JP2002519340A5 - - Google Patents

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JP2002519340A5
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【特許請求の範囲】
【請求項1】 下記式(I)の化合物および医薬的に許容できるその塩:
【化1】
Figure 2002519340
式中、nは1,2または3であり;
1は、C 1-12 アルキル、C3-12アルカノール、C2-6アルケニル、C5-12アルケノール、ヘテロシクロ、少なくとも1つの電子供与基、−OR2またはSR2で置換されたアリール(式中、R2はC1-12アルキルまたはアリール)、またはAC(O)NR1213(式中、AはC 2-15 アルキルまたはC 4-15 アルケニルで、R12およびR13はC 1-6 アルキル)であり;
3およびR5はメチルであり;
4は水素、C 1-6 アルキルまたはシクロアルキルであり;
6およびR9は水素またはC 1-6 アルキルであり;
7およびR8はそれぞれ別個に水素、ハロゲン、C 1-6 アルキル、置換されていてもよいフェニル、置換されていてもよいベンジル、またはヘテロアリールで;R7およびR8は両方同時に水素であることはないということを条件とし;
10は水素、C 1-6 アルキル、シクロアルキル、またはアシルであり;さらに
11は水素、C 1-6 アルキル、またはシクロアルキルである。
【請求項2】 nが1である請求項1の化合物。
【請求項3】 R1が、C3-12アルカノール、C2-6アルケニル、少なくとも1つの電子供与基、−OR2またはSR2で置換されたアリール(式中、R2はC1-12アルキルまたはアリール)、またはAC(O)NR1213(式中、AはC 2-15 アルキルまたはC 4-15 アルケニルで、R12およびR13はC 1-6 アルキル)である請求項1の化合物。
【請求項4】 R4が水素である請求項1の化合物。
【請求項5】 R6が水素である請求項1の化合物。
【請求項6】 R7が水素である請求項1の化合物。
【請求項7】 R8がC 1-6 アルキルである請求項1の化合物。
【請求項8】 R9が水素である請求項1の化合物。
【請求項9】 R10が水素である請求項1の化合物。
【請求項10】 R11が水素である請求項1の化合物。
【請求項11】 R1が−OR2である請求項1の化合物。
【請求項12】 nが1で;R1がエトキシで;R4、R6およびR7が水素で;R8がイソプロピルで;さらにR9、R10およびR11が水素である請求項11の化合物。
【請求項13】 R1がSR2である請求項1の化合物。
【請求項14】 nが1で;R1がエチルチオで;R4、R6およびR7が水素で;R8がイソプロピルで;さらにR9、R10およびR11が水素である請求項13の化合物。
【請求項15】 nが1で;R1がフェニルチオで;R4、R6およびR7が水素で;R8がイソプロピルで;さらにR9、R10およびR11が水素である請求項13の化合物。
【請求項16】 R1がC2-6アルケニルである請求項1の化合物。
【請求項17】 nが1で;R1が−CH2−CH=CH2で;R4、R6およびR7が水素で;R8がイソプロピルで;さらにR9、R10およびR11が水素である請求項16の化合物。
【請求項18】 R1が少なくとも1つの電子供与基で置換されたアリールである請求項1の化合物。
【請求項19】 nが1で;R1がジメトキシフェニルで;R4、R6およびR7が水素で;R8がイソプロピルで;さらにR9、R10およびR11が水素である請求項18の化合物。
【請求項20】 R1がC3-12アルカノールである請求項1の化合物。
【請求項21】 nが1で;R1が−(CH23−OHで;R4、R6およびR7が水素で;R8がイソプロピルで;さらにR9、R10およびR11が水素である請求項20の化合物。
【請求項22】 R1がAC(O)NR1213で、AがC 2-15 アルキルである請求項1の化合物。
【請求項23】 nが1で;R1が−(CH210−C(O)−N(CH3)−(CH23(CH3)で;R4、R6およびR7が水素で;R8がイソプロピルで;さらにR9、R10およびR11が水素である請求項22の化合物。
【請求項24】 R1がAC(O)NR1213で、AがC415アルケニルである請求項1の化合物。
【請求項25】 nが1で;R1が−(CH22−C=C(CH26−C(O)−N(CH3)−(CH23(CH3)で;R4、R6およびR7が水素で;R8がイソプロピルで;さらにR9、R10およびR11が水素である請求項24の化合物。
【請求項26】 甲状腺ホルモン拮抗薬による治療で軽減される症状を有する哺乳類に対して投与するための医薬組成物であって、治療的に有効な量の請求項1の化合物を1つまたは2つ以上の医薬的に許容できる賦形剤との混合物として含有する前記医薬組成物。
【請求項27】 前記症状が、甲状腺機能亢進または心不律動異常である請求項26の医薬組成物。
【請求項28】 下記式IIの化合物:
【化2】
Figure 2002519340
式中、Yは−OTまたは−O(CH2nCO21-6アルキルであり;
nは1,2または3であり;
XおよびTは保護基であり;
1は、C 1-12 アルキル、C3-12アルカノール、C2-6アルケニル、C5-12アルケノール、ヘテロシクロ、少なくとも1つの電子供与基、−OR2またはSR2で置換されたアリール(式中、R2はC1-12アルキルまたはアリール)、またはAC(O)NR1213(式中、AはC 2-15 アルキルまたはC 4-15 アルケニルであり、R12およびR13はC 1-6 アルキル)であり;
3およびR5はメチルであり;
4は水素、C 1-6 アルキルまたはシクロアルキルであり;
6およびR9は水素またはC 1-6 アルキルであり;さらに
7およびR8はそれぞれ別個に水素、ハロゲン、C 1-6 アルキル、置換されていてもよいフェニル、置換されていてもよいベンジル、またはヘテロアリールであり;R7およびR8は両方同時に水素であることはないということを条件とする。
【請求項29】 Xがシリル含有保護基である請求項28の化合物。
【請求項30】 Xがトリイソプロピルシリルである請求項29の化合物。
【請求項31】 Yが、−O(CH2nCO2Me、O(CH2nCO2Et、−OT(TはC1-6アルキル)である請求項28の化合物。
【請求項32】 下記式IIIの化合物
【化3】
Figure 2002519340
式中、Y’は−OT’または−O(CH2nCO21-6アルキルであり;
nは1,2または3であり;
X’およびT’は保護基で、前記保護基の少なくとも1つはシリル含有保護基であり;
Z’は離脱基であり;
3およびR5はメチルであり;
4は水素、C 1-6 アルキルまたはシクロアルキルであり;
6およびR9は水素またはC 1-6 アルキルであり;さらに
7およびR8はそれぞれ別個に水素、ハロゲン、C 1-6 アルキル、置換されていてもよいフェニル、置換されていてもよいベンジル、またはヘテロアリールであり;R7およびR8は両方同時に水素であることはないということを条件とする。
