JP2002522321A - 非接触型用紙処理システム及びその使用方法 - Google Patents

非接触型用紙処理システム及びその使用方法

Info

Publication number
JP2002522321A
JP2002522321A JP2000563556A JP2000563556A JP2002522321A JP 2002522321 A JP2002522321 A JP 2002522321A JP 2000563556 A JP2000563556 A JP 2000563556A JP 2000563556 A JP2000563556 A JP 2000563556A JP 2002522321 A JP2002522321 A JP 2002522321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
pan
diffuser
valve
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000563556A
Other languages
English (en)
Inventor
ジョン・ディー・クロスビー
トーマス・ピー・ガーリン
ロバート・シー・ガスパッリーニ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Baldwin Graphic Systems Inc
Original Assignee
Baldwin Graphic Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Baldwin Graphic Systems Inc filed Critical Baldwin Graphic Systems Inc
Publication of JP2002522321A publication Critical patent/JP2002522321A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H5/00Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines
    • B65H5/22Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by air-blast or suction device
    • B65H5/228Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by air-blast or suction device by air-blast devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 非接触型用紙処理システム(100)は、マニホルド(104)への空気流を制御する第1の弁(110)及びマニホルドからエアパン(106)への空気流を制御する第2の弁を含む。ベンチュリ(202)を有する非接触プレート(107)はエアパンをカバーする。代替的実施例では、本システムはエアパン中の空気流を拡散させる拡散器を有する。非接触型用紙処理装置の使用方法は、第1及び第2の弁(112、114)がそれぞれ本システムの第1及び第2の領域に空気流が送られるよう調節する工程と、空気流が第1及び第2の弁に送られるよう第3の弁を調節する工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般には、枚葉紙印刷機の用紙処理システムに関し、特に、枚葉紙
印刷機の搬送に使用される非接触型用紙処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
枚葉紙印刷機においては、用紙が印刷機の最後の印刷ユニットを通過した後、
「印刷機排紙部」として知られる印刷機の領域に入る。印刷機排紙部は、印刷済
み用紙上のインクを乾燥させて定着させる装置などを含む。そのような装置とし
ては、例えば、空気シャワー及び赤外線(IR)乾燥ヘッド又は紫外線(UV)
乾燥ヘッドがある。
【0003】 印刷済み用紙は、一連の平行ロッドを横切って摺動することによって典型的な
枚葉紙印刷機排紙部中を移動する。用紙は、複数(典型的には5本)のロッドの
上を横切って搬送され、ロッドは用紙搬送方向と平行に設置されている。一連の
グリッパー棒はトラックに沿って動き、排紙部中に用紙を搬送する。具体的には
、各グリッパー棒は、排紙部中の用紙移動と平行に走るモーター付きトラックに
沿って推進される。各グリッパー棒には、印刷済み用紙の前縁をつかんで一連の
金属製つまみがあり、排紙部中をロッドの上を通って用紙を引きずっていくこと
ができる。印刷済み用紙はロッドを横切って摺動すると共にロッドと物理的にロ
ッド接触しているため、このようなシステムは、「接触型」用紙処理システムと
呼ばれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
接触型用紙処理システムは各用紙の使用可能領域に制限を加える。具体的には
、用紙は、ロッドのいずれかと接触する領域に印刷材料を有することができない
。もし、用紙の印刷済み領域がロッドに接触するとインクはこすれるだろう。こ
のため、用紙の印刷可能領域は、接触型用紙処理システムによって制約を受ける
。従って、用紙処理システム改善の必要性があり、特に用紙毎の使用可能領域を
広くできるシステムが要望されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明はかかる需要を満足する。本発明の一実施例の非接触型用紙処理システ
