JP2002519602A - ユニット式オイルシールと製造方法 - Google Patents

ユニット式オイルシールと製造方法

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JP2002519602A
JP2002519602A JP2000557096A JP2000557096A JP2002519602A JP 2002519602 A JP2002519602 A JP 2002519602A JP 2000557096 A JP2000557096 A JP 2000557096A JP 2000557096 A JP2000557096 A JP 2000557096A JP 2002519602 A JP2002519602 A JP 2002519602A
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トリパシイ、ブハワニ、エス
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フエデラル − モーグル コーポレイシヨン
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Abstract

(57)【要約】 ユニット式オイルシール組立体(20,220,320,420)がシールディスク(34,234,334,434)を有し、該シールディスクが外縁部に沿って分割され、1対の分割部分が形成されており、分割部分の一方(48,248,348,448)が、外側キャリア部材(30,230,330,430)に固定され、他方の分割部分(50,250,350,450)と非分割部分(52,252,352,452)とを、摩耗スリーブ(32,232,332,432)の対応シール面と密封接触状態となるように支持し、それによってシール組立体(20,220,320,420)への汚染物質の侵入が防止され、かつ潤滑剤が保留される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 1. 技術分野 本発明は、広義においては、単一組立体にユニット化されたキャリア、摩耗ス
リーブ、シールディスクを有する種類のオイルシールに係わり、より具体的には
、シールディスク構成部材が、摩耗スリーブに接触する1対の環状シールリップ
を有していて、該シールリップの一方がシールの一方の側に潤滑剤を保留し、他
方のシールリップがシールの他方の側で汚染物質を締出す形式のシールに関する
ものである。
【0002】 (関連先行技術) ユニット式オイルシールは、一般に、1つの構成部材が隣接定置構成部材に対
して軸受け内で回転する装置であれば、種々の機械装置に使用される。このオイ
ルシールは、シール軸受側の潤滑剤を保留し、シール外側の汚染物質の侵入を防
止して、軸受けを保護するために、構成部材間の環状空隙を密封する働きを有し
ている。
【0003】 米国特許第4,484,752号は、本発明の譲受人の所有になり、ここに引
用することで本明細書に取入れられるものであるが、該特許には、摩耗スリーブ
に密封接触する1対の環状シールリップを得るために、キャリア上に並べて固定
された1対の別個のシールディスクを有するユニット式オイルシール組立体が開
示されている。一方のシールリップはオイル保留リップとして機能し、他方のシ
ールリップは汚染物質締出しリップとして機能する。前記オイルシール組立体は
満足の行く働きはするが、2つのシールディスク部材を要することで費用がかさ
み、かつ組立体の製造が複雑になる。摩耗スリーブと一緒に完全に組立てられた
場合、ディスクのリップは、軸方向に反対方向に曲げられる。リップが反対方向
に曲げられた状態で確実に維持されるには、特別の注意が必要であり、そのこと
で、更にこの種のシール組立体の製造が複雑になる。
【0004】 米国特許第5,462,287号には、単一ディスク部材を有するオイルシー
ルが開示されており、該ディスク部材の自由内縁部は、2つの比較的薄手の環状
リップ部分に分割され、該リップ部分が、シール組立体のオイル保留リップと汚
染物質締出しリップとして機能する。ディスクの自由内縁部を分割することによ
って、不可避的にオイル保留リップの有効厚さが減少するが、このことは、オイ
ル保留リップが摩耗にさらされる幾つかの用途の場合には、不都合である。加え
て、この開示されたシール組立体では、オイル保留リップのスプリット側が、摩
耗スリーブと接触する作用面として利用されており、このことが、オイル保留リ
ップの作用面上に通常の流体力学的な溝または構成を設けることを一層困難にし
ている。リップ部分を軸方向で反対方向に確実に曲げるには特別な注意が必要で
あり、そのことで費用が増し、組立て過程に複雑さが加わり、スプリット基部が
