JP2002521536A - ワックス - Google Patents

ワックス

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JP2002521536A
JP2002521536A JP2000562413A JP2000562413A JP2002521536A JP 2002521536 A JP2002521536 A JP 2002521536A JP 2000562413 A JP2000562413 A JP 2000562413A JP 2000562413 A JP2000562413 A JP 2000562413A JP 2002521536 A JP2002521536 A JP 2002521536A
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グラント、ミシェル
ストリイドム、ステファヌス、ヨハネス
ビサジー、ジャコブス、ルーカス
ライネッケ、クリスチャン、フレデリック
ラウウ、ニコラス、ラッソウ
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シューマン サソル (サウス アフリカ)(プロプライエタリイ)リミテッド
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08F289/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to macromolecular compounds not provided for in groups C08F251/00 - C08F287/00
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11CFATTY ACIDS FROM FATS, OILS OR WAXES; CANDLES; FATS, OILS OR FATTY ACIDS BY CHEMICAL MODIFICATION OF FATS, OILS, OR FATTY ACIDS OBTAINED THEREFROM
    • C11C3/00Fats, oils, or fatty acids by chemical modification of fats, oils, or fatty acids obtained therefrom
    • C11C3/003Fats, oils, or fatty acids by chemical modification of fats, oils, or fatty acids obtained therefrom by esterification of fatty acids with alcohols
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ワックスを変性する方法であり、本方法は、処理ステップにおいて、ワックスを処理してワックス上に第1級および/または第2級ヒドロキシル基を形成させてヒドロキシルワックスを作成する。次いで、アルコキシル化ステップにおいて、ヒドロキシルワックスの少なくとも幾つかのヒドロキシル基をアルコキシル化して変性ワックスを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 この発明はワックスに関するものである。特に、この発明はワックスを変性す
る方法に関するものである。 本発明に従えば、ワックスを変性する方法が提供されるが、その方法は、 処理ステップにおいて、ワックスを処理してワックス上に第1級および/また
は第2級ヒドロキシル基を形成させてヒドロキシルワックスを作成すること、お
よび アルコキシル化ステップにおいて、ヒドロキシルワックスの少なくとも幾つか
のヒドロキシル基をアルコキシル化して変性ワックスを作成すること含んでいる
【0002】 ワックスは、C20〜C100の炭素数分布をもつリニアーな飽和炭化水素である
。本発明は、少なくとも原理的には、いかなるワックスにも、例えばポリエチレ
ンワックスに応用可能であるが、本発明がフィッシャー・トロプシュ誘導ワック
スに特に応用できると考える。
【0003】 フィッシャー・トロプシュ誘導ワックスとは、一酸化炭素と水素を一定の比率
で含む合成ガスを、コバルト、鉄、またはコバルト/鉄のフィッシャー・トロプ
シュ触媒上で、200°Cと240°Cの間の温度、典型的には約240°Cの
