、0.148mmol)を加えた。気泡
の発生が観察され、反応混合物は黄色から暗いオレンジ色になった。23℃で5
分間撹拌した後、トリエチルアミン(100μl、0.72mmol)、4−ジ
メチルアミノピリジン(7.0mg、0.057mmol)および無水酢酸(1
0.0μl、0.10mmol)を溶液に加えた。23℃で10分間撹拌した後
、反応混合物を減圧濃縮し、19:1の酢酸−水溶液(2.0ml)に溶解した
。23℃で5分間撹拌した後、反応混合物を減圧濃縮し、その残留物をフラッシ
ュカラムクロマトグラフィー(14mlシリカゲル、グラジエントは1:1から
2:1酢酸エチル−ヘキサン)で精製して化合物9(27.8mg、89%)を
得た。Rf0.19(1:1酢酸エチル−ヘキサン);
で、種々の確立された方法を使用して市販の無水物またはジカルボン酸から合成
しなければならなかった。ジカルボン酸は無水酢酸と加熱して無水物に転化させ
た。無水物を、尿素1、ウレタン2、またはホルムアミド3と約200℃(15
分間〜12時間)加熱し、水から結晶化させて純物質から半純物質のジカルボキ
シイミドを得た。シリカゲルパッドでろ過し、酢酸エチルで溶離させて、純物質
を得た。あるいは、無水物を水酸化アンモニウムと反応させた後、触媒量の塩酸
を加えてエタノール中で還流させた4。1,2−ナフタルイミドを、ディールス
−アルダー(Diels−Alder)反応によってβ−ブロモスチレンとマレ
イミドから合成した5。p−トルエンスルホニルイソシアネートとt−ブタノー
ルを反応させて、BOC−保護トリルスルホンアミドを生成した6。ジカルボキ
シイミドは、減圧下(60℃、30mm)およびトルエンとの共沸によって使用
直前に計画的に乾燥させた。
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ップリング反応の一般手順
ド(0.0065mmol、3.6当量)をトルエン(2×0.1ml)を加え
て共沸させて乾燥し、THF(0.2ml)に溶解した。トリフェニルホスフィ
ン(1.7mg、0.0065mmol)を固体で加え、続いてアゾジカルボン
酸ジエチル(1.0μl、0.0064mmol)をシリンジで加えた。反応混
合物は黄色に変色し、23℃7で15時間撹拌後、反応混合物を減圧濃縮した。
その残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(1.0mlシリカゲル、グ
ラジエントは塩化メチレンから、2:1ジエチルエーテル−ヘキサン、さらに1
:1から2:1までの酢酸エチル−ヘキサン)で精製した後、分取薄層クロマト
グラフィーで精製して所望の生成物を得た。
1(v/v)、1.2ml)に溶解し、その溶液を23℃で11時間撹拌した。
反応混合物をトルエン(1ml)で希釈し、その溶液を減圧濃縮した。トルエン
(3×1ml)と共沸させて濃縮することを繰返し余分な揮発分を除去した。そ
の残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(0.5mlシリカゲル、グラ
ジエントは塩化メチレンから2:1酢酸エチル−ヘキサン)で精製し、所望の生
成物を得た。
ル−ヘキサンを使用して行った。Rf0.42(2:1酢酸エチル−ヘキサン)
;
ル−ヘキサンを使用して行った。Rf0.45(2:1酢酸エチル−ヘキサン)
;
キサンを使用して行った。Rf0.34(1:1酢酸エチル−ヘキサン);
テル−ヘキサンを使用し、もう一度1:1酢酸エチル−ヘキサンを使用して行っ
た。Rf0.20(1:1酢酸エチル−ヘキサン);
ル−ヘキサンを使用して行った。Rf0.20(4:1ジエチルエーテル−ヘキ
サン);
キサンを使用して行った。Rf0.25(2:1酢酸エチル−ヘキサン);
キサンを使用して行った、Rf0.19(2:1酢酸エチル−ヘキサン);
る精製は10%酢酸エチル−塩化メチレンを使用し、もう一度5%メタノール−
塩化メチレンを使用して行った。Rf0.31(2:1酢酸エチル−ヘキサン)
フィーによる精製は5%メタノール−塩化メチレンを使用して行った。Rf0.
45(2:1酢酸エチル−ヘキサン);
ル−ヘキサンを使用して行った。Rf0.50(2:1酢酸エチル−ヘキサン)
;
(0.4ml)に溶解し、10%Pd/C(0.2mg)とギ酸アンモニウム(
12.0mg、0.19mmol)を23℃で加え、反応混合物を40分間撹拌
した。この混合物を酢酸エチル(2ml)で希釈し、セライト(Celite)
プラグでろ過し、減圧濃縮して、その残留物をフラッシュカラムクロマトグラフ
ィー(1.5mlシリカゲル、2:1酢酸エチル−ヘキサン)で精製し、化合物
20(0.3mg、63%)を得た。Rf0.20(2:1酢酸エチル−ヘキサ
ン);
(0.4ml)に溶解し、10%Pd/C(0.2mg)とギ酸アンモニウム(
12.0mg、0.19mmol)を23℃で加え、反応混合物を40分間撹拌
した。反応混合物を酢酸エチル(2ml)で希釈し、セライトプラグでろ過し、
減圧濃縮し、その残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(1.5mlシ
リカゲル,2:1酢酸エチル−ヘキサン)で精製して、化合物21(0.4mg
、83%)を得た。Rf0.28(2:1酢酸エチル−ヘキサン);
.2ml)に溶解し、4−ジメチルアミノピリジン(0.1mg、0.0008
2mmol)とフェニルイソシアネート(0.5μl、0.0046mmol)
を溶液に加えた。反応混合物を23℃で3時間撹拌した後、重炭酸ナトリウム飽
和水溶液(10ml)に加えて反応を停止させた。混合物を塩化メチレン(2×
5ml)で抽出し、その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥しデカンテーションして
、減圧濃縮し、残留物(1.2mg、100%)を得た。この未精製物質をトリ
フルオロ酢酸−THF−水混合物(4:1:1(v/v)、1.0ml)に溶解
し、その溶液を23℃で11時間撹拌した。その反応混合物をトルエン(1ml
)で希釈し、その溶液を減圧濃縮した。トルエン(3×1ml)から共沸させる
ことによる濃縮を繰り返して余分な揮発分を除去した。その残留物をフラッシュ
カラムクロマトグラフィー(1mlシリカゲル、グラジエントは塩化メチレンか
ら、1:4、1:1、2:1の順番の酢酸エチル−ヘキサン)で精製して化合物
22(0.8mg、71%)を得た。Rf0.54(2:1酢酸エチル−ヘキサ
ン);
(0.2ml)に溶解し、4−ジメチルアミノピリジン(0.6mg、0.00
49mmol)と無水酢酸(1.0μl、0.010mmol)を溶液に加えた
。この反応混合物23℃で20分間撹拌し、次にフラッシュカラムクロマトグラ