【請求項33】 X’がシリル含有保護基である請求項32の化合物。
【請求項34】 Xがトリイソプロピルシリルである請求項33の化合物。
【請求項35】 Y’が−OT’で、T’がシリル含有保護基である請求項32の化合物。
【請求項36】 T’が第三ブチルメトキシフェニルシリルオキシである請求項35の化合物。
【請求項37】 Y’が、−O(CH2nCO2MeまたはO(CH2nCO2Etであるである請求項32の化合物。
【請求項38】 Z’がヒドロキシまたは低級アルコキシである請求項32の化合物。
甲状腺ホルモンレセプター("TR")には2つの主要なサブタイプ、TRαおよびTRβが存在し、それらは、2つの異なる遺伝子から発現される。予備的な実験では、(および(サブタイプは種々の組織で弁別的に発現されることが示された。
TRαおよびTRβに対して選択的な甲状腺ホルモン作用薬および拮抗薬を調製することが望ましい。驚くべきことに、ハロゲンを含まない少数の甲状腺ホルモン作用薬を含む1クラスが発見されたが、これらは、TRβサブタイプに対して高度に選択的で強い結合親和性をもち、米国特許第5883294号に記載されている(この文献は参照により本明細書に含まれる)。以前に開示された別の重要なものは、米国特許出願08/764870号(1995年12月13日出願)(この文献は参照により本明細書に含まれる)に開示されたものである。
定義: 本明細書において用いられる"アルキル"とは、1から20の炭素原子を含む分枝または非分枝飽和一価炭化水素ラジカル(C1-20アルキル)で、より典型的には例えばメチル、エチル、プロピル、第三ブチル、n−ヘキシル、n−オクチルなどのC1-12アルキルである。"低級アルキル"は1から6の炭素原子を含むアルキルを指し、例えば、別に規定されない場合はメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、第三ブチル、ブチル、n−ヘキシルなどである。
"ヘテロシクロアルキル"という用語は、上記で規定したシクロアルキルラジカルを指し、環の中に1−3の異種原子を有する(例えばピペリジニル、ピペラジニル、ピロリジニル、ピロロジノニル、テトラヒドロフラニル、モルホリニル、テトラヒドロチオフェニルなど)。"ヘテロアリール"という用語は、上記で規定したアリールラジカルを指し、環の中に1−3の異種原子を有する(例えばピリジル、イミダゾリル、チアゾリル、ピリミジン、オキサゾリルなど)。"ヘテロシクロ"という用語は、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリールラジカルを総括的に指すために用いられる。ヘテロシクロラジカルは、例えば、モノ、ジ、またはトリ置換されていてもよいOH、COOH、低級アルキル、低級アルコキシ、ニトロ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、トリフルオロメチルおよび/またはシアノである。"ヘテロシクロ"という用語はまた、ヘテロシクロの原子が酸化されている場合、例えばNオキシド、スルホキシドおよびスルホンを含む。
式Iの化合物は、以下の結果によってこれらの検査で抗タイロミメティクス活性を示すことが見出された:(a)例えば当業界で周知の標準的in vitro結合アッセイによる甲状腺ホルモンレセプター(αβ)との結合;(b)当業界で周知のin vivoおよびin vitro実験での測定による、甲状腺レセプターによって調節される遺伝子発現への影響。
TBMPS基は、感受性を有する異種原子架橋置換基に害を与えない条件下で式IIIの化合物から除去される。TBMPSは、約−78℃で化学量論的な量のEt33HFにより(模式図VIIで示したようにZ'=−OMeを得るために、不活性溶媒(例えばTHF)の存在下で、またはZ'=−OEtを得るためにCH2Cl2中の化学量論的な量のテトラブチルアンモニウムフルオリド(1当量のTBAF)を用いて選択的に切断される。混合物を飽和塩化アンモニウム溶液で洗浄し、水相をEt2Oで抽出して式(15)のフェノールを得る。
式Iの化合物の塩: R11が水素である式Iの化合物は、無機および有機塩基から対応する塩基付加塩に通常の手段によって変換できる。典型的には、式Iの遊離酸は不活性有機溶媒(例えばジエチルエーテル、酢酸エチル、クロロホルム、エタノールまたはメタノールなど)に溶解され、同様な溶媒中で塩基が付加される。温度は050℃に維持される。生じた塩は偶発的に沈殿させるか、またはより極性の低い溶媒とともに溶液から取り出される。
以下の調製例および実施例は本発明を詳述するもので、その範囲を限定しようとするものではない。
実施例1:式(2)の化合物の調製 R7がイソプロピルで、R6、R8、R9がHである(2)の調製: 44mLのDMF中の2−イソプロピルフェノール(式1の化合物)(12.0g、88.1mmol)、ヨウ化メチル(25.0g、176.2mmol)および炭酸カリウム(24.3g、176.2mmol)の混合物を20時間室温で混合した。反応混合物を300mLのエーテルで希釈し、250mLの水および5x100mLのブラインで洗浄した。有機部分を乾燥(MgSO4)させ、ろ過して蒸発させ油を生成した。これをフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、90:10のヘキサン/エチルアセテート)で精製して、2−イソプロピルアニソール(式2の化合物)(12.5g、82.1mmol、93%)を得た。1HNMR(CDCl3σ1.2(d,6H),3.3(ヘプテット、1H),3.8(s,1H),6.8(d,1H),6.88(t,1H),7.13(d,1H),7.2(t,1H)。
6、R7、R8、R9が多様な(2)の調製: 同様な態様で、2−イソプロピルフェノールを式(1)の他の化合物で置き換え、上記の実施例1に述べた方法にしたがって式(2)の他の化合物を調製する。
実施例2:式(3)の化合物の調製 R7がイソプロピルで、R6、R8、R9がHである(3)の調製: 400mLのCH2Cl2中の臭化カリウムの懸濁液(18.8g、157.7mmol)に、18−クラウン−6(2.08g、7.88mmol)、3−クロロペルオキシ安息香酸(27.2g、157.7mmol)および2−イソプロピルアニソール(実施例1の式1の化合物)(12.0g、78.8mmol)を0℃で加えた。0℃で3時間攪拌した後、反応混合物を氷水に(500mL)注ぎ入れ、30分攪拌した。有機層を分離し、飽和NaHCO3溶液(400mL)で洗浄し、続いて水(300mL)で洗浄し、乾燥(MgSO4)させた。溶媒を蒸発させ油を得た。これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、98:2のヘキサン/エチルアセテート)で精製して、油として4−ブロモ−2−イソプロピルアニソール(式3の化合物)(13g、56.7mmol、72%)を得た。1HNMR(CDCl3σ1.2(d,6H),3.3(ヘプテット、1H),6.7(d,1H),6.84(d,1H),7.29(s,1H)。
6、R7、R8、R9が多様な(3)の調製: 同様な態様で、2−イソプロピルアニソールを式(2)の他の化合物で置き換え、上記の実施例2に述べた方法にしたがって式(3)の他の化合物を調製する。
