JP2002524322A - 垂直軸線を有するタイヤカーカス用懸架装置 - Google Patents

垂直軸線を有するタイヤカーカス用懸架装置

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Abstract

(57)【要約】 タイヤカーカスを実質的に垂直に懸架するための装置において、複数の関節接合された支持体(3、4)が設けられている。これらの支持体はタイヤカーカスの内側に圧接することができる。本発明によれば、上記支持体の各々はまた複数の角度位置を取ることができる所定長さの凸形支持面(101、101')を備えている。また、本発明はタイヤを構成する方法に関し、この方法では、段階のうちの1つが、カーカスの軸線が懸架装置の軸線と実質的に一致するようにカーカスを変位させることによって懸架装置に対してカーカスを配置したり取り外したりすることよりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明はタイヤカーカス用の懸架装置に関し、より正確には、本発明はタイヤ
の製造中、軸線を垂直に保って未硬化カーカスを保持する懸架装置に関する。以
後、この種類の懸架を「垂直懸架」の表現で表す。本発明は上記装置を使用して
タイヤを構成する方法に関する。
【0002】 (背景技術) ラジアルタイヤの製造を幾つかの段階で行なうことができることが知られてい
る。まず、「第1段階」機械と呼ばれているもので、或いは「構成」機械で、ビ
ードワイヤおよびトロイダル形状にされた未硬化ゴムの円筒体から適切なカーカ
スを構成し、次いで、「第2段階」機械と呼ばれているもので、或いは「仕上げ
」機械で、円筒形クラウン補強体またはベルトおよびトレッドをこのカーカスに
付け、最終的に、ユニット全体をモールドで加硫する。
【0003】 この製造方法では、ゴムが可塑性の非加硫状態にあるので、上記2つの主段階
の間で、未硬化カーカスを貯蔵するか、或いは出来れば非常に変形可能である状
態で構成機械から仕上げ機械まで搬送することが必要であり、以前、カーカスを
ブラケットに取付け、カーカスの軸線を水平にしていたが、カーカスはそれら自
身の重量の作用下で楕円形に変形される。次いで、カーカスを平らにしてそれら
の軸線を垂直にしていた。しかしながら、タイヤの重量の増大に伴なって、上側
側壁部が垂れることに気づいた。
【0004】 従って、この変形を回避する装置が考案された。かくして、米国特許第4,4
52,655号は2つのビードを備えて軸線を垂直にした未硬化タイヤカーカス
用の支持手段を述べている。この楕円形支持手段はカーカスを保持するために上
側ビードの下に係合させることができる或る弾性撓みを受け入れることが可能な
4つの垂直板よりなり、これらの板は楕円の2つの小弧にわたって分布されてい
る。
【0005】 かくして、カーカスはこれに上側ビードの下に圧接する板により支持体に保持
され、カーカスは板の半径方向伸長に抗する。カーカスに及ぼされ、支持手段の
楕円形形状に因りカーカスの周囲に一様に分布されるスラスト力がカーカスの変
形を引き起こす恐れがある。
【0006】 更に、支持手段は、異なる寸法のカーカスを受け入れるために、小さい寸法の
方のカーカスが大きい応力、従って大きい変形の恐れを受けることを示す板の可
撓性を利用している。この現象を回避するために、各タイヤの寸法はもはや多寸
法性でない装置の対応サイズを必要としている。
【0007】 最後に、カーカスを取り外す操作は複雑であり、自動化することができない。
実際、側部のうちの1つを外すためにカーカスを横方向に変位させ、且つ傾動さ
せ、次いで他の側部を外すために、かくしてカーカス全体を自由にするためにカ
ーカスを反対方向に戻すことが必要である。
【0008】 尚、「カーカス」は第1段階で行なわれる操作の結果としての素材を指してい
る。
【0009】 本発明はこれらの欠点すべてを解消することを目的としている。
【0010】 (発明の開示) この目的を達成するために、本発明は、タイヤカーカスを実質的に垂直に懸架
するための装置において、長さ方向軸線XX'を有する取扱い板に設けられ、長さ
方向軸線XX'のまわりに分布される複数の関節接合された支持体を備えており、
これらの支持体はタイヤカーカスの内側に圧接することができ、また上記支持体
の各々は所定長さの凸形支持面を備えており、支持体の各々は複数の角度位置を
取ることができ、各所定の角度位置ごとに、長さ方向軸線XX'から半径方向に最
も遠い上記支持面の個所の間の異なる半径方向距離が対応するようになっている
