JP2000513055A - フローテーションドライヤユニット - Google Patents

フローテーションドライヤユニット

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    • F26B13/104Supporting materials without tension, e.g. on or between foraminous belts supported by fluid jets only; Fluid blowing arrangements for flotation dryers, e.g. coanda nozzles

Abstract

(57)【要約】 被覆された紙ウエブのような、ウエブ(12)を乾燥するための方法およびフローテーションドライヤユニット。該フローテーションドライヤユニット(10)は有利には乾燥すべきウエブに向かって乾燥エアを供給するためのウエブを横切って延びる数個のノズルボックス(14)と、ノズルボックス内に乾燥エアを導くための乾燥エア用デストリビュッションチャンバ(18)と、そしてウエブ領域からウエブに向かって導かれた乾燥エアを集めるためおよびそれをウエブの側部に向けるためのサクションチャンバ(20)とから成る。該サクションチャンバはウエブ領域からおきる戻りエア流を均一化するための多孔板(30)によって均一化スペース(32)とエア搬送チャンバ(34)とに分割される。

Description

【発明の詳細な説明】 フローテーションドライヤユニット 本発明は被覆された紙ウエブのような、ウエブを乾燥させるための特許請求の 範囲の独立請求項における導入部分に記載のような、フローテーションドライヤ ユニットに関する。本発明はまたフローテーションドライヤユニットにおいて乾 燥すべきウエブの方に乾燥ガスもしくはエアを供給するための方法に関する。 本発明はウエブの上に延びていてウエブの側部に配置された供給エアディスト リビュウション室と組み合わされた、ディストリビュウションチャンネルからウ エブ上に乾燥エアを吹き付けるフローテーションドライヤユニットに関する。 いろいろの種類のフローテーションドライヤもしくはシリンダ群、最近はまた 赤外線ドライヤが被覆された紙を乾燥するために使用されている。いろいろな乾 燥方法が異なった有利な特徴を持っている。ドライヤの選択、またドライヤのレ イアウトは例えば被覆紙の質、エネルギーコスト、紙ウエブの走行性、一般に塗 工機のレイアウト(ウエブパスドロウ、使用スペース等)および投資コストにつ いて効果がある。現在、また種種のドライヤのタイプの組み合わせが、こうして 最適の乾燥結果を達成するために使用され、それらは種種のタイプの良い特性を 組み合わせる目的で成されてきている。 フローテーションドライヤにおいて、ウエブからの水の蒸発が典型的にはノズ ルからウエブ表面にホットエアを吹き付けることによつて達成される。フローテ ーションドライヤの特別の蒸発は、主として吹き付けられるエアの温度と速度と に、そしてまた使用される ノズルのタイプに依存する。一般に使用されるタイプのノズルは、例えば、オー バープレッシャノズルおよびアンダープレッシャノズル、およびまた直接衝突ノ ズルおよびオリフィスノズルを含んでいる。 フローテーションドライヤは以下の良い特徴、すなわち紙の良好な走行性、良 好なエネルギー経済性、機械室における熱応力の最小限化、両面乾燥の可能性、 上側面と下側面とに対する吹き付けエアの速度が別々に調整できるようにする制 御された乾燥、過剰乾燥の危険の減少、およびさらにはドライヤの構造が長期の 使用に耐え丈夫であるということが挙げられる。しかしながら、従来からの伝統 的なフローテーションドライヤは、たとえば、赤外線ドライヤと比較して、負の 特徴すなわち比較的低い特定蒸発、例えば紙切れの後での比較的遅いウオームア ップ、お粗末なプロフアィルのようなお粗末な制御特性、大きなスペース使用お よび比較的高い投資コスト等がある。 近年において、製紙産業界においては、乾燥エアの吹き付け速度を典型的な4 0m/sの速度から60m/sの速度あるいは80m/sの速度にさえも増加す ることによってフローテーションドライヤの蒸発効率を増加させる試みが成され てきている。また、乾燥エア温度も上げられてきた。しかしながら、吹き付け速 度を増加しかつまた温度を上げることはドライヤの大きさを大きくし、したがっ て投資コストおよび使用スペースも大きくしてきた。これらの変化はまたエネル ギー消費を増大させ、そしてそれらはしばしば制御能力に付いて好ましくない効 果をもっている。 伝統的に構成されたフローテーションドライヤのいわゆるエアフローテーショ ンドライヤボックス内に配置されたエアデストリビュ ッションシステムは、三段階式のシステムであり、ウエブ通路の横断方向および 平行方向の双方について重ねられたエアデストリビュッションチャンネルとウエ ブ通路に横断方向のノズルチャンネルとから成る。 吹き付け速度が増大されると、吹き付けられるエアの体積およびしたがってエ アフローテーションドライヤボックスの高さがより大きくなる。この場合、エア フローテーションドライヤボックスの高さは典型的には既におよそ1.60mで あり、例えばウエブ通路の幅は8.0mそして吹き付けエア速度は60m/s、 マシン方向におけるフローテーションドライヤの有効長は約2.4mである。も し吹き付け速度をなお増加させようと望むならば、エアフローテーションドライ ヤボックスの高さは更に一層増大させて設計上許される限界内で三段階式エアデ ストリビュッション装置内でエアの吹き付け速度を維持しなければならないであ ろうし、そしてこのことは多くの場合、とてつもない困難を生ずる可能性がある 。エアフローテーションドライヤボックスのより大きな高さによって使われるス ペースは機械との関連においてフローテーションドライヤを設けることをより困 難にし、そして時々は不可能にさえすることになる。 今日、スペースを使うことは非常に大きな程度においてコストの問題でもあり、 ドライヤを設けるスペースが小さければ小さいほどより好ましい。 このようにして、例えば米国特許第3964656号、第4021931号、 および第4719708号に明らかなように、二段階式のエアデストリビュッシ ョンシステムを備えた種種のウエブフローチング手段を用いることが提案されて きており、そこではエアはウエブ通路の側から直接にウエブ通路を横切って延び るノズルチャ ンネルに導かれている。こうして、エアフローテーションドライヤボックスの大 きさと高さを相当により小さく保つことができる。 二段階式エアデストリビュッションシステムを備えたこれらの装置の持つ問題 は、ウエブに衝突エアを均一にかつ制御された方法でどのように散布すべきかお よびウエブからの戻りのエアをどのように均一に排出するかである。