JP2002518225A - 繊維質物質を圧縮するための蒸気注入圧縮プラテン - Google Patents
繊維質物質を圧縮するための蒸気注入圧縮プラテンInfo
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Abstract
(57)【要約】
成形キャビティーを有し、蒸気注入コンジットを有する、繊維板圧縮機で使用するための分配プラテンによって、蒸気の遠隔供給から成形キャビティーへ流体が伝達させられる。分配プラテンは更に、遠隔位置へ成形キャビティーから流体を伝達させる、蒸気排気コンジットを有する。この圧縮プラテンは、特定の目的のための蒸気注入コンジットを通って成形キャビティーへ蒸気を連続して流すことが可能であり、特定の目的のための排気コンジットを通って成形キャビティーから蒸気及び水分を連続して流すことが可能である。
Description
【０００１】
本発明は一般的に、繊維板を圧縮するのに使用される圧縮機に関するものであ
り、より詳細には効率的でかつ効果的な方法で繊維質マットを圧縮するのに使用
される圧縮プラテンに関するものである。
り、より詳細には効率的でかつ効果的な方法で繊維質マットを圧縮するのに使用
される圧縮プラテンに関するものである。
【０００２】
繊維板（又はパーティクルボード）製品は、樹脂が硬化し、木質繊維同士が互
いに固着して、無垢の木質様製品を形成するまで、樹脂でコーティングされた木
質繊維からなるマットを圧縮し、加熱することによって形成される。繊維板は、
ＭＤＦ（中密度繊維板）の形体で製造されるのが典型的である。ＭＤＦは、より
高価な無垢の木材に変わって、低コストで、機能的な板として、多くの産業でそ
の地位が見出されている。ＭＤＦは、多くの用途で使用され得るが、その比較的
低密度の繊維（即ち、０．７未満）は通常、エンボス−圧縮によって形成される
非常に細かい部分を支持するのに充分ではない。このために、高密度繊維板（Ｈ
ＤＦ）が、使用されなければならない。
いに固着して、無垢の木質様製品を形成するまで、樹脂でコーティングされた木
質繊維からなるマットを圧縮し、加熱することによって形成される。繊維板は、
ＭＤＦ（中密度繊維板）の形体で製造されるのが典型的である。ＭＤＦは、より
高価な無垢の木材に変わって、低コストで、機能的な板として、多くの産業でそ
の地位が見出されている。ＭＤＦは、多くの用途で使用され得るが、その比較的
低密度の繊維（即ち、０．７未満）は通常、エンボス−圧縮によって形成される
非常に細かい部分を支持するのに充分ではない。このために、高密度繊維板（Ｈ
ＤＦ）が、使用されなければならない。
【０００３】 高密度の繊維質マット及び樹脂（又はバインダー）を、特定の成形された形状
に圧縮するのに使用される従来の圧縮機は、成形キャビティーを画定する２つの
対峙する圧縮プラテンを有する。典型的には、少なくとも１つのプラテンを、例
えば電気加熱コイルによる伝導によって、又は、プラテンの少なくとも１つに位
置させられる適当なコンジットから、蒸気を通すことによって加熱される。現存
する圧縮機は、伝導熱（熱圧縮）のみを使用して、繊維板製品を製造する際には
上手くいくが、今日の製造需要は、非常に精密な、より高い密度の、及び、時に
はより厚い繊維板製品を製造するために、圧縮のサイクル時間がより速いこと、
及び、より強い高温樹脂を使用することを要求している。完成紙料（又は繊維質
マット）の硬化速度を１０倍高めることは、マットに蒸気を導入することによっ
て現実化され得る。蒸気は、１つのプラテンから成形キャビティーまで導入され
得る。注入された蒸気は、成形キャビティー内に位置させられている繊維質マッ
トの「チャンネル」又は間隙空間を通り、真空によって、又は適する圧力差によ
って、マットから、対峙するプラテンに備えられている適当な開口及びコンジッ
トから抜き取られる。この公知の蒸気注入のクロスフロー法は、マットの中心温
度を素早くかつ均一に、効率的に上げ、樹脂を均一に素早く硬化させる、熱対流
によって、繊維質マットを形成する完成紙料へ蒸気の熱が移る。
に圧縮するのに使用される従来の圧縮機は、成形キャビティーを画定する２つの
対峙する圧縮プラテンを有する。典型的には、少なくとも１つのプラテンを、例
えば電気加熱コイルによる伝導によって、又は、プラテンの少なくとも１つに位
置させられる適当なコンジットから、蒸気を通すことによって加熱される。現存
する圧縮機は、伝導熱（熱圧縮）のみを使用して、繊維板製品を製造する際には
上手くいくが、今日の製造需要は、非常に精密な、より高い密度の、及び、時に
はより厚い繊維板製品を製造するために、圧縮のサイクル時間がより速いこと、
及び、より強い高温樹脂を使用することを要求している。完成紙料（又は繊維質
マット）の硬化速度を１０倍高めることは、マットに蒸気を導入することによっ
て現実化され得る。蒸気は、１つのプラテンから成形キャビティーまで導入され
得る。注入された蒸気は、成形キャビティー内に位置させられている繊維質マッ
トの「チャンネル」又は間隙空間を通り、真空によって、又は適する圧力差によ
って、マットから、対峙するプラテンに備えられている適当な開口及びコンジッ
トから抜き取られる。この公知の蒸気注入のクロスフロー法は、マットの中心温
度を素早くかつ均一に、効率的に上げ、樹脂を均一に素早く硬化させる、熱対流
によって、繊維質マットを形成する完成紙料へ蒸気の熱が移る。
【０００４】 １つのこの様な蒸気−注入繊維板製造圧縮機は、現在ジョージア州Norcrossの
、Sunds Defibrator社から入手可能である。この圧縮機は、２つの蒸気分配プラ
テンを使用し、上側プラテンは成形キャビティー及び完成紙料へ下向きに蒸気を
注入するのに対して、対峙する下側プラテンは、完成紙料の底から蒸気（及びそ
の結果の凝縮水又は水分）を排気する。
、Sunds Defibrator社から入手可能である。この圧縮機は、２つの蒸気分配プラ
テンを使用し、上側プラテンは成形キャビティー及び完成紙料へ下向きに蒸気を
注入するのに対して、対峙する下側プラテンは、完成紙料の底から蒸気（及びそ
の結果の凝縮水又は水分）を排気する。
