JP2002520764A - 直列接続されたメモリセルを有する強誘電体書き込み/読み出しメモリ(cfram) - Google Patents
直列接続されたメモリセルを有する強誘電体書き込み/読み出しメモリ(cfram)Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、直列接続された強誘電体メモリセルに関し、ここでは抵抗ないしはトランジスタと、各メモリセルの強誘電体コンデンサとの直列回路が設けられている。これによってアクセス時間を許容されないほどに増加させることなく、目下アドレッシングされていないメモリセルの強誘電体キャパシタにおける障害パルスが低減されて、これら障害パルスが、アドレッシングされていないメモリセルにもはや実質的に影響を与えないようにする。ここでこれらの障害パルスはアドレッシングされたメモリの読み出しまたは書き込みによって形成される。
Description
【0001】 本発明は書き込み/読み出しメモリに関し、ここでこのメモリは、メモリセル
毎に強誘電体コンデンサと、少なくとも1つのトランジスタとを有する。強誘電
体メモリでは、誘電体の電気的分極の残留状態が、2つの論理状態を記憶するた
めに利用される。ここでは種々の作用が生じ、これらの作用によって、ビット線
またはワード線が同じである別のセルの分極が影響を受け、場合によってはそこ
に記憶された情報が破壊される。分極したコンデンサにおいて固定の電位が印加
されない場合、漏れ電流に起因して基板に対して電圧が形成され、この電圧が極
性を場合によっては反転させる。したがって、コンデンサを、このコンデンサが
読み出されるかまたは書き込まれない場合に、両側においてできる限り同じ電位
に維持することが必要である。
毎に強誘電体コンデンサと、少なくとも1つのトランジスタとを有する。強誘電
体メモリでは、誘電体の電気的分極の残留状態が、2つの論理状態を記憶するた
めに利用される。ここでは種々の作用が生じ、これらの作用によって、ビット線
またはワード線が同じである別のセルの分極が影響を受け、場合によってはそこ
に記憶された情報が破壊される。分極したコンデンサにおいて固定の電位が印加
されない場合、漏れ電流に起因して基板に対して電圧が形成され、この電圧が極
性を場合によっては反転させる。したがって、コンデンサを、このコンデンサが
読み出されるかまたは書き込まれない場合に、両側においてできる限り同じ電位
に維持することが必要である。
【0002】 1997年のSymposium on VLSI CircuitのDigest of Technical Papers,第
83〜84頁から強誘電体メモリが公知であり、ここでは複数のメモリセルない
しは強誘電体コンデンサが直列に接続されており、各コンデンサはそれぞれ所属
のトランジスタによって短絡可能である。これによって、強誘電体コンデンサの
2つの電極を同電位に維持することができ、この電位は、読み出しまたは書き込
みが行われない場合には、一定でもある。セルが読み出されるかないしは書き込
まれる場合、対応するトランジスタは遮断される。さらにビット線には、ビット
線に接続されていないコンデンサ電極における電圧とは明らかに異なる電圧が印
加される。これらの2つの電圧の差分によって、強誘電体コンデンサは飽和する
まで充電される。メモリセルの各直列回路ないしは選択された各メモリセルブロ
ックの別のトランジスタはすべてその間に導通したままである。これにより保証
されるのは、選択されたセルコンデンサによる充電ないしは放電電流が、メモリ
セルブロックの残りのコンデンサを短絡するトランジスタを介して流れることが
できることである。しかしながら導通したトランジスタのオン抵抗によって電圧
が降下する。ここでこの電圧は、所属の強誘電体コンデンサにも印加されており
、強誘電体コンデンサの分極と、充電ないしは放電電流の方向とに応じて分極に
有利に作用したりこれを弱めたりする。弱める場合には、この電圧降下は障害パ
ルスとして作用し、これは振幅および/または頻度が十分であれば、分極が変更
されてしまい、これによって強誘電体コンデンサに記憶された情報が破壊されて
しまう。このような強誘電体コンデンサをできる限り数多く直列接続することに
