JP2002524323A - タイヤカーカス用懸架装置 - Google Patents

タイヤカーカス用懸架装置

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JP2002524323A JP2000569993A JP2000569993A JP2002524323A JP 2002524323 A JP2002524323 A JP 2002524323A JP 2000569993 A JP2000569993 A JP 2000569993A JP 2000569993 A JP2000569993 A JP 2000569993A JP 2002524323 A JP2002524323 A JP 2002524323A
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Abstract

(57)【要約】 タイヤカーカスを実質的に垂直に懸架するための装置は、上昇軸線XX'のまわりに分布され、タイヤカーカスの内側に圧接することができる複数の支持体(1〜4、44〜47)を備えている。これらの支持体は懸架軸線(XX')に対して半径方向に移動可能であり、この装置は半径方向の伸張力を支持体に及ぼす少なくとも1つのばね(21、49〜50)を有する装置を備えており、この伸張をストッパ(23、52)により制限することができる。また、本発明はこの装置を使用してタイヤを構成する方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明はタイヤカーカス用懸架装置に関し、より詳細には、タイヤの製造中、
未硬化のカーカスを、その軸線を実質的に垂直に保って保持するための懸架装置
に関する。以後、この種類の懸架を「垂直懸架」の表現で表す。また、本発明は
上記装置を使用してタイヤを構成する方法に関する。
【0002】 (背景技術) ラジアルカーカスタイヤの現在の製造を幾つかの段階で行なうことができるこ
とは知られている。まず、「第1段階」機械と呼ばれているもので、或いは「構
成」機械で、ビードワイヤおよびトロイダル形状にされた未硬化ゴムの円筒体か
ら適切なカーカスを構成し、次いで、「第2段階」機械と呼ばれているもので、
或いは「仕上げ」機械で、円筒形クラウン補強体またはベルトおよびトレッドを
このカーカスに付け、最終的に、ユニット全体をモールドで加硫する。
【0003】 この製造方法では、ゴムが可塑性の非加硫状態にあるので、上記2つの主段階
の間で、未硬化カーカスを貯蔵するか、或いは出来れば非常に変形可能である状
態で構成機械から仕上げ機械まで搬送することが必要であり、以前、カーカスを
ブラケットに取付け、カーカスの軸線を水平にしていたが、カーカスはそれら自
身の重量の作用下で楕円形に変形される。次いで、カーカスを平らにしてそれら
の軸線を垂直にしていた。しかしながら、タイヤの重量の増大に伴なって、上側
側壁部が垂れることに気づいた。
【0004】 従って、この変形を回避する装置が考案された。かくして、米国特許第4,4
52,655号は2つのビードを備えて軸線を垂直にした未硬化タイヤカーカス
用の支持手段を述べている。この楕円形支持手段はカーカスを保持するために上
側ビードの下に係合させることができる或る弾性撓みを受け入れることが可能な
4つの垂直板よりなり、これらの板は楕円の2つの小弧にわたって分布されてい
る。
【0005】 かくして、カーカスはこれに上側ビードの下に圧接する番により支持体に保持
され、カーカスは板の半径方向延長部に対向する。カーカスに及ぼされ、支持手
段の楕円形形状に因りカーカスの周囲に一様に分布されるスラスト力がカーカス
の変形を引き起こす恐れがある。
【0006】 更に、支持手段は、異なる寸法のカーカスを受け入れるために、小さい寸法の
方のカーカスが大きい応力、従って大きい変形の恐れを受けることを示す板の可
撓性を利用している。この現象を回避するために、各タイヤの寸法はもはや多寸
法性でない装置の対応サイズを必要としている。
【0007】 最後に、カーカスを取り外す操作は複雑であり、自動化することができない。
実際、側部のうちの1つを外すためにカーカスを横方向に変位させ、且つ傾動さ
せ、次いで他の側部を外すために、かくしてカーカス全体を自由にするためにカ
ーカスを反対方向に戻すことが必要である。
【0008】 尚、「カーカス」は第1段階で行なわれる操作の結果としての素材を指してい
る。
【0009】 本発明はこれらの欠点すべてを解消することを目的としている。
【0010】 (発明の開示) この目的を達成するために、本発明は、タイヤカーカスを実質的に垂直に懸架
するための装置において、取扱い板に設けられ、タイヤカーカスの内側に圧接す