【０００５】 この現存の「クロスフロー」圧縮設計により、蒸気がマットの全ての領域を均
一にかつ効率的に加熱するのが可能になるが、いかなる注入ノズル、メッシュ、
溝又は開口のない、キャビティーの１つの表面が、「なめらか」であるエンボス
加工プラテンを使用することが排除され、その結果非常に細部が、圧縮された完
成紙料の表面上にエンボス加工され得る。
一にかつ効率的に加熱するのが可能になるが、いかなる注入ノズル、メッシュ、
溝又は開口のない、キャビティーの１つの表面が、「なめらか」であるエンボス
加工プラテンを使用することが排除され、その結果非常に細部が、圧縮された完
成紙料の表面上にエンボス加工され得る。
【０００６】 D.W.Nybergに発行された、米国特許第 4,162,877 号明細書には、繊維質マッ
トが、位置させられ、所望の形状に圧縮される、成形キャビティーを画定する２
つの対峙する圧縮プラテンを有する、蒸気注入繊維板圧縮装置が開示されている
。下側のプラテンのみが、成形キャビティーと、制御バルブによって分離されて
いる、蒸気の外部源及び排気装置の両方との間に、流体を伝達させるために、コ
ンジット及び孔を有する、流体の分配プラテンである。上側のプラテンには、注
入又は排出孔、若しくは、ノズルはない。
トが、位置させられ、所望の形状に圧縮される、成形キャビティーを画定する２
つの対峙する圧縮プラテンを有する、蒸気注入繊維板圧縮装置が開示されている
。下側のプラテンのみが、成形キャビティーと、制御バルブによって分離されて
いる、蒸気の外部源及び排気装置の両方との間に、流体を伝達させるために、コ
ンジット及び孔を有する、流体の分配プラテンである。上側のプラテンには、注
入又は排出孔、若しくは、ノズルはない。
【０００７】 米国特許第 4,162,877 号明細書の装置の操作において、繊維質マットを成形
キャビティー内に位置させた後、蒸気供給からの蒸気は、コンジット及び下側プ
ラテンの孔を通って導入され、成形キャビティー内に置かれた圧縮された繊維質
マットに注入される。ある選択された時間後に、制御バルブを、蒸気の供給を止
めるために作動させられ、その後排気装置に対して成形キャビティーを解放する
ために作動させられる。排気装置は、成形キャビティーから蒸気及び水分を抜き
出すために、分配プラテンを使用する。
キャビティー内に位置させた後、蒸気供給からの蒸気は、コンジット及び下側プ
ラテンの孔を通って導入され、成形キャビティー内に置かれた圧縮された繊維質
マットに注入される。ある選択された時間後に、制御バルブを、蒸気の供給を止
めるために作動させられ、その後排気装置に対して成形キャビティーを解放する
ために作動させられる。排気装置は、成形キャビティーから蒸気及び水分を抜き
出すために、分配プラテンを使用する。
【０００８】 米国特許第 4,162,877 号明細書の対峙する（上側の）プラテンは、「なめら
か」であるので、圧縮された繊維質マットに細部を押し付けるために、エンボス
加工するプラテンとして使用され得るが、そのマットの密度が０．７未満の場合
にのみである。この特許に従うと、いかなる高めのマットの密度でも、上側のプ
ラテンの付近でマット内に空気がトラップされるのを防止するのを助けるために
、メッシュが使用されなくてはならない。マットにトラップされた空気は、樹脂
バインダーが適切に硬化するのを妨げ、その結果最終製品に欠陥及び脆さが生じ
ることとなる。残念ながら、多くのエンボス加工−圧縮用途では、繊維質マット
の密度が、０．７より大きく、米国特許第 4,162,877 号明細書で教示される通
り、ワイヤメッシュの使用により、対峙するプラテンのエンボス加工表面プラテ
ンの使用が排除されるであろう。
か」であるので、圧縮された繊維質マットに細部を押し付けるために、エンボス
加工するプラテンとして使用され得るが、そのマットの密度が０．７未満の場合
にのみである。この特許に従うと、いかなる高めのマットの密度でも、上側のプ
ラテンの付近でマット内に空気がトラップされるのを防止するのを助けるために
、メッシュが使用されなくてはならない。マットにトラップされた空気は、樹脂
バインダーが適切に硬化するのを妨げ、その結果最終製品に欠陥及び脆さが生じ
ることとなる。残念ながら、多くのエンボス加工−圧縮用途では、繊維質マット
の密度が、０．７より大きく、米国特許第 4,162,877 号明細書で教示される通
り、ワイヤメッシュの使用により、対峙するプラテンのエンボス加工表面プラテ
ンの使用が排除されるであろう。
【０００９】 米国特許第 4,162,877 号明細書に開示される圧縮プラテンでの他の問題は、
１つのプラテンを通って、遠隔源から蒸気を連続的に流し、成形キャビティー内
に位置させられているマットの前述の領域を通過し、同じプラテンからそのマッ
トを出ることができないことである。蒸気注入及び蒸気／水分排気の両方は、米
国特許第 4,162,877 号明細書の装置の下側の圧縮プラテン内に位置させられて
いる、同じ装置のコンジット、通路及び孔を共有するので、この圧縮装置は、全
ての孔を通って成形キャビティーに蒸気を掛けること、全ての孔を通ってキャビ
ティーから蒸気（及び水分）を取り除くことの間で、交替しなくてはならない。
１つのプラテンを通って、遠隔源から蒸気を連続的に流し、成形キャビティー内
に位置させられているマットの前述の領域を通過し、同じプラテンからそのマッ
トを出ることができないことである。蒸気注入及び蒸気／水分排気の両方は、米
国特許第 4,162,877 号明細書の装置の下側の圧縮プラテン内に位置させられて
いる、同じ装置のコンジット、通路及び孔を共有するので、この圧縮装置は、全
ての孔を通って成形キャビティーに蒸気を掛けること、全ての孔を通ってキャビ
ティーから蒸気（及び水分）を取り除くことの間で、交替しなくてはならない。
【００１０】
先行技術の欠点を克服する、繊維板エンボス加工圧縮機を提供することが、本
発明の目的である。
発明の目的である。
【００１１】 圧縮機の成形キャビティー内に位置させられている繊維質マットを通って、連
続的に蒸気を流し、同時にキャビティー内のエンボス加工表面を維持しながら、
