JP2002522050A - ミネラルウール植物基材 - Google Patents
ミネラルウール植物基材Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、ミネラルウールの凝集性マトリックス、ならびに、約15、好ましくは30、最も好ましくは40m当量/100g乾燥重量またはそれ以上の可変性および/または固定のイオン交換能力を有する、20容量%までのイオン交換物質を含有するミネラルウール植物基材に関する。
Description
【0001】 (技術分野) 本発明は、ミネラルウール植物基材に関するものであり、より具体的には、ミ
ネラルウール基材の性質を改善して作物保護を実現するためおよび/または栽培
サイクル中に栽培者によって適用される添加物(例えば、栄養物質、農薬、水な
ど)に対する植物効果を改善するための外来物質を含有するミネラルウール植物
基材に関するものである。
ネラルウール基材の性質を改善して作物保護を実現するためおよび/または栽培
サイクル中に栽培者によって適用される添加物(例えば、栄養物質、農薬、水な
ど)に対する植物効果を改善するための外来物質を含有するミネラルウール植物
基材に関するものである。
【0002】 (背景技術) 植物成長のためのミネラルウール植物基材は、当分野でよく知られており、ミ
ネラルウールの凝集性マトリックスからなる。この凝集性マトリックスは、硬化
後にミネラルウール繊維が互いに対して実質的に動かなくなるように硬化性バイ
ンダーを供したミネラルウール繊維の層を集めることによって形成される。水の
早い取込みに必要なときには、このミネラルウールの凝集性マトリックスに湿潤
剤を供することもできる。
ネラルウールの凝集性マトリックスからなる。この凝集性マトリックスは、硬化
後にミネラルウール繊維が互いに対して実質的に動かなくなるように硬化性バイ
ンダーを供したミネラルウール繊維の層を集めることによって形成される。水の
早い取込みに必要なときには、このミネラルウールの凝集性マトリックスに湿潤
剤を供することもできる。
【0003】 ミネラルウールとは、ガラスウール、ストーンウール、ロックウール、人工の
ガラス様繊維、スラグウールおよび/またはこれらの混合物であると解される。
ガラス様繊維、スラグウールおよび/またはこれらの混合物であると解される。
【0004】 これら繊維は、1〜10μmの間で変化する平均直径を有することができる。
ロックウールについては、繊維直径は平均して約4μmである。
ロックウールについては、繊維直径は平均して約4μmである。
【0005】 ミネラルウールの凝集性マトリックスの密度は、10〜200kg/m3、通
常は40〜80kg/m3の範囲内であることができる。
常は40〜80kg/m3の範囲内であることができる。
【0006】 このようなミネラルウールの凝集性マトリックスは、使用した無機出発物質に
より固有の形状保持特性を持つ。さらに、これらミネラルウール植物基材の水保
持能力を、極めて十分に制御することができ、予測することができる。
より固有の形状保持特性を持つ。さらに、これらミネラルウール植物基材の水保
持能力を、極めて十分に制御することができ、予測することができる。
【0007】 ある時期およびある成長段階における植物の要求を考慮したときに、上記のよ
うなミネラルウール植物基材を利用する栽培者が、ミネラルウール基材に添加物
(例えば、栄養物質溶液)を過剰投与または不足投与することによって、不注意に
植物にストレスをかけ、さらに植物を損傷することもあることが問題である。
うなミネラルウール植物基材を利用する栽培者が、ミネラルウール基材に添加物
(例えば、栄養物質溶液)を過剰投与または不足投与することによって、不注意に
植物にストレスをかけ、さらに植物を損傷することもあることが問題である。
【0008】 本発明の目的は、この問題の解決を目的として、改善されたミネラルウール植
物基材を提供することである。
物基材を提供することである。
【0009】 (発明の開示) 本発明の第1の態様によれば、請求項1に記載のミネラルウール植物基材が提
供される。
供される。
【0010】 土壌において、植物は、土壌水中の利用可能な化合物から、必要な化合物(例