よって、電流路の総抵抗が増大し、電流の量は低減される。これによって選択さ
れていないメモリセルの強誘電体コンデンサにおける不所望の障害パルスも低減
される。しかしながらこのことは、読み出しおよび書き込みを行う強誘電体コン
デンサの充電および放電過程が格段に長く掛かってしまうという欠点を有する。
このような理由から上記の従来技術では、例えば16の個別セルからなる直列回
路を有する複数のメモリブロックセルが設けられている。ここでの欠点は、障害
パルスが許容できないほどに大きいことが多く、データ損失が発生することであ
る。それはトランジスタのオン抵抗を、このために必要な極めて大きなトランジ
スタ幅ないしは極めて高い電荷移動度のために、任意に小さくすることはできな
いからである。
83〜84頁から強誘電体メモリが公知であり、ここでは複数のメモリセルない
しは強誘電体コンデンサが直列に接続されており、各コンデンサはそれぞれ所属
のトランジスタによって短絡可能である。これによって、強誘電体コンデンサの
2つの電極を同電位に維持することができ、この電位は、読み出しまたは書き込
みが行われない場合には、一定でもある。セルが読み出されるかないしは書き込
まれる場合、対応するトランジスタは遮断される。さらにビット線には、ビット
線に接続されていないコンデンサ電極における電圧とは明らかに異なる電圧が印
加される。これらの2つの電圧の差分によって、強誘電体コンデンサは飽和する
まで充電される。メモリセルの各直列回路ないしは選択された各メモリセルブロ
ックの別のトランジスタはすべてその間に導通したままである。これにより保証
されるのは、選択されたセルコンデンサによる充電ないしは放電電流が、メモリ
セルブロックの残りのコンデンサを短絡するトランジスタを介して流れることが
できることである。しかしながら導通したトランジスタのオン抵抗によって電圧
が降下する。ここでこの電圧は、所属の強誘電体コンデンサにも印加されており
、強誘電体コンデンサの分極と、充電ないしは放電電流の方向とに応じて分極に
有利に作用したりこれを弱めたりする。弱める場合には、この電圧降下は障害パ
ルスとして作用し、これは振幅および/または頻度が十分であれば、分極が変更
されてしまい、これによって強誘電体コンデンサに記憶された情報が破壊されて
しまう。このような強誘電体コンデンサをできる限り数多く直列接続することに
よって、電流路の総抵抗が増大し、電流の量は低減される。これによって選択さ
れていないメモリセルの強誘電体コンデンサにおける不所望の障害パルスも低減
される。しかしながらこのことは、読み出しおよび書き込みを行う強誘電体コン
デンサの充電および放電過程が格段に長く掛かってしまうという欠点を有する。
このような理由から上記の従来技術では、例えば16の個別セルからなる直列回
路を有する複数のメモリブロックセルが設けられている。ここでの欠点は、障害
パルスが許容できないほどに大きいことが多く、データ損失が発生することであ
る。それはトランジスタのオン抵抗を、このために必要な極めて大きなトランジ
スタ幅ないしは極めて高い電荷移動度のために、任意に小さくすることはできな
いからである。
【0003】 本発明の課題は、直列接続されたメモリセルを有する強誘電体書き込み/読み
出しメモリを提供して、選択されていないメモリセルの強誘電体コンデンサにお
ける障害電圧と、回路技術的なコストとができる限り少なくなるようにすること
である。
出しメモリを提供して、選択されていないメモリセルの強誘電体コンデンサにお
ける障害電圧と、回路技術的なコストとができる限り少なくなるようにすること
である。
【0004】 この課題は、本発明により、請求項1の特徴部分に記載された特徴的構成によ
って解決される。有利な発展形態は従属請求項に記載されている。
って解決される。有利な発展形態は従属請求項に記載されている。
【0005】 本発明を以下、図面に示した有利な実施例に基づいて詳しく説明する。ここで
、 図1は、本発明の強誘電体書き込み/読み出しメモリの第1実施例を示してお
り、 図2は、本発明の強誘電体書き込み/読み出しメモリの第2実施例を示してお