ノズルから ウエブへの吐出の際に高速でウエブ上に流れる乾燥エアはウエブ内に振動とフラ ッタとを生じさせてウエブを横方向に動かす傾向がある。作業性に対して有利で はないこれらの種類の運動はとくに高速の機械においてあるいは軽いグレードの 紙を乾燥する際にウエブ内に生じることになる。またエアのウエブ領域からの不 均一な排出は望ましくないエアの流れを作り出し、ウエブの付近に圧力の変化を 生ぜしめる。 したがって、本発明の目的は既知の装置に表れる上述の欠点を少なくしたフロ ーテーションドライヤユニットおよびフローテーションドライヤユニット内でウ エブを乾燥させるための方法とを提供することである。 本発明の目的はまた作業性を損なうことなく良好な特定の蒸発効果を達成する 為に従来よりも高速の乾燥エア速度を使うことが可能であるフローテーションド ライヤユニットを提供することである。 加えて、作業性に優れ、熱調整に迅速にウオームアップしかつ反応する、簡単 でかつ軽い構造のフローテーションドライヤユニットを提供することである。 更にまた本発明の目的は簡単な構造で、乾燥エアと戻りエアとができるだけ線 形的に移動し圧力損失およびエネルギー消費が最少限にされるフローテーション ドライヤユニットを提供することである。 更にまた本発明の目的はスペースが小さくて済み塗工機に容易に 組み合わすことのできるフローテーションドライヤ装置を提供することである。 本発明の目的を達成するために、本発明のドライヤユニットとフローテーショ ンドライヤユニット内でウエブに向ってに乾燥エアを供給するための本発明の方 法とは特許請求の範囲の独立請求項の特徴事項中に記載されていることに特徴が ある。 被覆された紙ウエブを乾燥させるための二段階式エア供給を備えた典型的なフ ローテーションドライヤユニットは、乾燥すべきウエブの一方の面側あるいは両 面側に配置されウエブを横切って延びるノズルボックスを備え、該ノズルボック スから乾燥エアがウエブ上に吹き付けられる。エアは複数のノズルボックスに対 して共通であり、かつドライヤの側部にあるエア供給用のデストリビュウション 室から複数のノズルボックスにもたらされ、、エアはデストリビュウション室か ら複数のノズルボックスへと供給端部から流れる。ウエブから離れノズルボック ス間を流れる使用された乾燥エアすなわち戻りエアはドライヤの全後ろ側表面領 域から複数のノズルボックスをカバーする複数のサクション室を経て戻りエア室 内に集められ、そこから前方に取り出される。 ノズルボックスは典型的にはウエブ上を延びる長手方向の箱形の構造体で形成 され、そしてウエブ平面に平行な底部と、ウエブ平面に典型的には直角でかつウ エブを横切って延びる二つの側壁とおよび傾斜した平面上部とからなる。この傾 斜した平面上部の故にノズルボックスはエアの流れの方向に楔状に下向きに傾い ている。 ウエブを横切って延びる実際のノズル要素はノズルボックス内でウエブを横切 って主として延びるエアデストリビュッションチャンネル要素内に集積しており 、ノズル要素は少なくとも一つのノズル 開口もしくはスロットを含み、該ノズル開口もしくはスロットからエアがウエブ の方へ供給/吹き付けされる。多くのタイプのノズルをボックス内で使用するこ とができるが、好ましくは例えば出願人のフロートノズルのようなオーバプレッ シャーノズルが好ましい。そしてまた低圧ノズル、直接吹き付けノズルあるいは オリフィスノズルも使用することができる。 本発明の有利なフローテーションドライヤ配置体において、ウエブに直角なノ ズルボックスに対するエアデストリビュウションチャンネルの高さhはチャンネ ルの供給側端部からその終端部へと傾いておりノズルボックスが楔状に、すなわ ち高さが流れ方向に減少している。こうして、均一なエア供給がフローテーショ ンドライヤユニットの全域において達成される。 戻りのエアはウエブ領域からノズルボックスを覆っているサクションチャンバ に、そして更に共通の戻りエア室に導かれる。戻りエア室は典型的には供給エア デストリビューションチャンバの頂部に少なくとも部分的に配置されている。こ の場合に、またサクションチャンバも好ましくは楔状であり、その高さは戻りエ アの流れの方向に増大していてすなわちその高さはウエブの第1から第2側へと 減少している。 ノズルボックスとサクションボックスとが楔形状をしているために、全体のフ ローテーションドライヤボックスは楔状である。これにかかわらず、上記二段階 式のドライヤは供給エアが三つのそれぞれのレベルに配置されたチャンネルを通 して実際のノズル開口に導かれる従来の三段階式のドライヤよりも相当に低い。 本発明の配置体において、フローテーションドライヤの作業性は、ノズルボッ クス間のスペースにウエブ領域から吸収される戻りエア の横の流れを防止することによって、およびウエブ領域から戻りエアの排出を均 一にすることによって改良される。戻りエアはウエブの走行方向を横切りかつ方 向とそれに平行な方向との両方向に均一に集められる。戻りエアの均一な流れは サクションチャンバ内に多孔板を配置しその結果サクションチャンバは、 エアデストリビュッションチャンエルを取り巻いて該多孔板とウエブとの間に 形成される均一化空間と、 該多孔板と該サクションチャンバの後ろ側表面との間に形成されるトランスポ ートチャンバ とに分割される。 所望の、均一なサクション圧力ファイルを達成するために、多孔板の開口域は 戻りエアが全ドライヤ領域から多孔板を介して均一に排出されるような大きさと され、そのことにより戻りエアの不均一な集まりによって引き起こされる、ウエ ブの付近での流れと圧力の変動を避けることができる。 多孔板の開口領域はサクションチャンバの大きさとノズルのエア吹きだし速度 とに依存し、典型的には15%以下である。楔状のサクションチャンバにおいて 、より高いレベルの断面部分よりもサクションチャンバの傾斜している断面部分 において多孔板内により大きな開口領域を設けることが好ましい、その結果開口 域は異なった断面部分で大きくさえ変化することができる。必要な場合、サクシ ョンチャンバを分割している多孔板はウエブの横断方向に引き続いて配置された 数個の要素やモジュールで形成することができる。サクションチャンバの下向き に傾斜している部分にはサクションボックスの出口付近に配置された多孔板要素 よりも多くの開口もしくはよりたくさんの開口を有している多孔板要素あるいは モジュールが 設けてある。 ここで、乾燥エアがウエブの側部からウエブ上に延びるノズルボックスあるい はエアデストリビュッションチャンネルに直接的に導かれる二段階式のドライヤ において、ノズルから横にウエブに吐出する衝突エアの流れ成分はフローテーシ ョンドライヤにおけるウエブの振る舞いに相当な効果を有していることが注目さ れてきた。