えば、必須の栄養物質)を抽出する。土壌水中の化合物の量が、植物の必要量よ
りも過剰であるかまたは不足であるときには、これら化合物は、それぞれ、荷電
した土壌粒子上に貯蔵されるかまたは放出される。これは、イオン交換能力(I
EC)として定量することができる。これら土壌粒子は、固定および/または可
変性のIECを有することができる(可変性とは、IECの量が他のパラメータ
ー、例えばpH、水含量および構造に依存することを意味する)。
えば、必須の栄養物質)を抽出する。土壌水中の化合物の量が、植物の必要量よ
りも過剰であるかまたは不足であるときには、これら化合物は、それぞれ、荷電
した土壌粒子上に貯蔵されるかまたは放出される。これは、イオン交換能力(I
EC)として定量することができる。これら土壌粒子は、固定および/または可
変性のIECを有することができる(可変性とは、IECの量が他のパラメータ
ー、例えばpH、水含量および構造に依存することを意味する)。
【0011】 放出および貯蔵の機構は、土壌粒子と土壌水溶液の間の、および/または土壌
粒子と土壌空気溶液の間の化合物の化学平衡に基づいている。
粒子と土壌空気溶液の間の化合物の化学平衡に基づいている。
【0012】 土壌におけるこのIECならびに化合物の放出および貯蔵の機構は、イオンに
対して働くだけでなく、電気的に中性であるがその化学構造のゆえに強い正およ
び負の双極子電荷を含む化合物(その例は、炭素酸やアルコールなどの有機化合
物および水である)にも当てはまる。
対して働くだけでなく、電気的に中性であるがその化学構造のゆえに強い正およ
び負の双極子電荷を含む化合物(その例は、炭素酸やアルコールなどの有機化合
物および水である)にも当てはまる。
【0013】 しかし、このIECならびに化合物の貯蔵および交換のための機構は、ミネラ
ルウール植物基材には欠けている。従って、栽培者が、例えば栄養物質や農薬を
ミネラルウール基材に過剰または不足投与したときには、これが植物に対して重
大な負の効果(例えば、ストレス、損傷など)を有することがあり、質的および量
的の両面で最適とは言えない成長反応を与えることになる。このようにして誘導
される植物ストレスは、植物の病気を誘導する結果になることもある。
ルウール植物基材には欠けている。従って、栽培者が、例えば栄養物質や農薬を
ミネラルウール基材に過剰または不足投与したときには、これが植物に対して重
大な負の効果(例えば、ストレス、損傷など)を有することがあり、質的および量
的の両面で最適とは言えない成長反応を与えることになる。このようにして誘導
される植物ストレスは、植物の病気を誘導する結果になることもある。
【0014】 本発明者らは、固定および/または可変性のIECを有するイオン交換物質を
ミネラルウール植物基材に添加することによって、重要化合物がその中で緩衝化
されることを示した。このことは、栽培者が過剰量または不足量の化合物を植物
基材に添加したときに、これによる負の効果から植物が大きく妨げられることを
意味する。
ミネラルウール植物基材に添加することによって、重要化合物がその中で緩衝化
されることを示した。このことは、栽培者が過剰量または不足量の化合物を植物
基材に添加したときに、これによる負の効果から植物が大きく妨げられることを
意味する。
【0015】 (発明を実施するための最良の形態) イオン交換物質は、好ましくは土壌無機物からなるカチオン交換物質であり、
最も好ましくは膨潤および収縮の点で非クレー様の挙動を示すカチオン交換物質
である。
最も好ましくは膨潤および収縮の点で非クレー様の挙動を示すカチオン交換物質
である。
【0016】 微生物が、植物の成長に極めて重要になりうる。一方において、このような生
物は、植物保護の役割を果たし、例えば、病原体および/または捕食動物[例え
ば、フィチウム(phythium)および原生動物]によって誘導される植物の病気の発
生が、最適化された栽培条件(例えば、十分な栄養物質)ならびにこれら病原体お
よび捕食動物の拮抗体(即ち、微生物)の出現の両方によって妨げられ、他方にお
いて、微生物(例えば、菌根)が植物と共生して生存することができ、このように