り、 図3は、公知のメモリセルにおける障害電圧の時間線図を示しており、 図4は、図1のメモリにおける障害電圧の時間線図を示しており、 図5は、図2のメモリにおける障害電圧の時間線図を示している。
、 図1は、本発明の強誘電体書き込み/読み出しメモリの第1実施例を示してお
り、 図2は、本発明の強誘電体書き込み/読み出しメモリの第2実施例を示してお
り、 図3は、公知のメモリセルにおける障害電圧の時間線図を示しており、 図4は、図1のメモリにおける障害電圧の時間線図を示しており、 図5は、図2のメモリにおける障害電圧の時間線図を示している。
【0006】 本発明の重要な特徴は、各メモリセルの強誘電体コンデンサに、抵抗ないしは
固有に制御されるトランジスタを直列に接続して、その都度アドレッシングされ
たメモリセルの読み出しによって形成される、目下アドレッシングされていない
メモリセルの強誘電体コンデンサにおける障害パルスを低減ないしは除去して、
その際にアクセス時間を許容できないほどに増大させないことにある。
固有に制御されるトランジスタを直列に接続して、その都度アドレッシングされ
たメモリセルの読み出しによって形成される、目下アドレッシングされていない
メモリセルの強誘電体コンデンサにおける障害パルスを低減ないしは除去して、
その際にアクセス時間を許容できないほどに増大させないことにある。
【0007】 図1には第1実施例が、直列接続された4つの強誘電体メモリセルを有するメ
モリブロックの形態で示されている。ここでは4つのメモリセルからなるこの直
列回路は、ワード線WL0を介して制御される選択トランジスタM10を介して
ビット線BLに接続可能である。直列接続された4つのメモリセルはすべて、例
えば第1メモリセルZ1と同様に形成されている。セルZ1は、強誘電体コンデ
ンサZF11と、これに直列接続された抵抗R1とを有しており、この直列回路
にはトランジスタM11が並列接続されている。このトランジスタのゲートはワ
ード線WL1に接続されている。これに相応して別の3つのセルには別の強誘電
体コンデンサZF12〜ZF14と、別の抵抗R2〜R4と、別のトランジスタ
M12〜M14とが設けられて結線されており、これらは別のワード線WL2〜
WL4を介して制御される。ビット線BLは選択トランジスタM10と、トラン
ジスタM11〜M14からなる直列回路とを介してノードPLに接続可能である
。このノードは通例、約VDD/2の電圧レベルを有する。これらのトランジス
タM10〜M14は有利には共通の基板端子Bulkを有する。
モリブロックの形態で示されている。ここでは4つのメモリセルからなるこの直
列回路は、ワード線WL0を介して制御される選択トランジスタM10を介して
ビット線BLに接続可能である。直列接続された4つのメモリセルはすべて、例
えば第1メモリセルZ1と同様に形成されている。セルZ1は、強誘電体コンデ
ンサZF11と、これに直列接続された抵抗R1とを有しており、この直列回路
にはトランジスタM11が並列接続されている。このトランジスタのゲートはワ
ード線WL1に接続されている。これに相応して別の3つのセルには別の強誘電
体コンデンサZF12〜ZF14と、別の抵抗R2〜R4と、別のトランジスタ
M12〜M14とが設けられて結線されており、これらは別のワード線WL2〜
WL4を介して制御される。ビット線BLは選択トランジスタM10と、トラン
ジスタM11〜M14からなる直列回路とを介してノードPLに接続可能である
。このノードは通例、約VDD/2の電圧レベルを有する。これらのトランジス
タM10〜M14は有利には共通の基板端子Bulkを有する。
【0008】 ワード線WL0の相応の信号によって、選択されたブロックのセルをビット線
BLに読み出すことができる。例えばセルZ1を読み出す場合、ワード線WL2
〜WL4は相応の信号を受け取り、これによってトランジスタM12〜M14は
導通し、選択されていないセル、すなわちこの場合には強誘電体コンデンサと抵
抗とからなる各直列回路はこれらのトランジスタによってバイパスされ、トラン
ジスタM11はワード線WL1の信号によって制御されて遮断される。これによ
ってビット線BLは、選択トランジスタM10と、抵抗R1と、強誘電体コンデ
