JP2002524488A - 高級アルキルアセテートを皮膚軟化剤として含む化粧品組成物 - Google Patents

高級アルキルアセテートを皮膚軟化剤として含む化粧品組成物

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Abstract

(57)【要約】 皮膚軟化剤として、アルキルアセテート、特にC〜C13アルキルアセテート、を含む透明化粧品ゲルスティック状組成物を含む、化粧品組成物。C〜C 13アルキルアセテート皮膚軟化剤は、様々な化粧品の用途のために配合することができる、透明ゲルスティック状発汗抑制剤組成物、化粧品クリーム組成物、ゲル及び/又はローション組成物を含む、化粧品組成物の製造において使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 この出願は、1998年9月17日に出願された米国出願連続番号第60/1
00746号に基づいている。
【0002】 本発明は、一般的に、透明スティック状発汗抑制剤組成物及び様々な用途のた
めに配合されたその他の化粧品組成物を含む化粧品組成物の製造における皮膚軟
化剤としての、高級アルキルアセテート、特に、C〜C13アルキルアセテー
トの使用に関する。特に、本発明は、化粧品組成物において一般的に使用される
皮膚軟化剤の一部又は全ての代替に関する。これらの組成物は、有機溶媒に基づ
くか又はエマルジョンに基づくことができる。それらは、スティックのような固
体化粧品組成物、クリーム及びゲルのような半固体組成物、及びローションのよ
うな液体組成物を含むことができる。それらは、本発明の皮膚軟化剤に加えて、
防臭剤活性物質、発汗抑制剤活性物質、日焼け止め剤活性物質、虫除け剤活性物
質、及び抗真菌剤活性物質のような少なくとも1つの活性化粧品物質を含むこと
ができる。
【0003】 発明の背景 発汗抑制剤及び防臭剤製品は、化粧品の技術分野においてよく知られている。
臭気及び/又は発汗を低減させるために、それらは、腋の下のような体の領域に
塗布されて、防臭剤又は発汗抑制剤組成物の層で皮膚をコーティングする。
【0004】 防臭剤又は発汗抑制剤製品が化粧品として許容可能であるのが望ましい。また
、防臭剤又は発汗抑制剤製品が、塗布された後皮膚の上に容易に目に見える白色
の残渣を残すことなく、滑らかさ、油っぽさの無さ、粘着性の無さ、及び透明性
のような感覚的特徴を有することも望ましい。
【0005】 発汗抑制剤製品は、スティック、ゲル、ロールオン、エアロゾル、及びクリー
ムのような、様々な投与形態で市場に現れた。投与形態は、適切な溶媒中の有効
成分の溶液、非溶媒中の有効成分の懸濁液の形態でもよく、或いは多相分散体又
はエマルジョンでもよい。投与形態が多相分散体又はエマルジョンである場合、
有効成分の溶液がある種の連続相中に分散されているか又は可溶化された有効成
分が連続相を構成する。
【0006】 商業的には、スティック形態が米国市場において優勢な発汗抑制剤の投与形態
になっており、全発汗抑制剤セールスの50%より多くを構成し、そして様々な
程度で世界的に普及している。化粧品として許容可能な発汗抑制剤スティックは
、典型的には、適切なスティックを形成するのに十分に懸濁物をゲル化又は増粘
させる、ステアリルアルコールのようなワックス状物質と共に、単独で、又はカ
スターワックスとの組合せで、シクロメチコーンのようなビヒクル中の噴霧乾燥
された活性発汗抑制物質の懸濁物から成る。
【0007】 スティック形態は、スティックに配合された製品が、溶媒の蒸発によりある程
度収縮しながら、かなりの程度までその形状を失うことなく、長期間にわたって
包装の外側でその形状を維持できるという点において、ゲル又はペーストと区別
できる。
【0008】 堅いスティック投与形態は、消費者によって広く受け入れられているが、塗布
後皮膚上に白色の残渣を残すという欠点を有しており、そして布を汚す可能性が
あり、このことは、特に女性の消費者によって、望ましくないとみなされている
。スティック形態は白色の残渣を除去するように配合することができるが、生成
物は初めに白色で不透明に見え、低残渣の特性を十分に理解するためには消費者
の教育と試用を必要とする。
【0009】 透明な発汗抑制剤スティックは、多くの特許及び特許出願、例えば、米国特許
第5490979号(Kasatら)、米国特許第4722835号(Scha
mperら)、米国特許第4719102号(Randhavaら)、欧州特許
出願512770A1、及びWO96/26709中に開示されており、これら
の内容は全て引用によって本明細書中に組み入れられている。
【0010】 これらの開示においては、発汗抑制剤塩は、ジベンジリデンソルビトールでゲ
ル化される比較的極性の有機溶媒中に溶解される。様々な塩基性塩及びキレート
剤がべとつき及び/又は粘着性を低減させるために示唆されている。例中におい
てしばしば引用されている1つの皮膚軟化剤は、ジイソプロピルセバケートを含
む。例えば、米国特許第5490979号、欧州特許出願512,770A1、
及びWO96/26709を参照されたい。これらの特許又は特許出願のいずれ
も、アルキルアセテートの皮膚軟化剤としての使用を開示していない。
【0011】 WO97/06777もまた発汗抑制剤及び防臭剤組成物を開示している。そ
の内容は全て引用によって本明細書中に組み入れられている。この特許は、発汗
抑制剤及び防臭剤組成物中の皮膚軟化剤としての使用に適する多数の化合物を列
挙している。しかしながら、この特許は、アルキルアセテートの皮膚軟化剤とし
ての使用に言及していない。
【0012】 本発明は、有機溶媒に基づくか又はエマルジョンに基づくことができ、そして
本発明の皮膚軟化剤を含むスティック、クリーム、ゲル、及びローションのよう
な組成物を含む、組成物を提供する。
【0013】 皮膚軟化剤に加えて、本発明の組成物は、防臭剤活性物質、発汗抑制剤活性物
質、日焼け止め剤活性物質、虫除け剤活性物質、及び抗真菌剤活性物質のような
少なくとも1つの活性化粧品物質を含むことができる。
【0014】 本発明者らは、予想外にも、従来技術のジイソプロピルセバケート及びC12 〜C15アルキルラクテート皮膚軟化剤を本発明のC〜C13アルキルアセテ
ート皮膚軟化剤で置き換えることによって、良好な性能特性を有する透明なステ
ィック状発汗抑制剤が得られることを発見した。これらの透明スティック状発汗
抑制剤はほぼ同じ外観と感触を有し、嫌な臭気を有さず、そしてかなり低いコス
トで製造することができた。
【0015】 本発明者らは、また、イソプロピルミリステート、ジイソプロピルセバケート
、及びC12〜C15アルキルラクテートのような従来的皮膚軟化剤の低コスト
代替物としてのこれらの新規なアルキルアセテート皮膚軟化剤の使用が、様々な
適用のためのそして様々な投与形態のその他の化粧品製品に拡張され得ることを
予見する。