温度で、固定層またはスラリー層反応器中で反応させて、それにより主にC21
85の範囲のパラフィン性炭化水素製品を作成して得たワックスを意味するもの
であり、かつこれらの炭化水素をソフト、ミデイアム、ハードワックス留分に分
留し、これらの留分の一つは供給原料として本発明の方法に用いる。
【0004】 分留は、典型的には、2.0mバールと0.02mバールの間の圧力で150
°Cと200°Cの間の温度を用いてショートパス蒸留により行われ、より好ま
しくは1.5mバールと0.07mバールの間の圧力で200°Cと350°C
の間の温度が使用される。
【0005】 C20〜C32の炭素数分布、例えば平均C24をもつワックスは、典型的にはソフ
トワックスであるとみなされ、C20〜C42の炭素数分布、例えば平均C30をもつ
ワックスは、典型的にはミデイアムワックスであるとみなされ、C29〜C85の炭
素数分布をもつワックスは、典型的にはハードワックスであるとみなされる。ハ
ードワックスは、典型的にはC29〜C55の炭素数分布、例えば平均C40をもつ軽
質留分、と典型的にはC45〜C85の炭素数分布、例えば平均C75をもつ重質留分
に分留できる。
【0006】 前記方法から得られる変性ワックスは、ワックス乳化剤のような用途に適し、
および/または自己乳化性ワックスになる。
【0007】 本発明の第1の実施形態では、ヒドロキシルワックスを作成するためのワック
スの処理は、ワックスにアリルアルコール(CH2CHCH2OH)をグラフトす
ることを含むことができる。ワックスは、特にフィッシャー・トロプシュ誘導ハ
ードワックスの重質留分で差し支えない。ヒドロキシルワックスはプロパノール
基、即ちRCH2CH(CH2CH2CH2OH)CH2R[上式でR=C40〜C80
]をもつ側鎖のはいったワックス含んでいる。
【0008】 アリルアルコールとワックスの比率または割合は、0.0330と0.073
0gアリルアルコール/gワックスの間にあり、30〜75mgKOH/gの範
囲のヒドロキシル価をもつヒドロキシルワックスを生成する
【0009】 アリルアルコールのワックスへのグラフトは、過酸化物のようなラジカル開始
剤の存在下で行われる。
【0010】 次に、アルコキシル化ステップで、このワックスは、さまざまな量のアルコキ
シド、典型的にはエチレンオキシドと反応させて変性ワックスを作成するが、ア
ルコキシドとしてエチレンオキシドを用いたときには、変性ワックスはポリエト
キシ変性ワックスとなる。これらの変性ワックスは、典型的には2と18の間の
HLB(親水性親油性比)値をもち、そして自己乳化性ワックスとして使用可能
であり、または変性、即ち酸化した、あるいは非変性フィッシャー・トロプシュ
誘導ハードワックス用の乳化剤として使用できる。
【0011】 乳濁液は、自己乳化性ワックスと水の混合物か、または乳化剤とフィッシャー
・トロプシュ誘導ワックスのようなワックスとの混合物から構成される。全ての
乳化剤は、親水性および親油性基を共に含む分子から構成される。このように、
HLBは、乳化剤の親水性および親油性基のサイズと強さの比を表している。
【0012】 また、HLBは、変性ワックス中に存在する重合アルコキシドの量として表さ
れる。圧力安定性乳濁液は、典型的にはポリマー誘導体とワックスの混合物を含
み、典型的には乳化剤として5%のポリエトキシ変性ワックス、20%のフィッ
シャー・トロプシュワックス、と残部の水をブレンドすればよい。
【0013】 本発明の第2の実施形態では、前記ワックスは、酸化ワックス、触媒作用によ
らない自動酸化のような、すなわち空気酸化した酸化ワックス、フィッシャー・
トロプシュ誘導ハードワックスまたはそれらの成分、例えばフィッシャー・トロ
プシュ誘導ハードワックスの軽質または重質留分などである。前記方法は、所望
により、適切な容器、例えばバッチ式反応器中で、例えば非酸化ワックスと空気
を反応させて、酸化ワックスを形成することを含めてもよい。
【0014】 自動酸化ワックスは、ケトン、エステルおよびカルボン酸官能基のような酸素
含有第1級および第2級官能基をもっている。したがって、酸化ワックスの処理
は、酸化ワックスを水素化してヒドロキシルワックスを形成させることを含んで
もよい。
【0015】 酸化ワックスの水素化が、CuCrおよび/またはRu/C触媒のような触媒
の存在下で、任意選択によりエステル化/エステル交換反応剤としてメタノール
の存在下で、かつ高められた温度と圧力のもとで、水素を用いて行われることは
、驚くべき発見である。温度は100°C〜300°Cの範囲で、圧力が50〜