成形キャビティーから蒸気及び水分を排気することを可能にする、この様なエン
ボス加工圧縮機を提供することが、本発明の他の目的である。
続的に蒸気を流し、同時にキャビティー内のエンボス加工表面を維持しながら、
成形キャビティーから蒸気及び水分を排気することを可能にする、この様なエン
ボス加工圧縮機を提供することが、本発明の他の目的である。
【００１２】
本発明の好ましい実施形態によると、繊維板の圧縮に使用するための分配プラ
テンは、成形キャビティーを有し、蒸気の遠隔供給から成形キャビティーに流体
の伝達を与える蒸気注入コンジットを有する。分配プラテンは、遠隔位置に、成
形キャビティーから流体を伝達させる、蒸気排気コンジットを更に有する。圧縮
プラテンは、特定の目的のための蒸気注入コンジットを通って成形キャビティー
へ蒸気を連続して流すことが可能であり、特定の目的のための排気コンジットを
通って成形キャビティーから蒸気及び水分を連続して流すことが可能である。
テンは、成形キャビティーを有し、蒸気の遠隔供給から成形キャビティーに流体
の伝達を与える蒸気注入コンジットを有する。分配プラテンは、遠隔位置に、成
形キャビティーから流体を伝達させる、蒸気排気コンジットを更に有する。圧縮
プラテンは、特定の目的のための蒸気注入コンジットを通って成形キャビティー
へ蒸気を連続して流すことが可能であり、特定の目的のための排気コンジットを
通って成形キャビティーから蒸気及び水分を連続して流すことが可能である。
【００１３】
図１を参照すると、エンボス加工表面１４を有する上側エンボス加工プラテン
１２、及び、下側分配プラテン１６を有し、成形キャビティー１７、縦軸１８及
び圧縮軸２０を画定する、繊維板圧縮機１０が（部分的に）示されている。上記
に述べられている通り、バインダーが、圧縮された繊維質マット又は完成紙料２
２を構造的に完全にし、新しく成形される形状にそれを保持するために使用され
る。これらのバインダーは通常、例えば尿素−ホルムアルデヒド、フェノール−
ホルムアルデヒド、レゾルシノール−ホルムアルデヒド、縮合フルフリルアルコ
ール樹脂又は有機ポリイソシアネート等の熱硬化性樹脂である。バインダーは、
リグノセルロースの原料物質又は繊維に添加され、混合物又は「完成紙料」は、
キャビティー内に位置させられたマットに熱（通常は蒸気の形体で）を掛けなが
ら、上記に記載される圧縮機のプラテン間で圧縮される繊維質マットに形成され
る。蒸気は、例えば、完成紙料及び樹脂のタイプ、最終製品に望まれる特性に依
存して、マットの圧縮前、間、又は後、若しくは、それらの組み合わせのいずれ
かで、完成紙料２２中に注入される。エンボス加工されたトリムボード製品では
、好ましくは蒸気は、通常完成紙料２２のバインダーが硬化されるまで、マット
が完全に圧縮又は固化された後に注入される。プラテン１２、１６は、開口され
、成形され、硬化された繊維板製品が取り出される。図１に示される通り、当前
記技術分野で知られている通り、圧縮の間、端からの損失を最小限にするか、さ
もなければ完成紙料２２を安定化させるために、周囲の障壁１９が使用され得る
。
１２、及び、下側分配プラテン１６を有し、成形キャビティー１７、縦軸１８及
び圧縮軸２０を画定する、繊維板圧縮機１０が（部分的に）示されている。上記
に述べられている通り、バインダーが、圧縮された繊維質マット又は完成紙料２
２を構造的に完全にし、新しく成形される形状にそれを保持するために使用され
る。これらのバインダーは通常、例えば尿素−ホルムアルデヒド、フェノール−
ホルムアルデヒド、レゾルシノール−ホルムアルデヒド、縮合フルフリルアルコ
ール樹脂又は有機ポリイソシアネート等の熱硬化性樹脂である。バインダーは、
リグノセルロースの原料物質又は繊維に添加され、混合物又は「完成紙料」は、
キャビティー内に位置させられたマットに熱（通常は蒸気の形体で）を掛けなが
ら、上記に記載される圧縮機のプラテン間で圧縮される繊維質マットに形成され
る。蒸気は、例えば、完成紙料及び樹脂のタイプ、最終製品に望まれる特性に依
存して、マットの圧縮前、間、又は後、若しくは、それらの組み合わせのいずれ
かで、完成紙料２２中に注入される。エンボス加工されたトリムボード製品では
、好ましくは蒸気は、通常完成紙料２２のバインダーが硬化されるまで、マット
が完全に圧縮又は固化された後に注入される。プラテン１２、１６は、開口され
、成形され、硬化された繊維板製品が取り出される。図１に示される通り、当前
記技術分野で知られている通り、圧縮の間、端からの損失を最小限にするか、さ
もなければ完成紙料２２を安定化させるために、周囲の障壁１９が使用され得る
。
【００１４】 本発明の重要な特徴は、エンボス加工表面１４が、エンボス加工される完成紙
料の表面をおそらく傷物にする又は傷つけるであろう、いかなる孔、ノズル、隙
間又は他のその様な開口がなく、「なめらか」であることである。得られる圧縮
機は、完成紙料２２の上側表面を、非常に細かくエンボス加工させ得る。
料の表面をおそらく傷物にする又は傷つけるであろう、いかなる孔、ノズル、隙
間又は他のその様な開口がなく、「なめらか」であることである。得られる圧縮
機は、完成紙料２２の上側表面を、非常に細かくエンボス加工させ得る。
【００１５】 全ての完成紙料２２を、できるだけ早く、均一にかつ完全に硬化させるのを確
実にするために、下側分配プラテン１６は、完成紙料２２に渡って蒸気を与える
ための１又はそれ以上の供給コンジット２６、及び、連続して自由な流れ方法で
、蒸気及びいかなるトラップされた空気及び／又は凝縮水を完成紙料２２から同
時に排気又は除去するための１又はそれ以上の排気コンジット３０を備えている
。下側分配プラテン１６は、多数の注入ノズル２４を有する圧縮表面１５を有し
、そのそれぞれは、図４に示される通り、複数の蒸気供給コンジット２６の１つ
に沿って一直線に並べられているのが好ましい。図１及び図４に示される本発明
の実施の形態によると、縦軸１８に実質的に平行な線に沿って配向させられてい
る、蒸気供給コンジット２６が示されている。蒸気供給コンジット２６は、主要
な蒸気供給パイプ２８に取付けられ、流体の伝達をしている。