【0016】 本発明は、また、以下に記載されるように、明らかになる多くの追加の利点も
提供する。
【0017】 発明の概要 本発明は、C〜C13アルキルアセテートから成る群から選択される少なく
とも1つの皮膚軟化剤を含む化粧品組成物を含む。化粧品組成物は、クリーム、
分散体、エマルジョン、フォーム(foam)、ゲル、ローション、軟膏、半固
体、固体、溶液、又は懸濁物の形態でよい。化粧品組成物は、(a)化粧品ロー
ションを含む、水性又は有機溶媒に基づく溶液又はエマルジョンのような、液体
、(b)化粧品スティックのような、固体、又は(c)化粧品クリーム又はゲル
のような、半固体でよい。
【0018】 本発明は、より特別には、 (a)化粧品有効成分、 (b)ゲル化剤、 (c)溶媒、及び (d)C〜C13アルキルアセテートから成る群から選択される少なくとも
1つの皮膚軟化剤、 を含む透明ゲルスティック状化粧品組成物を含む。
【0019】 本発明は、また、透明ゲルスティック状発汗抑制剤組成物を製造する方法であ
って、 (1)(a)第1の溶媒中に溶解された金属塩を含む第1の溶液、及び (b)(i)ゲル化剤、 (ii)塩基、及び (iii)C〜C13アルキルアセテートから成る群から選択される少
なくとも1つの皮膚軟化剤、を含む第2の溶液であって、前記ゲル化剤、塩基、
及び皮膚軟化剤が第2の溶媒中に溶解されている溶液、 を混合すること;及び (2)第1及び第2の溶液の混合物を冷却してゲルを形成すること、 を含む方法を含む。
【0020】 所望により、本発明の透明化粧品ゲルスティック状組成物は、その他の皮膚軟
化剤、湿潤剤、消毒剤、酸化防止剤、キレート剤、紫外線吸収剤、着色剤、芳香
剤、防腐剤、及びゲル安定化剤から成る群から選択される少なくとも1つの追加
の添加剤をさらに含むことができる。
【0021】 出願人は、驚くべきことに、従来技術において一般的に使用されるジイソプロ
ピルセバケート及びC12〜C15アルキルラクテート皮膚軟化剤を本発明のC 〜C13アルキルアセテート皮膚軟化剤で置き換えると、ユニークな特性を有
する透明ゲルスティック状発汗抑制剤が製造されることを発見した。例えば、本
発明のC12及び/又はC13アルキルエステルを使用して得られた透明ゲルス
ティック状発汗抑制剤又は防臭剤は、従来技術の組成物とほぼ同じ外観と感触を
有するが、嫌な臭気を有さなかった。さらに、本発明に従って調製された透明ゲ
ルスティック状発汗抑制剤は、例えば、イソプロピルミリステート、ジイソプロ
ピルセバケート、C12〜C15アルキルラクテートなどを使用する従来技術の
組成物よりもかなり低いコストで得られた。
【0022】 存在する有効成分に応じて、本発明の透明ゲルスティック状組成物は、防臭剤
、発汗抑制剤、日焼け止め剤、虫除け剤、又は抗真菌剤としての使用に適してい
る。
【0023】 本発明のその他及びさらなる目的、利点、及び特徴は、以下の明細書を参照す
ることによって理解されるだろう。
【0024】 好ましい態様の説明 本発明は、化粧品有効成分、ゲル化剤、溶媒、及びC〜C13アルキルアセ
テートから成る群から選択される少なくとも1つの皮膚軟化剤を含む化粧品組成
物を含む。化粧品組成物は、クリーム、分散体、エマルジョン、フォーム、ゲル
、ローション、軟膏、半固体、固体、溶液、又は懸濁物の形態でよい。化粧品組
成物は、好ましくは、化粧品スティックのような固体、化粧品クリーム又はゲル
のような半固体、又は化粧品溶液又はエマルジョンのような液体でよい。本発明
の組成物は、また、ローションとして配合することもできる。
【0025】 本発明の好ましい態様の1つは、透明スティック状発汗抑制剤である。
【0026】 透明発汗抑制剤金属塩含有、ゲルスティック状組成物は、好ましくは、有効量
の金属塩(これは好ましくは発汗抑制剤金属塩である)、透明なスティック状発
汗抑制剤組成物をゲル化させるのに十分な量のゲル化剤、金属塩とゲル化剤の全
てを溶解するのに十分な量の溶媒、皮膚軟化効果を生じるのに十分な量のC
13アルキルアセテートから成る群から選択される少なくとも1つを含む皮膚
軟化剤、及び透明なスティック状発汗抑制剤金属塩含有、ゲルスティック状組成
物を安定化するのに十分な量の塩基を含む。
【0027】 好ましい溶媒は、成分の全て、特にゲル化剤、例えば、ベンジリデンソルビト
ール、を溶解することができるものである。好ましい溶媒は、(1)1〜6個の
炭素原子の一価アルコール、(2)エチレングリコール、1,2−プロピレング
リコール、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブチレングリコール、PP
G−10ブタンジオール、グリセリンから成る群から選択される多価アルコール
、及び(3)それらの混合物、から成る群から選択される一価及び/又は多価ア
ルコールを含む。好ましい溶媒はプロピレングリコールである。溶媒は組成物中
に、好ましくは、組成物の総重量に基づいて約1〜約80重量%の濃度で存在す
る。
【0028】 ゲル化剤がジベンジリデンソルビトールであるのが好ましいが、ソルビトール
の誘導体も使用することができる。ゲル化剤は、ヒドロキシアルキルセルロース
誘導体、例えば、特に、ヒドロキシエチルセルロース及びヒドロキシプロピルセ
ルロース、のような補助ゲル化剤をさらに含むことができる。ゲル化剤は組成物
中に、好ましくは、組成物の総重量に基づいて約0.5〜約10重量%の濃度で
存在する。
【0029】 塩基は組成物中において組成物を安定化するのに十分な量で存在する。好まし
くは、塩基は有機塩基、無機塩基、及びそれらの混合物から選択される。塩基の
役割は、透明なスティック状発汗抑制剤組成物中に存在する様々な成分の分解を
防ぎ、それによってゲルを安定化させることである。ほとんどの発汗抑制剤活性
物質によって生じる高度に酸性の環境中の分解を最も受けやすい成分は、ジベン
ジリデンソルビトールゲル化剤であり、これは、酸性の発汗抑制剤活性物質を、
(有機及び無機塩基及び塩基性塩を含む)塩基で中和することによって保護され
る。塩基は組成物中に、好ましくは、組成物の総重量に基づいて約0.1〜約3
重量%の濃度で存在する。
【0030】 透明で均一なスティックを得るためには、有機塩基の使用が一般的に好ましい
。好ましい有機塩基は、アミンのような窒素含有塩基である。好ましいアミンは
、第三アミン、グアニジン、及び置換グアニジン、並びにそれらの有機又は無機
塩を含む。塩は、アミンと強又は弱酸の反応から調製できる。好ましいグアニジ
ン塩は、炭酸グアニジン、重炭酸グアニジン、燐酸グアニジン、塩酸グアニジン
、硝酸グアニジン、硫酸グアニジン、硫酸水素グアニジン、スルホン酸グアニジ
ン、臭化水素酸グアニジン、及びそれらの混合物から成る群から選択される。安
定化剤のさらなる例は、前に組み入れた米国特許第5490979号、欧州特許
出願512,770A1、及びWO96/26709中に開示されている。