ムは、マニホルド及びエアパンを有する。このシステムは、さらに、マニホルド
への空気流を制御する第1の弁と、マニホルドからエアパンへの空気流を制御す
る第2の弁とを有する。穴のあいた非接触プレートがエアパンをカバーする。様
々な代替的実施例において、本システムはエアパンの内部で空気流を拡散する拡
散器を更に有する。
【0006】 同様に、本発明の一実施例の方法は、このシステムの第1及び第2の領域への
空気流のレベルを制御する第1及び第2の弁を調節する工程を含む。本方法は、
第1及び第2の弁へ空気流を送る第3の弁の調節する工程も更に有する。代替的
実施例においては、この空気流も少なくとも第1の領域へ送られる前に拡散され
る。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施例の幾つかを以下図面を参照して詳細に説明する。まず
、図1を参照するに、本発明による非接触型用紙処理システム100が示されて
いる。システム100は、一般に、それぞれ2つのマニホルド(104)に接続
する2つの送風機(102)を有する。各マニホルド(104)は同様に6つま
でのパン(106)に接続している。各パン(106)は、一連の非接触プレー
ト(107)の一に固定されている。
【0008】 より具体的には、各マニホルド(104)はエアダクト(108)によって送
風機(102)と液体連通されている。送風機(102)と各マニホルド(10
4)の間にはさまれているのは調節弁(110)である。本実施例においては、
各マニホルド(104)にはそれ自身の調節弁(110)が関連づけられている
が、代替的実施例においては、各送風機(102)には一の調節弁(110)が
接続していて、各マニホルド(104)はその調節弁(110)に接続している
。詳細は以下に説明するが、調節弁(110)は第1段階の空気制御装置として
機能する。
【0009】 各マニホルド(104)は一連の調節可能弁(112、114)を有する。本
実施例では、これらのバルブ(112)の大部分はエアダクト(116)に結合
されている。エアダクトに連結していない弁(114)は単に閉口されて使用さ
れていない。詳細以下に説明するように、弁(112)は第2段階の空気流制御
装置として機能する。
【0010】 エアパン(106)はエアダクト(116)によって弁(112)及び(11
4)に接続されている。パン(106)は非接触プレート(107)の周辺に固
定されている。図2を参照してより詳細に以下に説明されるように、非接触プレ
ート(107)は、(図2の202として示される)一連のパンチ穴又はベンチ
ュリを有し、パン(106)からの空気流を可能にしている。ベンチュリ(20
2)から流出した空気は空気の層を形成し、印刷済み用紙がその上に浮遊する。
この空気の層のおかげで用紙が用紙処理システム(100)と接触せずにすむの
で、各用紙の印刷可能スペースが広くなる。
【0011】 図1に示すように、システム100は種々の装置(120)を有する印刷機排
紙部を収納することができる。例えば、排紙部は、排気装置(120a)、熱風
シャワー(120b)、周辺空気シャワー(120c)、IR乾燥ヘッド(12
0d)、エアナイフ(120e)を有する。排紙部の装置の数と種類は本発明と
は独立であることが理解されるであろう。
【0012】 非接触型用紙処理システム100は、図示しないグリッパー棒を搬送するトラ
ック(122)も有する。トラック(122)はその一部のみしか図示されてい
ないが、トラック(122)は連続した環状であることが理解されるであろう。
図1から分かるように、通路(122)は、印刷済み用紙の通路に沿って、非接
触プレート(107)と一般に平行である。トラック(122)とグリッパー棒
は本発明とは独立で、接触型用紙処理システムのトラックとグリッパー棒が本発
明への使用に適していることが理解されるであろう。
【0013】 非接触型用紙処理システム(100)は用紙伸ばし装置(118)も有する。
図示の通り、用紙伸ばし装置(118)は2つの隣接する非接触プレート(10
7)の間にギャップを形成する。2つのプレートの端を切り離したり接触させた
りするのではなく、実質的に均一なギャップを形成するために、2つの非接触プ
レート(107)の間に1/8インチ(0.317cm)のスペーサを配設する
。更に、ギャップに隣接する各プレート(107)の端は、下向きに用紙から離
れるように湾曲する約1インチ(2.54cm)の部分を有する。
【0014】 非接触プレート(107)の湾曲部上にはエアボックスが固定されている。一
方、エアボックスは、真空源を収容する吸入口を有する。動作においては、真空
源が非接触プレート8107)間でギャップから空気を吸い込む。用紙が用紙伸
ばし装置(118)上を通過する時に、真空が用紙の一部を一瞬ギャップに引き
込んで用紙の反りを除去する。
【0015】 第1段階及び第2段階の空気流制御装置、すなわち調節弁(110)及び弁(
112、114)の使用は、本システムの動作に顕著な長所を与えることが理解
されるであろう。非接触型用紙処理システム100を初期設置の際に、システム
100の中に空気が強制的に流れ、弁(112、114)は、あるパン(106
)への空気流が別のパンへの空気流に対して適当になるように調節される。例え
ば、非接触プレート(107)が上方に湾曲する箇所では、印刷済み用紙がプレ
ート(107)に接触しないように空気流を増加させるのが適当である。同様に
、印刷済み用紙への力が弱い領域では空気流を減少させる方がよい。
