JP3219517U - リップシール装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】流体の圧力の過度な上昇、回転軸の過度な偏心等の発生に対しても密封性に優れるリップシール装置を提供する。
【解決手段】ハウジング3の軸孔Hに圧入される筒状部13aを有する円筒状のアウターケース13と、アウターケースの筒状部と対向配置される筒状部14aを有する円筒状のインナーケース14と、インナーケースに沿って配置され各筒状部13a,14aに挟持される嵌着部11a及び軸孔に挿通される回転軸2に摺接されるリップ部11dを有するシール部材11と、を備え、ハウジングと回転軸との間の空間を密封して大気側Aと被密封流体側Lとに区画するリップシール装置10であって、シール部材11は、嵌着部11aよりも被密封流体側に絞部11bを有している。
【選択図】図2

Description

本考案は、回転軸を密封するリップシール装置に関する。
従来、ウォーターポンプ等のハウジングの内部に密封された流体が大気側に漏れ出すことを防止するシール装置として、例えば、特許文献1に示されるように、ハウジングと回転軸との間の空間を密封するリップタイプのシール装置が知られている。このようなリップシール装置は、シール部材のリップ部を回転軸に摺接させる構造となっており、リップ部は流体の圧力により回転軸側に押し付けられ密封性能が高められるようになっている。シール部材はリップ部と、リップ部に連なり当該リップ部から大気側かつ外径側に湾曲して延びる延設部と、延設部に連なって軸方向に延びる嵌着部とにより形成されている。シール部材の嵌着部は、ハウジングの軸孔に圧入される筒状部を有する円筒状のアウターケース、及びアウターケースの筒状部と対向配置される筒状部を有する円筒状のインナーケースの間に圧入されて密封状態で保持されている。これらにより、ハウジングと回転軸との間の空間を密封することができる。
特許第5374591号公報(第7,8頁、第2図)
しかしながら、特許文献1に示されるようなリップシール装置にあっては、嵌着部が略同一の厚み寸法で軸方向側に延設されており、その取り付け強度が高められているものの、流体の圧力の過度な上昇、回転軸の過度な偏心等により延設部が内径方向に向かう力を受け、延設部や嵌着部に変形が生じ、嵌着部とアウターケースの内周面との間にくさび状の隙間が形成されると、該隙間に侵入した流体は嵌着部を変形させつつさらに侵入して、大気側にまで達してしまう虞があった。
本考案は、このような問題点に着目してなされたもので、流体の圧力の過度な上昇、回転軸の過度な偏心等の発生に対しても密封性に優れるリップシール装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本考案のリップシール装置は、
ハウジングの軸孔に圧入される筒状部を有する円筒状のアウターケースと、前記アウターケースの筒状部と対向配置される筒状部を有する円筒状のインナーケースと、前記インナーケースに沿って配置され各前記筒状部に挟持される嵌着部及び前記軸孔に挿通される回転軸に摺接されるリップ部を有するシール部材と、を備え、前記ハウジングと前記回転軸との間の空間を密封して大気側と被密封流体側とに区画するリップシール装置であって、
前記シール部材は、前記嵌着部よりも被密封流体側に絞部を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、流体の圧力の過度な上昇、回転軸の過度な偏心等が発生した際にシール部材に作用する外力によって、絞部を起点にシール部材が変形するため、該外力は絞部よりも大気側に位置する嵌着部には影響しにくくなっている。これにより、嵌着部自体は変形しにくくアウターケースとインナーケースとにより挟持された状態が維持され、嵌着部とアウターケースの筒状部との間に隙間が生じにくく、嵌着部とアウターケースの筒状部との間に流体が侵入しにくくなっており、密封性に優れるリップシール装置を提供することができる。
好適には、前記インナーケースの筒状部は、軸方向に延びる断面視平板状であり、
前記絞部は、前記インナーケースの筒状部の外径側に配置されている。
これにより、絞部がインナーケースの筒状部の外径側に配置され、かつ嵌着部は軸方向に亘ってインナーケースの筒状部の外径側に配置されるため、嵌着部自体がより変形しにくくなっている。
好適には、前記絞部の外径側は、大気側に向かうほどに漸次拡径するテーパ面を有するとともに、前記インナーケースは前記筒状部の被密封流体側端部から内径方向に延びる内向きフランジを有している。
これにより、流体の圧力の過度な上昇、回転軸の過度な偏心等が発生した際に、テーパ面が受ける流体の圧力により、絞部の内径側はインナーケースに対して径方向ばかりでなく、大気側にも押し付けられことから、シール部材に作用する外力は絞部よりも大気側に位置する嵌着部には影響しにくくなっている。
好適には、前記絞部は、前記被密封流体側に開放されている。