300バールの範囲である。典型的には、水素化はプラグ流れ反応器中で行われ
る。
【0016】 別法として、酸化ワックスの水素化に先立って、反応を触媒的に促進するよう
に触媒として少量のp−トルエンスルホン酸の存在下で、メタノールによりエス
テル化することが可能である。エステル化は、100°C〜200°Cの範囲の
温度で、0.5〜3バールの範囲の圧力で行うことが可能である。
【0017】 このヒドロキシルワックスは、30〜150mgKOH/gの範囲のヒドロキ
シル価をもち、第1級および第2級ヒドロキシル基をもつことができ、ヒドロキ
シル価は出発材料の酸化価と水素化条件に依存している。
【0018】 アルコキシル化ステップでは、生成したヒドロキシルワックス上の第2級およ
び第1級ヒドロキシル基がアルコキシル化され、例えばエトキシル化されて、ヒ
ドロキシルワックスのヒドロキシル価に応じて、自己乳化性ワックス製品または
ワックス乳化剤を生成する。典型的には50(モル)%〜70(モル)%のヒド
ロキシル基が存在するとき自己乳化性ワックスが得られ、典型的には90(モル
)%〜140(モル)%のヒドロキシル基が存在するとき乳化剤が得られる。
【0019】 ワックスの酸化の程度と水素化条件が、得られるヒドロキシルワックスのヒド
ロキシル価に直接的影響を与える。これは、アルコキシド、例えばエチレンオキ
シドと反応した後の製品に影響を及ぼす。前記エチレンオキシド誘導製品の特性
は自己乳化性ワックスから乳化剤ワックスの範囲にわたり、20〜60%の範囲
の非官能化ワックスに添加して安定な乳濁液を形成できる。
【0020】 典型的には、エトキシル化は、バッチ式反応器中で、ナトリウムエトキシドの
ような触媒の存在下で、100°Cと200°Cの間の温度、3バールと6バー
ルの間の圧力で行われる。
【0021】 第3の実施形態では、ヒドロキシルワックスを作成するためのワックスの処理
は、例えば窒素/空気不活性雰囲気中で、ワックスと過酸化物、典型的には過酸
化水素を反応させてヒドロキシルワックスを形成することを含む。ヒドロキシワ
ックスをアルコキシル化、例えばエトキシル化して、ワックス乳化剤および/ま
たは自己乳化性ワックスを作成することが可能である。この実施形態では、ワッ
クスは、フィッシャー・トロプシュ誘導ハードワックスであるか、またはそれら
の軽質あるいは重質留分が使用できる。
【0022】 過酸化水素との反応は、(i)100°Cと300°Cの間の温度、より好ま
しくは160°Cと175°Cの間の温度で、(ii)15分と200分の間の
時間、より好ましくは45分と130分の間の時間で行われ、反応時間は反応温
度に依存する。これが、15と40mgKOH/gの間のヒドロキシル価をもつ
ヒドロキシルワックスを生成させる。フィッシャー・トロプシュワックスを直接
エトキシル化して前記位置付けと同一範囲の製品と乳濁液を作成できる。
【0023】 エトキシル化に先立って、所望によっては、先ずヒドロキシルワックスをプロ
ピレンオキシド処理してもよい。
【0024】 本発明は、本発明の方法により作成した変性ワックス、と本発明の方法の処理
ステップから得られるヒドロキシルワックスに拡張できる。
【0025】 また、このようにして得られるヒドロキシルワックスは、例えば繊維仕上げ剤
、コーテイングの潤滑剤、または金属とホトメルト接着剤用の潤滑付与コーテイ
ングのようにアミノ・アミドワックスを調合するための最終製品として使用でき
る。
【0026】 また、フィッシャー・トロプシュ誘導ハードワックスから得た、長鎖のエトキ
シル化したハードワックス重質および軽質留分が、繊維産業、水性インキ、各種
仕上げ剤および潤滑剤調合の分野で、乳化剤または自己乳化ワックスとして応用
できることは、驚異的な発見である。
【0027】 付属図面と非限定的実施例を参照して本発明をさらに詳細に説明する。
【0028】 図1を参照して、参照番号10は、本発明の第1の実施形態に従った、ワック
スを変性するプロセスを概略的に示す。
【0029】 プロセス10は、参照番号12で概略示される酸化バッチ式反応器を包含する
。空気ライン14ならびにワックス供給ライン16が反応器12に入る。
【0030】 過剰または使用済み空気の抜き取りライン18が、酸化ワックスライン20と
同様に、反応器12から出ている。
【0031】 ライン20は、参照番号22で概略示される水素化プラグ流れ反応器に入る。
水素/メタノール供給ライン24は反応器22に入り、メタノール補給ライン2
6ならびに水素補給ライン28がライン24に入る。