実施例3:式(5)の化合物の調製: R4がHで、R3、R5がメチルである(5)の調製 62.5mLのDMF中の市販4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノール(式4の化合物)(25.0g、124.3mmol)、ヨウ化メチル(35.3g、248.6mmol)および炭酸カリウム(34.4g、248.6mmol)の混合物を2時間室温で混合した。反応混合物を300mLのエーテルで希釈し、250mLの水および5x100mLのブラインで洗浄した。有機部分を乾燥(MgSO4)させ、ろ過して蒸発させ油を生成した。これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、90:10のヘキサン/エチルアセテート)で精製して、4−ブロモ−3,5−ジメチルアニソール(式5の化合物)(26g、120.8mmol、97%)を得た。1HNMR(CDCl3σ2.39(s,6H),3.76(s,3H),6.67(s,2H)。
3、R4、R5が多様な(5)の調製: 同様な態様で、4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノールを式(4)の他の化合物で置き換え、上記の実施例3に述べた方法にしたがって式(5)の他の化合物を調製する。
実施例4:式(6)の化合物の調製: R4がHで、R3、R5がメチルである(6)の調製 500mLのTHF中の4−ブロモ−3,5−ジメチルアニソール(実施例3の式5の化合物)(20g、93.0mmol)に、120mLの第三−ブチルリチウム(ペンタン中の1.7M)を−78℃で加えた。反応混合物を−78℃で30分攪拌し、続いてDMF(136.0g、186.0mmol)を加えた。反応混合物を1時間−78℃で、さらに1.5時間室温で攪拌し、300mLのエーテルで希釈し、300mLの水で洗浄し、1NのHClで酸性化し、さらに5x100mLのブラインで洗浄した。有機部分を乾燥(MgSO4)させ、ろ過して蒸発させ粗生成物を得た。これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、90:10のヘキサン/エチルアセテート)で精製して、白色固体として2,6−ジメチル−4−メトキシベンズアルデヒド(式6の化合物)(9.50g、57.8mmol、62%)を得た。1HNMR(CDCl3σ2.61(s,6H),3.83(s,3H),6.6(s,2H),10.5(s,1H)。
5が多様な(6)の調製: 同様な態様で、4−ブロモ−3,5−ジメチルアニソールを式(5)の他の化合物で置き換え、上記の実施例4に述べた方法にしたがって式(6)の他の化合物を調製する。
実施例5:式(7)の化合物の調製:R4、R6、R7、R9がHで、R3、R5がメチルで、R8がイソプロピルである(7)の調製 THF(−78℃、300mL)中の4−ブロモ−2イソプロピルアニソール(実施例2の式3の化合物)(12g、52.4mmol)に、68mLの第三−ブチルリチウム(ペンタン中の1.7M)を加えた。反応混合物を−78℃で10分攪拌し、続いて2,6−ジメチル−4−メトキシベンズアルデヒド(実施例4の式6の化合物)(8.6g、52.4mmol)を加えた。反応混合物を1時間−78℃で、さらに1.5時間室温で攪拌し、150mLのエーテルで希釈し、150mLの水で洗浄し、1NのHClで酸性化し、さらに5x50mLのブラインで洗浄した。有機部分を乾燥(MgSO4)させ、ろ過して蒸発させ粗生成物を得た。これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、95:5のヘキサン/エチルアセテート)で精製して、油として3,5−ジメチル−4−(3'−イソプロピル−4'−メトキシベンジルヒドロキシ)アニソール(7)(12g、38.2mmol、73%)を得た。1HNMR(CDCl3σ1.2(dd,6H),2.27(s,6H),3.30(ヘプテット,1H),3.80(s,6H),6.26(s,1H),6.59(s,2H),6.76(d,1H),6.89(d,1H),7.24(s,1H)。
4、R6、R7、R8、R9が多様な(7)の調製: 同様な態様で、場合によって4−ブロモ−2イソプロピルアニソールを式(3)の他の化合物で置き換えるか、さらに場合によって2,6−ジメチル−4−メトキシベンズアルデヒドを式(6)の他の化合物で置き換え、上記の実施例5に述べた方法にしたがって式(7)の他の化合物を調製する。
実施例6:式IIの化合物の調製:R4、R6、R7、R9がHで、R3、R5がメチルで、R8がイソプロピルで、R1がエトキシであるIIの調製 3,5−ジメチル−4−(3'−イソプロピル−4'−メトキシベンジルヒドロキシ)アニソール(実施例5の式7の化合物)(40mg、0.13mmol)およびエタノール(5.1mmol)のCH2Cl2(8mL)中の溶液を−45℃に冷却した(ドライアイス/アセトニトリル浴)。TFA(167mL、2.2mmol)を加え、反応物を2時間−45℃で攪拌した。飽和NaHCO3(5mL)および水(5mL)を加えて反応を停止させた。層を分離させ、水相をジエチルエーテル(7mL)で2回抽出した。一緒にした抽出物をブライン(10mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、蒸発させ粗生成物得た。これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(1:20のジエチルエーテル/ヘキサン)で精製して、エトキシ−4,4'−ジメトキシ−2,6−ジメチル−3'−(1−メチルエチル)ジフェニルメタン(式IIの化合物)(40mg、0.095mmol、73%)を得た。1HNMR(CDCl3σ7.17(d,J=1.6Hz,1H),6.90(dd,J=1.5,8.4Hz,1H),6.71(d,J=8.4Hz,1H),6.57(s,2H),5.80(s,1H),3.79(s,3H),3.78(s,3H),3.47(brq,J=7.0Hz,2H),3.26(ヘプテット,J=6.9Hz,1H),2.24(s,6H),1.26(t,J=7.0Hz,3H),1.17(d,J=6.7Hz,3H),1.15(d,J=6.7Hz,3H);C22303に対するHRMSの正確な計算質量は342.2195で、実験値は342.2189。
1が多様なIIの調製: R1がエチルチオの場合: 上記の反応でエタノールの代わりにエタンチオールを代用し、35mgの式(7)の化合物で出発する。0.5MのNaOH(10mL)で反応を停止し、抽出水相を漂白剤で処理して悪臭を減少させる工程をさらに付加して、エチルチオ−4,4'−ジメトキシ−2,6−ジメチル−3'−(1−メチルエチル)ジフェニルメタン(式IIの化合物)(33mg、0.098mmol、89%)を得た;1HNMR(CDCl3σ7.30(d,J=2.0Hz,1H),7.05(dd,J=1.6,8.4Hz,1H),6.73(d,J=8.5Hz,1H),6.56(s,2H),5.58(s,1H),3.79(s,3H),3.77(s,3H),3.27(ヘプテット,J=6.9Hz,1H),2.67−2.48(M,2H),2.23(br s, 6H),1.28(t,J=7.4Hz,3H),1.17(約t,J=7.0Hz,6H);C22302Sに対するHRMSの正確な計算質量は358.1966で、実験値は358.1953である。