【0016】 一旦、弁(112、114)を使用してパン(106)間の相対的空気流が設
定されると、調節弁(110)の調整は、異なる重さの用紙に非接触型システム
(100)が使用可能になるように空気流を微調整するのに使用される。例えば
、重い用紙ストックに取り替えるときには、印刷オペレータは、非接触プレート
(107)上での用紙の浮揚を可能にするため空気流を増量するよう(手動又は
コンピュータ制御による電子的手段で)調節弁(110)を調節するにすぎない
。同様に、軽い用紙ストックに交換するときには、印刷オペレータは、空気の乱
流や用紙の波打ちを防止するため空気流を減少するよう調節弁(110)を調節
すれば足りる。
【0017】 本実施例の非接触プレート(107)を、図2を参照すると共に引き続き図1
を参照して、詳細に以下説明する。図示の通り、非接触プレート(107)には
、各パン(106)の上にベンチュリ(202)が配されている。本発明は、ベ
ンチュリ(202)の特定の配置に限定されるものではないが、好ましい本実施
例は、非接触プレート(107)の幅に亘る6つのベンチュリ(202)の列を
採用している。より特定的には、ベンチュリ(202)は、3つのベンチュリ(
202)が各印刷済み用紙の左半分に空気を送り、3つのベンチュリ(202)
が各印刷済み用紙の右半分に空気を送るよう配置されている。印刷済み用紙の両
半分に空気を送ることにより、空気流が用紙を伸ばし易く、弛みや反りを防止す
ることができる。
【0018】 非接触型用紙処理システム(100)は幾つかの方法で印刷機排紙部に隣接し
て配置可能である。本実施例では、取り付けバー(204)は非接触プレート(
107)に固定される。一方、取り付けバー(204)は印刷機フレームに取り
つけられる。好ましくは、取り付けバー(204)は従来の用紙処理システムに
使用される取り付けバーと同一の場所に配置され、この結果、従来の用紙処理シ
ステムは簡単に本発明の非接触型用紙処理システム(100)と置換可能である
【0019】 好ましい本実施例では、非接触プレート(107)の一部は液体冷却部を含む
。図2に示すように、非接触プレート(107)は水などの冷却液を搬送する導
管(206)に嵌合している。このような水冷部は、熱風シャワー(120b)
やIR乾燥ヘッド(120d)の下で特に有用である。図示されていないが、導
管(206)はポンプと液体供給源に接続されていることが理解されるであろう
【0020】 次に図3を参照して、本実施例のエアパン(106)をより詳細に説明する。
図3は、図2に示す非接触型用紙処理システム100の非接触プレート(107
)を除去した部分を示す。この結果、図3は3つのパン(106)の内部スペー
スを示す。
【0021】 エアダクト(116)は、各パン(106)の底部の吸入口によって各パン(
106)の中央に一般に接続している。各吸入口は、パン(106)にわずかに
突出する拡散器(302a)と嵌合し、吸入口と非接触プレート(107)との
間に配置されている。以下により詳細に説明されるように、拡散器(302a)
は各パン(106)に空気流を適切に分布することができる。
【0022】 図4aは拡散器(302a)をより詳細に示している。好ましい本実施例では
、拡散器(302a)は、開口した基部(404a)と閉口した上部(406a
)とを有する中空円筒状本体(402a)である。拡散器(302a)は、円筒
状本体(402a)に2つの切り込み(408a)を入れた形状の開口部も有す
る。拡散器(302a)がパン(104)の吸入口に挿入できるように、その外
径は吸入口の内径よりもやや小さい。
【0023】 必須ではないが、円筒形本体(402a)を半分のそれぞれに、2つの切り込
み(408a)が入れてあることが好ましい。かかる構成によって、図3に示す
ように、切り込み(408a)が用紙搬送方向に垂直向きになるように、拡散器
(302a)をパン(106)の穴に挿入することができる。
【0024】 動作においては、空気は、送風機(102)から調節弁(110)を通ってマ
ニホルドに送られ、弁(112)を通り、ダクト(116)を通り、拡散器(3
02a)の切り込み(408a)を通って、パン(106)に入り、ベンチュリ
(202)から外へと抜ける。切り込み(408a)には、空気をパン(106
)全体に拡散又は分散させる働きがあり、それによって、均一な空気がベンチュ
リ(202)から流出することが保証される。
【0025】 拡散器(302a)がないと、空気流はダクト(116)から直接送出され、
ベンチュリ(202)から外に出て非接触プレート(107)の中央に集まって
しまうだろう。そのように集まってしまった空気流は、非接触プレート上で用紙
の中央部は支えてくれるかもしれないが、用紙の周縁部では乱流や弛みを生じる
場合がある。従って、拡散器がない非接触型用紙処理システムは本発明の範囲内
ではあるが、拡散器を使用する方が望ましい。
【0026】 他の拡散器の構成も本発明の範囲内であることが理解されるであろう。例えば
、図4bは代替的拡散器(302b)を示している。拡散器(302b)は、開
口した基部(404b)と閉口した上部(406b)とを有する中空円筒状本体
(402a)を有する。拡散器(302b)は、スカラップ形状で、本体(40
2b)に空気流を可能にする開口部(408b)を有する。
【0027】 図4cは拡散器の他の構成を示す。図4a及びbと同様に、拡散器(302c
)は、開口した基部(404c)と一般に閉口した上部(406c)を有する中
空円筒状本体(402c)を有する。空気流を拡散するために、拡散器(302