【0032】 製品抜き取りライン30は反応器から出ており、ライン30は水素抜き取りラ
イン32とヒドロキシルワックス/メタノール/水ライン34に分割される。
【0033】 ライン34は蒸留カラム36に入る。
【0034】 メタノール/水抜き取りライン38は蒸留カラム36の上部から出ており、一
方下部のライン40はカラム36から出てエトキシル化バッチ式反応器42に入
る。
【0035】 触媒供給ライン44は、窒素補給ライン46およびエチレンオキシド補給ライ
ン48と同様に、反応器42に入る。窒素抜き取りライン50は、変性ワックス
抜き取りライン52と同様に、反応器42から出ている。
【0036】 空気とフィッシャー・トロプシュ誘導ワックス、典型的には上で定義したフィ
ッシャー・トロプシュ誘導ハードワックスが、夫々ライン14,16に沿って反
応器12に供給され、反応して酸化ワックスを生成し、フローライン20に沿っ
て抜き取られる。過剰の空気はフローライン18に沿って抜き取られる。
【0037】 水素化反応器22では、処理ステップにおいて、酸化ワックスを200°Cお
よび100バールでCuCrおよびRu/C触媒上で、好適には水素/ワックス
の比率(モルベース)が約100%で、かつメタノールを10%過剰(酸化ワッ
クスの酸価から計算)に用いて、水素およびメタノールと反させてヒドロキシル
ワックスを作成する。
【0038】 このヒドロキシルワックスは、未反応水素、過剰メタノールおよび水と共にラ
イン30に沿って抜き取られる。過剰の水素はライン32に沿って抜き取られ、
一方残留成分はフローライン34に沿って蒸留カラム36に至る。
【0039】 蒸留カラム36では、メタノールおよび水が、塔頂流出物と同様に、フローラ
イン38に沿って抜き取られ、一方主にヒドロキシルワックスを含む缶出液はエ
トキシル化反応器42に至る。
【0040】 反応器42では、ヒドロキシルワックスが、窒素雰囲気中でナトリウムエトキ
シドを含む触媒の存在下で、フローライン48に沿って入ってくるエチレンオキ
シドによりエトキシ化を受ける。反応器42における典型的反応条件は、140
°Cの反応温度と4バールの反応圧力である。使用した窒素はフローライン50
に沿って抜き取られ、一方自己乳化性ワックス製品またはワックス乳化剤の用途
に適した変性ワックスが、フローライン52に沿って抜き取られる。
【0041】 ワックスが、自動酸化したフィッシャー・トロプシュ誘導ハードワックスまた
はその成分であるならば、反応器12が不用になることが判るであろう。
【0042】 図2を参照して、参照番号100は、本発明の第2の実施形態に従い、ワック
スを変性するプロセスを概略的に示している。
【0043】 プロセス100はグラフト用バッチ式反応器102を含み、窒素ライン104
が、反応器を窒素ガスシールするために反応器に入る。パラフィンワックス供給
ライン106は、アリルアルコール/過酸化物供給ライン108と同様に、反応
器102に入る。アリルアルコール補給ライン110ならびに過酸化物補給ライ
ン112は、フローライン108に入る。使用したアリルアルコール/窒素のフ
ローライン114は反応器102の上部から出て、一方グラフトされたヒドロキ
シルワックス抜き取りライン116は反応器102の底部から出る。
【0044】 ライン116はエトキシル化バッチ式反応器118に入る。窒素補給ライン1
20、触媒添加ライン122、およびエチレンオキシド添加ライン124が、反
応器118に入る。使用した窒素抜き取りライン126が反応器の上部から出て
、一方変性ワックス抜き取りライン128は反応器118の底部から出る。
【0045】 パラフィンワックスがフローライン106に沿って反応器102に入り、アリ
ルアルコールおよびラジカル開始剤としての過酸化物が3ml/分の流速、アリ
ルアルコール:ジ(t−ブチル)ペルオキシドのモル比が3:1の割合でフロー
ライン108に沿って反応器102に入り、パラフィンワックスとアリルアルコ
ールおよび過酸化物とが反応する。使用したアリルアルコール/窒素がフローラ
イン114に沿って抜き取られ、一方、得られたヒドロキシワックスは、フロー
ライン116に沿って反応器118に抜き取られる。
【0046】 反応器118は、図1を参照して上に説明した反応器42と実質的に同様な仕
組みで機能する。
【0047】 実施例1 攪拌したオートクレーブ中で、フィッシャー・トロプシュ誘導ハードワックス
を180°Cに加熱した。窒素を用いてオートクレーブをパージングした後、ア