フィー(0.3mlシリカゲル、グラジエントは塩化メチレンから酢酸エチル)
で精製して化合物23(0.3mg、94%)を得た。Rf0.19(1:1酢
酸エチル−ヘキサン);
0.2ml)に溶解し、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.0μl、0
.0058mmol)とN−クロロスクシンイミド(0.66mg、0.004
9mmol)を溶液に加えた。反応混合物を23℃で28時間撹拌し、酢酸エチ
ルを加えて小型シリカゲルプラグに通した。得られた混合物を減圧濃縮し、その
残留物を分取薄層クロマトグラフィー(10%酢酸エチル−塩化メチレン、3回
溶離)で精製して、化合物24(0.5mg、68%)を得た。Rf0.19(
10%酢酸エチル−塩化メチレン);
6MのN−ブロモスクシンイミドの塩化メチレン溶液(0.14ml,0.00
079mmol)に溶解した。この反応混合物を23℃で40分間撹拌した後、
チオ硫酸ナトリウム飽和溶液(10ml)に加えて反応を停止させた。この混合
物を酢酸エチル(10ml)で抽出し、その有機層を水(2×20ml)、およ
び飽和塩化ナトリウム水溶液(20ml)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥して
、デカンテーションの後、減圧濃縮した。その残留物を分取薄層クロマトグラフ
ィー(10%酢酸エチル−塩化メチレン、2回溶離)で精製して化合物25(0
.5mg、89%)を得た。Rf0.16(10%酢酸エチル−塩化メチレン)
;
ニトリル−水(0.25ml)に溶解した。硝酸銀(4.0mg、0.024m
mol)を固体で加え、得られた溶液を23℃で11時間撹拌した。飽和塩化ナ
トリウム水溶液と飽和重炭酸ナトリウム水溶液の1:1混合物(0.5ml)を
加えて15分間撹拌して反応を停止させた。混合物を飽和塩化ナトリウム水溶液
と飽和重炭酸ナトリウム水溶液の1:1混合物(2ml)に注ぎ、塩化メチレン
(3×4ml)で抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥し、セライトでろ過して、減圧
濃縮し、化合物26(0.3mg、60%)を得た。
2ml)と共沸させて乾燥し、THF(0.5ml)に溶解した。その混合物を
ドライアイス−アセトン浴で−78℃に冷却し、1.0MのL−セレクトリド(
Selectride)のTHF溶液(10μl、0.010mmol)を滴下
した。反応混合物を5時間かけてゆっくりと23℃まで温め、5%酢酸水溶液を
2滴加えて反応を停止させた。23℃で30分間撹拌した後、反応混合物を減圧
濃縮し、酢酸エチルに溶解し、酢酸エチルを使用してシリカゲルのショートパッ
ドに通して、減圧濃縮した。この残留物を塩化メチレン(0.8ml)に溶解し
、この溶液に酢酸(5.0μl、0.088mmol)、PdCl2(PPh3 )2(1.0mg、1.4μmol)および水素化トリブチルスズ(4.0μl
、0.015mmol)を加えた。気泡の発生が確認され、反応混合物が黄色か
ら暗いオレンジ色に変化した。23℃で10分間撹拌した後、反応混合物に4−
ジメチルアミノピリジン(13.2mg、0.11mmol)と無水酢酸(10
μl、0.10mmol)を加えた。反応物を23℃で5分間撹拌し、フラッシ
ュカラムクロマトグラフィー(1mlシリカゲル、グラジエントは塩化メチレン
から2:1酢酸エチル−トルエン)で精製した。この残留物を分取薄層クロマト
グラフィー(2:1酢酸エチル−ヘキサン)でさらに精製して、異性体の55:
45混合物(3.2mg、84%)を得た。
0.5ml)に溶解し、その溶液をトリエチルシラン(28μl、0.175m
mol)とトリフルオロ酢酸(10μl、0.129mmol)で処理した。2
3℃で10分間撹拌した後、反応混合物を減圧濃縮し、分取薄層クロマトグラフ
ィー(2:1酢酸エチル−ヘキサンと5%メタノール−塩化メチレン)で2回精
製して、残留物(0.9mg、51%)を得た。
−水混合物(4:1:1(v/v)、1.2ml)に溶解し、その溶液を23℃
で11時間撹拌した。その反応混合物トルエン(1ml)で希釈し、その溶液を
減圧濃縮した。トルエン(3×1ml)から減圧下で共沸させることによる濃縮
を繰り返して、余分な揮発分を除去した。その残留物をフラッシュカラムクロマ
トグラフィー(1.0mlシリカゲル、塩化メチレンから、1:1から2:1ま
での酢酸エチル−ヘキサン)で精製して化合物27(0.8mg、100%)を
得た。Rf0.20(2:1酢酸エチル−ヘキサン);
2ml)と共沸させて乾燥し、THF(0.5ml)に溶解した。その混合物を
ドライアイス−アセトン浴で−78℃に冷却し、1.0MのL−セレクトリドの
THF溶液(10μl、0.010mmol)を滴下した。反応混合物を5時間
かけてゆっくりと23℃まで温め、5%酢酸水溶液を2滴加えて反応を停止させ
た。23℃で30分間撹拌した後、反応混合物を減圧濃縮し、酢酸エチルに溶解
し、酢酸エチルを使用してシリカゲルのショートパッドに通して、減圧濃縮した
。この残留物を塩化メチレン(0.8ml)に溶解し、この溶液に酢酸(5.0
μl、0.088mmol)、PdCl2(PPh3)2(1.0mg、1.4
μmol)および水素化トリブチルスズ(4.0μl、0.015mmol)を
加えた。気泡の発生が確認され、反応混合物が黄色から暗いオレンジ色に変化し
た。23℃で10分間撹拌した後、反応混合物に4−ジメチルアミノピリジン(
13.2mg、0.11mmol)と無水酢酸(10μl、0.10mmol)
を加えた。反応物を23℃で5分間撹拌し、フラッシュカラムクロマトグラフィ
ー(1mlシリカゲル、グラジエントは塩化メチレンから2:1酢酸エチル−ト
ルエン)で精製した。この残留物を分取薄層クロマトグラフィー(2:1酢酸エ
チル−ヘキサン)でさらに精製して、異性体の55:45混合物(3.2mg、
84%)を得た。
水混合物(4:1:1(v/v)、1.2ml)に溶解し、その溶液を23℃で
11時間撹拌した。反応混合物をトルエン(1ml)で希釈し、その溶液を減圧
濃縮した。トルエン(3×1ml)と減圧下で共沸させることによる濃縮を繰り
返して余分な揮発分を除去した。その残留物をフラッシュカラムクロマトグラフ
ィー(1.0mlシリカゲル、塩化メチレンから2:1酢酸エチル−ヘキサン)
で精製し、次に分取薄層クロマトグラフィー(2:1酢酸エチル−ヘキサン)で
精製して、純粋な1種類の異性体(28)(1.2mg、46%)を得た。Rf 0.18(2:1酢酸エチル−ヘキサン);
ml)を加えて減圧下で共沸させて乾燥した。その残留物を塩化メチレン(0.