ることができ、上昇軸線XX'のまわりに分布される複数の支持体を備えており、
これらの支持体はカーカスのための少なくとも1つの引っ込み取付け/取り外し
位置とカーカスのための少なくとも1つの広開保持位置との間で懸架軸線に対し
て半径方向に移動可能であり、また半径方向の伸張力を支持体に及ぼす少なくと
も1つのばねを有する装置を備えており、支持体の半径方向ストロークを制限す
るストッパにより上記伸張を制限することができることを特徴とするタイヤカー
カス懸架装置を提案する。
【0011】 このような装置によれば、カーカスに及ぼされる半径方向の力を制限すること
が可能である。カーカスを取付けたり取り外したりする工程は特に実施容易であ
り、これらの工程自身を自動化することができる。
【0012】 アームの伸張の制限および支持体の形態により、カーカス、より正確には、カ
ーカスの上側ビードを適所に設置することができ、カーカスを位置決めするため
に、変位中、ビードがばねにより及ぼされる応力を受けることなしにカーカスを
その軸線を垂直にして支持体上を通過させることできる。カーカスを適所に設置
することによりストッパを外すので、支持体は上側ビードの下でカーカスに圧接
することになる。
【0013】 有利には、ストッパは作動レバーに配置されている。作動レバーは、装置に懸
架すべきカーカスを適所に設置することによって上記ストッパを外すために作動
することが可能である。
【0014】 レバーを備えたこの構成はカーカスを適所に設置するのを大いに容易にしてい
る。何故なら、支持体をカーカスを保持するための広開位置へ通すことはカーカ
スを単に適所に設置することにより自動的に制御される。
【0015】 上記ストッパにより許容される支持体の半径方向ストロークは好ましくは調整
可能であり、ストロークの調整は上昇軸線XX'に対するストッパの距離を変更す
ることによって行なわれる。
【0016】 この特徴によれば、異なる寸法のカーカスを同じ装置に懸架することが可能で
ある。操作者は懸架すべきカーカスの直径に応じて支持体の広開距離を調整する
だけでよい。
【0017】 しかも、ばねの張力は有利には調整可能である。
【0018】 かくして、カーカスが受ける力はカーカスの統合性を確保するように製造され
る製品の種類および寸法に応じて調整される。かくして、懸架すべきカーカスの
寸法がどうであっても、支持体に及ぼされる伸張力が実質的に同じであるように
することが可能である。
【0019】 有利には、支持体は垂直軸線に対して一様に分布されており、また支持体はそ
れぞれ懸架すべきカーカスと接触するようになっている支持面を備えており、こ
れらの支持面の包絡線が実質的に円筒形の表面を構成する。かくして、懸架すべ
きカーカスに支持体により及ぼされる力はカーカスの周囲にわたって実質的に一
様に分布される。
【0020】 有利な変形例によれば、支持体の半径方向変位は、一方では支持体に関節接合
され、他方では懸架軸線XX'に沿って摺動するリングに関節接合された少なくと
も1つの連結ロッドにより制御される。この場合、リングを変位させることによ
って支持体を懸架軸線XX'に近づけることができるピストン−シリンダユニット
を設けることが可能である。
【0021】 このような変形例では、特に良く自動化することができる。
【0022】 本発明の他の面によれば、タイヤカーカスを実質的に垂直の懸架するための装
置において、上昇軸線XX'のまわりに分布され、取扱い板に設けられ、タイヤカー
カスの内側に圧接することができる少なくとも2つの支持体を設けた組立体を備
えており、これらの支持体はカーカスのための少なくとも1つの引っ込み取付け
/取り外し位置と、カーカスのための少なくとも1つの広開保持位置との間で上
昇軸線XX'に対して半径方向に移動可能であり、支持体の各々は取扱い板により
支持された歯付きホイールと協働する摺動ラックアームと関連されており、上記
ホイールは上記アームを同時に上昇軸線XX'に対して遠ざけたり近づけたりする
ように上記アームの並進移動を調和させることを特徴とするタイヤカーカスを実
質的に垂直の懸架するための装置が提供される。
【0023】 このような構成によれば、例えば、2つ、4つまたはそれ以上の支持体に作用
することができる単一のばねを使用することが可能である。支持体を対として配
置することが有利であるが、奇数の支持体を使用することも可能である。これら
の支持体は好ましくは懸架軸線のまわりに一様に分布されている。
【0024】 他の面によれば、本発明は − カーカスを製造することよりなる第1段階を行い、 − 可動支持体を有し、これらの支持体が前もって引っ込み位置に位置決めさ
れた懸架装置に上記カーカスを配置し、 − 上記支持体をカーカスの内壁部に接触状態で広開位置に位置決めし、 − 装置の上記支持体を引っ込み位置に位置決めすることにより上記カーカス