1がフェニルチオの場合: 上記の反応でエタノールの代わりにチオフェノールを代用し、41mg(0.13mmol)の式(7)の化合物で出発する。0.5MのNaOH(10mL)で反応を停止し、抽出水相を漂白剤で処理して悪臭を減少させる工程をさらに付加して、4,4'−ジメトキシ−2,6−ジメチル−3'−(1−メチルエチル)ジフェニルフェニルチオメタン(式IIの化合物)(35mg、0.073mmol、66%)を得た;1HNMR(CDCl3σ7.34(s,1H),7.32(s,1H),7.25−7.17(m,3H),7.08(dd,J=1.7,8.4Hz,1H),6.72(d,J=8.5Hz,1H),6.55(s,2H),5.89(s,1H),3.79(s,3H),3.78(s,3H),3.26(ヘプテット,J=6.9Hz,1H),2.13(br s,6H),1.15(d,J=6.9Hz,3H),1.09(d,J=6.9Hz,3H);C26292S(M−H+)に対するHRMSの正確な計算質量は405.1888で、実験値は405.1894。
1がアルケニルの場合:上記の反応でエタノールの代わりにアリルトリメチルシラン(CH2CHCH2Si(CH33)を代用し、35mgの式(7)の化合物で出発して、4,4−[4'−4"−ジメトキシ−2',6'−ジメチル−3'−(1−メチルエチル)ジフェニル]ブタン−1−エン(式IIの化合物)(41mg、0.12mmol、93%)を得た;1HNMR(CDCl3σ7.05(d,J=1.7Hz,1H),6.87(dd,J=1.6,8.4Hz,1H),6.71(d,J=8.5Hz,1H),6.54(s,2H),5.78−5.67(m,1H),5.09(dd,J=1.0,17.1Hz,1H),4.93(d,J=10.2Hz,1H),4.50(t,J=7.9Hz,1H)3.78(s,3H),3.77(s,3H),3.26(ヘプテット,J=6.9Hz,1H),3.09−3.00(m,1H),2.80−2.70(m,1H),2.15(br s, 6H),1.16(d,J=7.1Hz,3H),1.14(d,J=7.1Hz,3H);C23302に対するHRMSの正確な計算質量は338.2246で、実験値は338.2247。
1が置換されたアリール、例えば2,4−ジメトキシフェニルの場合: 上記の反応でエタノールの代わりに1,3−ジメトキシベンゼンを代用し、4,4',2",4"−テトラメトキシ−2,6−ジメチル−3'−(1−メチルエチル)トリフェニルメタン(式IIの化合物)(90%の収量)を得た;1HNMR(CDCl3σ6.85(s,1H),6.76(d,J=8.4Hz,1H),6.68(s,1H),6.54(s,2H),6.47(d,J=2.2Hz,1H),6.36(dd,J=2.3,8.5Hz,1H),5.93(s,1H),3.79(s,3H),3.78(s,3H),3.77(s,3H),3.67(s,3H)3.24(ヘプテット,J=6.9Hz,1H),1.99(s,6H),1.09(d,J=6.9Hz,6H);C28344に対するHRMSの正確な計算質量は434.2457で、実験値は434.2458。
4、R6、R8、R9が多様なIIの調製: 同様な態様で、3,5−ジメチル−4−(3'−イソプロピル−4'−メトキシベンジルヒドロキシ)アニソールを式(7)の他の化合物で置き換え、上記の実施例6に述べた方法にしたがって式IIの他の化合物を調製する。
実施例11:式Iの化合物、化合物(I−1)の調製 式(9)の化合物の調製: 無水塩化メチレン(250ml)中の市販の2−イソプロピルフェノール(30.0g、220mmol)の攪拌冷却(0℃)溶液に元素の臭素を加えた。0℃で1時間攪拌した後、NH4OH(50mL)、水(250mL)および飽和NaHCO3(200mL)で反応を停止させた。水相をジエチルエーテルで抽出し、有機分画を一緒にし、ブラインで洗浄して乾燥(MgSO4)させ、続いてろ過した。回転蒸発で溶媒を除去し、金色の油(42g)を得た。1HNMR分析は約75%の反応を示したので、2.8mL(54mmol)のみの臭素を添加して粗生成物を同じ反応条件に付した。これによって金色の油(50.6g)が得られた。カラムクロマトグラフィーによる精製(4"x7"、5%、(20%EtOAc/ヘキサン))によって、4−ブロモ−2−イソプロピルフェノール(式9の化合物)が無色の油(30g、63%)として得られた。1HNMR(600MHz,CDCl3σ7.28(d,J=2.6Hz,1H),7.15(dd,J=8.4,2.2Hz,1H),6.63,(d,J=8.4Hz,1H),4.79(s,1H),3.17(ヘプテット、J=6.9Hz,1H),1.24(d,J=7.0Hz,6H)。
式(10)の化合物の調製: 4−ブロモ−2−イソプロピルフェノール(式9の化合物)(9.6g、46mmol)およびイミダゾール(7.8g、114mmol)を無水1,2−ジクロロエタン(70mL)中のTIPSクロリド(12mL、56mmol)の攪拌溶液に加えた。反応物を30分間還流させ、続いて室温で一晩攪拌した。反応物をさらに1時間還流させ、続いて0.6MのHCl150mLを添加し、層を分離させ、水相をジエチルエーテルで抽出した。有機分画を一緒にし、飽和NaHCO3で洗浄して乾燥(MgSO4)させ、セリットプラグを通してろ過し、回転蒸発で溶媒を除去して油(18.3g)を得た。分画蒸留(bp137℃、0.3mm)によって精製し、3−イソプロピル−4−トリイソプロピルシリルオキシ−ブロモベンゼン(式10の化合物)を白色固体(12.3g、72%)として得た。1HNMR(600MHz,CDCl3σ7.27(d,J=2.6Hz,1H),7.11(dd,J=8.4,2.6Hz,1H),6.64,(d,J=8.8Hz,1H),3.33(ヘプテット、J=6.8Hz,1H),1.30(ヘプテット,J=7.5Hz,3H)1.19(d,J=6.6Hz,6H)、1.10(d、J=7.7Hz,18H)。
式(12)の化合物の調製: 第三ブチルメトキシフェニルシリルブロミド(19.2g、70.3mmol)を市販の4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノール(式11の化合物)(13.5g、66.9mmol)および無水メチレンクロリド(125mL)中のイミダゾール(11.4g、167mmol)の攪拌溶液に加えた。反応物を2.5時間攪拌し、続いて200mLの0.1MのHClを添加して層を分離させた。水相をジエチルエーテルで抽出し、有機分画を一緒にし、ブラインで洗浄して乾燥(MgSO4)させた。乾燥剤をろ過によって除去し、回転蒸発で溶媒を除去して金色の油として4−TBMPS−2,6−ジメチルブロモベンゼン(式12の化合物)(26.6g、100%)を得た。これをさらに精製することなく用いた。1HNMR(600MHz,CDCl3σ7.66(d,J=7.3Hz,2H),7.44(t,J=8.8Hz,1H),7.39,(t,J=7.5Hz,2H),6.73(s、2H),3.61(s,3H),2.33(s,6H),0.99(s,9H)。