c)は、本体(402c)及び上部(406c)の両方に穿孔(408c)とし
ての開口部を有する。
【0028】 異なる拡散器の構成も本発明の範囲内であることが理解されるであろう。他の
代替的実施例では、例えば、拡散器は、パン吸入口の中には配置されず、パン内
部で吸入口上に配置される。かかる一実施例を図5に示す。図示の通り、エアパ
ン(502)は、図示しない吸入口上に配置された拡散器(504)を含む。こ
の拡散器(504)は、中空円筒状本体(506)及び閉口した上面(508)
を有する。拡散した空気流を供給するため、拡散器(504)は一連の開口部(
510)を有する。パンの吸入口上に配置された拡散器を用いる実施例において
は、拡散器の構成は、図4a乃至cを参照して上述したように変更可能であるこ
とに留意する必要がある。
【0029】 次に、拡散器の更に別の実施例を図6a及びbを参照して説明する。図示の通
り、エアパン(602)は、パン(602)の中に棚又は板状に一般に構成され
た拡散器を有する。より特定的には、拡散器(604)は、パン(602)に嵌
合するように、パン(602)の上面の内径よりわずかに小さい外形を有する。
本実施例では、拡散器(604)は2つの異なった寸法の開口部(608、61
0)を有する。エアパン(602)の上に嵌合する図示しない非接触プレートを
介して空気流の均一に分布させるために、拡散器(604)の中央の開口部(6
08)は、拡散器(604)の周囲の開口部(610)よりも小さい。そのよう
な異なる寸法の開口部の配置は、基本的に、どのような拡散器の構成にも適用で
きることに留意する必要がある。
【0030】 図示の通り、拡散器(604)はパン(602)の底部(606)上に位置す
る。これは、エアパン(602)のテーパ側部(612)に拡散器(604)を
配置することにより達成される。図6a及びbに示す種類の拡散器は、幾つかの
方法のいずれかにより所定位置に固定可能である。例えば、プレート又は棚状の
拡散器は、所定位置にはんだ付けされ、エアパンなどの側壁から延びるフランジ
の上に配置され、パンのテーパ側部に配置される。
【0031】 拡散器を使用する更に別の代替的実施例では、拡散器はエアパンと分離されず
、その中に一体的に形成される。かかる一実施例においては、図7に示すように
、拡散器(704)がパン(702)の底部に形成されている。同様に、開口部
(706)は拡散器(704)に穿孔されている。
【0032】 次に、図8を参照して更に別の代替的実施例を説明する。図示の通り、エアパ
ン(802)は(図6a及びbのエアパン(602)のように)、パン(802
)の中に載置されたプレート状の拡散器(804)を有する。本実施例では、拡
散器(804)は、異なる密度で配置された開口部(806)を有する。第1の
密度パターン(808)は拡散器(806)の中央近辺に配置されている。第2
の密度パターン(810)は拡散器(806)の周囲に配置されている。空気流
が、吸入口が配置されるエアパンの中央から外へ拡散するように、第2パターン
の密度が第1パターンのそれより大きい。
【0033】 図1乃至3及び4aの好ましい本実施例では、様々な装置仕様と寸法が適用可
能であることが理解されるであろう。理想的には、各ベンチュリ(202)を通
る空気流は、毎秒2乃至5標準立方フィートの場所に依存しなければならない。
【0034】 他の代替的実施例も本発明の範囲内であることが理解されるであろう。例えば
、実施例は、送風機、マニホルド、エアパンその他の図示した構成要素数に限定
されない。例えば、代替的実施例の非接触型用紙処理システムは一の送風機又は
他の空気流供給源だけを使用する。同様に、本発明は非接触プレートのいかなる
特定の数にも限定されない。従って、本発明は、一以上の非接触プレートを利用
するシステムをカバーしている。更に、異なる形状を有するマニホルド、エアパ
ン、拡散器及び他の構成要素も同一システムの中で使用及び結合可能である。例
えば、マニホルドは球の一部に一つの壁のみを有する形状であってもよい。
【0035】 ここで使用されるマニホルドという用語は、所定数の吸入口と所定数の排出口
を有する全構造であることが理解されるであろう。かかる構造は、一以上の「T
」又は「Y」形コネクタの配置を含む。
【0036】 ここで説明した実施例の各々のエアパンは実質的に底部中央に位置する吸入口
を含んでいたが、他の構成も本実施例の範囲内であることが理解されるであろう
。例えば、一以上の底部及び/又は側部に吸入口を有するエアパンが使用可能で
ある。
【0037】 本発明はある好ましい実施例に関して説明されてきたが、当業者に明らかな他
の実施例も本発明の範囲内であることが企図されている。従って、本発明の範囲
は、ここに添付される特許請求の範囲によってのみ限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の非接触型用紙処理システムの概略側面図である。
【図2】 図1の実施例の部分斜視図である。
【図3】 図2に示す部分の断面斜視図である。
【図4】 本発明に使用される代替的拡散器の斜視図(4a〜4c)である。
【図5】 本発明の代替的実施例のエアパンと拡散器の概略図である。
【図6】 本発明の代替的実施例のエアパンと拡散器の横断面図(6a)及び斜
視図(6b)である。
【図7】 本発明の代替的実施例のエアパンと拡散器の断面斜視図である。