ことを特徴とするタイヤカーカスを実質的に垂直に懸架するための装置を提案す
る。
【0011】 このような構成によれば、支持面の角度位置に応じて、したがって、全寸法範
囲のカーカスの対向面間の半径方向距離に応じてこれらのカーカスの挿入が可能
になる。支持体または他の任意の要素を変えることが必要ではない。従って、1
つの寸法から他の寸法に非常に急速に且つ非常に容易に移行することが可能であ
る。
【0012】 有利には、重力の配向を基準として、支持体および支持面は、少なくともカー
カス上の係合位置にあるとき、懸架すべきカーカスと支持体との間の接触点が支
持体の回転軸線の上方に位置決めされるように配置されている。かくして、いず
れか力が回動点の相対位置によりカーカスを下方に引っ張る傾向があるなら、こ
の力の作用が支持体を広げ離す傾向があり、これにより支持体の保持力を増大す
る。これにより、例えば、偶発的脱離の恐れを最小にすることが可能である。
【0013】 好ましくは、支持面がそれらの把持力を及ぼすようなカーカスの位置を定める
ようにストッパが懸架すべきカーカスの軸方向位置を定めることができる。好ま
しくは、この位置は実質的にカーカスの上側ビードの高さにある。ストッパは有
利には挿入すべきカーカスの正常な軸方向移動経路において作用するように配置
されている。
【0014】 有利には、支持体は支持面の位置決めを制御するのに役立つ第2カム状部分を
備えている。かくして、支持体の位置決めを自動的または半自動的に制御するこ
とが可能である。
【0015】 本発明の実施例の有利な形態によれば、タイヤカーカスを実質的に垂直に懸架
するための装置において、長さ方向軸線XX'を有する取扱い板に設けられ、上昇
軸線XX'のまわりに分布される複数の関節接合された支持体を備えており、これ
らの支持体はタイヤカーカスの内側に圧接することができ、支持体は懸架すべき
カーカスの直径に応じて支持面の半径方向位置決めの選択を許容するように配置
されていることを特徴とするタイヤカーカスを実質的に垂直に懸架するための装
置が提供される。
【0016】 有利には、支持体の各々は第1湾曲部分を備えており、支持面は懸架すべきカ
ーカスの直径の寸法範囲に対応する支持面の末端半径方向位置の範囲を支持体の
角度位置に応じて与えるように上記湾曲部分の凸形部分にわたって周方向に延び
ている。
【0017】 この構成によれば、懸架装置を多寸法性にすることができる。従って、懸架す
べきカーカスの寸法に応じて、支持面の位置決めが凸形側面に沿って、従って半
径方向に変化する。
【0018】 有利には、アームを同時に寄せ合う対策もなされており、これによりアームが
もはやカーカスと接触しないアームの引っ込み位置を達成することができ、上記
カーカスの容易且つ簡単な取り外しが可能になる。
【0019】 有利な変形例によれば、各支持体は第1および第2部分を備えており、各回転
軸線は上記第1部分と第2部分との間に設けられている。各支持体の第1部分は
湾曲されていて、支持面をその凸形側面に圧接する。
【0020】 本発明の有利な特徴作動手段は以下の第1部材と第2部材とよりなる。
【0021】 − 第1部材は垂直軸線の支持面を寄せ合う趣旨で支持体すべての回転運動を
同時に制御する。第1部材は垂直軸線のまわりに摺動するように設けられた可動
板と、垂直スラストを各支持体に及ぼすことによって各支持体の第2部分とそれ
ぞれ協働する支持突起とで構成されている。
【0022】 − 第2部材は反対方向への支持体の回転運動を制御する。これらの第2部材
は支持体の回転軸線にそれぞれ設けられたばねにより構成されている。
【0023】 支持体に対するスラスト作用によりカーカスの取り外しを許容することができ
る可動板の変位はロッドにより手で、或いは制御ピストンーシリンダユニットに
より遠隔で自動的に作動される。
【0024】 本発明の他の面によれば、 − カーカスを製造することよりなる第1段階を行い、 − 軸線が可動支持体を有する懸架装置の軸線と実質的に一致するように上記
カーカスを変位させることによって上記カーカスを懸架装置に配置し、 − 軸線が上記装置の軸線と実質的に一致するようにカーカスを変位させるこ
とによって上記懸架装置から上記カーカスを外し、 − タイヤを得るために少なくとも仕上げ要素を上記カーカスに配置すること
よりなる第2工程を行い、 − かくして得られたタイヤを加硫する、 ことを特徴とするタイヤを構成する方法が提供される。
【0025】 この方法はタイヤの一様性を最適することができるので、特に有利である。か
くして、カーカスの変形の恐れを最小にすることが可能である。本発明の方法に