式(13)の化合物の調製: −78℃に冷却した無水THF中の4−TBMPS−2,6−ジメチルブロモベンゼン(式12の化合物)(26.6g、66.6mmol)の溶液に、数分かけてヘキサン(2.5M、76.6mmol)中のブチルリチウムの溶液を加えた。無水DMF(7.7mL、99.9mmol)を続いて5分かけて加えた。−78℃で50分攪拌した。0.2MのHClを250mL添加し、混合物をジエチルエーテルで抽出した。有機分画をブラインで洗浄して乾燥(MgSO4)させた。ろ過し、続いて回転蒸発によって緑色のシロップを得た。カラムクロマトグラフィー(4"x7"、10%(20%エーテル/ヘキサン)によって、白色の固体としてベンズアルデヒド(式13の化合物、16.3g、71%)が得られた。1HNMR(600MHz,CDCl3σ10.47(s,1H),7.66(d,J=7.3Hz,2H),7.45,(t,J=7.0Hz,1H),7.40(t,J=7.3Hz,2H),6.69(s,2H),3.64(s,3H),2.55(s,6H),1.01(s,9H)。
式IIIの化合物の調製 −45℃(ドライアイス/アセトニトリルスラッシュ)の無水メチレンクロリド(400mL)中の無水メタノール(10.9mL、269mmol)および粗ベンジルアルコール(式14の化合物)の攪拌溶液にTFA(10.4mL、135mmol)を加えた。−45℃で50分攪拌した後、230mLのブライン、飽和NaHCO3および水の混合物(9:9:4)で反応を停止させた。層を分離させ、水層をジエチルエーテルで抽出した。一緒にした有機分画を乾燥(MgSO4)させ、セリットでろ過し、続いて回転蒸発によって溶媒を除去しオレンジ色の油(20.5g)を得た。カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、4"x7"、0%(15%エーテル/ヘキサン)によって、黄色のシロップ(14.8g、式13の化合物、ベンズアルデヒドから77%の収量)としてメチルエーテル(式IIIの化合物)が得られた。1HNMR(600MHz,CDCl3),σ7.70(d,J=6.6Hz,2H),7.43,(t,J=7.0Hz,1H),7.39(t,J=7.1Hz,2H),7.04(s,1H),6.78(d,J=8.1Hz,1H),6.67(s,2H),6.64(d,J=8.4Hz,1H),5.69(s,1H),3.62(s,3H),3.31(約s,4H),2.17(s,6H),1.28(ヘプテット、J=7.5Hz,3H),1.13(d,J=7.0Hz,3H),1.11(d,J=3.7Hz,3H),1.09(d,J=7.3Hz,18H),1.00(s,9H)。
式(15)の化合物の調製トリエチルアミントリヒドロフルオリド(2.02mL、12.4mmol)を無水THF(60mL)中のメチルエーテル(式IIIの化合物)(4.03g、6.2mmol)の攪拌溶液に加えた。45分後に、反応混合物を飽和NaHCO3との間で分配した。水相をさらにエーテルで抽出し一緒にした有機分画を乾燥(MgSO4)させ、続いてセリットプラグを通してろ過し、さらに回転蒸発で溶媒を除去して、黄色シロップ(4.1g)を得た。これをさらに静置して結晶化させた。最初にヘキサンから、続いてエーテル:ヘキサン(1:3)から再結晶化させて、白色固体(2.40g、85%)としてフェノール(式15の化合物)を得た。1HNMR(300MHz,CDCl3),σ7.15(s,1H),6.73(dd,J=8.1,1.2Hz,1H),6.64(d,J=8.3Hz,1H),6.51(s,2H),5.70(s,1H),4.68(br.s,1H),3.32(約s,4H),2.20(s,6H),1.25(ヘプテット,J=7.3Hz,3H),1.15(約t,J=6.8Hz,6H),1.08(d,J=7.2Hz,18H)。
式(16−1)の化合物の調製 メチルブロモアセテート(864μL,9.13mmol)および炭酸カリウム(1.69g、12.2mmol)を無水DMF(10mL)中のフェノール(式15の化合物)(2.78g、6.08mmol)の攪拌溶液に加えた。希HCl(1M、30mL)をゆっくりと添加して反応を6時間後に停止させた。混合物を150mLの水で希釈し、さらにエーテルで抽出した。一緒にした有機分画を2回ブラインで洗浄し、乾燥(MgSO4)させ、続いてセリットプラグを通してろ過し、さらに回転蒸発で溶媒を除去して、青黄色油(3.7g、100%)としてメチルエーテルを得た。1HNMR(300MHz,CDCl3σ7.15(d,J=0.9Hz,1H),6.71(dd,J=8.3,1.6Hz,1H),6.63(d,J=8.4Hz,1H),6.75(s,2H),5.70(s,1H),4.63(s,2H),3.82(s,3H),3.32(約s,4H),2.22(s,6H),1.26(ヘプテット、J=7.3Hz,3H),1.15(約t,J=6.5Hz,6H),1.09(d,J=7.2Hz,18H)。
メチルエーテル(2.0g、3.8mmol)、−45℃に冷却した(ドライアイス/アセトニトリルスラッシュ)無水メチレンクロリド(50mL)中のアリルトリメチルシラン(15mL、95mmol)に、TFA(2.9mL、38mmol)を加えた。−45℃で15分間攪拌した後、50mLの飽和NaHCO3で反応を停止させた。水層をジエチルエーテルで抽出し、一緒にした有機分画を乾燥(MgSO4)させ、続いてセリットプラグを通してろ過し、さらに回転蒸発で溶媒を除去して、濁った褐色のシロップ(1.92g)を得た。カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、1.5"x5"、10%EtOAc/ヘキサン)によってアルケン、化合物(16−1)(1.68g、80%)が得られた。
化合物(18)の調製 氷浴で冷却した、無水THF(40mL)中の化合物(16−1)(1.68g、3.12mmol)の攪拌溶液にボラン(THF中の1.0M、3.12mmol)を添加する。反応物を室温に温め、45分間攪拌した。さらに別にボランを加え(0.6mmol)、ハイドロボレーションを完了させ、反応物をさらに3時間攪拌させた。過酸化水素(318μL、3.12mmol)および3mLの水で希釈したNaOH(1M、0.94mmol)をさらに添加し、反応物を20分攪拌した。続いて飽和塩化アンモニウムを添加し、層を分離し、水相をジエチルエーテルで抽出した。一緒にした有機分画をブラインで洗浄し、乾燥(MgSO4)させ、続いてセリットを通してろ過し、さらに回転蒸発で溶媒を除去して粗生成物(1.81g)を得た。カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、1"x5"、20%(35%EtOAc/ヘキサン)によってアルコール、化合物(18)(836mg、48%)が得られた。1HNMR(600MHz,CDCl3σ7.00(s、1H),6.70(d,J=8.4Hz,1H),6.63(d,J=8.1HZ,1H),6.53(br.s,2H),4.60(s,2H),4.40(t,J=7.7Hz,1H),3.81(s,3H),3.66(ヘプテット、J=6.4Hz,1H),3.33(t,J=6.8Hz,2H),2.12(br.s,6H),2.37−2.32(m,1H),2.06−1.99(m,1H),1.65−1.58(m,1H),1.45−1.38(m,1H),1.28(ヘプテット、J=7.5Hz,3H),1.15(d,J=6.9Hz,3H),1.12(d,J=7.0Hz,3H),1.09(d,J=7.3Hz,18H)。