して改善された植物成長を誘導することができる。
物は、植物保護の役割を果たし、例えば、病原体および/または捕食動物[例え
ば、フィチウム(phythium)および原生動物]によって誘導される植物の病気の発
生が、最適化された栽培条件(例えば、十分な栄養物質)ならびにこれら病原体お
よび捕食動物の拮抗体(即ち、微生物)の出現の両方によって妨げられ、他方にお
いて、微生物(例えば、菌根)が植物と共生して生存することができ、このように
して改善された植物成長を誘導することができる。
【0017】 微生物の良好な生息環境は、6μmまたはそれ未満の平均サイズを有する孔を
含む材料において利用可能になる。極めて良好な条件は、孔が微生物のサイズの
3倍よりも小さく、かつ、その微生物よりも大きいときに得られる。クレー(例
えば、ベントナイト)が、<6μmの平均孔サイズを有する材料の例である。ク
レーの多孔度および平均孔サイズは、静的ではなく、クレーの膨潤および収縮挙
動によって大きく変動し、これは、特にpHレベル、ECレベルおよび水含量に
よって影響を受ける。
含む材料において利用可能になる。極めて良好な条件は、孔が微生物のサイズの
3倍よりも小さく、かつ、その微生物よりも大きいときに得られる。クレー(例
えば、ベントナイト)が、<6μmの平均孔サイズを有する材料の例である。ク
レーの多孔度および平均孔サイズは、静的ではなく、クレーの膨潤および収縮挙
動によって大きく変動し、これは、特にpHレベル、ECレベルおよび水含量に
よって影響を受ける。
【0018】 植物病原体および捕食動物は、既知の拮抗体および植物有益微生物よりもサイ
ズが大きい。従って、後者が比較的小さい孔サイズからの利益を受ける可能性が
高い。
ズが大きい。従って、後者が比較的小さい孔サイズからの利益を受ける可能性が
高い。
【0019】 10〜200kg/m3の密度を有するミネラルウール植物基材においては、
平均孔サイズが10μmよりも大きい可能性が非常に高い。ミネラルウール植物
基材は、安定な構造および多孔度を持ち、膨潤および収縮挙動に対して実質的に
感受性ではない。
平均孔サイズが10μmよりも大きい可能性が非常に高い。ミネラルウール植物
基材は、安定な構造および多孔度を持ち、膨潤および収縮挙動に対して実質的に
感受性ではない。
【0020】 微生物学的な生息環境として、特に植物保護性微生物のための生息環境として
、ミネラルウール植物基材を改善するために、イオン交換物質は、好ましくは、
約72kg/m3のミネラルウール基材(これは、ほぼ25μmの平均孔サイズ
を有する)よりも小さい平均孔サイズを持ち、また好ましくは、クレーよりも少
ない膨潤および収縮を示し、最も好ましくは、<6μmの平均孔サイズを持つ。
、ミネラルウール植物基材を改善するために、イオン交換物質は、好ましくは、
約72kg/m3のミネラルウール基材(これは、ほぼ25μmの平均孔サイズ
を有する)よりも小さい平均孔サイズを持ち、また好ましくは、クレーよりも少
ない膨潤および収縮を示し、最も好ましくは、<6μmの平均孔サイズを持つ。
【0021】 最も好ましくは、このイオン交換物質はゼオライトからなる。ゼオライトは安
定なかご様の構造を持つので、これらは、微生物のための理想的かつ安定な生息
環境を供する。
定なかご様の構造を持つので、これらは、微生物のための理想的かつ安定な生息
環境を供する。
【0022】 本基材は、ピート、ココナツ、ミズゴケまたはいくつかの種類の堆肥などの有
機物質をさらに含有することができる。好ましくは、これは10〜70%の腐植
化度を持ち、より好ましくは、10〜60%の腐植酸および/または窒素化合物
(例えば、タンパク質、アミノ酸およびアミド)を含有し、最も好ましくは、天然
供給源からのものである。これらは、ミネラルウールの20容量%まで、好まし
くは10容量%までを置換することができる。
機物質をさらに含有することができる。好ましくは、これは10〜70%の腐植
化度を持ち、より好ましくは、10〜60%の腐植酸および/または窒素化合物
(例えば、タンパク質、アミノ酸およびアミド)を含有し、最も好ましくは、天然
供給源からのものである。これらは、ミネラルウールの20容量%まで、好まし