張力を受けやすくなり、早期の摩耗や裂断を生じやすくなる。
【0005】 米国特許第5,615,894号には、単一シールディスクを有する非ユニッ
ト式シールが開示されており、この場合、該シールディスクの自由内縁部が分割
されて、オイル保留リップ部分と汚染物質締出しリップ部分とが形成されている
。特別なダイスと成形段階が、流体力学的リブを双方のリップ部分の接触面上に
エンボスする必要があり、このことで、このシールの費用と製造の複雑さを増す
ことになる。このリップ部分も軸方向で反対方向に曲げられるため、このシール
組立体も前述の組立体同様の欠点を有している。 通常の平らなウェファーより、むしろ円錐形状を有するPTFE製のシールデ
ィスク部材を含む別のユニット式オイルシールが、公知である。この円錐形状の
ディスクは、環状のゴム製取付けつばによってキャリアに接着される。つばは、
ディスクの両端部間の箇所でディスクを取巻き、摩耗スリーブとの密封接触状態
での両端部を支持し、シールのオイル保留リップおよび汚染物質締出しリップと
して役立つ。このような円錐形状のシールディスクは、従来の平らなウェファー
よりも費用がかかり、ゴム製取付けつばを必要とするため、シールの製造も複雑
になる。
【0006】 (発明の要約および利点) 本発明の第1態様によれば、ユニット式オイルシール組立体は、剛性の環状キ
ャリアと、主シール面および副シール面を有するように形成された剛性の摩耗ス
リーブと、半径方向で両側の縁部を有する単一のポリマー材料片で造られた環状
シールディスクとを有している。この組立体は、ディスクの一方の縁部を隣接す
る第1と第2の分割部分に分割する周方向に延在する環状スプリットを含むシー
ルディスク、それも該分割部分がスプリットの基部で結合され、ディスクの他方
の縁部では一体の非分割部分が形成されているシールディスクによって特徴づけ
られる。第1分割部分は、キャリア部材に固定され、摩耗スリーブの主シール面
と副シール面とに密封接触する非分割部分と第2分割部分とを支持している。
【0007】 分割部分の一方を介したディスクの取付けは、好ましくはシール組立体のオイ
ル保留リップとして機能する完全な厚さの非分割部分が得られる利点を有してい
る。ディスクのこのような取付けは、更に、摩耗スリーブをシールディスクおよ
びキャリア部材と一緒に組立てるのに応じて、第2分割部分が、分割部分に対し
て軸方向で反対方向に延在するように自動的に位置決めされ得る利点がある。こ
れによって、組立体過程の1段階、すなわちオイル保留リップと汚染物質締出し
リップとを逆方向に配向する段階が省かれ、それにより、このシール組立体の構
成および製造が簡単化され、かつ関連費用が低減される。 本発明のもう1つの利点は、非分割部分と第2分割部分とが、シールディスク
の共通の外面で摩耗スリーブに接触するように、支持され得る点である。このこ
とにより、流体力学的な構成を従来式に形成することができ、かつまた更に、ス
プリットの基部が、張力によってではなく、むしろ圧縮により支持されることで
、シールディスクの弱化または破断の機会が減少する。
【0008】 本発明の前記およびその他の利点および特徴は、以下で、それらについて添
付図面に関連して行う詳細な説明を参照し本発明をよりよく理解することで、容
易に評価できよう。 (好適実施例の詳細な説明) 図1には、定置構成部材12と回転可能な構成部材14とを有する機械装置が
、全体を符号10で示されている。回転可能な構成部材14は、定置構成部材1
2に対し構成部材14の軸線Aを中心として回転するように、軸受16によって
軸受されている。構成部材12,14の間の環状の空隙または空所18には、潤
滑剤、例えばオイルまたはグリース等が存在し、軸受16に対し必要な潤滑剤を
供給している。
【0009】 本発明により構成されたユニット式オイルシール組立体20は、空隙18内に
配置され、軸受16に面したシール組立体20の軸受側またはオイル側17では
、空隙18から潤滑剤が漏れるのを防止し、かつまたシール組立体20の反対側
の外側では、有害な汚染物質、例えば埃や塵芥が、またある場合には、有害な液
体や気体が、シール組立体20を通って空隙18内へ侵入するのを防止している
。 シール組立体20は、一方の構成部材14が他方の構成部材12に対して回転
する形式の多くの機械装置10のいずれかと共に使用され、かつ構成部材12,
14間の環状空隙18を密封して、シールの一方の側には潤滑剤を保有し、他方
の側には汚染物質の侵入を防止する必要があることを理解せねばならない。例と
して、図1に示す機械装置10は内燃機関を含むことができ、その場合、定置構
成部材12は、機関の定置のケースまたはハウジングを含み、回転構成部材14