リルアルコール(転化率90%でヒドロキシル価55mgKOH/gとするため
に18.82g)とジ(t−ブチル)ペルオキシド(6.27g、アリルアルコ
ール/DTBP比が3:1となる)との混合物を攪拌しながら3ml/分の流速
でオートクレーブに加えた。反応混合物を20分間(DTBPの半減期の6.5
倍)放置した後、オートクレーブの圧力を通風室に開放した。オートクレーブを
窒素でパージした後、生成物を取り出した。
【0048】 実施例2 亜クロム酸銅触媒を用い連続プロセスで、100バールの圧力および200°
Cの温度で、市販のフィッシャー・トロプシュ酸化ハードワックスを水素化した
。水素/ワックスの比率(モルベース)は、100%の領域であった。添加した
メタノールの量は、酸化ワックスの酸価から算出し、その10%過剰とした。
【0049】 実施例3 ルテニウムと亜クロム酸銅混合触媒の存在下に連続プロセスで、100バール
の圧力および200°Cの温度で、市販のフィッシャー・トロプシュ酸化ハード
ワックスを水素化した。水素/ワックスの比率(モルベース)は、100の領域
であった。
【0050】 実施例4 反応を触媒作用により促進するための少量のp−トルエンスルホン酸(0.6
〜0.75g/kgワックス)の存在下で、フィッシャー・トロプシュ酸化ハー
ドワックスをメタノールでエステル化した。メタノールとワックス中の酸基のモ
ル比は約3:1であった。反応は、150°Cの温度および窒素1.5バールの
初期圧力で、攪拌した5リットルのオートクレーブ中でバッチ式で行った。酸濃
度が2mgKOH/gに低下したとき、反応を終了した。オートクレーブの気圧
を下げ、ワックスを取り出した。エステル化ワックスの水素化は、実施例2と同
様の方法で実施した。
【0051】 実施例5 5頚丸底フラスコを用い攪拌しながら500gのフィッシャー・トロプシュハ
ードワックスを170°Cに加熱し、このワックスに500mlの50%過酸化
水素混合物を滴状に加えた。反応混合物をさらに10分間攪拌し、生成物を取り
出した。官能化ワックスは、36mgKOH/gのヒドロキシル価であった。
【0052】 実施例6 攪拌したオートクレーブ中で、130〜140°Cおよび3.5〜4バールで
、ワックスを基準にして2重量%のナトリウムエトキシドの存在下で、実施例1
で得た官能化ワックスをエチレンオキシド(50重量%の反応混合物)と反応さ
せた。エチレンオキシドを添加後、圧力低下が認められなくなるまで、反応混合
物を攪拌した。生成物のHLBは10であった。
【0053】 実施例7 実施例6に従って作成した、異なるHLBをもつエトキシル化フィッシャー・
トロプシュワックスは、インキ、繊維仕上げおよび艶出しに応用分野を見出した
【0054】 実施例8 実施例7の方法に従って作成したワックスを乳化してワックスの水中分散液を
作成した(乳濁液と分散液の用語は、本明細書では交換可能に用いているが、ヒ
ドロキシルワックスを固体と考えるならば、分散液の用語がより適切である)。
ワックスを135°Cの温度で溶融し、媒体−高せん断攪拌法を用いて95°C
で水に徐々に加えた。攪拌を継続しながら、混合物を室温に冷却する。この分散
液の組成は、重量ベースで、(a)約10%〜60%のワックス、(b)約40
%〜90%の水から成る。
【0055】 実施例9 実施例7の方法に従って作成したワックスを乳化してワックスの水中分散液を
作成した。ワックスと水をオートクレーブに入れ、400pa圧力増強して13
5°Cに加熱した。媒体−高せん断攪拌法を用いて、135°Cの温度を保ちな
がらワックスと水を30分間混合した。攪拌を継続しながら、乳濁液を室温に冷
却して分散液を作成した。
【0056】 実施例10 実施例8および9の方法に従い作成した分散液を床艶出し配合物の形態で使用
し、種々の基体に塗布し乾燥して、特性改善した透明、強靭な仕上層を提供した
。床表面に塗布するとき、この材料は、耐擦り傷性、黒色ヒールマーク保護およ
び耐滑り性を与える。この床艶出し配合物は、癒合酸(coalescing acid)、ア
クリルポリマー、可塑剤、アルカリ溶性樹脂および他種ワックスのような標準的
床艶出し配合物に使用する添加材料を含有した。
【0057】 実施例11 実施例8および9の方法に従い作成した分散液を水性インキの形態で使用した
。ワックス分散液を水性インキに含有させることにより、紙に印刷した時、光沢
と摩擦係数を高め、且つインキの摩擦抵抗を低下させた。
【0058】 実施例12 実施例8および9の方法に従い作成した分散液を繊維の潤滑剤の形態で使用し