実にするために、下側分配プラテン１６は、完成紙料２２に渡って蒸気を与える
ための１又はそれ以上の供給コンジット２６、及び、連続して自由な流れ方法で
、蒸気及びいかなるトラップされた空気及び／又は凝縮水を完成紙料２２から同
時に排気又は除去するための１又はそれ以上の排気コンジット３０を備えている
。下側分配プラテン１６は、多数の注入ノズル２４を有する圧縮表面１５を有し
、そのそれぞれは、図４に示される通り、複数の蒸気供給コンジット２６の１つ
に沿って一直線に並べられているのが好ましい。図１及び図４に示される本発明
の実施の形態によると、縦軸１８に実質的に平行な線に沿って配向させられてい
る、蒸気供給コンジット２６が示されている。蒸気供給コンジット２６は、主要
な蒸気供給パイプ２８に取付けられ、流体の伝達をしている。
【００１６】 排気コンジット３０は、蒸気供給コンジット２６に近接し、実質的に平行に位
置させられている。少なくとも１つ、好ましくは複数の排気孔３２が、排気コン
ジット３０に取付けられれ、流体の伝達をしている。それぞれの排気孔３２は、
成形キャビティー１７と排気コンジット３０との間に流体を伝達させる。それぞ
れの排気コンジット３０は、主要な排気パイプ３４に取付けられ、流体の伝達を
している。
置させられている。少なくとも１つ、好ましくは複数の排気孔３２が、排気コン
ジット３０に取付けられれ、流体の伝達をしている。それぞれの排気孔３２は、
成形キャビティー１７と排気コンジット３０との間に流体を伝達させる。それぞ
れの排気コンジット３０は、主要な排気パイプ３４に取付けられ、流体の伝達を
している。
【００１７】 上記に記載される、コンジット、パイプ、ノズル及び孔の配置により、遠隔供
給から、主要な供給パイプ２８、蒸気供給コンジット２６及び最終的にはそれぞ
れの注入ノズル２４を通って、蒸気を特定の目的に供給することが可能であり、
その結果蒸気は、成形キャビティー１７内に位置させられている完成紙料２２内
に注入されることとなる。蒸気が完成紙料２２に渡って注入されるに連れて、排
気孔３２、排気コンジット３０、及び最終的には主要な排気パイプ３４を通って
、完成紙料２２から、それはまた引き抜かれ得る。
給から、主要な供給パイプ２８、蒸気供給コンジット２６及び最終的にはそれぞ
れの注入ノズル２４を通って、蒸気を特定の目的に供給することが可能であり、
その結果蒸気は、成形キャビティー１７内に位置させられている完成紙料２２内
に注入されることとなる。蒸気が完成紙料２２に渡って注入されるに連れて、排
気孔３２、排気コンジット３０、及び最終的には主要な排気パイプ３４を通って
、完成紙料２２から、それはまた引き抜かれ得る。
【００１８】 蒸気は完成紙料２２に連続して掛けられ、同時に連続して完成紙料２２から除
去されるので、注入された蒸気は、上側エンボス加工プラテン１２のエンボス加
工表面１４によって圧縮された製品表面に損傷を与えたり、傷を付けることなく
、「クロスフロー」法で、完成紙料２２に渡って強制的に流される。
去されるので、注入された蒸気は、上側エンボス加工プラテン１２のエンボス加
工表面１４によって圧縮された製品表面に損傷を与えたり、傷を付けることなく
、「クロスフロー」法で、完成紙料２２に渡って強制的に流される。
【００１９】 図１に示される通り、蒸気（矢印で表わされている）が、供給コンジット２６
及び注入ノズル２４から完成紙料２２に渡って注入されるので、それは最も近い
排気孔３２に向かって完成紙料２２を横切りまたそれの中を流れ、本発明の方法
では、完成紙料２２の広範囲を効率的に加熱することとなる。
及び注入ノズル２４から完成紙料２２に渡って注入されるので、それは最も近い
排気孔３２に向かって完成紙料２２を横切りまたそれの中を流れ、本発明の方法
では、完成紙料２２の広範囲を効率的に加熱することとなる。
【００２０】 図１及び図２に示される分配プラテン１６の実施形態は、排気孔３２に対して
互い違いに配列される注入ノズル２４を有する。代わりの実施形態（図示せず）
では、排気孔は、注入ノズルと座標的に一直線に位置させられ得る。それぞれの
注入ノズル２４及び排気孔３２の正確な位置及び大きさは、完成紙料２２の特定
の特徴、バインダー、及び製造される物品の寸法又は所望の特性に従って、変え
られ得る。例えば、完成紙料２２の厚めの領域に位置させられている注入ノズル
２４は、これらのノズル２４から注入される蒸気が、厚めの完成紙料２２により
深く注入されるような大きさであるのが好ましい。
互い違いに配列される注入ノズル２４を有する。代わりの実施形態（図示せず）
では、排気孔は、注入ノズルと座標的に一直線に位置させられ得る。それぞれの
注入ノズル２４及び排気孔３２の正確な位置及び大きさは、完成紙料２２の特定
の特徴、バインダー、及び製造される物品の寸法又は所望の特性に従って、変え
られ得る。例えば、完成紙料２２の厚めの領域に位置させられている注入ノズル
２４は、これらのノズル２４から注入される蒸気が、厚めの完成紙料２２により
深く注入されるような大きさであるのが好ましい。
【００２１】 マットの全ての領域への蒸気の分配を更に容易にするために、下側分配プラテ
ン１６の圧縮表面１５は、表面蒸気分配チャンネル２７及び表面蒸気排気チャン
ネル３１も有し得る。それぞれの表面蒸気分配チャンネル２７は、成形キャビテ
ィー１７に向けて開いており、少なくとも１つの蒸気注入ノズル２４と流体を伝
達するように配置させられている。好ましくは、多数の蒸気注入ノズル２４は、
それぞれの表面蒸気分配チャンネルの底に位置させられている。同様に、それぞ
れの表面蒸気排気チャンネル３１は、成形キャビティー１７に向けて開いており
、少なくとも１つの蒸気排気孔３２と流体を伝達するように配置させられている
。好ましくは、多数の蒸気排気孔３２は、それぞれの表面蒸気排気チャンネル３
１の底に位置させられている。
ン１６の圧縮表面１５は、表面蒸気分配チャンネル２７及び表面蒸気排気チャン
ネル３１も有し得る。それぞれの表面蒸気分配チャンネル２７は、成形キャビテ
ィー１７に向けて開いており、少なくとも１つの蒸気注入ノズル２４と流体を伝