5ml)に溶解し、この溶液にN,N−ジイソプロピルエチルアミン(9.0μ
l、0.052mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(9.4mg、0.0
77mmol)、および無水p−トルエンスルホン酸(29.0mg、0.08
9mmol)を加えた。この反応混合物を23℃で13時間撹拌した後、重炭酸
ナトリウムの半飽和水溶液(10ml)に加えて反応を停止させた。この混合物
を塩化メチレン(3×10ml)で抽出し、その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥
し、デカンテーションして、減圧濃縮した。その残留物をフラッシュカラムクロ
マトグラフィー(10mlシリカゲル、1:1酢酸エチル−ヘキサン)で精製し
て化合物29(12.6mg、収率69%)を得た。Rf0.32(1:1酢酸
エチル−ヘキサン);
ml)に溶解した。アジ化リチウム(7.7mg、0.16mmol)を加え、
反応混合物を70℃油浴に20分間入れた。反応混合物を室温まで冷却し1:1
酢酸エチル−ヘキサン(20ml)で希釈し、水(3×20ml)および飽和塩
化ナトリウム水溶液(20ml)で洗浄した。その有機層を硫酸ナトリウムで乾
燥し、デカンテーションして、減圧濃縮した。その残留物を分取薄層クロマトグ
ラフィー(2:1ジエチルエーテル−ヘキサン、2回溶離)で精製して化合物3
0(8.4mg、収率73%)を得た。Rf0.43(1:1酢酸エチル−ヘキ
サン);
この溶液に、トリエチルアミン(21μl、0.15mmol)とジチオトレイ
トール(24.0mg、0.16mmol)を加えた。この反応混合物を23℃
で17時間撹拌した後、減圧濃縮した。その残留物を酢酸エチル(20ml)に
溶解し、水(20ml)で洗浄した。その水層を酢酸エチル(20ml)で抽出
し、有機層を合わせたものを飽和塩化ナトリウム水溶液(20ml)で洗浄し、
硫酸ナトリウムで乾燥し、デカンテーションして、減圧濃縮した。その残留物を
フラッシュカラムクロマトグラフィー(5mlシリカゲル、グラジエントはジエ
チルエーテルから5%メタノール−塩化メチレン)で精製して化合物31(4.
9mg、収率59%)を得た。Rf0.10(5%メタノール−塩化メチレン)
;
ピリジンジカルボイミドの飽和溶液(0.2ml、約30当量)に溶解した。2
3℃で4時間撹拌した後、反応混合物を1:1酢酸エチル−ヘキサン(10ml
)で希釈し、水(10ml)で洗浄した。その水層を1:1酢酸エチル−ヘキサ
ン(10ml)で抽出し、有機層を合わせたものを飽和塩化ナトリウム水溶液(
10ml)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、デカンテーションして、減圧濃
縮した。その残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(1.0mlシリカ
ゲル、グラジエントは塩化メチレンから2:1ジエチルエーテル−ヘキサン)で
精製して残留物(0.9mg、94%)を得た。
l、0.018mmol)、PdCl2(PPh3)2(0.5mg、0.6μ
mol)、および水素化トリブチルスズ(2.5μl、0.0093mmol)
を加えた。気泡の発生が観察され、反応混合物は黄色から暗いオレンジ色に変色
した。23℃で10分間撹拌した後、反応混合物に4−ジメチルアミノピリジン
(2.5mg、0.020mmol)と無水酢酸(2.5μl、0.025mm
ol)を加えた。この反応混合物を23℃で5分間撹拌し、分取薄層クロマトグ
ラフィー(2:1酢酸エチル−ヘキサン)で精製して残留物(0.9mg、10
0%)を得た。
1.2ml)に溶解し、その溶液を23℃で11時間撹拌した。反応混合物をト
ルエン(1ml)で希釈し、その溶液を減圧濃縮した。トルエン(3×1ml)
と減圧下で共沸させることによる濃縮を繰り返して余分な揮発分を除去した。そ
の残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(1.0mlシリカゲル、グラ
ジエントは塩化メチレンから2:1ジエチルエーテル−ヘキサン、さらに酢酸エ
チル)で精製し、次に分取薄層クロマトグラフィー(2:1酢酸エチル−ヘキサ
ン、2回溶離)で精製して化合物32(0.7mg、83%)を得た。Rf0.
14(2:1酢酸エチル−ヘキサン);
5ml)に溶解した。この混合物に、4−ジメチルアミノピリジン(0.5mg
、0.0041mmol)とα,α−ジブロモキシレン(0.5mg、0.00
19mmol)を加えた。23℃で3時間撹拌した後、反応混合物をフラッシュ
カラムクロマトグラフィー(0.6mlシリカゲル、グラジエントは塩化メチレ
ンから1:1酢酸エチル−ヘキサン)で精製してフィルム状物質(0.5mg、
71%)を得た。
μl、0.0088mmol)、PdCl2(PPh3)2(0.02mg、0
.04μmol)、および水素化トリブチルスズ(1.0μl、0.0037m
mol)を加えた。気泡の発生が観察され、反応混合物は黄色から暗いオレンジ
色に変色した。23℃で10分間撹拌した後、反応混合物に4−ジメチルアミノ
ピリジン(2.0mg、0.016mmol)と無水酢酸(1.0μl、0.0
10mmol)を加えた。この反応混合物を23℃で5分間撹拌した後、分取薄
層クロマトグラフィー(1:1酢酸エチル−ヘキサン、3回溶離)で精製した。
0.5ml)に溶解し、その溶液を23℃で11時間撹拌した。反応混合物をト
ルエン(1ml)で希釈し、その溶液を減圧濃縮した。トルエン(3×1ml)
と減圧下で共沸させることによる濃縮を繰り返すことによって余分な揮発分を除
去した。その残留物を分取薄層クロマトグラフィー(2:1酢酸エチル−ヘキサ
ン、2回溶離)で精製して化合物33(0.2mg、2段階で43%)を得た。
Rf0.43(2:1酢酸エチル−ヘキサン);
5ml)に溶解した。この混合物に4−ジメチルアミノピリジン(0.5mg、
0.0041mmol)、ピルビン酸(0.5μl、0.0072mmol)、
および1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩
(0.5mg、0.0026mmol)を加えた。23℃で3時間撹拌した後、
反応混合物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(0.6mlシリカゲル、グ
ラジエントは塩化メチレンから1:1酢酸エチル−ヘキサン)で精製してフィル
ム状物質(0.5mg、73%)を得た。
μl、0.0088mmol)、PdCl2(PPh3)2(0.02mg、0
.04μmol)、および水素化トリブチルスズ(1.5μl、0.0056m
mol)を加えた。気泡の発生が観察され、反応混合物は黄色から暗いオレンジ
色に変色した。23℃で10分間撹拌した後、反応混合物に4−ジメチルアミノ
ピリジン(2.0mg、0.016mmol)と無水酢酸(1.0μl、0.0
10mmol)を加えた。反応混合物を23℃で5分間撹拌した後、分取薄層ク
ロマトグラフィー(1:1酢酸エチル−ヘキサン、3回溶離)で精製した。
.5ml)に溶解し、その溶液を23℃で11時間撹拌した。反応混合物をトル
エン(1ml)で希釈し、その溶液を減圧濃縮した。トルエン(3×1ml)と