くは10容量%までを置換することができる。
【0023】 適当な有機物質は国際特許出願公開WO96/33602に記載されており、
この文献は本明細書の一部を構成する。
この文献は本明細書の一部を構成する。
【0024】 栽培中のpH制御が、良好な成長反応のために必要になることが多い。しかし
、ミネラルウール植物基材を用いるときには、良好なpH制御は達成するのが困
難である。栄養物質溶液に由来するpH(植物成長に必要なpHに基づく)は、ミネ
ラルウール基材において実測されるpHとは異なっていることが多い。これはい
くつかの理由による。
、ミネラルウール植物基材を用いるときには、良好なpH制御は達成するのが困
難である。栄養物質溶液に由来するpH(植物成長に必要なpHに基づく)は、ミネ
ラルウール基材において実測されるpHとは異なっていることが多い。これはい
くつかの理由による。
【0025】 第1に、ミネラルウール植物基材は、化学的には塩基性の挙動を示し、従って
基材中のpHは高くなる。
基材中のpHは高くなる。
【0026】 第2に、植物は、その周囲から有機物質を押出し、これがpHに影響を与える
ことができる。
ことができる。
【0027】 栄養物質イオンの取込みは、植物の根によるH+およびOH−の排除を導き、
これもpHに影響を与えることができる。さらに、植物の状態(即ち、ストレスの
誘導などの考慮因子)も、押出し物の排除および栄養物質取込みの量および種類
に影響を与えることができる。
これもpHに影響を与えることができる。さらに、植物の状態(即ち、ストレスの
誘導などの考慮因子)も、押出し物の排除および栄養物質取込みの量および種類
に影響を与えることができる。
【0028】 有機物質は、H+イオンの緩衝化(NH2基の吸着および脱着による)ならびに
OH−イオンの緩衝化(フルボ酸および腐植酸などの炭素酸様の基による)に優れ
ている。
OH−イオンの緩衝化(フルボ酸および腐植酸などの炭素酸様の基による)に優れ
ている。
【0029】 また、有機物質は生分解に対して感受性であり、この生分解は、有効なpH緩
衝化基の構造、量および機能に影響を与え、従って有機物質のpH緩衝化能力に
影響を与える。有機物質の腐植化度は、可能な分解の程度および量の指標である
。低い腐植化度を有する物質は、高い腐植化度を有する物質よりも分解される可
能性が高い。しかし、生分解性の有機物質を使用することによって、ミネラルウ
ール植物基材は、有機物質に関係したさらに有利な性質(即ち、炭素供給源の提
供)を与える。さらに、有機物質の分解によって、植物成長に有益である腐植酸
やビタミンなどの植物刺激化合物が放出される。また、栄養物質溶液中にわずか
の不溶性の微量元素を維持するキレート形成化合物も放出される。有機物質は、
良好なpH緩衝化および分解に対する正の効果を与えるために、10〜70%の
間で変化する腐植化度を有する。
衝化基の構造、量および機能に影響を与え、従って有機物質のpH緩衝化能力に
影響を与える。有機物質の腐植化度は、可能な分解の程度および量の指標である
。低い腐植化度を有する物質は、高い腐植化度を有する物質よりも分解される可
能性が高い。しかし、生分解性の有機物質を使用することによって、ミネラルウ
ール植物基材は、有機物質に関係したさらに有利な性質(即ち、炭素供給源の提
供)を与える。さらに、有機物質の分解によって、植物成長に有益である腐植酸
やビタミンなどの植物刺激化合物が放出される。また、栄養物質溶液中にわずか
の不溶性の微量元素を維持するキレート形成化合物も放出される。有機物質は、
良好なpH緩衝化および分解に対する正の効果を与えるために、10〜70%の
間で変化する腐植化度を有する。
【0030】 比較的中間的な固定されたIECおよび/またはpF0.5〜2の間の比較的高
い水の利用可能量を有する改善された水緩衝化能力を、ミネラルウール植物基材
に付与することが所望であるときには、ミネラルウールを無機物質(例えば、天
然クレー)によって部分的に置換するのが有用である。このクレーは、ミネラル
ウールの20容量%までを置換することができる。
い水の利用可能量を有する改善された水緩衝化能力を、ミネラルウール植物基材