これにより、絞部とアウターケースの筒状部との間の空間に流体が流出入されるため、流体の圧力変化に対する追従性が向上する。
本考案の実施例1におけるリップシール装置が適用されたウォーターポンプの模式断面図である。 本考案の実施例1におけるリップシール装置を示す側断面図である。 (a),(b)は、リップシール装置の要部を拡大して変形前及び変形後を示す側断面図である。 本考案の実施例2におけるリップシール装置を示す側断面図である。
本考案に係るリップシール装置を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1に係るリップシール装置につき、図1から図3を参照して説明する。
図1に示されるように、本実施例のリップシール装置10は、リップタイプのシール装置であり、自動車のエンジンを冷却する被密封流体としてのLLC(Long Life Coolant)を圧送するウォーターポンプ1に使用されて、ハウジング3の内部のLLCが外部に漏れ出すことを防止するものである。ウォーターポンプ1は、回転軸2の一方側の端部に取付けられたプーリー20の回転により、回転軸2の他方側の端部に取付けられたインペラ21が回転し、LLCを吐出口から圧送するものである。回転軸2の略中央部にはベアリング22が取付けられている。また、回転軸2が挿通されたハウジング3の軸孔Hにはリップシール装置10が取付けられており、回転軸2とハウジング3との間の空間を密封し、ハウジング3の内部を被密封流体側Lと大気側Aとに区画している。尚、本考案に係るリップシール装置10は、他の流体や用途に適用されてもよい。
次に、リップシール装置10について説明する。図2を参照して、リップシール装置10は、H−NBR等のゴム材製のシール部材としての第1リップシール11、及びPTFE等の樹脂材製の第2リップシール12が、アウターケース13、インナーケース14、バックアップリング15、及びアダプタ16によってユニット化されたものである。
図2,図3(a)を参照して、第1リップシール11は、段付き円筒状に形成されており、大気側Aの端部から軸方向に延びる嵌着部11a、嵌着部11aから連続して延びる嵌着部11aよりも肉薄の絞部11b、絞部11bから連続して軸方向に延びた後内径方向に延び、さらに被密封流体側Lに向けて斜め下方へ延びる延設部11c、延設部11cの被密封流体側Lの端部から内径側に屈曲して延びて内周部が回転軸2に当接するリップ部11dにより、断面視クランク状を成している。絞部11bは、嵌着部11aと延設部11cの間の軸方向に延在する部位であって、嵌着部11aよりも肉厚の薄い部位である。
図2を参照して、第2リップシール12は、段付き円筒状に形成されており、径方向に延びる嵌着部12a、嵌着部12aの内径側の端部から被密封流体側Lに向けて湾曲して延びる延設部12b、及び延設部12bの被密封流体側Lの端部から軸方向に延びて内周面が回転軸2に当接されるリップ部12cにより、断面視L字状を成している。
アウターケース13は、ステンレス鋼により段付き円筒状に形成されており、軸方向に延びる断面視平板状の筒状部13aを有する断面視クランク状を成している。インナーケース14は、ステンレス鋼により内向きフランジ付き円筒状に形成されており、軸方向に延びる断面視平板状の筒状部14a、筒状部14aの被密封流体側Lの端部から略90度湾曲する角部14b、及び径方向に延びる内向きフランジ14c,14dを有する断面視下向きU字状を成している。同様に、バックアップリング15は断面視下向きL字状の段付き環状に形成され、アダプタ16は断面視横向きU字状の環状に形成されている。
次に、リップシール装置10の組立てについて説明する。先ず、インナーケース14の筒状部14aの内径側に第2リップシール12及びバックアップリング15が配置され、第2リップシール12の嵌着部12aがインナーケース14の各内向きフランジ14c,14dとバックアップリング15とによって挟圧されることで、第2リップシール12、インナーケース14及びバックアップリング15が一体に組付けられる。
次いで、第1リップシール11の内径側に、第2リップシール12及びバックアップリング15が組付けられたインナーケース14が挿嵌される。
アウターケース13の筒状部13aの内径側に、インナーケース14が挿嵌された第1リップシール11が圧入される。この圧入は、インナーケース14の大気側Aの内向きフランジ14dがアウターケース13の大気側Aの内向きフランジに当接するまで行われる。これにより、第1リップシール11は、延設部11cがインナーケース14の角部14b及び被密封流体側Lの内向きフランジ14cに沿って配置された状態で、嵌着部11aが、アウターケース13の筒状部13aと、該筒状部13aに対して略平行に対向配置されたインナーケース14の筒状部14aとにより挟圧され、各筒状部13a,14aに密接した状態で固定される。