達するように配置させられている。好ましくは、多数の蒸気注入ノズル２４は、
それぞれの表面蒸気分配チャンネルの底に位置させられている。同様に、それぞ
れの表面蒸気排気チャンネル３１は、成形キャビティー１７に向けて開いており
、少なくとも１つの蒸気排気孔３２と流体を伝達するように配置させられている
。好ましくは、多数の蒸気排気孔３２は、それぞれの表面蒸気排気チャンネル３
１の底に位置させられている。
【００２２】 図３及び図４に示される他の実施形態においては、凹所２９が、下側分配プラ
テン１６の圧縮表面１５に設けられている。凹所２９は、蒸気の分配及び排気を
更に容易にし、蒸気分配チャンネル及び蒸気排気チャンネル、２７及び３１のそ
れぞれ、並びに、蒸気注入ノズル及び排気孔、２４及び３２のそれぞれの上にマ
ットを支持する、薄い差し入れられる板（図示せず）を受けるのに適当な寸法で
ある。
テン１６の圧縮表面１５に設けられている。凹所２９は、蒸気の分配及び排気を
更に容易にし、蒸気分配チャンネル及び蒸気排気チャンネル、２７及び３１のそ
れぞれ、並びに、蒸気注入ノズル及び排気孔、２４及び３２のそれぞれの上にマ
ットを支持する、薄い差し入れられる板（図示せず）を受けるのに適当な寸法で
ある。
【００２３】 コンジット及びパイプの適当な配置は、上記に記載される通りで、本発明に従
って、蒸気注入ノズル２４に蒸気を与え、成形キャビティー１７から蒸気を排気
するために使用され得る。排気コンジット３０及び供給コンジット２６は、穴を
穿けることによって、下側分配プラテン１６内に完全に形成され得るか、又は、
下側プラテン１６の遠隔に取付けられている、別々で特定の目的のためのパイプ
を通って供給され得る。
って、蒸気注入ノズル２４に蒸気を与え、成形キャビティー１７から蒸気を排気
するために使用され得る。排気コンジット３０及び供給コンジット２６は、穴を
穿けることによって、下側分配プラテン１６内に完全に形成され得るか、又は、
下側プラテン１６の遠隔に取付けられている、別々で特定の目的のためのパイプ
を通って供給され得る。
【００２４】 蒸気注入ノズル２４、表面蒸気分配チャンネル２７、蒸気供給コンジット２６
及び主要な蒸気パイプ２８を有する、上記に記載される蒸気−注入装置、並びに
、蒸気排気孔３２、表面蒸気排気チャンネル３１、蒸気排気コンジット３０及び
蒸気排気パイプ３４を有する蒸気排気装置は、繊維質マットの内側に存在する、
間隙空間又は「チャンネル」を通るのを除くと、互いに伝達しない。本発明によ
る、分配プラテンにより、上記に記載される通り、蒸気注入装置によって蒸気が
注入され、完成紙料又はマットの「チャンネル」を通って流れ、次いで蒸気排気
装置から出ることが可能になる。この蒸気の「フロースルー」作用により、マッ
トの空気が取り除かれる。一旦これが成し遂げられると、注入装置及び排気装置
の両方が、マットから高圧蒸気を抜き出し、硬化プロセスの速度を速めるために
使用され得る。蒸気を与えるサイクルの終盤に、バインダーが硬化すると、注入
装置及び排気装置の両方が、成形キャビティー及びマット内の圧力を抜く、即ち
成形キャビティー及びマットを脱圧するのに使用され得る。
及び主要な蒸気パイプ２８を有する、上記に記載される蒸気−注入装置、並びに
、蒸気排気孔３２、表面蒸気排気チャンネル３１、蒸気排気コンジット３０及び
蒸気排気パイプ３４を有する蒸気排気装置は、繊維質マットの内側に存在する、
間隙空間又は「チャンネル」を通るのを除くと、互いに伝達しない。本発明によ
る、分配プラテンにより、上記に記載される通り、蒸気注入装置によって蒸気が
注入され、完成紙料又はマットの「チャンネル」を通って流れ、次いで蒸気排気
装置から出ることが可能になる。この蒸気の「フロースルー」作用により、マッ
トの空気が取り除かれる。一旦これが成し遂げられると、注入装置及び排気装置
の両方が、マットから高圧蒸気を抜き出し、硬化プロセスの速度を速めるために
使用され得る。蒸気を与えるサイクルの終盤に、バインダーが硬化すると、注入
装置及び排気装置の両方が、成形キャビティー及びマット内の圧力を抜く、即ち
成形キャビティー及びマットを脱圧するのに使用され得る。
【００２５】 本発明の好ましい実施形態が、説明の目的で開示されているが、当業者は、特
許請求の範囲によって定義される本発明の概念及び精神から逸脱しない限り、多
くの付加、修飾、及び、置換が可能であることを理解するであろう。
許請求の範囲によって定義される本発明の概念及び精神から逸脱しない限り、多
くの付加、修飾、及び、置換が可能であることを理解するであろう。
【図１】 上側エンボス加工プラテン、下側分配プラテン、内部分配コンジ
ット、及び、流体流れの矢印を有する、本発明による繊維板圧縮機を示す図であ
って、図２の１−１線に本質的に沿って取られた断面図である。
ット、及び、流体流れの矢印を有する、本発明による繊維板圧縮機を示す図であ
って、図２の１−１線に本質的に沿って取られた断面図である。
【図２】 下側分配プラテンの表面蒸気チャンネル間に位置させられた、完
成紙料に渡る蒸気の流れを示す図であって、本発明による、分配プラテンの部分
平面図である。
成紙料に渡る蒸気の流れを示す図であって、本発明による、分配プラテンの部分
平面図である。
【図３】 注入ノズル、排気孔、供給及び排気プラテンの表面チャンネルを
示す、本発明の第２の実施形態による、分配プラテンの部分平面図である。
示す、本発明の第２の実施形態による、分配プラテンの部分平面図である。
【図４】 注入ノズル、排気孔、供給及び排気コンジットの詳細を示す図で
あって、図３の４−４線に本質的に沿って取られた断面図である。
あって、図３の４−４線に本質的に沿って取られた断面図である。
１０ 繊維板圧縮機 １２ 上側エンボス加工プラテン １４ エンボス加工表面 １５ 圧縮表面 １６ 下側分配プラテン １７ 成形キャビティー １８ 縦軸 １９ 障壁 ２０ 圧縮軸 ２２ 完成紙料 ２４ 注入ノズル ２６ 蒸気供給コンジット ２７ 表面蒸気分配チャンネル ２８ 蒸気供給パイプ ２９ 凹所 ３０ 排気コンジット ３１ 表面蒸気排気チャンネル ３２ 蒸気排気孔 ３４ 蒸気排気パイプ