式(19)の化合物の調製 0℃に冷却した(18)の化合物(655mg、116mmol)、臭化カリウム(14mg、0.12mmol)およびメチレンクロリド中のTEMPO(10mL)の攪拌懸濁液に、次亜塩素酸ナトリウム(1.87mL、1.39mmol)と飽和重炭酸ナトリウム(2mL)の混合物をゆっくりと加えた。40分後、ヨウ化カリウム(125mg)を含む10%HClの10mLを加え、水層をジエチルエーテルで抽出した。一緒にした有機相を10%チオ硫酸ナトリウムおよびブライン:水(1:1)で洗浄し、乾燥(MgSO4)させ、続いてセリットプラグを通してろ過し、さらに回転蒸発で溶媒を除去して、アルデヒド、化合物(19)を黄色油(615mg、96%)として得た。1HNMR(600MHz,CDCl3σ9.71(s,1H),6.99(s,1H),6.71(d,J=6.2Hz,1H),6.64(d,J=7.1Hz,1H),6.55(s,2H),4.60(s,2H),4.42−4.40(m,1H),3.82(s,3H),3.33(ヘプテット、J=7.0Hz,1H),2.64−2.58(m,1H),2.47−2.41(m,1H),2.35−2.29(m,2H),2.13(br.s,6H),1.28(ヘプテット、J=7.4Hz,3H),1.16(d,J=7.0Hz,3H),1.12(d,J=7.0Hz,3H),1.09(d,J=7.3Hz,18H)。
式(21)の化合物の調製 市販の8−ブロモオクタン酸、化合物(20)(1.27g、5.69mmol)および無水メチレンクロリド(20mL)中のHBTU(2.16g、5.69mmol)の攪拌懸濁液にN−メチルブチルアミン(673μL、5.69mmol)およびトリエチルアミン(1590μL、11.4mmol)を加えた。4時間後ブラインを加え、ジエチルエーテルで抽出した。一緒にした有機分画を1MのHCl(3x20mL)、飽和NaHCO3(2x20mL)およびブラインで洗浄し、乾燥(MgSO4)させ、続いてセリットプラグを通してろ過し、さらに回転蒸発で溶媒を除去した。カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、1.5"x5"、20%(30%EtOAc/ヘキサン)によってブロモオクタミド、化合物(21)が無色の油として(1.219g、76%)が得られた。1HNMR(600MHz,CDCl3σ3.40(t,J=7.0Hz,2H),3.36(t,J=7.3Hz,1H),3.25(t,J=7.3Hz,1H),2.97(s,1.5H),2.91(s,1.5H),2.29(約q、J=7.4Hz,2H),1.86(クィンテット、J=7.1Hz,2H),1.66−1.62(m,2H),1.54(クィンテット、J=7.4Hz,1H),1.49(クィンテット、J=7.5Hz,1H),1.46−1.42(m,2H),1.36−1.28(m,6H),0.96(t,J=7.3Hz,1.5H),0.92(t,J=7.3Hz,1.5H)。
式(23)の化合物の調製 純エタノール中の化合物(22)(29mg、0.039mmol)の攪拌溶液に炭素(薬耳の先端)上の白金を加えた。フラスコに水素ガスをバルーンの圧力下で(バルーンにより)吹き込んだ。セリットプラグを通してろ過し、さらに回転式蒸発によってエステル、化合物(23)(25.5mg、87%)を得た。1HNMR(600MHz,CDCl3σ6.98(s,1H),6.70(d,J=8.4Hz,1H),6.62(d,J=8.4Hz,1H),6.53(br.s,2H),4.60(s,2H),4.37−4.34(m,1H),3.81(s,3H),3.37−3.30(m,2H),3.25(t,J=7.5Hz,1H),2.96(s,1.5H),2.90(s,1.5H),2.30−2.26(m,2H),2.25−2.21(m,1H),2.04(br.s,6H),1.95−1.89(m,1H),1.64−1.60(m,2H),1.57−1.52(m,1H),1.51−1.46(m,1H),1.35−1.24(m,19H),1.15(d,J=7.0Hz,3H),1.12(d,J=7.0Hz,3H),1.09(d,J=7.3Hz,18H),0.96−0.91(m,3H)。
式(I−1)の化合物の調製 メタノール(1mL)中の化合物(24)(12mg、0.020mmol)の攪拌溶液に水酸化リチウム1水和物(2mg、0.05mmol)および水(2μL、0.11mmol)を加えた。16時間後、飽和NH4Clおよび2滴の1MのHClを加え、さらに混合物を酢酸エチルで抽出した。一緒にした有機分画を乾燥(MgSO4)させ、続いてセリットプラグを通してろ過し、さらに回転式蒸発で溶媒を除去し、オキシ酢酸、化合物(I−5)(6mg、52%)を得た。1HNMR(600MHz,CDCl3σ7.00(s,1H),6.75(d,J=7.3Hz,1H),6.61(d,J=8.1Hz,1H),6.56(br.s,2H),4.62(s,2H),4.38−4.35(m,1H),3.37(t,J=7.5Hz,1H),3.26(t,J=7.5Hz,1H),3.16(ヘプテット、J=7.1Hz,1H),2.98(s,1.5H),2.93(s,1.5H),2.36−2.22(m,2H),2.21−2.15(m,1H),2.10(br.s,6H),2.05−1.96(m,1H),1.63−1.57(m,2H),1.56−1.52(m,1H),1.52−1.47(m,1H),1.37−1.29(m,4H),1.28−1.23(m,4H),1.21(約d,J=7.0,6H),1.18(約d,J=7.0Hz,4H),1.15−1.11(m,4H),0.95(t,J=7.5Hz,1.5H),0.92(t,J=7.3Hz,1.5H)。
3655NO5のためのHRMSの正確な計算質量値は581.4080で、実験値は581.4082である。
実施例12 化合物(I−2)(式Iの化合物)の調製化合物(25)の調製: 無水THF(1mL)中の化合物(22)(実施例11から50mg、0.067mmol)の攪拌溶液にトリエチルアミントリヒドロフロリド(1.09mL、6.67mmol)を加えた。13時間後、炭酸カリウム(1.28g)および水(5mL)を加えて反応を停止させ、クロロホルムで抽出した。一緒にした有機分画を乾燥(MgSO4)させ、続いてセリットプラグを通してろ過し、さらに回転式蒸発で溶媒を除去した。カラムクロマトグラフィーで精製し(シリカ、0.5"x7"、10%EtOAc/CH2Cl2(15%EtOAc/3%メタノール/CH2Cl2)、フェノール、化合物(25)(33mg、83%)を得た。