に付与することが所望であるときには、ミネラルウールを無機物質(例えば、天
然クレー)によって部分的に置換するのが有用である。このクレーは、ミネラル
ウールの20容量%までを置換することができる。
【0031】 有機物質の置換のためのクレーは、好ましくは20μm以下の粒子サイズを有
する親水性粒子を含む土壌物質からなっていてよい。このような粒子は、例えば
、侵食された無機物の群、例えばクレー、クレーとシルトおよび砂との混合物(
少なくとも20%のスラッジとして除去しうるクレー分画を有する)、さらにベ
ントナイト、カオリンなどの群に属する。特に適するのは、種々の天然型のクレ
ーまたはその混合物である[例えば、ヤングシークレー(young sea clay)]。その
例は、0〜100%、好ましくは10〜50%の粒子が、好ましくは20μmよ
りも小さいサイズを有するクレーである。
する親水性粒子を含む土壌物質からなっていてよい。このような粒子は、例えば
、侵食された無機物の群、例えばクレー、クレーとシルトおよび砂との混合物(
少なくとも20%のスラッジとして除去しうるクレー分画を有する)、さらにベ
ントナイト、カオリンなどの群に属する。特に適するのは、種々の天然型のクレ
ーまたはその混合物である[例えば、ヤングシークレー(young sea clay)]。その
例は、0〜100%、好ましくは10〜50%の粒子が、好ましくは20μmよ
りも小さいサイズを有するクレーである。
【0032】 クレーの使用は、有機物質をペレットの形態でマトリックス中に含有させたと
きに、別の利点を与える。この状況においては、クレーは、ペレットの圧縮性を
低下させるための物質として、および潤滑剤として機能する。
きに、別の利点を与える。この状況においては、クレーは、ペレットの圧縮性を
低下させるための物質として、および潤滑剤として機能する。
【0033】 クレーと有機物質の組合せは、いわゆるクレー-腐植物の複合体を形成し、こ
れが、改善された物理構造(即ち、多孔度の増加、孔サイズの増加、従って、よ
り乾燥したより曝気された構造)を導くことができる。
れが、改善された物理構造(即ち、多孔度の増加、孔サイズの増加、従って、よ
り乾燥したより曝気された構造)を導くことができる。
【0034】 即ち、クレーの量によって、使用した有機物質の生分解特性を変えることがで
きる。例えば、ペレットにクレーを加えることによって、通常は生分解性である
ピートを実質的に非生分解性にすることができる。
きる。例えば、ペレットにクレーを加えることによって、通常は生分解性である
ピートを実質的に非生分解性にすることができる。
【0035】 このようにして、クレーは、無機物質の生分解を抑制または遅延させることが
できる。このペレットは、約0.1〜20mmの(粒子)サイズを有することがで
きる。
できる。このペレットは、約0.1〜20mmの(粒子)サイズを有することがで
きる。
【0036】 クレーおよびピートの存在により、ミネラルウールマトリックス中に存在する
水中の胞子成分の濃度を制御することができる(クレーおよび/または有機物質
中に一時的に貯蔵されたカチオンの遅延した放出による)。
水中の胞子成分の濃度を制御することができる(クレーおよび/または有機物質
中に一時的に貯蔵されたカチオンの遅延した放出による)。
【0037】 (実施例) 以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。 実施例1 フェノール-ホルムアルデヒドをベースとする結合剤および湿潤剤が適用され
たミネラルウールの凝集性マトリックスからなる成長ブロック(10×10×6.
5cm)の形態を有する凝集性成長基材を調製した。硬化オーブンに通す前に、
10重量%の量のゼオライト(粒子サイズは2〜6mmであり、80m当量/1
00g乾燥物質のカチオン交換能力を有する)をマトリックスに添加した。この
凝集性成長基材の密度は、80kg/m3であった。容量に基づく凝集性成長基
材のCECは、3〜6mモル/L(リットル)基材のCECであった。この緩衝能
力は、最適適用された栄養物質溶液の12〜25%であった。
たミネラルウールの凝集性マトリックスからなる成長ブロック(10×10×6.