は、ハウジング12の一方の端部26内の開口24を貫通して延在する軸、例え
ばクランク軸を含んでいる。シール組立体20は、ハウジング12の環状凹部2
8内に取付けられ、軸14を取巻き、空隙18を効果的に密閉する。
【0010】 シール組立体20は、剛性の環状ケースまたはキャリア部材30と、剛性の環
状摩耗スリーブ32と、キャリア部材30に固定され、摩耗スリーブ32に密封
接触する環状シールディスク34とを含んでいる。キャリア部材30と摩耗スリ
ーブ32は、従来の構造剛性を有する材料、例えば従来式の打抜き鋼で製造でき
る。シールディスク34は、ポリマー材料、好ましくはポリテトラフルオロエチ
レン(PIFE)を基材として適当な充填材を含んでいてよい材料の単一片で製
造された薄手の環状ウェファーを含んでいる。PIFE材料は、一般にシールに
使用される種類が好ましく、それ自体に新規性はない。シールに使用するのに適
当な他の材料、例えばエラストマー等も使用可能であることが理解されよう。
【0011】 緩和状態でのシールディスク34は、半径方向外縁部36と、半径方向内縁部
38と、軸線方向で両側の第1と第2の面40,42をそれぞれ含む概して平ら
なリング形状を有している。内縁部38は、摩耗スリーブ32を受容するための
、シールディスク34の開口43を取囲んでいる。 シールディスク34は、縁部の一方に始まり半径方向で他方の縁部の方へ延び
る周方向に延在する環状スプリット44を有するように形成されている。図1〜
図4に示した実施例では、スプリット44は、シールディスクの外縁部36に始
まり、該外縁部から内縁部38の方へ延び、両縁部36,38の中間に位置する
スプリット基部46で終わっている。スプリット44は、シールディスク34の
外縁部36を分割して、軸線方向で隣接する第1と第2の環状分割部分48,5
0とが形成されている。該分割部分は、半径方向外方の端部が自由であり、シー
ルディスク34の基部46のところで結合されて、一体の非分割部分52が形成
されている。
【0012】 図1〜図4の第1実施例のディスク34は概して一様な厚さを有しており、し
たがって非分割部分の厚さは、分割部分48,50のどちらの厚さより相対的に
厚くなっている。好ましくは、分割部分の一方48は、後述する形式でキャリア
部材30にシールディスク34を取付けるために、他方の分割部分50の長さよ
り相対的に半径方向に長くされている。 図4から最もよく分かるように、摩耗スリーブ32は、内表面56と外表面5
8とを有する円筒形のバレルまたは胴部54を有している。内表面56は、摩耗
スリーブ32が軸線Aを中心として回転できるように、軸14上に締まりばめ可
能に寸法付けされている。外表面58は、摩耗スリーブ32用の適切な主シール
面58を形成するように仕上げられている。
【0013】 摩耗スリーブ32は、その軸線方向外端部に、一体の環状フランジまたはつば
60を有するように形成されている。フランジ60は、胴部54の半径方向外方
へ延び、かつ好ましくは、キャリア部材30の半径方向内縁部63を越えたとこ
ろに自由端部62を有している。自由端部62は、好ましくは、軸線方向内方へ
キャリア部材30の方へ向けられ、かつ環状の空隙64により軸線方向にキャリ
ア部材30から隔てられている。フランジ60の軸線方向内面66は、摩耗スリ
ーブ32の副シール面66を形成しており、該副シール面は、主シール面58に
隣接し、主シール面に対し横方向に、好ましくは直角方向に延在している。
【0014】 本発明の一特徴によれば、シールディスク34の一方の分割部分48は、キャ
リア部材30に固定され、他方の分割部分50と非分割部分52とは、摩耗スリ
ーブ32の副シール面66と主シール面58それぞれに密封接触状態で支持され
ている。図4で最もよく分かるように、非分割部分52は、固定取付けされた分
割部分48から、軸線方向内方へ向かってシール組立体20のオイル側17へ曲
げられ、非分割部分52の面42を摩耗スリーブ32の主シール面58に対し押
当て、シール組立体20のオイル保留リップとして役立っている。非分割部分5
2は、その接触する側の面42には、複数の流体力学的な構成部が形成され、該
構成部は、一連の螺旋状に形成された溝、カット部分、エンボス、その他技術上
周知の種類の構成のいずれかを含み、通常、オイル保留リップの接触面に設けら
れ、機械装置10の作動中にシール組立体20のオイル側17に潤滑剤を保留す
るのを補助する流体力学的ポンプ作用を行う。
【0015】 また図4に示すように、軸線方向でシール組立体20のオイル側17へ非分割
部分52を曲げることで、シールディスク34の第1の面40が椀状にされ、概
して凹状の断面形を与えられる。シールディスク34の第1面40の内側を椀状
にすることにより、反対側の面42には外方へ凸状に湾曲する力が作用する。こ