ンサZ11と、導通しているトランジスタM12〜M14とを介して、電圧レベ
ルPLに接続される。トランジスタM12〜M14のオン抵抗によって発生した
電圧降下はそれぞれ、各強誘電体コンデンサと所属の抵抗、例えばZF12とR
2とからなる直列回路の両端にかかるため、強誘電体コンデンサZF12〜ZF
14そのものの両端の障害電圧V12〜V14は、セルZ1の読み出し電流によ
って従来技術よりも格段に低減される。
BLに読み出すことができる。例えばセルZ1を読み出す場合、ワード線WL2
〜WL4は相応の信号を受け取り、これによってトランジスタM12〜M14は
導通し、選択されていないセル、すなわちこの場合には強誘電体コンデンサと抵
抗とからなる各直列回路はこれらのトランジスタによってバイパスされ、トラン
ジスタM11はワード線WL1の信号によって制御されて遮断される。これによ
ってビット線BLは、選択トランジスタM10と、抵抗R1と、強誘電体コンデ
ンサZ11と、導通しているトランジスタM12〜M14とを介して、電圧レベ
ルPLに接続される。トランジスタM12〜M14のオン抵抗によって発生した
電圧降下はそれぞれ、各強誘電体コンデンサと所属の抵抗、例えばZF12とR
2とからなる直列回路の両端にかかるため、強誘電体コンデンサZF12〜ZF
14そのものの両端の障害電圧V12〜V14は、セルZ1の読み出し電流によ
って従来技術よりも格段に低減される。
【0009】 図2には本発明の別の実施例が示されており、この実施例が図1に示した実施
例と実質的に異なるのは、強誘電体コンデンサに直列接続された抵抗R1〜R4
が、別のトランジスタM31〜M34に置き換えられており、これらのトランジ
スタのゲート端子が制御装置CTRLを介して、ワード線WL1〜WL4の信号
に依存して制御される点である。トランジスタM10を介してビット線に接続さ
れているセルZ1の代わりに、ここではセルZ1′が設けられている。このセル
はトランジスタM20を介してビット線に接続されており、その強誘電体コンデ
ンサZF21はトランジスタM31に直列接続されている。この直列回路はトラ
ンジスタM21によってバイパス可能である。これに相応して図1のトランジス
タM12〜M14を図2ではM22〜M24と、また図1のコンデンサZF12
〜ZF14を図2ではZF22〜ZF24と記す。さらに強誘電体コンデンサZ
F22〜ZF24の両端に障害電圧V22〜V24が印加される。
例と実質的に異なるのは、強誘電体コンデンサに直列接続された抵抗R1〜R4
が、別のトランジスタM31〜M34に置き換えられており、これらのトランジ
スタのゲート端子が制御装置CTRLを介して、ワード線WL1〜WL4の信号
に依存して制御される点である。トランジスタM10を介してビット線に接続さ
れているセルZ1の代わりに、ここではセルZ1′が設けられている。このセル
はトランジスタM20を介してビット線に接続されており、その強誘電体コンデ
ンサZF21はトランジスタM31に直列接続されている。この直列回路はトラ
ンジスタM21によってバイパス可能である。これに相応して図1のトランジス
タM12〜M14を図2ではM22〜M24と、また図1のコンデンサZF12
〜ZF14を図2ではZF22〜ZF24と記す。さらに強誘電体コンデンサZ
F22〜ZF24の両端に障害電圧V22〜V24が印加される。
【0010】 有利にはここですべてのトランジスタの基板端子は、共通の端子Bulkに接
続されている。
続されている。
【0011】 動作の仕方は図1の装置の場合と同様であり、ここでは制御ユニットCTRL
によって、選択されたセルのコンデンサに直列接続されたトランジスタ、例えば
M31が導通接続され、選択されていないセルのコンデンサに直列接続されたト
ランジスタ、例えばM32〜M34はユニットCTRLによって制御され、これ
によってまだ完全には遮断されていないようにされる。
によって、選択されたセルのコンデンサに直列接続されたトランジスタ、例えば
M31が導通接続され、選択されていないセルのコンデンサに直列接続されたト
ランジスタ、例えばM32〜M34はユニットCTRLによって制御され、これ
によってまだ完全には遮断されていないようにされる。