【0031】 本発明のC〜C13アルキルアセテート皮膚軟化剤は、線状又は枝分れC 〜C13一価アルコールから誘導された酢酸アルキルエステルである。そのよう
な一価アルコールの例としては、ノルマル及び異性体のヘキサノール、ヘキサノ
ール、ヘプタノール、オクタノール、n−ノナノール、イソノナノール、n−デ
カノール、イソデカノール、n−ウンデカノール、イソウンデカノール、n−ド
デカノール、イソドデカノール、トリデカノール、及びその他のノナノール、デ
カノール、ウンデカノール、ドデカノール、C〜C12オキソアルコール、及
びそれらの混合物を挙げることができる。
【0032】 本発明のC〜C13アルキルアセテート皮膚軟化剤を調製することができる
一価アルコールの好ましいクラスは、オキソアルコールである。
【0033】 オキソアルコールは、プロピレン及びその他のオレフィンを触媒(例えば、多
孔質珪藻土クレー上の燐酸)上でオリゴマー化すること、及びその後様々な不飽
和(オレフィン系)流れを得るために蒸留することを含む方法を経由して製造さ
れる。これらの流れはその後コバルトカルボニル触媒を使用してヒドロホルミル
化(hydroformylation)条件下に合成ガス(一酸化炭素と水素
)と、アルデヒド/アルコールの複数異性体混合物を生成するように、反応させ
られる。アルデヒド/アルコールの混合物は、その後、水素添加反応器に導入さ
れ、そして、供給物のオレフィン流れ中の炭素数よりも1つ炭素数の大きいアル
コールを主として含む枝分れアルコールの混合物を形成するように水素添加され
る。
【0034】 枝分れオキソアルコールは、約CとC13の間の範囲内の炭素数を有する一
価オキソアルコールである。複数の異性体、好ましくは3種より多くの異性体、
最も好ましくは5種より多くの異性体を含む枝分れオキソアルコールを有するの
が望ましい。
【0035】 枝分れオキソアルコールは、いわゆる「オキソ」法において、市販の枝分れC 〜C12オレフィン留分の対応する枝分れC〜C13アルコール/アルデヒ
ド含有オキソ化生成物へのヒドロホルミル化によって製造することができる。オ
キソアルコールを形成する方法においては、オキソ化生成物からのアルコール/
アルデヒド中間体を形成し、続いて粗アルコール/アルデヒド生成物を全てオキ
ソアルコールの生成物に転化するのが望ましい。
【0036】 オレフィン系供給物流れのコバルトの触媒作用によるヒドロホルミル化からの
枝分れオキソアルコールの製造は、好ましくは、以下の工程を含む: (a)アルコール/アルデヒドに富んだ粗反応生成物の形成を促進する反応条
件下においてヒドロホルミル化触媒の存在下に一酸化炭素及び水素(例えば、合
成ガス)との反応によりオレフィン系供給物流れをヒドロホルミル化する工程、 (b)アルコール/アルデヒドに富んだ粗反応生成物を脱金属化して、それか
らヒドロホルミル化触媒及び実質的に触媒を含まないアルコール/アルデヒドに
富んだ粗反応生成物を回収する工程、及び (c)水素添加触媒(例えば、塊状ニッケル触媒)の存在下にアルコール/ア
ルデヒドに富んだ粗反応生成物を水素添加してアルコールに富んだ反応生成物を
製造する工程。
【0037】 オキソアルコールの製造においては、オレフィン系供給物流れは、任意のC 〜C12オレフィンでよい。全ての枝分れオキソアルコールを製造することがで
きる線状オレフィンも使用できるが、オレフィン系供給物流れがC〜C11
レフィンを含むのが好ましい。アルコール形成触媒の存在下のC〜C11オレ
フィンのヒドロホルミル化とその後水素添加は、枝分れC〜C12アルコール
を製造する。オキソ法によって形成された枝分れオキソC〜C12アルコール
の各々は、典型的には、枝分れオキソアルコール異性体、例えば、3,5−ジメ
チルヘプタノール、4,5−ジメチルヘプタノール、3,4−ジメチルヘプタノ
ール、5−メチルオクタノール、4−メチルオクタノール、3,5−ジメチルオ
クタノール、5−メチルデカノール、3,4−ジメチルデカノール、4−メチル
ウンデカノールの混合物、及びその他のメチル及びジメチルヘプタノール、オク
タノール、デカノール、及びウンデカノールの混合物、を含む。特に好ましいの
は、C〜C12オキソアルコールである。
【0038】 増量剤としても有用なものは、上述のC〜C12一価アルコールの酢酸エス
テルである。好ましいのは、C〜C12アルコールのアセテート、特にC
12オキソアルコールのアセテートである。
【0039】 C〜C12オキソアルコールの酢酸エステルに加えて、本発明において使用
するのに適するC〜C13アルキルアセテートは、エクソン・ケミカル・カン
パニー(Exxon Chemical Company)によって市販されて
いるEXXATE(登録商標)流体である。最も好ましいアルキルアセテート皮
膚軟化剤は、ドデシルアセテート、トリデシルアセテート、及びそれらの混合物
である。
【0040】 C〜C13アルキルアセテートは、本発明の組成物中に、組成物全体の重量
に基づいて好ましくは約0.01〜40重量%、より好ましくは約0.5〜20
重量%の濃度で含まれる。
【0041】 本発明の皮膚軟化剤は、活性発汗抑制剤物質を溶解するためにプロピレングリ
コールのような極性溶媒を必要とする発汗抑制剤組成物中において特に有用であ
る。そのような組成物は、シリコーン油及びイソパラフィンのような非極性皮膚
軟化剤としばしば非相溶性である。
【0042】 好ましい態様において、本発明の透明ゲルスティック状発汗抑制剤組成物は、
有効量の(a)アルミニウム塩、ジルコニウム塩、及びアルミニウム−ジルコニ
ウム塩から成る群から選択される発汗抑制剤金属塩、(b)組成物をゲル化する
のに十分な量のジベンジリデンソルビトール、(c)全てのジベンジリデンソル
ビトールを溶解するのに十分な量の溶媒、(d)ゲルスティック状組成物を安定
化するのに十分な量のグアニジン塩、及び(e)皮膚軟化効果を生じるのに十分
な量のトリデシルアセテートを含む。
【0043】 本発明は、また、透明ゲルスティック状発汗抑制剤組成物を製造する方法であ
って、 (1)(a)第1の溶媒中に溶解された有効量の発汗抑制剤金属塩の第1の加
熱された溶液、及び (b)第2の溶媒中に、 (i)発汗抑制剤組成物をゲル化するのに十分な量のゲル化剤、 (ii)発汗抑制剤組成物を安定化するのに十分な量の塩基、及び (iii)皮膚軟化効果を生じるのに十分な量のC〜C13アルキルアセ
テートから成る群から選択される少なくとも1つの皮膚軟化剤、を含む第2の加
熱された溶液、 を混合すること、但し、第2の溶媒は発汗抑制剤組成物の全ての成分を溶解する
のに十分な量で存在し、そして第1と第2の溶液の混合は、ゲル化剤の劣化を最
小化するのに十分に短く、かつ第1と第2の溶液の混合を提供するのに十分に長
い時間行われること、及び (2)第1及び第2の溶液の混合物を冷却してゲルを形成すること、 を含む方法を含む。
【0044】 本発明の開示全体を通して、本発明は、主に透明ゲルスティック状発汗抑制剤