1HNMR(600MHz,CDCl3σ6.99(s,1H),6.74(d,J=7.3Hz,1H),6.67(d,J=8.1Hz,1H),6.52(s,2H),6.05(br.s,1H),5.40−5.35(m,2H),4.59(s,2H),4.36(t,J=7.3Hz,1H),3.81(s,3H),3.37(t,J=7.5Hz,1H),3.26−3.19(m,2H),2,96(s,1.5H),2.92(s,1.5H),2.40−2.32(m,1H),2.28(約q,J=8.1Hz,2H),2.15(br,s,6H),2.13−2.09(m,1H),1.92−1.87(m,1H),1.86−1.81(m,2H),1.66−1.47(m,3H),1.35−1.27(m,4H),1.26−1.22(m,2H),1.21(d,J=7.0Hz,3H),1.18(d,J=6.6Hz,3H),1.16−1.14(m,1H),1.09(約d,J=7.3Hz,3H),0.95(t,J=7.5Hz,1.5H),0.92(t,J=7.3Hz,1.5H)。
化合物(I−2)の調製 メタノール中の化合物(25)(10mg、0.017mmol)の攪拌溶液に水酸化リチウム1水和物(3mg、0.07mmol)および水(1.7μL、0.093mmol)を加えた。26時間後、溶媒を蒸発させ、残留物を飽和NH4Clおよび1滴の1MのHClに再懸濁させ、酢酸エチルで抽出した。一緒にした有機分画を乾燥(MgSO4)させ、続いてセリットプラグを通してろ過し、さらに回転式蒸発で溶媒を除去して、オキシ酢酸、化合物(I−2)(7mg、71%)を得た。1HNMR(600MHz,CDCl3σ7.01(s,1H),6.74(d,J=7.7Hz,1H),6.62(d,J=8.4Hz,1H),6.56(s,2H),5.46−5.41(m,1H),5.36−5.32(m、1H),4.63(s,2H),4.38−4.36(m,1H)3.38(t,J=7.5Hz,1H),3.26(t,J=7.3Hz,1H),3.17(ヘプテット、J=6.6Hz,1H),2,99(s,1.5H),2.94(s,1.5H),2.38−2.30(m,2H),2.10(br,s,6H),2.06−1.95(m,2H),1.94−1.86(m,1H),1.75−1.68(m,2H),1.53−1.47(m,1H),1.36−1.28(m,3H),1.26(ほぼs,1H),1.21−1.18(m,9H),1.16−1.11(m,3H),0.96−0.91(m、3H)。
3653NO5のためのHRMSの正確な計算質量値は579.3924で、実験値は579.3924である。
実施例13 化合物(I−3)(式Iの化合物)の調製 化合物(26)の調製: 無水DMF(100mL)中のフェノール(実施例11の式15の化合物(2.32g、4.93mmol)の攪拌溶液に炭酸セシウム(3.21g、9.86mmol)およびエチルブロモアセテート(819μL、7.39mmol)を加えた。反応物を3時間攪拌した後、150mLの飽和NH4Clで反応を停止させ、続いて水(300mL)で希釈した。ジエチルエーテルで抽出し、続いて乾燥(MgSO4)、ろ過、回転蒸発を実施して油(3.0g)を得た。これは、いくらかの残留DMFを含んでいたので、エーテルと水で残留物を分配して除去してメチルエーテル2.82gを得た。1HNMR(600MHz,CDCl3σ7.14(s,1H),6.71(d,J=8.0Hz,1H),6.63(d,J=8.4Hz,1H),6.58(s,2H),5.70(s,1H),4.61(s,2H),4.29(q,J=7.1Hz,2H),3.32(約s,4H),2.22(s,6H),1.32−1,25(m,6H),1.16(d,J=7.0Hz,3H),1.15(d,J=6.6Hz,3H)1.09(d,J=7.3Hz,18H)。
無水メチレンクロリド(50mL)(ドライアイス/アセトニトリルのスラッシュで−45℃に冷却)中のアリルトリメチルシラン(13.2mL、83.3mmol)およびメチルエーテル(1.05g、1.93mmol)の攪拌溶液にTFA(2.1mL、28mmol)を加えた。−45℃で20分経過後、冷浴を取り除き、50mLの飽和NaHCO3で反応を停止させた。水相をジエチルエーテルで抽出し、一緒にした有機分画を乾燥(MgSO4)させ、ろ過し、さらに回転蒸発で溶媒を除去した。カラムクロマトグラフィーで精製し(シリカ、1.5"x7"、7%(12%EtOAc/ヘキサン)、アルケン、化合物(26)(795mg、75%)を無色の油として得た。1HNMR(600MHz,CDCl3σ7.01(s,1H),6.70(d,J=8.1Hz,1H),9,6.63(d、J=8.4Hz,1H),6.53(s,2H),5.72-5.68(m,1H),5.07(d,J=16.9Hz、1H),4.92(d,J=10.3Hz,1H),4.58(s,2H),4.49(t,J=7.9Hz,1H),4.28(q,J=7.1Hz,2H),3.33(ヘプテット、J=7.0Hz,1H),3.04−2.99(m,1H),2.74−2.69(m,1H),2.12(br.s,6H),1.30−1.25(m,6H),1.15(d,J=7.0Hz,3H),1.12(d,J=7.0Hz,3H),1.09(d,J=7.3Hz,18H)。
化合物(I−3)の調製 無水THF(5mL)中の化合物(26)(100mg、0.181mmol)の攪拌溶液にトリエチルアミントリヒドロフルオリド(2mL、12mmol)を加えた。39時時間後に、20mLの飽和NaHCO3で反応を停止させ、ジエチルエーテルで抽出した。一緒にした有機分画を乾燥(MgSO4)させ、ろ過し、さらに回転蒸発で溶媒を除去した。カラムクロマトグラフィーで精製し(シリカ、0.5"x5"、10%(14%EtOAc/ヘキサン)、フェノール(57mg、79%)を得た。
メタノール(3mL)中のフェノール(57mg、0.14mmol)の攪拌溶液に水酸化リチウム1水和物(13mg、0.32mmol)および水(14μL、0.79mmol)を加えた。13時間後、溶媒を蒸発させ、残留物を飽和NH4Clおよび2滴の1MのHClに再懸濁させ、クロロホルムで抽出した。一緒にした有機分画を乾燥(MgSO4)させ、ろ過し、さらに回転蒸発で溶媒を除去して、オキシ酢酸、化合物(I−3)を無色の油として(42mg、79%)を得た。1HNMR(300MHz,CDCl3σ7.02(s,1H),6.75(dd,J=8.1,1.2Hz,1H),6.61(d,J=8.3Hz,1H),6.55(s,2H),5.77−5.65(m,1H),5.08(d,J=16.9Hz,1H),4.93(d,J=10.2Hz,1H),4.64(s,2H),4.49(t,J=7.9Hz,1H),3.16(ヘプテット、J=6.9Hz,1H),3.06−2.98(m,1H),2.78−2.68(m,1H),2.14(br.s,6H),1.19(ほぼt,J=7.7Hz,6H)。
23284のためのHRMSの正確な計算質量値は368.1988で、実験値は368.1994である。