【0012】 選択されていないセルのコンデンサに直列接続されたトランジスタ、例えばト
ランジスタM32〜M34が完全に遮断されているとすると、障害パルスは、完
全には遮断していないトランジスタの場合よりも大きくなってしまう。それはこ
のトランジスタの拡散キャパシタンスと、ゲート−ソースキャパシタンスと、ド
レイン−ソースキャパシタンスとが強誘電体コンデンサと共に容量式の分圧器を
形成するからである。
ランジスタM32〜M34が完全に遮断されているとすると、障害パルスは、完
全には遮断していないトランジスタの場合よりも大きくなってしまう。それはこ
のトランジスタの拡散キャパシタンスと、ゲート−ソースキャパシタンスと、ド
レイン−ソースキャパシタンスとが強誘電体コンデンサと共に容量式の分圧器を
形成するからである。
【0013】 図3には線図で障害電圧V02〜V04が既知の場合に示されており、ここで
は強誘電体コンデンサはいずれもそれぞれ直列接続された抵抗ないしはトランジ
スタを有せず、各トランジスタに直接、並列接続されている。ここでは障害電圧
レベルは例えば約−0.4Vであり、すでに通例の強誘電体コンデンサの保磁電
圧(Koerzitivspannung)のオーダーを有する。
は強誘電体コンデンサはいずれもそれぞれ直列接続された抵抗ないしはトランジ
スタを有せず、各トランジスタに直接、並列接続されている。ここでは障害電圧
レベルは例えば約−0.4Vであり、すでに通例の強誘電体コンデンサの保磁電
圧(Koerzitivspannung)のオーダーを有する。
【0014】 図4には時間線図で、選択されていないメモリセルの強誘電体コンデンサにお
ける障害電圧V12〜V14が示されており、ここでは図1の抵抗R1〜R4は
例えば100kΩのオーダーを有する。障害電圧V12〜V14はそれぞれ−0
.1V以下の値を有しており、これは通例の強誘電体コンデンサにおける保磁電
圧よりも格段に低い。
ける障害電圧V12〜V14が示されており、ここでは図1の抵抗R1〜R4は
例えば100kΩのオーダーを有する。障害電圧V12〜V14はそれぞれ−0
.1V以下の値を有しており、これは通例の強誘電体コンデンサにおける保磁電
圧よりも格段に低い。
【0015】 図2の強誘電体メモリ、すなわち強誘電体コンデンサにそれぞれ直列接続され
てトランジスタを有する強誘電体メモリに対して、図5には選択されていないメ
モリセルの強誘電体コンデンサにおける障害電圧V22〜V24が示されている
。ここでは障害電圧の値は、強誘電体コンデンサに直列接続された抵抗を有する
メモリの場合よりもさらに格段に小さく、アクセス時間における時間損失は、こ
の形式の公知の強誘電体メモリよりも格別劣っていない。
てトランジスタを有する強誘電体メモリに対して、図5には選択されていないメ
モリセルの強誘電体コンデンサにおける障害電圧V22〜V24が示されている
。ここでは障害電圧の値は、強誘電体コンデンサに直列接続された抵抗を有する
メモリの場合よりもさらに格段に小さく、アクセス時間における時間損失は、こ
の形式の公知の強誘電体メモリよりも格別劣っていない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の強誘電体書き込み/読み出しメモリの第1実施例を示す図である。
【図2】 本発明の強誘電体書き込み/読み出しメモリの第2実施例を示す図である。
【図3】 公知のメモリセルにおける障害電圧の時間線図を示す図である。
【図4】 図1のメモリにおける障害電圧の時間線図を示す図である。
【図5】 図2のメモリにおける障害電圧の時間線図を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 直列接続された複数のメモリセル(Z1)を有する強誘電体
書き込み/読み出しメモリにおいて、 各メモリセル(Z1)は、1つずつの強誘電体コンデンサ(ZF11)と、抵
抗(R1)と、トランジスタ(M11)とを有しており、 各強誘電体コンデンサに、抵抗が1つずつ直列接続されており、 強誘電体コンデンサと1つずつの抵抗とからなる当該直列回路は、前記の各ト
ランジスタにより、各トランジスタのゲートに接続されている各ワード線(WL