5cm)の形態を有する凝集性成長基材を調製した。硬化オーブンに通す前に、
10重量%の量のゼオライト(粒子サイズは2〜6mmであり、80m当量/1
00g乾燥物質のカチオン交換能力を有する)をマトリックスに添加した。この
凝集性成長基材の密度は、80kg/m3であった。容量に基づく凝集性成長基
材のCECは、3〜6mモル/L(リットル)基材のCECであった。この緩衝能
力は、最適適用された栄養物質溶液の12〜25%であった。
【0038】 実施例2 フランをベースとする結合剤が適用されたミネラルウールの凝集性マトリック
スからなる成長ブロック(10×10×6.5cm)の形態を有する凝集性成長基
材を調製した(国際特許出願公開WO97/07664に記載されている結合剤
は、本明細書の一部を構成する)。
スからなる成長ブロック(10×10×6.5cm)の形態を有する凝集性成長基
材を調製した(国際特許出願公開WO97/07664に記載されている結合剤
は、本明細書の一部を構成する)。
【0039】 硬化オーブンに通す前に、50%ゼオライトと50%クレーの等量混合物(こ
れらは、一緒になって10重量%の量を構成する)をマトリックスに添加した。
この凝集性成長基材の密度は、80kg/m3であった。
れらは、一緒になって10重量%の量を構成する)をマトリックスに添加した。
この凝集性成長基材の密度は、80kg/m3であった。
【0040】 ゼオライトのCECは80m当量/100g乾燥物質であり、粒子サイズは2
〜6mmであり、平均孔サイズは<10μmであった。
〜6mmであり、平均孔サイズは<10μmであった。
【0041】 クレーのCECは20m当量/100g乾燥物質であり、粒子サイズは2〜6
mmであり、平均孔サイズは5〜12μmであった。
mmであり、平均孔サイズは5〜12μmであった。
【0042】 ミネラルウールマトリックスの平均孔サイズは15〜30μmであった。
【0043】 基材の容量に基づく凝集性成長基材のCECは、2〜4mモル/L基材の全C
ECに寄与した。この緩衝能力は、最適適用された栄養物質溶液の8〜16%で
あった。
ECに寄与した。この緩衝能力は、最適適用された栄養物質溶液の8〜16%で
あった。
【0044】 凝集性基材の容量に基づいて、基材の全容量の1%未満が、12μm未満の平
均孔サイズを有していた。
均孔サイズを有していた。
【0045】 本発明者らは、唯一の環境学的適所を示す、イオン交換物質の添加のない生成
物と比較して、異なるサイズの微生物に対して2つの異なる環境学的適所を確立
するのに十分であることを示した。
物と比較して、異なるサイズの微生物に対して2つの異なる環境学的適所を確立
するのに十分であることを示した。
【0046】 クレーの添加した量は、pF範囲0.5〜1.5において1〜2容量%の水の割
増絶対量に寄与した。このpF範囲において利用可能な水の相対的な割増量は、p
F0.5に対する2%からpF1.3に対する14%まで増加した。クレーにおけ
る1.5%の割増の利用可能量は、pF1〜1.3の間の水処方を適用したときに
、成長の最初の30日間において、3〜4%のキュウリの改善された成長反応を
誘導することが研究により示された。
増絶対量に寄与した。このpF範囲において利用可能な水の相対的な割増量は、p
F0.5に対する2%からpF1.3に対する14%まで増加した。クレーにおけ
る1.5%の割増の利用可能量は、pF1〜1.3の間の水処方を適用したときに
、成長の最初の30日間において、3〜4%のキュウリの改善された成長反応を
誘導することが研究により示された。
【0047】 実施例3 フェノール-ホルムアルデヒドをベースとする結合剤および湿潤剤が適用され
たミネラルウールの凝集性マトリックスからなる成長スラブ(100×15×7.
5cm)の形態を有する凝集性成長基材を調製した。硬化オーブンに通す前に、
90%ゼオライトと10%有機物質の混合物(これらは、一緒になって12重量
%を構成する)をマトリックスに添加した。この凝集性成長基材の密度は、57
kg/m3であった。
たミネラルウールの凝集性マトリックスからなる成長スラブ(100×15×7.