詳しくは、図3(a)に示されるように、絞部11bの外径側は、大気側Aの端部に、大気側Aに向かうほどに漸次拡径して嵌着部11aと連続するテーパ面Tと、テーパ面Tにおける最も縮径した部分から軸方向被密封流体側Lに直線状に延びるフラット面Fとを有しており、延設部11cの外周面は、フラット面Fと連続する略同一平面を成している。これにより、アウターケース13に嵌着部11aが挿嵌された状態で、絞部11b及び延設部11cとアウターケース13の筒状部13aとの間に被密封流体側Lに開放される空間Sが形成される。
また、第1リップシール11の絞部11bの一部は、インナーケース14の角部14bにおける略90度に湾曲した曲面である外周面よりも大気側Aに配置されており、換言すれば、インナーケース14の筒状部14aの外径側に配置されている。また、絞部11bよりも軸方向大気側Aに位置する嵌着部11aについても同様である。このように、嵌着部11a及び絞部11bの一部は、各筒状部13a,14aに沿って配置されている。
アウターケース13の内径側にインナーケース14及び第1リップシール11の挿嵌が完了した後、アダプタ16が圧入され、アダプタ16が第1リップシール11の延設部11cに当接することで、リップシール装置10の組立てが完了する。
これらのように、リップシール装置10は、挿嵌・圧入により容易にユニット化することができる
次に、リップシール装置10による軸封について説明する。先ず、軸孔Hにアウターケース13を所望の位置まで圧入させる。尚、アウターケース13の外周面には、図示しないラテックスが塗布されており、リップシール装置10を軸孔Hに挿嵌した際の密封性能の向上がなされている。
次いで、リップシール装置10がハウジング3の軸孔Hに圧入された状態で回転軸2が挿入されると、第1リップシール11及び第2リップシール12は、リップ部11d,12cの内周部が回転軸2と接触状態となる。また、第1リップシール11の延設部11c及びリップ部11dは、LLCの圧力を受け、リップ部11dが回転軸2に押し付けられるようになっており、密封性能が高められている。尚、回転軸2が偏心した際には、第1リップシール11及び第2リップシール12は弾性変形して回転軸2に追従可能となっている。
また、図3(b)を参照して、第1リップシール11の絞部11bは、変形し易いように特にフラット面Fの部分が薄肉に形成されていることから、回転軸2が過度に偏心した際に、第1リップシール11の延設部11cやリップ部11dが回転軸2に追従して移動することに伴って絞部11bを基点に第1リップシール11が変形し、二点鎖線で図示される変形前の状態から実線で図示されるように絞部11bからリップ部11dにかけて回転軸2側に移動することによって、延設部11cやリップ部11dが回転軸2に追従して移動することで発生する引張力は絞部11bよりも大気側Aに位置する嵌着部11aには影響しにくくなっている。
同様に、LLCの圧力が過度に上昇した際に、延設部11cやリップ部11dが回転軸2側に押し付けられて弾性変形することに伴って絞部11bを基点に第1リップシール11が変形し、絞部11bからリップ部11dにかけて回転軸2側に移動することによって、延設部11cやリップ部11dに作用する過度な圧力は絞部11bよりも大気側Aに位置する嵌着部11aには影響しにくくなっている。
また、第1リップシール11の絞部11bとアウターケース13の筒状部13aとの間の空間内のLLCの圧力が過度に上昇して、第1リップシール11の絞部11b及び延設部11cの外径側端部が回転軸2側へと押圧された際にも、絞部11bを基点に第1リップシール11が変形し、二点鎖線で図示される変形前の状態から実線で図示されるように絞部11bからリップ部11dにかけて回転軸2側に移動することによって、絞部11b及び延設部11cの外径側端部に作用する過度な圧力は絞部11bよりも大気側Aに位置する嵌着部11aには影響しにくくなっている。
これらのことから、リップシール装置10は、LLCの圧力の過度な上昇、回転軸2の過度な偏心等が発生しても、嵌着部11a自体は変形しにくくアウターケース13とインナーケース14とにより挟持された状態が維持され、嵌着部11aとアウターケース13の筒状部13aとの間に隙間が生じにくく、嵌着部11aとアウターケース13の筒状部13aとの間にLLCが侵入しにくくなっており、密封性に優れている。
また、第1リップシール11の絞部11bがインナーケース14の筒状部14aの外径側に配置され、かつ嵌着部11aは軸方向に亘ってインナーケース14の筒状部14aの外径側に配置されるため、嵌着部11a自体がより変形しにくくなっている。
また、第1リップシール11の絞部11bは、LLCの圧力の過度な上昇、回転軸2の過度な偏心等が発生した際に、テーパ面Tが受けるLLCの圧力により、絞部11bの内径側はインナーケース14に対して径方向ばかりでなく、大気側Aにも押し付けられことから、第1リップシール11に作用する外力は絞部11bよりも大気側に位置する嵌着部11aには影響しにくくなっている。
また、第1リップシール11の絞部11bは、絞部11bのテーパ面T部分が中実であり、嵌着部11aに近接するほどに肉厚となりその構造強度が高められているため、嵌着部11aに近接するほどにLLCの圧力によって変形しにくくなっている。これにより、絞部11bの変形が嵌着部11aには影響しにくくなっている。