【図8】 本発明の代替的実施例のエアパンと拡散器の斜視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CR, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G D,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN ,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC, LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,M K,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ, TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,Z A,ZW (72)発明者 トーマス・ピー・ガーリン スウェーデン王国トラナスエス−573 38、 アウグスチガタン14 (72)発明者 ロバート・シー・ガスパッリーニ アメリカ合衆国ニューヨーク州ライ、アデ レイドストリート4 Fターム(参考) 3F101 FA02 FB11 FC03 LA06 LB03

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気供給源と接続する用紙処理システムにおいて、 当該源から空気を受け取るマニホルドと、 当該マニホルドと液体連通して当該マニホルドへの空気流を制御する第1の弁
    と、 吸入口と開口した上面とを有するエアパンと、 前記マニホルド及び前記エアパンと液体連通して前記エアパンへの空気流を制
    御する第2の弁と、 前記エアパンの前記上面をカバーして複数のベンチュリを有する少なくとも一
    の非接触プレートとを有するシステム。
  2. 【請求項2】 前記吸入口及び前記非接触プレートの間に介在する拡散器を
    更に有する請求項1記載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記拡散器は、開口した底面と閉口した上部とを有する開口
    部を有する中空本体を含み、前記開口部は前記パンに空気流を拡散可能な請求項
    2記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記拡散器は前記吸入口内に位置する請求項3記載のシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記拡散器は前記吸入口上で前記パン内に位置する請求項3
    記載のシステム。
  6. 【請求項6】 前記拡散器は前記パンと一体的に形成されている請求項3記
    載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記パンは複数の開口部を有する板である請求項2記載のシ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記パンはテーパ側部を更に有し、前記拡散器は前記テーパ
    側部に配置される請求項2記載のシステム。
  9. 【請求項9】 前記拡散器の前記開口部は寸法が異なる請求項2記載のシス
    テム。
  10. 【請求項10】 前記拡散器の前記開口部は配置密度が異なる請求項2記載
    のシステム。
  11. 【請求項11】 前記システムは複数のエアパンと複数の第2の弁を更に有
    し、前記マニホルドは前記複数の第2の弁と液体連通し、当該第2の弁は前記複
    数のエアパンへの空気流を制御する請求項1記載のシステム。
  12. 【請求項12】 前記エアパンの全てが拡散器を有する請求項11記載のシ
    ステム。
  13. 【請求項13】 前記非接触プレートは冷却液を搬送する導管を有する請求
    項1記載のシステム。
  14. 【請求項14】 非接触型用紙処理システムへの空気を制御する方法であっ
    て、当該方法は、 前記システムの第1の領域へ空気流を設定するように第1の弁を調節する工程
    と、 前記システムの第2の領域へ空気流を設定するように第2の弁を調節する工程
    と、 前記第1及び第2の弁に空気流を設定するように第3の弁を調節する工程とを
    有する方法。
  15. 【請求項15】 前記第1及び第2の弁を調節する工程を、前記第3の弁を
    調節する工程の前に行う請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記第3の弁を調節する工程は、前記システムによって処
    理される用紙の種類を変更する際に実施される請求項14記載の方法。
  17. 【請求項17】 第1のエアパンが前記第1の領域を画定し、前記方法は、
    前記第1のパンに空気流を拡散させる工程を更に有する請求項14記載の方法。
  18. 【請求項18】 空気流を生成する工程と、 内部空間を有するエアパンに前記空気流を送る工程と、 前記エアパンの前記内部空間に前記空気流を拡散させる工程とを有して、非接
    触型用紙処理システムを動作させる方法。
  19. 【請求項19】 前記空気流を生成する工程は、少なくとも一の送風機によ
    って実施される請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記空気流を送る工程は、複数の弁を介して前記空気流を
    送る工程を含む請求項18記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記空気流を送る工程は、前記空気流を第1の弁を介して
    マニホルドへ入って第2の弁に案内する工程を含む請求項20記載の方法。