組成物に関連して記載される。しかしながら、本発明は、透明スティック状組成
物又は発汗抑制剤組成物に限定されるものではない。例えば、本発明に従う組成
物は、透明な防臭剤スティック状組成物でよい。さらに、組成物中に含まれる追
加の又はその他の有効成分に応じて、組成物は、皮膚軟化剤組成物、鎮痛剤(メ
チルサリチレート)組成物、日焼け止め剤組成物、その他でもよい。化粧品組成
物中に組み入れることができる様々な活性物質が、Yuhasの米国特許第4,
322,400号中に開示されており、その内容は全て引用によって本明細書中
に組み入れられている。
【0045】 本発明の望ましい特徴は、透明な又は透き通った化粧品スティック状組成物(
例えば、透明又は透き通った防臭剤又は発汗抑制剤スティック状組成物)が提供
され得ることである。本発明に従って、透明な又は透き通った(即ち、透明)と
いう用語は、その通常の辞書の定義を意味することを意図しており、従って、本
発明における透明化粧品ゲル組成物は、その背後にある物体を容易に見ることが
できる。対照的に、半透明の組成物は光を通過させるが、半透明組成物の背後の
物体を明瞭に見ることを不可能にするように光を散乱させる。
【0046】 公知の発汗抑制剤活性物質の任意のものを本発明の組成物中において使用する
ことができる。本発明の組成物中において使用するのに適する物質は、アルミニ
ウムクロルハイドレート(aluminum chlorhydrate)、ア
ルミニウムクロリド、アルミニウムセスキクロロハイドレート(aluminu
m sesquichlorohydrate)、アルミニウム−ジルコニウム
ヒドロキシクロリド、上記の有効成分とプロピレングリコールのようなグリコー
ルとの錯体又は付加物、及びそれらの組み合わせを含む。グリシンのような中性
アミノ酸と組み合わされた公知のアルミニウム−ジルコニウム塩(例えば、アル
ミニウム−ジルコニウムテトラクロロヒドロキシル)も使用できる。一般的に、
食品医薬品局(FDA)のMonograph on Antiperspir
ant Drug Products for overall−the−co
unter human use(1973年10月10日)中に挙げられた、
カテゴリーIの有効発汗抑制剤成分の任意のものを使用することができる。さら
に、アルミニウムニトロハイドレート(aluminum nitrohydr
ate)及びそれとジルコニルヒドロキシクロリド及びニトレートとの組み合わ
せのような、上記のMonograph中には挙げられていない、新規な成分も
、本発明に従う発汗抑制剤組成物中の発汗抑制剤有効成分として組み入れること
ができる。
【0047】 発汗抑制剤活性物質は、以下のものから選択できるが、これらに限定されるも
のではない:
【表1】 好ましい発汗抑制剤物質は、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレ
ート(アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレックス GLY)又はア
ルミニウムクロロハイドレート(aluminum chlorohydrat
e)を含む。
【0048】 使用できる活性成分の量は、配合される特定の有効成分によって変化する。一
般的法則として、発汗抑制剤生成物は、組成物の総重量の約0.5〜約35重量
%、より好ましくは組成物の総重量の約20〜約30重量%の量の活性発汗抑制
剤物質を含むべきである。本発明の組成物中において使用される活性発汗抑制剤
物質は、好ましくは、プロピレングリコールのような溶媒中に予め溶解され、混
合まで溶液のままである。
【0049】 配合される化粧品有効成分の量は、化粧品の効果を有するのに十分なものであ
る。例えば、トリクロサン(triclosan)のような防臭剤有効成分が配
合される場合、本技術分野において従来的に使用されるそれの量を本発明に従う
組成物中に配合することができる。
【0050】 組成物は、また、C〜C13アルキルアセテートを皮膚軟化剤として含む。
上述したように、トリデシルアセテート(C13アルキルアセテート)のような
高級アルキルアセテートを含む透明スティック状発汗抑制剤は嫌な臭気を有して
いないが、アルキル基中の炭素原子の数が減少するにつれて臭気が強くなる。
【0051】 本発明による組成物は、追加の皮膚軟化剤及び本技術分野において公知のその
他の化粧品有効成分(例えば、前に組み入れたWO97/06777中に記載さ
れた、湿潤剤、消毒剤、酸化防止剤、キレート剤、紫外線吸収剤、着色剤、芳香
剤、及び防腐剤のような成分を含む)をさらに含むことができる。
【0052】 実施例1 サンプル1は、従来技術の前に組み入れた米国特許第5,490,979号中
に開示された実施例24の手順に従って調製された対照例である。サンプル2及
び3は本発明に従うサンプルである。
【0053】 表1 サンプル 1 2 3
レザル(Rezal)36 GPG(1) 44.7 44.7 44.7
プロピレングリコール 31.5 31.5 31.5
ポリエチレングリコール 5.0 5.0 5.0
PPG−10ブタンジオール(2) 8.0 8.0 8.0
炭酸グアニジン 0.7 0.7 0.7
ベンジリデンソルビトール 2.5 2.5 2.5
ジメチコーンコポリオール 2.0 2.0 2.0
(Dimethicone Copoyol) ジイソプロピルセバケート 2.0 − − C12〜C15アルキルラクテート 2.0 − − C13アルキルアセテート − 4.0 −12アルキルアセテート − − 4.0
(1)プロピレングリコール中のアルミニウムジルコニウムテトラクロロハイ ドレックスGLY発汗抑制剤活性成分の30重量%溶液 (2)ブタンジオールのポリオキシプロピレンエーテル
【0054】 3つの透明スティック状発汗抑制剤を上記の表1中に示すサンプル1、2、及
び3の組成物を使用して調製した。透明スティック状発汗抑制剤をサンプル1に
おいて使用したのと同じ成分を使用して調製したが、但し、ジイソプロピルセバ
ケート及びC12〜C15アルキルラクテートをサンプル2においてはトリデシ
ルアセテートで置き換え、又はサンプル3においてはドデシルアセテートで置き
換えた。サンプル2又は3の組成物から調製された透明スティック状発汗抑制剤
は、サンプル1の組成物から調製されたものと同じか又はそれより良好な透明性
を示し、そして嫌な臭気を有していなかった。さらに、サンプル2又は3の組成
物から調製された透明スティック状発汗抑制剤は、サンプル1の組成物から調製
された透明スティック状発汗抑制剤よりもかなりコスト的に有利であった。