の外方への湾曲力によって、スプリット44は、幾分開くか離間させられ、それ
によって他方の分割部分50の自由外縁部が、非分割部分52と軸線方向で反対
方向に、固定された分割部分48から離れて外方へ、つまりシール組立体20の
空気側へ付勢されて、摩耗スリーブのフランジ60の副シール面66と密封接触
し、それによってシール組立体20の汚染物質締出しリップとして役立つ。
【0016】 分割部分50は、同じように曲げられてシール面66に対し押当てられ、非分
割部分52の面と同じ側の面42で摩耗スリーブ32と密封接触する。言い換え
ると、一方の分割部分48を介してシールディスク34に取付けられることによ
り、残りの分割部分50と非分割部分52とが、シールディスクの共通の側また
は面(図の例では第2面42)で摩耗スリーブ32に接触する。これにより、シ
ール組立体20が機能する間中、スプリット44の基部46は圧縮状態にされる
利点が得られる。摩耗スリーブ32とキャリア部材30との間に半径方向または
軸方向の運動が生じると、それらの運動が、更にスプリット44を閉じるように
作用するため、スプリット44の基部46が、該基部のところでシールディスク
34に裂開または早期の摩耗を発生させる恐れのある張力から絶縁される。分割
部分48,50のスプリットまたは切断側72,74が、摩耗スリーブ32に対
し密封されていず、該摩耗スリーブに間隔をおいていることが分かるだろう。
【0017】 分割部分50は、固定された分割部分48の半径方向長さより相対的に短い半
径方向長さを有している。長さがより短いことにより、分割部分50は、外方へ
たわみ、シール面66と接触でき、キャリア部材30を妨害しない。 オイルシール組立体20を製造する方法によれば、シールディスク34は、P
TFEの細長の環状ビレットから切取るのが好ましい。実際には、個別のシール
ディスク34を造る場合、流体力学的溝68が、最初にビレット端面の半径方向
内縁部に形成される。次いで、スプリット44が、ビレットの外径部に形成され
、端面が切断され、相対的に短いほうの分割部分50が形成される。次に、個別
のシールディスク34がビレットから切断され、この過程が反復され追加シール
ディスクが形成される。
【0018】 シールディスク34の分割部分48が、次にキャリア部材30に固定される。
図4に示すように、シールディスク34は、好ましくはキャリア部材30に対し
クランプされる。この目的のために、キャリア部材30は、外側ケース部分80
と内側ケース部分82とを有するように形成され、該ケース部分80,82は、
それぞれ円筒形胴部84,86を有し、軸線方向外端部が、それぞれ半径方向内
方へ延びる取付けフランジ88,90で終わっている。外側ケース部分82のフ
ランジ88は、環状の弾性的な取付けガスケットを、フランジ90に対向する軸
線方向内表面に保持している。分割部分48の自由外端部は、取付けガスケット
92とフランジ90との対向表面間の間隙内に挿入され、取付けフランジ90を
取付けガスケット92と接触する方向へ絶えず強制する軸線方向圧縮力によって
定位置にクランプされる。このクランプ力は、ケース部分80の軸線方向内端部
96がケース部分82の内縁98の周囲をくるむことで加えられ、かつ持続的に
維持され、それにより取付けフランジ88,90間にシールディスク34の分割
部分48が確実にクランプされ、保持される。
【0019】 次に、摩耗スリーブ32の胴部54を、外側19からシールディスク34の中
心穴43を軸線方向に貫通し延在するようにすることで、摩耗スリーブ32がキ
ャリア部材30とシールディスク34と一緒に組立てられる。摩耗スリーブ32
がシールディスク34を貫通させて延在させる場合、非分割部分52は、摩耗ス
リーブ32に接触し、それによって挿入方向に軸線方向内方へ曲げられることで
、摩耗スリーブ32の主シール面58に対し押付けられ密封する。非分割部分5
2のこのような曲げにより、クランプされない第2分割部分50は、軸線方向外
方へ非分割部分52から離れる方向に強制され、図示のように、摩耗スリーブ3
2のフランジ60の副シール面66と自己付勢的に密封接触する。こうした訳で
、摩耗スリーブ32がシールディスク34を貫通して延在するようにする簡単な
作業によって、シールディスク34の非分割部分のオイル保留リップ52と、分
割部分の汚染物質締出しリップ50とが、自動的に摩耗スリーブ32のシール面
58と適正な密封接触状態にされ、しかも付加的な工程段階または特殊な工具も
しくは取付け具を必要としない。
【0020】 摩耗スリーブ32は、組立体20とは軸線方向内方へ非結合状態であることに
対応して、摩耗スリーブ32のフランジ60とキャリア部材30のフランジ88
との対向配置により拘束される。摩耗スリーブ32は、更に組立体とは軸線方向