横の流れ成分を真っ直ぐにすることはフローテーションドライヤユニ ットの作業性を良くすることが見い出されている。 本発明の好ましいフローテーションドライヤユニットにおいては、ノズルを介 してウエブの方に供給される乾燥エア流のウエブの走行方向に横向きに向けられ ているような速度成分をなくしあるいは実質的に減少させるために、内部に乾燥 エア流用の直線化要素を備えたいわゆる直線化通路が設けられている。この配置 でもってノズル内を流れる乾燥エアの軸方向速度成分の影響がノズル開口、スロ ットもしくは孔から排出されるエア流になお影響するのを阻止することができる 。本発明の配置体でもってノズル開口がエアを排出する際、乾燥もしくは衝突エ アはウエブ平面に放出された速度成分がウエブの走行方向に平行でありまたはウ エブの走行方向と例えば±5度の周辺角よりも小さい角度をなすように流れに向 けられる。 直線化要素は典型的にはウエブの横断方向内に連続して列べられた数個の直線 化チャンネルから形成され、その中で流れは典型的にはウエブ平面に主として直 角にあるいはウエブの走行方向に平行でかつウエブ平面に主として直角である平 面内においてウエブ平面に小さな角度で流れるように配置される。垂直方向にお いて直線化チャンネルは十分に長くかつ狭くなければならずその事により所望の 直線化効果が達成されることになる。 ノズル部分用の直線化通路は好ましくはノズルボックスに平行でかつウエブを 横切って延びている2つの壁要素によって限定されたスロット内に配置されてい る。該通路には1つの壁要素から他の壁要素へと延びるパーティッションにより 数個の別々でかつ連続的な直線化チャンネルがウエブを横切って設けてある。壁 要素は有利にはノズルボックス側壁のウエブに最も近いエッジ部分もしくはノズ ルボックス側壁に取り付けられた平行な板状の要素で形成されている。壁要素は 有利にはウエブ平面とウエブの走行方向とに主として直角であり直角に配置され るが、所望の場合それら壁要素を傾けることもできる。 直線化通路内で直線化チャンネルを形成する仕切りは典型的にはノズル要素に 平行ないわゆる波形シートのようなプレートプロファイルで形成することができ 、該プレートプロファイルは壁要素間のスロット内に配置されそして該スロット 内でかつ1つの壁要素からもう1つの壁要素へとスロットを横切って往復するよ うに曲げられる。1つの波形シートは長さが長く数回折ることができて数個の連 続した直線化チャンネルを形成することができる。他方で、直線化チャンネルは 連続した板片で形成することができ、その板片の各々は直線化通路内でただ1つ のあるいは2つのパーティッションを形成する。 ウエブに面し、ノズルチャンネル側壁のエッジ部分あるいは該側壁に接合した 平行な板状の要素は、典型的には底部の板からウエブの方へ延びノズル要素の底 部分の平面と90度以下の角度をなしかつ実際のノズル開口を形成する、延長部 分を有している。直線化チャンネルからくる直線化されたガス流はそれ自体知ら れた方法で主としてウエブに直角な方向からウエブに平行な流れにノズルの開口 内を吐出する。 また戻りエア流は上述した如きタイプの波形のシートで作ることのできるノズ ルボックス間に設けられた流れ直線化装置を使うことによって調整することがで きる。本発明について本発明の好ましい実施形態を参照して例示的な方法で上述 に説明してきたが、そこにおいてはフローテーションドライヤ配置体がホットエ アによって被覆された紙を乾燥しかつ加熱することのために使用される。本発明 はもちろん他の同様な関係、例えばウエブをエア以外の何らかの適切な吹き付け 可能なガスでもって処理することが望ましい場合などにも適用可能である。本発 明はまたブラストエアあるいは何らかの他のガスでもってウエブを冷却する時に も使うことができる。 本発明のフローテーションドライヤユニットはウエブの一方の側についてフロ ーテーションドライヤユニットの単数もしくは複数が配置された片側式であって もよく、あるいはそれとは別に両側式でフローテーションドライヤユニットがウ エブの両方の側について互いに反対に配置されていてもよい。所望の場合、紙ウ エブを乾燥するためにフローテーションドライヤユニットと赤外線式のドライヤ ユニットとの双方を連続的に用いることを考えることもできる。 他方、フローテーションドライヤユニットはまシリンダ表面に対して吹き付け るべくシリンダドライヤ内に配列されノズルはシリンダの径に応じてアーチ形状 に配置するようにしてもよい。 本発明の配置体によれば、赤外線ドライヤにおいてよりも従来のフローテーシ ョンドライヤにおいてよりおそまつであったフローテーションドライヤのそれら の特性を相当に改良することが可能である。本発明によって、フローテーション ドライヤに対する投資コストとサイズとが相当に減少され、そしてその特定蒸発 効率を増大さ せかつその制御特性を高めることが可能である。 エアデストリビュウションチャンネルとフローテーションドライヤノズル部分 がウエブを横切って延びる楔状のノズルボックスとして互いに一体化されている そして衝突エアの直線化を伴っている上述の2段階式装置でもって従来使用され てきた3段階式のエアフロートウエブドライヤよりも実質的に低い構造を持つ装 置が達成される。2段階構造に対応するドライヤにおいて、エアフローテーショ ンドライヤボックスの高さは駆動側について約1.2mであり、そして前側につ いて約0.5m、ドライヤのウエブ通路幅が8m、フローテーションドライヤの 長さ2.4m、および吹き付け速度60m/sであり、これはウエブの停止もし くは破断中にボックスを開く時に非常に好ましい。本発明のフローテーションド ライヤユニットはこうして従来よりも小さなスペース内に収めることができる。 ノズルボックスのノズル要素内に設けられた直線化要素の故に、エアは本発明 の装置において簡単なノズルボックス構造によって均一に分散することができ、 たとえ高い吹き付け速度と温度でさえもすなわち大容量のエアに関して投資コス トが低い。また、特定蒸発効率を、フローテーションドライヤの構造をあまりに も大きくすることなく吹き付け速度を増大することによって増加させうるという ことは本発明の重要な利点であると考えることもできる。 その比較的小さなサイズ、すなわち低い構造的マスの故に、図示のフローテー ションドライヤユニットは温度の調整に敏感に反応する。フローテーションドラ イヤはウエブのスタートの際およびウエブの破断の後にも迅速にウオームアップ する。さらに有利な点としては従来の3段階式の配列体よりも小さな圧力損失で もって作動し、少ないエネルギーでもって吹き付け速度が達成される。これはエ ア 供給チャンバからノズル開口に比較的直接的に供給エアを流すことを許す簡単な 2段階式構造体の故である。 図面の説明 次ぎに本発明について図面を参照して説明する。 