)の信号に依存して低抵抗に接続されることを特徴とする 直列接続された複数のメモリセルを有する強誘電体書き込み/読み出しメモリ
。 - 【請求項2】 前記の1つずつの抵抗(R1)は、別の1つずつのトランジ
スタ(M31)に置き換えられており、 各ワード線の信号に依存して当該トランジスタの導通状態に作用することがで
きる 請求項1に記載の強誘電体書き込み/読み出しメモリ。 - 【請求項3】 制御ユニット(CTRL)が設けられており、これにより各
ワード線(WL)の信号によって選択されたメモリセル(Z1′)を、当該信号
に依存して、当該選択されたメモリセルの別の各トランジスタ(M31)に導通
接続し、かつ選択されていないメモリセルの別のすべてのトランジスタ(M32
〜M34)を制御して当該トランジスタが目下はまだ遮断されていないようにす
る 請求項2に記載の強誘電体書き込み/読み出しメモリ。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19830963.5 | 1998-07-10 | ||
DE19830963 | 1998-07-10 | ||
PCT/DE1999/001931 WO2000003396A2 (de) | 1998-07-10 | 1999-07-01 | Ferroelektrischer schreib-/lesespeicher mit in reihe geschalteten speicherzellen (cfram) |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002520764A true JP2002520764A (ja) | 2002-07-09 |
Family
ID=7873627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000559568A Pending JP2002520764A (ja) | 1998-07-10 | 1999-07-01 | 直列接続されたメモリセルを有する強誘電体書き込み/読み出しメモリ(cfram) |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6697279B2 (ja) |
EP (1) | EP1099222B1 (ja) |
JP (1) | JP2002520764A (ja) |
KR (1) | KR100615746B1 (ja) |
CN (1) | CN1154115C (ja) |
DE (1) | DE59905208D1 (ja) |
TW (1) | TW434539B (ja) |
WO (1) | WO2000003396A2 (ja) |
Families Citing this family (5)
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JP3913451B2 (ja) * | 2000-08-23 | 2007-05-09 | 株式会社東芝 | 半導体記憶装置 |
JP2008102982A (ja) * | 2006-10-17 | 2008-05-01 | Toshiba Corp | 強誘電体メモリ |
JP2008108355A (ja) * | 2006-10-25 | 2008-05-08 | Toshiba Corp | 強誘電体半導体記憶装置及び強誘電体半導体記憶装置の読み出し方法 |
JP6749021B2 (ja) * | 2015-05-15 | 2020-09-02 | 国立大学法人東北大学 | 抵抗変化型素子を備えた記憶回路 |
DE102018215881B3 (de) * | 2018-09-19 | 2020-02-06 | Siemens Aktiengesellschaft | Vorrichtung und Verfahren zum Koppeln zweier Gleichstromnetze |
Family Cites Families (5)
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