を上記懸架装置から外し、 − タイヤを得るために少なくとも仕上げ要素を上記カーカスに配置すること
よりなる第2工程を行い、 − かくして得られるタイヤを加硫することを特徴とするタイヤを構成する方
法を提供する。
【0025】 この方法はタイヤの一様性を最適にすることが可能であるので特に有利である
。支持体の半径方向可動性により、カーカスを非常に簡単に、安価で且つ人間工
学的に設置したり取り外したりすることが可能である。アームを同時に寄せ合う
ことにより、実際、アームがもはやカーカスと接触していないアームの引っ込み
位置を達成することが可能であり、それにより上記カーカスの容易且つ簡単な取
付けおよび/または取り外しを可能にしている。
【0026】 更に、この方法はそれ自身が良好に自動化される。
【0027】 懸架装置が多寸法性であるために、垂直軸線からのレバーのストッパの半径方
向距離は懸架すべきカーカスの寸法に応じて調整可能である。 添付図面を参照して非限定的に行なう本発明によるタイヤカーカス用の懸架装置
の実施例の2つの例を読むと、本発明の他の特徴および利点が明らかになるであ
ろう。
【0028】 (発明を実施するための最良の形態) 図1において、懸架装置は外面が垂直軸線を備えた円筒形である剛性シュー1
、2、3、4の形態の4つの支持体を備えており、これらの支持体は軸線を垂直
にして配置された未硬化タイヤカーカス(図示せず)用の支持体として役立つよ
うになっている。このために、各シューは懸架すべきカーカスのビード(以下に
上側ビードと称する)に下に位置決めされる5(図2)のような突出フランジを
備えており、カーカスはその軸線を垂直にして設けられている。カーカスの形状
と一致するために、シュー1、2、3、4の外面の包絡線が実質的に円筒形の表
面を構成する。垂直な懸架軸線をXX'で示している。
【0029】 本発明によれば、各シューはアーム6、7、8、9と一体であり、各アームは
剛性の取扱い板14に形成された横通路(アーム6、7と協働する横通路10、
11のみを図示している)内で変位することができる。この板はブラケット15
の下に水平に固定されている。このブラケットは公知種類のコンベヤ(図示せず
)の一部をなす。本発明の第1変形例では、各アームは軸方向歯付きをホイール
20と係合するラック16、17、18を備えている。
【0030】 ブラケット15内に圧縮されて示されているばね21がその延長部22により
シュー1に伸張力を及ぼし、アーム6により歯付きホイール20に伝達されたの
この力はかくしてすべてのアーム6、7、8、9に及ぼされ、そしてこれらのア
ームを半径方向に移動させて離す傾向がある。この伸張はシュー2、従ってすべ
てのシューの半径方向変位を阻止する可動レバー24の肩部23により形成され
たストッパにより停止される。
【0031】 未硬化のカーカスをブラケットの下に、その軸線が垂直である位置に対して僅
かに傾斜させて設ける場合、このカーカスは引っ込み位置でシューのうちの1つ
を軸線XX'に向けて押し離し、従って他のすべてを押し離し、次いで、カーカス
を垂直に取付け、レバー24を上昇させてシュー2に対するストッパ23の係合
を解除し、これにより4つのシューを同時に半径方向に移動させ、上側ビードの
下で、或いは好ましくはこのビードの接片の補強体の高さでカーカスの内側に圧
接させることができる。
【0032】 本発明によれば、本装置をカーカスの異なる寸法に適合させることができ、こ
のために、レバー24の間接運動点を変位させることによって垂直軸線XX'を有
するストッパ23の半径方向距離を変更することができる。この目的で、ブラケ
ット15の端部に設けられた溝25、26、27などがレバー24の回転軸線を
なすレバー24と一体であるピン28を受け入れることが可能である。このピン
28は、溝のうち、ストッパ23と、シューすべての所望の延長部に対応する軸
線XX'との間の半径方向距離を得ることを可能にする1つに係合する。
【0033】 同様に、ばね21の位置はカーカスの寸法に応じて制御することができ、この
ために、端プラグ30がブラケット15の溝32、33に係合することができる
ピン31を支持し、かくして、ばね21の伸びを正しく及ぼすことができる。か
くして、ばねがカーカスに及ぼす力をシュー1、2、3、4により大きいか小さ
いかいずれにしてもカーカスの寸法に応じて調整することができる。
【0034】 カーカスを取外すために、シューのうちの1つを手で押し離せば十分であり、
或いは上記シューのうちの1つをその始めの位置に戻すためにそのシューに手で
或いは動力化法で作用する作動部材(図示せず)を設ければ十分である(シュー
1、2、3、4は引っ込み位置に戻される)。従って、カーカスを何の困難もな