【0055】 実施例2 植物性油を有するバスオイル(Bath Oil)重量% A ミグリオール(Miglyol) 812 15.0 ミグリオール 840 15.0 ソフチゲン(Softigen) 767 10.0 ソフチサン(Softisan) 645 10.0 大豆油 27.0 C12又はC13アルキルアセテート 10.0 ホスタファト(Hostaphat) KL 340N 13.0 着色剤 十分量 酸化防止剤 十分量 香料 十分量
【0056】 手順: 全ての成分を均一に成るまで室温で一緒に混合し撹拌する。このバスオイルは
低い粘度を有する。
【0057】 実施例3 アーモンド油を含むフォームバス(Foam Bath)重量% A マーロウェット(Marlowet) OA 4/1 30.0 C12又はC13アルキルアセテート 22.0 アーモンド油 8.0 B マーリナット(Marlinat) 242/70 25.0 グリセロール DAB 9 10.0 マーラミド(Marlamid) DF 1218 3.0 水 100.0まで C 香料 十分量 防腐剤 十分量
【0058】 手順: A及びBを70〜75℃に加熱する。BをAに撹拌しながらゆっくりと添加す
る。香料と防腐剤を30℃で添加する。
【0059】 実施例4 フォームバス油重量% A マーロウェット R 11/K 30.0 松葉油 20.0 C12又はC13アルキルアセテート 10.0 B マーリナット 242/70 11.0 リポキソル(Lipoxol) 600 MED 13.0 水 100.0まで C 防腐剤 十分量
【0060】 手順: A及びBを70〜75℃に加熱する。BをAに撹拌しながらゆっくりと添加す
る。香料と防腐剤を30℃で添加する。
【0061】 実施例5 輝きの強いリップスティック 重量% ひまし油 39.4 C12又はC13アルキルアセテート 20.0 キャンデリア(Candelilla)ワックス 8.0 アセツラン(Acetulan) 7.5 ワックス1275W 5.0 プロピレングリコールモノラウレート 5.0 ラノゲン(Lanogene) 5.0 カルナウバ(Carnauba) 2.0 プロピルパラベン(Propyl Paraben) 0.1 チミロン(Timiron) MP−10 7.0 D&C Red#9(31−3009) 0.8 D&C Red#7 Ca レーキ(3107) 0.3 Pur. Navy Blue#7110 0.1 芳香剤 十分量
【0062】 手順: 3本練りロール機又は乳鉢/乳棒を使用してひまし油の一部中で顔料をすり砕
く。全てのその他の成分(真珠箔顔料及び芳香剤を除く)を添加して、スチーム
浴上で80〜85℃に穏やかに加熱する。真珠を添加し、均一になるまで混合す
る。芳香剤は、できるだけ最も低い温度で添加されなければならない。型中に注
ぐ。
【0063】 実施例6 リップスティック配合物 重量% 合成キャンデリアワックス 10.9 C12又はC13アルキルアセテート 9.5 ラノリン N.F. 4.4 白色蜜・ N.F. 3.3 精製パラフィンワックス 130/35 2.0 白色オゾケライト(Ozokerite)ワックス 77W 0.9 ひまし油 54.3 顔料 12.0 Teg.“P” 0.1
【0064】 実施例7 スティック型リップグロス(Lip Gloss) 重量% 1.オゾケライト・ホワイト 170 7.5 2.キャンデリアワックスライトリファインド 9.5 (Candelilla Wax Light Refined) 3.カルナウバ・ワックス・イエローUSP#1 2.5 4.セラフィル(Ceraphyl) 50 3.0 5.ラノゲン(Lanogene) 5.0 6.アセトール(Acetol) 1706 11.5 7.フレクリシン(Flexricin) 9 10.0 8.ベントンゲル(Bentone Gel) CAO 27.5 9.レクソル(Lexol) PG 8/10 12.8 10.C12又はC13アルキルアセテート 5.0 11.プロピルパラベン 0.1 12.テノックス(Tenox) 4 0.1 13.顔料濃厚物(1) 5.0 14.芳香剤 0.5 (1)顔料濃厚物: ひまし油 75.00 D&C Red#21アルミニウムレーキ 15.00 コスメティック・ブラウン C−33 115 10.00 (Cosmetic Brown)
【0065】 手順: 1.アイテム1から12までを秤量してステンレススチールジャケット付鍋にい
れる。透明に溶融するまで85℃に加熱する。 2.温度を80℃に下げる。アイテム13を添加し、均質化混合機を中速度で使
用して混合する。80℃で30分間混合する。 3.中速度での混合を続け、温度を70℃に下げ、そしてアイテム14を添加す
る。熱を取り去り、固まるまでゆっくりと撹拌するか、又はトレーに注ぎ入れる
。 4.注型時には、塊を溶かし、溶けた塊を75℃でゆっくりと撹拌しながら型に
注ぎ入れる(空気が取り込まれるのを防ぐ)。輝く艶出しされた表面を得るため
に、表面に炎をあててもよい。
【0066】 顔料濃厚物の調製: 1.乾燥粉末を秤量し、低速度ホバート(Hobart)型混合機を使用して均
一になるまでひまし油中に混合する。 2.この濃厚物を室温で3本練りロール機に2回通す。
【0067】 実施例8 軽い質感のハンドクリーム A部分重量% 燐脂質 SV 3.00 ステアレス(Steareth)−20 0.45 グリセリン 5.00 メチルパラベン 0.25 水 77.75 B部分: ステアレス−2 0.80 セテアリル(Cetearyl)アルコール 3.50 ミリスチルミリステート 3.50 フィンソルブ(Finsolv) TN 1.50 C12又はC13アルキルアセテート 3.00 ジメチコン(Dimethicone)(100cS) 1.00 プロピルパラベン 0.25
【0068】 手順: 両方の相を65℃に加熱し、そして油相を水相中に均質化する。40℃まで撹
拌しながら冷却し、必要に応じて芳香剤、着色剤、又は防腐剤を添加する。
【0069】 実施例9 フェイシャルモイスチャークリーム A部分重量% 燐脂質 SV 3.00 ステアレス−20 0.20 メチルパラベン 0.25 水 81.50 B部分: ステアレス−2 1.30 セテアリルアルコール 4.00 ミリスチルミリステート 4.00 C12又はC13アルキルアセテート 4.00 ジメチコン(100cS) 1.00 ラノリンアルコール 0.50 プロピルパラベン 0.25
【0070】 手順: 両方の相を65℃に加熱し、そして油相を水相中に均質化する。40℃まで撹
拌しながら冷却し、必要に応じて芳香剤、着色剤、又は防腐剤を添加する。
【0071】 実施例10 モイスチャライジングクリーム 相A重量% 蒸留水 十分量〜100まで プロピレングリコール、USP 4.00 相B: ポーラワックス(Polawax)乳化・、NF 3.00 アーラセル(Arlacel)165グリセリル ステアレート及びPEG−100ステアレート 3.00 ミベロール(Myverol)18−06蒸留モノグリセリド 3.00 C12又はC13アルキルアセテート 5.00 ロバン(Robane)スクアラン NF 5.00 エポレン(Epolene)N−34ポリエチレンワックス 1.00 相C: 蒸留水 10.00 プロピレングリコール 3.00 イーストマン(Eastman)AQ 55Sポリマー 1.00 相D: イーストマンビタミンE TPGS(20%) 1.00 相E: 芳香剤 十分量 防腐剤 十分量 pH:5.5