外方へ非結合状態であることに対応して、摩耗スリーブ32の軸線方向内端部に
形成された半径方向外方へ延びる保持リップ78により拘束される。摩耗スリー
ブ32が軸線方向外方へ強制されると、リップ78はシールディスク34の非分
割部分52の自由縁部に突当たることで、摩耗スリーブ32の外方への軸線方向
運動は制限される。
【0021】 図5は、本発明の別の実施例であり、この図では、第1実施例に対応する部材
が、200を加えた符号で示されている。シール組立体220の構成は、分割部
分248がキャリア部材230にクランプではなく、むしろ接着されている点以
外は、第1実施例と同じである。キャリア部材230は、単一の外側ケース部分
280を有し、第1実施例の内側ケース部分82を欠いている。キャリア部材2
30と分割部分248とには、エラストマー体100が接着されており、それに
よりシールディスク234がキャリア部材230に固定されている。エラストマ
ー体100は、ゴムまたは金属製キャリア部材230およびPTFE製シールデ
ィスク34双方に適合可能な材料を含んでいる。
【0022】 図6および図7には、本発明の更に別の実施例が示されており、これらの図で
は、第1実施例の対応部材が300を加えた符号で示されている。このシールデ
ィスク334では、非分割部分352が分割部分348,350と等しい厚さを
有するように形成されている。より厚さの薄い非分割部分352は、第1実施例
の、より厚い非分割部分52よりも可とう性が高く、したがって摩耗スリーブ3
32に対して、より低い接触圧を及ぼす。外側エラストマー部材102は、ゴム
または類似材料で造られ、キャリア部材330に接着されている。エラストマー
部材102は、空隙364内に配置された補足汚染物質締出しリップ104を含
んでいる。該リップ104は、更にシール組立体320内へ塵埃その他の汚染物
質が侵入しないように締出す働きをする。
【0023】 図8には、本発明の更に別の実施例が示されており、この図では、図1の実施
例の対応部材が400を加えた符号で示されている。シール組立体420は、エ
ラストマー製補足汚染物質締出しリップ106を含み、該リップ106が、摩耗
スリーブ432のフランジ460に接着され、かつキャリア部材430のフラン
ジ488に密封接触して、空隙464を封止している。リップ106は、前出の
実施例のリップ104と同じ形式で作用し、シール組立体420への汚染物質侵
入を防止する。 既述の説明から、多くの変更態様および変化形が可能であることは言うまでも
ない。したがって、添付請求の範囲の枠内で、本発明を、以上の具体的説明とは
異なる形式で実施し得るものと理解せねばならない。請求の範囲において括弧に
入れた符号は、便宜上のもので、制限的な意味のものではまったくない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のユニット式シール組立体が配置された装置の略示部分断面図。
【図2】 本発明により構成されたシール部材のみを示す正面図。
【図3】 図2の概して3−3線に沿って截断した拡大断面図。
【図4】 図2および図3のシール部材を具体化した、本発明により構成されたシール組
立体の第1実施例の拡大断面図。
【図5】 本発明により構成されたシール組立体の別の実施例の拡大断面図。
【図6】 本発明により構成されたシール部材の別の実施例の拡大部分断面図。
【図7】 図6のシール部材を組込んだ、本発明による別のシール組立体の実施例の拡大
断面図。
【図8】 本発明により構成されたシール組立体の更に別の実施例の拡大断面図。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニット式オイルシール組立体であって、 剛性の環状キャリア部材(30,230,330,430)と、 主シール面(58,258,358,458)と副シール面(66,266,
    366,466)とを有する剛性の環状摩耗スリーブ(32,232,332,
    432)とを含む形式のものにおいて、 半径方向で両側の縁部を有する単一ポリマー材料片で製造された環状のシール
    ディスク(34,234,334,434)と、 周方向のスプリット(44,244,344,444)、それも前記両側縁部
    の一方の縁部に沿って半径方向で他方の縁部の方へ延び、かつ前記両側縁部の中
    間に位置する前記スプリット(44,244,344,444)の基部(46,
    246,346,446)で終るスプリットとが含まれ、 前記スプリット(44,244,344,444)が、前記一方の縁部を、環
    状の1対の第1分割部分(48,248,348,448)と第2分割部分(5
    0,250,350,450)とに分割し、該分割部分が、前記基部(46,2