しに懸架装置から外すことができ、更に、その取外しは肩部3がシュー2との協
働によりシュー1、2、3、4の半径方向伸張を阻止するレバー24を下降させ
ることを要する。
【0035】 図5および図6に示す本発明の他の変形例では、側通路における移動を同調す
るための機械的手段が連結ロッド40、41、42、43により構成され、連結
ロッド40、41、42、43の上端部はカーカス44、45、46、47を支
持するためのシューに間接接合されており、下端部は垂直軸線XX'に沿って摺動
することができるリング48に間接接合されている。
【0036】 4つのシューの同調半径方向伸張は剛性の取扱い板51に設けられた49、5
0のような4つの圧縮ばねにより制御され、この伸張はレバー53の肩部により
構成されたストッパ52によって制限され、レバー53は効果作用がシュー44
に対して肩部52を外すことである懸架すべき未硬化カーカスの上昇により上昇
される。
【0037】 図5の右側半分において、鎖線で示すシューおよび連結ロッドの広開位置をわ
かる。
【0038】 図5の左側半分において、異なる直径、例えば、33.2cm(13インチ)
、35.56cm(14インチ)、38.10cm(15インチ)、40.64
cm(16インチ)の4つのカーカス54、55、56、57が示されている。
もちろん、これらの例は単に例示のために挙げたものであり、本発明の範囲をこ
れらの寸法範囲に限定するものではない。本発明によれば、カーカスをその上昇
により軸線を垂直にして変形させることなしに懸架することができる場合、カー
カスの上側ビードの下において4つのシュー44、45、46、47を同時に伸
張させることができる。
【0039】 可撓性管60により供給される液圧または空気圧ピストンーシリンダユニット
59により、リング48を下方に移動させることによって、およびシューの身長
を制御する4つのばねを圧縮することによってすべてのシューおよび連結ロッド
をそれらの引っ込み位置にすることが可能である。従って、カーカスを懸架装置
から容易に取外すことができる。
【0040】 もちろん、引っ込み位置へ戻すこの操作は本発明の簡単な方法で手で行なうこ
とができ、シュー44がレバー53の肩部52の下で止まるまでリング48を下
方に引っ張れば十分である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ラックを変更した装置の水平断面図である。
【図2】 図1の装置の正面断面図である。
【図3】 同装置の部分断面側面図である。
【図4】 同装置の頂面図である。
【図5】 連結ロッドを変更した装置の立面図である。
【図6】 図5の装置部分断面頂面図である。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤカーカスを実質的に垂直に懸架するための装置におい
    て、取扱い板に設けられ、タイヤカーカスの内側に圧接することができ、上昇軸
    線XX'のまわりに分布される複数の支持体を備えており、これらの支持体はカー
    カスのための少なくとも1つの引っ込み取付け/取り外し位置とカーカスのため
    の少なくとも1つの広開保持位置との間で懸架軸線に対して半径方向に移動可能
    であり、また半径方向の伸張力を支持体に及ぼす少なくとも1つのばねを有する
    装置を備えており、支持体の半径方向ストロークを制限するストッパにより上記
    伸張を制限することができることを特徴とするタイヤカーカスを実質的に垂直に
    懸架するための装置。
  2. 【請求項2】 ストッパが作動レバーに配置されていることを特徴とする請
    求項1に記載のタイヤカーカスを実質的に垂直に懸架するための装置。
  3. 【請求項3】 上記作動レバーは懸架すべきカーカスを装置に適所に設置す
    ることによってストッパを外すために作動されることが可能であることを特徴と
    する請求項2に記載のタイヤカーカスを実質的に垂直に懸架するための装置。
  4. 【請求項4】 上記ストッパにより許容される支持体の半径方向ストローク
    が調整可能であることを特徴とする請求項1ないし3のうちのいずれか1項に記
    載のタイヤカーカスを実質的に垂直に懸架するための装置。
  5. 【請求項5】 ストロークの調整は上昇軸線XX'に対するストッパの距離を
    変更することによって行なわれることを特徴とする請求項1ないし4のうちのい
    ずれか1項に記載のタイヤカーカスを実質的に垂直に懸架するための装置。
  6. 【請求項6】 ばねの張力が調整可能であることを特徴とする請求項1ない
    し5のうちのいずれか1項に記載のタイヤカーカスを実質的に垂直に懸架するた