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１２年６月１６日（２０００．６．１６）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１５
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１５】 全ての完成紙料２２を、できるだけ早く、均一にかつ完全に硬化させるのを確
実にするために、下側分配プラテン１６は、完成紙料２２に渡って蒸気を与える
ための１又はそれ以上の供給コンジット２６、及び、連続して自由な流れ方法で
、蒸気及びいかなるトラップされた空気及び／又は凝縮水を完成紙料２２から同
時に排気又は除去するための１又はそれ以上の排気コンジット３０を備えている
。下側分配プラテン１６は、多数の注入ノズル２４を有する圧縮表面１５を有し
、そのそれぞれは、図４に示される通り、キャビティー１７に導く開口２７に備
え付けられ、複数の蒸気供給コンジット２６の１つに沿って一直線に並べられて
いるのが好ましい。図１及び図４に示される本発明の実施の形態によると、縦軸
１８に実質的に平行な線に沿って配向させられている、蒸気供給コンジット２６
が示されている。蒸気供給コンジット２６は、主要な蒸気供給パイプ２８に取付
けられ、流体の伝達をしている。
実にするために、下側分配プラテン１６は、完成紙料２２に渡って蒸気を与える
ための１又はそれ以上の供給コンジット２６、及び、連続して自由な流れ方法で
、蒸気及びいかなるトラップされた空気及び／又は凝縮水を完成紙料２２から同
時に排気又は除去するための１又はそれ以上の排気コンジット３０を備えている
。下側分配プラテン１６は、多数の注入ノズル２４を有する圧縮表面１５を有し
、そのそれぞれは、図４に示される通り、キャビティー１７に導く開口２７に備
え付けられ、複数の蒸気供給コンジット２６の１つに沿って一直線に並べられて
いるのが好ましい。図１及び図４に示される本発明の実施の形態によると、縦軸
１８に実質的に平行な線に沿って配向させられている、蒸気供給コンジット２６
が示されている。蒸気供給コンジット２６は、主要な蒸気供給パイプ２８に取付
けられ、流体の伝達をしている。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１７
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１７】 上記に記載される、コンジット、パイプ、ノズル及び孔の配置により、遠隔供
給から、主要な供給パイプ２８、蒸気供給コンジット２６及び最終的にはそれぞ
れの注入ノズル２４及び開口２７を通って、蒸気を特定の目的に供給することが
可能であり、その結果蒸気は、成形キャビティー１７内に位置させられている完
成紙料２２内に注入されることとなる。蒸気が完成紙料２２に渡って注入される
に連れて、排気孔３２、排気コンジット３０、及び最終的には主要な排気パイプ
３４を通って、完成紙料２２から、それはまた引き抜かれ得る。
給から、主要な供給パイプ２８、蒸気供給コンジット２６及び最終的にはそれぞ
れの注入ノズル２４及び開口２７を通って、蒸気を特定の目的に供給することが
可能であり、その結果蒸気は、成形キャビティー１７内に位置させられている完
成紙料２２内に注入されることとなる。蒸気が完成紙料２２に渡って注入される
に連れて、排気孔３２、排気コンジット３０、及び最終的には主要な排気パイプ
３４を通って、完成紙料２２から、それはまた引き抜かれ得る。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２０
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２０】 図１及び図２に示される分配プラテン１６の実施形態は、排気孔３２に対して
互い違いに配列される注入ノズル２４を有する。代わりの実施形態（図示せず）
では、排気孔は、注入ノズルと座標的に一直線に位置させられ得る。それぞれの
注入ノズル２４及び排気孔３２の正確な位置及び大きさは、完成紙料２２の特定
の特徴、バインダー、及び製造される物品の寸法又は所望の特性に従って、変え
られ得る。例えば、完成紙料２２の厚めの領域に位置させられている注入ノズル
２４は、これらのノズル２４から注入される蒸気が、厚めの完成紙料２２により
深く注入されるような大きさであるのが好ましい。 １つの実例となる実施形態において、複数の蒸気注入ノズル２４は、圧縮（又
は接触）表面１５上に備えられており、互いに等間隔離れており、圧縮表面に渡
って配置させられている。また、排気孔３２は、それぞれの蒸気注入ノズルが対
応する排気孔に位置させられながら、圧縮表面１５上に均一に配置させられ得る
。
互い違いに配列される注入ノズル２４を有する。代わりの実施形態（図示せず）
では、排気孔は、注入ノズルと座標的に一直線に位置させられ得る。それぞれの
注入ノズル２４及び排気孔３２の正確な位置及び大きさは、完成紙料２２の特定
の特徴、バインダー、及び製造される物品の寸法又は所望の特性に従って、変え
られ得る。例えば、完成紙料２２の厚めの領域に位置させられている注入ノズル
２４は、これらのノズル２４から注入される蒸気が、厚めの完成紙料２２により
深く注入されるような大きさであるのが好ましい。 １つの実例となる実施形態において、複数の蒸気注入ノズル２４は、圧縮（又
は接触）表面１５上に備えられており、互いに等間隔離れており、圧縮表面に渡
って配置させられている。また、排気孔３２は、それぞれの蒸気注入ノズルが対
応する排気孔に位置させられながら、圧縮表面１５上に均一に配置させられ得る