より耐えなければならない力は実際、カーカスの主な変形を生じるには通常、不
十分である。
【0026】 この方法は有利には、可動支持体、例えば、回転運動可能な支持体を備えた装
置で行なわれる。
【0027】 本発明の他の面によれば、 − カーカスを製造することよりなる第1段階を行い、 − 軸線が可動支持体を有する懸架装置の軸線と実質的に一致するように上記
カーカスを変位させることによって上記カーカスを懸架装置に配置し、 − 装置の上記支持体を引っ込み位置に位置決めし、 − 軸線が上記装置の軸線と実質的に一致するようにカーカスを変位させるこ
とによって上記懸架装置から上記カーカスを外し、 − タイヤを得るために少なくとも仕上げ要素を上記カーカスに配置すること
よりなる第2工程を行い、 − かくして得られたタイヤを加硫する、 ことを特徴とするタイヤを構成する方法が提供される。
【0028】 この方法はタイヤの一様性を最適することができるので、特に有利である。支
持体の変位によりカーカスを非常に簡単に、安価で且つ人間工学的に取り外すこ
とが可能である。また、この方法を自動化するのが容易になる。
【0029】 添付図面を参照して非限定的に行なう本発明によるタイヤカーカス用の懸架装
置の実施例の2つの例を読むと、本発明の他の特徴および利点が明らかになるで
あろう。
【0030】 (発明を実施するための最良の形態) 図1の右側半分には、本発明の第1実施例が示されており、対称軸線XX'が垂
直である未硬化タイヤカーカス2の上側ビード1がわかる。このカーカス内には
、上向きであって、3、4のような軸線XX'のまわりに分布された6つの支持体
が展開されている。本発明によれば、これらの支持体はブラケットの下に水平に
固定された取扱い板7に設けられた5、6のような水平軸線のまわりに関節接合
されている。このブラケットは有利にはストッパ板8を備えており、このストッ
パ板8は例えば公知種類のコンベヤ(図示せず)の一部を構成し得る。
【0031】 3または4のような各支持体はS字形で湾曲された剛性片で構成されており、
10のようなその第1の凸形の主部分が支持面の高さでカーカス2の内側に圧接
しており、小さい方の11のような第2部分は反対方向に湾曲されており、5ま
たは6のような回転軸線は実質的にこれらの2部分間の変曲点に設けられている
【0032】 主部分10の凸形によりカーカスの寸法に応じて支持面の半径方向位置決めを
変えることが可能であり、従って多寸法性懸架装置を得ることが可能である。実
際、図1の左側半分では、図示のカーカスは図1の右側に示されたカーカスの直
径より小さい直径を有しており、また支持面101(図1の左側)が支持面10
1'(図1の右側)と同じ凸形部分の高さには位置決めされていないことがはっ
きりわかる。他方、両方の場合、これらの支持面101、101'は、説明の残
りの部分でわかるように、特にカーカスの軸方向位置を制限するストッパ板8に
より実質的に同じ位置で、すなわち、それらの上側ビードの高さで各カーカスに
力を及ぼす。
【0033】 好ましくは、懸架装置は垂直方向に移動可能な板12、例えば、支持体3、4
の部分11を同時に押し当たることが可能な14のような突起が設けられていて
、軸方向管13上を摺動する板12を備えている。
【0034】 小さい方の部分11の凸形により、可動板12の並進移動を支持体3、4の回
動に減速的に変換するカムを形成することにより装置が占める空間を制限するこ
とができる。
【0035】 各支持体3または4には、カーカスのための取り付け位置に支持体を設置する
ために、回転軸線5または6のまわりに設けられた戻りばね、例えば、15また
は16のような捩りばねが設けられている、 最後に、可動板12と一体の垂直ロッド17によりカーカスを取り外すために
可動板12を手で下方に引っ張ることができる。
【0036】 支持体の部分11が平らな形態で示されている図3A、図3B、図3Cおよび図
3Dを参照して本発明の要旨である装置の作動を以下に説明する。
【0037】 図3Aでは、装置は用意位置にあり、カーカスは設けられていなく、ロッド1
7は自由状態であり、戻りばねが3、4のような支持体を広開状態に保持してい
る。
【0038】 図3Bでは、カーカス2が装置の下に垂直方向に設けられ、このカーカスが上
昇すると、その上側ビード1が支持体3、4を押し離し、これらの支持体は戻り
ばねの力に抗して対称軸線に向けて折り曲がる。カーカスの軸方向上昇ははっき
りわかるようにストッパ板8により制限される。
【0039】 図3Cでは、上側ビード1は支持体3、4の凸形部分10を通り越えていて、