    46,346,446)のところで結合され、前記ディスク(34,234,3
    34,434)の前記他方の縁部では一体の非分割部分(52,252,352
    ,452)を形成しており、 前記第1分割部分(48,248,348,448)が、前記キャリア部材(
    30,230,330,430)に固定され、前記非分割部分(52,252,
    352,452)と、前記第2分割部分(50,250,350,450)とを
    、前記摩耗スリーブ(32,232,332,432)の前記主シール面(58
    ,258,358,458)および前記副シール面(66,266,366,4
    66)との密封接触状態で支持している、ユニット式オイルシール組立体。
  2. 【請求項2】 更に、前記シールディスク(34,234,334,434
    )の前記両側の縁部が、半径方向で外方の縁部と内方の縁部とを含み、前記スプ
    リット(44,244,344,444)が前記外方の縁部内に設けられている
    ことによって特徴づけられる請求項1に記載された組立体。
  3. 【請求項3】 更に、前記シールディスク(34,234,334,434
    )が、両側の面を有し、前記第2分割部分(50,250,350,450)と
    前記非分割部分(52,252,352,452)とが、前記摩耗スリーブ(3
    2,232,332,432)の前記シール面(66,266,366,466
    ;58,258,358,458)に前記シールディスク(34,234,33
    4,434)の前記両側の面のうちの一方の共通の面に沿って接触していること
    によって特徴づけられる請求項1に記載された組立体。
  4. 【請求項4】 更に、前記非分割部分(52,252,352,452)が
    、前記組立体のオイル側(19,219,319,419)に近い前記摩耗スリ
    ーブ(32,232,332,432)に沿った前記第1分割部分(48,24
    8,348,448)から離れる方向で軸方向に曲げられており、前記第2分割
    部分(50,250,350,450)が、前記非分割部分(52,252,3
    52,452)とは反対方向に前記第1分割部分(48,248,348,44
    8)から離れる方向に曲げられることによって特徴づけられる請求項1に記載さ
    れた組立体。
  5. 【請求項5】 更に、前記非分割部分(52,252,352,452)が
    、前記分割部分(48,248,348,448;50,250,350,45
    0)の各厚さより相対的に大きい厚さを有することによって特徴づけられる請求
    項1に記載された組立体。
  6. 【請求項6】 更に、前記非分割部分(52,252,352,452)が
    流体力学的構成部(68,268,358,468)を含むことにより特徴づけ
    られる請求項1に記載された組立体。
  7. 【請求項7】 更に、前記摩耗スリーブ(32,232,332,432)
    が、前記主シール面(58,258,358,458)を形成する概して円筒形
    の胴部(54,254,354,454)と、前記胴部(54,254,354
    ,454)から半径方向に延在し、かつ軸線方向内側の面(66,266,36
    6,466)を有するフランジ(60,260,360,460)とを含み、該
    内側の面が、前記主シール面(58,258,358,458)に対して横方向
    に位置し、前記摩耗スリーブ(32,232,332,432)の前記副シール
    面(66,266,366,466)を形成することによって特徴づけられる請
    求項1に記載された組立体。
  8. 【請求項8】 更に、前記シール面(66,266,366,466;58
    ,258,358,458)との接触状態では、前記第2分割部分(50,25
    0,350,450)が、前記非分割部分(52,252,352,452)か
    ら半径方向に間隔をおいて位置することによって特徴づけられる請求項7に記載
    された組立体。
  9. 【請求項9】 更に、前記シールディスク(34,234,334,434
    )がポリテトラフルオロエチレンを基材とする材料で製造されることによって特
    徴づけられる請求項1に記載された組立体。
  10. 【請求項10】 更に、前記スプリット(44,244,344,444)
    の前記基部(46,246,346,446)が圧縮状態で支持されることによ
    って特徴づけられる請求項1に記載された組立体。
  11. 【請求項11】 更に、前記第1分割部分(48,248,348,448
    )が、前記第2分割部分(50,250,350,450)の半径方向長さより