【0072】 手順: 1.プロピレングリコールを水に添加し、95℃に加熱し、その後混合しながら
イーストマンAQ55Sを添加することによって相Cを著製する。70℃まで冷
却する。 2.相Aを混合しながら95℃まで加熱する。 3.相Bを混合しながら105〜110℃まで加熱する。 4.相Bを95℃まで冷却し、プロペラ混合しながら相Aに添加する。 5.空気の取り込みを防ぎながら、混合を続けそして70℃まで冷却する。 6.70℃で、相Cを添加する。 7.混合を続けそして50℃まで冷却し、その後相C及び相Eを添加する。 8.混合しながら、室温まで強制的に冷却する。生成物は増粘し、44℃でクリ
ームを形成する。
【0073】 実施例11 アルコール含有ミルクローション 重量% A ステアリン酸 2.0 セチルアルコール 1.0 C12又はC13アルキルアセテート 2.0 グリセリルモノステアレート(自己乳化性) 1.1 ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル 1.9 メチルパラベン 十分量 B アジデュー(Ajidew)N−50 3.0 プロピレングリコール 5.0 水 74.0 C エチルアルコール 10.0
【0074】 手順: 1.A及びBを80℃に加熱する。 2.BをAに撹拌しながらゆっくりと添加する。 3.撹拌しながら50℃まで冷却して、Cを添加する。 4.35〜40℃で仕上げ混合する。
【0075】 pH:5.1 粘度:約270cps
【0076】 実施例12 ミルクローション 重量% A 液体パラフィン(#70) 30.0 C12又はC13アルキルアセテート 1.6 パラフィンワックス(融点42〜44℃) 4.5 セチルアルコール 4.5 ソルビタンモノステアレート 1.8 ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオレエート 2.8 トコフェロールアセテート 0.2 B アジデュー T−50 4.0 水 50.5 防腐剤 0.1
【0077】 手順: 1.A及びBを80℃まで加熱する。 2.BをAに撹拌しながら添加する。 3.撹拌しながら42℃まで冷却する。
【0078】 pH:6.2 粘度:25,000cps
【0079】 実施例13 イソプロピルミリステートローション 重量% A イソプロピルミリステート 5.00 C12又はC13アルキルアセテート 5.00 アーラセル(Arlacel)60 1.60 アーラソルブ(Arlasolve)200L 3.33 B 水、脱イオン化されたもの 84.07 カーボポール(Carbopol)934 0.40 C 水酸化ナトリウム(10%W/W水溶液) 0.40 D ダウイシル(Dowicil)200 0.10 E 芳香剤 0.10
【0080】 手順: Aを65℃に加熱し、Bを60℃に加熱する。AをBに中程度にアンカー型撹
拌機で撹拌しながらゆっくりと添加し、Cを添加する。Dを約50℃で添加する
。Eを35℃で添加し、そして蒸発による損失を補うために水を添加する。
【0081】 実施例14 スキンモイスチャライジングローション 相A重量% ポリペンタエリトリチルテトララウレート 4.00 グリセリルステアレート/PEG100ステアレート 5.00 (アーラセル 165) カーネーション(Carnation)鉱油 3.50 C12又はC13アルキルアセテート 2.00 プロピレングリセロールジペラルゴネート 1.00 (エメレスト(Emerest) 2388) 蜜ロウ 2.00 ステアリン酸 1.00 ステアリルアルコール 0.50 シクロメチコーン(ダウコーニング(Dow Corning) 0.50 流体 344) 相B: 水 67.70 カーボマー(Carbomer)934、3%溶液 7.50 (カーボポール 934) プロピレングリコール 3.50 相C: トリエタノールアミン 0.80 相D: ガーマベン(Germaben)II−E 1.00
【0082】 手順: 相A及び相Bを別々に75℃まで加熱し、BをAに撹拌しながら添加する。そ
の後、相Cを添加する。40℃まで冷却し、相Dを添加する。
【0083】 実施例15 ドライスキンローション 相A重量% セチルアルコール 2.00% エストール(Estol)EHP 1543 2.00 トリベント(Trivent)NP−13 4.00 カーネーション鉱油 0.50 C12又はC13アルキルアセテート 0.50 DC シリコーン油 1.00 ブリー(Brij)58 1.00 ブリー 20 1.00 相B: 脱イオン水 81.50 カーボポール 940 0.50 ダーマクリル(Dermacryl)−79 1.00 プリセリン(Pricerine)9083 3.00 トリエタノールアミン(99%) 1.00 相C: ガーマベン II E 1.00 相D: 芳香剤 十分量
【0084】 実施例16 モイスチャライジングローション 重量% A ビーガム(Veegum) 1.0 ロジゲル(Rhodigel) 0.5 脱イオン水 74.5 B ナトリウム PCA 3.0 グリセリン 5.0 C 水素添加ポリイソブテン 4.0 鉱油及びラノリンアルコール 3.0 セチルアルコール 2.0 C12又はC13アルキルアセテート 2.0 ソルビタンパルミテート 1.2 ポリソルベート(Polysorbate)40 3.8 D pH5.5までのクエン酸 十分量 防腐剤、染料、芳香剤 十分量
【0085】 手順: ビーガムとロジゲルをドライブレンドし、滑らかで均一になるまで利用可能の
最大剪断を使用して混合しながら、水に添加する。Bの成分を添加して、溶解さ
れるまで混合する。Cの成分を混合し、均一で透明な混合物が得られるまで50
℃に加熱する。Cを(A+B)に高速で混合しながら添加する。空気の取り込み
を防ぐ。30℃まで連続的に撹拌しながら冷却し、Dを添加する。中程度の粘度
のローション(粘度:1900〜2400cps)。
【0086】 実施例17 モイスチャライジングローション(ウルトラ) 重量% A ビーガムウルトラ 0.15 (珪酸マグネシウムアルミニウム) カーボマー980(カーボポール980) 0.15 脱イオン水 73.70 B グリセリン 5.00 C 鉱油及びラノリンアルコール 4.00 セチルアルコール 2.00 イソプロピルパルミテート 2.00 水素添加ポリイソブテン 5.00 C12又はC13アルキルアセテート 3.00 ソルビタンパルミテート 1.20 ポリソルベート 40 3.80 D 防腐剤、芳香剤 十分量 pH6.0までの10%水酸化ナトリウム溶液 十分量