且つストッパ板8に当接しており、戻りばねは支持体をカーカス2の内側に付け
る傾向がある。カーカスの上側ビードは各凸形部分10との接触点を通り超えて
いる。なお、これらの接触点支持体3、4の回転軸線5、6の上方にある。カー
カスを解放すると、カーカスの重量が行なわれる把持を助成する傾向がある。
【0040】 図3Dでは、カーカスの取り外しが示されており、ロッド17を下方に引っ張
ることによって可動板12を降下させ、この板の突起14が支持体3、4の部分
11に圧接して凸形部分10の支持面101を対称軸線に向けて傾動させ、その
効果はカーカス2を解放することである。
【0041】 これらの図3では、いずれの他の応力も存在せずに可動板を上昇させることが
できるばね20が示されている。このばねにより支持体3の部分11を外し、か
くしてこれらの部分11は戻りばねの作用下で、或いは場合により部分10の重
量の唯一の作用下で外側に向けてより自由に傾動することができ、カーカスの重
量により追加の力を加えることがない。
【0042】 図1に戻ると、左側半分に本発明の他の実施例が示されており、この実施例で
は、ロッド17の作用の代わりに、空気圧式ピストンーシリンダユニット21の
作用が使用され、このピストンーシリンダユニットを遠隔で作動することができ
、それにより以上で説明した未硬化カーカスの移送の操作を難なく自動化するこ
とが可能である。このようなピストンーシリンダユニットをカーカスのための取
り外し位置に固定することができ、コンベヤがその前方の取り扱い板7を変位さ
せる。
【0043】 更に、図1の両半分に示されたカーカスが同じ直径のものであり、懸架装置の
異なる部分が(可動板12の移動の制御を除いて)同じであることは図1でわか
る。これは本発明の利点、つまり、タイヤの寸法の全範囲に同じ装置を使用する
ことが可能であることを示しており、上記例では、30.48cmないし40.
64cm(12ないし16インチ)の寸法に同じ装置を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 2つの異なる位置における装置の2つの実施例を示す垂直断面二重図である。
【図2】 図1に示す装置の部分切取り頂面図である。
【図3A】 カーカスの取り付けおよび取り外しの操作および図1に示す本発明を実施する
手動方法を示す概略図である。
【図3B】 カーカスの取り付けおよび取り外しの操作および図1に示す本発明を実施する
手動方法を示す概略図である。
【図3C】 カーカスの取り付けおよび取り外しの操作および図1に示す本発明を実施する
手動方法を示す概略図である。
【図3D】 カーカスの取り付けおよび取り外しの操作および図1に示す本発明を実施する
手動方法を示す概略図である。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤカーカスを実質的に垂直に懸架するための装置におい
    て、長さ方向軸線XX'を有する取扱い板に設けられ、長さ方向軸線XX'のまわりに
    分布される複数の関節接合された支持体を備えており、これらの支持体はタイヤ
    カーカスの内側に圧接することができ、また上記支持体の各々は所定長さの凸形
    支持面を備えており、支持体の各々は複数の角度位置を取ることができ、各所定
    の角度位置ごとに、長さ方向軸線XX'から半径方向に最も遠い上記支持面の個所
    の間の異なる半径方向距離が対応するようになっていることを特徴とするタイヤ
    カーカスを実質的に垂直に懸架するための装置。
  2. 【請求項2】 重力の配向を基準として、支持体および支持面は、少なくと
    もカーカス上の係合位置にあるとき、懸架すべきカーカスと支持体との間の接触
    点が支持体の回転軸線の上方に位置決めされるように配置されていることを特徴
    とする請求項1に記載の懸架装置。
  3. 【請求項3】 懸架すべきカーカスの軸方向位置を定めることができるスト
    ッパを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の懸架装置。
  4. 【請求項4】 支持体は支持面の位置決めを制御するのに役立つ第2カム状
    部分を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のうちのいずれか1項に記
    載の懸架装置。
  5. 【請求項5】 第2部分は、各支持体がS形で湾曲されるように第1部分と
    反対の方向に湾曲されており、回転軸線は実質的に2つの部分間の変曲点に設け
    られていることを特徴とする請求項4に記載の懸架装置。