。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，Ｅ Ａ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ， ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，Ｇ Ｅ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ， ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，Ｍ Ｘ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ， ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ (72)発明者 ケリー・モーア アメリカ合衆国・イリノイ・60554・シュ ガー・グローヴ・メドーズ・ロード・241 (72)発明者 アレックス・ヴァーガラ アメリカ合衆国・イリノイ・60174・セン ト・チャールズ・マンレー・ロード・802 (72)発明者 ミシェル・メレル アメリカ合衆国・イリノイ・60540・ネイ パーヴィル・ワトキンス・レーン・1527・ アパートメント・206 Ｆターム(参考） 2B260 AA20 BA19 CB01 EA05 EB02 EB15 EC08 EC13
Claims (23)
- 【請求項１】 完成紙料から繊維板製品を製造するための圧縮機で使用され
る分配プラテンであって、 前記完成紙料を受け止めるとともに、前記完成紙料を圧縮するための接触表面
と、 前記完成紙料に蒸気が注入され得る、前記接触表面に位置させられ、蒸気源に
接続される様に適合させられている、少なくとも１つの蒸気入口開口と、 前記接触表面に位置させられ、前記完成紙料から注入された蒸気を取り除くた
めに、負圧源に接続されるように適合されており、前記蒸気注入ノズルと前記蒸
気排気孔は、前記圧縮機を操作中同時に操作可能である、少なくとも１つの蒸気
排気孔と、を備えることを特徴とする分配プラテン。 - 【請求項２】 前記接触表面が、第１の座標軸及び第２の座標軸を画定し、
かつ、前記少なくとも１つの蒸気入口と前記蒸気源との間の流体伝達のための、
前記分配プラテンの中に位置させられている手段を更に備えていることを特徴と
する請求項１に記載の分配プラテン。 - 【請求項３】 前記接触表面が、第１の座標軸及び第２の座標軸を画定し、
かつ、前記少なくとも１つの排気孔と前記負圧源との間の流体伝達のための、前
記分配プラテンの中に位置させられている手段を更に備えていることを特徴とす
る請求項１に記載の分配プラテン。 - 【請求項４】 前記接触表面が、互いに均一に間隔を置いており、かつ前記
接触表面に渡って配置される、多数の蒸気入口を有することを特徴とする請求項
２に記載の分配プラテン。 - 【請求項５】 前記接触表面が、互いに均一に間隔を置いており、かつ前記
接触表面に渡って配置される、多数の排気孔を有することを特徴とする請求項２
に記載の分配プラテン。 - 【請求項６】 前記接触表面が、互いに均一に間隔を置いており、かつ前記
接触表面に渡って配置される、多数の排気孔及び多数の蒸気入口を有し、それぞ
れの蒸気入口孔が少なくとも１つの排気孔に近接して置かれることを特徴とする
請求項２に記載の分配プラテン。 - 【請求項７】 ２つの近接する蒸気入口の間の距離が、前記多数の蒸気入口
のいずれかと前記多数の排気孔の少なくとも１つとの間の距離とほぼ等しく、前
記多数の蒸気入口のいずれかから前記完成紙料に注入される蒸気が、近接する少
なくとも１つの排気孔によって局部的に排気されることを特徴とする請求項６に
記載の分配プラテン。 - 【請求項８】 前記接触表面が、複数の蒸気入口の列のそれぞれに沿って均
一に間隔を置いている、多数の蒸気入口を有し、前記蒸気入口の列が互いに対し
てかつ前記第１の座標軸に対して一般的には平行であり、前記蒸気入口の列が前
記接触表面に渡って配列されていることを特徴とする請求項２に記載の分配プラ
テン。 - 【請求項９】 前記接触表面が、複数の排気孔の列の互いが均一に配列され
ている、多数の排気孔を有し、前記排気孔の列が互いに対してかつそれぞれの前
記蒸気入口の列に対して一般的には平行であり、前記排気孔が前記接触表面に渡
って配列されており、それぞれの前記排気孔の列が、２つの近接する蒸気入口の
列の間に置かれていることを特徴とする請求項８に記載の分配プラテン。 - 【請求項１０】 完成紙料から繊維板製品を製造するための圧縮機で使用さ
れる分配プラテンであって、 前記完成紙料を受け止めるとともに、前記完成紙料を圧縮するための接触表面
と、 前記完成紙料に蒸気が注入され得る、前記接触表面に位置させられ、蒸気源に
接続される様に適合させられている、少なくとも１つの蒸気入口開口と、 前記接触表面に位置させられ、前記完成紙料から注入された蒸気を取り除くた
めに、大気に接続されるように適合されており、前記蒸気注入ノズルと前記蒸気
排気孔は、前記圧縮機を操作中同時に操作可能である、少なくとも１つの蒸気排
気孔を備えることを特徴とする分配プラテン。 - 【請求項１１】 前記接触表面が、第１の座標軸及び第２の座標軸を画定し
、かつ、前記少なくとも１つの蒸気入口と前記蒸気源との間の流体伝達のための
、手段を更に備えることを特徴とする請求項１０に記載の分配プラテン。 - 【請求項１２】 前記接触表面が、縦軸及び横軸を画定し、かつ、前記少な
くとも１つの排気孔と前記負圧源との間の流体伝達のための手段を更に備えるこ
とを特徴とする請求項１０に記載の分配プラテン。 - 【請求項１３】 前記接触表面が、互いに均一に間隔を置いており、かつ前
記接触表面に渡って配置され、多数の蒸気入口を有することを特徴とする請求項
１１に記載の分配プラテン。 - 【請求項１４】 前記接触表面が、互いに均一に間隔を置いており、かつ前
記接触表面に渡って配置され、多数の排気孔を有することを特徴とする請求項１
１に記載の分配プラテン。 - 【請求項１５】 前記接触表面が、互いに均一に間隔を置いており、かつ前
記接触表面に渡って配置され、多数の排気孔及び多数の蒸気入口を有し、それぞ
れの蒸気入口孔が少なくとも１つの排気孔に近接して置かれることを特徴とする
請求項１１に記載の分配プラテン。 - 【請求項１６】 ２つの近接する蒸気入口の間の距離が、前記多数の蒸気入
口のいずれかと前記多数の排気孔の少なくとも１つとの間の距離とほぼ等しく、