図1は本発明のフローテーションドライヤユニットを例示するものであり、そ の模式的かつ部分的に切断して示す斜視図である。 図2はウエブの横断方向において図1のフローテーションドライヤユニットの エアフローテーションドライヤボックスの模式的垂直断面図である。 図3はAA線に沿った図2の断面図である。 図4は円で示された詳細の拡大図である。 図5はBB線に沿った図2おける断面図である。 図6は線CCに従う図2の断面の拡大部分図である。 図7は図6に従う本発明の第2のエアフローテーションドライヤボックスの断 面図である。 図8は本発明の第3のエアフローテーションドライヤボックスについての図6 に従う断面図である。 図9は線DDに沿った図8の断面図ある。 図10は本発明の配列体において利用可能な直線化要素の部分の模式的斜視図 である。 図11は直線EEに沿った図3の断面図である。 図12は図11に示された格子について側面から斜め方向に見た拡大図である 。 図1はコーテッドウエブ12を乾燥するための本発明のフローテーションドラ イヤユニット10を表している。フローテーションドライヤユニットはウエブを 横断して配置された数個のノズルボック ス14から成り、これらノズルボックスを通して乾燥エアジエット16はウエブ に向かって供給される。ウエブの側部で供給エアデストリュビュション室18は ユニット内のノズルボックス14の全てについて共通である。ノズルボックス1 4はウエブに向かって開いておりかつウエブから排出されるエア用のサクション チャンバ20を形成するボックス状の構造体で覆われている。サクションボック スの箱状構造体はノズルボックス14を覆っているが、ノズルチャンネルの上方 に戻りエアの排出用の自由空間を残している。エアは、大きい矢印によって示さ れているように、ウエブ領域からノズルボックス間のスペース22からサクショ ンチャンバの上部にそしてさらにはウエブの側部で戻りエア集合室24へと排出 される。 ウエブボックス14は楔状をしており、それらの高さは入口側端部26から終 端部28の方へと、すなわち供給エアの流れ方向において、減少している。この 場合において、またノズルボックスをカバーしているサクション室20はわずか に楔状になっていてその結果サクションチャンバ(図2)の高さHは戻りエアの 流れ方向において増大している。エアフローテーションドライヤボックスの全体 はこのように楔状であるが、しかしその高さは対応する従来の3段階式のフロー テーションドライヤ構造体よりも相当に小さい。 本発明によれば、サクションボックス20は戻りエアの流れを等しくする多孔 板30によって2つの部分、すなわち多孔板30とウエブ12との間の均一化ス ペース32と、多孔板とサクションチャンバ20の背面側表面との間の搬送チャ ンバ34とに分割される。均一化空間32と搬送チャンバ34との双方は図1に 示す場合において、楔状でありその高さは流れの方向に増大している。 図2は、図1において使用された同じ参照番号を用いており、ノ ズルボックス間のスペース22内でウエブの横断方向における図1のフローテー ションドライヤユニット10の断面図である。図2は多孔板30が、ウエブの1 つの側部から他方に延びていて、ウエブと多孔板との間の開いた均一化空間32 と、多孔板とサクションチャンバ20の背面側表面との間にある搬送チャンバ3 4とにサクションチャンバ20をどのように分割しているかを図1よりもより良 く示している。サクションチャンバにおいて、多孔板は圧力エコライザを形成し て全ウエブ領域において戻りエアの均一な流れを提供する。 ノズルボックス14は図2において側面図として示されている。また多孔板3 0がノズルボックスの上でかつノズルボックス14の上側表面に主として平行に 、例えば50〜70mmの、小さい距離内にサクションチャンバ内に配列されて いることもわかる。ノズルボックス14の高さhと均一化空間32の高さh’は h’がhよりもわずかに大きく、これらの高さは戻りエアの流れ方向において主 として同じ比率で増大している。ノズルボックス14と均一化空間32の断面の 楔形状とは主として同じである。図2はまたエア搬送チャンバ34が楔状であり 、戻りエア流の方向に開いていることを示している。 図2においてはまた、ノズルチャンネル14が実際のエアデストリビュウショ ンチャンネル要素36と該エアデストリビュウションチャンネル要素の下の実際 のノズル要素38とで形成されていることを示している。 図3は線AAに沿ったウエブ平面の方向における図2の実際のノズル38の断 面でを示している。図3においてウエブを横切って延びる6つのエアデストリュ ビュウションチャンネル36の断面が示 されている。エアエアデストリュビュウションチャンネルは共通の供給エアデス トリュビュウションチャンバ18に接続されている。ホットエアもしくは何らか の他の適当なガスが、エアデストリュビュションチャンバを介して、ホットエア 源から直接にかあるいは戻りエアの条件付け後の循環エアとしてフローテーショ ンドライヤに供給される。 図4は図3の円で囲んだ領域を示しており、そこでは2つのエアデストリビュ ウションチャンネル36と中間のスペース22とがある。また直線化通路40は エアデストリビュウションチャンネル16の中にマークしてある。直線化通路に はプロファイル42が設けてあり、それはたとえば通路に平行な波形のシートで ある。プロピファィルプレートは該プレートが直線化通路の1つの壁から他方に 延びておりそして通路内にパーティッション44を形成している。パーティッシ ョン44は通路40を別々の直線化チャンネル要素46に分割している。上記チ ャンネル要素46はエアデストリビュウションチャンネル36に沿って流れる乾 燥エアをウエブの方に向かって流れ、図1に示された連続的で別々のエアジェッ ト16に分割する。 図5は図2において線BBに沿ったチャンバ20の断面を示している。図にお いて、開口30’とともに、サクションチャンバの搬送チャンバと均一化スペー スとの間の多孔板30が示されている。矢印に従った戻りエアは多孔板30’か ら戻りエアのための集合チャンバ24の方に流れ、そこから戻りエアはさらに排 出チャンネル48へ導かれる。 多孔板内の開口もしくはオープニングの大きさ、数および往復距離はウエブか ら排出するエアの量とウエブの幅が知られるならば計 算することができる。開いている領域は典型的には15パーセントよりも小さく て、これはたとえば5〜75mmの開口、好ましくは10〜40mmの開口をも って成し遂げることができる。しかしながら多孔板の開口領域はウエブの横断方 向において変化させて開口領域が戻りエアの流れ方向において減少するようにす ることができる。 