減圧下で共沸させることによる濃縮を繰り返して余分な揮発分を除去した。その
残留物を分取薄層クロマトグラフィー(2:1酢酸エチル−ヘキサン、2回溶離
)で精製し、化合物34(0.3mg、2段階で64%)を得た。Rf0.30
(2:1酢酸エチル−ヘキサン);
1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩および
4−ジメチルアミノピリジン塩化メチレン溶液(それぞれ0.5ml、0.00
64mmol)に溶解した。カルボン酸を加え、反応混合物を23℃で30分間
撹拌し、次に飽和重炭酸ナトリウム水溶液(2ml)に加えて反応を停止させた
。その混合物を塩化メチレン(2×5ml)で抽出し、その有機相を硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、デカンテーションして、減圧濃縮した。その残留物をフラッシュ
カラムクロマトグラフィー(1mlシリカゲル、グラジエントは塩化メチレンか
ら、1:1から2:1までの酢酸エチル−ヘキサン)で精製して、対応するフェ
ノールエステルを得た。この物質をトリフルオロ酢酸−THF−水混合物(4:
1:1(v/v)、1.0ml)に溶解し、その溶液を23℃で11時間撹拌し
た。反応混合物をトルエン(1ml)で希釈し、その溶液を減圧濃縮した。トル
エン(3×1ml)と減圧下で共沸させることによる濃縮を繰り返して余分な揮
発分を除去した。残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(1mlシリカ
ゲル、グラジエントは塩化メチレンから2:1酢酸エチル−ヘキサン、続いて酢
酸エチル)8で精製し、所望の生成物を得た。
。
ml)と減圧下で共沸させて乾燥し、DMF(0.1ml)に溶解した。炭酸セ
シウム(3.0mg、0.0092mmol)を減圧下で穏やかに火炎乾燥して
、冷却し、固体で反応混合物に加えた。シリンジでアルキル化剤を加え、得られ
た溶液を23℃で4時間撹拌し、次に飽和重炭酸ナトリウム水溶液(2ml)を
加えて反応を停止させた。得られた混合物を1:1酢酸エチル−ヘキサン(2×
5ml)で抽出し、その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、デカンテーションし
て、減圧濃縮した。その残留物を分取薄層クロマトグラフィー(2:1酢酸エチ
ル−ヘキサン、1回溶離)で精製した。この物質をトリフルオロ酢酸−THF−
水混合物(4:1:1(v/v)、1.0ml)に溶解し、得られた溶液を23
℃で11時間撹拌した。反応混合物をトルエン(1ml)で希釈し、その溶液を
減圧濃縮した。トルエン(3×1ml)と減圧下で共沸させることによる濃縮を
繰り返して余分な揮発分を除去した。その残留物をフラッシュカラムクロマトグ
ラフィー(1mlシリカゲル、グラジエントは塩化メチレンから2:1酢酸エチ
ル−ヘキサン)で精製して所望の生成物を得た。
.5ml)に溶解し、この溶液に4−ジメチルアミノピリジン(0.8mg、0
.0066mmol)と無水n−酪酸(1.0μl、0.0061mmol)を
加えた。反応混合物を23℃で15分間撹拌した後、飽和重炭酸ナトリウム水溶
液(2ml)に投入して反応を停止させた。この混合物を塩化メチレン(2×5
ml)で抽出し、その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、デカンテーションして
、減圧濃縮した。その残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(1mlシ
リカゲル、グラジエントは塩化メチレン、続いて1:1から2:1までの酢酸エ
チル−ヘキサン)で精製して残留物(0.9mg、83%)を得た。この物質を
トリフルオロ酢酸−THF−水混合物(4:1:1(v/v)、1.0ml)に
溶解し、得られた溶液を23℃で11時間撹拌した。反応混合物をトルエン(1
ml)で希釈し、得られた溶液を減圧濃縮した。トルエン(3×1ml)と減圧
下で共沸させることによる濃縮を繰り返して余分な揮発分を除去した。その残留
物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(1mlシリカゲル、グラジエントは
塩化メチレンから2:1酢酸エチル−ヘキサン)で精製して化合物43(0.7
mg、93%)を得た。Rf0.56(2:1酢酸エチル−ヘキサン);
.5ml)に溶解し、この溶液に4−ジメチルアミノピリジン(0.8mg、0
.0066mmol)とメタンスルホニルクロライド(0.5μl、0.006
5mmol)を加えた。反応混合物を23℃で15分間撹拌し、次に飽和重炭酸
ナトリウム水溶液(2ml)に投入して反応を停止させた。この混合物を塩化メ
チレン(2×5ml)で抽出し、その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、デカン
テーションして、減圧濃縮した。その残留物をフラッシュカラムクロマトグラフ
ィー(1mlシリカゲル、グラジエントは塩化メチレンに続いて、1:1から2
:1までの酢酸エチル−ヘキサン)で精製して残留物(0.9mg、82%)を
得た。この物質をトリフルオロ酢酸−THF−水混合物(4:1:1(v/v)
、1.0ml)に溶解し、その溶液を23℃で11時間撹拌した。得られた反応
混合物をトルエン(1ml)で希釈し、その溶液を減圧濃縮した。トルエン(3
×1ml)と減圧下で共沸させることによる濃縮を繰り返して余分な揮発分を除
去した。その残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(1mlシリカゲル
、グラジエントは塩化メチレンから2:1酢酸エチル−ヘキサン)で精製して化
合物44(0.8mg、100%)を得た。Rf0.45(2:1酢酸エチル−
ヘキサン);
リフルオロ酢酸−THF−水混合物(4:1:1(v/v)、1.0ml)に溶
解し、23℃で11時間撹拌した。反応混合物をトルエン(1ml)で希釈し、
得られた溶液を減圧濃縮した。トルエン(3×1ml)と減圧下で共沸させるこ
とによる濃縮を繰り返して余分な揮発分を除去した。その残留物をフラッシュカ
ラムクロマトグラフィー(0.5mlシリカゲル、グラジエントは塩化メチレン
から2:1酢酸エチル−ヘキサン)で精製して化合物45(0.4mg、85%
)を得た。Rf0.53(2:1酢酸エチル−ヘキサン);
フルオロ酢酸−THF−水(4:1:1(v/v)、1.2ml)に溶解し、得
られた溶液を酸素雰囲気下23℃で11時間撹拌した。その反応混合物をトルエ
ン(5ml)で希釈し、得られた溶液を減圧濃縮した。トルエン(3×5ml)
と減圧下で共沸させることによる濃縮を繰り返して余分な揮発分を除去した。そ
の残留物を分取TLC(2:1酢酸エチル−ヘキサン)で精製して化合物46(
2.3mg、50%)を得た。Rf0.38(5%メタノール−塩化メチレン)
;
レン(3ml)に溶解した。ジアゾメタンの希薄ジエチルエーテル溶液を少量ず
つ加えながら、TLC分析で反応を監視した。完全に生成物に添加してから、酢
酸(50μl)を加えて反応を停止させた。分取TLC(1:1酢酸エチル−ヘ
キサン)で精製して純物質の(47)(1.0mg、42%)を得た。Rf0.