た。分散液を水で希釈して約0.2%〜約10%のワックス濃度にして、綿織物
とポリ−綿織物上に薄く延ばした。磨耗強さ、引き裂き強さおよび針入力に改善
が認められた。
【0059】 実施例13 実施例7の方法に従いワックスを作成し、ワックス品種の非限定的実施例用の
ワックス乳化剤として用いた。ワックス分散液の組成は、重量ベースで、下記の
通りである: (a)約2%〜約50%の乳化剤、 (b)約2%〜約60%のワックス、と (c)約40%〜約96%の水。 用いた方法は、ワックス乳濁液および分散液を作成するための標準的方法であ
る。
【0060】 現在まで、ハードワックスの重質留分(C45〜C85、平均C75)は、市販のい
かなる乳化剤を用いても乳化されなかったが、その理由は多分に現存市販乳化剤
の親油性部分の鎖長が短かったためと思われる。
【0061】 市販の乳化剤(平均C49)の親油性部分の鎖長は、ハードフィッシャー・トロ
プシュワックスの軽質留分(C29〜C55、平均C40)のそれにほぼ一致する。し
かし、ハードF・Tワックスにおける重質留分の親油性部分の鎖長は、C45〜C 85 (平均C74)の範囲であり、市販の乳化剤の親油性部分より長い。本発明では
、本発明の乳化剤の出発材料がハードワックスの酸化重質留分であり、全範囲が
ハードワックス留分でない故、乳化剤の親油性部分がハードフィッシャー・トロ
プシュワックスの重質留分のそれに一致する。
【0062】 本発明の唯一の特質は、ハードワックス乳化剤の親油性部分の作成方法と官能
化方法に存在し、低分子量エチレンポリマーの末端官能化に関する従来技術の「
ノウハウ」とは実質的に異なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に従って、ワックスを変性するプロセスを示す概略の
流れ図である。
【図2】 本発明の第2の実施形態に従って、ワックスを変性するプロセスを示す概略の
流れ図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW (72)発明者 ストリイドム、ステファヌス、ヨハネス 南アフリカ国 ウルンフランガ ロック ス、 マリーン ドライブ 17、マリーン テラス ナンバー3 (72)発明者 ビサジー、ジャコブス、ルーカス 南アフリカ国 サソールブルグ、ドンキン ストリート 23 (72)発明者 ライネッケ、クリスチャン、フレデリック 南アフリカ国 バールパーク、ゴールデン ゲイト ブールバード 1 (72)発明者 ラウウ、ニコラス、ラッソウ 南アフリカ国 バンダービジパーク、レペ ルアウト ストリート 19 Fターム(参考) 4J032 CA61 CA67 CB01 CE01 CF03 CG00 CG06 4J100 AA02P AA03P CA01 CA03 CA31 DA01 GC04 HA01 HA33 HB07 HC09 JA01 JA09 JA13

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワックスの変性方法であって、 処理ステップにおいて、ワックスを処理し、ワックス上に第1級および/また
    は第2級ヒドロキシル基を形成させてヒドロキシルワックスを作成すること、お
    よび アルコキシル化ステップにおいて、ヒドロキシルワックスの少なくとも幾つか
    のヒドロキシル基をアルコキシル化して変性ワックスを作成することを特徴とす
    るワックスの変性方法。
  2. 【請求項2】 ワックスがフィッシャー・トロプシュ誘導ワックスである請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 ヒドロキシルワックスを作成するためのワックスの処理が、
    ワックスにアリルアルコールをグラフトすることを含み、ワックスがフィッシャ
    ー・トロプシュ誘導ハードワックスの重質留分であり、ヒドロキシルワックスが
    プロパノール基をもつ側鎖を含む請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 アリルアルコールとワックスの比率または割合が、0.03
    30と0.0730gアリルアルコール/gワックスの間にあり、30〜75m
    gKOH/gの範囲のヒドロキシル価をもつヒドロキシルワックスを作成する請
    求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 アリルアルコールのワックスへのグラフトが、ラジカル開始