図6はウエブの走行方向に平行な2つのボックス14の断面を表している各々 のノズルボックスは箱状構造であり、そしてウエブを横切って延びる2つの側壁 52、54と長手方向に傾斜している上部56と底部58とで形成されている。 上部56の傾きは図1と図2とにおいて見ることができる。ノズルボックスは主 として2部品でなり、エアデストリビュウションチャンネル36と、該エアデス トリビュウションチャンネルに一体化される実際のノズル要素38とからなる。 ノズル要素38にはウエブを横切って延びる直線化通路もしくはスロット40 が設けてある。直線化通路40はウエブを横切り、側壁52と54とのウエブ側 の下側エッジ部52’、54’に接合され、そして上記エッジに平行な平らな壁 要素60とおよびノズル要素内に設けられた第2の平行な平らな壁要素62とに よって画成されている。ノズルボックスの側壁52と54とのエッジ部は、所望 ならば、直線化通路40を画成する壁要素として直接使用することもできる。図 6に示すノズルはいわゆるフロートタイプのオーバープレッシャノズルである。 直線化通路40には供給エア流を真っ直ぐにする要素42が設けてある。この 要素は直線化通路を図4に示されているように、パーティション44を形成する ことにより連続したチャンネル部分46 に分割する。 直線化通路40の壁要素60と62との間の距離aは10〜40mm、好まし くは15〜25mmである。直線化通路40内に配置された直線化要素42の高 さl、すなわち直線化チャンネル深さは約30〜100mm、好ましくは40〜 60mmである。 加えて、延長部68が平らな要素60に設けてあり、該延長部はノズルの内部 70とともに実際のノズル開口72を形成しており、そこから直線化された乾燥 エアがウエブ12に向かって排出される。 図6はさらに開口30’を備えノズルボックス14の上方に配列された本発明 の多孔板30を開示している。本発明により、多孔板はノズルボックス間のスペ ース22を経て、戻りエアを調節する。 図7はフォイルタイプの2つのアンダープレッシャノズルの図6に従う断面図 を表している。この配列において、ノズル要素38はただ1つの直線化通路40 を有しており、該通路は制御可能な方法でウエブ12の方に向かってエアをもた らすためのエア流直線化要素42を備えている。 ウエブに面するノズルボックス側壁54と52との部分の延長部52’、54 ’’は図7の場合において、隣接したノズルボックス間のスペース22内でウエ ブ平面にあるいはノズルの支持面に平行な平面64を形成するべく曲げられてい る。延長部52’’、54’’はそれらの間に好ましくはウエブを横切って延び る戻りエアギャップ66を形成しており、そこから戻りエアはスムーズにノズル チャンネル間のスペース22内に流れる。戻りエアギャップには流れ直線化要素 を設けることができる。 図8はそれ自体知られた2つのノズルボックス14と該ボックスの底部におい て実際のノズル開口を形成している多孔板74との図 6に従う断面を表している。大きな開口領域を備えた格子もしくは多孔板78が ノズルボックス間に配置されており、サクションチャンバ内に紙片が流れ込みこ とを防止している。格子の開口領域は例えば約55パーセントとすることができ 、これはたとえば20〜40mmの間隔をもって配列された例えば約30x30 mmの大きな開口76をもって達成することができる。図8に示した格子はまた 有利には例えば図6に示されたノズルボックス間に配置することもできる。図6 、図7、図8に示されたノズルボックスに対する異なった中間スペース配列体は また当然に図示したもの以外の他のノズルのタイプに関連しても好適に使用する ことができる。 図9と図10とは本発明の有利な直線化要素42についての構造を更に詳細に 示している。図9は図8における直線化通路40の線DDに沿った断面を表し、 曲線状の入口を備えた直線化要素42が設けてある。直線化要素42の通路を横 切って延びる部分44は通路内のパーティションを形成しており、こうして通路 を直線化チャンネル46に分割している。 図9に示された場合において、パーティッション44は流れの入ってくる方向 において流れに平行に流れを示す矢印に示されているようにアーチ状に作られて いる。パーティッション壁間の距離bは約10〜100mm、典型的には約20 〜50mmである。この場合に、エアはパーティッションのアーチに沿ってパー ティッションから離れることなく且つ直線化チャンネル46内に流れを乱す程度 までには乱流を発生することなしで流れる。 図9に従うパーアティッション配列体は図10に示した直線化要素42により 達成される。直線化要素42は通路を横切って且つ通路のいずれかの壁に沿って 交互にわたるべく曲げられている1枚の 板から成る。通路を横切って延びている部分80は入ってくる流の方に向かって 延長部82を備えており、該延長部はそれらがエア流の方向に従うように曲がる ことが可能である。図9に示した配列において、部分84は壁に沿って延びてお り、通路に沿って延びている部分80よりも流れの方向においてより長くなって いるが所望の場合にはそれらはまたより短くしてもよい。 エアディストリビュウションチャンバから来る乾燥エア流はエアディストリビ ュウションチャンバ18とエアディストリビュウションチャンネル36との間の 開口88によって生じさせられる流れの収縮の故に加速される。ノズルボックス の入口開口の直後で供給エア流の上記加速はいくつかの場合、ノズルボックスの 第1部分においてノズルの衝突プロフィルに不十分な速度を生じる。供給エアデ ィストリビュウションチャンバ18から適切な方法でディストリビュウションチ ャンネル36へのエアを分割することによって上記速度の減少を補償するするこ とができる。 こうして図11には模式的に図3に示されたサクションチャンバ20と供給エ アディストリビュションチャンバ18との間の壁から線EEに沿って切断した断 面を示している。開口88には例示的な方法で、エアディストリビュウションチ ャンネル36内に入り込む流れの収縮を減少させるための格子90が設けてある 。図12において、格子90は拡大されて示してあり側部から斜めに示されてい る。格子の幅は入り込む流れの速度、ノズルの幅、ノズルの長さを考慮して選ば れる。格子開口の幅は典型的には約30mm、長さは約80mm、しかし寸法は 必要に応じて変えることができる。 格子の下側板92は流れを下向きに向けるように形作ることができ、その結果 それらの下側板は開口の直後で現実のノズル38に向 かって流れるべくエアディストリビュウションチャンネルに来るエア流の部分を 付勢する。所望の場合、より長い案内板94を格子に接合して、ノズルに向かう ように向けるべくエア流の部分を付勢してもよい。案内板は例えば約80〜18 0mmの高さに、好ましくは約135mmの高さに配置することができる。案内 板と格子の全体の長さは約400mmである。 