33(1:1酢酸エチル−ヘキサン);
リフルオロ酢酸−THF−水混合物(4:1:1(v/v)、1.0ml)に溶
解し、得られた溶液を23℃で7時間撹拌した。反応混合物をトルエン(1ml
)で希釈し、得られた溶液を減圧濃縮した。トルエン(3×1ml)と減圧下で
共沸させることによる濃縮を繰り返して余分な揮発分を除去した。その残留物を
フラッシュカラムクロマトグラフィー(0.4mlシリカゲル、グラジエントは
塩化メチレンから2:1酢酸エチル−ヘキサン)で精製して化合物48(0.4
mg、71%)を得た。Rf0.37(2:1酢酸エチル−ヘキサン);
.3ml)に溶解し、ヒドラジン(26μl、0.829mmol)を加えた。
容器を封止して、80℃で2時間加熱した。この反応混合物を減圧濃縮した。ト
ルエン(2×1ml)と減圧下で共沸させることによる濃縮を繰り返して余分な
揮発分を除去した。その残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(0.5
mlシリカゲル、グラジエントは塩化メチレンから5%メタノール−酢酸エチル
)で精製して化合物49(4.3mg、100%)を得た。Rf0.18(5%
メタノール−酢酸エチル);
124C(0.5mg、0.0026mmol)をトルエン(2×1ml)とと
もに共沸させて乾燥し、続いて塩化メチレン(0.1ml)に溶解した。1,3
−ジシクロヘキシルカルボジイミド(0.7mg、0.0034mmol)を溶
液に加え、23℃で30分間撹拌した。白色沈殿物の生成が観察され、飽和重炭
酸ナトリウム水溶液(7ml)に投入して反応を停止させた。その水層を塩化メ
チレン(2×7ml)で抽出し、その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、デカン
テーションして、減圧濃縮した。その残留物をフラッシュカラムクロマトグラフ
ィー(1.0mlシリカゲル、グラジエントは2:1酢酸エチル−ヘキサンから
酢酸エチル)で精製して化合物50(0.5mg、50%)を得た。Rf0.1
6(2:1酢酸エチル−ヘキサン);
リフルオロ酢酸−THF−水混合物(4:1:1(v/v)、1.0ml)に溶
解して、得られた溶液を23℃で10時間撹拌した。反応混合物をトルエン(1
ml)で希釈し、その溶液を減圧濃縮した。トルエン(3×1ml)と減圧下で
共沸させることによる濃縮を繰り返して余分な揮発分を除去した。その残留物を
フラッシュカラムクロマトグラフィー(0.3mlシリカゲル、グラジエントは
2:1酢酸エチル−ヘキサンから酢酸エチル)で精製して化合物51(0.5m
g、42%)を得た。Rf0.19(2:1酢酸エチル−ヘキサン);
DMF(3.0ml)に溶解した。塩化t−ブチルジメチルシリル(222mg
、1.47mmol)とN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.285ml
、1.64mmol)を溶液に加え、これを23℃で3時間撹拌した。水(1m
l)を加え、15分後に反応混合物を5%酢酸水溶液(25ml)に注ぎ、酢酸
エチル(2×25ml)で抽出した。次にその有機層を水(2×20ml)およ
び飽和塩化ナトリウム水溶液(20ml)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、
デカンテーションして、減圧濃縮した。その残留物をフラッシュカラムクロマト
グラフィー(120mlシリカゲル、グラジエントは1:4から1:1までの酢
酸エチル−ヘキサン、0.1%酢酸)で精製して化合物53(125mg、72
%)を得た。Rf0.52(2:1酢酸エチル−ヘキサン);
mg、0.0049mmol)をトルエン(2×1ml)とともに共沸させて乾
燥し、次に塩化メチレン(0.2ml)に溶解した。1,3−ジシクロヘキシル
カルボジイミド、(1.0mg、0.0049mmol)を溶液に加え、23℃
で30分間撹拌した。白色沈殿物が観察され、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(5
ml)に投入して反応を停止させた。その水層を塩化メチレン(2×5ml)で
抽出し、その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、デカンテーションし、減圧濃縮
した。その残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(1.7mlシリカゲ
ル、グラジエントは1:4酢酸エチル−ヘキサンから酢酸エチル)で精製して化
合物54(1.4mg、47%)を得た。Rf0.39(2:1酢酸エチル−ヘ
キサン);
0.2ml)に溶解した。4−ジメチルアミノピリジン(0.4mg、0.00
32mmol)と無水酢酸(0.5μl、0.0053mmol)を溶液に加え
、23℃で1時間撹拌した。反応混合物を減圧濃縮した。その残留物をフラッシ
ュカラムクロマトグラフィー(0.3mlシリカゲル、グラジエントは1:1酢
酸エチル−ヘキサンから酢酸エチル)で精製し化合物55(1.2mg、100
%)を得た。Rf0.48(2:1酢酸エチル−ヘキサン);
リフルオロ酢酸−THF−水混合物(4:1:1(v/v)、1.0ml)に溶
解し、得られた溶液を23℃で10時間撹拌した。その反応混合物をトルエン(
1ml)で希釈し、その溶液を減圧濃縮した。トルエン(3×1ml)と減圧下
で共沸させることによる濃縮を繰り返して余分な揮発分を除去した。その残留物
をフラッシュカラムクロマトグラフィー(0.3mlシリカゲル、酢酸エチル)
で精製して化合物56(0.4mg、44%)を得た。Rf0.13(2:1酢
酸エチル−ヘキサン);
溶解した。サルコミン(Salcomine)(0.1mg、0.00031m
mol)を固体で加えると溶液がオレンジ色になった。びんをボンベ反応器内に
固定し、その容器に酸素を10分間パージし、圧力50psi(約3bar)ま
で充填した。溶液を23℃で3時間撹拌した。反応混合物を減圧濃縮し、シリカ
の小型パッドに通して酢酸エチルで溶離させ、分取薄層クロマトグラフィー(1
:1酢酸エチル−ヘキサン、2回)で精製して化合物57(0.9mg、90%
)を得た。Rf0.51(2:1酢酸エチル−ヘキサン);
段階の分取薄層クロマトグラフィーは2:1ジエチルエーテル−ヘキサンを使用
した。Rf0.54(2:1酢酸エチル−ヘキサン);
段階の分取薄層クロマトグラフィーは、2:1ジエチルエーテル−ヘキサンを使
用し、もう一度1:1酢酸エチル−ヘキサンを使用して行った。Rf0.50(
2:1酢酸エチル−ヘキサン);
3ml)に溶解した。この混合物に4−ジメチルアミノピリジン(微量)、トリ
エチルアミン(1.0μl、0.0072mmol)、および塩化ベンゾイル(
0.5μl、0.0044mmol)を添加した。23℃で1.25時間撹拌し
た後、反応混合物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(1.0mlシリカゲ
ル、グラジエントは塩化メチレンから1:1酢酸エチル−ヘキサン)で精製して
化合物64(0.8mg、96%)を得た。
μl、0.018mmol)、PdCl2(PPh3)2(0.5mg、0.7
μmol)、および水素化トリブチルスズ(1.5μl、0.0056mmol
)を加えた。気泡の発生が観察され、反応混合物は黄色から暗いオレンジ色にな
った。23℃で10分間撹拌した後、反応混合物に4−ジメチルアミノピリジン
(3.0mg、0.025mmol)と無水酢酸(2.5μl、0.026mm
ol)を加えた。反応混合物を23℃で5分間撹拌し、フラッシュカラムクロマ