    剤として過酸化物の存在下で行われる請求項3または請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 アルコキシル化がヒドロキシルワックスにエチレンオキシド
    を反応させることを含み、変性ワックスが2と18の間の親水性親油性比値をも
    つポリエトキシ変性ワックスである請求項3〜請求項5のいずれか一項に記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 ワックスが酸素を含有する第1級および第2級官能基であり
    、処理ステップにおける酸化ワックスの処理が酸化ワックスを水素化してヒドロ
    キシルワックスを作成することを含み、ヒドロキシルワックスが30〜150m
    gKOH/gの範囲のヒドロキシル価、と第1級および第2級ヒドロキシル基を
    もつ請求項2に記載の方法。
  8. 【請求項8】 酸化ワックスの水素化が、100°C〜300°Cの範囲の
    高められた温度、および50〜300バールの範囲の高められた圧力で、CuC
    rおよび/またはRu/C触媒の存在下で水素を用いて行われる請求項7に記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 水素化がエステル化/エステル交換反応剤としてメタノール
    の存在下で行われる請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 酸化ワックスの水素化に先立って、酸化ワックスが触媒と
    してのp−トルエンスルホン酸の存在下でメタノールによりエステル化され、前
    記エステル化が100°C〜200°Cの範囲の温度、および0.5〜3バール
    の範囲の圧力で行われる請求項7または請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 アルコキシル化ステップにおいて、ヒドロキシルワックス
    上の第1級および第2級ヒドロキシル基をエトキシル化して変性ワックスを作成
    する請求項7〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 エトキシル化が、バッチ式反応器中で、触媒としてナトリ
    ウムエトキシドの存在下、100°Cと200°Cの間の温度、および3バール
    と6バールの間の圧力で行われる請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 ヒドロキシルワックスを作成するためのワックスの処理が
    、ワックスと過酸化物を反応させてヒドロキシルワックスを形成することを含み
    、ワックスがフィッシャー・トロプシュ誘導ハードワックスであるか、またはそ
    れらの軽質あるいは重質留分である請求項2に記載の方法。
  14. 【請求項14】 過酸化物が過酸化水素であり、ワックスと過酸化水素の反
    応が(i)100°Cと300°Cの間の温度、(ii)15と200分の間の
    時間で行われ、且つヒドロキシルワックスが15と40mgKOH/gの間のヒ
    ドロキシル価をもつ請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 アルコキシル化ステップの間に、ヒドロキシルワックスを
    エトキシル化して変性ワックスを作成する請求項13に記載の方法。
  16. 【請求項16】 エトキシル化に先立って、ヒドロキシルワックスがプロピ
    レンオキシド処理を受ける請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 ワックスを処理しワックス上に第1級および/または第2
    級ヒドロキシル基を形成させたヒドロキシルワックス。
  18. 【請求項18】 請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法により作成す
    る変性ワックス。
  19. 【請求項19】 実質的に明細書に記載し、例示したワックスを変性するた
    めの新規な方法。
  20. 【請求項20】 実質的に明細書に記載し、例示した新規なヒドロキシルワ
    ックス。
  21. 【請求項21】 実質的に明細書に記載し、例示した新規な変性ワックス。
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