【0087】 手順: ビーガムウルトラとカーボマーをドライブレンドし、それらを水に700rp
mでプロペラ混合機を使用して撹拌しながらゆっくりと添加する。混合機の速度
を1500〜1700まで上昇させ、30分間混合を続ける。Bを添加して5分
間混合する。Cの成分を混合して50℃まで加熱する。AとBの混合物を50℃
に加熱する。CをA及びBに添加し、50℃及び1500〜1700rpmで1
0分間混合する。30℃まで冷却しながら混合機の速度を1000rpmまで落
とす。Dを添加し均一になるまで混合する。生成物の特性: 粘度:2200〜2800cps pH:6.0±0.2
【0088】 実施例18 ボディーローション 重量% A ミグリオール(Miglyol)840 5.0 C12又はC13アルキルアセテート 2.0 イムウイトア(Imwitor)960 フレーク 4.0 マーロフォア(Marlophor)T10 Na塩 2.0 セチルアルコール 0.3 B ホスタセリン(Hostacerin)ゲル1% 12.5 カリオン(Karion)F 5.0 水 100.0まで C 香料 十分量 防腐剤 十分量 * ホスタセリンゲルの処方: ホスタセリン PN73 1.0% 水 100.0%まで ホスタセリンを水と均一になるまで混合し、ゲルが透明になるまで混合物を撹
拌する。
【0089】 手順: Aの成分を混合し75〜80℃まで加熱する。Bの成分を同じ温度まで加熱し
、徐々に撹拌しながらAに入れる。Cを約30℃で配合する。
【0090】 実施例19 日焼け用オイル 重量% ヤシ油 #76 15.0 ダウコーニング #344 16.0 C12又はC13アルキルアセテート 13.0 鉱油 #7 42.0 アセツラン(Acetulan) 8.0 グルカム(Glucam)P−20 2.0 ホホバ油 2.0 エスカロール(Escalol)507 2.0 芳香剤 十分量
【0091】 実施例20 日焼け止めローションSPF 18 重量% A ネオヘリオパン(Neo Heliopan)AV型 7.500 ネオヘリオパン MA型 5.000 C12又はC13アルキルアセテート 3.000 Myrj 52 2.000 キュティナ(Cutina)MD 3.000 プロムルゲン(Promulgen)D 2.000 アンタロン(Antaron)V−220 4.000 ベイシロン(Baysilone)流体 M 10 2.000 B 脱塩水 45.830 カーボポール 940(2%溶液) 15.000 1,2−プロピレングリコール 2.000 トリロン(Trilon)BD 0.100 C ネオヘリオパン ヒドロ型 (トリエタノールアミンで中和された 30%水溶液、2%活性) 6.670 D トリエタノールアミン 0.500 E ガーマベン(Germaben)II 1.000 香料油 0.400
【0092】 手順: 適当な容器中で相Aを秤量し、撹拌しながら75℃まで加熱する。バッチ全体
を入れることができるもう1つの容器中において、相Bを秤量し、撹拌しながら
75℃まで加熱する。相Aを相Bにゆっくりと添加し、10分間混合し、相Cを
添加する。均一になるまで混合し、連続的に撹拌しながら冷却を開始する。40
℃まで冷却し、相D及びEを添加する。撹拌しながら28〜25℃まで冷却を続
け、そして包装する。
【0093】 実施例21 クリーム小袋(Cream Sachet) 重量% A アーラセル(Arlacel)165 16.00 スパーマセチ(Spermaceti) 5.30 セチルアルコール 5.00 C12又はC13アルキルアセテート 3.00 B アトラス(Atlas)G−2162 2.00 水、脱イオン化されたもの 59.00 防腐剤 十分量 C 芳香剤 10.00
【0094】 手順: Aを75℃に加熱する。Bを77℃に加熱する。適度にしかし徹底的に撹拌し
ながらBをAにゆっくりと添加する。45℃でCを添加する。冷えるまで(室温
)撹拌し、そして包装する。
【0095】 実施例22 液体コロン 重量% 香料油 5.00 ツイーン(Tween)20 20.00 C12又はC13アルキルアセテート 1.50 水 73.50 防腐剤 十分量
【0096】 手順: 香料油とツイーン20を混合する。この混合物をゆっくりと水に添加し、防腐
剤を添加する。透明な生成物が形成するまで撹拌する。
【0097】 実施例23 薬品クリームベース 重量% A ステアリン酸 10.00 ステアリルアルコール 5.00 コーン油 3.00 C12又はC13アルキルアセテート 2.00 Myrj 52 3.00 スパン(Span)60 2.00 B ソルビトール溶液 USP 5.00 水 70.00
【0098】 手順: Aを70℃に加熱し、Bを72℃に加熱する。撹拌しながらBをAに添加する
。固まるまで撹拌する。
【0099】 実施例24 薬品軟膏ベース 重量% A セチルアルコール 20.00 コーン油 15.00 C12又はC13アルキルアセテート 5.00 ツイーン(Tween)80 4.50 スパン(Span)80 0.50 B 水 55.00
【0100】 手順: Aを70℃に加熱し、Bを72℃に加熱する。撹拌しながらBをAに添加する
。固まるまで撹拌する。
【0101】 これまで本発明に従う幾つかの態様を示し説明してきたが、同じことが当業者
には明らかな多くの変更にも受け入れられることは明瞭に理解されなければなら
ない。従って、我々は、これまで示し説明した詳細な説明に限定されることを望
むものではなく、添付の請求の範囲に入る全ての変更及び改良を示すことを意図
している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/027 A61K 7/027 7/32 7/32 7/42 7/42 7/50 7/50 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,Z W (72)発明者 コー、カレン・ケイ アメリカ合衆国、テキサス州 77586、シ ーブルック、ウッドバンク・ドライブ 1027 Fターム(参考) 4C083 AA112 AA122 AB031 AB032 AB432 AB442 AC022 AC061 AC072 AC111 AC122 AC132 AC242 AC302 AC331 AC332 AC352 AC392 AC422 AC432 AC442 AC482 AC542 AC552 AC741 AC742 AC931 AC932 AD022 AD042 AD152 AD282 AD512 BB51 CC02 CC03 CC04 CC05 CC13 CC17 CC19 CC24 CC25 DD01 DD11 DD21 DD22 DD23 DD27 DD28 DD31 DD39 DD41 EE05 EE11 EE41 FF05