トグラフィー(1.0mlシリカゲル、グラジエントは塩化メチレンから2:1
酢酸エチル−ヘキサン)で精製して化合物65(0.7mg、88%)を得た。
:1:1(v/v)、1.0ml)に溶解し、得られた溶液を23℃で11時間
撹拌した。反応混合物をトルエン(1ml)で希釈し、得られた溶液を減圧濃縮
した。トルエン(3×1ml)と減圧下で共沸させることによる濃縮を繰り返し
て余分な揮発分を除去した。その残留物を分取薄層クロマトグラフィー(2:1
ジエチルエーテル−ヘキサンで2回溶離、さらに1:1酢酸エチル−ヘキサン)
で精製して化合物63(0.4mg、61%)を得た。Rf0.33(2:1酢
酸エチル−ヘキサン);
l)に溶解し、この溶液に4−ジメチルアミノピリジン(1.0mg、0.00
82mmol)とメチルイソシアネート(0.5μl、0.0085mmol)
を添加した。反応混合物を23℃で19時間撹拌した後、飽和重炭酸ナトリウム
水溶液(2ml)に加えて反応を停止させた。その混合物を1:1酢酸エチル−
ヘキサン(2×5ml)で抽出し、その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥して、デ
カンテーションし、減圧濃縮した。その残留物をフラッシュカラムクロマトグラ
フィー(1mlシリカゲル、グラジエントは塩化メチレンに続き、1:1から2
:1までの酢酸エチル−ヘキサン)で精製して化合物67(0.8mg、92%
)を得た。この物質をトリフルオロ酢酸−THF−水混合物(4:1:1(v/
v)、1.0ml)に溶解し、得られた溶液を23℃で11時間撹拌した。反応
混合物をトルエン(1ml)で希釈し、その溶液を減圧濃縮した。トルエン(3
×1ml)と減圧下で共沸させることによる濃縮を繰り返して余分な揮発分を除
去した。その残留物ををフラッシュカラムクロマトグラフィー(1mlシリカゲ
ル、グラジエントは塩化メチレンに続き、1:1から2:1までの酢酸エチル−
ヘキサン)で精製して化合物66(0.7mg、96%)を得た。Rf0.21
(2:1酢酸エチル−ヘキサン);
の反応混合物を−20℃に冷却した。この溶液に、固体のm−クロロ−過安息香
酸(1.4mg、約0.0058mmol)を加えた。反応混合物を−20℃で
20分間撹拌した後、トリエチルアミン(20μl、0.146mmol)を加
えて反応を停止させた。反応混合物を4℃まで温め、無水トリフルオロ酢酸(6
μl、0.043mmol)を加えた。10分後、反応混合物を水(5ml)に
注ぎ、塩化メチレン(2×5ml)で抽出し、その有機層を硫酸ナトリウムで乾
燥し、デカンテーションして、減圧濃縮した。その残留物を分取薄層クロマトグ
ラフィー(2:1酢酸エチル−ヘキサン、1回溶離)で精製し、出発物質と、所
望の生成物に関連する2種類の化合物とを得た。これら2種類の化合物をトリフ
ルオロ酢酸−THF−水混合物(4:1:1(v/v)、1.0ml)に溶解し
、得られた溶液を23℃で11時間撹拌した。その反応混合物をトルエン(1m
l)で希釈し、得られた溶液を減圧濃縮した。トルエン(3×1ml)と減圧下
で共沸させることによる濃縮を繰り返して余分な揮発分を除去した。その残留物
をフラッシュカラムクロマトグラフィー(1mlシリカゲル、グラジエントは塩
化メチレン、次に1:1から2:1までの酢酸エチル−ヘキサン、続いて酢酸エ
チル)で精製して化合物68(0.6mg、2段階で25%)を得た。Rf0.
21(2:1酢酸エチル−ヘキサン);
ングを行った9。これらの分析で使用したヒト癌細胞株は、A−549(肺)、
HCT116(大腸)、A375(黒色腫)、およびPC−3(前立腺)が含ま
れ、分析値はIC50(ng/ml)で記載している。以下の表に、すべての合
成誘導体の活性をまとめる。IC50測定値が100ng/mlを超える場合は
、本発明の化合物で行ったスクリーン試験において不活性であると見なす。値が
小さいほど高い活性を示す。9 癌細胞抗増殖性分析は、スチュアート・L・シュライバー・リサーチ・グル
ープ(Stuart L.Schreiber research group
)のポストドクター、Dr.タカシ・オワ(Takashi Owa)博士が行
った。
瘍剤として有用に作用することが理解できるであろう。
は、動物に単回投与するために適した物理的に分離した単位を意味し、各単位は
所望の抗腫瘍作用を得るために計算した設定した量の有効物質と必要な希釈剤(
すなわち担体または賦形剤)とを含む。本発明の新規単位服用量の基準は、(a
)有効物質独自の性質および達成されるべき特定の抗腫瘍作用、および(b)哺
乳動物、特にヒトに使用するこのような有効物質の調剤の当技術分野に固有の制
限に影響され、さらにこれらに直接依存し、本明細書で詳細に開示したように、
これらも本発明の特徴である。
(例えば、水、食塩水、またはリン酸緩衝食塩水)中に有効化合物を分散させて
水性組成物にすることによって通常調製される。必要であれば、他の医薬上許容
できる溶媒を使用することもできる。このような希釈剤は当技術分野において公
知であり、例えば、Remington’s Pharmaceutical
Sciences,16th Ed.(レミントンの薬学第16版)、マック・
パブリッシング・カンパニー(Mack Publishing Compan
y)、ペンシルバニア州イーストン(Easton)(1980)の1465〜
1467ページで議論されている。
トアジュバント(CFA)、不完全フロイントアジュバント(IFA)、および
ミョウバンなどのアジュバントは、当技術分野において公知の物質であり、いく
つかの供給元から市販されている。
する腫瘍の大きさ(既知である場合)、有効化合物を使用する被検動物の能力に
依存する。投与に必要な有効化合物の正確な量は、専門家の判断に依存し、特に
治療される動物がヒトである場合、各個体に固有のものとなる。しかし投与量範
囲は、治療に有効な血中濃度によって特徴づけることができ、本発明の有効化合
物の濃度は、約0.01μM〜約100μM、好ましくは約0.1μM〜10μ
Mの範囲を取りうる。
、初期投与に続いて、1時間以上の間隔で引き続く注射またはその他の投与によ
って投与を繰り返す場合が一般的である。あるいは、治療に有効な血中濃度を十
分維持するために連続的な静脈注入も行われる。
の開示内容を検討することによって、特許請求の範囲に記載の本発明の範囲およ
び意図の範囲内で、当業者は本発明の変形および/または改良を行うことができ
ることが理解できるであろう。
Claims (131)
- 【請求項1】 式: 【化1】 の化合物 [式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、およびR9はそれ
ぞれ独立に、H、OH、OR’、SH、SR’、SOR’、SO2R’、NO2 、NH2、NHR’、N(R’)2、NHC(O)R’、CN、ハロゲン、=O
、C(=O)H、C(=O)R’、CO2H、CO2R’、C1〜C12アルキ
ル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、置換または非置換アリ
ール、置換または非置換アラルキル、および置換または非置換複素環式芳香族か
らなる群より選択され; 式中、R’基はそれぞれは独立に、H、OH、NH2、NO2、SH、CN、ハ
ロゲン、=O、C(=O)H、C(=O)CH3、CO2H、CO2CH3、C 1 〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、アリ
ール、アラルキル、および複素環式芳香族からなる群より選択され; 式中、各点線の円は、1、2、または3個の任意の二重結合を表し; R7およびR8は結合して炭素環式または複素環式環系であることができ; X1およびX2はそれぞれ独立に上述のR1〜R8と同様に定義され、それぞれ