  22. 【請求項22】 少なくとも一は吸入口を有する一以上の壁と、 当該壁は内部空間を画定し、 前記内部空間に拡散器とを有して、非接触型用紙処理システムに使用されるエ
    アパン。
  23. 【請求項23】 前記拡散器は、前記パンの壁に一体的に形成される請求項
    22記載のエアパン。
  24. 【請求項24】 前記拡散器は前記吸入口内に位置する請求項22記載のエ
    アパン。
  25. 【請求項25】 前記拡散器は前記エアパン内に配置されたプレートである
    請求項22記載のエアパン。
  26. 【請求項26】 前記拡散器は前記吸入口上に位置する請求項25記載のエ
    アパン。
  27. 【請求項27】 前記拡散器は寸法の異なる開口部を有する請求項22記載
    のエアパン。
  28. 【請求項28】 前記拡散器は異なる配置密度の開口部を有する請求項22
    記載のエアパン。
JP2000563556A 1998-08-05 1999-08-05 非接触型用紙処理システム及びその使用方法 Pending JP2002522321A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/129,557 US6170819B1 (en) 1998-08-05 1998-08-05 Non-contact sheet handling system and method of using same
US09/129,557 1998-08-05
PCT/US1999/017215 WO2000007918A1 (en) 1998-08-05 1999-08-05 A non-contact sheet handling system and a method of using same

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002522321A true JP2002522321A (ja) 2002-07-23

Family

ID=22440569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000563556A Pending JP2002522321A (ja) 1998-08-05 1999-08-05 非接触型用紙処理システム及びその使用方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6170819B1 (ja)
EP (1) EP1021366A1 (ja)
JP (1) JP2002522321A (ja)
CN (1) CN1108269C (ja)
AU (1) AU5326799A (ja)
CA (1) CA2305645A1 (ja)
HK (1) HK1030199A1 (ja)
WO (1) WO2000007918A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6203250B1 (en) * 1997-12-16 2001-03-20 Ngk Insulators, Ltd. Article feeding apparatus
DE29819402U1 (de) * 1998-10-30 1999-03-11 Roland Man Druckmasch Bogenleiteinrichtung in einer Druckmaschine
US6585263B1 (en) * 2000-02-02 2003-07-01 Heidelberger Druckmaschinen Ag Deceleration drum assembly containing air guides
DE10042888A1 (de) * 2000-08-31 2002-03-14 Heidelberger Druckmasch Ag Bogenleiteinrichtung
US6676365B2 (en) * 2001-03-16 2004-01-13 Toda Kogyo Corporation Air track conveyor system for disk production
JP2007229969A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 印刷機

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4630975A (en) 1983-10-11 1986-12-23 Becker John H Air encasement system for transportation of particulates
DE3411029A1 (de) 1984-03-24 1985-10-03 M.A.N.- Roland Druckmaschinen AG, 6050 Offenbach Vorrichtung zum fuehren von ein- und beidseitig bedruckten bogen
US4702664A (en) 1985-06-27 1987-10-27 Phillocraft Company Air-equipped table
US4811493A (en) * 1987-08-05 1989-03-14 Burgio Joseph T Jr Dryer-cooler apparatus
JPH05124746A (ja) * 1991-11-05 1993-05-21 Toray Ind Inc シート状物用エアコンベア装置