    相対的に大きい半径方向長さを有することによって特徴づけられる請求項1に記
    載された組立体。
  12. 【請求項12】 更に、前記キャリア部材(330,430)と、前記第2
    分割部分(350,450)に隣接する前記摩耗スリーブ(332,432)と
    の間の環状間隙(364,464)内に配置された補助締出しリップ(104,
    106)を有することによって特徴づけられる請求項1に記載された組立体。
  13. 【請求項13】 ユニット式オイルシール組立体であって、 剛性の環状キャリア部材(30,230,330,430)と、 前記キャリア部材(30,230,330,430)に半径方向で隣接配置さ
    れた剛性の環状摩耗スリーブ(32,232,332,432)とを含み、該摩
    耗スリーブが、円筒形の外側主シール面(58,258,358,458)を有
    する胴部(54,254,354,454)と、該胴部の半径方向外方へ延在し
    、かつ軸方向内方向きの副シール面(66,266,366,466)を備えた
    フランジ(60,260,360,460)とを有する形式のものにおいて、 半径方向で内側と外側の縁部と、軸方向で両側の面とを有する、単一ポリマー
    材料片で製造された環状シールディスク(34,234,334,434)が含
    まれ、 前記シールディスク(34,234,334,434)の前記外側縁部が、周
    方向に延在するスプリット(44,244,344,444)を有するように構
    成され、該スプリットが、外側縁部を第1(48,248,348,448)と
    第2(50,250,350,450)の環状分割部分に分割し、かつ該スプリ
    ット(44,244,344,444)の基部(46,246,346,446
    )のところで結合されて、前記シールディスク(34,234,334,434
    )の前記内側縁部のところでは一体の非分割部分(52,252,352,45
    2)が形成されており、 前記第1分割部分(48,248,348,448)が、前記キャリア部材(
    30,230,330,430)に固定され、かつ軸方向に曲げられた前記非分
    割部分(52,252,352,452)を、前記摩耗スリーブ(32,232
    ,332,432)の前記主シール面(58,258,358,458)との密
    封接触状態で支持することにより、前記組立体のオイル保留リップが得られ、か
    つまた軸方向に曲げられた前記第2分割部分(50,250,350,450)
    を、前記副シール面(66,266,366,466)と密封接触状態で支持す
    ることにより、前記組立体の汚染物質締出しリップが得られ、 前記第2分割部分(50,250,350,450)が、前記非分割部分(5
    2,252,352,452)から離れる方向へ延在し、かつ前記第2分割部分
    (50,250,350,450)と前記非分割部分(52,252,352,
    452)とが、前記シールディスク(34,234,334,434)の前記軸
    線方向で両側の面のうちの共通の面で、前記摩耗スリーブ(32,232,33
    2,432)の前記シール面(58,258,358,458;66,266,
    366,466)と接触することによって特徴づけられる、ユニット式オイルシ
    ール組立体。
  14. 【請求項14】 前記ディスク(34,234,334,434)がポリテ
    トラフルオロエチレンを基材とする材料で製造されることによって特徴づけられ
    る請求項13に記載された組立体。
  15. 【請求項15】 定置の構成部材(12)と、該構成部材(12)によって
    軸受けされた回転構成部材(14)と、前記構成部材(12,14)間の環状空
    隙を閉じるユニット式オイルシール組立体(20,220,320,420)、
    それも該オイルシール組立体のオイル側(17,217,317,417)に潤
    滑剤を保留し、かつ前記オイルシール組立体(20,220,320,420)
    の空気側(19,219,319,419)で汚染物質を締出すための組立体と
    を有する機械装置であって、 前記オイルシール組立体(20,220,320,420)が、前記構成部材
    の一方に取付けられた環状キャリア部材(30,230,330,430)と、
    前記構成部材の他方に取付けられた摩耗スリーブ(32,232,332,43
    2)と、前記キャリア部材(30,230,330,430)に固定され、かつ
    前記摩耗スリーブ(32,232,332,432)に密封接触しているポリマ