ノズル38が、ウエブを横切って延びるエアディストリビュウションチャンネ ル36に平行に一体化されている、上述した本発明の2段階式配列体において、 ノズルは容易に取り外して交換可能にすることができる。ノズルは例えば駆動側 で、供給エア用の入口端部に支持することができそしてそれらは前側につり下げ ておくべく配置することができる。ノズルの交換可能性は、ノズルが容易に汚れ 、かつノズルを定期的に洗浄しなければならない乾燥工程において特に重要であ る。 本発明は図面を参照して上に述べてきたが、発明を例示の配列体および実施形 態に限定することは意図されていない。逆に特許請求の範囲に規定している範囲 内で本発明を広く適用することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年6月16日(1999.6.16) 【補正内容】 請求の範囲 請求項1 被覆された紙ウエブのような、ウエブ(52)を乾燥させるためのフ ローテーションドライヤユニットであって、ドライヤユニット(10)は 乾燥すべきウエブに向かって、乾燥エアの如き、乾燥ガスを供給するためにウ エブの走行方向に沿って一つ一つ並んで配置され、かつウエブを横切って延びた 少なくとも二つのノズルボックス(14)み、ノズルボックスは主として、 ウエブを横切って延びており、第1側に供給端部(26)をそしてウエブの第 2側に終端部(28)を有しているエアデストリビュウションチャンネル(36 )と、 ウエブに向かってエアデストリビュッションチャンネルから乾燥ガスを供給す るためにエアデストリビュウションチャンネル(36)の各々に接合されたノズ ル要素(38)から構成されており、そして ノズルボックスへ乾燥ガスを方向付けるために、エアデストリビュウションチ ャンネルの供給端部に接合された乾燥ガス用のデストリビュウションチャンバ( 18)と、および ウエブに向かって供給された乾燥ガスを集めそしてウエブ領域から該乾燥ガス を排出するためのサクションチャンバ(20)を含むものにおいて、 フローテーションドライヤユニットの該ノズルボックスはウエブの方に向かっ て開きそしてサクションチャンバ(20)を形成している箱状構造体でもって覆 われており、 該サクションチャンバはノズルボックスの上にある距離をもって 配置された多孔板(30)によって 多孔板とウエブとの間に形成されそしてエアディストリビュウションチャンネ ルを取り巻いている均一化スペース(32)と、および 多孔板と該サクションチャンバの後側表面の間に形成された搬送チャンバ(3 4)と に分割されている ことを特徴とするウエブ乾燥用のフローテーションドライヤユニット。 請求項2 該ノズルボックス(14)は高さが乾燥エアの流れ方向において減少 しており、その結果走行するときのウエブに直角なノズルボックスの高さhはノ ズルの第1側から第2の側に向かって減少しており、すなわちノズルボックス内 において流れ方向に減少していることを特徴とする請求項1に記載のフローテー ションドライヤユニット。 請求項3 エアデストリビュウションチャンネル(36)はその高さが供給端部 から終端部に向かって減少していることを請求項2に記載のフローテーションド ライヤユニット。 請求項4 ウエブの横断方向断面において該サクションチャンバ(20)は楔状 をしておりその結果サクションチャンバの高さHは第1の側から第2の側に減少 している、すなわちチャンバ内で起きる流れの方向に増大していることを特徴と する請求項1または2に記載のフローテーションドライヤユニット。 請求項5 均一化スペース(32)の高さはウエブの第1側から第2の側に減少 しており、そして/または 搬送チャンバ(34)の高さはウエブの第1側から第2の側に減少している、 すなわち搬送チャンバ内に起きる流れの方向に増大していることを特徴とする請 求項4に記載のフローテーションドライヤユニット。 請求項6 多孔板(30)の開口領域はウエブの第1の側から第2の側に増大し ていることを特徴とする請求項1〜5に記載のフローテーションドライヤユニッ ト。 請求項7 サクションチャンバ(20)はウエブの第1の側で戻りエアのための 集合スペース(24)に接合しており、該集合スペースは供給エア用のデストリ ビュウションチャンバ(18)上に設けられていることを特徴とする請求項1に 記載のフローテーションドライヤユニット。 請求項8 ノズル要素(38)は少なくとも1つの直線化通路(40)を有して おり、該直線化通路は中にウエブに向かって供給される乾燥ガスの流れの速度成 分を実質的に減少させるもしくはなくすためにおよびウエブの走行に横断してい る流れ直線化要素(42)を有していることを特徴する請求項1に記載のフロー テーションドライヤユニット。 請求項9 直線化要素(42)は流れがウエブの方に導かれるように配列された 、ウエブの走行方向において数個の連続した直線化チ ャンネル(46)を形成していることを特徴とする請求項8に記載のフローテー ションドライヤユニット。 請求項10 直線化通路(40)はノズルチャンネルに平行な2つの壁要素(5 2’、54’;62)によって限定されたギャップであり、そして 該直線化要素(42)はノズル開口の第1の壁要素から第2の壁要素に延びて いるパーティッション(44)から形成されていることを特徴とする請求項8に 記載のフローテーションドライヤユニット 請求項11 直線化要素はいわゆる波形シートのごときプレートプロファイルか らなり、それらは壁要素間のギャップ内に設けられ1つの壁要素から他へとギャ ップを横切ってギャップ内に往復するように曲げられていることを特徴とする請 求項10に記載のフローテーションドライヤユニット。 請求項12 壁要素(60、62)の往復距離(a)は約10〜40mm、好ま しくは約15〜25mmであり、そして ガス流の方向におけるギャップlの深さは約30〜100mm、好ましくは約 40〜60mmであり、そして ギャップの長手方向におけるパーティッション間の平均距離bは約10〜10 0mm、好ましくは約20〜50mmであることを特徴とする請求項10に記載 のフローテーションドライヤユニット。 請求項13 壁要素(52’、54’;62)はウエブ(12)に直 角でかつウエブの走行方向に直角に配列されていることを特徴とする請求項10 に記載のフローテーションドライヤユニット。 請求項14 壁要素(52’、54’;62)の長さは主としてウエブ(12) の幅に対応していることを特徴とする請求項10に記載のフローテーションドラ イヤユニット。 