はさらに: 【化2】 【化3】 または式: 【化4】 からなる群より選択される式を包含し、 式中、Zは: 【化5】 【化6】 からなる群より選択され、 式中、各R基は、同じでも異っていてもよく、H、OH、SH、NH2、NO2 、ハロゲン、ニトロ、C1〜C6−アルキル、C1〜C6−アルコキシ、C1〜
C6−アシル、置換または非置換フェニル、あるいは置換または非置換ベンジル
からなる群より選択される]。 - 【請求項2】 式: 【化7】 の化合物 [式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、およびR9はそれぞれ独立に、
H、OH、OR’、SH、SR’、SOR’、SO2R’、NO2、NH2、N
HR’、N(R’)2、NHC(O)R’、CN、ハロゲン、=O、C1〜C6 アルキル、置換または非置換アリール、置換または非置換アラルキル、および置
換または非置換複素環式芳香族からなる群より選択され; 式中、R’基はそれぞれは独立に、H、OH、NO2、NH2、SH、CN、ハ
ロゲン、=O、C(=O)H、C(=O)CH3、CO2H、CO2CH3、C 1 〜C6アルキル、フェニル、ベンジル、および複素環式芳香族からなる群より
選択され; 式中、各点線の円は、1、2、または3個の任意の二重結合を表し; X1およびX2はそれぞれ独立に上述のR1〜R8と同様に定義され、それぞれ
はさらに: 【化8】 【化9】 または式: 【化10】 からなる群より選択される式を包含し、 式中Zは: 【化11】 からなる群より選択され、 式中、各R基は、同じでも異っていてもよく、H、OH、SH、NH2、NO 2 、ハロゲン、C1〜C6−アルキル、C1〜C6−アルコキシ、C1〜C6−
アシル、アリール、またはアルキルアリールからなる群より選択される]。 - 【請求項3】 式: 【化12】 の化合物 [式中、X1は: 【化13】 および 【化14】 からなる群より選択される]ならびにその医薬上許容できる塩および誘導体。
- 【請求項4】 X1が: 【化15】 である請求項3に記載の化合物。
- 【請求項5】 X1が: 【化16】 である請求項3に記載の化合物。
- 【請求項6】 X1が: 【化17】 である請求項3に記載の化合物。
- 【請求項7】 X1が: 【化18】 【化19】 である請求項3に記載の化合物。
- 【請求項8】 X1が: 【化20】 である請求項3に記載の化合物。
- 【請求項9】 式: 【化21】 の化合物ならびにその医薬上許容できる塩および誘導体 [式中: R1はH、OH、SH、またはNH2であり; R2はH、OH、OCH3であり; R3はH、OH、SH、NH2、またはCH3であり; R4はH、OH、SH、NH2、OCH3、またはハロゲンであり; R5はHまたはC1〜C6アルキルであり; R6はCN、OH、SH、NH2、OR、SR、またはO(C=O)Rであり;
R9はC1〜C6アルキルであり; 式中、X1は式: 【化22】 を有し、式中Zは: 【化23】 【化24】 からなる群より選択され、 式中、各R基は、同じでも異っていてもよく、H、OH、SH、NH2、NO2 、ハロゲン、C1〜C6−アルキル、C1〜C6−アルコキシ、C1〜C6−ア
シル、アリール、またはアルキルアリールからなる群より選択される]。 - 【請求項10】 X1が: 【化25】 である請求項9に記載の化合物。
- 【請求項11】 X1が: 【化26】 である請求項9に記載の化合物。
- 【請求項12】 X1が: 【化27】 である請求項9に記載の化合物。
- 【請求項13】 X1が: 【化28】 である請求項9に記載の化合物。
- 【請求項14】 X1が: 【化29】 である請求項9に記載の化合物。
- 【請求項15】 X1が: 【化30】 である請求項9に記載の化合物。
- 【請求項16】 X1が: 【化31】 である請求項9に記載の化合物。
- 【請求項17】 X1が: 【化32】 である請求項9に記載の化合物。
- 【請求項18】 X1が: 【化33】 である請求項9に記載の化合物。
- 【請求項19】 X1が: 【化34】 である請求項9に記載の化合物。
- 【請求項20】 X1が: 【化35】 である請求項9に記載の化合物。
- 【請求項21】 X1が: 【化36】 である請求項9に記載の化合物。
- 【請求項22】 X1が: 【化37】 である請求項9に記載の化合物。
- 【請求項23】 式: 【化38】 の化合物。
- 【請求項24】 式: 【化39】 の化合物。
- 【請求項25】 式: 【化40】 の化合物。
- 【請求項26】 式: 【化41】 の化合物。
- 【請求項27】 式: 【化42】 の化合物。
- 【請求項28】 式: 【化43】 の化合物。
- 【請求項29】 式: 【化44】 の化合物。
- 【請求項30】 式: 【化45】 の化合物。
- 【請求項31】 式: 【化46】 の化合物。
- 【請求項32】 式: 【化47】 の化合物。
- 【請求項33】 式: 【化48】 の化合物。
- 【請求項34】 式: 【化49】 の化合物。
- 【請求項35】 式: 【化50】 の化合物。
- 【請求項36】 式: 【化51】 の化合物。
- 【請求項37】 式: 【化52】 の化合物。
- 【請求項38】 式: 【化53】 の化合物。
- 【請求項39】 式: 【化54】 の化合物。
- 【請求項40】 式: 【化55】 の化合物。
- 【請求項41】 式: 【化56】 の化合物。
- 【請求項42】 式: 【化57】 の化合物。
- 【請求項43】 式: 【化58】 の化合物。
- 【請求項44】 式: 【化59】 の化合物。
- 【請求項45】 式: 【化60】 の化合物。
- 【請求項46】 式: 【化61】 の化合物。
- 【請求項47】 式: 【化62】 の化合物。
- 【請求項48】 式: 【化63】 の化合物。
- 【請求項49】 式: 【化64】 の化合物。
- 【請求項50】 式: 【化65】 の化合物。
- 【請求項51】 式: 【化66】 の化合物。
- 【請求項52】 式: 【化67】 の化合物。
- 【請求項53】 式: 【化68】 の化合物。
- 【請求項54】 式: 【化69】 の化合物。
- 【請求項55】 式: 【化70】 の化合物。
- 【請求項56】 式: 【化71】 の化合物。
- 【請求項57】 式: 【化72】 の化合物。
- 【請求項58】 式: 【化73】 の化合物。
- 【請求項59】 式: 【化74】 の化合物。
- 【請求項60】 式: 【化75】 の化合物。
- 【請求項61】 式: 【化76】 の化合物、ならびにその医薬上許容できる塩および誘導体 [式中: R1はH、OH、SH、またはNH2であり; R2はH、OH、OCH3であり; R3はH、OH、SH、NH2、またはCH3であり; R4はH、OH、SH、NH2、OCH3、またはハロゲンであり; R5はHまたはC1〜C6アルキルであり; R6はCN、OH、SH、NH2、OR、SR、またはO(C=O)Rであり;
R9はC1〜C6アルキルであり; 式中、X1は: 【化77】 【化78】 【化79】 【化80】 からなる群より選択され、 式中、X2は: 【化81】 【化82】 からなる群より選択される]。 - 【請求項62】 X1が: 【化83】 である請求項61に記載の化合物。
- 【請求項63】 X1が: 【化84】 である請求項61に記載の化合物。
- 【請求項64】 X1が: 【化85】 である請求項61に記載の化合物。
- 【請求項65】 X1が: 【化86】 である請求項61に記載の化合物。
- 【請求項66】 X1が: 【化87】 である請求項61に記載の化合物。