    ー製シールディスク(34,234,334,434)とを含む形式のものにお
    いて、 前記環状シールディスク(34,234,334,434)が、半径方向で両
    側の縁部と、周方向のスプリット(44,244,344,444)とを有して
    おり、該スプリットが、前記両側の縁部の一方の縁部に沿って他方の縁部へ向か
    って半径方向に延在し、かつ前記両側の縁部の中間に位置する、前記スプリット
    (44,244,344,444)の基部(46,246,346,446)で
    終わっており、 前記スプリット(44,244,344,444)が、前記一方の縁部を1対
    の第1(48,248,348,448)と第2(50,250,350,45
    0)の環状分割部分に分割し、該分割部分が、前記基部(46,246,346
    ,446)で結合されて前記ディスク(34,234,334,434)の他方
    の縁部で一体の非分割部分(52,252,352,452)が形成され、 前記第1分割部分(48,248,348,448)が、前記キャリア部材(
    30,230,330,430)に固定され、かつ前記非分割部分(52,25
    2,352,452)および前記第2分割部分(50,250,350,450
    )を、前記摩耗スリーブ(32,232,332,432)の主シール面(58
    ,258,358,458)および副シール面(66,266,366,466
    )との密封接触状態で支持することによって特徴づけられる機械装置。
  16. 【請求項16】 ユニット式オイルシール組立体を製造する方法であって、
    半径方向で内側および外側の縁部と軸方向で両側の面を有するポリマー材料製シ
    ールディスク(34,234,334,434)を用意する段階を含む形式のも
    のにおいて、 a) スプリット(44,244,344,444)の基部(46,246,
    346,446)のところでは結合されていて、シールディスク内側縁部では一
    体の非分割部分(52,252,352,452)となっている環状の第1分割
    部分(48,248,348,448)と第2分割部分(50,250,350
    ,450)とを形成するために、前記シールディスク(34,234,334,
    434)の外側縁部を分割する段階と、 b) 前記第1分割部分(48,248,348,448)を外側環状キャリ
    ア部材(30,230,330,430)に固定する段階と、 c) 摩耗スリーブ(32,232,332,432)の概して円筒形の胴部
    (54,254,354,454)を、シールディスク(34,234,334
    ,434)の中心開口を貫通して延在させ、それによって非分割部分(52,2
    52,352,452)に接触させ、かつ該非分割部分を第1分割部分(48,
    248,348,448)から延在方向で軸線方向に離れる方向へ折り曲げる段
    階とを含み、 その場合、非分割部分(52,252,352,452)が、摩耗スリーブ(
    32,232,332,432)の胴部(54,254,354,454)の周
    囲を密封し、かつ組立体のオイル保留リップを形成し、非分割部分(52,25
    2,352,452)の前記折り曲げに応答して、第2分割部分(50,250
    ,350,450)が自動的に非分割部分(52,252,352,452)か
    ら離れて、摩耗スリーブ(32,232,332,432)のフランジ(60,
    260,360,460)と自己付勢式に密封接触し、それによって組立体の汚
    染物質締出しリップが形成されることによって特徴づけられる、ユニット式オイ
    ルシール組立体の製造方法。
  17. 【請求項17】 更に、シールディスク(34,234,334,434)
    をポリテトラフルオロエチレンを基材とする材料で製造することによって特徴づ
    けられる請求項16に記載された方法。
  18. 【請求項18】 スプリット(44,244,344,444)の基部(4
    6,246,346,446)を圧縮状態で支持することによって特徴づけられ
    る請求項16に記載された方法。
  19. 【請求項19】 更に、第2分割部分(50,250,350,450)と
    非分割部分(52,252,352,452)とが、シールディスク(34)の
    軸線方向で両側の面の一方の共通の面で摩耗スリーブ(32,232,332,
    432)に接触するように支持されることによって特徴づけられる請求項16に
    記載された方法。
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