請求項15 ノズルボックス(14)の各々はウエブ上を延びる細長の箱状構造 体から成り、該構造体はウエブ(12)の平面に平行な支持表面を形成している 底部(58)と、ウエブ平面に主として直角にウエブを横切って延びる2つの側 壁(52、54)とおよび傾斜した上部(56)とを有しており、そして 少なくとも1つの側壁のウエブに最も近いエッジ部分(52’、54’)もし くはそれに接合している平行なプレート状の要素(62)は、直線化通路用の第 2の壁要素を形成していることを特徴とする請求項10に記載のフローテーショ ンドライヤユニット。 請求項16 フローテーションドライヤユニットはウエブの上下に配置されてい ることを特徴とする請求項1に記載のフローテーションドライヤユニット。 請求項17 ウエブを横切って延びそしてウエブの走行方向に沿って1つ1つ配 列された少なくとも2つのノズルボックス(14)は主として ウエブを横切って延び、供給端部(26)と終端部(28)とを有しているエ アディストリビュウションチャンネル(36)と、各 エアディストリビュウションチャンネル(36)に接合されたノズル要素(38 )とから構成されており、 さらにエアディストリビュウションチャンネル(36)の供給端部に接合され た乾燥ガス用のデストリビュウションチャンバ(18)と、および サクションチャンバ(20)とから成るフローテーションドライヤユニットに おいて、被覆されたウエブのようなウエブを乾燥するための方法であって、該方 法においては乾燥ガスがディストリビュウションチャンバ(18)からノズルボ ックスのエアディストリビュウションチャンネル(36)に供給され、 乾燥ガスがウエブを乾燥するためのノズル要素(38)を介して乾燥すべきウ エブに向かってエアディストリビュウションチャンネル(36)から吹き出され 、そして ガスはウエブ領域からサクションチャンバ(20)内に排出される方法におい て、 ウエブ領域からフローテーションユニットのノズルボックスをカバーしかつウ エブに向かって開いているサクションチャンバのガスの流れはノズルボックスの 上にある距離をもって配置された多孔板(30)によって調整され、該多孔板は サクションチャンバをエアディストリビュウションチャンネルを取り巻きかつ該 多孔板とウエブとの間に形成された均等化室(32)と、多孔板とサクションチ ャンバの背面との間に形成されたエア搬送チャンバ(34)とに分割するように 配列されていることを特徴とするウエブを乾燥させるための方法。 請求項18 ホットエアが乾燥ガスとして使用され、そしてサクシ ョンチャンバによってウエブ領域から排出されるエアは再びエアディストリビュ ウションチャンネルを介して、ノズルボックス内に置換エアを加えられてウエブ の方へ供給されるべく循環されることを特徴とする請求項17に記載の方法。 請求項19 乾燥ガスの流れは、乾燥ガスがウエブの方にノズル要素を通して流 れる時にウエブの横断方向における乾燥ガスの流れを制限することによってノズ ルボックス内で直線化され、ウエブの走行方向に横断する速度成分をなくすかま たは実質的に減少させることを特徴とする請求項17に記載の方法。 請求項20 乾燥ガスの流れはノズル要素内で直線化されてノズル開口から排出 するときウエブの平面に噴射された乾燥ガス用の速度成分は10度より小さいか または好ましくは5度よりも小さいウエブの走行方向との角度を形成することを 特徴とする請求項19に記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,CZ,D E,DE,DK,DK,EE,EE,ES,FI,GB ,GE,GH,GM,GW,HU,ID,IL,IS, JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,L R,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN ,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SG,SI,SK,SK,SL,TJ,T M,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU ,ZW (72)発明者 ヘイッキラ、ペルッティ フィンランド エフアイエヌ―21620 ラ イシオ ヌンメンパーンカツ 5 ビー 18 (72)発明者 カールステッド、ベルテル フィンランド エフアイエヌ―48310 コ ッカ ツランティエ 5 エー 2 (72)発明者 ソリン、リチャード フィンランド エフアイエヌ―25700 ケ ミオ ブレタアンゲン エー 2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 請求項1 被覆された紙ウエブのような、ウエブ(52)を乾燥させるためのフ ローテーションドライヤユニットであって、ドライヤユニット(10)は 乾燥すべきウエブに向かって、乾燥エアの如き、乾燥ガスを供給するためにウ エブの走行方向に沿って一つ一つ並んで配置され、かつウエブを横切って延びた 少なくとも二つのノズルボックス(14)を含み、ノズルボックスは主として、 ウエブを横切って延びており、第1側に供給端部(26)をそしてウエブの第 2側に終端部(28)を有しているエアデストリビュウションチャンネル(36 )と、 ウエブに向かってエアデストリビュッションチャンネルから乾燥ガスを供給す るためにエアデストリビュウションチャンネル(36)の各々に接合されたノズ ル要素(38)から構成されており、そして ノズルボックスへ乾燥ガスを方向付けるために、エアデストリビュウションチ ャンネルの供給端部に接合された乾燥ガス用のデストリビュウションチャンバ( 18)と、および ウエブに向かって供給された乾燥ガスを集めそしてウエブ領域から該乾燥ガス を排出するためのサクションチャンバ(20)を含むものにおいて、 フローテーションドライヤユニットの該ノズルボックスはウエブの方に向かっ て開きそしてサクションチャンバ(20)を形成している箱状構造体でもって覆 われており、 該サクションチャンバは多孔板(30)によって 多孔板とウエブとの間に形成されそしてエアディストリビュウションチャンネ ルを取り巻いている均一化スペース(32)と、および 多孔板と該サクションチャンバの後側表面の間に形成された搬送チャンバ(3 4)と に分割されている ことを特徴とするウエブ乾燥用のフローテーションドライヤユニット。 請求項2 該ノズルボックス(14)は高さが乾燥エアの流れ方向において減少 しており、その結果走行するときのウエブに直角なノズルボックスの高さhはノ ズルの第1側から第2の側に向かって減少しており、すなわちノズルボックス内 において流れ方向に減少していることを特徴とする請求項1に記載のフローテー ションドライヤユニット。 請求項3 エアデストリビュウションチャンネル(36)はその高さが供給端部 から終端部に向かって減少していることを請求項2に記載のフローテーションド ライヤユニット。 