  6. 【請求項6】 支持体の第2部分が第1部分より小さい寸法のものであるこ
    とを特徴とする請求項4または5に記載の懸架装置。
  7. 【請求項7】 小さい方の部分の凸形は、可動板の長さ方向軸線(XX')と
    実質的に平行な並進変位を支持体の回動に変換することができるカムを構成する
    ように形成されていることを特徴とする請求項4または5に記載の懸架装置。
  8. 【請求項8】 支持体を同時に軸線(XX')から遠ざけるように、或いは支
    持体を同時に軸線(XX')に近づけるように回転軸線のまわりの支持体の回転運
    動を制御する作動手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし7のうちの
    いずれか1項に記載の懸架装置。
  9. 【請求項9】 タイヤカーカスを実質的に垂直に懸架するための装置におい
    て、長さ方向軸線XX'を有する取扱い板に設けられ、長さ方向軸線XX'のまわりに
    分布される複数の関節接合された支持体を備えており、これらの支持体はタイヤ
    カーカスの内側に圧接することができ、上記支持体は懸架すべきカーカスの直径
    に応じて支持面の半径方向位置決めの選択を許容するように配置されていること
    を特徴とするタイヤカーカスを実質的に垂直に懸架するための装置。
  10. 【請求項10】 支持体の各々は第1湾曲部分を備えており、支持面は懸架
    すべきカーカスの直径の寸法範囲に対応する支持面の末端半径方向位置の範囲を
    支持体の角度位置に応じて与えるように上記湾曲部分の凸形部分にわたって周方
    向に延びていることを特徴とする請求項9に記載の懸架装置。
  11. 【請求項11】 支持体および支持面は、懸架すべきカーカスと支持体との
    間の接触点が支持体の回転軸線の上方に位置決めされるように配置されているこ
    とを特徴とする請求項9または10に記載の懸架装置。
  12. 【請求項12】 支持面がそれらの把持力を実質的に懸架すべきカーカスの
    上側ビードの高さで及ぼすようにカーカスの軸方向位置を定めることができるス
    トッパを備えていることを特徴とする請求項9または10に記載の懸架装置。
  13. 【請求項13】 支持体は支持面の位置決めを制御するのに役立つ第2カム
    状部分を備えていることを特徴とする請求項9ないし12のうちのいずれか1項
    に記載の懸架装置。
  14. 【請求項14】 第2部分は、各支持体がS形で湾曲されるように第1部分
    と反対の方向に湾曲されており、回転軸線は実質的に2つの部分間の変曲点に設
    けられていることを特徴とする請求項13に記載の懸架装置。
  15. 【請求項15】 支持体の第2部分が第1部分より小さい寸法のものである
    ことを特徴とする請求項13または14に記載の懸架装置。
  16. 【請求項16】 小さい方の部分の凸形は、可動板の並進変位を支持体の回
    動に減速方法で変換することができるカムを構成することによって装置が占める
    空間を制限するように形成されていることを特徴とする請求項13または14に
    記載の懸架装置。
  17. 【請求項17】 カーカスを製造することよりなる第1段階を行い、 軸線が可動支持体を有する懸架装置の軸線と実質的に一致するように上記カー
    カスを変位させることによって上記カーカスを懸架装置に配置し、 軸線が上記装置の軸線と実質的に一致するようにカーカスを変位させることに
    よって上記懸架装置から上記カーカスを外し、 タイヤを得るために少なくとも仕上げ要素を上記カーカスに配置することより
    なる第2工程を行い、 かくして得られたタイヤを加硫する、ことを特徴とするタイヤを構成する方法
  18. 【請求項18】 カーカスを製造することよりなる第1段階を行い、 軸線が可動支持体を有する懸架装置の軸線と実質的に一致するように上記カー
    カスを変位させることによって上記カーカスを懸架装置に配置し、 装置の上記支持体を引っ込み位置に位置決めし、 軸線が上記装置の軸線と実質的に一致するようにカーカスを変位させることに
    よって上記懸架装置から上記カーカスを外し、 タイヤを得るために少なくとも仕上げ要素を上記カーカスに配置することより
    なる第2工程を行い、 かくして得られたタイヤを加硫する、ことを特徴とするタイヤを構成する方法
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