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 C〜C13アルキルアセテートから成る群から選択される
    少なくとも1つの皮膚軟化剤を含む化粧品組成物。
  2. 【請求項2】 前記化粧品組成物が、クリーム、分散体、エマルジョン、フ
    ォーム、ゲル、ローション、軟膏、半固体、固体、溶液、及び懸濁物から成る群
    から選択される形態である、請求項1の化粧品組成物。
  3. 【請求項3】 前記化粧品組成物が、液体、固体、及び半固体から成る群か
    ら選択される形態である、請求項1の化粧品組成物。
  4. 【請求項4】 前記液体が、水性又は有機溶媒に基づく溶液又はエマルジョ
    ンである、請求項3の化粧品組成物。
  5. 【請求項5】 前記エマルジョンが化粧品ローションである、請求項4の化
    粧品組成物。
  6. 【請求項6】 前記固体が化粧品スティックである、請求項3の化粧品組成
    物。
  7. 【請求項7】 前記半固体が化粧品クリーム又はゲルである、請求項3の化
    粧品組成物。
  8. 【請求項8】 前記皮膚軟化剤が、オキソアルコールから誘導されたC
    12アルキルアセテートから成る群から選択される、請求項1の化粧品組成物
  9. 【請求項9】 前記皮膚軟化剤が、ドデシルアセテート、トリデシルアセテ
    ート、及びそれらの混合物から成る群から選択される、請求項1の化粧品組成物
  10. 【請求項10】 前記皮膚軟化剤の量が、組成物の総重量に基づいて0.0
    1〜40重量%である、請求項1の化粧品組成物。
  11. 【請求項11】 (a)化粧品有効成分、 (b)ゲル化剤、 (c)溶媒、及び (d)C〜C13アルキルアセテートから成る群から選択される少なくとも1
    つの皮膚軟化剤、 を含む透明なゲル化粧品組成物。
  12. 【請求項12】 前記皮膚軟化剤が、ドデシルアセテート、トリデシルアセ
    テート、及びそれらの混合物から成る群から選択される、請求項11の組成物。
  13. 【請求項13】 前記皮膚軟化剤が、組成物の総重量に基づいて約0.01
    〜40重量%の量で存在する、請求項12の組成物。
  14. 【請求項14】 前記皮膚軟化剤が、組成物の総重量に基づいて0.5〜2
    0重量%の量で存在する、請求項12の組成物。
  15. 【請求項15】 前記化粧品有効成分が金属塩である、請求項11の組成物
  16. 【請求項16】 前記化粧品有効成分が、アルミニウム塩、ジルコニウム塩
    、及びアルミニウム−ジルコニウム塩から成る群から選択される、請求項15の
    組成物。
  17. 【請求項17】 前記アルミニウム塩が、アルミニウムジルコニウムテトラ
    クロロハイドレート又はアルミニウムクロロハイドレートである、請求項16の
    組成物。
  18. 【請求項18】 前記化粧品有効成分が、組成物の総重量に基づいて約0.
    5〜35重量%の量で存在する、請求項11の組成物。
  19. 【請求項19】 前記ゲル化剤が、ジベンジリデンソルビトールである、請
    求項11の組成物。
  20. 【請求項20】 前記ゲル化剤が、組成物の総重量に基づいて約0.5〜1
    0重量%の濃度で存在する、請求項11の組成物。
  21. 【請求項21】 前記溶媒が、一価アルコール、多価アルコール、及びそれ
    らの混合物から成る群から選択される、請求項11の組成物。
  22. 【請求項22】 前記一価アルコールが、1〜6個の炭素原子を含むアルコ
    ールである、請求項21の組成物。
  23. 【請求項23】 前記多価アルコールが、エチレングリコール、1,2−プ
    ロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブチレングリコ
    ール、ブタンジオールのポリオキシプロピレンエーテル、グリセリン、及びそれ
    らの混合物から成る群から選択される、請求項21の組成物。
  24. 【請求項24】 前記アルコールが、エタノール、プロパノール、ブタノー
    ル、プロピレングリコール、グリセリン、及びそれらの混合物から成る群から選
    択される、請求項21の組成物。
  25. 【請求項25】 前記溶媒が、組成物の総重量に基づいて約1〜80重量%
    の濃度で存在する、請求項11の組成物。
  26. 【請求項26】 前記組成物を安定化するのに十分な量の塩基をさらに含む
    、請求項11の組成物。
  27. 【請求項27】 前記塩基が、有機塩基、無機塩基、及びそれらの混合物か
    ら成る群から選択される、請求項26の組成物。
  28. 【請求項28】 前記塩基が、炭酸グアニジン、重炭酸グアニジン、燐酸グ
    アニジン、塩酸グアニジン、硝酸グアニジン、スルホン酸グアニジン、硫酸水素
    グアニジン、臭化水素酸グアニジン、及びそれらの混合物から成る群から選択さ
    れるグアニジン塩基である、請求項26の組成物。
  29. 【請求項29】 前記塩基が、組成物の総重量に基づいて約0.1〜3重量
    %の濃度で存在する、請求項26の組成物。
  30. 【請求項30】 透明ゲルスティック状発汗抑制剤組成物を製造する方法で
    あって、 (1)(a)第1の溶媒中に溶解された金属塩を含む第1の溶液、及び (b)(i)ゲル化剤、 (ii)塩基、及び (iii)C〜C13アルキルアセテートから成る群から選択される少
    なくとも1つの皮膚軟化剤、を含む第2の溶液であって、前記ゲル化剤、塩基、
    及び皮膚軟化剤が第2の溶媒中に溶解されている溶液、 を混合すること;及び (2)第1及び第2の溶液の混合物を冷却してゲルを形成すること、 を含む方法。
  31. 【請求項31】 前記溶媒が、一価アルコール、多価アルコール、及びそれ
    らの混合物から成る群から選択される、請求項30の方法。
  32. 【請求項32】 前記溶媒が、エタノール、プロパノール、ブタノール、プ
    ロピレングリコール、グリセリン、及びそれらの混合物から成る群から選択され
    る、請求項30の方法。
  33. 【請求項33】 前記第1と第2の溶媒が同じである、請求項30の方法。
  34. 【請求項34】 前記第1の溶液を、前記第2の溶液と混合する前に、約9
    0〜120℃の範囲内の温度に加熱する、請求項30の方法。
  35. 【請求項35】 前記第2の溶液を、前記第1の溶液と混合する前に、約9
    0〜120℃の範囲内の温度に加熱する、請求項30の方法。
  36. 【請求項36】 第1と第2の溶液の前記混合を、ゲル化剤の劣化を最小化
    するのに十分に短く、かつ第1と第2の溶液の混合を提供するのに十分に長い時
    間行う、請求項30の方法。
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