    めの装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも4つの支持体よりなる組立体を備えており、各支
    持体は摺動ラックアームと関連されており、取扱い板により支持された歯付きホ
    イールと協働し、上記ホイールはアームを同時に上昇軸線XX'に対して遠ざけた
    り近づけたりするようにアームの並進移動を調和することを特徴とする請求項1
    ないし6のうちのいずれか1項に記載のタイヤカーカスを実質的に垂直に懸架す
    るための装置。
  8. 【請求項8】 支持体の半径方向変位は一方では支持体に関節接合され、他
    方では上昇軸線XX'に沿って摺動するリングに関節接合された少なくとも1つの
    連結ロッドにより制御されることを特徴とする請求項1ないし3のうちのいずれ
    か1項に記載のタイヤカーカスを実質的に垂直に懸架するための装置。
  9. 【請求項9】 ピストンーシリンダユニットにより、リングを変位させるこ
    とによって支持体を上昇軸線XX'に近づけることができることを特徴とする請求
    項8に記載のタイヤカーカスを実質的に垂直に懸架するための装置。
  10. 【請求項10】 タイヤカーカスを実質的に垂直の懸架するための装置にお
    いて、上昇軸線XX'のまわりに分布され、取扱い板に設けられ、タイヤカーカスの
    内側に圧接することができる少なくとも2つの支持体を設けた組立体を備えてお
    り、これらの支持体はカーカスのための少なくとも1つの引っ込み取付け/取り
    外し位置と、カーカスのための少なくとも1つの広開保持位置との間で上昇軸線
    XX'に対して半径方向に移動可能であり、支持体の各々は取扱い板により支持さ
    れた歯付きホイールと協働する摺動ラックアームと関連されており、上記ホイー
    ルは上記アームを同時に上昇軸線XX'に対して遠ざけたり近づけたりするように
    上記アームの並進移動を調和させることを特徴とするタイヤカーカスを実質的に
    垂直の懸架するための装置。
  11. 【請求項11】 2対の支持体を備えていることを特徴とする請求項10に
    記載のタイヤカーカスを実質的に垂直の懸架するための装置。
  12. 【請求項12】 支持体に半径方向の伸張力を及ぼすばね装置を備えており
    、伸張をストッパにより制限することができることを特徴とする請求項10また
    は11に記載のタイヤカーカスを実質的に垂直の懸架するための装置。
  13. 【請求項13】 ストッパは作動可能なレバーに配置されていることを特徴
    とする請求項12に記載のタイヤカーカスを実質的に垂直の懸架するための装置
  14. 【請求項14】 作動レバーは懸架すべきカーカスを装置に適所に設置する
    ことによってストッパを外すために作動されることが可能であることを特徴とす
    る請求項13に記載のタイヤカーカスを実質的に垂直に懸架するための装置。
  15. 【請求項15】 上記ストッパにより許容される支持体の半径方向ストロー
    クが調整可能であることを特徴とする請求項12ないし14のうちのいずれか1
    項に記載のタイヤカーカスを実質的に垂直に懸架するための装置。
  16. 【請求項16】 ストロークの調整は上昇軸線XX'に対するストッパの距離
    を変更することによって行なわれることを特徴とする請求項15に記載のタイヤ
    カーカスを実質的に垂直に懸架するための装置。
  17. 【請求項17】 ばねの張力が調整可能であることを特徴とする請求項12
    ないし16のうちのいずれか1項に記載のタイヤカーカスを実質的に垂直に懸架
    するための装置。
  18. 【請求項18】 タイヤを構成する方法において、 − カーカスを製造することよりなる第1段階を行い、 − 可動支持体を有し、これらの支持体が前もって引っ込み位置に位置決めさ
    れた懸架装置に上記カーカスを配置し、 − 上記支持体をカーカスの内壁部に接触状態で広開位置に位置決めし、 − 装置の上記支持体を引っ込み位置に位置決めすることにより上記カーカス
    を上記懸架装置から外し、 − タイヤを得るために少なくとも仕上げ要素を上記カーカスに配置すること
    よりなる第2工程を行い、 − かくして得られるタイヤを加硫することを特徴とするタイヤを構成する方
    法。
  19. 【請求項19】 引っ込み位置における支持体の保持はストッパを作動する
    ことによって行なわれることを特徴とする請求項18に記載のタイヤを構成する
    方法
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