また、第1リップシール11の絞部11bは、絞部11bのフラット面F部分の一部がインナーケース14の筒状部14aの外径側に平行に配置されるため、径方向における筒状部14aによる絞部11bの支持が安定する。これにより、第1リップシール11に作用する外力は絞部11bよりも大気側に位置する嵌着部11aには影響しにくくなっている。
また、第1リップシール11の絞部11bは、被密封流体側Lに開放されていることから、絞部11bとアウターケース13の筒状部13aとの間の空間SにLLCが流出入されるため、LLCの圧力変化に対する追従性が向上する。
次に、実施例2に係るリップシール装置につき、図4を参照して説明する。尚、前記実施例1に示される構成部分と同一構成部分については同一符号を付して重複する説明を省略する。
図4を参照して、リップシール装置110は、前記実施例1と比較して、第1リップシール111の嵌着部111a及び絞部111b、インナーケース114の筒状部114a、並びにバックアップリング115の筒状部が軸方向に延設されている。これにより、絞部111bがより弾性変形し易くなるとともに、嵌着部111aがアウターケース13の筒状部13a及びインナーケース114の筒状部114aに密接される面積が増すことから、より安定して密封することができる。
また、第1リップシール111の絞部111bは、その軸方向の長さが厚さよりも長くその大部分がインナーケース114の筒状部114aの外径側に配置されていることから、前記実施例1よりも径方向における筒状部114aによる絞部111bの支持が安定する。これにより、第1リップシール111に作用する外力は絞部111bよりも大気側に位置する嵌着部111aには影響しにくくなっている。
また、第1リップシール111の絞部111bは、絞部111bのフラット面F10が前記実施例1のフラット面Fよりも軸方向に長いことから、フラット面F10部分の前記実施例1よりも径方向における筒状部114aによる絞部111bの支持が安定する。これにより、第1リップシール111に作用する外力は絞部111bよりも大気側に位置する嵌着部111aには影響しにくくなっている。
以上、本考案の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本考案に含まれる。
例えば、前記実施例では、リップシール装置10の第1リップシール11は、変形し易いように薄肉に形成されている態様として説明したが、これに限らず、弾性率の低い別素材や別加工が成されていてもよく、変形し易い構成であれば限定されるものではない。
また、第1リップシール11の絞部11bは、被密封流体側Lに開放されている態様として説明したが、これに限らず、延設部11cの外径側端部がアウターケース13の筒状部13aに当接する等して開放されていない態様であってもよく、限定されるものではない。
アウターケース13の筒状部13a及びインナーケース14の筒状部14aは、軸方向に延びる断面視平板状である態様として説明したがこれに限らず、被密封流体側Lから大気側Aに向かうほどに縮径するテーパ状に形成されていてもよく、その形状が適宜変更されてもよい。
2 回転軸
3 ハウジング
10 リップシール装置
11 第1リップシール(シール部材)
11a 嵌着部
11b 絞部
11d リップ部
13 アウターケース
13a 筒状部
14 インナーケース
14a 筒状部
110 リップシール装置
111 第1リップシール
111a 嵌着部
111b 絞部
114 インナーケース
114a 筒状部
A 大気側
H 軸孔
L 被密封流体側
S 空間
T テーパ面

Claims (4)

  1. ハウジングの軸孔に圧入される筒状部を有する円筒状のアウターケースと、前記アウターケースの筒状部と対向配置される筒状部を有する円筒状のインナーケースと、前記インナーケースに沿って配置され各前記筒状部に挟持される嵌着部及び前記軸孔に挿通される回転軸に摺接するリップ部を有するシール部材と、を備え、前記ハウジングと前記回転軸との間の空間を密封して大気圧側と被密封流体側とに区画するリップシール装置であって、
    前記シール部材は、前記嵌着部よりも被密封流体側に絞部を有していることを特徴とするリップシール装置。
  2. 前記インナーケースの筒状部は、軸方向に延びる断面視平板状であり、
    前記絞部は、前記インナーケースの筒状部の外径側に配置されている請求項1に記載のリップシール装置。
  3. 前記絞部の外径側は、大気側に向かうほどに漸次拡径するテーパ面を有するとともに、前記インナーケースは前記筒状部の被密封流体側端部から内径方向に延びる内向きフランジを有している請求項1または2に記載のリップシール装置。
  4. 前記絞部は、前記被密封流体側に開放されている請求項1ないし3のいずれかに記載のリップシール装置。
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