化合物(28)の調製 無水THF(4mL)中の化合物(27)(67mg、0.12mmol)の攪拌溶液にトリエチルアミントリヒドロフルオリド(1.9mL、12mmol)を加えた。反応物を15時間攪拌し、続いて20mLの飽和NaHCO3で反応を停止させ、ジエチルエーテルで抽出した。一緒にした有機分画を乾燥(MgSO4)させ、セリットでろ過し、回転蒸発によって溶媒を除去した。カラムクロマトグラフィーで精製し(シリカ、0.5"x5"、30%EtOAc(40%EtOAc/2%AcOH/ヘキサン)、フェノール、化合物(28)(33mg、66%)を得た。1HNMR(300MHz,CDCl3σ6.98(s,1H)6.74(dd,J=8.2,1.3Hz,1H),6.60(d,J=8.2Hz,1H),6.54(s,2H),4.58(s,2H),4.41−4.36(m,1H),4.28(q,J=7.1Hz,2H),3.66(t,J=6.4Hz,2H),3.17(ヘプテット、J=6.9Hz,1H),2.39−2.27(m,1H),2.13−1.97(br.m.7H),1.68−1.56(m,1H),1.45−1.35(m,1H),1.29(t,J=7.2Hz,3H),1.19(d,J=7.1Hz,3H),1.17(d,J=7.0Hz,3H)。
化合物(I−4)の調製 メタノール(3mL)中の化合物(28)(33mg、0.080mmol)の攪拌溶液に水酸化リチウム1水和物(7.4mg、0.18mmol)および水(8μL、0.4mmol)を加えた。反応物を13時間攪拌してから、溶媒を回転蒸発によって除去した。残留物を1/2飽和NH4Clに再懸濁させ、クロロホルムで抽出した。一緒にした有機分画を乾燥(MgSO4)させ、セリットでろ過し、さらに回転蒸発で溶媒を除去して、オキシ酢酸、化合物(I−4)を白色の固体として(22mg、71%)を得た。1HNMR(300MHz,CDCl3σ6.97(s,1H),6.73(d,J=7.6Hz,1H),6.64(d,J=8.2Hz,1H),6.57(s,2H),4.58(s,2H).4.43−4.38(m,1H),3.59(t,J=6.4Hz,2H),3.23(ヘプテット,J=6.9Hz,1H),2.39−2.27(m,1H),2.25−1.96(br.m,7H),1.63−1.54(m,1H),1.42−1.32(m,1H),1.17(d,J=7.2Hz,3H).1.13(d,J=7.3Hz,3H)。
23305のためのHRMSの正確な計算質量値は386.2093で、実験値は386.2096である。
実施例15 化合物(I−5)(式Iの化合物)の調製 化合物(29)の調製 無水DMF(10mL)中のフェノール(実施例11の式15の化合物(2.78g、6.08mmol)の攪拌溶液に炭酸カリウム(1.69g、12.2mmol)およびメチルブロモアセテート(864μL、9.13mmol)を加えた。希HCl(1M、30mL)をゆっくりと添加して反応を6時間後に停止させた。混合物を水(150mL)で希釈し、ジエチルエーテルで抽出した。一緒にした有機分画を2回ブラインで洗浄し、続いて乾燥(MgSO4)、セリットプラグでろ過、回転蒸発を実施してメチルエーテル、化合物(29)を淡黄色の油(3.7g、100%)として得た。1HNMR(300MHz,CDCl3σ7.15(d,J=0.9Hz,1H),6.71(dd,J=8.3,1.6Hz,1H),6.63(d,J=8.4Hz,1H),6.57(s,2H),5.70(s,1H),4.63(s,2H),3.82(s,3H),3.32(ほぼs,4H),2.22(s,6H),1.26(ヘプテット、J=7.3Hz,3H),1.15(ほぼt,J=6.5Hz,6H),1.09(d,J=7.2Hz,18H)。
化合物(31)の調製 無水THF(5mL)中の化合物(30)(粗生成物、約0.26mmol)の攪拌溶液にトリエチルアミントリヒドロフルオリド(4.6mL、28mmol)を加えた。10時時間後に、15mLの4MのNaOHで反応を停止させた。水相をジエチルエーテルで抽出し、一緒にした有機分画を乾燥(MgSO4)させ、セリットでろ過し、さらに回転蒸発で溶媒を除去した。カラムクロマトグラフィーで精製し(シリカ、1"x6"、15%(35%EtOAc/ヘキサン)、化合物(31)を得た(74mg、化合物(29)から収量55%)。1HNMR(300MHz,CDCl3σ6.81(s,1H),6.74(d,J=8.4Hz,1H),6.58(s,2H),6.54(s,2H),6.47(d,J=2.1Hz,1H),6.36(dd,J=8.5,2.1Hz,1H),5.90(s,1H),4.61(s,2H),3.81(s,3H),3.79(s,3H),3.66(s,3H),3.13(ヘプテット、J=6.9Hz,1H),1.97(s,6H),1.13(d,J=6.9Hz,6H)。
化合物(I−5)の調製 メタノール中の化合物(31)(74mg、0.15mmol)の攪拌溶液に水酸化リチウム1水和物(14mg、0.34mmol)および水(15μL、0.85mmol)を加えた。7時間後、溶媒を回転蒸発によって除去した。残留物を4mLの飽和NH4Cl+3mLの水+1mLの1MのHClに再懸濁させ、クロロホルムで抽出した。一緒にした有機分画を乾燥(MgSO4)させ、セリットでろ過し、さらに溶媒を回転蒸発で溶媒を除去して、オキシ酢酸、化合物(I−5)を白色の半固体として(77mg、100%)を得た。1HNMR(300MHz,CDCl3σ6.81(s,1H),6.74(d,J=8.5Hz,1H),6.58(s,2H),6.56(s,2H),6.47(d,J=2.0Hz,1H),6.36(dd,J=8.4,2.0Hz,1H),5.90(s,1H),4.65(s,2H),3.79(s,3H),3.66(s,3H),3.13(ヘプテット、J=6.8Hz,1H),1.98(s,6H),1.13(d,J=6.8Hz,6H)。
28326に対するHRMSの正確な計算質量値は464.2199で、実験値は464.2192である。
0.5mLの緩衝液中の細胞(8+/−2百万細胞)に、バイオラド遺伝子パルサー(0.35kvおよび960マイクロファラド)を用いて電気穿孔を施す。電気穿孔後に、細胞を増殖培養液(10%木炭処理、ホルモン除去ウシ新生児血清を含むDME H−21)にプールし、6穴の培養皿に平板培養し、担体(エタノール)、ホルモン(T3)または類似体(検査リガンド)のいずれかで処理する。T3および検査リガンドは選択した濃度範囲で用いる。37℃で24時間保温した後、保温培養液を捨て、細胞を予め37℃に温めたカルシウム/マグネシウム非含有PBS(1mMのEDTA含有)で剥がし、1.5mLのエッペンドルフ管に移す。細胞を微量遠心器で室温で15秒沈殿させる。上清を吸引し、沈殿物を120μlのトリス−Cl(0.25M,pH7.6、0.1%トリトンを添加して溶解させる。渦流攪拌器で5〜10秒攪拌して再浮遊させ、溶解物を微量遠心器で5分室温で遠心して沈殿させる。各エッペンドルフ管の溶解物100μlを300μlの25mMグリシルグリシン(pH7.8)、15mM MgSO4、4mMのEGTA、15mM燐酸カリウム(pH7.8)、1mMのDTT、2mMのATPおよび0.2mMルシフェラーゼに加える。発光をルミノメーター(Analytical Luminescence Laboratory, MONOLIGHT(登録商標)1500)で室温で10秒測定する。
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