5cm)の形態を有する凝集性成長基材を調製した。硬化オーブンに通す前に、
90%ゼオライトと10%有機物質の混合物(これらは、一緒になって12重量
%を構成する)をマトリックスに添加した。この凝集性成長基材の密度は、57
kg/m3であった。
【0048】 ゼオライトのCECは80m当量/100g乾燥物質であり、粒子サイズは2
〜6mmであり、平均孔サイズは<10μmであった。
〜6mmであり、平均孔サイズは<10μmであった。
【0049】 有機物質は、10%以上の腐植酸を含んでいた。
【0050】 ミネラルウールマトリックスの平均孔サイズは20〜35μmであった。
【0051】 基材の容量に基づく凝集性成長基材のCECは、2〜4.5mモル/L基材の
全CECに寄与した。この緩衝能力は、最適適用された栄養物質溶液の8〜16
%であった。
全CECに寄与した。この緩衝能力は、最適適用された栄養物質溶液の8〜16
%であった。
【0052】 凝集性基材の容量に基づいて、基材の全容量の0.5%未満が、10μm未満
の平均孔サイズを有していた。このことは、唯一の環境学的適所を示すイオン交
換物質の添加のない生成物と比較して、異なるサイズの微生物に対して2つの異
なる環境学的適所を確立するのに十分であることが、研究により示された。
の平均孔サイズを有していた。このことは、唯一の環境学的適所を示すイオン交
換物質の添加のない生成物と比較して、異なるサイズの微生物に対して2つの異
なる環境学的適所を確立するのに十分であることが、研究により示された。
【0053】 実施例4 フランをベースとする結合剤が適用された凝集性マトリックスからなる成長ブ
ロック(10×10×6.5cm)の形態を有する凝集性成長基材を調製した。
ロック(10×10×6.5cm)の形態を有する凝集性成長基材を調製した。
【0054】 硬化オーブンに通す前に、天然ゼオライトであるクリノプチロライト(Clinopt
ilolite)[米国の「Zeopro」社から市販されている;85m当量/100g乾燥
物質のCEC(カチオン交換能力)を有する]を、5重量%の量で、マトリックス
に添加した。この凝集性成長基材の密度は、80kg/m3であった。容量に基
づく凝集性成長基材のCECは、4mモル/L基材のCECであった。この緩衝
能力は、最適適用された栄養物質溶液の17〜18%であった。
ilolite)[米国の「Zeopro」社から市販されている;85m当量/100g乾燥
物質のCEC(カチオン交換能力)を有する]を、5重量%の量で、マトリックス
に添加した。この凝集性成長基材の密度は、80kg/m3であった。容量に基
づく凝集性成長基材のCECは、4mモル/L基材のCECであった。この緩衝
能力は、最適適用された栄養物質溶液の17〜18%であった。
【0055】 本発明は上記の説明に限定されるものではない。請求される権利は、特許請求
の範囲によって定められるべきである。
の範囲によって定められるべきである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年10月19日(2000.10.19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW Fターム(参考) 2B022 BA02 BA03 BA06 BA14 BA16
Claims (11)
- 【請求項1】 ミネラルウールの凝集性マトリックス、ならびに、約15、
好ましくは30、最も好ましくは40m当量/100g乾燥重量またはそれ以上
の可変性および/または固定のイオン交換能力を有する、20容量%までのイオ
ン交換物質を含有するミネラルウール植物基材。 - 【請求項2】 イオン交換物質がカチオン交換物質である請求項1に記載の
基材。 - 【請求項3】 イオン交換物質が土壌無機物からなる請求項1または2に記
載の基材。 - 【請求項4】 イオン交換物質が、膨潤および収縮に関して非クレー様の挙
動を有し、好ましくは、安定なゼオライトのかご様の構造を有する請求項1〜3
のいずれかに記載の基材。 - 【請求項5】 イオン交換物質が、約72kg/m3未満の密度を有するミ
ネラルウールの平均孔サイズよりも小さい平均孔サイズを有する請求項1〜4の
いずれかに記載の基材。 - 【請求項6】 イオン交換物質がゼオライトからなる請求項1〜5のいずれ
かに記載の基材。 - 【請求項7】 ミネラルウールの20容量%まで、好ましくは10容量%ま
でを置換する、有機物質、好ましくはミズゴケ、ピートをさらに含有する請求項
1〜6のいずれかに記載の基材。 - 【請求項8】 ミネラルウールの約20容量%までを置換するクレーをさら
に含有する請求項1〜7のいずれかに記載の基材。 - 【請求項9】 成長ブロックとして使用するための請求項1〜8のいずれか
に記載の基材。 - 【請求項10】 成長マットとして使用するための請求項1〜8のいずれか
に記載の基材。 - 【請求項11】 ミネラルウールの凝集性マトリックス、ミネラルウールの
20容量%まで、好ましくは10容量%までを置換する、予め決めた量のクレー
および予め決めた量の有機物質、好ましくはミズゴケ、ピートを含有する基材。
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