- 【請求項67】 X1が: 【化88】 である請求項61に記載の化合物。
- 【請求項68】 X1が: 【化89】 である請求項61に記載の化合物。
- 【請求項69】 X1が: 【化90】 である請求項61に記載の化合物。
- 【請求項70】 X1が: 【化91】 である請求項61に記載の化合物。
- 【請求項71】 X1が: 【化92】 である請求項61に記載の化合物。
- 【請求項72】 X1が: 【化93】 である請求項61に記載の化合物。
- 【請求項73】 X1が: 【化94】 である請求項61に記載の化合物。
- 【請求項74】 X1が: 【化95】 である請求項61に記載の化合物。
- 【請求項75】 X2が: 【化96】 である請求項61に記載の化合物。
- 【請求項76】 X2が: 【化97】 である請求項61に記載の化合物。
- 【請求項77】 X2が: 【化98】 である請求項61に記載の化合物。
- 【請求項78】 X2が: 【化99】 である請求項61に記載の化合物。
- 【請求項79】 X2が: 【化100】 である請求項61に記載の化合物。
- 【請求項80】 X2が: 【化101】 である請求項61に記載の化合物。
- 【請求項81】 X2が: 【化102】 である請求項61に記載の化合物。
- 【請求項82】 X2が: 【化103】 である請求項61に記載の化合物。
- 【請求項83】 X2が: 【化104】 である請求項61に記載の化合物。
- 【請求項84】 X2が: 【化105】 である請求項61に記載の化合物。
- 【請求項85】 X2が: 【化106】 である請求項61に記載の化合物。
- 【請求項86】 X2が: 【化107】 である請求項61に記載の化合物。
- 【請求項87】 X2が: 【化108】 である請求項61に記載の化合物。
- 【請求項88】 式: 【化109】 の化合物 [式中、X2は: 【化110】 【化111】 からなる群より選択される]ならびにその医薬上許容できる塩および誘導体。
- 【請求項89】 X2が: 【化112】 である請求項88に記載の化合物。
- 【請求項90】 X2が: 【化113】 である請求項88に記載の化合物。
- 【請求項91】 X2が: 【化114】 である請求項88に記載の化合物。
- 【請求項92】 X2が: 【化115】 である請求項88に記載の化合物。
- 【請求項93】 X2が: 【化116】 である請求項88に記載の化合物。
- 【請求項94】 X2が: 【化117】 である請求項88に記載の化合物。
- 【請求項95】 X2が: 【化118】 である請求項88に記載の化合物。
- 【請求項96】 X2が: 【化119】 である請求項88に記載の化合物。
- 【請求項97】 X2が: 【化120】 である請求項88に記載の化合物。
- 【請求項98】 X2が: 【化121】 である請求項88に記載の化合物。
- 【請求項99】 X2が: 【化122】 である請求項88に記載の化合物。
- 【請求項100】 X2が: 【化123】 である請求項88に記載の化合物。
- 【請求項101】 X2が: 【化124】 である請求項88に記載の化合物。
- 【請求項102】 式: 【化125】 の化合物 [式中、X1は: 【化126】 【化127】 からなる群より選択される]ならびにその医薬上許容できる塩および誘導体の抗
腫瘍に有効な量と、医薬上許容できる担体、希釈剤、または賦形剤とを含む医薬
組成物。 - 【請求項103】 式: 【化128】 の化合物ならびにその医薬上許容できる塩および誘導体 [式中、X1は式: 【化129】 を有し、式中Zは: 【化130】 【化131】 からなる群より選択され、 式中、各R基は、同じでも異っていてもよく、水素、アミノ、ハロゲン、ニトロ
、C1〜C6−アルキル、C1〜C6−アルコキシ、C1〜C6−アシル、アリ
ールまたはアルキルアリールからなる群より選択される] の抗腫瘍に有効な量と、医薬上許容できる担体、希釈剤、または賦形剤とを含む
医薬組成物。 - 【請求項104】 X1が: 【化132】 である請求項103に記載の医薬組成物。
- 【請求項105】 X1が: 【化133】 である請求項103に記載の医薬組成物。
- 【請求項106】 X1が: 【化134】 である請求項103に記載の医薬組成物。
- 【請求項107】 X1が: 【化135】 である請求項103に記載の医薬組成物。
- 【請求項108】 X1が: 【化136】 である請求項103に記載の医薬組成物。
- 【請求項109】 X1が: 【化137】 である請求項103に記載の医薬組成物。
- 【請求項110】 X1が: 【化138】 である請求項103に記載の医薬組成物。
- 【請求項111】 X1が: 【化139】 である請求項103に記載の医薬組成物。
- 【請求項112】 X1が: 【化140】 である請求項103に記載の医薬組成物。
- 【請求項113】 X1が: 【化141】 である請求項103に記載の医薬組成物。
- 【請求項114】 X1が: 【化142】 である請求項103に記載の医薬組成物。
- 【請求項115】 X1が: 【化143】 である請求項103に記載の医薬組成物。
- 【請求項116】 X1が: 【化144】 である請求項103に記載の医薬組成物。
- 【請求項117】 哺乳動物の腫瘍の治療方法であって、そのような治療の
必要な哺乳動物に、医薬上許容できる担体、希釈剤、または賦形剤中に含まれた
抗腫瘍に有効な量の式: 【化145】 の化合物 [式中、X1は: 【化146】 【化147】 からなる群より選択される]ならびにその医薬上許容できる塩および誘導体を投
与することを含む治療方法。 - 【請求項118】 哺乳動物の腫瘍の治療方法であって、そのような治療の
必要な哺乳動物に、医薬上許容できる担体、希釈剤、または賦形剤中に含まれた
抗腫瘍に有効な量の式: 【化148】 の化合物ならびにその医薬上許容できる塩および誘導体 [式中、X1は式: 【化149】 を有し、式中Zは: 【化150】 【化151】 からなる群より選択され、 式中、各R基は、同じでも異っていてもよく、水素、アミノ、ハロゲン、ニトロ
、C1〜C6−アルキル、C1〜C6−アルコキシ、C1〜C6−アシル、アリ
ールまたはアルキルアリールからなる群より選択される] を投与することを含む治療方法。 - 【請求項119】 X1が: 【化152】 である請求項118に記載の治療方法。
- 【請求項120】 X1が: 【化153】 である請求項118に記載の治療方法。
- 【請求項121】 X1が: 【化154】 である請求項118に記載の治療方法。
- 【請求項122】 X1が: 【化155】 である請求項118に記載の治療方法。
- 【請求項123】 X1が: 【化156】 である請求項118に記載の治療方法。
- 【請求項124】 X1が: 【化157】 である請求項118に記載の治療方法。
- 【請求項125】 X1が: 【化158】 である請求項118に記載の治療方法。
- 【請求項126】 X1が: 【化159】 である請求項118に記載の治療方法。
- 【請求項127】 X1が: 【化160】 である請求項118に記載の治療方法。
- 【請求項128】 X1が: 【化161】 である請求項118に記載の治療方法。
- 【請求項129】 X1が: 【化162】 である請求項118に記載の治療方法。
- 【請求項130】 X1が: 【化163】 である請求項118に記載の治療方法。
- 【請求項131】 X1が: 【化164】 である請求項118に記載の治療方法。
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