前記多数の蒸気入口のいずれかから放出される蒸気が、近接する少なくとも１つ
の排気孔によって局部的に排気されることを特徴とする請求項１５に記載の分配
プラテン。 - 【請求項１７】 前記接触表面が、複数の蒸気入口の列のそれぞれに沿って
均一に間隔を置いている、多数の蒸気入口を有し、前記蒸気入口の列が一般的に
は互いに平行であり、前記接触表面に渡って均一に間隔が置かれていることを特
徴とする請求項１１に記載の分配プラテン。 - 【請求項１８】 前記接触表面が、複数の排気孔の列のそれぞれに沿って均
一に配列されている、多数の排気孔を有し、前記排気孔の列が互いに対してかつ
それぞれの前記蒸気入口の列に対して一般的には平行であり、前記接触表面に渡
って均一に間隔が置かれており、それぞれの前記排気孔の列が、２つの近接する
蒸気入口の列の間に置かれていることを特徴とする請求項１７に記載の分配プラ
テン。 - 【請求項１９】 前記第１及び第２の座標軸が、互いに直交して配列されて
おり、前記流体伝達手段が、少なくとも１つの完全に形成された蒸気通路を有し
、前記蒸気通路が前記少なくとも１つの蒸気入口及び前記蒸気源のそれぞれと接
続しており、蒸気が、前記完成紙料中に分配されるように、前記蒸気源から前記
蒸気通路を通って、前記少なくとも１つの蒸気入口まで、選択的に進み得ること
を特徴とする請求項１１に記載の分配プラテン。 - 【請求項２０】 前記第１及び第２の座標軸が、互いに直交して配列されて
おり、前記流体伝達手段が、少なくとも１つの完全に形成された排気通路を有し
、前記排気通路が前記少なくとも１つの排気孔及び大気のそれぞれと接続してお
り、前記完成紙料中に位置させられた水蒸気が、前記排気孔から前記少なくとも
１つの排気通路を通って、前記大気まで選択的に進み得ることを特徴とする請求
項１１に記載の分配プラテン。 - 【請求項２１】 前記第１及び第２の座標軸が、互いに直交して配列されて
おり、前記流体伝達手段が、少なくとも１つの完全に形成された蒸気通路を有し
、前記蒸気通路が前記少なくとも１つの蒸気入口及び前記蒸気源のそれぞれと接
続しており、蒸気が、前記完成紙料中に分配されるように、前記蒸気源から前記
蒸気通路を通って、前記少なくとも１つの蒸気入口まで、選択的に進み得ること
を特徴とする請求項２に記載の分配プラテン。 - 【請求項２２】 前記第１及び第２の座標軸が、互いに直交して配列されて
おり、前記流体伝達手段が、少なくとも１つの完全に形成された排気通路を有し
、前記排気通路が前記少なくとも１つの排気孔及び前記負圧源のそれぞれと接続
しており、前記完成紙料中に位置させられた水蒸気が、前記少なくとも１つの排
気通路を通って、前記負圧源まで、前記排気孔から抜き出され得ることを特徴と
する請求項２に記載の分配プラテン。 - 【請求項２３】 前記第１及び第２の座標軸が、互いに直交して配列されて
おり、前記それぞれの蒸気入口が、それぞれの前記蒸気入口の列内の前記第１の
軸に沿って位置させられ、前記第２の座標軸が、近接する蒸気入口の列の近接す
る排気孔と交差しており、前記第２の座標軸も、それぞれの前記排気孔の列上に
位置させられている近接する排気孔間のほぼ中道に位置させられた地点で、互い
の排気の列と交差し、第１の蒸気入口の列の前記蒸気入口が、前記第２の座標軸
に沿って測定される通り、近接する排気の列の前記排気孔に対して、外してかつ
交互におかれることを特徴とする請求項９に記載の分配プラテン。
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|---|---|---|---|
| US09/103,101 | 1998-06-23 | ||
| US09/103,101 US6318989B1 (en) | 1998-06-23 | 1998-06-23 | Steam injection press platen for pressing fibrous materials |
| PCT/US1999/014517 WO1999067076A1 (en) | 1998-06-23 | 1999-06-23 | Steam injection press platen for pressing fibrous materials |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002518225A true JP2002518225A (ja) | 2002-06-25 |
Family
ID=22293411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000555744A Withdrawn JP2002518225A (ja) | 1998-06-23 | 1999-06-23 | 繊維質物質を圧縮するための蒸気注入圧縮プラテン |
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| Country | Link |
|---|---|
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| EP (1) | EP1121235A1 (ja) |
| JP (1) | JP2002518225A (ja) |
| KR (1) | KR20010071451A (ja) |
| CN (1) | CN1113737C (ja) |
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| ITMO20050290A1 (it) * | 2005-11-04 | 2007-05-05 | Imal Srl | Macchina per la formatura di manufatti in materiale incoerente, particolarmente per la realizzazione di traversine per palette di caricamento |
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