JPH0680270A (ja) 1992-08-31 1994-03-22 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd シート搬送装置
DE4242730C2 (de) * 1992-12-17 1997-01-30 Heidelberger Druckmasch Ag Bogenausleger einer Druckmaschine
US5634363A (en) * 1994-06-30 1997-06-03 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho Method of mechanical descaling and mechanical descaling equipment
US5634636A (en) 1996-01-11 1997-06-03 Xerox Corporation Flexible object handling system using feedback controlled air jets
DE19607397A1 (de) * 1996-02-28 1997-09-04 Heidelberger Druckmasch Ag Vorrichtung und Verfahren zur Führung von bogenförmigem Material in einer Druckmaschine, insbesondere in einer Bogenrotations-Offsetdruckmaschine

Also Published As

Publication number Publication date
CA2305645A1 (en) 2000-02-17
WO2000007918A1 (en) 2000-02-17
AU5326799A (en) 2000-02-28
US6170819B1 (en) 2001-01-09
HK1030199A1 (en) 2001-04-27
CN1274333A (zh) 2000-11-22
CN1108269C (zh) 2003-05-14
EP1021366A1 (en) 2000-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6672720B2 (en) Printer with vacuum platen having movable belt providing selectable active area
US5816155A (en) Sheet guiding device for printing presses
EP0587585B1 (en) A method and a device of treating a continuous material web
US5716268A (en) Device for removal of deleterious impurities from room atmosphere
JPH0859016A (ja) 紙葉状材料を非接触に案内する装置
AU757869B2 (en) Apparatus for gas treatment of products
JP2002522321A (ja) 非接触型用紙処理システム及びその使用方法
KR920011727A (ko) 시이트 공급식 윤전 인쇄기용 진공 트랜스퍼 장치
JPH06506182A (ja) ガラス板ガス支持体
JPS61248848A (ja) ガズ媒体により薄板を非接触的に案内するための装置
US5832826A (en) Device and method for acting upon sheets in a sheet delivery system
JP2000513055A (ja) フローテーションドライヤユニット
US5588360A (en) Temperature-control device for rotating bodies in printing mechanisms
JP3755829B2 (ja) 組み合わせエアバー及びホールバー浮動ドライヤー
US7401417B2 (en) Method and a device for drying or heat treatment of a web-formed material
JPH10148368A (ja) クリーンルーム用空気吹出装置
JP5010066B2 (ja) 枚葉紙を処理する印刷機の案内装置、および、この案内装置を備えた枚葉紙の処理機械
US4022604A (en) Apparatus for cooling newly formed glass containers
JP4986329B2 (ja) インク画像が上に適用される間受像材料を位置合わせする装置
GB2070461A (en) Apparatus for blowing a gaseous treatment medium onto a length of material
US6378425B1 (en) Sheet-guiding device for printing presses
JP2004516211A (ja) 加工機械内でウェブ材料または枚葉紙材料を浮遊させながらガイドするための装置
JPH03174084A (ja) 紙の乾燥を強化する方法および装置
US6726203B1 (en) Sheet guide arrangement in a printing machine
JP2021100812A (ja) 板状材印刷システム