請求項4 ウエブの横断方向断面において該サクションチャンバ(20)は楔状 をしておりその結果サクションチャンバの高さHは第1の側から第2の側に減少 している、すなわちチャンバ内で起きる流れの方向に増大していることを特徴と する請求項1または2に記載のフローテーションドライヤユニット。 請求項5 均一化スペース(32)の高さはウエブの第1側から第2の側に減少 しており、そして/または 搬送チャンバ(34)の高さはウエブの第1側から第2の側に減少している、 すなわち搬送チャンバ内に起きる流れの方向に増大していることを特徴とする請 求項4に記載のフローテーションドライヤユニット。 請求項6 多孔板(30)の開口領域はウエブの第1の側から第2の側に増大し ていることを特徴とする請求項1〜5に記載のフローテーションドライヤユニッ ト。 請求項7 サクションチャンバ(20)はウエブの第1の側で戻りエアのための 集合スペース(24)に接合しており、該集合スペースは供給エア用のデストリ ビュウションチャンバ(18)上に設けられていることを特徴とする請求項1に 記載のフローテーションドライヤユニット。 請求項8 ノズル要素(38)は少なくとも1つの直線化通路(40)を有して おり、該直線化通路は中にウエブに向かって供給される乾燥ガスの流れの速度成 分を実質的に減少させるもしくはなくすためにおよびウエブの走行に横断してい る流れ直線化要素(42)を有していることを特徴する請求項1に記載のフロー テーションドライヤユニット。 請求項9 直線化要素(42)は流れがウエブの方に導かれるように配列された 、ウエブの走行方向において数個の連続した直線化チ ャンネル(46)を形成していることを特徴とする請求項8に記載のフローテー ションドライヤユニット。 請求項10 直線化通路(40)はノズルチャンネルに平行な2つの壁要素(5 2’、54’;62)によって限定されたギャップであり、そして 該直線化要素(42)はノズル開口の第1の壁要素から第2の壁要素に延びて いるパーティッション(44)から形成されていることを特徴とする請求項8に 記載のフローテーションドライヤユニット 請求項11 直線化要素はいわゆる波形シートのごときプレートプロファイルか らなり、それらは壁要素間のギャップ内に設けられ1つの壁要素から他へとギャ ップを横切ってギャップ内に往復するように曲げられていることを特徴とする請 求項10に記載のフローテーションドライヤユニット。 請求項12 壁要素(60、62)の往復距離(a)は約10〜40mm、好ま しくは約15〜25mmであり、そして ガス流の方向におけるギャップlの深さは約30〜100mm、好ましくは約 40〜60mmであり、そして ギャップの長手方向におけるパーティッション間の平均距離bは約10〜10 0mm、好ましくは約20〜50mmであることを特徴とする請求項10に記載 のフローテーションドライヤユニット。 請求項13 壁要素(52’、54’;62)はウエブ(12)に 直角でかつウエブの走行方向に直角に配列されていることを特徴とする請求項1 0に記載のフローテーションドライヤユニット。 請求項14 壁要素(52’、54’;62)の長さは主としてウエブ(12) の幅に対応していることを特徴とする請求項10に記載のフローテーションドラ イヤユニット。 請求項15 ノズルボックス(14)の各々はウエブ上を延びる細長の箱状構造 体から成り、該構造体はウエブ(12)の平面に平行な支持表面を形成している 底部(58)と、ウエブ平面に主として直角にウエブを横切って延びる2つの側 壁(52、54)とおよび傾斜した上部(56)とを有しており、そして 少なくとも1つの側壁のウエブに最も近いエッジ部分(52’、54’)もし くはそれに接合している平行なプレート状の要素(62)は、直線化通路用の第 2の壁要素を形成していることを特徴とする請求項10に記載のフローテーショ ンドライヤユニット。 請求項16 フローテーションドライヤユニットはウエブの上下に配置されてい ることを特徴とする請求項1に記載のフローテーションドライヤユニット。 請求項17 ウエブを横切って延びそしてウエブの走行方向に沿って1つ1つ配 列された少なくとも2つのノズルボックス(14)は主として ウエブを横切って延び、供給端部(26)と終端部(28)とを有しているエ アディストリビュウションチャンネル(36)と、各 エアディストリビュウションチャンネル(36)に接合されたノズル要素(38 )とから構成されており、 さらにエアディストリビュウションチャンネル(36)の供給端部に接合され た乾燥ガス用のデストリビュウションチャンバ(18)と、および サクションチャンバ(20)とから成るフローテーションドライヤユニットに おいて、被覆されたウエブのようなウエブを乾燥するための方法であって、該方 法においては乾燥ガスがディストリビュウションチャンバ(18)からノズルボ ックスのエアディストリビュウションチャンネル(36)に供給され、 乾燥ガスがウエブを乾燥するためのノズル要素(38)を介して乾燥すべきウ エブに向かってエアディストリビュウションチャンネル(36)から吹き出され 、そして ガスはウエブ領域からサクションチャンバ(20)内に排出される方法におい て、 ウエブ領域からフローテーションユニットのノズルボックスをカバーしかつウ エブに向かって開いているサクションチャンバのガスの流れは多孔板(30)に よって調整され、該多孔板はサクションチャンバをエアディストリビュウション チャンネルを取り巻きかつ該多孔板とウエブとの間に形成された均一化室(32 )と、多孔板とサクションチャンバの背面との間に形成されたエア搬送チャンバ (34)とに分割するように配列されていることを特徴とするウエブを乾燥させ るための方法。 請求項18 ホットエアが乾燥ガスとして使用され、そしてサクションチャンバ によってウエブ領域から排出されるエアは再びエアデ ィストリビュウションチャンネルを介して、ノズルボックス内に置換エアを加え られてウエブの方へ供給されるべく循環されることを特徴とする請求項17に記 載の方法。 請求項19 乾燥ガスの流れは、乾燥ガスがウエブの方にノズル要素を通して流 れる時にウエブの横断方向における乾燥ガスの流れを制限することによってノズ ルボックス内で直線化され、ウエブの走行方向に横断する速度成分をなくすかま たは実質的に減少させることを特徴とする請求項17に記載の方法。 請求項20 乾燥ガスの流れはノズル要素内で直線化されてノズル開口から排出 するときウエブの平面に噴射された乾燥ガス用の速度成分は10度より小さいか または好ましくは5度よりも小さいウエブの走行方向との角度を形成することを 特徴とする請求項19に記載の方法。
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